JP6611313B2 - 電子レンジ用包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、食品が収納されて電子レンジで加熱される電子レンジ用包装袋に関する。
レトルト食品、冷凍食品等の食品を密封充填した包装袋を電子レンジで加熱し、食品を温めたり調理したりすることが行われている。この場合、加熱に伴って食品から水蒸気等が発生して袋の内圧が上昇し、包装袋が破裂することがある。そこで、電子レンジで加熱する前に、包装袋を予め部分的に開封したり、包装袋本体に孔を開けたりして、加熱にともなって包装袋内で発生した水蒸気等が外部に排出されるようにして、包装袋の破袋を防止する対策がとられることが多い。
ところが、このような方法では、電子レンジでの加熱により発生した水蒸気が直ちに包装袋外へ排出されてしまうために、水蒸気による加熱蒸らし効果が低減し、食味が落ちることがある。
そこで、たとえば特許文献1には、電子レンジでの加熱により発生した水蒸気を直ちに包装袋外へ排出するのではなく、内圧がある程度上昇してから、水蒸気を外部に自動的に排出できるようにした包装袋が提案されている。特許文献1に記載された包装袋においては、そのコーナー部に、対向する一対のフィルム同士がシールされた円形の蒸気抜きシール部が設けられ、該蒸気抜きシール部の中央に貫通孔が形成されている。そして、該包装袋を電子レンジで加熱することにより包装袋の内圧が上昇すると、円形の蒸気抜きシール部が剥離する。その結果、貫通孔を通じて包装袋の内外が開通し、包装袋内の蒸気が外部へと排出されるようになっている。
特開平2002−249176号公報
しかしながら、特許文献1に記載された包装袋において、蒸気抜きシール部に貫通孔を設ける場合には、蒸気抜きシール部をパンチング装置で打ち抜く方法が主に採用される。この場合、切除片(抜きカス)の発生が避けられない。そのため、特許文献1に記載された包装袋の製造においては、全ての切除片を回収する手間のかかる作業が不可欠である。また、仮に回収漏れ等が生じた場合には、切除片が製品内に混入するおそれもある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電子レンジでの加熱により内圧が上昇した場合に、自動的に包装袋の内外が開通して、内圧を外部へと逃すことができ、かつ、製造工程で切除片が発生しない電子レンジ用包装袋の提供を目的とする。
本発明は以下の構成を有する。
[1]基材層と、熱融着層と、前記基材層と前記熱融着層の間に設けられた中間層とを備え、前記熱融着層が内側になるように対向配置された樹脂フィルム部から形成された筒部を有する電子レンジ用包装袋であって、前記対向配置された樹脂フィルム部のうちの少なくとも一方の樹脂フィルム部の、前記筒部の長さ方向の一端または他端の近傍の中間層には、前記樹脂フィルム部の幅方向に沿って延びる切断線が形成され、前記切断線が形成された位置に、前記対向配置された樹脂フィルム部の熱融着層同士がヒートシールされた仮止めシール部が形成され、かつ、前記切断線が形成された樹脂フィルム部では、該樹脂フィルム部の縁部の一部を含む領域(α)が、前記基材層と前記中間層とが弱接着した易剥離部からなり、前記仮止めシール部は、前記易剥離部に位置している、電子レンジ用包装袋。
[2]前記易剥離部が、樹脂フィルム部の縁部側に形成された第1領域と、該第1領域よりも剥離強度が小さく、該第1領域に連続して形成された第2領域とから構成され、前記仮止めシール部は、前記第2領域に位置している、[1]の電子レンジ用包装袋。
[3]前記易剥離部の剥離強度が0.01〜5N/15mmである、[1]または[2]の電子レンジ用包装袋。
[4]4方シール袋である、[1]〜[3]の電子レンジ用包装袋。
[5]前記筒部の長さ方向の一端に底材が配置されてヒートシールされる底ガゼット袋である、[1]〜[3]の電子レンジ用包装袋。
本発明の電子レンジ用包装袋は、電子レンジでの加熱により内圧が上昇した場合に、自動的に包装袋の内外が開通して、内圧を外部へと逃すことができ、かつ、製造工程で切除片が発生しない。
