JP6612008B1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

電子機器(1)は、回路基板(10)と、ヒートシンク(20)と、ヒートシンク(20)と回路基板(10)とを電気的に接続する第1の接続部(22)と、導電性フレームに接触することによってヒートシンク(20)と導電性フレームとを電気的に接続する第2の接続部(21)と、を有する。回路基板(10)は、第1の接続部(22)を介してヒートシンク(20)に電気的に接続されたフレームグラウンドパターンと、第1のコネクタ(11)と電子部品との間の配線と対になるリターン経路を構成するシグナルグラウンドパターンと、フレームグラウンドパターンおよびシグナルグラウンドパターンを電気的に接続する回路素子(12)とを備える。第1のコネクタ(11)と回路素子(12)と第1の接続部(22)と第2の接続部(21)とは、回路基板(10)の辺に沿って一列に配置される。

Description

本発明は、外部インタフェース用のコネクタを有する電子機器に関する。
電子機器では、回路基板に実装されている電子部品への電磁ノイズの伝搬を抑制するための対策がとられている。電子機器は、電子部品の実装の高密度化と電子機器の小型化とが進展するに従って、電子部品同士の間における電磁ノイズの伝搬を抑制することが困難となっている。また、外部インタフェース用のコネクタへ挿入されるケーブルを介して他の機器に接続される電子機器では、他の機器からケーブルとコネクタとを伝搬した電磁ノイズが電子機器の内部へ直接入り込むことによって、電子部品へ電磁ノイズが伝搬することもある。
特許文献1には、回路基板に実装された電子部品の放熱を促進させるためのヒートシンクを筐体等との接触により接地しておき、回路基板からヒートシンクへ電磁ノイズを伝搬させる電子機器が開示されている。特許文献1の電子機器は、回路基板から、回路基板に対向するヒートシンクへ電磁ノイズを伝搬させることによって、電子部品への電磁ノイズの伝搬を抑制する。
特開2014−239089号公報
上記特許文献1の電子機器では、回路基板に対向するヒートシンクを電磁ノイズが伝搬することによって、回路基板とヒートシンクとの間の静電結合または磁気結合による電磁ノイズが回路基板において誘起される場合がある。静電結合または磁気結合による電磁ノイズの誘起は、回路基板とヒートシンクとの距離を長くすることによって抑制し得る。しかし、回路基板とヒートシンクとの距離が長いほど、電子機器は大型となる。また、回路基板とヒートシンクとの距離が長いほど、電子部品とヒートシンクとの間の熱抵抗が増加することとなるため、電子機器は、ヒートシンクによる放熱性能が低下することになる。そのため、上記特許文献1に開示されるような従来技術によると、ヒートシンクによる放熱性能を確保するとともに回路基板における電磁ノイズの伝搬を抑制することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ヒートシンクによる放熱性能を確保するとともに回路基板における電磁ノイズの伝搬を抑制可能とする電子機器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電子機器は、電子部品と外部インタフェース用の第1のコネクタと、外部グラウンドに接続される外部基板へ接続可能な第2のコネクタとが実装される回路基板と、ヒートシンクと、ヒートシンクと回路基板とを電気的に接続する第1の接続部と、第2のコネクタが外部基板へ接続された状態において、外部基板が取り付けられており外部グラウンドに電気的に接続される導電性フレームに接触することによってヒートシンクと導電性フレームとを電気的に接続する第2の接続部と、を有する。回路基板は、第1の接続部を介してヒートシンクに電気的に接続されたフレームグラウンドパターンと、第1のコネクタと電子部品との間の配線と対になるリターン経路を構成するシグナルグラウンドパターンと、フレームグラウンドパターンおよびシグナルグラウンドパターンを電気的に接続する回路素子とを備える。第1のコネクタと回路素子と第1の接続部と第2の接続部とは、回路基板の辺に沿って一列に配置される。
