JP6602598B2 - 液体センサ - Google Patents

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Description

本発明は、透光性を有するチューブ内の液体の有無を光学的に検出する液体センサに関する。
従来から、この種の液体センサとしては、特許文献1に記載の液体センサが知られている。この液体センサでは、大弧状の本体部の内側に透光性のチューブが挟持された状態で、発光素子からチューブに向けて光が照射され、チューブを通じた光が受光素子によって受光される。チューブにおける光の屈折態様がチューブ内の液体の有無に応じて異なるため、チューブ内の液体の有無を受光素子の受光量に基づいて光学的に検出することが可能である。
特開平8−293234号公報
ところで、上記文献に記載の液体センサでは、チューブにおいて挟持の対象とする部分の長さが長いことから本体部とチューブとの間に隙間が生じやすく、チューブに対する十分な保持力が得られにくいという問題があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、チューブに対する保持力を向上することにある。
上記課題を解決する液体センサは、透光性を有するチューブ内の液体の有無を検知する液体センサであって、前記チューブを挟持するための一対の弾性片を有する保持部材と、前記一対の弾性片の間の空間に対して、前記チューブの長手方向と交差する方向である照射方向に沿って検出光を照射する投光部と、前記一対の弾性片の間の空間を透過した前記検出光を受光する受光部と、を備え、前記一対の弾性片の各々には、前記チューブの長手方向と交差する方向であって、かつ、前記照射方向とは異なる方向である延在方向に延びるスリットが形成されており、前記一対の弾性片の各々に形成されたスリットが前記投光部と前記受光部との間の前記検出光の光軸上に位置する。
上記構成によれば、一対の弾性片をスリットによってチューブの長手方向に分割してチューブに対して密着させやすくすることで、チューブを嵌めやすくすることができるとともに、チューブに対する保持力を向上することができる。また、弾性片を分割するために形成したスリットが検出光の光路としても機能する。このため、検出光の光路を確保するために貫通孔等を別途形成する必要が無く、弾性片の強度を低下することがないため、この点においてもチューブに対する保持力を向上することができる。
上記液体センサにおいて、前記一対の弾性片において前記チューブが挿抜される先端縁には、前記一対の弾性片の間の空間の外側から内側に向けて次第に幅狭となる第1のテーパ面が形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、チューブが第1のテーパ面にガイドされつつ一対の弾性片に挟持されるため、チューブを簡便に保持部材に保持させることができる。
上記液体センサにおいて、前記一対の弾性片の先端縁のうち前記チューブの長手方向の両端には、前記チューブの長手方向の両端から中央に向けて次第に幅狭となる第2のテーパ面が形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、チューブをその長手方向の一端側から他端側の順に一対の弾性片に挟持させる際に、チューブが第2のテーパ面にガイドされつつ挟持されるため、チューブを更に簡便に保持部材に保持させることができる。
上記液体センサにおいて、前記スリットは、前記一対の弾性片を前記チューブの挿抜方向に貫通しており、前記保持部材における前記一対の弾性片の形成面には、前記スリットに連通する凹部が形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、スリットを通過した入射光の一部が光軸から外れるようにスリットから射出されたとしても、こうした入射光はスリットを通過した後に保持部材の凹部内で散乱・反射されることとなるため、こうした入射光が受光部に誤って入光することを抑制できる。
上記液体センサにおいて、前記保持部材は、前記液体センサを対象物に取り付けるための取付部を有する本体ケースに装着されるものであり、前記本体ケースの材質は、前記保持部材の材質よりも剛性が高いことが好ましい。
上記構成によれば、本体ケースが比較的剛性の高い材質により構成されるため、液体センサを対象物に対して安定して取り付けることができる。
上記液体センサにおいて、前記保持部材に対する前記チューブの保持方向は、前記対象物に対する前記本体ケースの取付方向と同一方向であることが好ましい。