本発明の電子レンジ用包装袋の一例を示す外観図である。 図1の電子レンジ用包装袋の製袋に使用される積層フィルムの層構成を示す断面図である。 図1のI−I’線に沿う断面図である。 図1のII−II’線に沿う断面図である。 図1の電子レンジ用包装袋を電子レンジで加熱した際に、電子レンジ用包装袋内の食品から発生した水蒸気が外部へと排出される様子を示す断面図である。 電子レンジ用包装袋に形成される易剥離部の他の形態を示す外観図である。 (a)他の例の電子レンジ用包装袋の要部を示す断面図、(b)(a)において電子レンジ用包装袋内の食品から発生した水蒸気が外部へと排出される様子の一例を示す断面図、(c)(a)において電子レンジ用包装袋内の食品から発生した水蒸気が外部へと排出される様子の他の一例を示す断面図である。 電子レンジ用包装袋に形成される切断線の他の形態を示す断面図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の電子レンジ用包装袋(以下、単に「包装袋」ともいう。)の一例を示す外観図、図2は、図1の包装袋の製袋に使用される積層フィルムの層構成を示す断面図である。
図3は、図1のI−I’線に沿う断面図、図4は、図1のII−II’線に沿う断面図である。
なお、図3以降の断面図においては、積層フィルムを構成する層のうち接着剤層を省略している。
図1の包装袋10は、2枚一対の矩形の樹脂フィルム部11,12から形成された筒部13を有し、図3にも示すように、筒部13の長さ方向の一端(図1中上方の端部)13aが開口し、他端(図1中下方の端部)13bがヒートシールにより閉塞している。
なお、本明細書において「矩形」とは、長方形および正方形の総称である。
開口している一端13aは、ここから加熱対象の食品が包装袋10内に収納された後に、ヒートシールにより閉塞される。この例では、図1中、符号Stで示される、筒部13の長さAの領域が、食品が収納された後にヒートシールにより閉塞されるヒートシール予定領域である。
樹脂フィルム部11,12は、図2に示す層構成の積層フィルム20a,20bからなる。
図2の積層フィルム20a,20bは、基材層21と熱融着層23とを有し、これらの層の間に、中間層22が設けられている。中間層22は1層でも多層でもよく、この例では、基材層21側に位置する第1の中間層22aと、熱融着層23側に位置する第2の中間層22bとの2層で構成されている。
この例において、基材層21は、厚さ12μmの透明蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムから形成され、樹脂フィルム部11,12に対して、強度およびガスバリア性を付与する層である。透明蒸着PETフィルムとは、PETフィルムの少なくとも一方の表面に金属酸化物等が蒸着され、ガスバリア性が付与された透明フィルムである。
熱融着層23は、押出しラミネートにより形成されたポリプロピレンからなる厚さ20μmのシーラント層である。
第1の中間層22aは、厚さ15μmの二軸延伸ポリアミドフィルムから形成され、樹脂フィルム部11,12に対して、耐ピンホール性等の強度を付与する層である。
第2の中間層22bは、厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィルムから形成され、熱融着により熱融着層23と接合している層である。
基材層21と第1の中間層22aは接着剤層34を介して積層されている。同様に、第1の中間層22aと第2の中間層22bも接着剤層35を介して積層されている。一方、熱融着層23は、第2の中間層22bの片面に押出しラミネートにより形成されており、熱融着層23と第2の中間層22bとの間には接着剤層は設けられていない。
樹脂フィルム部11,12のうち、樹脂フィルム部11を構成する方の矩形の積層フィルム20aには、詳しくは後述するように、縁部を含む1箇所において、基材層21の第1の中間層22a側の表面に、図2では図示略の接着阻害被膜が設けられたフィルムを使用する。
