JP6528353B2 - アクチュエータ、アクチュエータのカバー取付構造、無段変速機及び車両 - Google Patents

アクチュエータ、アクチュエータのカバー取付構造、無段変速機及び車両 Download PDF

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Description

本発明は、車両、車両に搭載される無段変速機、この無段変速機に適用されるアクチュエータ、及び、アクチュエータのカバー取付構造に関するものである。
一般に、ベルト式無段変速機のプーリ溝幅を可変するアクチュエータとして、軸線方向に変位するボールねじ(軸線方向変位要素)を収容するハウジングと、ボールねじの変位量を検出するセンサを有し、ハウジングの開口部を覆う樹脂製のカバーとを備えたアクチュエータが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、従来、アクチュエータでは、複数の係止用爪を有する樹脂製のカバーとセンサ基板とを一体に成形することにより、成形時の樹脂の成形収縮・樹脂の内部応力の影響を受けにくくしつつ、センサ基板を位置決め固定する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、センサ基板の組立ばらつきを抑えることができ、センサの検出精度のばらつきの低減とセンサ基板の固定信頼性の向上を実現している。
さて、特許文献1に記載されたアクチュエータのように、樹脂製のカバーをハウジング(金属製)に取り付ける場合には、ハウジング側にタップ加工をして雌ねじを形成すると共に、カバー側に金属カラーを圧入或いはインサート成形にて挿入し、金属カラーを通してハウジングにねじ止めをすることで、樹脂材料のクリープを抑えるのが一般的である。
この種の取付手法では、ハウジングにタップ加工したり、樹脂製のカバーに金属カラーを設ける必要があり、部品増とコストアップになっていた。このため、タッピングねじを採用することにより、カバーには下孔のみを成形して金属カラーを廃止すると共に、ハウジングへのタップ加工を廃止することで部品点数とコストの低減を図る構成が模索されている。
特開2011−179547号公報 特開平11−266567号公報
しかしながら、タッピングねじを採用した場合、このタッピングねじによるセルフタップ(タッピング)時に、カバーの下孔の周囲が合わせ面側に突出する塑性変形が生じ、この突出した変形部によりカバーとハウジングとの間の合わせ面で段差となる。このため、この段差の分だけカバーが浮き上がることにより、このカバーに一体に設けられたセンサのボールねじに対する相対位置が変動し、センサの検出特性が影響を受ける可能性があった。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、ハウジングへの樹脂製のカバーの取り付けを簡素化すると共に、樹脂製のカバーに一体に設けられたセンサの検出精度の向上を図るアクチュエータ、アクチュエータのカバー取付構造、無段変速機及び車両を提供することを目的とする。
本発明は、軸線方向に変位する軸線方向変位要素を収容するハウジングと、軸線方向変位要素の変位量を検出するセンサを一体に有し、かつハウジングの開口部を覆う樹脂製のカバーと、カバーとハウジングとを締結するタッピングねじと、ハウジングとカバーとの少なくとも一方に設けられて、タッピングねじのタッピングによって、カバーの変形に伴うカバーとハウジングとの合わせ面間が離れることを抑制する回避部とを含む。
この構成によれば、カバーとハウジングとを締結するタッピングねじを備えるため、部品点数及びコストの低減を図り、ハウジングへの樹脂製のカバーの取り付けを簡素化することができる。さらに、ハウジングとカバーとの少なくとも一方に設けられて、タッピングねじのタッピングによって、カバーの変形に伴うカバーとハウジングとの合わせ面間が離れることを抑制する回避部を備えたため、センサを一体に設けた樹脂製のカバーを、タッピングねじを用いてハウジングに取り付ける場合であっても、カバーとハウジングとの合わせ面間が離れることが抑えられ、軸線方向変位要素に対するセンサの取り付け位置精度を高めることができ、センサの検出精度の向上を図ることができる。
