JP6601946B2 - 風向調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筒状のケース体に対して任意方向に回動可能に軸支されたルーバを備えた風向調整装置に関する。
従来、自動車などの車両に用いられる空調装置において、風を吹き出す吹出口に備えられる風向調整装置は、空調風吹出装置、エアアウトレット、ベンチレータ、レジスタなどとも呼ばれ、例えばインストルメントパネルやセンターコンソール部などの車両の各部に設置され、冷暖房による快適性能の向上に寄与している。
このような風向調整装置として、例えば円筒状に形成されたケース体の内部に円筒状のルーバを備え、このルーバをケース体内部で任意方向に傾動操作することで風向を調整する構成が知られている。この構成では、ケース体の中心軸上に設けた軸体の先端に回動部としてのボール部を備え、このボール部を受ける受け部をルーバの中心軸上に設けるとともに、これらボール部と受け部との間にゴム状弾性体による荷重付与部材を介在させることで、操作荷重(トルク)と操作フィーリングとを制御している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−91377号公報 (第5−6頁、図4)
しかしながら、上述の風向調整装置では、荷重付与部材によって操作荷重などを制御する構成であるため、ボール部の休憩状の精度及び荷重付与部材の厚みが全面同一でないと、各方向の操作感を均一化することが容易でない。また、荷重付与部材の温度による特性の変化や、操作回数が増加したときの荷重付与部材の摩耗などに起因する操作感の低下にも別途対応する必要がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、安定した操作荷重でルーバを操作でき、その操作感が良好な風向調整装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の風向調整装置は、筒状のケース体と、このケース体の軸方向と交差する方向に沿って軸線を有するようにこのケース体に回動可能に軸支された軸支体と、この軸支体に対して前記軸線と交差する方向に沿って軸線を有するように回動可能に軸支されたルーバと、このルーバの回動負荷を設定する負荷設定部とを具備し、前記負荷設定部は、前記ケース体と前記ルーバとのいずれか一方に設けられたボール部と、前記ケース体と前記ルーバとの他方に設けられ、前記ボールの外周面を摺接可能に受ける球面状の摺接面を有する受け部と、前記ボール部と前記受け部とのいずれか一方を他方に押圧するように付勢する付勢手段とを備え、前記ボール部の外周面と前記受け部の摺接面とは、少なくともいずれかが弾性体により形成され、前記付勢手段の付勢方向の端部が互いに対向しているものである
請求項1記載の風向調整装置によれば、ケース体とルーバとのいずれか一方に設けたボール部と、ケース体とルーバとの他方に設けた受け部との一方を他方に押圧するように付勢手段により付勢するとともに、ボール部の外周面と受け部の摺接面との少なくともいずれかを弾性体により形成し、かつ、これらボール部の外周面と受け部の摺接面との付勢手段の付勢方向の互いの端部を対向させることで、ルーバの回動負荷となるボールの外周面と受け部の球面状の摺接面との摺接抵抗を付勢手段により適切に、かつ、安定的に設定でき、回動部や受け部の寸法精度や温度、操作回数などに拘らず略一定の安定した操作荷重でルーバを操作でき、その操作感が良好になる
本発明の風向調整装置の第1の実施の形態を示す一部の断面図である。 同上風向調整装置の断面図である。 同上風向調整装置の一部の分解斜視図である。 同上風向調整装置の斜視図である。 同上風向調整装置のルーバを一方向に回動させた状態を示す斜視図である。 同上風向調整装置のルーバを図5の一方向に対して交差する他方向に回動させた状態を示す斜視図である。 本発明の風向調整装置の第2の実施の形態を示す一部の断面図である。
以下、本発明の風向調整装置の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図4において、10は風向調整装置を示し、この風向調整装置10は、例えば自動車などの車両に備えられた空調装置などからの風の向き、すなわち風向を調整する空調用のもので、図示しないが、自動車の内装部材、例えばインストルメントパネルやセンターコンソール、オーバーヘッドコンソール部、センターピラーあるいはドアトリムなどの被設置部に設置されている。本実施の形態において、この風向調整装置10は、丸型に設定されている。
