JP6602433B2 - 缶拭きシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばドラム缶の表面における付着物を検出し表面から汚れを拭き取る缶拭きシステム及び方法に関する。
例えばドラム缶の製造では、缶胴体における周囲部分と、地板における周縁部とを巻締めて製缶が行われる。さらには天板についても巻締めが行われる場合もある。この巻締め工程では、潤滑剤が予め巻締め加工用のロール等に塗布され、あるいはまた、巻締め部分におけるシール性を確保するための、シール用のシーリングコンパウンドと呼ばれる液状の密封剤が予め胴体周囲部分及び地板等に塗布される。
一方、製缶されたドラム缶は、通常、外表面の保護及び装飾のため、外表面には塗装が施される。例えば油等がドラム缶の外表面に付着した状態のまま塗装を行った場合には、塗装用塗料の付着が不十分となり塗料が剥がれたり、あるいは塗装後の美観が悪くなったりするという不具合が発生する。
そこで、例えば特許文献1に開示されるように、汚れ拭き取り装置を使用して、当該汚れ拭き取り装置に備わる拭取用タオルで塗装前に外表面の汚れを除去している。
特開2014−8452号公報
上述の潤滑剤、並びにシーリングコンパウンド等は、上述の巻締め工程の際、ドラム缶表面に垂れる、あるいは飛び散ることがある。このような場合、潤滑剤、並びにシーリングコンパウンド等は、ドラム缶表面に盛り上がった形、あるいはドラム缶表面に対して比較的大きな面積で付着し、その容量は大きい場合がある。したがって、全てのドラム缶に対して、汚れ拭き取り装置による拭き取りを実行した場合には以下のような問題が発生する。
即ち、ドラム缶表面に盛り上がった形で付着したような付着物は、その容量の多さあるいはその性状から、上述の汚れ拭き取り装置では取り去ることができず、却って、上記拭取用タオルによって同じ缶の外表面の広範囲に付着物を引き伸ばしてしまうことになる。また、容量の多さから付着物の一部は、拭取用タオルに転移し、再びこの拭取用タオルを使用することで、さらに別の缶の外表面に付着物が転写される場合も発生し、他缶までその影響が及ぶこともある。
その結果、付着物の拭き取りが不十分である缶にあっては、外面塗装後の表面性状が不良になるという問題が発生する。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、容量の大きな付着物が缶表面に存在する場合でも不具合の発生を回避可能な缶拭きシステム及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様における缶拭きシステムは、缶容器の外表面に付着した付着物を検出する付着物検出装置であって、検出した付着物の容量をレーザー光を用いて測定する付着物検出装置と、
上記付着物を上記外表面から拭き取る缶拭き装置と、
上記付着物を上記外表面から掻き取る掻取装置と、
上記付着物検出装置、上記缶拭き装置、及び上記掻取装置と電気的に接続され、上記付着物検出装置にて測定された、規定値を超える容量を有する多容量付着物について、上記掻取装置に掻き取りを行わせ、一方、規定値以下の容量を有する通常付着物について上記缶拭き装置に拭き取りを行わせる制御装置と、
を備えたことを特徴とする。
上述した第1態様における缶拭きシステムによれば、制御装置にて、規定値を超える容量を有する多容量付着物については掻取装置に掻き取りを行わせ、一方、規定値以下の容量を有する通常付着物については缶拭き装置に拭き取りを行わせる。よって通常付着物のみならず、多容量付着物についても缶容器の外表面から除去することができる。したがって、その後に外面塗装を行っても表面性状が不良になることはなく、不具合の発生を回避することができる。
本発明の実施形態における缶拭きシステムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す付着物検出装置の概略構成を示す図である。 図1に示す缶拭き装置及び掻取装置の概略構成を示す斜視図である。 図3Aに示す缶拭き装置及び掻取装置の平面図である。 図1に示す缶拭きシステムにて実行される缶拭き方法を説明するフローチャートである。 外表面に対する付着物の付着例を示す図である。