ハウジングは、タッピングねじが貫通する貫通孔を備え、回避部は、貫通孔の合わせ面側に形成され、タッピングによりカバーが突出して変形した突出変形部を収容する凹部であることが好ましい。この構成によれば、ハウジングの貫通孔の合わせ面側の周囲に凹部を形成しているため、タッピングによって、カバーの合わせ面がハウジング側に突出して変形したとしても、この突出変形部が凹部に収容されることにより合わせ面間に隙間が生じることはない。このため、軸線方向変位要素に対するセンサの取り付け位置精度を高めることができ、センサの検出精度の向上を図ることができる。
凹部は、貫通孔の合わせ面側の内縁を面取りして形成されていることが好ましい。この構成によれば、凹部を簡単に形成することができるため、センサの検出精度の向上を簡単に実現することができる。
また、ハウジングは、タッピングねじが貫通する貫通孔を備え、回避部として、貫通孔の内径を、タッピングによりカバーが突出して変形した突出変形部の外径よりも大きく形成することが好ましい。この構成によれば、貫通孔の内径を予め突出変形部の外径よりも大きく形成するといった簡単なことで、突出変形部が貫通孔内に収容されるため、カバーとハウジングとの合わせ面間が離れることを抑えることができ、センサの検出精度の向上を図ることができる。
また、カバーは、タッピングされる下孔を備え、下孔の合わせ面側の内縁を面取りすることで回避部を形成することが好ましい。この構成によれば、タッピングがなされるカバーの下孔の合わせ面側の内縁に予め面取りを施しておくことで、タッピングによって塑性変形が生じたとしても、塑性変形部が合わせ面から突出することを防止できる。このため、ハウジングとカバーとの間に隙間が生じることを防止することができ、ひいては、軸線方向変位要素に対するセンサの取り付け位置精度を高めることができ、センサの検出精度の向上を図ることができる。
また、本発明は、軸線方向に変位する軸線方向変位要素を収容するハウジングの開口部に、軸線方向変位要素の変位量を検出するセンサを一体に有するカバーを取り付けるアクチュエータのカバー取付構造において、カバーとハウジングとを合わせ面で突き合わせた状態で、タッピングねじにより締結する共に、タッピングによってカバーの変形に伴う該カバーとハウジングとの合わせ面間が離れることを抑制する回避部を、ハウジングとカバーとの少なくとも一方に設けた。
この構成によれば、樹脂製のカバーとハウジングとを突き合わせた状態で、該カバーをタッピングねじによりハウジングに締結したため、部品点数及びコストの低減を図り、ハウジングへの樹脂製のカバーの取り付けを簡素化することができる。さらに、タッピングによってカバーの変形に伴う該カバーとハウジングとの合わせ面間が離れることを抑制する回避部を、ハウジングとカバーとの少なくとも一方に設けたため、センサを一体に設けた樹脂製のカバーを、タッピングねじを用いてハウジングに取り付ける場合であっても、カバーとハウジングとの合わせ面間に隙間が生じることが防止され、軸線方向変位要素に対するセンサの取り付け位置精度を高めることができ、センサの検出精度の向上を図ることができる。
また、本発明の無段変速機は、プーリ軸に固定されて一体的に回転する固定シーブと、プーリ軸に沿って軸線方向に移動可能に支持された可動シーブと、固定シーブと可動シーブとの間に配置されたベルトと、可動シーブを軸線方向に移動させてプーリ溝幅を可変するアクチュエータとを備えた。この構成によれば、センサの検出精度が向上するため、このセンサで検出結果に基づいて、プーリ溝幅を制御することにより、このプーリ溝幅を正確な値に変更制御することができ、変速を正確に行う無段変速機を実現できる。
また、本発明の車両は、エンジンと、エンジンのクランクシャフトが出力する回転を変速する無段変速機とを有する。この構成によれば、センサの検出精度が向上するため、無段変速機における変速を正確に行うことができ、所望の変速値に正確に制御できる車両を実現できる。
本発明によれば、カバーとハウジングとを締結するタッピングねじを備えるため、部品点数及びコストの低減を図り、ハウジングへの樹脂製のカバーの取り付けを簡素化することができる。さらに、ハウジングとカバーとの少なくとも一方に設けられて、タッピングねじのタッピングによって、カバーの変形に伴うカバーとハウジングとの合わせ面間が離れることを抑制する回避部を備えたため、センサを一体に設けた樹脂製のカバーを、タッピングねじを用いてハウジングに取り付ける場合であっても、カバーとハウジングとの合わせ面間が離れることが抑えられ、軸線方向変位要素に対するセンサの取り付け位置精度を高めることができ、センサの検出精度の向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る無段変速機の概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係るアクチュエータの内部構造を表す断面図である。 