JP6598718B2 - ケーブルの端末処理構造、及びケーブルの端末処理方法 - Google Patents

ケーブルの端末処理構造、及びケーブルの端末処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、ケーブル、特に、電線及び光ファイバケーブル、の端末処理構造、及びケーブルの端末処理方法に関する。
医療用機器(例えば電気メス)へ電力供給するための電線、及び光ファイバケーブル等(以下、単に「ケーブル」と称する。)は、使用前に高温高圧処理(以下、「オートクレーブ処理」と称する。)が施されることが多い。一般に、上記ケーブルは、オートクレーブ処理されるときに、(1)手作業で巻かれ、(2)ばらけないようにテープで止められ、(3)高圧蒸気滅菌器に投入され、(4)高温高圧環境下に一定時間放置される。上記ケーブルは、上記(1)、(2)の作業を経ることにより、上記高圧蒸気滅菌器に投入されやすくなる。
しかしながら、上記ケーブルは、上記(1)、(2)の作業を経ることにより、曲がり癖がつきやすくなる。上記ケーブルに曲がり癖がついた場合には、当該ケーブルの曲がりが人手によって戻された後に、当該ケーブルの端末が医療用機器等に接続される。
曲がり癖のつきにくいケーブルが、特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1の内視鏡用カテーテルでは、芯金ワイヤが可撓性チューブに埋設されている。
特許文献2の複合電線では、銅電線及び超弾性ワイヤが絶縁層に被覆されている。
特許文献3のコード線では、導電線及び直線状の超弾性合金線が絶縁層に被覆されている。
特開2001−224692号公報(2001年 8月21日公開) 特開平04−370606号公報 (1992年12月24日公開) 特開平05−347109号公報 (1993年12月27日公開)
しかしながら、特許文献1〜3のケーブルはいずれも、ケーブルの端末処理が容易ではない。以下、電線の端末処理を一例に説明する。
通常、電線の端末処理は、以下(1)〜(3)の手順で行われる。
(1)ケーブルからシースを剥ぎ取り、絶縁心線を取り出す。
(2)上記絶縁心線から絶縁体を剥ぎ取り、当該絶縁心線内の導体を露出させる。
(3)半田付け等を用いて、上記導体をコネクタ端子等に接続する。
特許文献1〜3のケーブルは、いずれも弾性体を備える。当該弾性体は、ケーブルの曲げ癖を軽減する一方で、ケーブルの端末処理中に絶縁心線を傷つける可能性がある。例えば、端末処理中に上記弾性体の先端部が複数の絶縁心線の絶縁体を突き破った場合には、上記複数の絶縁心線に埋設された導体同士が、接触し、短絡することがある。
この点、特許文献1〜3は、ケーブルの端末処理、及びケーブルの端末処理中に発生しうる問題に関して何ら言及していない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ケーブルの端末処理を容易にする、ケーブルの端末処理構造、及びケーブルの端末処理方法を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るケーブルの端末処理構造は、絶縁心線及び光ファイバ心線から選択される心線と、上記心線に沿う弾性合金線と、上記心線及び上記弾性合金線を覆うシースと、を備えたケーブルにおいて、上記ケーブルの端末部において上記シースから露出した上記弾性合金線の先端部が、当該弾性合金線よりも弾性率の低い低弾性率線材を介して、上記心線が接続される基体に固定されている構成である。
一般に、弾性合金線は強い反発力を有する。そのため、たとえば弾性合金線が圧着端子を用いてコネクタ端子に接続されている状態において、次のような問題が起こりうる。
具体的に、上記弾性合金線と上記コネクタ端子との接続部近傍において当該弾性合金線に対してある力が加わった場合に、上記弾性合金線は屈曲する。すると、当該弾性合金線は、自身が有する反発力により、コネクタ端子から外れる場合がある。上記弾性合金線が上記コネクタ端子から外れた場合には、上記弾性合金線の先端部が絶縁心線または光ファイバ心線を傷つけるおそれがある。
