JP5894690B1 - ブラジャー - Google Patents

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Abstract

【課題】長さ調整機構を有さない1本の連続部材で構成されたストラップを有するブラジャーにおいて、カップ脇から脇下、背中にかけて身体をスリムに補正してきれいに見せるとともに、身体の動きに追従してずれにくいブラジャーを提供する。【解決手段】カップ、ストラップ、土台、脇布を少なくとも有するブラジャーであって、前記ストラップは、1本の連続部材で輪を形成するように構成されており、略三角形の脇布の下縁が前記ストラップの脇側に、後縁が前記ストラップの背中側に縫着されているブラジャー。【選択図】図1

Description

本発明は、ブラジャーに関する。
従来、一般的に用いられているブラジャーは、カップ部、ストラップ部、バンド部から構成され、背中側で連結する。従来のブラジャーは、カップ下縁部にワイヤーが挿入され略乳房の基底ライン(バージスラインとも言われている乳房下側の人体への付け根のライン)の形状に沿った略半円弧状の形状を保つように形成されている。特許文献1に記載のブラジャーは、従来の一般的なカップ下縁部にワイヤーが挿入されたブラジャーにおいて、カップの略最下点から脇側にかけての部分のワイヤーが略最下点から脇側上部に向かって次第に乳房の基底ラインより内側に入り込んだ形とすることによって、乳房の形を美しく整えるようにしたブラジャーである。
特許文献2に開示されたブラジャーは、ブラジャーの左右のバストカップが、上下方向に伸縮可能な所定の剛性を備えたサイドボーンによって保持されているサイドパネルによって引っ張られると共に、サイドパネルの上縁部分から延びているショルダーストラップによって引上げられるので、バストが前中心側に引き寄せられると共にリフトアップされ、美しい形状に保持される。特許文献2に記載のブラジャーは、サイドボーンが上下に伸縮可能であるので肩関節の動きに追従してサイドパネルが伸縮し、窮屈感がなく、ショルダーストラップに過剰な張力が掛からないので、肩にショルダーストラップが食い込み、着用感が悪化するという弊害が改善されるブラジャーである。
特許文献3には、背面部の素材を伸縮せず、通気性・吸汗性のよい綿素材等を中心に用い、前面部・カップ部分には綿及び、ナイロン・ポリウレタン等の伸縮性に富む素材を用い、サイドボーンを設け背面部を一部補強することで、より前面に寄せる効果を高め、背面部には伸縮性がなく、背中・脇から寄せられた贅肉は、カップ部分に伸縮余裕があるためにカップ部分に集めるプロポーション矯正ブラジャーが開示されている。このようなブラジャーはバスト側に肉を集める矯正に重点があるため、着用によって窮屈となり、着用感が犠牲となっている。
特許文献4には、バスト最下端周縁より脇側に略L形状に延在するカップ支え材を備え、該カップ支え材の脇側上端はカップ部の脇側を完全に囲んで上端縁まで達し、カップ部の上縁に連続してストラップ連結位置近傍まで延在すると共に、該カップ支え材の脇側上端外縁は脇線ラインまで延在し、かつ、上記カップ支え材は樹脂糸の成形材よりなり、バージスラインより内側部分をバストの隆起に沿って起き上がる立体形状としたノンワイヤーでありながらバージスラインの固定と造形性とを高める目的とするブラジャーが提案されている。この文献は、ノンワイヤーブラジャーであるが、脇と下側の乳房の支え材としてL形状の合成樹脂材を用いており、窮屈さの改良が不十分である。
特許文献1〜4のそれぞれに開示されるように、乳房の脇側の贅肉などをカップ側に押さえるサイドパネルを設けてバストラインを補正するブラジャーが各種提案されている。
特許文献5には、このようなサイドパネルを備えたブラジャーであって、バック布とクロスする上部脇布を部分的に重なるようにクロスさせたブラジャーが開示されている。このブラジャーは、他の従来例の補正作用に加えて、上部脇布で背中の贅肉の膨出を抑えるものである。
特許文献6には、補正機能のみならず着用感、運動追随性を向上させるブラジャーが開示されている。特許文献6に記載されたブラジャーは、連続したストラップを用いた物であって、ストラップの肩落ちがなく安定した着用ができるブラジャーである。
