JP4826279B2 - 電子レンジ用包装袋 - Google Patents
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Description
において、前記ラミネート強度調整層が、60〜90℃の融点を有するエチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂、ポリアミド−硝化綿系樹脂、ポリアミド−硝化綿−ポリエチレンワックス系樹脂のいずれか1種を主体とする樹脂からなることを特徴とするものである。
図1は本発明にかかる電子レンジ用包装袋の第1実施形態を示す一部透視斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は図1のX−X線の断面を図解的に示す一部省略拡大断面図、図4は本発明にかかる電子レンジ用包装袋の第2実施形態を示す一部透視斜視図、図5は図4の分解斜視図、図6は本発明にかかる電子レンジ用包装袋の第3実施形態を示す図5に対応する図、図7はラミネート強度調整領域に設けるラミネート強度調整層のパターン形状を図解的に示す図であり、図中の1,1’は電子レンジ用包装袋、2は外層、3は印刷層、4はラミネート強度調整領域、5は接着剤層、6は熱接着性樹脂からなる内層、7,7’,7”は下部熱接着部、8,8’は側端部熱接着部、9,9’は上部熱接着部、10,10’は前壁部材、20,20’は後壁部材、30,30’はガセット部形成部材、40は折部、41はラミネート強度調整層、50は切欠、A,Bは積層体をそれぞれ示す。
最初に外層2としては、流通段階において冷蔵や冷凍で保存されると共に、使用時に電子レンジで加熱調理され、また、必要に応じて印刷が施されるために、包装袋1、1’の基材層となるために、機械的、物理的、化学的等において優れた性質を有する合成樹脂製フィルムを用いることができ、たとえば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリアセタール系等の樹脂、あるいは、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体等からなるフィルムを用いることができ、未延伸フィルム、あるいは、一軸方向ないし二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができ、フィルムの厚さとしては基材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さであればよく、コストなどを勘案して決めればよいが、印刷適性等を考慮すると一軸方向ないし二軸方向に延伸した延伸フィルムが好適である。
15μm厚さの二軸延伸ナイロンフィルム(以下、ONフィルムと呼称する)のコロナ放電処理面に2液硬化型ウレタン系墨インキで光電管マークを印刷し、該印刷面全面に2液硬化型ウレタン系接着剤を乾燥後に3.5g/m2となるように塗布・乾燥すると共に60μm厚さの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(以下、LLDPEフィルムと呼称する)をドライラミネーション法で積層して壁部材を作製した。
15μm厚さのONフィルムのコロナ放電処理面に、ポリアミド−硝化綿系樹脂(融点:83℃)からなる印刷インキで図7(a)に示した千鳥状に配されたダイヤ形状のパターンからなる3μm厚さのラミネート強度調整層を有するラミネート強度調整領域を図6に示すような帯状に形成し、前記ラミネート強度調整層を形成した面全面に2液硬化型ウレタン系接着剤を乾燥後に3.5g/m2となるように塗布・乾燥すると共に30μm厚さのLLDPEフィルムをドライラミネーション法で積層してガセット部形成部材1を作製した。なお、この場合の、前記ラミネート強度調整領域における前記ラミネート強度調整層の占有率は56%である。
ラミネート強度調整領域における前記ラミネート強度調整層の占有率を63%に代えた以外は同様のパターンで同じようにガセット部形成部材2を作製した。
ラミネート強度調整領域における前記ラミネート強度調整層の占有率を72%に代えた以外は同様のパターンで同じようにガセット部形成部材3を作製した。
ラミネート強度調整領域における前記ラミネート強度調整層の占有率を35%に代えた以外は同様のパターンで同じようにガセット部形成部材4を作製した。
2 外層
3 印刷層