上記構成によれば、例えば液体センサの対象とするチューブが室内の壁面に沿って引き回されているとき等に、本体ケースを対象物となる室内の壁面に対して直接取り付けることが可能となる。また、本体ケースの取付動作とチューブの保持動作が同一方向から行われるため、それらの動作を簡便に行うことも可能となる。
上記液体センサにおいて、前記保持部材は、黒色の材質により構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、スリットを通過した入射光が保持部材で散乱・反射することが低減されるため、こうした光が受光部に誤って入光することを抑制できる。
上記液体センサにおいて、前記投光部から出射された光の一部を前記チューブの長手方向と交差する方向において遮光する遮光部を有し、前記遮光部は、前記投光部から出射された光のうち、前記チューブにおいて前記液体が通る領域を通過する光以外の光を遮光するように設けられることが好ましい。
チューブの面における反射等によって液体が通る領域以外を通過する光が受光素子に入光されると、誤判定を招く場合がある。上記構成によれば、液体が通る領域を通過する光以外の光が遮光部によって遮られて受光部に入光しないため、誤判定が抑制される。
上記液体センサにおいて、前記遮光部は、前記チューブにおいて、内周面より前記一対の弾性片の基端側を通過する光を遮断する第1の遮光部を含むことが好ましい。
上記の構成によれば、第1の遮光部により、チューブの内周面より、一対の弾性片の基端側の光が遮られる。このため、液体が通る領域を通過する光以外の光が第1の遮光部によって遮られて受光部に入光しないため、誤判定が抑制される。
上記液体センサにおいて、前記第1の遮光部は、前記スリット内に設けられることが好ましい。
上記の構成によれば、液体が通る領域以外を通過する光が遮られる。また、液体が通る領域を通過する光を遮る量が少なくなり、受光部に入光する検出光の光量の低下が抑制される。
上記液体センサにおいて、前記遮光部は、前記チューブにおいて、内周面より前記一対の弾性片の先端側を通過する前記検出光を遮断する第2の遮光部を含むことが好ましい。
上記の構成によれば、第2の遮光部により、チューブの内周面より、一対の弾性片の先端側の光が遮られる。このため、液体が通る領域を通過する光以外の光が第2の遮光部によって遮られて受光部に入光しないため、誤判定が抑制される。
本発明によれば、チューブに対する保持力を向上することができる。
第一実施形態の液体センサの斜視図。 液体センサの分解斜視図。 カバー部材の斜視図。 図3の4−4線矢視断面図。 カバー部材の平面図。 液体センサの断面図。 液体センサの要部拡大断面図であって、(a)は、チューブ内が液体で満たされているときの検出光の屈折態様を示し、(b)は、チューブ内が空気で満たされているときの検出光の屈折態様を示す。 第二実施形態の液体センサの斜視図。 液体センサの分解斜視図。 カバー部材の断面を示す斜視図。 液体センサの断面図。 (a)(b)は検出光の状態を示す説明図。 (a)はチューブにおける検出光の状態を示す説明図、(b)は不要光の遮光状態を示す説明図。
(第一実施形態)
以下、第一実施形態の液体センサを説明する。
図1に示すように、本実施形態の液体センサの外装は、本体ケース10とカバー部材20とにより構成されている。
本体ケース10は、例えば硬質樹脂等からなり、平板部11と、平板部11から突出した筒部12とを有している。平板部11には、その厚み方向に貫通するボルト孔13が二箇所に形成されている。本体ケース10は、これらのボルト孔13に挿通された固定ボルト等(図示略)により、例えば壁面等の対象物Sに固定される。
カバー部材20は、本体ケース10の筒部12の開口端に取り付けられている。カバー部材20において液体センサの外側に露出する部分には、液体センサの測定対象となる透光性のチューブTが保持される。なお、カバー部材20にチューブTを保持する方向をチューブTの保持方向とする。液体センサ(本体ケース10)を対象物Sに取り付ける方向、対象物Sにおいて本体ケース10の取付られる面に垂直な方向を液体センサ(本体ケース10)の取付方向とする。これら、チューブTの保持方向と液体センサの取付方向は互いに同じ方向、つまり保持方向と取付方向とは同一方向である。