図3は、アクチュエータの作動を説明するための断面図である。 図4は、アクチュエータをアクチュエータハウジング側から見た図である。 図5は、アクチュエータをアクチュエータカバー側から見た図である。 図6は、本発明の回避部を設けない構成におけるアクチュエータハウジングとアクチュエータカバーとの締結状態を示す部分断面図である。 図7は、アクチュエータハウジング、アクチュエータカバー、タッピングねじを示す分解部分断面図である。 図8は、アクチュエータハウジングとアクチュエータカバーとの締結状態を示す部分断面図である。 図9は、別の実施形態に係るアクチュエータハウジングとアクチュエータカバーとの締結状態を示す部分断面図である。 図10は、別の実施形態に係るアクチュエータハウジングとアクチュエータカバーとの締結状態を示す部分断面図である。 図11は、別の実施形態に係るアクチュエータハウジング、アクチュエータカバー、タッピングねじを示す分解部分断面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、実施形態という)を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無段変速機100の概略構成図である。本実施形態において、無段変速機100は、例えば、不図示の自動二輪車(車両)に搭載されて、エンジン1の回転出力を変速して自動二輪車の駆動輪80に伝達する。無段変速機100は、図1に示すように、エンジン1のクランクシャフト2に連結される駆動プーリ3と、この駆動プーリ3にベルト(Vベルト)4を介して連結される従動プーリ5と、この従動プーリ5に連結されるファイナルギヤ(減速機)6とを備え、このファイナルギヤ6は、ドライブシャフト81を介して駆動輪80に連結されている。
駆動プーリ3と従動プーリ5とは、それぞれ固定シーブ3a,5aと可動シーブ3b,5bとの組合せにより構成されている。駆動プーリ3の固定シーブ3aは、クランクシャフト2に連結される駆動側プーリ軸82に固定されて、駆動側プーリ軸82と共に一体で回転する。また、従動プーリ5の固定シーブ5aは、ファイナルギヤ6に連結される従動側プーリ軸83に固定されて従動側プーリ軸83と共に一体で回転する。
可動シーブ3b,5bは、それぞれ固定シーブ3a,5aのプーリ軸82,83と一体で回転すると共に、プーリ軸82,83に沿って軸線方向に移動可能に支持されている。駆動プーリ3の可動シーブ3bには、可動シーブ3bをプーリ軸82の軸線方向に移動させてプーリ溝幅(以下、溝幅という)を変更するアクチュエータ7が連結されている。
従動プーリ5の可動シーブ5bには、バネ201とダンパ202とが取付けられている。駆動プーリ3の溝幅の変更に伴ってベルト4の接触半径が変化すると、そのベルト4の移動に伴って可動シーブ5bがプーリ軸83の軸線方向に移動して自動的に溝幅が変更される。駆動プーリ3の可動シーブ3bには、リターンスプリング203が取付けられ、このリターンスプリング203により可動シーブ3bは固定シーブ3aに向けて付勢されている。シーブ(sheave)は、それ自体がロープをかけるプーリの意味を有するが、本実施形態では、プーリの溝を形成する何れか一方の円錐体を意味する。
駆動側の可動シーブ3bには、揺動部材8の一端が連結され、この揺動部材8の他端は、アクチュエータ7のボールねじ軸(軸線方向変位要素)12に、リンク機構(不図示)を介して連結されている。揺動部材8は、中央部が、例えば、ピンなどの揺動連結構造9によって、例えば無段変速機100のハウジング100aに揺動可能に連結されている。従って、アクチュエータ7が揺動部材8の他端を駆動側プーリ軸82の軸線方向と略平行な直線方向に移動すると、駆動プーリ3の可動シーブ3bは、駆動側プーリ軸82の軸線方向に沿って移動し、この駆動プーリ3の溝幅を変更することができる。駆動プーリ3の可動シーブ3bは、従動プーリ5の可動シーブ5bと同様に、軸受204及び軸受ホルダ205を介してリターンスプリング203や揺動部材8に連結されている。具体的には、軸受204の内輪が可動シーブ3b,5bに嵌合され、外輪が軸受ホルダ205に嵌合される。従って、軸受204の内輪は可動シーブ3b,5bと一緒に回転するが、外輪及び軸受ホルダ205は回転しない。
