JP6600705B2 - 変速装置のシフトアンドセレクト機構 - Google Patents

変速装置のシフトアンドセレクト機構 Download PDF

Info

Publication number
JP6600705B2
JP6600705B2 JP2018017529A JP2018017529A JP6600705B2 JP 6600705 B2 JP6600705 B2 JP 6600705B2 JP 2018017529 A JP2018017529 A JP 2018017529A JP 2018017529 A JP2018017529 A JP 2018017529A JP 6600705 B2 JP6600705 B2 JP 6600705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
bolt hole
shaft
bolt
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018017529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019132410A (ja
Inventor
雄之 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2018017529A priority Critical patent/JP6600705B2/ja
Priority to CN201910065948.8A priority patent/CN110131408B/zh
Publication of JP2019132410A publication Critical patent/JP2019132410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6600705B2 publication Critical patent/JP6600705B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • F16H61/34Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms comprising two mechanisms, one for the preselection movement, and one for the shifting movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/32Gear shift yokes, e.g. shift forks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/32Gear shift yokes, e.g. shift forks
    • F16H2063/324Gear shift yokes, e.g. shift forks characterised by slide shoes, or similar means to transfer shift force to sleeve

Description

本発明は、車両などに搭載される変速装置のシフトアンドセレクト機構に関する。
従来から、車両などには変速装置が搭載されている。一般的に、変速装置には、メインシャフトとカウンタシャフトとの間に、複数の変速ギヤ列が設けられており、各変速ギヤ列の切り換えは変速操作に応じて駆動するシフトアンドセレクト機構によって行われる。例えば、特許文献1には、シフトセレクトシャフトにネジにより固定されたシフトアームが、変速操作によってシフトセレクトシャフトと共に駆動し、各変速ギヤ列のシフトフォークシャフトを駆動するシフトアンドセレクト機構が開示されている。
特開2005−233361号公報
特許文献1の変速装置のシフトアンドセレクト機構は、シフトセレクトシャフトとシフトアームはネジにより固定されているので、シフトセレクトシャフトに設けられたネジ孔のネジ頭側開口部の近傍には、ネジの軸力による引張応力が発生する。変速操作によってシフトセレクトシャフトが回動すると、回動の方向によっては、シフトアームに発生する荷重の反力により、シフトセレクトシャフトに設けられたネジ孔のネジ頭側開口部の近傍に引張応力が発生する場合がある。この場合、シフトセレクトシャフトに設けられたネジ孔のネジ頭側開口部の近傍に発生する応力は、ネジの軸力による引張応力とシフトアームに発生する荷重の反力による引張応力の和となるので大きくなり、シフトセレクトシャフトに発生する引張応力が降伏点に達すると、シフトセレクトシャフトの変形等が発生してしまう虞があった。
本発明は、シフトセレクトシャフトの変形等が発生することを防止することができる変速装置のシフトアンドセレクト機構を提供する。
本発明は、
シャフトと、
変速レバーの操作に連動して前記シャフトと一体回転するように前記シャフトに設けられたレバーアームと、
前記シャフトの外周部を囲む連結部と、該連結部から延びるアーム部と、を有するシフトアームと、
前記シャフトに形成された第1ボルト孔及び前記連結部に形成された第2ボルト孔に挿通され、前記シャフト及び前記シフトアームを連結する締結ボルトと、を備え、
前記変速レバーの操作に応じて、前記シフトアームが前記シャフトの軸心を中心に回動する、変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
前記シャフトは、前記第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に面取り部を有し、
該面取り部は、前記第1ボルト孔の軸心を通り前記シャフトの軸心と直交する断面において、前記第1ボルト孔の軸心に直交する面であり、
前記連結部には、前記シャフトを挟んで前記第2ボルト孔と対向する位置に第3ボルト孔が設けられ、