図2に示すように、本体ケース10の筒部12には、チューブT内の液体の有無を検知するセンサユニット30が収容されている。センサユニット30は、基板フレーム31と、投光フレーム32と、受光フレーム33とを有している。基板フレーム31は、一方向に細長く延びている。投光フレーム32と受光フレーム33は、基板フレーム31の長手方向の一端及び他端から、それぞれ同一方向に垂直に立設されている。
基板フレーム31は、ボトムフレーム部31A、サイドフレーム部31B、カバーフレーム部31Cを含む。ボトムフレーム部31Aには液体センサにおける各種の動作を制御する回路素子34が実装されている。サイドフレーム部31Bは四角枠状をなし、回路素子34を囲む。カバーフレーム部31Cは、ボトムフレーム部31Aとサイドフレーム部31Bとにより囲まれた回路素子34の実装空間を閉塞する。なお、カバーフレーム部31Cは、一方向に細長く延びており、その長手方向の一端及び他端には第1の嵌合部35及び第2の嵌合部36がそれぞれ設けられている。第1の嵌合部35及び第2の嵌合部36には、投光フレーム32及び受光フレーム33がそれぞれ嵌合される。これにより、基板フレーム31に投光フレーム32と受光フレーム33が固定される。
また、カバー部材20は、本体ケース10の筒部12にセンサユニット30が収容された状態で、本体ケース10の筒部12の開口を閉塞するようにカバー部材20が嵌合されている。このとき、カバー部材20に形成された挿通孔40と本体ケース10に形成された挿通孔41とが重なるように配置される。これら重なり合った挿通孔40,41に対して本体ケース10の外側から位置決めピン43が挿入されている。この位置決めピン43は、センサユニット30における基板フレーム31のカバーフレーム部31Cに対して上方から接触することで、本体ケース10の筒部12内でのセンサユニット30の収容位置を位置決めする役割を果たす。
次に、カバー部材20の構成について詳細に説明する。
図3に示すように、カバー部材20は、例えば黒色の軟質樹脂等により一体成形されており、略矩形状をなす天面Pの長手方向の中央位置には、天面Pの短手方向の一端から他端に亘って直線状に延びる凹溝50が形成されている。凹溝50の底面には、円弧状に湾曲して凹溝50の長手方向の全域に亘って延びる一対の弾性片51A,51Bが形成されている。この一対の弾性片51A,51Bは、チューブTを挟持して保持する役割を果たす。
図4に示すように、一対の弾性片51A,51Bの先端縁は、チューブTが挿抜される開口端を形成している。この一対の弾性片51A,51Bの先端縁には、弾性片51A,51Bの先端から基端に向かう方向であるチューブTの挿入方向において、次第に幅狭となる第1のテーパ面P1が形成されている。先端縁の第1のテーパ面P1により、一対の弾性片51A,51Bの先端部の間の幅は、挿入方向において、次第に幅狭となる。つまり、一対の弾性片51A,51BにおいてチューブTが挿抜される先端縁には、一対の弾性片51A,51Bの間の空間の外側から内側に向けて、一対の弾性片51A,51Bの先端部の間の幅が、次第に幅狭となる第1のテーパ面P1が形成されている。
図5に示すように、一対の弾性片51A,51Bの先端縁における凹溝50の長手方向の両端には、凹溝50の長手方向の両端から中央に向けて次第に幅狭となる第2のテーパ面P2が形成されている。
一対の弾性片51A,51Bにおける長手方向の中央位置には、一対の弾性片51A,51Bの基端から先端まで延びるスリット52が形成されている。スリット52は、凹溝50の底面と直交する方向に沿って、一対の弾性片51A,51Bを貫通している。さらに、スリット52は、凹溝50の底面に形成された凹部54に連通している。
図6に示すように、カバー部材20が本体ケース10に嵌合された状態では、投光素子37と受光素子38とがスリット52を介して互いに対向するように配置される。そして、投光素子37からスリット52の延在方向と交差する方向に照射される検出光は、カバー部材20に形成された通過孔55Aから凹溝50内に入射される。また、この検出光は、凹溝50内において一対の弾性片51A,51Bの各々に形成されたスリット52を介して一対の弾性片51A,51Bの間の空間を通過した後、カバー部材20に形成された通過孔55Bを介して受光素子38に受光される。すなわち、スリット52は、投光素子37と受光素子38との間に形成される検出光の光軸AX上に配置されている。
図7(a)及び図7(b)に示すように、一対の弾性片51A,51Bに透光性のチューブTが保持された状態で投光素子37から検出光が照射されると、その照射された検出光がスリット52を介してチューブTの外表面に到達し、更にはチューブTの内部を横切るようにチューブTを透過した後に受光素子38に受光される。