図1の包装袋10を形成している樹脂フィルム部11,12は、上述のとおり熱融着層23を有するものであるため、樹脂フィルム部11と樹脂フィルム部12とは、それぞれの熱融着層23が内側になるように対向配置されている。そして、筒部13の長さ方向の他端13bと、幅方向の両端(両側端部)13c,13dにおいて、向かい合う熱融着層23同士がヒートシールされて閉塞され、袋状とされている。
樹脂フィルム部11,12のうちの一方の樹脂フィルム部11において、第1の中間層22aと、第2の中間層22bには、互いに対応する位置に、樹脂フィルム部11の幅方向(図1中横方向。)に沿って延びる連続した直線状の切断線L1,L2がそれぞれ1本ずつ形成されている。切断線L1は、第1の中間層22aの厚み方向に貫通形成され、切断線L2は、第2の中間層22bの厚み方向に貫通形成されている。
この例では、切断線L1,L2は、筒部13の一端13aの近傍において、樹脂フィルム部11の一方の側端部13cから他方の側端部13dに亘って形成されている。そのため、この例の切断線L1,L2は、包装袋10に収納された食品を取り出す際の開封線としての機能を有している。図1中、符号15は、切断線L1,L2の末端に形成されて開封の起点となる切欠き(ノッチ)である。
ここで「筒部の一端の近傍」とは、筒部13の全長を100%としたときに、筒部13の一端13aから30%までの長さBの領域であって、かつ、ヒートシール予定領域Stよりも筒部13の長さ方向の中央側の領域である。「筒部の他端の近傍」も同じ内容を意味する。長さBは、たとえば、10〜50mmの範囲内に設定されることが好ましい。また、長さB>長さAである。
図1に示すように、切断線L1,L2が形成されている方の樹脂フィルム部11において、その縁部の一部を含む領域(α)は、基材層21と第1の中間層22aとが剥離可能に弱接着した易剥離部S1からなっている。易剥離部S1は、詳しくは後述するように、電子レンジで加熱した際に、食品から水蒸気等が発生して包装袋10の内圧が上昇すると、基材層21と第1の中間層22aとが自動的に剥離する部分である。
易剥離部S1は、基材層21の第1の中間層22a側の表面に、接着剤層34との接着力を弱めるための接着阻害被膜21aが設けられて形成されている。これにより、易剥離部S1では基材層21と第1の中間層22aとが剥離可能とされている。接着阻害被膜21aは、たとえば硝化綿、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂等からなる群より選ばれる1種以上を含む剥離剤から形成できる。
易剥離部S1における基材層21と第1の中間層22aとの剥離強度は、0.01〜5N/15mmが好ましく、0.1〜3N/15mmがさらに好ましい。剥離強度が上記範囲の下限値以上であれば、包装袋10に食品を収納、密封した後に、ボイルしたりレトルトしたりして殺菌処理する際や、その後の流通時において、易剥離部S1の基材層21と第1の中間層22aとが容易に剥離しない。上記範囲の上限値以下であれば、電子レンジで加熱した際に、食品から水蒸気等が発生して包装袋10の内圧が上昇すると、易剥離部S1が自動的により剥離しやすい。
なお、本明細書において剥離強度は、JIS K 6854に準拠した180度剥離試験により測定される値である。
この例では、易剥離部S1からなる領域(α)は、矩形である樹脂フィルム部11の筒部13の一端13aの一部を含むように形成された領域である。
図中、Q1は、樹脂フィルム部11における領域(α)と、該領域(α)以外の領域との境界を示す線である。
易剥離部S1は、その部分の基材層21が剥離することにより、後述の仮止めシール部Sが形成された部分の第1の中間層22aが、包装袋10の外部と通じることが可能となるように、設けられている。そのため、易剥離部S1は、この目的を達成できるように形成されていればよく、必要以上に大きく設けなくてよい。易剥離部S1は、たとえば、樹脂フィルム部11の面積を100%とした時に、30%以下の範囲で設けられることが好ましく、20%以下の範囲で設けられることがより好ましく、15%以下の範囲で設けられることが特に好ましい。この範囲内であれば、仮に、流通時の衝撃等で易剥離部S1の基材層21が第1の中間層22aから剥離してしまったとしても、ガスバリア性、強度等の低下を最小限に抑えることができる。