4 ラミネート強度調整領域
5 接着剤層
6 熱接着性樹脂からなる内層
7,7’,7” 下部熱接着部
8,8’ 側端部熱接着部
9,9’ 上部熱接着部
10,10’ 前壁部材
20,20’ 後壁部材
30,30’ ガセット部形成部材
40 折部
41 ラミネート強度調整層
50 切欠
A,B 積層体
Claims (6)
- 外層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも備えた積層体からなる矩形状の前後壁部材とガセット部形成部材とからなり、前記前後壁部材の内層同士を対向させて三つの端縁が一致するように、かつ、残る一つの端縁が段違いとなるように重ね合わせると共に前記内層が表出するように折部で略V字状に折り畳んだ前記ガセット部形成部材を前記折部が前記前後壁部材間に位置するように、かつ、前記ガセット部形成部材の前記折部を除く三つの端縁が前記前後壁部材の段違いの端縁とこの端縁に連接する両端縁と一致するように挿入し、前記ガセット部形成部材を設けた前記折部と対向する端縁と前記折部と直交する方向の両端縁とをそれぞれ下部熱接着部と側端部熱接着部で接合すると共に前記下部熱接着部と対向する端縁を上部熱接着部で接合して密封した前記下部熱接着部側にガセット部を有する包装袋であって、前記ガセット部の前記折部からの距離が短い方の前記下部熱接着部を構成する前記積層体の一方の前記外層と前記内層との間に、前記下部熱接着部を横断する、部分的にラミネート強度調整層を有するラミネート強度調整領域が形成されており、前記ラミネート強度調整層が前記ラミネート強度調整領域において、40〜70%の占有率となるように、かつ、前記下部熱接着部の内縁が前記ラミネート強度調整領域の一部を横断するパターンで形成されていることを特徴とする電子レンジ用包装袋。
- 外層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも備えた積層体からなる矩形状の前後壁部材とガセット部形成部材とからなり、前記前後壁部材の内層同士を対向させて四つの端縁が合致するように重ね合わせると共に前記内層が表出するように折部で略V字状に折り畳んだ前記ガセット部形成部材を前記折部が前記前後壁部材間に位置するように、かつ、前記ガセット部形成部材の前記折部を除く三つの端縁が前記前後壁部材の三つの端縁と一致するように挿入し、前記ガセット部形成部材を設けた前記折部と対向する端縁と前記折部と直交する方向の両端縁とをそれぞれ下部熱接着部と側端部熱接着部で接合すると共に前記下部熱接着部と対向する端縁を上部熱接着部で接合して密封した前記下部熱接着部側にガセット部を有する包装袋であって、前記ガセット部の一方の前記下部熱接着部を構成する前記積層体の一方の前記外層と前記内層との間に、前記下部熱接着部を横断する、部分的にラミネート強度調整層を有するラミネート強度調整領域が形成されており、前記ラミネート強度調整層が前記ラミネート強度調整領域において、40〜70%の占有率となるように、かつ、前記下部熱接着部の内縁が前記ラミネート強度調整領域の一部を横断するパターンで形成されていることを特徴とする電子レンジ用包装袋。
- 折部で略V字状に折り畳んだガセット部形成部材が前記折部に連接する両端縁に折り畳んだ状態において対向する切欠を有していることを特徴とする請求項2記載の電子レンジ用包装袋。
- 前記下部熱接着部の内縁が下部側に突出する前記ガセット部形成部材の前記折部と前記両側端部熱接着部の内縁との略交点を結ぶ略円弧状に形成されていることを特徴とする請求項3記載の電子レンジ用包装袋。
- 前記ラミネート強度調整層が、60〜90℃の融点を有するエチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂、ポリアミド−硝化綿系樹脂、ポリアミド−硝化綿−ポリエチレンワックス系樹脂のいずれか1種を主体とする樹脂からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子レンジ用包装袋。
- 前記ラミネート強度調整領域を形成した前記下部熱接着部が位置する側の壁部材面に、この面を上にして加熱調理する旨の表示がなされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子レンジ用包装袋。
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