このとき、検出光SLの屈折態様は、チューブTの材質の屈折率と、チューブTの内部の媒質の屈折率との差に応じて変化する。
図7(a)に示すように、チューブTの内部が液体Lで満たされているとき、液体Lの屈折率は、空気Aの屈折率よりも大きい。したがって、屈折率の差が比較的小さくなる。そのため、投光素子37から照射された検出光SLのうち、チューブTと液体Lとの界面で屈折したことにより受光素子38に到達しない検出光SLの比率が比較的少なくなる。
図7(b)に示すように、チューブTの内部が気泡等により空気Aで満たされているとき、液体Lの屈折率は、空気Aの屈折率よりも小さい。したがって、屈折率の差が比較的大きくなる。そのため、投光素子37から照射された検出光SLのうち、チューブTと空気Aとの界面で屈折したことにより受光素子38に到達しない検出光の比率が比較的多くなる。
そこで、本実施形態では、受光素子38における受光量を所定の閾値と比較し、その受光量が所定の閾値未満であるときに、チューブTの内部が空気Aで満たされていると判定することを可能とする。具体的には、受光素子38は受光量に応じたレベルの信号を出力する。図2に示す基板フレーム31に実装された回路素子34からなる検出回路は、受光素子38から出力される信号のレベル(たとえば電圧値)と閾値とを比較し、その比較結果に応じた検出信号を生成する。この検出信号により、チューブTの内部の媒体が液体Lか空気Aかを判定することを可能とする。
次に、本実施形態の液体センサの作用について説明する。
一対の弾性片51A,51Bは、その長手方向の中央位置にスリット52が形成されることにより、同方向に複数に分割されている。そのため、一対の弾性片51A,51Bがその長手方向の全域に亘って連続して延びる構成と比較して弾性変形がしやすくなり、チューブTに対する密着性も向上することとなる。
また、本実施形態では、チューブTの保持を目的として形成したスリット52が、チューブT内の液体を光学的に検出する上で必要となる検出光SLの光路としても機能する。そのため、このような検出光SLの光路を形成することを目的として、一対の弾性片51A,51Bにスリット52や貫通孔を新たに設ける場合と比較して、一対の弾性片51A,51Bの強度を向上することにもなる。
したがって、上記実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)カバー部材20における一対の弾性片51A,51Bをスリット52によってチューブTの長手方向に分割してチューブTに対して密着させやすくすることで、チューブTを嵌めやすくすることができるとともに、チューブTに対する保持力を向上することができる。また、弾性片51A,51Bを分割するために形成したスリット52が検出光SLの光路としても機能する。このため、検出光SLの光路を確保するために貫通孔等を別途形成する必要が無く、弾性片51A,51Bの強度を低下することがないため、この点においてもチューブTに対する保持力を向上することができる。
(2)一対の弾性片51A,51BにおいてチューブTが挿抜される先端縁には、一対の弾性片51A,51Bの間の空間の外側から内側に向けて次第に幅狭となる第1のテーパ面P1が形成されている。そのため、チューブTが第1のテーパ面P1にガイドされつつ一対の弾性片51A,51Bに挟持されるため、チューブTを簡便にカバー部材20に保持させることができる。
(3)一対の弾性片51A,51Bの先端縁のうちチューブTの長手方向の両端には、チューブTの長手方向の両端から中央に向けて次第に幅狭となる第2のテーパ面P2が形成されている。そのため、チューブTをその長手方向の一端側から他端側の順に一対の弾性片51A,51Bに挟持させる際に、チューブTが第2のテーパ面P2にガイドされつつ挟持されるため、チューブTを更に簡便にカバー部材20に保持させることができる。
(4)スリット52は、一対の弾性片51A,51BをチューブTの挿抜方向に貫通しており、カバー部材20における一対の弾性片51A,51Bの形成面には、スリット52に連通する凹部54が形成されている。そのため、スリット52を通過した検出光の一部が光軸AXから外れるようにスリット52から射出されたとしても、こうした検出光はスリット52を通過した後にカバー部材20の凹部54内で散乱・反射されることとなるため、こうした検出光が受光素子38に誤って入光することを抑制できる。