特許文献7には、略三角形のバック布142と、略四角形の脇布150の2枚の布でバック部を形成し、略四角形の脇布150により背中の贅肉がはみ出すことを防止したブラジャーが提案されている。図6に、特許文献7に記載のブラジャーの各部材の構造を示す。特許文献7に記載のブラジャーにおいて、バック布142と脇布150とは共通する前縁と下縁が縫着されており、他の部分は縫着されておらず自由である。ストラップは連結部のみで接合されて輪を形成しており、ストラップの脇側は略三角形のバック布142の上縁と(図6中のA)、背中側は略四角形の脇布150の後縁と(図6中のB)縫着されている。ブラジャー着用時にストラップの脇部分は略水平方向に、背中部分は略鉛直方向に位置するため、着用者の動作によりブラジャーの脇部分は主に水平方向に、背中部分は主に鉛直方向に引っ張られる。ストラップの脇部分が左右に動くとバック布142のみが、ストラップの背中部分が上下に動くと脇布150のみが引っ張られるため、バック布142と脇布150とがずれやすい。また、バック布142がずれたり、シワが生じたりすると、バック布142は脇布150に覆われているため、ずれやシワがとれにくい。さらに、バック布142と脇布150という2枚の布を重ねて用いているため、縫製が複雑でコストがかかり、厚く、通気性が低い。
特許第2921566号公報 特開2006−225819号公報 特開2001−115304号公報 特開2003−41405号公報 特開2005−154972号公報 特許第3816876号公報 特許第4651651号公報
長さ調整機構を有さない1本の連続部材で構成されたストラップを有するブラジャーにおいて、カップ脇から脇下、背中にかけて身体をスリムに補正してきれいに見せるとともに、身体の動きに追従してずれにくいブラジャーを提供する。
具体的な解決手段は次のとおりである。
1.カップ、ストラップ、土台、脇布を少なくとも有するブラジャーであって、
前記ストラップは、1本の連続部材で輪を形成するように構成されており、
略三角形の脇布の下縁が前記ストラップの脇側に、後縁が前記ストラップの背中側に縫着されていることを特徴とするブラジャー。
2.ストラップが長さ調節機構を有さないブラジャーであって、
左右それぞれの前記ストラップが背中側の連結部を基点及び終点とする連続部材で構成され、
略三角形の脇布の下縁が前記ストラップの脇側に、後縁が前記ストラップの背中側に縫着されていることを特徴とするブラジャー。
3.ストラップが長さ調節機構を有さないブラジャーであって、
左右それぞれの前記ストラップが背中側の連結部を基点とし、肩、脇下を通り、ストラップの背中側で前記連結部の上方を終点とする連続部材で構成され、
略三角形の脇布の下縁が、前記ストラップの脇側に、後縁が前記ストラップの背中側に縫着されていることを特徴とするブラジャー。
4.前記脇布が、ストラップと縫着されていない辺と平行な方向に最も伸びやすいことを特徴とする1.〜3.のいずれかに記載のブラジャー。
本発明のブラジャーは、ストラップが1本の連続部材で輪を形成するように構成されており、略三角形の脇布の下縁がストラップの脇側に、後縁がストラップの背中側に縫着されている。
ストラップが形成する輪に、略三角形の脇布が縫着されているため、ブラジャー着用時にストラップに挟まれた部分の肉が膨らむことを防止することができる。本発明のブラジャーは、土台、ストラップ、脇布が協働して面で身体を押さえるため、カップ脇から脇下、背中にかけて身体をスリムに補正し、身体のラインを美しく、スマートに見せることができる。脇からバックにかけて、布が重ならない一重の布で構成されているので、従来例に比べて通気性が向上し、着用性も向上する。
ストラップの脇側と背中側とが伸縮性を有する同一の脇布に縫着されているため、身体の動きに伴いストラップに上下左右方向に力が加わっても、脇布は安定して身体にフィットする。着用時に身体の動きに伴い上下左右どの方向に力が加わっても、脇布が伸縮して力を緩衝するため、ストラップからの張力に自在に追従することができ、脇布のズレやシワが生じにくい。脇布は全方向に伸縮性を有するが、脇布が縫着されていない辺と平行な方向である斜め方向に最も伸びやすいことが好ましい。