そして、この風向調整装置10は、エアアウトレット、ベンチレータ、レジスタなどとも呼ばれ、図2に示すように、ケース体11と、このケース体11に回動可能に軸支された軸支体12と、この軸支体12に対して回動可能に軸支されたルーバ13と、このルーバ13のケース体11に対する回動負荷(トルク)を設定する負荷設定部14とを備えている。この風向調整装置10には、ケース体11内を開閉する(一及び他の)開閉体(弁体)としての(一及び他の)バルブ16,17、及びこれらバルブ16,17を開閉動作させる駆動部18を備えていてもよい。また、この風向調整装置10には、ルーバ13及びバルブ16,17の操作用の操作部としての操作ノブ19を備えていてもよい。そして、この風向調整装置10は、例えば合成樹脂により形成されていてもよい。
ケース体11は、ケース本体21と、このケース本体21に嵌合される意匠部としての外郭部材であるフィニッシャ22とを別体で有している。そして、このケース体11は、例えば空調装置などからの風を受け入れる導入口である円形状の受入口24を一端側(ケース本体21側)に有し、この受入口24に連通しルーバ13が露出する円形状の露出開口25を他端側(フィニッシャ22側)に有しており、これら受入口24と露出開口25とを連通して風が通過する流通路26を内部に区画している。また、このケース体11には、露出開口25側である前側に、ルーバ13が内方に位置するルーバ収容部27が球面状に拡径されて設けられている。さらに、このケース体11の内部には、このケース体11の中心軸に沿って、軸受部28が設けられている。そして、このケース体11の内部には、バルブ16,17を受ける弁体受け部としてのバルブ受け部29が設けられていてもよい。なお、以下、ケース本体21内を受入口24側から露出開口25側へと流通路26を通過する風の下流側を前側(矢印FR側)、上流側を後側(矢印RR側)とし、この前後方向(矢印FR,RR方向)に対して直交する方向を水平方向あるいは幅方向である左右方向、及びこれら前後方向及び左右方向に対して直交する方向を上下方向(矢印U,D方向)として説明する。また、風向調整装置10の各部の位置は、バルブ16,17を全開位置とした状態(図1)を基準として説明する。
ケース本体21には、ルーバ収容部27、軸受部28及びバルブ受け部29が設けられている。このケース本体21は、前後のケース部材21a,21bに分割されていてもよい。
また、フィニッシャ22は、風向調整装置10の取り付け位置の意匠面の一部をなすものであり、円筒状に形成され、ケース本体21の前端部に嵌着されている。
なお、以下、ケース体11の周方向とは、ケース体11の中心軸に対して直交する平面上の、この中心軸を中心とする円弧に沿った方向、すなわち露出開口25の外周に沿う方向を言うものとする。
軸受部28は、軸支体12を回動可能に軸支するものである。この軸受部28は、図3に示すように、ケース体11の軸方向に沿って長手状の円筒状に設けられ、ルーバ13に対向する前端側に、軸支体12を軸支する軸受31,31が突設されている。これら軸受31,31は、上下に離間されて位置している。したがって、軸支体12は、ケース体11に対して、このケース体11の中心軸と交差(直交)する上下方向に軸線を有するように回動可能に軸支される。そして、軸受部28は、ケース体11(ケース本体21)の内周と、複数の連結部32を介して連結されている。これら連結部32は、ケース体11(ケース本体21)の径方向に沿って放射状に設けられている。
図2に戻って、バルブ受け部29は、ケース体11(ケース本体21)の後側寄りの内周部に段差状に設けられている。このバルブ受け部29は、ケース体11(ケース本体21)の周方向に連続して設けられている。
軸支体12は、ジョイントなどとも呼ばれ、略円筒状に形成されている。この軸支体12には、図3に示すように、第1回動軸35,35と、これら第1回動軸35,35と交差(直交)する方向に沿う第2回動軸36,36とがそれぞれ外部に突設されている。第1回動軸35,35は、軸受部28の軸受31,31に回動可能に軸支されている。また、第2回動軸36,36は、ルーバ13を回動可能に軸支している。したがって、ルーバ13は、ケース体11に対する軸支体12の軸線に対して交差(直交)する方向に軸線を有するように軸支体12に軸支されている。
ルーバ13は、羽根体、ハウジング、あるいはフィンなどとも呼ばれ、風向調整装置10から吹き出す風向を制御するものである。このルーバ13は、ルーバ本体41と、このルーバ本体41を軸支体12に軸支するルーバ軸受部42とを備えている。これらルーバ本体41とルーバ軸受部42とは、本実施の形態では別体として設けられているが、一体に設けられていてもよい。