(5)カバー部材20は、液体センサを対象物Sに取り付けるためのボルト孔13を有する本体ケース10に装着されるものであり、本体ケース10の材質は、カバー部材20の材質よりも剛性が高い。そのため、本体ケース10が比較的剛性の高い材質により構成されるため、液体センサを対象物Sに対して安定して取り付けることができる。
(6)カバー部材20に対するチューブTの保持方向は、対象物Sに対する本体ケース10の取付方向と同一方向である。そのため、例えば液体センサの対象とするチューブTが室内の壁面に沿って引き回されているとき等に、本体ケース10を対象物Sとなる室内の壁面等に対して直接取り付けることが可能となる。また、本体ケース10の取付動作とチューブTの保持動作が同一方向から行われるため、それらの動作を簡便に行うことも可能となる。
(7)カバー部材20は黒色の樹脂材料により構成されている。そのため、スリット52を通過した検出光SLがカバー部材20で散乱・反射することが低減されるため、こうした検出光SLが受光素子38に誤って入光することを抑制できる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態の液体センサを説明する。
なお、第一実施形態と同じ部材については同じ符号を付し、説明の一部または全てを省略する。
図8に示すように、本実施形態の液体センサの外装は、本体ケース10とカバー部材70とにより構成されている。カバー部材70は、本体ケース10の筒部12の開口端に取り付けられている。カバー部材70は、第一実施形態のカバー部材20と同様に、黒色の樹脂材料により構成されている。
図9に示すように、本体ケース10の筒部12には、センサユニット30が収容される。センサユニット30は、基板フレーム31と、投光フレーム32と、受光フレーム33とを有している。基板フレーム31は、ボトムフレーム部31A、サイドフレーム部31B、カバーフレーム部31Cを含む。
カバー部材70及びセンサユニット30は、本体ケース10の挿通孔41に挿通された位置決めピン43により、本体ケース10に対して固定されている。カバー部材70には挿通孔40が形成されている。カバー部材70は、挿通孔40を本体ケース10の挿通孔41と重なるように、本体ケース10に挿入される。位置決めピン43は、本体ケース10の挿通孔41とカバー部材70の挿通孔40に挿通される。
図8に示すように、カバー部材70の天面Pは略矩形状に形成されている。カバー部材70には、天面Pから本体ケース10に向かって凹溝50が形成されている。凹溝50は、天面Pの長手方向の中央位置に、天面Pの短手方向の一端から他端まで直線状に延びている。凹溝50には、一対の弾性片71A,71Bが配設ざれている。一対の弾性片71A,71Bは、凹溝50の底面から凹溝50の開口端、つまり天面Pの方向に向かって延びるように形成されている。また、一対の弾性片71A,71Bは、凹溝50の長手方向の全域、つまり長手方向の一端から他端まで延びている。一対の弾性片71A,71Bは、円弧状に湾曲している。そして、一対の弾性片71A,71Bは、湾曲している内周面を互いに対向するように形成されている。一対の弾性片71A,71Bは、これらの弾性片71A,71Bにより保持するチューブTの外径に応じて湾曲している。
図11に示すように、一対の弾性片71A,71Bの先端縁は、チューブTが挿抜される開口端を形成している。この一対の弾性片71A,71Bの先端縁には、弾性片71A,71Bの先端から基端に向かう方向であるチューブTの挿入方向において、次第に幅狭となる第1のテーパ面P1が形成されている。先端縁の第1のテーパ面P1により、一対の弾性片71A,71Bの先端部の間の幅は、挿入方向において、次第に幅狭となる。つまり、一対の弾性片71A,71BにおいてチューブTが挿抜される先端縁には、一対の弾性片71A,71Bの間の空間の外側から内側に向けて、一対の弾性片71A,71Bの先端部の間の幅が、次第に幅狭となる第1のテーパ面P1が形成されている。
一対の弾性片71A,71Bにおける長手方向の中央位置には、一対の弾性片71A,71Bの基端から先端までの延びるスリット52が形成されている。スリット52は、凹溝50の底面と直交する方向に沿って、一対の弾性片71A,71Bを貫通している。さらに、スリット52は、凹溝50の底面に形成された凹部54に連通している。
図11に示すように、投光素子37と受光素子38は、互いに対向するように配置されている。投光素子37と受光素子38とを結ぶ直線(一点鎖線)を光軸AXとする。スリット52は、光軸AX上に配設されている。
