JP2018034526A - 空気通路開閉構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダンパに駆動力を伝達する軸の外周面に設けた接触面51cを、左側ダンパ30の左側支軸部35の孔部35aの周縁部に接触させたので、本体軸部の外周面と孔部35aの内周面との間に多少の隙間が形成されていたとしても、軸が孔部35aに対して径方向に振動し難くなって異音の発生を抑制できる。接触面51cは、孔部35aへの挿入方向先端側へ向かって次第に中心線Xに近づくように形成したので、軸の接触面51cと孔部35aの周縁部とが線接触することになる。これにより、摺動抵抗が減少し、軸の回動及び左側ダンパ30の回動を阻害することはない。
【選択図】図7
Description
送風機1は、空調ユニットの内外気二層流構造に対応するように、必要に応じて空調用空気を二層流状態で送風することができるように構成されている。すなわち、図2にも示すように、送風機1は、樹脂製の送風ケーシング2と、該ケーシング2の内部に形成された空気通路を開閉するための空気通路開閉構造Aと、送風ファン3と、ファン駆動モーター4と、エアフィルタ5とを備えている。図1に示すように、送風ケーシング2は、上下方向中間部において分割可能に構成されており、送風ケーシング2の略上半部を構成する上側ケーシング部材20と、送風ケーシング2の略下半部を構成する下側ケーシング部材21とを備えている。さらに、図3に示すように、上側ケーシング部材20は、左側部材22と右側部材23とに分割されている。尚、ケーシング2の分割構造はこれに限られるものではなく、自由に構成することができる。
次に、空気通路開閉構造Aの構成について説明する。図3に示すように、空気通路開閉構造Aは、左側ダンパ(軸挿入部材、第1ダンパ)30と、右側ダンパ(第2ダンパ)40と、軸50と、クランク部材60と、リンク70と、アクチュエータ71とを備えている。左側ダンパ30及び右側ダンパ40は、樹脂材からなるロータリーダンパであり、互いに同軸上に配置されて独立して回動するようになっている。
次に、上記のように構成された送風機1の動作について説明する。この送風機1は、外気のみを導入する外気導入モードと、内気のみを導入する内気導入モードと、外気と内気の両方を導入する内外気二層流モードとの3つのモードのうちから任意の1つのモードに切り替えることができる。モードの切替は、例えば空調条件等に応じて空調コントロールユニットによって自動で行われるが、手動操作可能にしてもよい。
この実施形態に係る送風機1によれば、右側ダンパ40に駆動力を伝達する軸50の外周面に設けた接触面51cを、左側ダンパ30の左側支軸部35の孔部35aの周縁部に接触させたので、本体軸部51の外周面と孔部35aの内周面との間に多少の隙間が形成されていたとしても、軸50が孔部35aに対して径方向に振動し難くなって異音の発生を抑制できる。本体軸部51の外周面と孔部35aの内周面との間に多少の隙間が形成されていることで、軸50の回動に要する力が少なくて済む。
30 左側ダンパ(軸挿入部材、第1ダンパ)
35a 孔部
40 右側ダンパ(第2ダンパ)
50 軸
51c 接触面
52 動力伝達部
A 空気通路開閉構造
Claims (5)
- ダンパを備えた空気通路開閉構造において、
上記ダンパに駆動力を伝達する軸と、
上記軸が挿入される孔部を有する軸挿入部材とを備え、
上記軸の外周面には、上記孔部の周縁部に接触する接触面が設けられ、
上記接触面は、上記孔部への挿入方向先端側へ向かって次第に上記軸の中心線に近づくように形成されていることを特徴とする空気通路開閉構造。 - 請求項1に記載の空気通路開閉構造において、
上記接触面は、上記軸の周方向に連続して設けられていることを特徴とする空気通路開閉構造。 - 請求項1に記載の空気通路開閉構造において、
上記接触面は、上記軸の周方向に断続して設けられていることを特徴とする空気通路開閉構造。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の空気通路開閉構造において、
上記空気通路開閉構造は、互いに同軸上に配置された第1ダンパと第2ダンパとを備え、
上記孔部を有する上記軸挿入部材は、上記第1ダンパであり、
上記軸は、上記第1ダンパの上記孔部に挿入されて上記第2ダンパ側へ突出するように形成され、
上記軸における上記第2ダンパ側へ突出した部分が上記第2ダンパに結合されていることを特徴とする空気通路開閉構造。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の空気通路開閉構造において、
上記軸には、該軸の外周面から径方向に突出するとともに、該軸に駆動力を伝達する駆動力伝達部が設けられ、
上記接触面は、上記軸の外周面から上記駆動力伝達部まで延びていることを特徴とする空気通路開閉構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016166569A JP2018034526A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 空気通路開閉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016166569A JP2018034526A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 空気通路開閉構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018034526A true JP2018034526A (ja) | 2018-03-08 |
Family
ID=61566323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016166569A Pending JP2018034526A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 空気通路開閉構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018034526A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024174935A1 (zh) * | 2023-02-20 | 2024-08-29 | 法雷奥汽车空调湖北有限公司 | 一种空调模块 |
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2016
- 2016-08-29 JP JP2016166569A patent/JP2018034526A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024174935A1 (zh) * | 2023-02-20 | 2024-08-29 | 法雷奥汽车空调湖北有限公司 | 一种空调模块 |
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A02 | Decision of refusal |
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