ストラップは伸縮素材から形成されているため、ストラップの伸縮性により、適用者の体の大きさに合わせて着用することができる。ストラップの全長を周長とする輪全体にブラジャーを吊る力が均一にかかるので、肩のみでブラジャーを吊り下げる従来のブラジャーと比較すると肩が凝りにくく、疲れにくい。本発明のブラジャーはストラップの長さ調節機構は不要である。
本発明のブラジャーを着用すると、ストラップの収縮力により、脇から背中にかけては水平方向に、肩付近は後方に引っ張られる。そのため、猫背や肩が縮こまるのを防ぐことができ、胸を張ったような美しい姿勢を維持することができる。本発明のブラジャーは、美しい姿勢を維持することによる肩こり・腰痛軽減効果を有する。本発明のブラジャーを着用する際に肩に加わる力は略鉛直方向であるため、肩に不自然な力が加わらず、肩が凝りにくい。また、本発明のブラジャーは肩前方のストラップに上下方向の収縮力が働いているため、着用するだけで自然にバストアップ効果を奏する。
ストラップの基点と終点を連結部に接合すると、脇布の三角形状はストラップ接合部の角が小さくなり、ストラップに縫着される辺長が長くなる。これにより、背中側のストラップの保持力が脇側のストラップに伝わりやすく、胸部の保形性が向上する。
ストラップの終点をストラップの背中側で連結部の上方に接合すると、脇布の三角形状におけるストラップ接合部の角が大きくなるため、ストラップのループ形状の保形力が高まり、ストラップのフィット感が高くなる。また、土台のバック部の面積が広いため、身体の脇から背中にかけての支持面を広くすることができる。連結部ではストラップの一端のみがホックなどと接合されるため、連結部を薄くすることができる。連結部が薄いため、着用時の連結部のゴロツキが抑えられて違和感が少ない。さらに、ストラップがより高い位置で引っ張られるため、姿勢維持効果、バストアップ効果、肩こり・腰痛軽減効果に優れている。
本発明の第一の実施態様のブラジャーの表面を示す図。 本発明の第一の実施態様のブラジャーの各部材の構造を示す図。 本発明の第一の実施態様のブラジャーの着用時の形態を示す図。 本発明の第二の実施態様のブラジャーの表面を示す図。 本発明の第二の実施態様のブラジャーの各部材の構造を示す図。 従来のブラジャーの各部材の構造を示す図。
本発明のブラジャーは、カップ、ストラップ、土台、脇布を少なくとも有する。ストラップは1本の連続部材で輪を形成するように構成されている。ストラップが形成する輪の接合部分には、略三角形の脇布が縫着されている。略三角形の脇布の下縁はストラップの脇側に、脇布の後縁はストラップの背中側にそれぞれ縫着され、残りの一片は他の部材と縫着されていない。
「第一の実施態様」
本発明の第一の実施態様のブラジャーの表面を図1に、各部材の構造を図2に示す。
第一の実施態様のブラジャー1は、カップ2、ストラップ3、土台4、脇布5、連結部6を有する。
カップ2はカップ上片21とカップ下片22が接続されることで立体的に構成されている。カップの下縁にはワイヤループ7が設けられている。ワイヤループ7内にはワイヤーが封入されており、ワイヤループ7の両端はワイヤーの飛び出しを防止するために縫着されている。左右のカップ2は、フロント上端からカップ脇下にかけて土台4に接続され、カップ脇下からカップ脇辺にかけてストラップ3に接続されている。
土台4は、フロント部41と左右それぞれのバック部42とからなり、一枚の布から構成されている。フロント部41はブラジャー前面でカップ2の前中心から下縁にかけて、バック部42はカップ2の外縁とストラップ3とに接続されている。また、土台4の下辺には、図示せぬ幅広の伸縮部材が縫着されている。この伸縮部材により、ブラジャー着用時に連結部6で連結した土台4で形成される輪が身体に密着するため、本発明のブラジャーは身体が動いてもズレにくい。土台4は、ストラップ3及び図示せぬ伸縮部材の着用時の伸長に追従することのできる伸縮性を有する。ここで、土台4のフロント部41のカップ2と接続されていない中央部が伸縮すると、カップ2間の間隔が広くなり見栄えが悪くなる、身体の動作によりカップが動きすぎてズレやすくなる、という問題が生じる。そのため、土台4の中央部裏面には伸縮性を低減させるためのあて布を縫い合わせることが好ましい。