図11に示すように、カバー部材70には、光軸AX上に配設された通過孔55A,55Bを有している。通過孔55A,55Bは、たとえば凹溝50を形成する側壁56A,56Bのスリット57A,57Bにより形成される。凹溝50の内側面50A,50Bを形成する側壁56A,56Bには、長手方向中央に、上記のスリット52と同じ方向に沿って延びるスリット57A,57Bが形成されている。
図10に示すように、スリット57Aは、側壁56Aを貫通し、投光素子37(図11参照)が配置される空間58Aと凹溝50内とを連通する通過孔55Aを形成する。同様に、スリット57Bは、側壁56Bを貫通し、受光素子38(図11参照)が配置される空間58Bと凹溝50内とを連通する通過孔55Bを形成する。
図10に示すように、スリット52には、遮光部72A,72Bが形成されている。遮光部72Aは、スリット52により分割された2つの弾性片71Aの間に形成されている。同様に、遮光部72Bは、スリット52により分割された2つの弾性片71Bの間に形成されている。
遮光部72A,72Bは、凹溝50の底面から、一対の弾性片71A,71Bの先端に向かって延びる直線状に形成されている。各遮光部72A,72Bは、それぞれの先端が、一対の弾性片71A,71Bにより保持されるチューブT(図示略)の外周面と当接するように形成されている。本実施形態において、遮光部72A,72Bは、スリット52内にあって、一対の弾性片71A,71Bと一体的に形成されている。
側壁56A,56Bにはそれぞれ遮光部73A,73Bが配設されている。図8に示すように、遮光部73Aは、側壁56Aに形成されたスリット57Aを跨ぐように形成されている。同様に、遮光部73Bは、側壁56Bに形成されたスリット57Bを跨ぐように形成されている(図10参照)。
遮光部72A,72B,73A,73Bは、投光素子37から出射される光の一部を遮る。この液体センサにおいて、液体Lの有無に応じて、チューブTにおいて液体Lが通る領域、つまりチューブTの内側の領域を通過し受光素子38にて受光する検出光SLの受光量が変化する。液体センサは、受光素子38の受光量により、チューブTの内部が液体Lで満たされているか空気Aで満たされているか、つまり液体Lの有無を判定する。したがって、液体Lが通る領域を通過しない光は、検出に対する不要光となる。遮光部72A,72B,73A,73Bは、投光素子37から出射される光のうち、チューブTにおいて液体Lが通る領域、つまりチューブTの内側の領域を通過する光以外の光(不要光)を遮るように設けられている。
次に、本実施形態の液体センサの作用について説明する。
検出光SLは、2つの媒質の境界(界面)を通過するとき、2つの媒質の屈折率の差に応じて、屈曲する。
図12(a)及び図12(b)には、投光素子37、受光素子38、チューブT、遮光部72A,72B,73A,73Bの模式的に示されている。図12(a)において、チューブTの内部は液体Lで満たされている。一方、図12(b)において、チューブTの内部は気泡等による空気Aで満たされている。
チューブTの屈折率と液体Lの屈折率との差は、チューブTの屈折率と空気Aの屈折率の差よりも小さい。このため、図12(a)に示す場合、投光素子37から出射された検出光SLは、チューブTと液体Lとをほぼ直線状に通過する。このため、検出光SLは受光素子38により受光されない。一方、図12(b)に示す場合、投光素子37から出射された検出光SLは、チューブTの内周面Taにおいて屈折し、光軸AXとほぼ平行にチューブTの内部を進む。そして、チューブTの内周面Ta及び外周面Tbにおいて屈折し、受光素子38により受光される。
受光素子38は、受光量に応じたレベルの信号を出力する。この信号のレベル(たとえば電圧値)を所定のしきい値と比較し、比較結果に応じたレベルの検出信号が生成される。この検出信号のレベルは、チューブT内部の媒質に対応する。したがって、検出信号のレベルにより、チューブTの内部(検出光SLが透過する領域)の媒質を判定することが可能となる。
ところで、投光素子37から出射される検出光SLは、投光素子37から放射状に拡散される。検出光SLは、屈折率差と境界(界面)への入射角度に応じて反射する場合がある。