本発明にかかる電子機器は、ヒートシンクによる放熱性能を確保するとともに回路基板における電磁ノイズの伝搬を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる電子機器の斜視図 図1に示す電子機器の上面図 図1に示す電子機器が有する回路基板の上面図 図3に示すIV−IV線における回路基板の断面図 図1に示す電子機器が接続されるベース基板と導電性フレームとを示す図 図1に示す電子機器と図5に示すベース基板および導電性フレームとの接続の様子を示す側面図 図1に示す電子機器の斜視図であって、電磁ノイズが伝搬する経路を示す図 図3に示す回路基板の上面図であって、電磁ノイズが伝搬する経路を示す図 本発明の実施の形態2にかかる電子機器の上面図 本発明の実施の形態3にかかる電子機器の斜視図 図10に示す電子機器が有する回路基板の上面図 本発明の実施の形態4にかかる電子機器の斜視図 図12に示す電子機器が有する回路基板の上面図 図12に示す電子機器と図5に示すベース基板および導電性フレームとの接続の様子を示す側面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電子機器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す図面では、図面を見易くするために、平面図においてハッチングを付す場合と断面図においてハッチングを付さない場合とがある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電子機器の斜視図である。図2は、図1に示す電子機器の上面図である。図3は、図1に示す電子機器が有する回路基板の上面図である。図4は、図3に示すIV−IV線における回路基板の断面図である。図5は、図1に示す電子機器が接続されるベース基板と導電性フレームとを示す図である。図6は、図1に示す電子機器と図5に示すベース基板および導電性フレームとの接続の様子を示す側面図である。
電子機器1は、電子部品15,16と外部インタフェース用の第1のコネクタ11と外部基板へ接続可能な第2のコネクタ19とが実装される回路基板10と、電子部品16の放熱を促進するヒートシンク20とを有する。外部基板は、外部グラウンドに接続される。電子部品16は、動作時において発熱するために冷却が必要とされる電子部品であって、例えばLSI(Large-Scale Integration)である。電子部品15は、信号線18を介して第1のコネクタ11と接続されている電子部品であって、例えば外部との通信のためのトランシーバである。信号線18は、第1のコネクタ11と電子部品15との間の配線である。信号線18では、差動信号が伝搬する。なお、図3では、実施の形態1にかかる電子機器1の特徴を説明するために必要な回路パターンと電子部品とのみを示しており、その他の回路パターンと電子部品との図示を省略している。
ヒートシンク20は、回路基板10の実装面に取り付けられている。ヒートシンク20のうち回路基板10と対向する側とは逆側の面には、熱を周囲へ放出するための放熱フィンが設けられている。ヒートシンク20は、回路基板10のうち第1のコネクタ11が設けられている部分を除いた矩形領域の全体を上方から覆う。
ヒートシンク20は、回路基板10と対向する側の面に、電子部品16に接触可能に突出された部位を有する。図6に示すように、ヒートシンク20のうち突出された部位は、電子部品16の上面に接触している。電子機器1は、ヒートシンク20が電子部品16に接触、もしくはヒートシンク20が熱伝導性のシートを介して電子部品16に接触することによって、電子部品16で発生した熱をヒートシンク20へ効率良く伝搬させることができる。これにより、電子機器1は、ヒートシンク20による高い放熱性能を確保することができる。なお、熱伝導性のシートについては図示を省略する。
回路基板10は、回路基板10の外部の導体へ電磁ノイズを伝搬させるためのフレームグラウンドパターン13と、信号線18と対になるリターン経路を構成するシグナルグラウンドパターン51と、フレームグラウンドパターン13およびシグナルグラウンドパターン51を電気的に接続する回路素子12とを有する。回路素子12には、例えばキャパシタが使用される。回路素子12は、高周波である電磁ノイズに対し低インピーダンスである伝搬経路を構成する。
電子機器1は、フレームグラウンドパターン13が設けられることによって、回路基板10の外部の導体へ電磁ノイズを伝搬させる。電子機器1は、回路基板10の外部へ電磁ノイズを逃がすことによって、回路基板10全体への電磁ノイズの伝搬を抑制する。電子機器1は、回路基板10全体への電磁ノイズの伝搬を抑制することによって、電磁ノイズに起因する回路の誤作動を防ぐことができる。
回路基板10は、回路基板10のうちのフレームグラウンドパターン13とヒートシンク20とを電気的に接続する第1の接続部22を有する。回路基板10へのヒートシンク20の固定には、締結部品であるねじが使用される。ヒートシンク20のうち回路基板10と接する部位には、ねじ穴が形成されている。回路基板10のうちフレームグラウンドパターン13には、ねじが通されるスルーホール14aが形成されている。スルーホール14aの外縁には、ランドパターンが設けられている。第1の接続部22とは、かかるランドパターンとねじとを含めた部分を指すものとする。