次に、無段変速機100の動作について説明する。ここでは説明を簡略化するために前進についてのみ説明し、後進については省略する。自動二輪車におけるECU(Electronic Control Unit)等の制御装置(不図示)は、車速、エンジン回転数及びアクセル開度等に基づいて最適な変速比を選択し、この選択された変速比に基づいて、アクチュエータ7を駆動する。
駆動プーリ3の可動シーブ3bが、アクチュエータ7の動作により軸線方向内側に移動すると、可動シーブ3bと固定シーブ3aとが接近し、駆動プーリ3の溝幅が狭くなる。このため、ベルト4は、回転する可動シーブ3bと固定シーブ3aの各円錐面に狭持されながら、その半径方向外側へと移動する。すなわち、駆動プーリ3の溝幅におけるベルト4を圧接する領域である巻掛領域が外周側へ変位し、この巻掛領域の外径が拡大する。
ベルト4が駆動プーリ3の外周側に移動することに伴い、従動プーリ5は可動シーブ5bがバネ201の推力に抗して軸線方向外側へ移動し、溝幅が拡大する。このため、ベルト4は、回転する可動シーブ5bの円錐面と固定シーブ5aの円錐面とに狭持されながら、その半径方向内側へと移動する。従動プーリ5の溝幅における巻掛領域の外径が縮小することにより、入力軸である駆動側プーリ軸82の回転速度に対して、出力軸である従動側プーリ軸83の回転速度が低下し、減速を実現できる。
駆動プーリ3の可動シーブ3bが、アクチュエータ7の動作により軸線方向外側に移動されると、可動シーブ3bと固定シーブ3aとが離反し、駆動プーリ3の溝幅が広くなる。この動作により、ベルト4は、回転する可動シーブ3bと固定シーブ3aの各円錐面に狭持されながら、その半径方向内側へと移動する。すなわち、駆動プーリ3の溝幅におけるベルト4を圧接する領域である巻掛領域が内周側へ変位し、この巻掛領域の外径が縮小する。
ベルト4が駆動プーリ3の駆動側プーリ軸82側に移動することに伴い、従動プーリ5は可動シーブ5bがバネ201の推力によって軸線方向内側へ移動し、溝幅が縮小する。この動作により、ベルト4は、回転する可動シーブ5bと固定シーブ5aの各円錐面に狭持されながら、その半径方向外側へと移動する。従動プーリ5の溝幅における巻掛領域の外径が拡大することにより、入力軸である駆動側プーリ軸82の回転速度に対して、出力軸である従動側プーリ軸83の回転速度が増加し、加速を実現できる。
制御装置は、アクチュエータ7のセンサ(後述)からの信号に基づいて、所定位置までボールねじ軸12が変位したことを検知して、ボールねじ軸12を動作させるモータ(後述)への駆動制御を停止する。これにより、駆動プーリ3の可動シーブ3bの位置が固定されるので、ベルト4のプーリ半径が固定され、所定の変速比で駆動される。次に、アクチュエータ7について説明する。
図2は、アクチュエータ7の内部構造を表す断面図であり、図3は、アクチュエータ7の作動を説明するための断面図である。また、図4は、アクチュエータ7をアクチュエータハウジング13側から見た図であり、図5は、アクチュエータ7をアクチュエータカバー14側から見た図である。
アクチュエータ7は、図2及び図3に示すように、一方が開口したアクチュエータハウジング(ハウジング)13と、このアクチュエータハウジング13の開口部を覆うアクチュエータカバー(カバー)14とを備え、これらアクチュエータハウジング13とアクチュエータカバー14とで形成される内部空間にボールねじ機構10が収容されている。このボールねじ機構10は、ボールねじナット(回転要素)11とボールねじ軸(軸線方向変位要素)12とを備えている。アクチュエータ7は、ボールねじ機構10を駆動させるための電動モータ22を備える。この電動モータ22は、ボールねじ軸12の軸線方向と略平行に延びるモータ軸(不図示)を備え、アクチュエータハウジング13の外側に取り付けられている。
アクチュエータハウジング13は、アルミニウム等の金属で成形されており、このアクチュエータハウジング13内にボールねじナット11及びボールねじ軸12が収容される。アクチュエータハウジング13は、図4及び図5に示すように、外周部に複数(本実施形態では4つ)のフランジ部13aを一体に備える。このフランジ部13aには、ボルト等が貫通する貫通孔13bが設けられ、アクチュエータ7は、このボルトによって無段変速機100のハウジング100aの外側に取り付けられる。