図4にも示すように、切断線L1,L2が形成された位置には、樹脂フィルム部11の熱融着層23と樹脂フィルム部12の熱融着層23とが点状にヒートシールされた仮止めシール部Sが1箇所形成されている。
そして、仮止めシール部Sは、領域(α)の易剥離部S1に位置している。
詳しくは後述するように、仮止めシール部Sは、食品が収納されてヒートシール予定領域Stが閉塞された後の包装袋10を電子レンジで加熱し、包装袋10の内圧が上昇した場合に、シールが破壊され、内圧を包装袋10の外部へ逃す蒸通部として機能する部分である。この例では、仮止めシール部Sは、筒部13の長さ方向に沿う長径が約6mm、長径に直交する短径が約4mmである楕円形に形成されている。
図1の例の包装袋10は、樹脂フィルム部11を構成する積層フィルム20aと、樹脂フィルム部12を構成する積層フィルム20bを製造する工程と、製造された積層フィルム20a,20bを製袋する工程とを有する方法により製造できる。
まず、以下のように、切断線L1,L2が形成されている方の樹脂フィルム部11を構成する積層フィルム20aを製造する。
具体的には、無延伸ポリプロピレンフィルムを用意し、該無延伸ポリプロピレンフィルムの所定位置(筒部13の一端13aの近傍となる位置)に、連続した直線状の切断線を形成し、切断線L2が形成された第2の中間層22bを得る。ついで、切断線L2が形成された第2の中間層22bの片面に、ポリプロピレンを押出しラミネートして熱融着層23を形成し、第2の中間層22bと熱融着層23との積層体(i)を製造する。
なお、無延伸ポリプロピレンフィルムに直線状の切断線を形成する工程と、ポリプロピレンを押出しラミネートする工程とは、連続的に行ってもよい。すなわち、無延伸ポリプロピレンフィルムを搬送し、流れ方向の上流側で切断線を形成し、その後、下流側でポリプロピレンを押出しラミネートしてもよい。この場合、切断線は、無延伸ポリプロピレンフィルムの流れ方向と平行に形成される。
別途、透明蒸着PETフィルムを用意し、ついで、該透明蒸着PETフィルムの片面の縁部を含む一部(領域(α))に接着阻害被膜21aを形成する。これにより、易剥離部S1となる領域を有する基材層21を得る。
そして、二軸延伸ポリアミドフィルムを用意し、該二軸延伸ポリアミドフィルムの所定位置(筒部13の一端13aの近傍となる位置)に連続した直線状の切断線を形成してから、接着剤(接着剤層34に対応)により、上記透明蒸着PETフィルムを接着し、基材層21と第1の中間層22aとの積層体(ii)を製造する。ここでは、透明蒸着PETフィルムの接着阻害被膜21aが形成された側の面が、二軸延伸ポリアミドフィルム側となるように接着する。
その後、積層体(i)の第2の中間層22bと、積層体(ii)の第1の中間層22aとを接着剤(接着剤層35に対応)で接着する。
このようにして、切断線L1,L2が形成されている方の樹脂フィルム部11を構成する積層フィルム20aを製造する。
なお、二軸延伸ポリアミドフィルムに直線状の切断線を形成する工程と、該二軸延伸ポリアミドフィルムに、接着剤により透明蒸着PETフィルムを接着する工程とは、連続的に行ってもよい。すなわち、二軸延伸ポリアミドフィルムを搬送し、流れ方向の上流側で切断線を形成し、その後、下流側で透明蒸着PETフィルムを接着してもよい。この場合、切断線は、二軸延伸ポリアミドフィルムの流れ方向と平行に形成される。
一方、樹脂フィルム部12を構成する積層フィルム20bは、切断線L1,L2を形成せず、かつ、接着阻害被膜21aを形成しない以外は、積層フィルム20aと同様の方法で、製造できる。
次に、積層フィルム20a,20bを製袋して、図1の包装袋10を製造する。
まず、積層フィルム20aおよび積層フィルム20bを熱融着層23同士が対向するように重ねる。
ついで、ヒートシールにより、積層フィルム20a,20bの周縁のうち、筒部13の一端13aに対応する部分以外の3方を閉塞するとともに、閉塞された箇所以外の所定の位置に、ポイントシールを行って仮止めシール部Sを形成する。これにより、図1の包装袋10を製造できる。