本発明の実施形態である缶拭きシステム及び缶拭き方法について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。また、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け当業者の理解を容易にするため、既によく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。また、以下の説明及び添付図面の内容は、特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下に記載する実施形態では、缶容器は、JIS Z 1601(2006年)に規定する容量200リットルのドラム缶を例に採るが、その他、容量20リットルを超え200リットル未満の缶、あるいは容量200リットルを超える缶、さらに、いわゆるオープンヘッドドラム等も含む概念である。
図1に示す、本実施形態における缶拭きシステム101は、基本的構成部分として、付着物検出装置110と、缶拭き装置120と、掻取装置130と、制御装置140とを備える。このような缶拭きシステム101は、ドラム缶50(図2)用製造ラインの一部として設けられ、缶胴体における周囲部分と、地板における周縁部とを巻締めて製缶されたドラム缶50が付着物検出装置110に搬入され、次の缶拭き装置120及び掻取装置130を介して後工程へドラム缶50を搬出する。尚、付着物検出装置110に搬入されるドラム缶50としては、さらに天板の周縁部も缶胴体に巻締められたものもある。
また、付着物検出装置110に搬入されるドラム缶50の外表面には、既に説明したように、巻締め工程を行った際の、多容量の潤滑剤及びシーリングコンパウンド等が付着物として付着している場合がある。即ち、図5に示すように、例えば、変質した高粘性の潤滑剤、及びシーリングコンパウンド等(以下、「付着物51」と記す場合もある)がドラム缶50の外表面52に対して盛り上がる程度の容量にて、外表面52に付着している場合がある。そしてこのような付着物51は、既に説明したように、後工程において不具合を生じさせる場合がある。
まず、缶拭きシステム101における付着物検出装置110について説明する。
付着物検出装置110は、ドラム缶50の外表面52に付着した付着物51を検出する装置であり、さらに、検出した付着物51の容量を、レーザー光を用いて測定する装置である。ここで付着物51の検出動作には、ドラム缶50の外表面52における付着物51の位置情報の取得も含まれる。また、この検出動作によって付着物検出装置110は、付着物51の付着範囲を求めることもできる。具体的内容は後述するが、付着物検出装置110による付着物51の容量測定は、外表面52に対する付着物51の高さ、及び外表面52に沿った付着物51の付着範囲の少なくとも一方についてレーザー光を用いて行う。即ち、これらの付着物高さ情報及び付着物付着範囲情報の少なくとも一方を元にして、付着物検出装置110は、外表面52に付着した付着物51が、後工程において上述の不具合を生じさせる程度の容量を有するか否かを判断する。
このような付着物検出装置110は、図2に示すように、検出センサ111と、測定装置112と、回転装置113とを有する。
検出センサ111は、外表面52に対してレーザー光を照射する発光源と、外表面52で反射したレーザー光を受光し外表面52の変位データとして送出する受光部とを有し、外表面52に対して適正距離をあけて設置される。この適正距離は、付着物検出の良否に関係するファクターであり、本実施形態では、例えば、約200mmから約400mmの間に設定している。また、検出センサ111は、ドラム缶50の高さ方向53において検出可能な範囲(検出長さ)を有する。ここで付着物51は、外表面52に対してドラム缶50の巻締め部分において存在確率が高い。よって検出センサ111は、本実施形態では図示のように、ドラム缶50の高さ方向53において、缶上端から上輪帯(ビード)、及び、下輪帯から缶下端、の区間に対応して2つの検出センサ111を配置している。
しかしながら、検出センサ111の数はこれに限定するものではない。例えば、高さ方向53に昇降するリフターを設け、このリフターに検出センサ111を設けることで、検出センサ111を1個とすることもできる。また、ドラム缶50の高さ方向53において、缶上端から上輪帯(ビード)、上輪帯と下輪帯との間、及び、下輪帯から缶下端、のそれぞれの区間に対応して3つの検出センサ111を配置してもよい。さらにまた、付着物51が付着する箇所が予め確定している場合には、その対応箇所にのみ検出センサ111を配置することもできる。
一方、ドラム缶50の外表面52の全周に渡り付着物検出が必要なため、検出センサ111による検出時には、ドラム缶50は、回転装置113によって1回転される。尚、回転装置113は、本実施形態ではドラム缶50を回転させているが、検出センサ111及びドラム缶50を相対的に回転させる装置であればよい。