アクチュエータカバー14は、樹脂材料で成形されている。アクチュエータカバー14内には、ボールねじ軸12の軸線方向への変位量を検出するセンサ19が一体に設けられている。このセンサ19は、ロータリポテンショメータであり、センサ19の回転軸19aにはアーム35が固定される。アーム35の先端部35aは、ボールねじ軸12の一端面に摺接しながら、ボールねじ軸12の軸線方向の移動に対してストロークの全域で追従する。その結果、センサ19の回転軸19aが回転されることによりセンサ19の出力信号が変化し、その変化を制御装置(不図示)で検出することで、ボールねじ軸12の軸線方向の変位が検出される。
アクチュエータカバー14の外周部には、複数(本実施形態では5つ)の下孔14aが設けられる。これらの下孔14aは、アクチュエータカバー14をアクチュエータハウジング13に取り付ける際にタッピングねじ37(図4参照)がねじ込まれることで雌ねじが形成される孔部である。このように、本実施形態では、アクチュエータカバー14は、タッピングねじ37を用いてアクチュエータハウジング13に取り付けられる。このため、アクチュエータカバー14には下孔14aのみを成形して、従来の金属カラーを廃止すると共に、アクチュエータハウジングへのタップ加工を廃止することができ、部品点数とコストの低減を実現している。
ボールねじ軸12は、図2及び図3に示すように、らせん状のボールねじ溝12aが軸線方向の一方側(アクチュエータカバー14側)の半分だけに形成されており、他方側(アクチュエータカバー14と反対側)の半分が溝のない丸棒12bとなっている。ボールねじ軸12は、丸棒12bがボールねじ溝12aの外径より小さい。このボールねじ軸12は、丸棒12b側の突出端部12cがシール部材15を介してアクチュエータハウジング13から外方に突出しており、シール部材15によりボールねじ軸12の丸棒12bが摺動可能にシールされる。
ボールねじ軸12は、丸棒12bがこの丸棒12bより僅かに径の大きいアクチュエータハウジング13の円穴内に収納される。ボールねじ軸12は、ボールねじ溝12aがこの円穴に連通するアクチュエータハウジング13の収納部17に収納され、この収納部17に、ボールねじ溝12aに螺合するボールねじナット11も収納されている。ボールねじ軸12は、突出端部12cが揺動部材8(図1)の他端部に連結され、これによりボールねじ軸12自体の回転が規制される。また、ボールねじナット11は、ボール溝が3列(3回路)あり、このボールねじナット11の内周面に冷間鍛造によって成形された循環部11aでボールが循環するようになっている。
ボールねじナット11は、軸受16を介してアクチュエータハウジング13に回転自在に取付けられている。その結果、ボールねじナット11の軸線方向の移動が規制される。また、ボールねじナット11は、外周に減速機構の最終ギヤ18がキーを介して取付けられている。従って、最終ギヤ18が回転すると、ボールねじナット11が回転するが、ボールねじナット11自体の軸線方向への移動は規制されているため、ボールねじ軸12が軸線方向に沿って移動する。
ボールねじ軸12の変位量を検出するセンサ19は、アクチュエータカバー14内に配置される。具体的には、図2に示すように、アクチュエータカバー14内には、センサ19が収納されるセンサ収納部31が設けられ、このセンサ収納部31にセンサ19を収納した状態でポッティング(樹脂盛り)又は接着剤によってセンサ19を一体に固定する。
アクチュエータカバー14は、センサ収納部31の外側に、外部機器と接続されるカプラ36(図4)が一体に成形されている。このカプラ36からセンサ収納部31までの間には、センサ19に接続される薄板配線(不図示)がインサート成形されており、センサ19をセンサ収納部31内に露出した薄板配線の接続端子に接続することで、センサ19をカプラ36に接続することができる。また、アクチュエータカバー14の内面には、電動モータ22と対向する位置に、電動モータ22の電源雄端子と嵌合する電源雌端子(不図示)がインサート成形され、この電源雌端子からカプラ36までの薄板配線(不図示)もアクチュエータカバー14にインサート成形されている。
さらに、図2に示すように、アクチュエータカバー14の合わせ面14bには溝38が環状に形成され、この溝38には、Oリング等のシール材39が配置される。アクチュエータカバー14の合わせ面14bとアクチュエータハウジング13の合わせ面13cとを突き合わせて、アクチュエータカバー14をタッピングねじ37(図4)でアクチュエータハウジング13に締結することにより、シール材39が押し潰され、アクチュエータ7の内部を気密状態とすることができる。