土台4を一枚の布で構成すると、別々の部材からなるフロント部とバック部とを接続する縫製が不要となる。縫製による凹凸や硬い箇所が存在しないため、着用時の肌当たりを改善することができる。着用時には、土台4と、土台4の下部に縫着されている伸縮部材とが伸長して収縮力を生じ、この収縮力が土台全面に分散されるため、ブラジャーの食い込みを防止でき、ラクな着用感を創出することができる。
ストラップ3は左右対称であり、連結部6から肩、脇下を通り、連結部6に至る水滴形に形成されている。ストラップ3は、幅広の伸縮素材からなる一本の連続体で形成されており、基点及び終点は背中側の連結部6で接合されている。ストラップ3は、土台4のバック部42の上縁と脇布5の下縁、カップ2の脇辺、脇布5の後縁に縫着されている。ストラップ3は高い伸縮性を有する素材からなり、個人差に十分対応できる長さで設けられているため、アジャスターなどの長さ調整機構は設けられていない。ストラップ3は伸縮素材からなるため、長さ調節機構が設けられていなくても、適用者の体の大きさに合わせた良好な着用が可能である。ストラップ3は幅広の部材であり、長さ調整機構を有さない。そのため、肩へ食い込むことがなく、着用時のストレス、ゴロツキ感が少なく、肩が凝りにくい。
第一の実施態様のブラジャーの着用時の形態を図3に示す。
伸縮素材からなるストラップ3は輪を形成しており、その収縮力により輪全体にブラジャーを吊る力が均一に分散する。そのため、本発明のブラジャーは締めつけ感が少なくラクな着用が可能で、肩が凝りにくい。また、ストラップ3が形成する輪の接合部には略三角形の脇布5が、脇布5の下縁がストラップ3の脇側に、脇布5の後縁がストラップ3の背中側にそれぞれ縫着されている。脇布5は、ブラジャー着用時にストラップ3に挟まれた部分の肉を押さえつけて膨らみを防止する。本発明のブラジャーは、土台4、ストラップ3、脇布5が協働して面で身体を押さえつけるため、カップ脇から脇下、背中にかけて身体をスリムに補正し、身体のラインを美しく、スマートに見せることができる。本発明のブラジャーの側面と背面とは、土台4と脇布5とが重なり合っておらず薄いため、ブラウスなどの薄着をしても、凹凸の少ないすっきりしたラインを表現することができる。また、通気性が高く、ゴロツキ感も少ないため着用時の肌当たりに優れている。
脇布5は略三角形状であり、下縁と後縁はストラップ3に縫着され、残りの一辺は他の部材と縫着されていない。脇布5は高伸縮性であり、ストラップ3を形成する伸縮素材と同程度、またはストラップ3よりも伸びやすい素材を用いることが好ましい。ブラジャー着用時には、略三角形の脇布5は縫着されていない辺の方向に伸長するため、脇布5は縫着されていない辺と平行な方向に最も伸びやすいことが好ましい。また、脇布5は全方向に伸縮性を有するが、脇布5が縫着されていない辺と平行な方向である斜め方向に最も伸びやすいことにより、着用時に身体の動きに伴いストラップ3に上下左右どの方向に力が加わっても、脇布5がストラップ3からの張力に自在に追従することができ、脇布5のずれやシワの発生を抑えることができる。
本発明のブラジャー着用時には、ストラップ3の脇側では略水平方向の収縮力が生じる。ストラップ3の動きは、脇布5に縫着されて制限されているため、ストラップ3の背中側肩付近で脇布5と縫着されていない部分には略鉛直方向、背中側で脇布5と縫着されている部分には斜め下方向に収縮力が生じる。本発明のブラジャーを着用すると、この収縮力により、脇から背中にかけては水平方向、肩付近は鉛直方向に引っ張られるため、猫背や肩が縮こまるのを防ぐことができ、胸を張ったような美しい姿勢を維持することができる。本発明のブラジャーは、美しい姿勢を維持することによる肩こり・腰痛軽減効果を有する。上記したように、本発明のブラジャーを着用すると、肩には略鉛直方向の力が加わる。肩に加わる力が略鉛直方向であるため、肩や首に不自然な力が加わらず、肩が凝りにくい。また、本発明のブラジャーは肩前方のストラップ3に上下方向の収縮力が働いているため、着用するだけで自然にバストアップ効果を奏する。