ルーバ本体41は、円筒状の外郭部44と、この外郭部44の内方に同軸状に配置された取付部45と、これら外郭部44と取付部45とを連結する複数の羽根46とを一体的に備えている。そして、これら外郭部44、取付部45及び羽根46により囲まれる扇形状の部分が、風を通過させる通気口47となっている。
外郭部44は、外周面が球面状に形成されており、この外周面が、ケース体11のルーバ収容部27に対向する位置で、このルーバ収容部27に対して僅かな間隙を介して離間されている。
取付部45は、ルーバ軸受部42及び操作ノブ19が取り付けられる部分であり、外郭部44よりも小さい径寸法を有する円筒状となっている。
羽根46は、ルーバ本体41(ルーバ13)の径方向に沿って放射状に設けられ、互いに周方向に略等間隔に離間されている。
ルーバ軸受部42は、円環状のルーバ軸受部本体51と、このルーバ軸受部本体51から後側に突設されたルーバ軸受52,52と、ルーバ軸受部本体51から前側に複数突設された爪状の軸受係合部53とを備えている。そして、このルーバ軸受部42は、ルーバ本体41(取付部45)に対して後側から軸受係合部53が挿入され、これら軸受係合部53がルーバ本体41(取付部45)の前側に係止されることで、ルーバ本体41に対して一体的に取り付けられている。
ルーバ軸受52,52は、軸支体12の第2回動軸36,36により軸支体12に回動可能に軸支される部分である。
負荷設定部14は、ケース体11とルーバ13との間に介在されており、ボール部設定体としての軸体であるシャフト55と、このシャフト55を受ける受け部設定体としての受け体56と、シャフト55を受け体56に向けて付勢する付勢手段としてのコイルばね57とを備えている。
シャフト55は、長手状に形成されており、軸受部28に挿通されてケース体11に保持されている。したがって、このシャフト55は、ケース体11の中心軸に沿って配置されている。このシャフト55は、軸体本体としてのシャフト本体61と、このシャフト本体61の一端側である前側からフランジ状に突出する付勢手段受け部としてのばね受け部62と、シャフト本体61と同軸状にばね受け部62からシャフト本体61と反対側である前側へと突出する突出部63と、この突出部63の先端側すなわちばね受け部62と反対側に設けられた回動部としての摺接部であるボール部64と、シャフト本体61の他端側である後側から突出する係止部65とを一体的に備えている。そして、このシャフト55は、ばね受け部62がコイルばね57によって後方から前方に向けて、ケース体11の中心軸に沿って押圧されることで受け体56(ルーバ13)に向けて付勢されている(図1)。
シャフト本体61は、例えば十字状に配置されたリブなどにより形成されている。このシャフト本体61は、軸受部28の内部に位置している。
ばね受け部62は、後部にコイルばね57の前端部が当接する部分である。このばね受け部62は、例えば軸受部28の内部に位置している。このばね受け部62は、例えば円形板状に形成されている。
突出部63は、シャフト本体61よりも細い円柱状に形成されている。この突出部63は、前端側が軸受部28から前側に突出しており、軸支体12及びルーバ13のルーバ軸受部42内に挿入されている。
図1に示すように、ボール部64は、突出部63の先端に、この突出部63の径寸法よりも大きい径寸法の球状に形成されている。このボール部64は、中心がシャフト本体61及び突出部63の中心軸、すなわちケース体11の中心軸上にほぼ位置するように配置されている。また、このボール部64は、受け体56に対して摺接可能(回動可能)に受けられている。そして、このボール部64は、コイルばね57によりシャフト55が付勢されることで、受け体56に押圧されるように付勢されている。また、このボール部64の表面は、弾性体67によって被覆されている。この弾性体67としては、例えばエラストマ、あるいはシリコンゴムなど、反力を有する材質を用いることが好ましい。そして、このボール部64には、ストッパ68,68が突設されている。このストッパ68,68は、弾性体67よりもボール部64の径方向に突出しており、略円柱状に形成され、ボール部64の中心に対して互いに反対方向に位置している。
係止部65は、シャフト55を駆動部18と連結する部分である。この係止部65は、シャフト本体61の後端から後方へと複数突出しており、先端側が軸受部28から後方に突出している。そして、この係止部65の先端側は、爪状に形成され、駆動部18に対して係止されるようになっている。