タッピングねじ37を用いてアクチュエータカバー14をアクチュエータハウジング13に締結する場合には、タッピングにより下孔14aに成形される雌ねじの締結力を高めるために、成形された雌ねじとタッピングねじ37の雄ねじとの引っ掛かり代を極力大きく取ることが好ましい。
タッピングねじ37の雄ねじ37aと成形された雌ねじ14cとの引っ掛かり代を大きく取った場合には、セルフタップ(タッピング)時に生じる塑性変形量が増える。このため、図6に示すように、この塑性変形した樹脂が合わせ面14b側における下孔14aの周囲に突出する突出変形部50が形成される。
また、この構成では、シール材39の締め代を確保する必要があるため、アクチュエータカバー14の下孔14aに成形された雌ねじ14cでシール材39の反力を受けることになる。このため、シール材39の反力によって雌ねじ14cにクリープ変形が生じ、合わせ面14b側における下孔14aの周囲に突出する突出変形部50が形成されることも想定される。
この突出変形部50は、アクチュエータカバー14の合わせ面14bから突出して段差となるため、この段差の高さtだけ、アクチュエータカバー14がアクチュエータハウジング13から浮き上がる。これにより、アクチュエータカバー14に一体に設けられたセンサ19のボールねじ軸12に対する相対位置が変動し、センサ19の検出特性に影響を与えるという問題があった。
このため、本実施形態では、図7に示すように、アクチュエータハウジング13に、タッピングねじ37が貫通する貫通孔51を設けると共に、アクチュエータハウジング13の合わせ面13c側における貫通孔51の内縁をC面取りした面取部51a(凹部、回避部)が形成されている。タッピングにより生じる突出変形部50の外径D1及び高さH1は、通常、タッピングがなされる下孔14aの内径、下孔14aの高さ及び形成される雌ねじ14cの深さ(高さ)によって想定する。このため、図8に示すように、アクチュエータハウジング13の貫通孔51に、予め、想定される突出変形部50の外径D1及び高さH1よりも大きな内径D2及び高さH2となる面取部51aを形成しておくことにより、タッピングによって、アクチュエータカバー14の合わせ面14bがアクチュエータハウジング13側に突出して変形したとしても、この突出変形部50が面取部51a内に収容される。
このため、アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間の隙間を防止することができることにより、ボールねじ軸12に対するセンサ19の取り付け位置精度を高めることができ、センサ19の検出精度の向上を図ることができる。本実施形態では、貫通孔51の内縁をC面取りすることで、簡単に突出変形部50を収容することができるため、センサ19の検出精度の向上を簡単に実現することができる。
また、クリープ変形によって、アクチュエータカバー14の合わせ面14bからの突出量が多くなった場合であっても、タッピングねじ37の締結力がシール材39の反力以上ある間は、シール材39の締め代が減らないため、気密性を高く維持することができる。本実施形態では、面取部51aは、タッピングにより生じるアクチュエータカバー14の塑性変形に伴う該アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間が離れて隙間が発生することを抑制する回避部として機能する。
前述した回避部の構造は、アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間の隙間の発生を回避できれば、前述した実施形態の構造に限るものではない。具体的には、図9に示すように、貫通孔51におけるアクチュエータハウジング13の合わせ面13c側に、貫通孔51よりも拡径した拡径凹部(凹部)52を設けてもよい。この拡径凹部52の内径D3及び高さH3は、面取部51aと同様に、想定される突出変形部50の外径D1及び高さH1よりも大きな値に設定されている。