測定装置112は、各検出センサ111から得られる変位データを色の階調データに変換して画像化を行う。さらに、この画像を用いて付着物51の形状、つまり上述した、付着物51の付着範囲(「付着物範囲」と呼ぶ)、及び高さを求める。さらに測定装置112は、求めた形状及び高さが予め設定した規定値を超えるか否かを判断する。本実施形態では、付着物51の形状及び高さの内、付着物51の高さを判断対象とし、この付着物高さが規定値を超えるか否かを判断している。また、付着物51の形状及び高さの内、付着物51の形状を判断対象としてもよいし、さらに付着物51の形状及び高さの両方を判断対象とすることもできる。
以上説明したように、付着物検出装置110は、外表面52に付着した付着物51が後工程における不具合を生じさせる程度の容量を有するか否かを判断する。よって上記規定値は、付着物51が不具合を生じさせる容量を有するか否かを判断するための基準となる値である。尚、規定値を超える容量の付着物51を「多容量付着物」と呼び、このような多容量付着物を有する缶容器、ここではドラム缶50、を「多容量付着物缶」と呼ぶ。一方、規定値以下の容量の付着物51を「通常付着物」と呼び、その缶を「通常付着物缶」と呼ぶ。
ここで上記規定値は、付着物51の高さに対する一例として、2mmに設定している。また、付着物51の形状に相当する付着物範囲に対する規定値の一例として、本実施形態では例えば4mm角を設定している。勿論、各規定値は、上述の値に限定するものではない。
一方、上述したように、検出センサ111と外表面52との間の適正距離は、付着物検出の良否に寄与するファクターであるが、ドラム缶50の真円度及び回転装置113によるドラム缶50の回転振れ、等により、変化することが避けられない。よって、上記規定値は、この適正距離のブレを考慮して設定する必要がある。
次に、缶拭き装置120について説明する。
缶拭き装置120は、詳細後述する掻取装置130と共に、上述の付着物51をドラム缶50の外表面52から拭き取る装置である。この缶拭き装置120は、上述の規定値以下の容量を有する付着物51(通常付着物)に対して、外表面52からの除去を行う装置であり、図3A及び図3B(総称して「図3」と記す場合もある)に示すように、大別して、拭取材121と、駆動装置125とを有する。
尚、図3Aでは、ドラム缶50の下側つまり地板側の巻締め部分に対応して缶拭き装置120を配置した状態を示しているが、本実施形態では、ドラム缶50の上側つまり天板側の巻締め部分にも対応して、計2箇所に缶拭き装置120を配置している。しかしながら、缶拭き装置120の配置箇所はこれに限定されず、ドラム缶50のさらに中央部分にも対応して、計3箇所に缶拭き装置120を配置してもよいし、あるいは、一つの缶拭き装置120をドラム缶50の高さ方向53に昇降させる構成を採ることもできる。また、図3Aでは、缶拭き装置120は、ドラム缶50の直径方向における片側にのみ配置された状態を示すが、直径方向における両側からドラム缶50を挟むように配置してもよい。
また図3では、図示の便宜上、一つのドラム缶50に対して缶拭き装置120及び掻取装置130の両方を作用させるような図示になっているが、実際には、缶拭き装置120及び掻取装置130は、製造ライン上、別々に配置される。
缶拭き装置120における拭取材121は、上述の付着物51を拭き取るためのいわゆるウエスに相当し、当該缶拭き装置120では帯状の布、例えばタオルを使用している。
缶拭き装置120における駆動装置125は、ドラム缶50の外表面52に拭取材121を接触させ、また拭取材121をその搬送方向122へ搬送する装置であり、供給側保持部126と、ピンチロール127と、回収側保持部128とを有する。
供給側保持部126は、拭取材121がドラム缶50の外表面52へ接触する前段階の場所に相当する供給側に配置され、ロール状に巻回した供給側の拭取材121を、回転して送り出し可能に保持する機構部分である。
ピンチロール127は、供給側保持部126に隣接して上記供給側に配置され、拭取材121をその厚み方向から挟んで回転する2つのローラー127aを有する。これらのローラー127aの少なくとも一方は、ブレーキ付モーター127bにて回転駆動され、
供給側保持部126から拭取材121を引き出して搬送方向122へ搬送する。
回収側保持部128は、拭取材121がドラム缶50の外表面52に接触した後段階の場所に相当する回収側に配置され、搬送されてくる拭取材121を、トルクモータ128aの駆動にてロール状に巻回して回収し保持する機構部分である。
