JP2012111324A - 自動車用ベンチレータ - Google Patents

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Masaya Komatsu
雅弥 小松
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Abstract

【課題】 自動車用ベンチレータの調節ノブの突出量は操作する際には、突出寸法が大きい方が操作性は良い。しかし、突出量が大きいと、加害性が悪化する。そこで、量産車は、操作ノブの突出寸法を少なくするようなインストルメントパネルのデザインをしている。このため、車内のデザイン設定の自由度が少なくなってしまうという問題がある。
【解決手段】 空気通路の開口部に風向調整羽根2を軸支した自動車用ベンチレータにおいて、前記風向調整羽根2の軸部4に弱部5を形成し、前記軸部4を保持する保持部3に突部6を形成し、前記軸部4の弱部5、又はその近傍に前記突部6を形成した自動車用ベンチレータ。
【選択図】図4

Description

本発明は自動車のベンチレータに関し、特に風向調整羽根の構造に関するものである。
一般に、空気吹出口の風向調整装置は、前面に多数の横ルーバを備えた矩形枠状のハウジング内に、多数の縦ルーバのそれぞれが垂直軸線の回りで回動自在となるように並立されており、各縦ルーバの後端縁部に形成されたピン部分には1本のリンク部材が係着して連結され、一枚の縦ルーバを左右に回動させることにより、リンク部材を介して全縦ルーバを一斉に回動させるようにしている。そして、このハウジングの両端は空調機などのケース本体に水平軸線の回りを回動可能となるよう枢支され、縦ルーバの回動により左右方向の風向きを調整するとともに、横ルーバの回動により上下の風向きを調整するものである。
従来技術としては、同期運動できる複数の表側ルーバを導風ケースの開口部に配置し、同表側ルーバのひとつに沿って摺動可能に支持する調節ノブを前記表側ルーバに対して略直角な方向に関係づけられた互いに同期運動可能な奥側ルーバのひとつのシャフト部に係合する前記調節ノブと連結した係合部を有する自動車用ベンチレータ構造において、前記係合部は隙を有する2枚の円板形状より成り、ヒンジ部を介して前記調節ノブと回動可能に連結されると共に、前記奥側ルーバには前記円板形状の係合部を上下方向に当接する半円状の切り欠き部を有する自動車用ベンチレータ(例えば、特許文献1参照)が存在している。
特開平1−182115号公報(特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄の{実施例}の説明、及び図1〜図4を参照)
前記従来技術である特許文献1では、操作ノブは、乗員側横羽根の中央の一枚に摺動自在に取り付けられている。この操作ノブは車両前方側にフォークが突設されて、反乗員側の縦羽根に係止させて、前記ノブを左右に摺動させて、縦羽根を左右に従動させて風向調整するものである。
従来技術のように、ノブの突出量は操作する際には、突出寸法が大きい方が操作性は良い。しかし、突出量が大きいと、加害性が悪化する。そこで、量産車は、操作ノブの突出寸法を少なくするようなインストルメントパネルのデザインをしている。このため、車内のデザイン設定の自由度が少なくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題を解決する自動車用ベンチレータを提供することを目的としている。
上記の課題を解決することができる本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りの自動車用ベンチレータであり、次のようなものである。
空気通路の開口部に風向調整羽根を軸支した自動車用ベンチレータにおいて、前記風向調整羽根の軸部に弱部を形成し、前記軸部を保持する保持部に突部を形成し、前記軸部の弱部、又はその近傍に前記突部を形成する構成である。
上記の課題を解決することができる本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りの自動車用ベンチレータであり、次のようなものである。
請求項1に記載の発明に加えて、前記風向調整羽根の軸部の弱部は、肉抜き部にすることで形成する構成である。
本発明に係る自動車用ベンチレータは、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)車内デザインの自由度が向上する。
(2)万が一、インストルメントパネルに何らかの力が加わった時、風向調整羽根の軸部弱部から軸が破断して、風向調整羽根自体がベンチレータの導風ケース開口内部に入り、反力の発生を防ぐことができる。