スルーホール14aを通されたねじがヒートシンク20へ締め込まれることによって、ヒートシンク20は回路基板10に固定される。また、ねじが締め込まれることによって、ヒートシンク20はスルーホール14aに押さえ付けられる。ヒートシンク20がスルーホール14aに押さえ付けられることによって、第1の接続部22は、ヒートシンク20とスルーホール14aとの接触抵抗を小さくすることができる。なお、第1の接続部22は、ヒートシンク20とフレームグラウンドパターン13とを電気的に接続可能であれば良く、ねじ以外の部品を含むものであっても良い。
回路基板10には、フレームグラウンドパターン13以外の領域にも2つのスルーホール14b,14cが設けられている。ヒートシンク20は、スルーホール14aにおけるねじ止めと、2つのスルーホール14b,14cのうちの少なくとも一方におけるねじ止めとによって、回路基板10の実装面にて支持されている。
第1のコネクタ11は、フレームグラウンドパターン13上に実装されている。第1のコネクタ11は、回路基板10の実装面の形状である矩形のうちの1つの角部に配置されている。第1のコネクタ11には、ケーブル60の一端が挿入される。電子機器1は、ケーブル60を介して他の機器に接続される。第2のコネクタ19は、回路基板10の実装面の形状である矩形のうち、第1のコネクタ11が配置されている角部とは対角の角部付近に配置されている。第2のコネクタ19は、回路基板10のうちケーブル60が挿入される側とは逆側であって、回路基板10のうちベース基板30および導電性フレーム40と対向する側の外縁に配置されている。
第2の接続部21は、ヒートシンク20に設けられている。第2の接続部21は、ヒートシンク20と一体に形成された板ばね状の部分である。第2の接続部21は、ヒートシンク20のうちベース基板30および導電性フレーム40と対向する側部に配置されている。
図3に示す回路基板10のうちの端10aは、回路基板10の実装面の形状である矩形のうちの1つの辺に相当する端である。かかる矩形のうち、第1のコネクタ11が設けられている角部は、当該1つの辺のうちケーブル60が挿入される側の端に位置している。第2の接続部21は、当該1つの辺のうち第1のコネクタ11側とは逆側の端に位置している。
回路基板10の実装面において、フレームグラウンドパターン13は、第1のコネクタ11が設けられている角部において垂直に曲げられたL型をなしている。かかるL型の一部は、第1のコネクタ11が設けられている角部から端10aに沿って延ばされている。回路素子12は、端10aに沿った方向において第1のコネクタ11に隣接する位置に配置されている。第1の接続部22は、フレームグラウンドパターン13のうち端10aに沿って延ばされている部分の中に配置されている。電子機器1において、第1のコネクタ11と、回路素子12と、第1の接続部22と、第2の接続部21とは、回路基板10の辺、すなわち端10aに沿って一列に配置されている。
図4において、絶縁体52は、回路基板10を構成する絶縁性の板材である。絶縁体52の材料には、ガラスエポキシ、ポリテトラフルオロエチレン(PolyTetraFluoroEthylene:PTFE)、あるいはアルミナといった絶縁性を持つ材料が使用される。信号線18は、回路基板10の実装面に形成されている。
シグナルグラウンドパターン51は、回路基板10の実装面に露出している表層部51aと、回路基板10の実装面を構成する絶縁体52よりも下の層に位置する内層部51bとを有する。内層部51bと信号線18とは、1つの絶縁体52を挟んで積層されている。シグナルグラウンドパターン51のうちの内層部51bが、リターン経路とされている。図3に示すシグナルグラウンドパターン51は、表層部51aである。回路素子12は、表層部51aとフレームグラウンドパターン13とを接続する。
インターステーシャルビアホール53は、表層部51aと内層部51bとの間の絶縁体52を貫いて配置されている。インターステーシャルビアホール53の表面には銅メッキが施されている。インターステーシャルビアホール53は、表層部51aと内層部51bとを電気的に接続する。なお、経路82,83,84は、図4に示す断面において電磁ノイズが伝搬する経路を示している。経路82,83,84については後述する。
図5および図6に示すベース基板30は、外部グラウンドに接続される外部基板である。導電性フレーム40は、ベース基板30が取り付けられており外部グラウンドに電気的に接続される。ベース基板30には、複数の基板用コネクタ31が設けられている。電子機器1の第2のコネクタ19は、ベース基板30に設けられている複数の基板用コネクタ31の1つに接続される。複数の基板用コネクタ31のうち他の基板用コネクタ31には、電子機器1以外の機器の回路基板が接続される。電子機器1は、第2のコネクタ19と基板用コネクタ31とを介して、ベース基板30に接続されている他の機器との通信を行うことができる。