また本実施形態では、図3に示すように、缶拭き装置120は、ドラム缶50をその軸周り方向に回転させる回転装置123を有することができる。この回転装置123は、缶拭き装置120と同時に作動され、ドラム缶50の外表面52における接線方向において、拭取材121の搬送方向122とは逆方向となる回転方向123aへドラム缶50を回転させる。尚、拭取材121の搬送方向122及びドラム缶50の回転方向123aは、図示する方向に限定されるものではなく、例えば同方向であってもよい。
このような構成を有する缶拭き装置120は、本実施形態では、1本のドラム缶50に対する拭き取り動作が終了するまで、拭取材121は、ドラム缶50の外表面52に接触した状態で停止しており搬送方向122へ搬送されない。そして1本のドラム缶50に対する拭き取り動作が終了した後、次のドラム缶50がセットされる前に、駆動装置125によって拭取材121が搬送方向122へ、規定長さ分、搬送される。
また缶拭き装置120は、乾いた拭取材121を有する装置と、湿った拭取材121を有する装置との2種類を設け、製造ライン上に並設することもできる。
次に、掻取装置130について説明する。
掻取装置130は、上述の規定値を超える容量を有する付着物51(多容量付着物)について、ドラム缶50の外表面52からの除去を行う装置であり、図3A及び図3Bに示すように、大別して、掻取用部材131と、駆動装置132とを有する。本実施形態では、掻取装置130は、図示するように缶拭き装置120に付属する形態にて設置しているが、缶拭き装置120から離れた別の場所に配置してもよい。また本実施形態では、ドラム缶50の高さ方向53において、缶拭き装置120の配置に対応して、ドラム缶50の上、下の巻締め部分に対応した2箇所に掻取装置130を配置している。しかしながらこれに限定されず、例えば一つの掻取用部材131を設け、付着物検出装置110によって多容量付着物が検出された場所へ、高さ方向53に昇降させるような形態を採ってもよい。
掻取装置130における掻取用部材131は、ドラム缶50の外表面52に接触して外表面52から多容量付着物を掻き取る部材であり、一例として図示するような歯車形状の部材で構成することができる。即ち、掻取用部材131の周囲部分に突設した、複数個の接触部に相当する、歯131aの内の一つがドラム缶50の外表面52に接触して、外表面52から付着物51を掻き取る。また掻取用部材131は、このような掻き取り動作を達成するのに必要な硬度を有するが、歯131aを外表面52に接触させることから、その硬度は外表面52を傷つけない程度のものである。また、ドラム缶50の高さ方向53において、掻取用部材131は、上述の缶拭き装置120における拭取材121の幅と同程度の厚みつまり高さを有する。
尚、図3は、理解が容易になるように掻取装置130の概略を示しており、図3Aと図3Bとにおいて、掻取用部材131の歯数等、その形状は相違するが、同じ物を示している。また、歯数等を含めて、掻取用部材131の形態は、図3に示すものに限定されない。
掻取装置130における駆動装置132は、掻取用部材131の移動動作及び回転動作を行う装置である。即ち、駆動装置132は、掻取用部材131における一つの歯131aを外表面52に接触させるために、ドラム缶50の直径方向に沿った進退方向132aに掻取用部材131を移動させ、接触後では、多容量付着物の掻き取りに必要な押圧力にて歯131aを外表面52に押圧し、さらにまた、掻き取り動作後では、外表面52に接触させる歯131aを変更するために、掻取用部材131をその周方向132bに、一つの歯131a分、回転させる。ここで、外表面52に接触させる歯131aを変更するための掻取用部材131の回転動作は、例えば付着物毎、あるいはドラム缶50の一回転毎、等に応じて行うことができる。
このような構成を有する掻取装置130では、掻取用部材131における全周の歯131aの全てが掻き取り動作を行った後、あるいは例えば各日の作業開始前に、掻取用部材131そのものが新品と交換される。
次に、制御装置140について説明する。
制御装置140は、付着物検出装置110、缶拭き装置120、及び掻取装置130と電気的に接続され、付着物検出装置110にて検出、測定された、ドラム缶50の外表面52における、付着物の容量に応じて付着物51を除去する装置を使い分ける制御を行う。即ち、本実施形態では、制御装置140は、付着物検出装置110にて規定値を超える容量、本実施形態では付着物高さ、が検出された多容量付着物については掻取装置130に掻き取りを行わせ、一方、その容量が規定値以下である通常付着物については缶拭き装置120に拭き取りを行わせる動作制御を行う。またこのとき、制御装置140は、缶拭き装置120及び掻取装置130の動作制御も行い、各駆動装置125,132、並びに、回転装置123の動作を制御する。