この点、本発明に係るケーブルの端末処理構造は、以下の理由により、そのような問題の発生を軽減することができる。
上記低弾性率線材と上記基体とが固定されている固定部近傍において、当該低弾性率線材に対してある力が加わった場合を考える。このとき、上記低弾性率線材は上記弾性合金線よりも弾性率が低いため、同じ力が加わった場合には、上記低弾性率線材は、上記弾性合金線のように強い反発力を発揮することがない。
したがって、上記低弾性率線材と上記基体とが固定されている固定部近傍において当該低弾性率線材に対して何らかの力が加わったとしても、上記低弾性率線材と上記基体との固定状態は解除されにくくなる。そのため、上記低弾性率線材と上記基体との固定状態が解除されて上記低弾性率線材の先端部が絶縁心線または光ファイバ心線を傷つける可能性を軽減することができる。
上記の課題を解決するために、本発明に係るケーブルの端末処理方法は、絶縁心線及び光ファイバ心線から選択される心線と、上記心線に沿う弾性合金線と、上記心線及び上記弾性合金線を覆うシースと、を備えたケーブルの端末処理方法であって、上記ケーブルの端末部から上記弾性合金線を露出させる工程と、露出した上記弾性合金線を、当該弾性合金線よりも弾性率の低い低弾性率線材の一端に固定する工程と、上記低弾性率線材の他端を、上記心線が接続される基体に固定する工程と、を含む方法である。
上記の方法によれば、上記ケーブルの端末処理構造と同様の効果を奏する。
本発明によれば、ケーブルの端末処理を容易にする、ケーブルの端末処理構造、及びケーブルの端末処理方法を実現することができる。
本実施形態に係るケーブル端末処理構造を示す図である。 本実施形態に係るケーブルの断面図である。 本実施形態に係るケーブルの断面図である。 本実施形態に係るケーブルの断面図である。 本実施形態に係るケーブルの端末部を示す図である。 本実施形態に係るケーブル端末処理方法のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品及び構成要素には同一の符号を付している。それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔実施形態〕
以下、図1等を参照してケーブル10の端末処理構造1を説明する。なお、本実施形態に係るケーブル10は、電線及び光ファイバケーブルの何れであってもよい。すなわち、ケーブル10は、絶縁心線及び光ファイバ心線から選択されるいずれかの心線を備えていればよい。以下ではケーブル10は電線であるものとして説明する。
最初に、説明の便宜のため、図2を参照してケーブル10から説明する。
〔ケーブル10〕
図2は、ケーブル10の断面図である。ケーブル10は、絶縁心線(心線)2a、絶縁心線(心線)2b、絶縁心線(心線)2c、弾性合金線3、及びシース4を備える。
図2に示すように、ケーブル10の長さ方向に対して垂直な断面で観ると、ケーブル10の断面は円形に形成されている(以下の説明において、「断面」は、ケーブルの長さ方向に対して垂直な方向における断面を言う)。ケーブル10の断面は、実際には正確に円形ではなく略円形である。そのことを踏まえ、「円形」は、「略円形」を含むものとする(ケーブルの製造工程において、ケーブルの断面を円形にすることが意図されているのであれば、製造されたケーブルは断面が円形に形成されている、と言い換えてもよい)。以下の説明では、説明の便宜のため、ケーブル10、さらに、後述するケーブル11、及びケーブル12の断面は円形に形成されているものとして説明する。
絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cはそれぞれ、導体21及び絶縁被覆22を備える。導体21は、絶縁体である絶縁被覆22に覆われている(被覆されている)。絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cは、一般的な被覆電線であってよい。
なお、ケーブル10は、1本または複数本(本数は任意)の絶縁心線を有してよい(後述のケーブル11、ケーブル12参照)。