前記締結ボルトは、前記第1ボルト孔、前記第2ボルト孔、及び前記第3ボルト孔に挿入され、
前記締結ボルトは、前記第1ボルト孔の内周面に形成されたねじ溝と螺合するとともに、前記第3ボルト孔に嵌合している
本発明によれば、シャフトの第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に形成された面取り部が、第1ボルト孔の軸心を通りシャフトの軸心と直交する断面において、第1ボルト孔の軸心に直交する面であるので、シフトアームが回動した際に、ボルト締結によって第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に作用する引張応力に加えて、シフトアーム反力によって第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に発生する引張応力を、第1ボルト孔の軸心に直交する面で受けることができる。したがって、第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部における応力集中を緩和することができ、シャフトの変形等を防ぐことができる。
本発明の一実施形態のシフトアンドセレクト機構が設けられた変速装置の要部斜視図である。 図1の変速装置のシフトアンドセレクト機構の要部斜視図である。 図2のシフトアンドセレクト機構操作時の応力発生方向を説明する模式図である。 第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部の斜視図である。 第1ボルト孔の軸心を通りシャフトの軸心と直交する、図4AのA−A線断面図である。 エンドミルによる側面加工により面取り部を形成する工程を説明する説明図である。 第1ボルト孔の軸心を通りシャフトの軸心と直交する、図2のB−B線断面図である。 従来のドリル先端による面取り加工が施された第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部の斜視図である。 従来のドリル先端による面取り加工が施された第1ボルト孔の軸心を通りシャフトの軸心と直交する、図7AのC−C線断面図である。
以下、本発明の変速装置のシフトアンドセレクト機構の一実施形態を、図1〜図7Bに基づいて説明する。
<変速装置>
図1に示すように、変速装置10は、変速機ケースに固定されるベース16に配置されたセレクト装置21及びシフト装置22を備え、セレクト装置21のセレクトレバー23の一端23a及びシフト装置22のレバーアーム24の一端24aは、ワイヤー(図示せず)などを介して変速レバーに連結されて変速レバーで操作可能である。
略L字形に形成されたセレクトレバー23は、水平軸線回りに回動自在に支持された回動軸25に固定されている。セレクトレバー23の他端23bは、後述するシフトセレクトシャフト26に設けられた貫通孔26aに差し込まれて係合している。また、レバーアーム24の他端24bは、シフトセレクトシャフト26に固定されている。これにより、シフトセレクトシャフト26は、セレクトレバー23の回動に伴って上下方向にスライドし、レバーアーム24の回動に伴って鉛直軸線回りを回転する。
また、シフトセレクトシャフト26は、シフトアーム27及びインターロック29などを備えている。シフトアーム27は、締結ボルト28によりシフトセレクトシャフト26に固定されており、後述する4つのシフトフォーク30〜33のシフトピース30c〜33cに選択的に係合可能な不図示の腕部を備える。即ち、シフトアーム27は、シフトセレクトシャフト26の上下移動に伴って上下にシフトし、腕部が4つのシフトフォーク30〜33のいずれかのシフトピース30c〜33cと係合する。
1−2速用、3−4速用、5−6速用及びリバース用の4つのシフトフォーク30〜33は、シフトアーム27に隣接して配置されている。1−2速用シフトフォーク30、3−4速用シフトフォーク31、5−6速用シフトフォーク32は、同様の構成を有するので、以下、3−4速用シフトフォーク31について説明する。
3−4速用シフトフォーク31は、軸方向にスライド可能なシフト軸31aに、シフトフォーク31b及びシフトピース31cが一体に形成されている。シフトフォーク31bは、シフト軸31aの略中央部に固定されて外方(図1において右方向)に延び、変速ギヤ列11のシンクロクラッチ11aの溝に嵌合している。
シフトピース31cは、シフト軸31aからシフトアーム27側に向かって延びており、その先端部に形成された凹部には、シフトアーム27の腕部が嵌合可能に構成されている(図2参照)。1−2速用シフトフォーク30、5−6速用シフトフォーク32、及びリバース用シフトフォーク33も同様であり、それぞれのシフトピース30c〜33cは、下からこの順で上下方向に配置されている。
そして、シフトアーム27の腕部が、シフトピース31cの凹部に嵌合した状態で、シフトアーム27が回動すると、3−4速用シフトフォーク31のシフト軸31aがスライドし、シフトフォーク31bを介してシンクロクラッチ11aをスライドさせて、3速ギヤ段又は4速ギヤ段への変速(シフト)が行われる。1−2速用シフトフォーク30、5−6速用シフトフォーク32についても同様に作動する。
リバース用シフトフォーク33は、5−6速用シフトフォーク32のシフト軸32aにスライド自在に設けられスライダ33dと、スライダ33dに固定されたシフトピース33cと、シフトフォーク33bを支持する不図示のリバースホルダとを備える。そして、シフトセレクトシャフト26、即ち、シフトアーム27をニュートラル位置から後進セレクト位置にシフト移動させ、さらにシフトアーム27を回動することでリバースギヤ段への変速が行われる。
<シフトアンドセレクト機構>