このようにして製造された包装袋10には、食品を収納した後、筒部13の一端13aにおけるヒートシール予定領域Stをヒートシールする。これにより食品入り包装袋が得られ、市場に流通する。
食品入り包装袋内の食品を飲食する場合には、食品を飲食する者等が食品入り包装袋を電子レンジに入れて、加熱を開始する。
すると、図5に示すように、電子レンジでの加熱により水蒸気等が発生して、内圧が上昇し始める。そして、内圧がある程度上昇すると、袋内で仮止めシール部Sに応力が集中し、仮止めシール部Sにおける熱融着層23同士の熱融着が破壊される。
ここで樹脂フィルム部11の熱融着層23と、樹脂フィルム部12の熱融着層23とは、同じ材質の樹脂からなるため、強固に接合している。そのため、仮止めシール部Sの熱融着が破壊される場合には、図5に示すように、樹脂フィルム部11の熱融着層23と樹脂フィルム部12の熱融着層23との間ではなく、切断線L1,L2が形成されて弱化されている樹脂フィルム部11の第2の中間層22bと、樹脂フィルム部11の熱融着層23との間で剥離する。すなわち、切断線L1,L2が形成されている方の樹脂フィルム部11の熱融着層23が破壊され、切断線L1,L2に対応する部分に位置していた樹脂フィルム部11の熱融着層23が剥ぎ取られ、切断線L1,L2が形成されていない方の樹脂フィルム部12の熱融着層23側に移行した状態となる。
このように仮止めシール部Sにおいて、切断線L1,L2に対応する部分に位置していた樹脂フィルム部11の熱融着層23が剥ぎ取られると、包装袋10内において、切断線L1,L2に対応する部分の第2の中間層22bが露出する。
その結果、袋内で生じた水蒸気等は、図5中の矢印で示すように、まず、第2の中間層22bの切断線L2を通過し、さらに、図示略の接着剤層を通過した後、第1の中間層22aの切断線L1を通過し、さらに、図示略の接着剤層を通過する。そして、基材層21を外方に押すように作用し、これにより易剥離部Sにおいて基材層21と第1の中間層22aとの間が剥離する。そして、剥離により形成された隙間を通り、水蒸気等が包装袋10の内部から外部へと排出される。
そのため、このような包装袋10によれば、電子レンジでの加熱により食品から水蒸気等が発生し、内圧が上昇しても、包装袋10が破裂することがない。
また、加熱により発生した水蒸気等を直ちに包装袋10外へ排出するのではなく、水蒸気が発生し始めて内圧がある程度上昇してから、外部に自動的に排出するため、水蒸気による加熱蒸らし効果が得られ、食味が優れる。
また、このように内圧を逃すための手段として、仮止めシール部Sを形成する方法では、パンチング装置等で孔を開ける必要がなく、切除片(抜きカス)が発生しない。よって、切除片を回収する手間のかかる作業が不要であり、切除片が製品内に混入するリスクもない。
また、易剥離部S1が自動的に剥離して、発生した水蒸気等を切断線L1,L2を通過させて包装袋10の外部へと逃すため、使用者が電子レンジでの加熱前に、何らかの作業を行う必要がない。
また、食品入り包装袋の流通時には、易剥離部S1は剥離されていない。そのため、流通時における食品の劣化を抑制できる。また、流通時には、切断線L1,L2が形成されている第1の中間層22aおよび第2の中間層22bを十分に保護できる。
また、以上の例では、易剥離部S1は、その全領域が均一な剥離強度で形成されているが、図6に示すように、易剥離部S1を、剥離強度が大きな第1領域S1aと、剥離強度が第1領域S1aよりも小さい第2領域S1bとの2つの領域で形成してもよい。第1領域S1aは樹脂フィルム部11の縁部側に形成される。第2領域S1bは、第1領域S1aに連続して設けられ、該第2領域S1bに仮止めシール部Sを形成する。第1領域S1aおよび第2領域S1bの剥離強度は、各々、上述の好適な剥離強度の範囲、すなわち、好ましくは0.01〜5N/15mm、より好ましくは0.1〜3N/15mmの範囲内において、第1領域S1aの方が第2領域S1bよりも大きくなるように、設定する。具体的には、第1領域S1aの剥離強度を0.5〜3N/15mmとし、第2領域S1bの剥離強度を0.5N/15mm未満とすることが好ましい。