図13(a)において、一点鎖線にて示す光Saは不要光であり、チューブTの内周面Taと外周面Tbにおいて反射し、受光素子38に到達する。つまり、不要光Saは、チューブTの内周面Taよりも凹溝50の底面側、つまり一対の弾性片71A,71Bの基端側を通過し、媒質(図では空気A)を通過しない。二点鎖線にて示す光Sbは不要光であり、チューブTにおいて、内周面Taより一対の弾性片71A,71Bの先端側を通過し、受光素子38に到達する。つまり、不要光Sbは、媒質(空気A)を通過しない。これらの不要光Sa,Sbは、チューブTの内部の媒質に影響されない。つまり、媒質の検出に対して不要な光(不要光)である。
そして、これらの不要光は、図12(a)に示すように、チューブTの内部が液体Lにより満たされているときにも、受光素子38にて受光される。このため、図12(b)に示すように、チューブTの内部が空気Aにより満たされたときとの受光量の差が少なくなり、しきい値の設定を難しくする。また、しきい値の設定によっては、誤判定を招く虞がある。
図13(b)に示すように、本実施形態の遮光部72A,73Aは、不要光Sa,Sbを遮る。したがって、不要光Sa,Sbは、受光素子38に到達しない。このため、受光素子38における受光量は、チューブTの内部の媒質(液体Lまたは空気A)に応じて変化する。このため、受光量の差が大きく、誤判定を抑制することができる。また、受光量の差が大きいため、しきい値を容易に設定することができる。
なお、図13(b)において破線は不要光である不要光Sa,Sbの光路を示す。遮光部72B,73Bは、これらの光路に配置されている。したがって、迷光(乱反射等による光)が破線にて示す光路を通る場合がある。このような迷光は、受光素子38における受光量の変動を招く、つまり外乱となる。遮光部72B,73Bは、迷光を遮り、受光量の変動を抑制する。このため、迷光等による誤判定を抑制することができる。
本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(11)第一実施形態に示した(1),(2),(4)〜(7)と同様の効果を得ることができる。
(12)遮光部72A,72B,73A,73Bは、投光素子37から出射される光の一部を遮る。遮光部72A,72B,73A,73Bは、投光素子37から出射される光のうち、チューブTにおいて液体Lが通る領域、つまりチューブTの内側の領域を通過する光以外の光(不要光)を遮るように設けられている。したがって、不要光Sa,Sbは、受光素子38に到達しない。このため、受光素子38における受光量は、チューブTの内部の媒質(液体Lまたは空気A)に応じて変化する。このため、受光量の差が大きく、誤判定を抑制することができる。
(13)遮光部72A,72Bは、一対の弾性片71A,71Bを分割するスリット52内に配設されている。スリット52は、投光素子37から出射される検出光SLが通過する。したがって、スリット52内に配設された遮光部72A,72Bは、検出光SLの一部を容易に遮光する。
(14)遮光部72A,72Bは、一対の弾性片71A,71Bを分割するスリット52内に配設されている。投光素子37から出射される光(出射光)は、放射状に広がる。この出射光は、液体Lが通るチューブTの内部を通過する検出光SLと、チューブTの内部を通過しない不要光Saを含む。したがって、遮光部72A,72BをチューブTに接するように配設することにより、不要光Saを遮光し、遮光部72A,72Bにより検出光SLを遮る量を少なくすることができる。つまり、検出光SLの光量の低下を抑制することができる。
なお、上記各実施形態は、以下のような形態にて実施することもできる。
・上記実施形態において、カバー部材20の材質の色として、黒色以外の色を採用してもよい。
・上記実施形態において、対象物Sに対する本体ケース10の取付方向と、一対の弾性片51A,51B,71A,71Bに対するチューブTの保持方向とが互いに異なる方向であってもよい。
・上記実施形態において、凹溝50の底面に形成された凹部54を省略してもよい。
・上記実施形態において、一対の弾性片51A,51Bの先端縁は、チューブTの長手方向の全域に亘って一定幅となる端面を有するように構成してもよい。
・上記実施形態において、一対の弾性片51A,51B,71A,71Bの先端縁は、チューブTの挿抜方向に沿って直線状に延びる端面を有するように構成してもよい。
・上記実施形態において、投光素子37と受光素子38とは必ずしも互いに対向して配置される必要はなく、投光素子37からの検出光の照射方向と受光素子38への検出光の入射方向とが斜めに交差するように構成してもよい。