図2に示すように、シフトアンドセレクト機構20は、シフトセレクトシャフト26と、変速レバーの操作に連動してシフトセレクトシャフト26と一体回転するようにシフトセレクトシャフト26に設けられたレバーアーム24と、シフトセレクトシャフト26の外周部を囲む連結部27a及び該連結部27aから延びるアーム部27bを有するシフトアーム27と、シフトセレクトシャフト26に形成された第1ボルト孔261及び連結部27aに形成された第2ボルト孔272に挿通され(図6参照)、シフトセレクトシャフト26及びシフトアーム27を連結する締結ボルト28と、を備え、変速レバーの操作に応じて、シフトアーム27がシフトセレクトシャフト26の軸心を中心に回動する。なお、図2中、符号SC1はシフトセレクトシャフト26の軸心であり、符号SC2は第1ボルト孔261の軸心である。
図6に示すように、シフトセレクトシャフト26には、締結ボルト28を挿通するための第1ボルト孔261が、シフトセレクトシャフト26の軸心SC1と直交する方向に、シフトセレクトシャフト26を貫通するように形成されている。第1ボルト孔261の内周面には、一部にねじ溝261aが形成されている。
シフトアーム27の連結部27aには、締結ボルト28を挿通するための第2ボルト孔272が、シフトセレクトシャフト26の軸心SC1と直交する方向に形成されている。さらに、シフトアーム27の連結部27aには、シフトセレクトシャフト26の軸心SC1と直交する断面において、シフトセレクトシャフト26を挟んで第2ボルト孔272と対向する位置に、締結ボルト28を挿入するための第3ボルト孔273が形成されている。
締結ボルト28は、シフトアーム27の連結部27aの第2ボルト孔272側がボルトヘッド側となるように、第1ボルト孔261、第2ボルト孔272、及び第3ボルト孔273に挿入されている。さらに、締結ボルト28は、第1ボルト孔261の内周面に形成されたねじ溝261aと螺合するとともに、第3ボルト孔273にインロー嵌合することで、シフトセレクトシャフト26及びシフトアーム27と連結されている。
シフトアーム27のアーム部27bは、シフトセレクトシャフト26の軸方向から見て、シフトセレクトシャフト26の軸心SC1に対して、締結ボルト28のボルトヘッド側とは反対側に、連結部27aから延設されている。具体的には、シフトアーム27のアーム部27bは、シフトセレクトシャフト26の軸心SC1まわりに第1ボルト孔261の軸心SC2との成す角が、締結ボルト28のボルトヘッド側から100度から130度となる位置に、連結部27aから延設されている。
このようにシフトセレクトシャフト26及びシフトアーム27を締結ボルト28で連結すると、図3に示すように、締結ボルト28の軸力によって、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍には引張応力が発生する。
ここで、例えば、奇数段へ変速を行う場合、変速レバーの操作によりレバーアーム24が時計回りにシフトセレクトシャフト26と一体回転するとともに、シフトセレクトシャフト26に連結されたシフトアーム27も時計回りに回動する。シフトアーム27が時計回りに回動すると、シフトアーム27に発生する荷重の反力によって、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍には圧縮応力が発生する。よって、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍において、締結ボルト28の軸力による引張応力と、シフトアーム27の反力による圧縮応力は、応力の方向が反対方向となるので、互いに打ち消し合う。
一方で、例えば、偶数段へ変速を行う場合、変速レバーの操作によりレバーアーム24が反時計回りにシフトセレクトシャフト26と一体回転するとともに、シフトセレクトシャフト26に連結されたシフトアーム27も反時計回りに回動する。シフトアーム27が反時計回りに回動すると、シフトアーム27に発生する荷重の反力によって、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍には引張応力が発生する。よって、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍において、締結ボルト28の軸力による応力と、シフトアーム27の反力による応力は、ともに引張応力となるので、発生する引張応力は締結ボルト28の軸力による引張応力とシフトアーム27の反力による引張応力の和となる。
したがって、偶数段へ変速を行う場合、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍に発生する引張応力が非常に大きくなる。そして、シフトセレクトシャフト26に発生する引張応力が降伏点に達すると、シフトセレクトシャフト26の変形等が発生してしまう虞がある。
よって、シフトセレクトシャフト26の変形等を回避するためには、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍に発生する引張応力が降伏点に達しないようにする必要がある。
一般的に、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部は面取り加工がされている。特に、ドリル先端を第1ボルト孔261の軸心方向と同一方向に第1ボルト孔261の開口部に当てることにより、図7Aに示すような形状の面取り加工を施すことが従来から一般的である。
しかし、ドリル先端を第1ボルト孔261の軸心方向と同一方向に当てることにより第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部に加工された面取り部C0の形状は、図7Bに示すように、第1ボルト孔261の軸心SC2を通りシフトセレクトシャフト26の軸心SC1と直交する断面において、シフトセレクトシャフト26の軸心SC1に近づくにつれて面取りの深さが深くなるように第1ボルト孔261の軸心SC2に対し傾斜した形状を有する。この場合、第1ボルト孔261近傍に発生する引張応力は、面取り部C0とシフトセレクトシャフト26の外周面との境界部分に特に集中する。