この別の実施形態によれば、タッピングによって、アクチュエータカバー14の合わせ面14bがアクチュエータハウジング13側に突出して変形したとしても、この突出変形部50が拡径凹部52内に収容される。このため、アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間の隙間を防止することができることにより、ボールねじ軸12に対するセンサ19の取り付け位置精度を高めることができ、センサ19の検出精度の向上を図ることができる。また、拡径凹部52も比較的簡単にアクチュエータハウジング13に形成できるため、センサ19の検出精度の向上を簡単に実現することができる。
また、別に実施形態として、図10に示すように、アクチュエータハウジング13に、タッピングねじ37が貫通する貫通孔53を設けると共に、この貫通孔53の内径D4を想定される突出変形部50の外径D1よりも大きく形成した構成としてもよい。この別の実施形態によれば、タッピングによって、アクチュエータカバー14の合わせ面14bがアクチュエータハウジング13側に突出して変形したとしても、この突出変形部50が貫通孔53内に収容される。このため、アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間の隙間を防止することができることにより、ボールねじ軸12に対するセンサ19の取り付け位置精度を高めることができ、センサ19の検出精度の向上を図ることができる。さらに、この別の実施形態によれば、貫通孔53の内径D4を所望の大きさに変更するといった簡単な構成によって、センサ19の検出精度の向上を実現することができる。
前述した各実施形態では、アクチュエータカバー14の合わせ面14bから突出した突出変形部50をアクチュエータハウジング13内に収容することにより、アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間の隙間の発生を回避していた。これに対して、別の実施形態では、タッピングによって、アクチュエータカバー14が塑性変形したとしても、この変形部が合わせ面14bからアクチュエータハウジング13側に突出しないようにして、アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間の隙間の発生を回避している。
具体的には、図11に示すように、アクチュエータカバー14の合わせ面14b側における下孔14aの内縁をC面取りした面取部55(回避部)が形成されている。この面取部55は、下孔14aにタッピングを施した際に、このタッピングに伴う塑性変形が合わせ面14bからアクチュエータハウジング13側に突出しないように吸収するためのものである。面取部55の内径D5及び高さH5は、実験等を通じて、タッピングに伴う塑性変形が合わせ面14bからアクチュエータハウジング13側に突出しない値に設定される。
この別の実施形態によれば、タッピングによって、アクチュエータカバー14の合わせ面14bが塑性変形したとしても、この塑性変形がアクチュエータカバー14の合わせ面14bから突出することを防止できる。このため、アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間の隙間を防止することができることにより、ボールねじ軸12に対するセンサ19の取り付け位置精度を高めることができるので、センサ19の検出精度の向上を図ることができる。さらに、この別の実施形態では、樹脂材料で形成されたアクチュエータカバー14の下孔14aの内縁に面取部55を設けるため、アクチュエータカバー14をより容易に加工することができる。
実施形態に係る無段変速機100は、駆動側プーリ軸82に固定されて一体に回転する固定シーブ3aと、駆動側プーリ軸82に沿って軸線方向に移動可能に支持された可動シーブ3bと、固定シーブ3aと可動シーブ3bとの間に配置されるベルト4と、可動シーブ3bを軸線方向に移動させてプーリ溝幅を可変するアクチュエータ7とを備え、このアクチュエータ7は、タッピングにより生じるアクチュエータカバー14の塑性変形に伴う該アクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間の隙間の発生を回避する構成を備えたため、アクチュエータカバー14に一体に設けられたセンサ19の検出精度が向上する。このため、センサ19で検出結果に基づいて、プーリ溝幅を制御することにより、このプーリ溝幅を正確な値に変更制御することができ、正確に変速できる無段変速機100を実現できる。
また、実施形態に係る車両は、エンジン1と、エンジン1のクランクシャフト2が出力する回転を変速する無段変速機100とを備えるため、検出精度が向上したセンサ19を有する無段変速機100における変速を正確に行うことができ、所望の変速値に正確に制御できる車両を実現できる。