導電性フレーム40の材料には、アルミニウムといった導電性を有する金属材料が使用されている。導電性フレーム40には、ねじ止めのための孔41が設けられている。導電性フレーム40は、孔41を通されたねじが制御盤へ締め込まれることによって、制御盤に固定される。導電性フレーム40は、ねじを介して制御盤と接続されることによって、接地が確保されている。図5および図6では、制御盤の図示を省略している。
第2の接続部21が板ばね状であることによって、電子機器1がベース基板30へ接続された状態において、第2の接続部21は導電性フレーム40に押し付けられる。電子機器1は、第2の接続部21が導電性フレーム40に押し付けられることによって、第2の接続部21と導電性フレーム40との接触抵抗を小さくすることができる。
図6に示す電子機器1の接続の際に、第2のコネクタ19を基板用コネクタ31へ嵌め込ませることによって、第2のコネクタ19は、基板用コネクタ31に接続される。第2のコネクタ19が基板用コネクタ31へ嵌め込まれると同時に、第2の接続部21は、導電性フレーム40に押し当てられる。このようにして、第2のコネクタ19が基板用コネクタ31へ接続された状態において、第2の接続部21は、導電性フレーム40に接触する。第2の接続部21は、導電性フレーム40に接触することによって、ヒートシンク20と導電性フレーム40とを電気的に接続する。これにより、ヒートシンク20から導電性フレーム40へ電磁ノイズを伝搬可能に、ヒートシンク20と導電性フレーム40とは互いに接続される。
ヒートシンク20が導電性フレーム40に接続されることによって、ヒートシンク20の熱が導電性フレーム40を介して制御盤へ伝搬する。ヒートシンク20は、ヒートシンク20よりも熱容量が大きい制御盤へ熱を逃がすことによって、放熱を促進することができる。
第2のコネクタ19が基板用コネクタ31へ接続された状態において、回路基板10の実装面と、導電性フレーム40のうち電子機器1と対向する側の表面とは、互いに垂直である。回路基板10の実装面と導電性フレーム40の表面とが互いに垂直であることによって、導電性フレーム40に電磁ノイズが伝搬することによって起こり得る回路基板10と導電性フレーム40との間の静電結合および磁気結合が抑制される。これにより、電子機器1は、回路基板10における電磁ノイズの誘起を抑制可能とし、回路基板10における電磁ノイズの伝搬を低減できる。
上述するように、電子機器1において、第1のコネクタ11と、回路素子12と、第1の接続部22と、第2の接続部21とは、端10aに沿って一列に配置されている。本配置が、回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制する上で有効であることについて、図4、図7および図8を参照して説明する。図7は、図1に示す電子機器の斜視図であって、電磁ノイズが伝搬する経路を示す図である。図8は、図3に示す回路基板の上面図であって、電磁ノイズが伝搬する経路を示す図である。
ケーブル60に接続された他の機器から、ケーブル60を伝搬した電磁ノイズは、第1のコネクタ11へ進入する。図8に示す経路81は、ケーブル60から第1のコネクタ11を通って回路基板10へ伝搬する電磁ノイズの経路を示す。
ケーブル60がシールド性を有するシールドケーブルであって、かつ、第1のコネクタ11が導電性シェルを有するシールドコネクタである場合、ケーブル60を伝搬した電磁ノイズの多くは、ケーブル60のシールドと第1のコネクタ11の導電性シェルとを通る経路81を経て、フレームグラウンドパターン13へ伝搬する。フレームグラウンドパターン13へ伝搬した電磁ノイズは、第1の接続部22を通ってヒートシンク20へ伝搬する。図7に示す経路85は、フレームグラウンドパターン13から第1の接続部22を通ってヒートシンク20へ電磁ノイズが伝搬する経路である。ケーブル60を伝搬した電磁ノイズの多くは、経路81および経路85を経てヒートシンク20へ伝搬する。
電磁ノイズは主に数kHz以上の高周波であることから、ヒートシンク20へ伝搬した電磁ノイズは、表皮効果によってヒートシンク20の表面を流れようとする。また、ヒートシンク20の表面に到達した電磁ノイズは、導電性フレーム40へ向けて最短の経路、すなわちインピーダンスが最低となる経路を伝搬する。
電子機器1では、第1のコネクタ11と第1の接続部22と第2の接続部21とが端10aに沿って一列に配置されていることから、電磁ノイズは、ヒートシンク20において最短の経路を辿ることによって、端10aに沿った方向と同じ方向へ伝搬する。図7に示す経路86は、ヒートシンク20において第2の接続部21へ向けて電磁ノイズが伝搬する経路である。経路86は、ヒートシンク20の平面形状である矩形のうち1つの辺に相当する端を通る。経路87は、第2の接続部21から導電性フレーム40へ電磁ノイズが伝搬する経路である。以上により、ケーブル60から電子機器1へ伝搬する電磁ノイズの多くは、経路81、経路85、経路86および経路87の順に伝搬して、導電性フレーム40に到達する。