したがって、ドリル先端を第1ボルト孔261の軸心方向と同一方向に当てることによる面取り加工の場合、偶数段へ変速を行う際、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍に発生する引張応力、即ち締結ボルト28の軸力による引張応力とシフトアーム27の反力による引張応力の和が、面取り部C0とシフトセレクトシャフト26の外周面との境界部分に集中するため、この部分が降伏点に達し、シフトセレクトシャフト26は変形してしまう虞がある。シフトセレクトシャフト26が変形することを回避するためには、シフトセレクトシャフト26の径を大きくしたり、高強度な材料を用いたりする等、シフトセレクトシャフト26の強度を向上させるための対策が必要であった。
本発明のシフトアンドセレクト機構20では、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部に、図4Aに示すように面取り部C1が設けられている。面取り部C1は、図4Bに示すように、第1ボルト孔261の軸心SC2を通りシフトセレクトシャフト26の軸心SC1と直交する断面において、第1ボルト孔261の軸心SC2に直交する面となるように形成されている。
面取り部C1が、第1ボルト孔261の軸心SC2を通りシフトセレクトシャフト26の軸心SC1と直交する断面において、第1ボルト孔261の軸心SC2に直交する面となっていることにより、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍に発生する引張応力を、面取り部C1で分散して受けることができるので、面取り部C1とシフトセレクトシャフト26の外周面との境界部分に引張応力が集中することが緩和される。
これにより、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍において、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍に発生する引張応力が締結ボルト28の軸力による引張応力とシフトアーム27の反力による引張応力の和となるような場合であっても、第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍が降伏点に達してシフトセレクトシャフト26の変形等を発生することを防止することができる。
面取り部C1は、エンドミル90による側面加工により形成することができる。エンドミル90は、外周面の刃で軸に直交する方向に穴を削り広げる用途等に用いられる。面取り部C1は、図5に示すように、エンドミル90の軸心SC3がシフトセレクトシャフト26の軸心SC1と垂直かつ第1ボルト孔261の軸心SC2と直交するように、エンドミル90の外周面を第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部に当接させて切削する。これにより、切削面は、シフトセレクトシャフト26の軸心SC1と直交する断面において第1ボルト孔261の軸心SC2方向と直交する面となるので、面取り部C1は、第1ボルト孔261の軸心SC2を通りシフトセレクトシャフト26の軸心SC1と直交する断面において、第1ボルト孔261の軸心SC2と直交する面となる。
このようにエンドミル90による側面加工を行うことで、第1ボルト孔261の軸心を通りシフトセレクトシャフト26の軸心と直交する断面において、第1ボルト孔261の軸心に直交する面となる面取り部C1を、第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部に容易に加工することができる。
ここで、締結ボルト28の軸力による引張応力が発生するのは、第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部であり、第1ボルト孔261の反ボルトヘッド側開口部に発生するのは圧縮応力であるから、面取り部C1を有するのは、第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部のみでよい。すなわち、第1ボルト孔261の反ボルトヘッド側開口部は、面取り部C1と異なる形状、例えば面取り部C0とすることができる。面取り部C1を第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部のみとすることで、最小限の加工で第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部における応力集中を緩和することができ、製造工程の短縮化を図ることができる。また、第1ボルト孔261の反ボルトヘッド側開口部を面取り部C1と異なる形状とすることができ、第1ボルト孔261の反ボルトヘッド側開口部の設計自由度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、締結ボルト28は、第1ボルト孔261の内周面のねじ溝261aと螺合しているので、ナットが不要でシフトセレクトシャフト26及びシフトアーム27と連結することができ、部品点数の削減及び省スペース化を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、締結ボルト28は、第1ボルト孔261の内周面のねじ溝261aと螺合するとともに、シフトセレクトシャフト26を挟んで締結ボルト28のボルトヘッドと対向する位置に設けられた第3ボルト孔273にインロー嵌合しているので、より強固にシフトセレクトシャフト26及びシフトアーム27と連結される。なお、第1ボルト孔261にねじ溝を有さず、第3ボルト孔273の内周面にねじ溝が形成されていてもよい。この場合、締結ボルト28は、第3ボルト孔273の内周面のねじ溝と螺合され、締結ボルト28の軸力によりシフトセレクトシャフト26が締結ボルト28のボルトヘッドとシフトアーム27の連結部27aに挟持されることで、シフトセレクトシャフト26及びシフトアーム27と連結される。