以上、実施形態を説明したが、前述した内容により実施形態が限定されるものではない。例えば、前述した実施形態では、回避部としての構造をそれぞれ独自に備えるが、例えば、アクチュエータカバー14の合わせ面14b側における下孔14aの内縁をC面取りするだけでなく、この構造と、アクチュエータハウジング13の貫通孔51に工夫を施した前述の構造とを組み合わせて実施してもよいことは勿論である。この構造によれば、経時変化に伴うクリープ変形によってアクチュエータカバー14の合わせ面14bから、突出変形部50が突出したとしても、この変形に伴うアクチュエータカバー14とアクチュエータハウジング13との合わせ面14b,13c間に隙間が発生することを確実に抑制できる。
また、前述した実施形態において、回転要素及び軸線方向変位要素は必ずしもボールねじ機構でなくともよく、例えば、通常のボルト・ナットの組合せでもよい。また、本実施形態の無段変速機及びアクチュエータが適用される車両の駆動形態は、前述したものに限定されるものではなく、例えば、車両駆動源としてエンジンとモータを併用する、いわゆるハイブリッド車両であってもよい。
1 エンジン
2 クランクシャフト
3 駆動プーリ
3a 固定シーブ
3b 可動シーブ
4 ベルト
5 従動プーリ
7 アクチュエータ
10 ボールねじ機構
11 ボールねじナット(回転要素)
12 ボールねじ軸(軸線方向変位要素)
13 アクチュエータハウジング(ハウジング)
13c 合わせ面
14 アクチュエータカバー(カバー)
14a 下孔
14b 合わせ面
19 センサ
22 電動モータ
38 溝
39 シール材
50 突出変形部
51 貫通孔
51a 面取部(凹部、回避部)
52 拡径凹部(凹部、回避部)
53 貫通孔(回避部)
55 面取部(回避部)
82 駆動側プーリ軸(プーリ軸)
100 無段変速機

Claims (6)

  1. 軸線方向に変位する軸線方向変位要素を収容するハウジングと、
    前記軸線方向変位要素の変位量を検出するセンサを一体に有し、かつ前記ハウジングの開口部を覆う樹脂製のカバーと、
    前記カバーと前記ハウジングとを締結するタッピングねじと、
    前記ハウジングに設けられて、前記タッピングねじのタッピングによって、前記カバーの変形に伴う前記カバーと前記ハウジングとの合わせ面間が離れることを抑制する回避部と、を含み、
    前記ハウジングは、前記タッピングねじが貫通する貫通孔を備え、
    前記回避部は、前記貫通孔の前記合わせ面側に形成され、
    前記回避部は、前記タッピングにより前記カバーが突出して変形した突出変形部を収容する凹部である
    アクチュエータ。
  2. 前記凹部は、前記貫通孔の前記合わせ面側の内縁を面取りして形成されている、請求項に記載のアクチュエータ。
  3. 軸線方向に変位する軸線方向変位要素を収容するハウジングの開口部に、前記軸線方向変位要素の変位量を検出するセンサを一体に有するカバーを取り付けるアクチュエータのカバー取付構造において、
    前記カバーと前記ハウジングとを合わせ面で突き合わせた状態で、タッピングねじにより締結する共に、タッピングによって前記カバーの変形に伴う該カバーと前記ハウジングとの合わせ面間が離れることを抑制する回避部を、前記ハウジングに設け
    前記回避部は、前記タッピングにより前記カバーが突出して変形した突出変形部を収容する凹部であるアクチュエータのカバー取付構造。
  4. 前記凹部は、前記貫通孔の前記合わせ面側の内縁を面取りして形成されている、請求項3に記載のアクチュエータのカバー取付構造。
  5. プーリ軸に固定されて一体的に回転する固定シーブと、
    前記プーリ軸に沿って軸線方向に移動可能に支持された可動シーブと、
    前記固定シーブと可動シーブとの間に配置されたベルトと、
    前記可動シーブを軸線方向に移動させてプーリ溝幅を変化させる請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータと、を含む無段変速機。
  6. エンジンと、
    前記エンジンのクランクシャフトが出力する回転を変速する請求項に記載の無段変速機と、
    を含む車両。
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