経路85を伝搬した電磁ノイズの多くが、ヒートシンク20の表面にて経路86を伝搬することによって、ヒートシンク20では、経路86以外の経路を伝搬する電磁ノイズが少なくなる。図7に示す経路88は、経路86以外の経路の例である。経路86以外の経路を伝搬する電磁ノイズが少なくなることによって、ヒートシンク20のうち回路基板10が有する回路パターンおよび電子部品15,16に対向する領域を伝搬する電磁ノイズが少なくなる。ヒートシンク20にて、回路パターンおよび電子部品15,16に対向する領域を伝搬する電磁ノイズが少なくなることによって、静電結合または磁気結合によって回路基板10にて誘起される電磁ノイズが少なくなる。これにより、電子機器1は、回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制することができる。
次に、ケーブル60が、シールド性が低いケーブルであるかシールド性を有しないケーブルである場合について説明する。この場合も、ケーブル60がシールドケーブルである場合と同様に、経路81、経路85および経路86の順に伝搬する電磁ノイズは存在する。ただし、シールドケーブルの場合よりもケーブル60のシールド性が低いか、ケーブル60がシールド性を有しないことから、第1のコネクタ11から信号線18へ電磁ノイズが伝搬する。
差動信号線である信号線18において正極側の信号線パターンと負極側の信号線パターンとが、シグナルグラウンドパターン51に対して平衡に、すなわちバランスがとられて配置されている場合、電磁ノイズは、正極側の信号線パターンと負極側の信号線パターンとにおいて同相となって伝搬する。すなわち、電磁ノイズは、正極側の信号線パターンと負極側の信号線パターンにおいてコモンモードノイズとなって伝搬する。
シグナルグラウンドパターン51とフレームグラウンドパターン13とが回路素子12によって接続されていることで、コモンモードノイズは、図4に示す信号線18、内層部51b、インターステーシャルビアホール53および回路素子12の順に伝搬する。図4において、経路82は、信号線18を伝搬する電磁ノイズの経路を示す。経路83は、内層部51bを伝搬する電磁ノイズの経路を示す。経路84は、シグナルグラウンドパターン51の内層部51bからインターステーシャルビアホール53を通ってシグナルグラウンドパターン51の表層部51aへ伝搬し、さらに表層部51aから回路素子12を経てフレームグラウンドパターン13へ伝搬する電磁ノイズの経路を示す。
電磁ノイズは、経路81から、経路82、経路83および経路84を経てフレームグラウンドパターン13へ伝搬する。フレームグラウンドパターン13へ伝搬した電磁ノイズは、シールドケーブルの場合と同様に、経路85、経路86および経路87の順に伝搬して、導電性フレーム40に到達する。これにより、電子機器1は、ケーブル60のシールド性が低いか、ケーブル60がシールド性を有しない場合も、ケーブル60がシールドケーブルである場合と同様に、回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制することができる。
内層部51bと信号線18とが1つの絶縁体52を介して重ね合わせられていることで、信号線18に含まれる正極側の信号線パターンと負極側の信号線パターンとから内層部51bへの電磁ノイズの伝搬経路を低インピーダンスとすることができる。差動信号線である信号線18は、正極側の信号線パターンと負極側の信号線パターンとを伝搬したコモンモードノイズが受信側にて相殺されることから、電磁ノイズに対する耐性が強い。ただし、回路パターンに設けられている配線の多くは、差動信号線以外の配線であって、シグナルグラウンドパターン51の電位を基準とする電圧が印加されるシングルエンド方式の配線である。シングルエンド方式の配線は、差動信号線に比べて電磁ノイズに対する耐性が低い。電子機器1は、このように電磁ノイズに対する耐性が低い配線に対しても、電磁ノイズの伝搬を抑制することができる。
このように、経路81から経路87まで、インピーダンスが最低となるルートで電磁ノイズが伝搬することで、電子機器1は、回路基板10の全体に電磁ノイズを伝搬させずに、電磁ノイズをアースへ逃がすことができる。これにより、電子機器1は、電磁ノイズに起因する回路の誤作動を効果的に防ぐことができる。