また、本実施形態によれば、シフトアーム27のアーム部27bは、シフトセレクトシャフト26の軸方向から見て、シフトセレクトシャフト26の軸心に対し、ボルトヘッド側とは反対側に設けられている。そのため、シフトアーム27のアーム部27bと第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部との距離が長い。これにより、シフトアーム27の回動によりシフトアーム27に発生する荷重の反力は、第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍におけるモーメントが大きくなり、発生する応力が大きくなる。この場合であっても、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍に発生する引張応力を、面取り部C1で分散して受けることができるので、面取り部C1とシフトセレクトシャフト26の外周面との境界部分に引張応力が集中することが緩和される。したがって、シフトセレクトシャフト26の強度を向上させるための対策の必要なく、シフトアーム27のアーム部27bを、シフトセレクトシャフト26の軸方向から見て、シフトセレクトシャフト26の軸心に対し、ボルトヘッド側とは反対側に設けることができる。これにより、シフトアーム27及びシフトアンドセレクト機構20の設計自由度を向上させることができる。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、本実施形態では、レバーアーム24及びシフトアーム27は、奇数段に変速する際に時計回りに、偶数段に変速する際に反時計回りに回動するものとして説明したが、奇数段に変速する際に反時計回りに、偶数段に変速する際に時計回りに回動するものとしてもよい。このようにすると、奇数段に変速する際に、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍に発生する引張応力が非常に大きくなる。
また、本実施形態では、第1ボルト孔261はシフトセレクトシャフト26を貫通する孔としたが、第1ボルト孔261はシフトセレクトシャフト26を貫通せず、第1ボルト孔261の内周面にのみねじ溝を設けてもよい。このようにしても、シフトセレクトシャフト26の第1ボルト孔261のボルトヘッド側開口部近傍に発生する引張応力は同様に非常に大きくなる。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) シャフト(シフトセレクトシャフト26)と、
変速レバーの操作に連動して前記シャフトと一体回転するように前記シャフトに設けられたレバーアーム(レバーアーム24)と、
前記シャフトの外周部を囲む連結部(連結部27a)と、該連結部から延びるアーム部(アーム部27b)と、を有するシフトアーム(シフトアーム27)と、
前記シャフトに形成された第1ボルト孔(第1ボルト孔261)及び前記連結部に形成された第2ボルト孔(第2ボルト孔272)に挿通され、前記シャフト及び前記シフトアームを連結する締結ボルト(締結ボルト28)と、を備え、
前記変速レバーの操作に応じて、前記シフトアームが前記シャフトの軸心を中心に回動する、変速装置(変速装置10)のシフトアンドセレクト機構(シフトアンドセレクト機構20)であって、
前記シャフトは、前記第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に面取り部(面取り部C1)を有し、
該面取り部は、前記第1ボルト孔の軸心(軸心SC2)を通り前記シャフトの軸心(軸心SC1)と直交する断面において、前記第1ボルト孔の軸心に直交する面である、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
(1)によれば、シャフトの第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に形成された面取り部が、第1ボルト孔の軸心を通りシャフトの軸心と直交する断面において、第1ボルト孔の軸心に直交する面であるので、シフトアームが回動した際に、ボルト締結によって第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に作用する引張応力に加えて、シフトアーム反力によって第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に発生する引張応力を、第1ボルト孔の軸心に直交する面で受けることができるので、第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部における応力集中を緩和することができ、シャフトの変形等を防ぐことができる。
(2) (1)に記載の変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
前記連結部には、前記シャフトを挟んで前記第2ボルト孔と対向する位置に第3ボルト孔(第3ボルト孔273)が設けられ、
前記締結ボルトは、前記第1ボルト孔、前記第2ボルト孔、及び前記第3ボルト孔に挿入され、
前記締結ボルトは、前記第1ボルト孔の内周面に形成されたねじ溝(ねじ溝261a)と螺合するとともに、前記第3ボルト孔に嵌合している、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
(2)によれば、締結ボルトは、連結部に形成された第1ボルト孔の内周面に形成されたねじ溝と螺合しているので、ナットが不要でシフトアーム及びシャフトと連結することができる。また、締結ボルトは、第1ボルト孔の内周面に形成されたねじ溝と螺合するとともに、シフトセレクトシャフトを挟んで締結ボルトのボルトヘッドと対向する位置に設けられた第3ボルト孔に嵌合しているので、より強固にシャフト及びシフトアームと連結することができる。