また、受け体56は、トルク受けスペーサとも呼び得るもので、軸支体12に挿通されて操作ノブ19と連結され、ケース体11の中心軸に沿って配置されている。すなわち、この受け体56は、シャフト55(ボール部64)と同軸上に配置されている。この受け体56は、略円柱状の受け体本体71と、この受け体本体71の一端側である前側からフランジ状に突出する位置決め部72と、受け体本体71と同軸状に位置決め部72から受け体本体71と反対側である前側へと突出する係止体部73と、受け体本体71の他端側である後側に突設されシャフト55のボール部64を受ける受け部74とを一体的に備えている。そして、この受け体56は、受け部74が軸支体12の内部に位置して配置されている。
位置決め部72は、係止体部73をルーバ13(ルーバ軸受部42及び取付部45)に挿通した状態でルーバ13(ルーバ軸受部42)の後側に当接することで、受け体56をルーバ13に対して前後方向(ケース体11の軸方向)に位置決めするものである。
係止体部73は、ルーバ13(ルーバ軸受部42及び取付部45)に対して後方から挿通されており、前端側が操作ノブ19に対して挿入されて係止されている。
受け部74は、後方、すなわちシャフト55(ボール部64)側に開口されている。この受け部74は、ボール部64(弾性体67)に対して径寸法が大きい、すなわち外方にオフセットされた球面状に形成されている。また、この受け部74は、軸支体12の第1回動軸35,35及び第2回動軸36,36と同軸になるように、換言すればこれら第1回動軸35,35の軸線と第2回動軸36,36の軸線との交差位置を中心とする球面に沿って形成されている。したがって、この受け部74の中心位置がボール部64の中心位置と略一致し、ルーバ13の回動中心Cとなっている。また、この受け部74の内部には、ボール部64の表面の弾性体67と摺接する球面状の摺接面76が形成されている。この摺接面76は、受け部74内の最前部、すなわちボール部64(弾性体67)の前端近傍と対向する位置に設けられ、受け部74の内周面よりも中心側(回動中心C側)にオフセットされ、ボール部64の表面と略等しい径寸法の凹曲面となっている。このため、この摺接面76の周囲には、ボール部64に突設されたストッパ68,68が当接することでケース体11に対するルーバ13の回動角度を規制する規制部である規制面77が段差状に形成されている。
コイルばね57は、トルク調整体とも呼び得るもので、その付勢力に応じて、ボール部64(弾性体67)の受け部74への押圧力を設定することで、ルーバ13をケース体11に対して回動させる際の回動負荷(トルク)を設定するものである。このコイルばね57は、軸受部28の内部にて、駆動部18(または軸受部28)とシャフト55(ばね受け部62)との間に介在されている。
また、バルブ16,17は、流通路26の開閉量を制御することで、風向調整装置10から吹き出す風量を制御するものである。これらバルブ16,17は、(一及び他の)開閉体本体(弁体本体)としてのバルブ本体81,82と、これらバルブ16,17を互いに回動可能に軸支する(一及び他の)軸部83,84と、駆動部18の一部を構成する(一及び他の)ギヤ部85,86とを備えている。
バルブ本体81,82は、ケース体11(ケース本体21)の内面に応じた形状、本実施の形態では半円形状に形成されている、バルブ本体81は、流通路26の上側略半分を開閉し、バルブ本体82は、流通路26の下側略半分を開閉するようになっている。
軸部83,84は、ケース体11の軸方向に対して交差(直交)する方向に沿って互いに同軸状に連結されているとともに、ケース体11(ケース本体21)に対して回動可能に軸支されている。これら軸部83,84は、バルブ本体81,82の前端部に位置している。そして、これら軸部83,84を連結した状態で、バルブ本体81,82が、ケース体11の中心軸を挟んで互いに反対側の位置に対向するようになっている。
ギヤ部85,86は、それぞれ扇形状に形成され、軸部83,84と同軸状に取り付けられている。これギヤ部85,86は、軸部83,84の周方向に互いにずれた位置に配置されている。