なお、回路素子12は、1つの素子からなるものに限られず、複数の素子によって構成されたものであっても良い。回路素子12は、互いに並列に接続された複数のキャパシタを有するものであっても良い。電子機器1は、互いに並列に接続された複数のキャパシタが設けられることによって、広い周波数帯域の電磁ノイズについて、回路基板10への伝搬を抑制することができる。また、回路素子12は、互いに直列に接続されたキャパシタとインダクタとを有するものであっても良い。電子機器1は、互いに直列に接続されたキャパシタとインダクタとによる共振作用によって、特定の周波数の電磁ノイズについて、回路基板10への伝搬を抑制することができる。さらに、回路素子12は、互いに直列あるいは互いに並列に接続された抵抗とキャパシタとを有するものであっても良い。電子機器1は、互いに直列あるいは互いに並列に接続された抵抗とキャパシタとが設けられることによって、電磁ノイズの電流ピーク値を下げることができる。
実施の形態1によると、電子機器1は、第1のコネクタ11と、回路素子12と、第1の接続部22と、第2の接続部21とが、端10aに沿って一列に配置されていることによって、回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制することができる。また、電子機器1は、ヒートシンク20のうち端10aに対向する経路86以外への電磁ノイズの伝搬が少なくなることによって、回路基板10とヒートシンク20の距離を短くすることができる。電子機器1は、回路基板10とヒートシンク20の距離が短くなることによって、ヒートシンク20による高い放熱性能を確保することが可能となる。以上により、電子機器1は、ヒートシンク20による放熱性能を確保するとともに回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2にかかる電子機器の上面図である。実施の形態2にかかる電子機器2が有するヒートシンク20aには、スリット23が設けられている。実施の形態2では、上記の実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1とは異なる構成について主に説明する。スリット23は、ヒートシンク20aのうち第1の接続部22が設けられている側部とは逆側の側部から端10aに平行な方向へ直線状に形成されている。
ここで、回路基板10の実装面のうち、第1のコネクタ11と回路素子12と第1の接続部22と第2の接続部21とが設けられている領域を第1領域、当該第1領域以外の領域を第2領域とする。スリット23は、ヒートシンク20aの平面形状を、第1領域と対向する部分である第1部分と、第2領域に対向する部分である第2部分とに仕切る。上記の経路86は、第1部分を通る経路である。第2部分は、回路パターンおよび電子部品15,16に対向する。
スリット23が設けられていることにより、上記の経路86から、ヒートシンク20aのうち回路パターンおよび電子部品15,16に対向する第2部分への電磁ノイズの伝搬が阻止される。電子機器2は、第2部分への電磁ノイズの伝搬が阻止されることによって、ヒートシンク20aから回路基板10へ伝搬する電磁ノイズを少なくすることができる。これにより、電子機器2は、回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制することができる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3にかかる電子機器の斜視図である。図11は、図10に示す電子機器が有する回路基板の上面図である。実施の形態3にかかる電子機器3が有するヒートシンク20bには、第2の接続部21aと第3の接続部21bとが設けられている。実施の形態3では、上記の実施の形態1および2と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1および2とは異なる構成について主に説明する。
図10に示す第2の接続部21aは、図1に示す第2の接続部21と同様に形成されている。第2の接続部21aと第3の接続部21bとは、ヒートシンク20bのうち導電性フレーム40と対向する側部に配置されている。第2の接続部21aは、かかる側部のうち端10a側の端部に配置されている。第3の接続部21bは、かかる側部のうち端10a側とは逆側の端部に配置されている。第3の接続部21bは、ねじ止めによって導電性フレーム40に接続される。
図11に示す回路基板10は、図3に示すフレームグラウンドパターン13と同様のフレームグラウンドパターン13aを有する。また、回路基板10は、端10aとは逆側の端10bに沿って形成されているフレームグラウンドパターン13bを有する。フレームグラウンドパターン13bには、ねじが通されるスルーホール14cが形成されている。スルーホール14cの外縁には、ランドパターンが設けられている。かかるランドパターンとねじとを含めた部分は、第1の接続部22と同様に、フレームグラウンドパターン13bとヒートシンク20bとを接続する。