連結部6は、背中側に設けられ、左右にフックアイa、フックアイb(図示せず)を有する。フックアイaはリング状に複数段に設けられ、フックアイbは鉤状に設けられており、フックアイaとフックアイbとを留めることで、ブラジャーは着用される。フックアイaが複数段に設けられていることにより、胸囲長に合わせて着用する長さを調整することができる。
「第二の実施態様」
本発明のブラジャーの第二の実施態様の表面を図4に、各部材の構造を図5に示す。第二の実施態様において、前記第一の実施態様と同一部材には同一符号を付して説明する。
第二の実施態様のブラジャー1は、カップ2、ストラップ3、土台4、脇布5、連結部6を有する。第二の実施態様において、ストラップ3は、背中側の連結部6を基点とし、肩、脇下を通り、脇の後部を終点とする略P字形を形成している以外は、前記第一の実施態様のブラジャーと同様の構成を有する。
第一の実施態様ではストラップ3の両端が連結部6に接合されているのに対し、第二の実施態様ではストラップ3の一端のみが連結部6に接合されている。第一の実施態様のブラジャーと比較して連結部6の厚さを薄くすることができるため、着用時の連結部6のゴロツキが抑えられて違和感を抑えることができる。
第二の実施態様のブラジャーにおいて、ストラップ3の脇部分の終点は、ストラップ3の背中側で連結部6の上方に接合されている。第二の実施態様のブラジャーは、第一の実施態様のブラジャーと比較して、ストラップ3の脇部分がより高い位置でより水平方向に引っ張られ、かつ、ストラップ3の背中部分に接合されて上方向に引っ張られていることから位置がずれにくい。また、ストラップ3の背中部分は、ストラップ3の脇部分との接合箇所で外側に引っ張られることにより、第二の実施態様のブラジャーは、第一の実施態様のブラジャーと比較して、肩に加わる力がより鉛直な方向となる。第二の実施態様のブラジャーは、脇から背中にかけては高い位置で水平方向に、肩付近は真っ直ぐ後方に向けて引っ張られるため、第一の実施態様のブラジャーよりも姿勢維持効果、バストアップ効果、肩こり・腰痛軽減効果に優れている。
なお、本発明のブラジャーは、上記第一、および第二の実施態様に限定されるものではない。例えば、カップ2を単一のカップ片から形成してもよく、土台4を複数の部材から構成してもよく、カップ2下にワイヤーを有さないノンワイヤータイプでもよい。
1 ブラジャー
2 カップ
21 カップ上片
22 カップ下片
3 ストラップ
4 土台
41 フロント部
42 バック部
5 脇布
6 連結部
7 ワイヤループ
142 バック布
150 脇布

Claims (4)

  1. カップ、ストラップ、土台、脇布を少なくとも有するブラジャーであって、
    前記ストラップは、1本の連続部材で輪を形成するように構成されており、
    略三角形の脇布の下縁前記ストラップの脇側とが縫着状態であり、前記脇布の後縁前記ストラップの背中側とが縫着状態であることを特徴とするブラジャー。
  2. ストラップが長さ調節機構を有さないブラジャーであって、
    左右それぞれの前記ストラップが背中側の連結部を基点及び終点とする連続部材で構成され、
    略三角形の脇布の下縁前記ストラップの脇側とが縫着状態であり、前記脇布の後縁前記ストラップの背中側とが縫着状態であることを特徴とするブラジャー。
  3. ストラップが長さ調節機構を有さないブラジャーであって、
    左右それぞれの前記ストラップが背中側の連結部を基点とし、肩、脇下を通り、ストラップの背中側で前記連結部の上方を終点とする連続部材で構成され、
    略三角形の脇布の下縁前記ストラップの脇側とが縫着状態であり、前記脇布の後縁前記ストラップの背中側とが縫着状態であることを特徴とするブラジャー。
  4. 前記脇布が、ストラップと縫着状態でない辺と平行な方向に最も伸びやすいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のブラジャー。
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