ここで、制御装置140による、付着物の容量に応じて付着物51を除去する装置を使い分ける制御は、本実施形態では、それぞれの付着物51に対して実行する。しかしながら、制御装置140による制御は、この制御動作に限定されない。例えば、付着物検出装置110における検出センサ111の検出範囲において、ドラム缶50の外表面52の1周囲内に、一つでも多容量付着物の存在が検出された場合には、制御装置140は、この1周囲に対しては、掻取装置130による掻き取り動作を実行するようにしてもよい。
また、このような制御装置140は、実際にはコンピュータを用いて実現され、それぞれの機能に対応するソフトウェアと、これを実行するためのCPU(中央演算処理装置)及びメモリ等のハードウェアから構成されている。尚、上記コンピュータは、実際には当該ドラム缶製造ラインを統括する制御装置に組み込まれたマイクロコンピュータに相当するのが好ましいが、スタンドアロン型のパーソナルコンピュータを用いることもできる。
以上説明したように構成される缶拭きシステム101における動作、つまり缶拭き方法について、図4を参照して説明する。この缶拭き方法は、制御装置140による動作制御にて実行される。
上述した巻締めが行われて製缶されたドラム缶50は、当該缶拭きシステム101における付着物検出装置110に搬入される。搬入されるドラム缶50の外表面52には、潤滑剤及びシーリングコンパウンドの付着物51が付着している場合がある。
図4に示すステップS1では、制御装置140による動作制御にて付着物検出装置110は、既に説明したようにレーザー光にて、外表面52における付着物51の検出を行う。
そして次のステップS2において、付着物検出装置110は、設定している規定値を用いて、本実施形態では、求めた付着物の高さが規定値を超えるか否か、換言すると、検出した付着物51の容量が後工程において不具合を生じさせる量に相当するか否か、を判断する。
そして、付着物51の高さが規定値以下の場合、つまり検出した付着物の容量は、後工程において不具合を生じさせる量には相当しないと、付着物検出装置110が判断した場合には、制御装置140は、次のステップS3において、この通常付着物に対しては缶拭き装置120による拭き取り動作を実行する。即ち、制御装置140の動作制御により、缶拭き装置120は、ドラム缶50の外表面52に対して既に説明した拭き取り動作を実行する。
一方、ステップS2において、付着物51の高さが規定値を超えると付着物検出装置110が判断した場合、つまり検出した付着物の容量は後工程において不具合を生じさせる量に相当すると判断した場合には、この付着物51に対して制御装置140は、次のステップS4において、掻取装置130に対して掻き取り動作を実行させる。即ち、制御装置140の動作制御により、掻取装置130は、ドラム缶50の外表面52に対して既に説明した掻き取り動作を実行する。
ステップS4による掻取装置130による掻き取り動作を実行した場合には、制御装置140の動作制御により以下の動作が行われる。即ち、ステップS4の実行後、再びステップS1に戻す。また、ステップS1に戻るときにステップS5として、掻取装置130による掻き取り動作回数を1に計数する。そして再びステップS1、S2が実行され、再度、ステップS4が実行される場合には、掻取装置130は、上述したように、掻取用部材131をその周方向132bに、一つの歯131a分、回転させ、ドラム缶50の外表面52に接触させる歯131aを変更する。再度のステップS4の実行後、ステップS5にて計数値を1つ増して2とし、再びステップS1へ戻る。このようにして、ステップS2にて「付着物高さが規定値以下」が検出されるまで、又は、ステップS5にて計数値が規定回数を超えるまで、ステップS1、S2、S4、S5が繰り返される。
この繰り返し動作の中で、ステップS2にて「付着物高さが規定値以下」が検出されたときには、ステップS3へ移行して缶拭き装置120による缶拭き動作が実行される。その後、制御装置140は、ドラム缶50を後工程へ搬送することができる。後工程では、例えば外表面52への塗装が行われる。また、ステップS5にて計数値が規定回数を超えた場合には、付着物51の掻き取り不可と判断し、当該ドラム缶50をライン外へ排出させる。
尚、実際には、掻取装置130による1回の掻き取り動作によって付着物51は除去可能であり、上述のステップS5、S1、S2、S4、S5の繰り返し工程は、念のための、補償的な予備的なものである。また、1缶に対する拭き取り及び掻き取り動作にかけることができる時間、いわゆるタクトタイムが決まっていることから、ステップS5における規定回数は、このタクトタイムを守るような回数に設定される。