このように縁部側に剥離強度が大きな第1領域S1aを形成することにより、レトルト殺菌中における易剥離部S1への熱水の侵入や、流通段階で包装袋が折れ曲がる等したときの易剥離部S1の剥離等を効果的に防止することができる。これにより、保存期間中のバリア性の低下による内容物の劣化を未然に防ぐことが可能となる。一方、仮止めシール部Sは剥離強度が小さな第2領域S1bに形成されているため、水蒸気等の発生により第2領域S1bはよりスムーズに剥離し、水蒸気等が包装袋の内部から外部へと排出されやすい。
また、図6に示すように、第1領域S1aと第2領域S1bとの境界線Q3の形状を一直線ではなく、V字形状とするなど、境界線Q3の形状を変更することにより、発生した水蒸気等により内圧が高まってから、蒸通が始まるまでに要する時間を変化させることができる。すなわち、境界線Q3の形状をV字形状等に変更することにより、内容物の性状に合せて、蒸通が始まるまでの時間を細かくコントロールすることができる。
剥離強度の異なる第1領域S1aおよび第2領域S1bは、たとえば以下の方法(1)、(2)等により形成できる。
(1)第2領域S1bの形成には、接着を阻害する効果がより大きなシリコーン樹脂を含む剥離剤を用い、第1領域S1aの形成には、接着を阻害する効果がシリコーン樹脂よりも小さなアクリル樹脂を含む剥離剤を用いる等、第1領域S1aに使用する剥離剤と第2領域S1bに使用する剥離剤の組合せを調整する。
(2)第1領域S1aの形成と第2領域S1bの形成には、同じ種類の剥離剤を用いる。ただし、接着を阻害する効果がより求められる第2領域S1bにおける剥離剤の塗布量(単位面積当たり)を、第1領域S1aを形成するための剥離剤の塗布量よりも大きくする。
以上説明した形態においては、中間層22が、第1の中間層22aと第2の中間層22bとの2層から形成されている。そして、熱融着層23側に位置する第2の中間層22bは、熱融着層23と同種の樹脂から形成されており、熱融着層23に対して、接着剤層を介さずに熱融着して接合している。そのため、上述のように仮止めシール部Sの熱融着が破壊され場合には、第2の中間層22bが露出し接着剤層が露出することはない。そのため、このように熱融着が破壊されても、食品が接着剤層と接することがなく、食品衛生上好ましい。
以上説明した形態においては、切断線L1,L2は、包装袋10を開封して食品を取り出すための開封線としての機能をも有している。そのため、包装袋10の製造にあっては、開封線として機能する切断線L1,L2上に、仮止めシール部Sを設ければよく、わざわざ、蒸通用の切断線を別途形成しなくてもよい。
ただし、開封線とは別に切断線を設けて、その切断線上に仮止めシール部を設けてもよい。また、その場合には、切断線は、少なくとも仮止めシール部が設けられる部分に形成されていればよく、樹脂フィルム部11の一方の側端部13cから他方の側端部13dにまで形成されていなくてもよい。
以上説明した形態においては、仮止めシール部Sを1箇所のみ設けている。仮止めシール部Sは、2箇所以上設けてもよいが、このように1箇所のみであると、内圧上昇による応力がこの1箇所に効果的に集中して、仮止めシール部Sの熱融着がスムーズに破壊されやすい。
以上説明した形態においては、仮止めシール部Sの形状は、筒部13の長さ方向に長い楕円形としたが、楕円形に限定されず、真円形、矩形等の他の形状でもよい。しかしながら、このように縦長の楕円形であると、包装袋10の製造時に、仮止めシール部Sを設ける位置が包装袋10の長さ方向に多少ずれたとしても、切断線L1,L2上に位置するように形成しやすく好ましい。
また、1つの仮止めシール部Sの面積は、包装袋10の大きさ、内容物の種類および量等により、適宜設定できるが、0.01〜2cmの範囲が好ましい。