駆動部18は、バルブ16,17に備えられた上記ギヤ部85,86と、これらギヤ部85,86と歯合する回動駆動部(回動ギヤ)としてのバルブギヤ89とにより構成されている。このバルブギヤ89は、シャフト55と連結されており、操作ノブ19の操作に連動して周方向に回動することでギヤ部85,86を介してバルブ16,17(バルブ本体81,82)の後側を、軸部83,84を中心として上下に回動させるものである。このバルブギヤ89は、軸受部28の後部に取り付けられ、ケース体11と同軸上に配置されている。そして、このバルブギヤ89は、円環状に形成された本体部91と、この本体部91から前側へと突出する接続部92と、本体部91から後側へと突出するギヤ歯部93とを一体的に備えている。
本体部91は、軸受部28の後部に位置しており、前側からシャフト55の係止部65が挿通(圧入)されている。そして、この係止部65が本体部91の後側に係合されることでバルブギヤ89とシャフト55とが互いに係止固定されている。
接続部92は、軸受部28の内部に位置しており、本体部91に挿通されたシャフト55の係止部65によって外方へと規制されることで、軸受部28内の後端部に係合されている。また、この接続部92の前側には、コイルばね57の後端部が当接している。すなわち、バルブギヤ89(接続部92)とシャフト55(ばね受け部62)との間に、コイルばね57が介在されている。したがって、コイルばね57の付勢により、バルブギヤ89のギヤ歯部93がギヤ部85,86に対して圧接される。
ギヤ歯部93は、ギヤ部85,86と歯合する部分である。このギヤ歯部93は、バルブギヤ89が周方向に回動することでギヤ部85,86との歯合により軸部83,84を中心としてバルブ16,17を上下に回動させるようになっている。
操作ノブ19は、ルーバ13に対して周方向に回動可能に取り付けられており、上下左右に移動させることでルーバ13を回動させるとともに、ルーバ13に対して周方向にひねることで駆動部18を介してバルブ16,17を開閉させるものである。この操作ノブ19は、ルーバ13の前側に露出する略円筒状のノブ本体96と、このノブ本体96の後側に突設された抜止部97とを一体的に備えている。そして、ルーバ13に後側から挿通された受け体56の係止体部73がノブ本体96に係止されて操作ノブ19と受け体56とが一体的に接続されるとともに、抜止部97がルーバ軸受部本体51に挿通されることで、軸受係合部53を外方に規制して、ルーバ軸受部42をルーバ本体41に対して抜け止め保持するようになっている。
そして、自動車の内装部材の被設置部に設置された風向調整装置10は、図1、及び図2の想像線に示すように、バルブ16,17を開状態として、図4に示すようにルーバ13を中立(ニュートラル)位置としたとき、換言すれば、ケース体11とルーバ13とを略同軸としたとき、受入口24から受け入れた風が流通路26を通過して、ルーバ13の各通気口47から乗員の正面方向へと流れる。
また、操作ノブ19を摘んで上下左右に操作することで、ルーバ13が図5、あるいは図6に示すように回動する。このとき、ルーバ13は、図1に示すケース体11の軸受部28に対する軸支体12の回動、及び、この軸支体12に対するルーバ軸受部42の回動によって、互いに直交する2軸を軸線として回動中心Cの周囲に任意方向に回動できる。また、この操作の際には、操作ノブ19と連結されている受け体56が、ルーバ13とともに回動し、この受け体56の後部の受け部74の摺接面76に、ケース体11の軸受部28に保持されたシャフト55の前端に位置するボール部64の前端(弾性体67)がコイルばね57の付勢により圧接されていることにより、ボール部64の表面(弾性体67)と摺接面76との摺接抵抗がコイルばね57の付勢によって略一定に制御され、適切な操作荷重でルーバ13が回動できる。なお、ルーバ13の回動角度は、ボール部64に突設されたストッパ68の受け部74内の規制面77への当接により規制される。このようにルーバ13を回動させた状態では、ルーバ13の中心軸がケース体11の中心軸に対して交差する方向に沿い、このルーバ13の中心軸に沿って各通気口47から乗員の正面方向に対して傾斜した方向へと風が流れる。
さらに、操作ノブ19を摘んでルーバ13に対して周方向にひねると、図2に示すように、この操作ノブ19に連動する受け体56が周方向に回動する。この受け体56には、シャフト55のボール部64は受け部74にコイルばね57によって圧接されているため、シャフト55、及びこのシャフト55に連結されている駆動部18のバルブギヤ89も周方向に回動する。この結果、このバルブギヤ89のギヤ歯部93とギヤ部85,86が歯合するバルブ16,17が、図2の実線に示すように軸部83,84を中心として回動され、バルブ本体81,82がバルブ受け部29に当接する位置となると、流通路26が閉塞され、ルーバ13の通気口47から風が吹き出さなくなる(全閉状態)。