弾性合金線3は、絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cに沿ってケーブル10内に埋設されている。弾性合金線3は、外力によって曲げられても元に戻る(弾性に富む)。
図2に示すように、弾性合金線3は、ケーブル10の断面において、ケーブル10の中心に位置する。「中心」は、正確に中心である必要はなく、実質的に中心であればよい。ここで、「弾性合金線3がケーブル10の中心に位置する」とは、ケーブル10を断面で観たときに、弾性合金線3が占める領域内にケーブル10の中心が含まれるように弾性合金線3がケーブル10に配置されていることを言う。
弾性合金線3は、ケーブル10の中心に位置していなくてもよいが(後述のケーブル12参照)、ケーブル10の中心に位置するのが好ましい。これは、(1)ケーブル10が曲げられた場合に、弾性合金線3がシース4を突き破って露出する可能性が抑えられる、(2)ケーブル10が曲がりやすく、(3)ケーブル10の曲げを戻しやすくなる、(4)弾性合金線3の反発力が大きくなり過ぎないからである。
絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cは、弾性合金線3に撚り合わされていても、撚り合わされていなくてもよいが、撚り合わされている方が好ましい。これは、絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cが弾性合金線3の周囲に撚り合わされている方が、ケーブル10の可撓性が向上して、ケーブル10が曲がり易くなるためである。このことは、後述するケーブル11、及びケーブル12についても同様である。
弾性合金線3は、以下(1)または(2)の合金を用いることが望ましい。なお、以下のパーセント表示は、原子組成百分率を示す。
(1)Ni−Ti系合金
(a)Ni:49.5〜51.5%、(b)残り:Tiからなる二元合金、あるいは、
(a)Ni:49.5〜51.5%、(b)Fe、Co、Cr、V、Pd、及びAlのうち1種又は2種:合計1%以下、(c)残り:Ti、からなるNi−Ti系合金。
Ni−Ti二元合金においては、Niが49.5%未満では超弾性合金としての特性が得られず、Niが51.5%を超えると加工性が劣化する。
第三元素のFe、Co、Cr、V、Pd、Alは、Ni及び/またはTiをこれら第三元素に置換して添加することにより、線材の強度、耐食性、及び加工性のいずれかの特性を向上させうる。ただし、Fe、Co、Cr、V、Pd、及びAlのうち1種又は2種の合計が全体の1.0%を超えると加工性が劣化する。
(2)Ni−Ti−Cu系合金
(a)Ni:38.0〜52.0%、(b)Cu:5.0〜12.0%、(c)Fe、Co、Cr、V、Pd、Alのうち1種又は2種以上:合計2.0%以下、(d)残り:Ti、からなるNi−Ti−Cu系合金。
Cuを5.0〜12.0%含むNi−Ti−Cu系合金では、CuをNi及び/またはTiに置換して材料費を節減することができる。ただし、Niが38.0%未満では超弾性特性が得られず、52.0%を超えると加工性が劣化する。また、Cuが5.0%未満ではコスト削減効果が薄れ、12.0%を超えると弾性合金線3は超弾性特性を示さない。この場合、Fe、Co、Cr、V、Pd、Al等の第三元素は合計で2.0%まで含有していてもよい。
シース4は、絶縁心線2a、絶縁心線2b、絶縁心線2c、及び弾性合金線3を覆い(被覆し)、絶縁被覆22への外傷、浸水等を防止する。シース4は、一般的に使用されるものであってよい。ただし、シース4は、塩化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、またはシリコン系樹脂により形成されていることが好ましい。塩化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、およびシリコン系樹脂は、通常のオートクレーブ処理により100℃から150℃の高温状態にさらされた場合であっても、樹脂の一部が軟化して樹脂同士が接着するという問題が生じないためである。
なお、通常、電線および光ケーブルのオートクレーブ処理は以下の条件で行われる。
1.処理温度:100度以上150度以下