(3)請求項2の発明では、反力のコントロールが容易にできるものである。
(4)操作ノブの突部に物体が当った場合でも風向調整羽根自体がベンチレータの導風ケース開口内部に入り、反力の発生を防ぐので、操作ノブを乗員がより操作し易いように大きく設けることが可能である。
本発明の自動車用ベンチレータの一実施例で組み立てた状態を示す概略斜視図である。 風向調整羽根の軸部と該軸部を保持する保持部との関係を示す一部拡大正面図である。 図2のA−A矢視断面図である。 図2における要部詳細図である。 矢印の方向から力が加わった場合の風向調整羽根の軸部が(a)〜(e)の順に変化する状態の経時的変化を示す説明図である。 従来の風向調整羽根の軸部と、該軸部を保持する保持部との関係を示す一部拡大正面図である。
空気通路の開口部に風向調整羽根を軸支した自動車用ベンチレータにおいて、前記風向調整羽根の軸部に弱部を形成し、前記軸部を保持する保持部に突部を形成し、前記軸部の弱部、又はその近傍に前記突部を形成した自動車用ベンチレータである。
以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に説明する。
従来技術では、風向調整羽根の軸部を保持する構成は、具体的には開示されていないが、一般的には図6に示すように、風向調整羽根2の両端に軸部4が形成されていて、この軸部4を保持部3で保持しているという構成を有している。
これに対して、本願発明は、図1に示す通り、風向調整羽根2を導風ケース9に組み付けた自動車用ベンチレータを示したが、この自動車用ベンチレータの導風ケース9に設けたスペーサ8の部分に保持部3を形成し、この保持部3に風向調整羽根2を取り付けた実施例を図2〜図5に基づいて説明する。
風向調整羽根2の軸部4に弱部5を形成し、しかも、前記弱部5を有する軸部4を保持する保持部3には突部6が形成され、該突部6で支持できるように構成されている。
前記風向調整羽根2の軸部4の保持手段、及び弱部5の具体的な実施例としては、風向調整羽根2の軸部4における弱部5としての肉抜き部7を形成して軸部4の剛性を弱くし、力が加わった際に、軸部4を保持するためにスペーサ8を保持部3の役目をさせ、しかも該保持部3には、風向調整羽根2の軸部4が嵌合する軸穴に鋭角の突部6が形成されているので、この突部6が風向調整羽根2の軸部4と接触することにより、弱部5を有する軸部4が破断する。そのため、ベンチレータ1の導風ケース9内に入り込んで落下するので、風向調整羽根2が車内乗員側に出てしまうのを防ぐことができる。
また、スペーサ8の保持部3に突部6を形成したことにより、風向調整羽根2の嵌め合い関係が点と面になるため、風向調整羽根2の軸部4に応力集中させることができ、力が加わった際には、軸部4を確実に破断し、ベンチレータの導風ケース内に入れることができる。
結果、乗員の安全性の向上を図ることもできる。
なお、風向調整羽根2の軸部4に弱部5を形成するのは、選択により片側、あるいは両側に設けることもできる。
また、図2の実施例では、空気通路とは別体のスペーサ8に保持部3を形成しているが、これに限られることはなく、空気通路自体に保持部3を形成することもできる。
さらに、保持部3に形成された突部6は、風向調整羽根2の軸部4に形成された肉抜き部7の中央部に突部6を当接させているが、前記保持部3に形成された突部6を、前記軸部4の端部に当接させてもよい。これは空気通路としてのベンチレータの成型金型を簡略化することができるという効果を持つものである。
自動車用ベンチレータだけでなく、摺傾動する部材を保持する保持部との関係を堅固にすると反力で、車内側に出てしまうことを防止するために、軸部には弱部を、保持部には応力の集中が生じるように突部を形成して保持することにより、軸部の破断をスムーズにする等の考え方を車体各部位に利用することができる。
1・・・・自動車用ベンチレータ
2・・・・風向調整羽根
3・・・・保持部
4・・・・軸部
5・・・・弱部
6・・・・突部
7・・・・肉抜き部
8・・・・スペーサ
9・・・・ケース

Claims (2)

  1. 空気通路の開口部に風向調整羽根を軸支した自動車用ベンチレータにおいて、前記風向調整羽根の軸部に弱部を形成し、前記軸部を保持する保持部に突部を形成し、前記軸部の弱部、又はその近傍に前記突部を形成したことを特徴とする自動車用ベンチレータ。
  2. 前記風向調整羽根の軸部の弱部は、肉抜きすることで形成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ベンチレータ。
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