このように、本実施の形態によれば、ケース体11側に設けたボール部64をルーバ13側に設けた受け部74に押圧するようにコイルばね57により付勢することで、ルーバ13の回動負荷となるボール部64と受け部74との摺接抵抗をコイルばね57により適切に設定できる。そのため、ボール部64の寸法精度や温度(熱)などの影響による回動負荷(トルク)の変化が少なく、また、操作回数の増加に伴うボール部64と受け部74との少なくともいずれかの摩耗などが生じた場合であってもコイルばね57によるボール部64の受け部74への押し当てによって略一定の回動負荷を得ることができ、しかも、ルーバ13をどの方向に操作しても一点での回動負荷の管理ができるため、略一定の安定した操作荷重でルーバ13を操作でき、その操作感が良好になる。すなわち、ボール部64や受け部74の寸法精度や温度、操作回数、操作方向などに拘らず意図する操作感を確保できる。
さらに、操作荷重を調整する際にも、コイルばね57の付勢力を調整することで容易に調整が可能となり、寸法精度に頼らない、ロバスト性が高い構造となる。
また、ボール部64の受け部74と摺接する表面を弾性体67により形成することで、ルーバ13の回動負荷となるボール部64と受け部74との摺接抵抗をより安定させることができ、より安定した操作荷重でルーバ13を操作できる。しかも、弾性体67の肉厚の均一性を必要以上に向上することなく、コイルばね57の付勢によって操作荷重を設定できる。
そして、コイルばね57が、バルブギヤ89をバルブ16,17のギヤ部85,86に押圧しているため、操作ノブ19を周方向にひねって操作する際の操作荷重(回転方向トルク)も同時に確保できる。
なお、上記の第1の実施の形態において、例えば図7に示す第2の実施の形態のように、受け部74に弾性体99を設定することも可能である。このとき、弾性体99は、弾性体67と同様に、例えばエラストマ、あるいはシリコンゴムなど、反力を有する材質を用いることが好ましい。また、この弾性体99は、摺接面76を構成するように球面状に窪ませて受け部74内の前部に位置させ、ボール部64の表面と摺接させる。この結果、上記の第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、弾性体67,99を同時に用いる構成とすることもできる。したがって、弾性体は、ボール部64と受け部74との少なくともいずれかに用いることで、適切な操作荷重を設定できる。
さらに、上記の各実施の形態において、シャフト55を介してボール部64をケース体11側に設定し、受け体56を介して受け部74をルーバ13側に設定したが、ボール部64をルーバ13側に設定し、受け部74をケース体11側に設定してよい。この場合には、コイルばね57は、受け部74をボール部64に向けて押圧するように付勢する構成としてもよい。この場合でも、上記の各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、バルブ16,17は必須の構成ではなく、流通路26を開閉する別途の構成を適用してもよい。
そして、風向調整装置10は、車両用に限らず、任意の空調装置などの風向の調整に用いることができる。
本発明は、例えば自動車の空調用の風向調整装置として好適に用いることができる。
10 風向調整装置
11 ケース体
12 軸支体
13 ルーバ
14 負荷設定部
57 付勢手段としてのコイルばね
64 ール部
67,99 弾性体
74 受け部
76 摺接面

Claims (1)

  1. 筒状のケース体と、
    このケース体の軸方向と交差する方向に沿って軸線を有するようにこのケース体に回動可能に軸支された軸支体と、
    この軸支体に対して前記軸線と交差する方向に沿って軸線を有するように回動可能に軸支されたルーバと、
    このルーバの回動負荷を設定する負荷設定部とを具備し、
    前記負荷設定部は、
    前記ケース体と前記ルーバとのいずれか一方に設けられたボール部と、
    前記ケース体と前記ルーバとの他方に設けられ、前記ボールの外周面を摺接可能に受ける球面状の摺接面を有する受け部と、
    前記ボール部と前記受け部とのいずれか一方を他方に押圧するように付勢する付勢手段とを備え
    前記ボール部の外周面と前記受け部の摺接面とは、少なくともいずれかが弾性体により形成され、前記付勢手段の付勢方向の端部が互いに対向している
    ことを特徴とする風向調整装置
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