(3) (1)または(2)に記載の変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
前記シャフトは、前記第1ボルト孔の前記ボルトヘッド側開口部にのみ前記面取り部を有する、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
(3)によれば、面取り部を有するのは、シャフトの第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部のみであるので、最小限の加工でボルトヘッド側開口部における応力集中を緩和することができ、製造工程の短縮化を図ることができる。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載の変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
前記シフトアームの前記アーム部は、前記シャフトの軸方向から見て、
前記シャフトの軸心に対し、ボルトヘッド側とは反対側に設けられている、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
(4)によれば、シフトアームのアーム部は、シャフトの軸方向から見て、シャフトの軸心に対し、ボルトヘッド側とは反対側に設けられているので、シフトアームが回動した際に、第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部近傍において、モーメントが大きくなり発生する応力が大きくなる。この場合であっても、第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部における応力集中を緩和することができるので、シャフトの変形等を防ぐことができ、また、シフトアームのアーム部を設ける位置の設計自由度が向上する。
(5) (1)から(4)のいずれかに記載の変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
前記面取り部は、エンドミル(エンドミル90)による側面加工により形成されている、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
(5)によれば、面取り部は、エンドミルによる側面加工により形成されているので、第1ボルト孔の軸心を通りシャフトの軸心と直交する断面において、第1ボルト孔の軸心に直交する面となる面取り部を容易に加工することができる。
10 変速装置
20 シフトアンドセレクト機構
24 レバーアーム
26 シフトセレクトシャフト
261 第1ボルト孔
261a ねじ溝
27 シフトアーム
27a 連結部
27b アーム部
272 第2ボルト孔
273 第3ボルト孔
28 締結ボルト
90 エンドミル
C1 面取り部
SC1 シフトセレクトシャフトの軸心
SC2 第1ボルト孔の軸心

Claims (4)

  1. シャフトと、
    変速レバーの操作に連動して前記シャフトと一体回転するように前記シャフトに設けられたレバーアームと、
    前記シャフトの外周部を囲む連結部と、該連結部から延びるアーム部と、を有するシフトアームと、
    前記シャフトに形成された第1ボルト孔及び前記連結部に形成された第2ボルト孔に挿通され、前記シャフト及び前記シフトアームを連結する締結ボルトと、を備え、
    前記変速レバーの操作に応じて、前記シフトアームが前記シャフトの軸心を中心に回動する、変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
    前記シャフトは、前記第1ボルト孔のボルトヘッド側開口部に面取り部を有し、
    該面取り部は、前記第1ボルト孔の軸心を通り前記シャフトの軸心と直交する断面において、前記第1ボルト孔の軸心に直交する面であり、
    前記連結部には、前記シャフトを挟んで前記第2ボルト孔と対向する位置に第3ボルト孔が設けられ、
    前記締結ボルトは、前記第1ボルト孔、前記第2ボルト孔、及び前記第3ボルト孔に挿入され、
    前記締結ボルトは、前記第1ボルト孔の内周面に形成されたねじ溝と螺合するとともに、前記第3ボルト孔に嵌合している、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
  2. 請求項1に記載の変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
    前記シャフトは、前記第1ボルト孔の前記ボルトヘッド側開口部にのみ前記面取り部を有する、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
  3. 請求項1または2に記載の変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
    前記シフトアームの前記アーム部は、前記シャフトの軸方向から見て、
    前記シャフトの軸心に対し、ボルトヘッド側とは反対側に設けられている、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の変速装置のシフトアンドセレクト機構であって、
    前記面取り部は、エンドミルによる側面加工により形成されている、変速装置のシフトアンドセレクト機構。
JP2018017529A 2018-02-02 2018-02-02 変速装置のシフトアンドセレクト機構 Active JP6600705B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018017529A JP6600705B2 (ja) 2018-02-02 2018-02-02 変速装置のシフトアンドセレクト機構
