JP6600530B2 - 床下ハーネスクランプ - Google Patents

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本発明は、車両の床下にワイヤハーネスを配索し固定するための床下ハーネスクランプに関する。
従来、この種の床下ハーネスクランプとして、例えば特開2013−169121号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この従来の床下ハーネスクランプは、車両の床下にワイヤハーネスを配索して固定するためのクランプであって、軽量化のために主に樹脂製品で構成されている。
特開2013−169121号公報
従来の床下ハーネスクランプは樹脂製品で構成されているので、軽量化を図ることができる。しかし、車両の床下では、車両走行時に飛び石等が生じることがある。このため、飛び石が床下ハーネスクランプに当たって、クランプ本体等に損傷を与える虞がある。
本発明は、車両の床下にワイヤーハーネスを配索し固定する床下ハーネスクランプにおいて、車両走行時の飛び石等に対する強度を確保することを課題とする。
請求項1の床下ハーネスクランプは、車両の床下にワイヤハーネスを固定するための床下ハーネスクランプであって、前記車両の床下のスタッドボルトへの固定手段として機能する固定部と、前記ワイヤハーネスへの保持手段として機能するクランプ部とを有し、前記車両の少なくとも前後側の面となる前記固定部の側面を覆う保護部材を当該固定部に備え、前記固定部が樹脂部材であり、前記保護部材が金属板で構成されており、前記保護部材が、前記固定部の前記側面に対向する一対の側板と、該一対の側板を連結する連結板と、該連結板から立設しかつ前記一対の側板間に配された一対の係止片と、で構成され、前記一対の係止片各々に係合孔が形成されており、前記固定部に形成された一対の係合突起が、前記一対の係止片の前記係合孔に係止し、前記保護部材が、前記車両の床下とは反対側に前記連結板を配置して前記固定部に取り付けられていることを特徴とする。
請求項2の床下ハーネスクランプは、請求項1に記載の床下ハーネスクランプであって、前記固定部の前記側面と前記保護部材の前記側板との間に隙間構造を有することを特徴とする。
請求項の発明によれば、床下ハーネスクランプにおいて、車両との固定手段を構成する固定部の側面が保護部材で囲まれているので、保護部材の強度によって車両走行時の飛び石等による衝撃を吸収することができ、飛び石等に対する強度を確保することができる。特に、車両の床下において飛び石が飛翔しやすい方向である前後方向について、固定部のこの前後側の側面を覆うので、飛び石等に対する強度をより確保することができる。
特に、請求項2の発明によれば、固定部の側面と保護部材の該側面に対向する側板との間に隙間構造を有するので、保護部材は、板の部分で変形する事ができ、飛び石等による衝撃をより吸収することができ、さらに強度を確保することができる。
本発明の実施形態に係る自動車の要部概略構成を示す図である。 実施形態の床下ハーネスクランプ及びワイヤハーネスの斜視図である。 実施形態の床下ハーネスクランプの一部平面図である。 図3のA−A断面図である。 実施形態における保護部材の斜視図である。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係る自動車の要部概略構成を示す図である。この自動車100はハイブリッド自動車であり、エンジンa及びモータユニットbの二つの動力により駆動する。モータユニットbにはインバータユニットcを介してバッテリdからの電力が供給される。本実施形態においては、エンジンa及びモータユニットbは車両前方のエンジンルームに搭載され、インバータユニットc及びバッテリdは、車両後方部に搭載されている。また、モータユニットbとインバータユニットcはワイヤハーネス20により接続されている。
ワイヤハーネス20は、その中間部分が車体床110の地面側において、車体床110に沿って略平行に配索される。また、ワイヤハーネス20の中間部分はその長手方を車両の前後方向として配索されている。車体床110には、スタッドボルトボルト30にて実施形態の床下ハーネスクランプ10が取り付けられている。そして、ワイヤハーネス20は中間部分が床下ハーネスクランプ10によって保持されている。
図2は実施形態の床下ハーネスクランプ10及びワイヤハーネス20の斜視図、図3は床下ハーネスクランプ10の一部平面図、図4は図3のA−A断面図、図5は保護部材2の斜視図である。床下ハーネスクランプ10は、クランプ本体1と保護部材2とで構成されている。
クランプ本体1は、樹脂製でリブ構造をなす外観略直方体状の筐体部11と、これと同様に樹脂製でリブ構造をなす皿状のトレー部12とを有しており、筐体部11とトレー部12とは一体成形されている。また、クランプ本体1は、樹脂製で筐体部11内に一体で成形されるクランプ座13と、クランプ座13に組み付けられたスタッドクランプ14と、トレー部12に嵌合するカバー部15とを有している。スタッドクランプ14はク筐体部11内に一体で形成されるクランプ座13に組み付けられている。なお、このとき筐体部11には後述の保護部材2が事前に組み付けられている。また、カバー部15は、トレー部12にワイヤハーネス20を嵌合した後、このトレー部12に嵌め込まれ、れこれにより、ワイヤハーネス20がクランプ本体1に保持されている。
クランプ座13は、矩形の箱形状で筐体部11と一体に形成され、その収容空間内にスタッドクランプ14が収容されスタッドクランプ14は、前記スタッドボルト30(図1参照)に固定される部分であり、スタッドボルト30を挿入するボルト挿入孔14aを有している。ボルト挿入孔14aの奥位置には、可撓性のボルト係止部14bが複数配置形成されている。