以上説明した形態においては、切断線L1,L2を一方の樹脂フィルム部11に設けたが、図7(a)に示すように、他方の樹脂フィルム部12にも、その中間層22に、切断線L3,L4を設けてもよい。この場合、一方の樹脂フィルム部11における切断線L1,L2と、他方の樹脂フィルム部12における切断線L3,L4とは、互いに対応する位置に設ける。そして、これら切断線L1,L2,L3,L4の形成された位置に、仮止めシール部Sを形成する。また、両方の樹脂フィルム部11,12のそれぞれに、剥離部S1からなる領域(α)を形成する。
このように両方の樹脂フィルム部11,12に切断線L1,L2,L3,L4を設けた際に、包装袋の内圧が上昇すると、図7(b)に示すように、樹脂フィルム部11における第2の中間層22bが露出するように熱融着層23が破壊されるか、または、図7(c)に示すように、樹脂フィルム部12における第2の中間層22bが露出するように熱融着層23が破壊される。
図7(b)の場合には、切断線L1,L2を通って水蒸気等が外部に排出され、図7(c)の場合には、切断線L3,L4を通って水蒸気等が外部に排出される。
このように両方の樹脂フィルム部11,12に切断線L1,L2,L3,L4を設けておくと、より確実に、水蒸気等を排出できる。
なお、切断線は、切断部と非切断部が交互に繰り返される点線のような断続的な切断線(ミシン目)であっても、切断部のみからなる連続的なスリット状の切断線であってもよい。
また、この例では、第1の中間層22aと第2の中間層22bには、切断線L1,L2が1本ずつ形成されているが、第1の中間層22aおよび第2の中間層22bに形成される切断線の本数はそれぞれ1本に限定されず、互いに平行な2本以上であってもよい。また、第1の中間層22aと第2の中間層22bに形成される切断線の本数は同じ本数でなくてもよく、たとえば、図8に示すように、第1の中間層22aには1本の切断線L1が形成され、第2の中間層22bには3本の切断線L2が形成されていてもよい。このように第2の中間層22bに複数の切断線L2を形成すると、その部分の熱融着層23との接着強度が、切断線が形成されていない部分の熱融着層23との接着強度に比較してより弱化し、内圧が上昇したときに、樹脂フィルム部11の第2の中間層22bと樹脂フィルム部11の熱融着層23との間がより確実に剥離やすい。
なお、このように第1の中間層22aおよび第2の中間層22bの少なくとも一方に、複数本の切断線を形成する場合には、第1の中間層22aに形成された切断線のうちの少なくとも1本と、第2の中間層22bに形成された切断線のうちの少なくとも1本とは、互いに対応する位置に設けられる必要がある。
また、第1の中間層22aおよび第2の中間層22bの少なくとも一方に、複数本の切断線が形成されている場合、これら複数本の切断線において、隣り合う切断線同士の間隔は、仮止めシール部Sの大きさ等にもよるが、2mm以下であることが好ましい。また、第1の中間層22aに形成される切断線の本数、第2の中間層22bに形成される切断線の本数は、いずれも1〜5本であることが好ましい。
上記の実施形態例では、基材層21には透明蒸着PETフィルムを用いたが、これに限定されない。基材層21には、たとえば、PET等のポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等からなるフィルムを使用できる。また、2種以上の材料を共押出した多層フィルムであってもよい。
また、基材層21に用いられるフィルムは、強度等の点から、二軸延伸フィルムであることが好ましい。また、金属酸化物が蒸着された蒸着フィルム、エチレンビニルアルコール共重合体等のガスバリア性を有する薄膜層が設けられたバリアフィルム等を用いることもできる。
基材層21を構成するフィルムの厚みは、たとえば6〜50μmが好ましく、9〜30μmがより好ましい。
上記の実施形態例では、第1の中間層22aには二軸延伸ポリアミドフィルムを用いたが、これに限定されない。第1の中間層22aには、たとえば、ポリアミドの他、ポリエステル、ポリプロピレン等からなるフィルムを使用できる。また、2種以上の材料を共押出した多層フィルムであってもよい。