2.処理時間:1分以上30分以下
3.処理圧力:1.0MPa以上4.8MPa以下
〔ケーブル10の変形例〕
以下、ケーブル10の変形例であるケーブル11を図3により説明し、ケーブル10の変形例であるケーブル12を図4により説明する。なお、既に説明した内容については、その説明を省略する。
図3は、本実施の形態に係るケーブル11の断面図である。図3に示すように、ケーブル11は、絶縁心線2a、弾性合金線3、及び、シース4を備える。弾性合金線3は、ケーブル11の中心に位置する。絶縁心線2aは、弾性合金線3に沿ってケーブル11内に埋設されている。
図4は、本実施の形態に係るケーブル12の断面図である。図4に示すように、ケーブル12は、絶縁心線2a、弾性合金線3、及び、シース4を備える。ケーブル12では、ケーブル12の中心に絶縁心線2aが位置しており、弾性合金線3はケーブル12の中心に位置していない。
このように、本実施形態においては、絶縁心線は、単数本及び複数本の何れであってもよい。また、弾性合金線3は、ケーブルの中心に位置していてもよいし、ケーブルの中心に位置していなくてもよい。さらに、本実施形態では、絶縁心線および弾性合金線3の何れもがケーブルの中心に位置していなくてもよい。
ただし、ケーブルの中心に弾性合金線3が位置していない場合には、中心から離れるほど、ケーブルの曲げモーメントが大きくなり、ケーブルを手で曲げにくくなる。また、複数本の弾性合金線3がケーブルに設けられている場合にも、ケーブルを手で曲げにくくなる。
〔端末処理構造1〕
続いて、図1、図5を参照して、本実施形態に係る端末処理構造1を説明する。なお、図1の端末処理構造1はケーブル10を使用しているが、ケーブル11またはケーブル12が使用されてもよい。
最初に図5について説明する。図5は、ケーブル10の端末部を示す図である。図5のケーブル10の端末部は、ケーブル10からシース4が剥ぎ取られ、絶縁心線2a、絶縁心線2b、絶縁心線2c、及び、弾性合金線3の一部が外部に露出している。また、絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cの先端部から絶縁被覆22が剥ぎ取られ、絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cの導体21がそれぞれ外部に露出している。
ケーブル10からシース4が剥ぎ取られる程度、及び、絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cから絶縁被覆22が剥ぎ取られる程度は、それぞれ任意に決められてよい。
次に、ケーブル10の端末処理構造1を図1により説明する。図1は、ケーブル10の端末処理構造1を示す図である。端末処理構造1は、絶縁心線2aと、絶縁心線2bと、絶縁心線2cと、弾性合金線3と、シース4(不図示)と、圧着スリーブ5と、絶縁心線(低弾性率線材)6と、基板(基体)8と、を備える。
圧着スリーブ5は、弾性合金線3と絶縁心線6とを固着する。圧着スリーブ5は、物理的な圧力を加えることで弾性合金線3と絶縁心線6とを固着するものであり、一般的な圧着スリーブであってよい。
なお、弾性合金線3と絶縁心線6とを固着する方法として、圧着スリーブではなく、弾性合金線3および絶縁心線6に粘着テープを巻きつける、弾性合金線3と絶縁心線6とを溶接する/螺子止めする、といった方法も考えられる。ただし、作業時間の短さ、及び、作業の簡便さという点で、弾性合金線3と絶縁心線6とを圧着スリーブ5により固着することが好ましい。
絶縁心線6は、圧着スリーブ5を介して弾性合金線3に接続される。絶縁心線6は、弾性合金線3よりも弾性率が低い。絶縁心線6は、圧着端子(不図示)に固定されたうえで、コネクタ端子9を用いて基板8に固定される。
なお、絶縁心線6を基板8に固定する方法は、他の方法が用いられてもよい。例えば、絶縁心線6から導体7を露出させ、その導体7を基板8に半田付けしてもよい。
また、絶縁心線6の替わりに、弾性合金線3よりも弾性率が低い他の低弾性率線材が用いられてもよい。弾性合金線3よりも弾性率の低い低弾性率線材として、絶縁心線6の他に、紐、針金、樹脂線材、または、弾性合金線ではない金属線(銅線、銅合金線、アルミ線、アルミ合金線)などが挙げられる。
絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cの先端部から絶縁被覆22が剥ぎ取られ、絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cの導体21がそれぞれ外部に露出している。導体21はそれぞれ、基板8に半田付けされている。絶縁心線6を基板8に固定する方法は、他の方法を用いてもよく、例えば、コネクタ端子を用いて基板8に固定する方法などを採用することができる。
上記構成により、ケーブル10の端末部においてシース4から露出した弾性合金線3の先端部が、弾性合金線3よりも弾性率の低い絶縁心線6を介して、絶縁心線2a、絶縁心線2b、及び絶縁心線2cが接続される基板8に固定される。
ここで、弾性合金線3の「先端部」は、弾性合金線3の端部のみではなく、弾性合金線3の端部近傍も含む、と定義される。たとえば、弾性合金線3および絶縁心線6が粘着テープによって固定されている場合を考える。具体的に、弾性合金線3の先端部近傍と絶縁心線6とが固定されているものの、弾性合金線3の先端部が粘着テープには固定されていない(言い換えれば、浮いている)場合を考える。このような場合であっても、弾性合金線3の先端部は粘着テープに固定されている、と言える。この定義は、弾性合金線3の端部近傍が絶縁心線6に固定されることにより、弾性合金線3の先端部が多少浮いていたとしても、絶縁心線2a等が弾性合金線3の先端部に傷つけられる事態を回避しうるという事実に依る。
基板8は、機器等に接続される回路基板である。ただし、基板8は、回路基板ではなく、導体21、及び絶縁心線6を一時的に固定するための他の基体(構造物)であってよく、特定の構造物に限定されない。
〔端末処理方法〕
次に、本実施形態に係るケーブル10の端末処理方法を図6により説明する。図6は、本実施形態に係るケーブル10の端末処理方法のフローチャートを示す図である。
まず、ケーブル10を準備する(S10)。次に、ケーブル10の端末部からシース4を剥ぎ取る(S20)。S20により、ケーブル10の端末部から弾性合金線3を露出させる(S30)。なお、ケーブル10の端末部から露出させるのは、弾性合金線3の一部であればよい。次に、露出した弾性合金線3の先端部と絶縁心線6の一端とを圧着スリーブ5で固定する(S40)。最後に、絶縁心線6の他端を基板8に固定する(S50)。
以上のステップにより、本実施形態に係る端末処理構造1を得ることができる。なお、上述したように、絶縁心線6の替わりに、弾性合金線3よりも弾性率が低い他の低弾性率線材が用いられてもよい。
〔効果〕
本発明の態様1に係るケーブルの端末処理構造は、絶縁心線及び光ファイバ心線から選択される心線と、上記心線に沿う弾性合金線と、上記心線及び上記弾性合金線を覆うシースと、を備えたケーブルにおいて、上記ケーブルの端末部において上記シースから露出した上記弾性合金線の先端部が、当該弾性合金線よりも弾性率の低い低弾性率線材を介して、上記心線が接続される基体に固定されている構成である。
一般に、弾性合金線は強い反発力を有する。そのため、たとえば弾性合金線が圧着端子を用いてコネクタ端子に接続されている状態において、次のような問題が起こりうる。
具体的に、上記弾性合金線と上記コネクタ端子との接続部近傍において当該弾性合金線に対してある力が加わった場合に、上記弾性合金線は屈曲する。すると、当該弾性合金線は、自身が有する反発力により、コネクタ端子から外れる場合がある。上記弾性合金線が上記コネクタ端子から外れた場合には、上記弾性合金線の先端部が絶縁心線または光ファイバ心線を傷つけるおそれがある。
この点、本発明に係るケーブルの端末処理構造は、以下の理由により、そのような問題の発生を軽減することができる。
上記低弾性率線材と上記基体とが固定されている固定部近傍において、当該低弾性率線材に対して上記ある力が加わった場合を考える。このとき、上記低弾性率線材は上記弾性合金線よりも弾性率が低いため、上記弾性合金線のように強い反発力を発揮することもない。