CN201910065948.8A CN110131408B (zh) 2018-02-02 2019-01-23 变速装置的换挡和选择机构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018017529A JP6600705B2 (ja) 2018-02-02 2018-02-02 変速装置のシフトアンドセレクト機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019132410A JP2019132410A (ja) 2019-08-08
JP6600705B2 true JP6600705B2 (ja) 2019-10-30

Family

ID=67547355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018017529A Active JP6600705B2 (ja) 2018-02-02 2018-02-02 変速装置のシフトアンドセレクト機構

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6600705B2 (ja)
CN (1) CN110131408B (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8805829D0 (en) * 1988-03-11 1988-04-13 Eaton Sa Locking fastener
JP2736744B2 (ja) * 1994-06-04 1998-04-02 栃木県 高力ボルトによる接合構造
JP3493839B2 (ja) * 1995-09-30 2004-02-03 スズキ株式会社 手動変速機の変速装置
JP3400642B2 (ja) * 1996-05-14 2003-04-28 株式会社日立ユニシアオートモティブ カムシャフトとカムの固着構造
JPH10318233A (ja) * 1997-05-19 1998-12-02 Toyota Motor Corp センタリングボルト又はナットによる固定構造
JP4536395B2 (ja) * 2004-02-23 2010-09-01 本田技研工業株式会社 マニュアルトランスミッションのリバースシフト機構
JP5645795B2 (ja) * 2011-11-04 2014-12-24 三菱重工業株式会社 リンク機構、及びこれを備えている軸流流体機械の可変静翼駆動装置
US10100908B2 (en) * 2012-11-30 2018-10-16 Kuroda Precision Industries Ltd. Shaft end adapter and ball screw assembly
JP6528353B2 (ja) * 2014-03-13 2019-06-12 日本精工株式会社 アクチュエータ、アクチュエータのカバー取付構造、無段変速機及び車両
JP2018017373A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 ダイハツ工業株式会社 シャフトアッセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019132410A (ja) 2019-08-08
CN110131408A (zh) 2019-08-16
CN110131408B (zh) 2020-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5020149B2 (ja) スプライン連結構造
KR101120881B1 (ko) 고효율 회전구동부를 겸비한 고속분할 인덱스
EP3287671B1 (en) Transmission
JPH07279983A (ja) スプライン
JP6600705B2 (ja) 変速装置のシフトアンドセレクト機構
JP2012007672A (ja) 変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ
JP2012112432A (ja) リターンチューブ及びその製造方法、並びにボールねじ
JP2018031477A (ja) オーバードライブ変速機の汎用操作装置及びその使用方法
KR20060043418A (ko) 표면 가공 방법
US9920833B2 (en) Shifting apparatus for manual transmission
JP2009222119A (ja) 変速機の変速操作機構
US9518613B2 (en) Dog clutch
JP6217509B2 (ja) 手動変速機
JP6195818B2 (ja) シフト機構
KR101332819B1 (ko) 중공형 감속기의 홀드 샤프트 및 홀드 플랜지 가공방법
JP4683076B2 (ja) 変速機
JP2011163408A (ja) 変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ
JP2013185608A (ja) 車両用変速機のシフト装置
JP2016065379A (ja) 接続構造、及び、鋼板
JP2014109319A (ja) ボールねじ機構
JP2016125565A (ja) 手動変速機におけるシフトヘッドとシフトインナレバーとの組み合わせ構造
JP2011202679A (ja) 変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ
JP2018017373A (ja) シャフトアッセンブリ
JP2000179688A (ja) 変速機の変速操作機構
KR20230033356A (ko) 이중 클러치 변속기의 변속 동력 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6600705

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150