実施の形態1と同様に、電子機器3では、第1のコネクタ11と第1の接続部22と第2の接続部21aとが端10aに沿って一列に配置されている。電子機器3において、インピーダンスが最低となる経路を電磁ノイズが伝搬することで、上記の経路86から、ヒートシンク20bのうち回路パターンおよび電子部品15,16に対向する領域へ伝搬する電磁ノイズは少ない。ヒートシンク20bのうち第1のコネクタ11と第1の接続部22と第2の接続部21aとが配置されている側の端から、その逆側の端であって第3の接続部21bが設けられている側の端へ伝搬する電磁ノイズは少ない。このため、電子機器3は、ヒートシンク20bに第3の接続部21bが設けられていても、ケーブル60から第3の接続部21bへ伝搬する電磁ノイズが抑制される。
図10において白抜き矢印によって示すように、電子機器3のうち端10aとは逆側の端部に電子機器3の外部からの静電気による電磁ノイズが回路基板10のうち端10bへ伝搬した場合に、電磁ノイズは、フレームグラウンドパターン13bからスルーホール14cのランドパターンとねじとを経てヒートシンク20bへ伝搬する。ヒートシンク20bへ伝搬した電磁ノイズは、導電性フレーム40へ向けて最短の経路、すなわちインピーダンスが最低となる経路を伝搬することによって、第3の接続部21bへ伝搬する。これにより、電子機器3は、ケーブル60からの電磁ノイズ以外の外部からの電磁ノイズを、第3の接続部21bを経て導電性フレーム40へ伝搬させる。
このように、電子機器3は、ケーブル60からの電磁ノイズ以外の外部からの電磁ノイズについて、回路基板10への伝搬を抑制することができる。これにより、電子機器3は、回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制することができる。なお、ヒートシンク20bには、図9に示すヒートシンク20aと同様に、スリット23が設けられていても良い。
実施の形態4.
図12は、本発明の実施の形態4にかかる電子機器の斜視図である。図13は、図12に示す電子機器が有する回路基板の上面図である。図14は、図12に示す電子機器と図5に示すベース基板および導電性フレームとの接続の様子を示す側面図である。実施の形態4にかかる電子機器4が有するヒートシンク20cには、板ばね状の第2の接続部21に代えて、金属製の板材50が設けられている。実施の形態4では、上記の実施の形態1から3と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1から3とは異なる構成について主に説明する。
図13に示す回路基板10において、スルーホール14bは、フレームグラウンドパターン13に形成されている。スルーホール14bの外縁には、ランドパターンが設けられている。かかるランドパターンとねじとを含めた部分は、第1の接続部22と同様に、フレームグラウンドパターン13とヒートシンク20cとを接続する。
板材50は、L型に折り曲げられた形状をなしている。板材50が有する2つの平坦部のうちの一方である第1の平坦部は、ヒートシンク20cのうち導電性フレーム40に対向する側の側部の一部を覆う。板材50が有する2つの平坦部のうちの他方である第2の平坦部は、回路基板10の下側に配置される。第2の平坦部には、ねじが通される孔が形成されている。第2の平坦部に形成された孔を通されたねじが、スルーホール14bを通してヒートシンク20cへねじ込まれることによって、板材50とヒートシンク20cとが回路基板10に共締めされる。
板材50の第1の平坦部は、第2のコネクタ19がベース基板30へ接続された状態において導電性フレーム40に接触することによってヒートシンク20cと導電性フレーム40とを電気的に接続させる第2の接続部として機能する。電子機器4において、第1のコネクタ11と、回路素子12と、第1の接続部22と、板材50の第1の平坦部とは、回路基板10の外縁である一辺、すなわち端10aに沿って一列に配置されている。
板材50の第1の平坦部とヒートシンク20cとの間には、弾性を有する熱伝導性シート70が挟まれている。熱伝導性シート70が設けられることによって、板材50の第1の平坦部の全体が導電性フレーム40へ押し付けられる。電子機器1は、板材50が導電性フレーム40へ押し付けられることによって、板材50と導電性フレーム40との接触抵抗を小さくすることができる。
また、板材50が導電性フレーム40へ押し付けられることによって、ヒートシンク20cと導電性フレーム40との間における熱抵抗が小さくなる。これにより、電子機器4は、熱伝導性シート70が設けられることによって、ヒートシンク20cから導電性フレーム40への電磁ノイズを伝搬させる以外に、ヒートシンク20cから導電性フレーム40への熱の伝搬が促進されることによって高い放熱性能を得ることができる。