以上説明したように本実施形態における缶拭きシステム101及び缶拭き方法によれば、付着物高さが規定値を超えるか否かに応じて、付着物51を除去する装置を使い分けるように構成した。即ち、規定値を超える容量の多容量付着物に対しては、缶拭き装置120による付着物51の拭き取りを行わず、掻取装置130による掻き取り動作を行う。掻取装置130は、缶拭き装置120における例えばタオル状の拭取材121ではなく、例えば歯状の掻取用部材131にて多容量付着物を掻き取る。したがって、付着物51が当該多容量付着物缶の外表面52にさらに広がってしまうことを避けることができ、また、拭取材に転移した付着物がさらに他のドラム缶50の外表面52に転写されることも防止することができる。
一方、規定値以下の容量の通常付着物に対しては、缶拭き装置120による拭き取り動作を行い、外表面52から通常付着物は除去される。
また、掻取装置130による掻き取り動作を実行した箇所に対して、さらに缶拭き装置120による拭き取り動作を行うことで、例えば、多容量付着物の残留物あるいは残骸が存在する場合でも、これを除去することができる。
したがって、本実施形態における缶拭きシステム101及び缶拭き方法によれば、後工程において外表面52に外面塗装を行っても表面性状が不良になることはなく、不具合の発生を回避することができる。
また、本実施形態における缶拭きシステム101及び缶拭き方法によれば、以下の効果を得ることもできる。
本実施形態の缶拭きシステム101が組み込まれるドラム缶50の製造ラインでは、缶拭きシステム101は、例えば5秒/1缶の高速ペースで処理を行う。缶拭きシステム101では、説明したように、缶拭き装置120及び掻取装置130を同時に作動させて、通常付着物及び多容量付着物の両方を同時にドラム缶50の外表面52から除去することができる。したがって、通常付着物缶に比べて発生件数としては少数であるが、多容量付着物を有する多容量付着物缶に対しても、及び、通常付着物と多容量付着物とが混在するようなドラム缶50に対しても、上述のような高速処理ペースにて処理することが可能となり、製造ライン全体の処理能力向上にも寄与することができる。
本発明は、例えばドラム缶の缶表面における付着物を検出し表面から汚れを拭き取る缶拭きシステム及び方法に適用することができる。
50…ドラム缶、52…外表面、
101…缶拭きシステム、110…付着物検出装置。120…缶拭き装置、
130…掻取装置、140…制御装置。

Claims (5)

  1. 缶容器(50)の外表面に付着した付着物を検出する付着物検出装置であって、検出した付着物の容量をレーザー光を用いて測定する付着物検出装置(110)と、
    上記付着物を上記外表面から拭き取る缶拭き装置(120)と、
    上記付着物を上記外表面から掻き取る掻取装置(130)と、
    上記付着物検出装置、上記缶拭き装置、及び上記掻取装置と電気的に接続され、上記付着物検出装置にて測定された、規定値を超える容量を有する多容量付着物について、上記掻取装置による掻き取りを行い、上記缶拭き装置による拭き取りを行わない制御装置(140)と、
    を備えたことを特徴とする缶拭きシステム。
  2. 上記付着物の容量測定は、上記外表面に対する付着物高さ、及び上記外表面に沿った付着物範囲の少なくとも一方についてレーザー光を用いて測定する、請求項1に記載の缶拭きシステム。
  3. 上記制御装置は、上記付着物高さに対しては上記規定値としての2mmを超えた付着物を、上記付着物範囲に対しては上記規定値としての4mm角を超えた付着物を、それぞれ上記多容量付着物と判断する、請求項2に記載の缶拭きシステム。
  4. 上記缶容器はドラム缶であり、上記付着物は、潤滑剤又は巻締めシール用のコンパウンドである、請求項1から3のいずれかに記載の缶拭きシステム。
  5. 付着物検出装置(110)にて検出された、缶容器(50)の外表面に付着した付着物の容量をレーザー光にて測定し、
    上記付着物検出装置にて測定された、付着物の容量に応じて、制御装置によって、付着物を除去する装置である掻取装置及び缶拭き装置を使い分け、規定値を超える容量を有する多容量付着物については、上記掻取装置による掻き取りを行い上記缶拭き装置による拭き取りを行わない、
    ことを特徴とする缶拭き方法。
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