この実施形態では、筐体部11、クランプ座13及びスタッドクランプ14が「固定部」を構成している。また、トレー部12とカバー部15とが「クランプ部」を構成している。
図2に示すように、ワイヤハーネス20は、外装部材20Aと、シールド部材で一体シールドした電源線20Bとで構成されている。外装部材20Aは、樹脂製のコルゲートチューブであり、断面長円形状に形成されている。電源線20Bはインバータユニットcとモータユニットb間に電流を流すように構成され、この電源線20Bは外装部材20A内に挿通されている。そして、床下ハーネスクランプ10は、トレー部12とカバー部15とにより、外装部材20Aを把持するようにしてワイヤハーネス20を保持している。
図5に示すように、保護部材2は金属板をプレス加工することにより形成されており、それぞれ略矩形で平行な一対の側板21,22と、この一対の側板21,22を連結する連結板23と、連結板23から立設された一対の係止片24,25と、を備えている。一対の側板21,22は、クランプ本体1の筐体部11のワイヤハーネス20と直交する側部と略同一形状である。係止片24,25は連結板23から切り起こして形成されたものであり、係合孔24a,25aがそれぞれ形成されている。
スタッドクランプ14は、筐体部11に対して、車両の床下とは反対側から、この筐体部11の内側のクランプ座13内に嵌め込まれる。そして、このスタッドクランプ14を嵌め込んだクランプ本体1に対して、保護部材2が取り付けられている。具体的には、図3及び図4に示すように、保護部材2は、筐体部11に形成された嵌合孔11A(図4参照)内に係止片24,25を嵌め込むようにして、筐体部11に取り付けられている。このとき、図4に示すように、筐体部11の嵌合孔11Aの内壁114,115に形成された係合突起114a,115aが、係止片24,25の係合孔24a,25aにそれぞれ係止される。
ワイヤハーネス20は、車両の後方側から前方側にかけて配索され、これを保持する床下ハーネスクランプ10において、クランプ本体1に対して、保護部材2の一方の側板21は車両の前方側に配置され、他方の側板22は車両の後方側に配置される。また、図4に示すように、筐体部11と側板21,22との間には、隙間Dを設けている。また、保護部材2は、車両の床下とは反対側に連結板23を配置して筐体部11(固定部の一部)に取り付けられている。
以上のように、床下ハーネスクランプ10において、車両との固定部を構成する筐体部11の壁が1枚の保護部材2で囲まれている。したがって、保護部材2の強度によって車両走行時の飛び石等による衝撃を吸収することができる。
特に、車両の床下においては、飛び石は車両の前後方向に飛翔する可能性が高い(前後方向に飛翔しやすい)、これに対して、保護部材2の側板21,22は筐体部11(固定部の一部)の前後側の面を覆うように配置されているので、筐体部11の飛び石等に対する強度をより確保することができる。
さらに、筐体部11と側板21,22との間の隙間Dの構造により、保護部材2が側板21,22の部分で変形することができ、車両走行時の飛び石等による衝撃をより吸収することができ、筐体部11(クランプ本体1)の損傷を防止することができる。
また、実施形態では、筐体部11と側板21,22との間の隙間Dの幅を同じにしているが、この隙間Dの幅は異なっていてもよい。例えば車両の前方側に位置する側板21と筐体部11との隙間を、車両の後方側に位置する側板22と筐体部11との隙間より大きくしてもよい。このようにすることで、車両の前方側から高速で飛翔する飛び石等に対して衝撃をより吸収することができる。
実施形態では、側板21,22により、筐体部11の車両の前方側と後方側だけを覆うようにしているが、車両の左右両側に対応する部分も覆うようにしてもよい。また、実施形態では隙間Dの構造により、衝撃をより吸収できるようにしているが、この隙間Dは無くてもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、当該実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の床下ハーネスクランプの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 クランプ本体
11 筐体部(固定部)
12 トレー部(クランプ部)
13 クランプ座(固定部)
14 スタッドクランプ(固定部)
15 カバー部(クランプ部)
2 保護部材
21 側板
22 側板
23 連結板
24 係止片
25 係止片
10 床下ハーネスクランプ
20 ワイヤハーネス

Claims (2)

  1. 車両の床下にワイヤハーネスを固定するための床下ハーネスクランプであって、
    前記車両の床下のスタッドボルトへの固定手段として機能する固定部と、
    前記ワイヤハーネスへの保持手段として機能するクランプ部とを有し、
    前記車両の少なくとも前後側の面となる前記固定部の側面を覆う保護部材を当該固定部に備え、
    前記固定部が樹脂部材であり、前記保護部材が金属板で構成されており、
    前記保護部材が、前記固定部の前記側面に対向する一対の側板と、該一対の側板を連結する連結板と、該連結板から立設しかつ前記一対の側板間に配された一対の係止片と、で構成され、
    前記一対の係止片各々に係合孔が形成されており、
    前記固定部に形成された一対の係合突起が、前記一対の係止片の前記係合孔に係止し、
    前記保護部材が、前記車両の床下とは反対側に前記連結板を配置して前記固定部に取り付けられている
    ことを特徴とする床下ハーネスクランプ。
  2. 前記固定部の前記側面と前記保護部材の前記側板との間に隙間構造を有することを特徴とする請求項1に記載の床下ハーネスクランプ。
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