また、第1の中間層22aに用いられるフィルムは、強度等の点から、二軸延伸フィルムであることが好ましい。また、金属酸化物が蒸着された蒸着フィルム、エチレンビニルアルコール共重合体等のガスバリア性を有する薄膜層が設けられたバリアフィルム等を用いることもできる。
第1の中間層22aを構成するフィルムの厚みは、たとえば6〜50μmが好ましく、9〜30μmがより好ましい。
接着剤層34,35を構成する接着剤としては、たとえば、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系等が挙げられる。
第2の中間層22bと熱融着層23は、互いに接着剤層を介さずに熱融着するため、第2の中間層22bと熱融着層23は、ともに、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンからなることが好ましい。第2の中間層22bおよび熱融着層23は、ポリオレフィン等の材料の2種以上を共押出した多層フィルムであってもよい。また、上述のように、熱融着層23は、第2の中間層22bの片面に押出しラミネートにより形成されてもよい。
第2の中間層22bの厚みは、10〜150μmが好ましく、20〜100μmがより好ましい。熱融着層23の厚みは、10〜100μmが好ましく、15〜50μmがより好ましい。
また、上記の実施形態例では、包装袋10として、最終的には4方がシールされて閉塞される4方シール袋を図示したが、たとえば筒部の長さ方向の一端に底材が配置されてヒートシールされる底ガゼット袋であってもよい。
また、上記の実施形態例では、筒部13の開口している一端13aの近傍の中間層22に、切断線L1,L2が形成され、該切断線L1,L2の形成された位置に、仮止めシール部Sが形成されていたが、ヒートシールにより閉塞している筒部13の他端13bの近傍に、切断線が形成され、該切断線の形成された位置に、仮止めシール部が形成されていてもよい。
10:包装袋
11,12:樹脂フィルム部
13:筒部
13a:筒部の長さ方向の一端
13b:筒部の長さ方向の他端
21:基材層
23:熱融着層
22:中間層
23a:第1の中間層
23b:第2の中間層
L1〜L4:切断線
S:仮止めシール部
S1:易剥離部
21a:接着阻害被膜

Claims (5)

  1. 基材層と、熱融着層と、前記基材層と前記熱融着層の間に設けられた中間層とを備え、
    前記熱融着層が内側になるように対向配置された樹脂フィルム部から形成された筒部を有する、ボイルまたはレトルト殺菌用途の電子レンジ用包装袋であって、
    前記対向配置された樹脂フィルム部のうちの少なくとも一方の樹脂フィルム部の、前記筒部の長さ方向の一端または他端の近傍の中間層には、前記樹脂フィルム部の幅方向に沿って延びる切断線が形成され、
    前記切断線は前記熱融着層まで達しておらず、
    前記切断線が形成された位置に、前記対向配置された樹脂フィルム部の熱融着層同士がヒートシールされた仮止めシール部が形成され、かつ、
    前記切断線が形成された樹脂フィルム部では、該樹脂フィルム部の縁部の一部を含む領域(α)が、前記基材層と前記中間層とが弱接着した易剥離部からなり、
    前記仮止めシール部は、前記易剥離部に位置している、電子レンジ用包装袋。
  2. 前記易剥離部が、樹脂フィルム部の縁部側に形成された第1領域と、該第1領域よりも剥離強度が小さく、該第1領域に連続して形成された第2領域とから構成され、
    前記仮止めシール部は、前記第2領域に位置している、請求項1に記載の電子レンジ用包装袋。
  3. 前記易剥離部の剥離強度が0.01〜5N/15mmである、請求項1または2に記載の電子レンジ用包装袋。
  4. 4方シール袋である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子レンジ用包装袋。
  5. 前記筒部の長さ方向の一端に底材が配置されてヒートシールされる底ガゼット袋である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子レンジ用包装袋。
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