・第二実施形態において、遮光部73A,73Bを省略してもよい。投光素子37から出力される検出光SLは、出射される光の中心から角度が大きくなるほど光量が少なくなる。したがって、チューブTにおいて、内周面Taよりも一対の弾性片51A,51Bの先端側を通る検出光の光量が、液体Lの有無を判定する結果に対する影響が少ない場合がある。このため、影響が少ない検出光SLを出射する投光素子37を用いた液体センサでは、遮光部73A,73Bの省略が可能となる。
・第二実施形態において、受光素子38側の遮光部72B,73Bを省略してもよい。また、投光素子37側の遮光部72A,73Aを省略してもよい。
・第二実施形態では、チューブTの近傍に配設された遮光部72A,72B,73A,73Bにより不要光を遮光する。したがって、カバー部材70において、通過孔55A,55Bの大きさや形状を適宜変更してもよい。
・第二実施形態において、第一実施形態と同様に、一対の弾性片51A,51Bは端部に第2のテーパ面P2を有するものとしてもよい。
10…本体ケース、13…ボルト孔(取付部)、20,70…カバー部材(保持部材)、37…投光素子(投光部)、38…受光素子(受光部)、51A,51B…弾性片、52…スリット、54…凹部、71A,71B…弾性片、72A,72B…遮光部(第1の遮光部)、73A,73B…遮光部(第2の遮光部)、AX…光軸、L…液体、P1…第1のテーパ面、P2…第2のテーパ面、S…対象物、SL…検出光、T…チューブ、Ta…内周面。

Claims (11)

  1. 透光性を有するチューブ内の液体の有無を検知する液体センサであって、
    前記チューブを挟持するための一対の弾性片を有する保持部材と、
    前記一対の弾性片の間の空間に対して、前記チューブの長手方向と交差する方向である照射方向に沿って検出光を照射する投光部と、
    前記一対の弾性片の間の空間を透過した前記検出光を受光する受光部と、
    を備え、
    前記一対の弾性片の各々には、前記チューブの長手方向と交差する方向であって、かつ、前記照射方向とは異なる方向である延在方向に延びるスリットが形成されており、前記一対の弾性片の各々に形成されたスリットが前記投光部と前記受光部との間の前記検出光の光軸上に位置する
    ことを特徴とする液体センサ。
  2. 前記一対の弾性片において前記チューブが挿抜される先端縁には、前記一対の弾性片の間の空間の外側から内側に向けて次第に幅狭となる第1のテーパ面が形成されている
    請求項1に記載の液体センサ。
  3. 前記一対の弾性片の先端縁のうち前記チューブの長手方向の両端には、前記チューブの長手方向の両端から中央に向けて次第に幅狭となる第2のテーパ面が形成されている
    請求項2に記載の液体センサ。
  4. 前記スリットは、前記一対の弾性片を前記チューブの挿抜方向に貫通しており、
    前記保持部材における前記一対の弾性片の形成面には、前記スリットに連通する凹部が形成されている
    請求項1〜3の何れか一項に記載の液体センサ。
  5. 前記保持部材は、前記液体センサを対象物に取り付けるための取付部を有する本体ケースに装着されるものであり、
    前記本体ケースの材質は、前記保持部材の材質よりも剛性が高い
    請求項1〜4の何れか一項に記載の液体センサ。
  6. 前記保持部材に対する前記チューブの保持方向は、前記対象物に対する前記本体ケースの取付方向と同一方向である
    請求項5に記載の液体センサ。
  7. 前記保持部材は、黒色の材質により構成されている
    請求項1〜6の何れか一項に記載の液体センサ。
  8. 前記投光部から出射された光の一部を前記チューブの長手方向と交差する方向において遮光する遮光部を有し、
    前記遮光部は、前記投光部から出射された光のうち、前記チューブにおいて前記液体が通る領域を通過する光以外の光を遮光するように設けられた
    請求項1〜7の何れか一項に記載の液体センサ。
  9. 前記遮光部は、前記チューブにおいて、内周面より前記一対の弾性片の基端側を通過する光を遮断する第1の遮光部を含む
    請求項8に記載の液体センサ。
  10. 前記第1の遮光部は、前記スリット内に設けられた
    請求項9に記載の液体センサ。
  11. 前記遮光部は、前記チューブにおいて、内周面より前記一対の弾性片の先端側を通過する前記検出光を遮断する第2の遮光部を含む
    請求項9または10に記載の液体センサ。
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