図13に示す回路基板10では、スルーホール14aとスルーホール14bとは、共通のフレームグラウンドパターン13に設けられている。フレームグラウンドパターン13は、スルーホール14aとスルーホール14bとの間で途切れていても良い。フレームグラウンドパターン13が途切れていても、フレームグラウンドパターン13のうちスルーホール14aが形成された部分とフレームグラウンドパターン13のうちスルーホール14bが形成された部分とは、ヒートシンク20cを介した電気的な接続が確保される。
実施の形態4においても、電子機器4は、第1のコネクタ11と、回路素子12と、第1の接続部22と、板材50とが、端10aに沿って一列に配置されていることによって、回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制することができる。電子機器4は、ヒートシンク20cによる放熱性能を確保するとともに回路基板10における電磁ノイズの伝搬を抑制することができるという効果を奏する。なお、ヒートシンク20cには、図9に示すヒートシンク20aと同様に、スリット23が設けられていても良い。ヒートシンク20cには、図10に示すヒートシンク20bと同様に、第3の接続部21bが設けられていても良い。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,2,3,4 電子機器、10 回路基板、10a,10b 端、11 第1のコネクタ、12 回路素子、13,13a,13b フレームグラウンドパターン、14a,14b,14c スルーホール、15,16 電子部品、18 信号線、19 第2のコネクタ、20,20a,20b,20c ヒートシンク、21,21a 第2の接続部、21b 第3の接続部、22 第1の接続部、23 スリット、30 ベース基板、31 基板用コネクタ、40 導電性フレーム、41 孔、50 板材、51 シグナルグラウンドパターン、51a 表層部、51b 内層部、52 絶縁体、53 インターステーシャルビアホール、60 ケーブル、70 熱伝導性シート、81,82,83,84,85,86,87,88 経路。

Claims (6)

  1. 電子部品と外部インタフェース用の第1のコネクタと、外部グラウンドに接続される外部基板へ接続可能な第2のコネクタとが実装される回路基板と、
    ヒートシンクと、
    前記ヒートシンクと前記回路基板とを電気的に接続する第1の接続部と、
    前記第2のコネクタが前記外部基板へ接続された状態において、前記外部基板が取り付けられており前記外部グラウンドに電気的に接続される導電性フレームに接触することによって前記ヒートシンクと前記導電性フレームとを電気的に接続する第2の接続部と、を有し、
    前記回路基板は、前記第1の接続部を介して前記ヒートシンクに電気的に接続されたフレームグラウンドパターンと、前記第1のコネクタと前記電子部品との間の配線と対になるリターン経路を構成するシグナルグラウンドパターンと、前記フレームグラウンドパターンおよび前記シグナルグラウンドパターンを電気的に接続する回路素子とを備え、
    前記第1のコネクタと前記回路素子と前記第1の接続部と前記第2の接続部とは、前記回路基板の辺に沿って一列に配置されることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2の接続部は、前記ヒートシンクと一体に形成された板ばね状の部分であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2の接続部は、前記ヒートシンクに取り付けられた板材であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記ヒートシンクのうち前記導電性フレームと対向する側部に配置された第3の接続部を有し、
    前記第2の接続部は、前記側部のうち一方の端部に配置されており、
    前記第3の接続部は、前記側部のうち他方の端部に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電子機器。
  5. 前記ヒートシンクには、スリットが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電子機器。
  6. 前記第2のコネクタが前記外部基板へ接続された状態において、前記回路基板の実装面と、前記導電性フレームのうち前記電子機器と対向する側の表面とは、互いに垂直であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の電子機器。
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