したがって、上記低弾性率線材と上記基体とが固定されている固定部近傍において当該低弾性率線材に対して何らかの力が加わったとしても、上記低弾性率線材と上記基体との固定状態は解除されにくくなる。そのため、上記低弾性率線材と上記基体との固定状態が解除されて上記低弾性率線材の先端部が絶縁心線または光ファイバ心線を傷つける可能性を軽減することができる。
〔付言〕
弾性合金線が基板に固定されていない場合、ケーブルの端末処理作業中に以下の問題(1)、(2)が生じうる。
(1)弾性合金線の先端部が複数の絶縁心線の絶縁被覆を突き破り、複数の絶縁心線の導体同士が、接触し、短絡することがある。
(2)弾性合金線が基板に固定されていない状態のままであると、端末処理者にとって、端末処理作業中に弾性合金線の存在が煩わしくなる。また、絶縁心線の導体を基板に固定する作業において、その作業が弾性合金線によって妨げられる。
そこで、上記(1)、(2)の問題を解決するために、弾性合金線の先端部に圧着端子を取り付け、その圧着端子をコネクタに固定する方法も考えられる。
しかしながら、その方法では次の問題(3)が生じうる。
(3)コネクタ端子と弾性合金線との接続部近傍において弾性合金線に対してある力が加わった場合(端末処理作業中、コネクタ端子を機器に接続する場合、または、コネクタ端子の接続された機器が移動する場合)、弾性合金線は屈曲する。すると、弾性合金線は、自身が有する反発力により、コネクタ端子から外れる場合がある。弾性合金線がコネクタ端子から外れた場合には、弾性合金線の先端部が絶縁心線を傷つけるおそれがある。
そこで、上記(1)乃至(3)の問題を解決するために、次の方法が考えられる。具体的には、端末処理作業の妨げにならない程度に弾性合金線の先端部分を短く切断し、さらに、その弾性合金線の先端部分に保護キャップ等の保護部材を取り付けて、弾性合金線の先端部が絶縁心線を傷つけないようにする方法である。
しかしながら、上記方法では次の問題(4)〜(7)が生じうる。
(4)作業に手間と時間を要する。
(5)弾性合金線の先端部分が、基板に固定されず、宙に浮いた状態で放置されていると見栄えが悪い。
(6)複数のケーブル(または/及び、絶縁心線)が機器に接続されている場合に、宙に浮いた状態で放置された弾性合金線の先端部分が、上記複数のケーブルに絡まり、引っかかる場合がある。
(7)機器の移動に伴って、当該機器に接続されたケーブル(または/及び、絶縁心線)に繰り返し張力が加わり、その結果、シースが伸縮を繰り返すことがある。このとき、弾性合金線が基板に固定されていなければ、シースの内部に弾性合金線が引き込まれ易くなる。その結果、弾性合金線が、シース内部で変形し、当該シースを突き破るおそれがある。
これに対して、本発明の態様1に係るケーブルの端末処理構造は、上記構成を備えることにより、上記の問題(1)乃至(7)を解決することができる。
その具体例として、以下の例が挙げられる。
基板8が医療機器等に接続される際に、絶縁心線6を介して、弾性合金線3が基板8に固定されている場合と、弾性合金線3が基板8に固定されていない場合とを比較する。このとき、前者の場合は、後者の場合よりも、弾性合金線3によって接続作業が妨害される事態が抑制される。
また、(A)基板8に弾性合金線3が接続されている場合と、(B)基板8に絶縁心線6が接続されている場合とを比較する。端末処理作業中、基板8を機器等に接続するとき、または、(A)または(B)の状態で機器が移動した場合等において、弾性合金線3または絶縁心線6と基板8とが接続する接続部近傍のケーブルに屈曲力が加わったとする。このとき、絶縁心線6は、弾性合金線3よりも弾性率が低いため、弾性合金線のように強い反発力を発揮することがなく、絶縁心線6の方が弾性合金線3よりも基板8から外れにくい。
このように、本発明の態様1に係るケーブルの端末処理構造は、上記構成を備えることにより、上記の問題(1)乃至(7)を解決することができる。
本発明の態様2に係るケーブルの端末処理構造は、上記の態様1において、上記ケーブルの断面において、上記弾性合金線は、当該ケーブルの中心に位置する構成としてもよい。
上記の構成によれば、上記ケーブルが曲げられたときに、上記弾性合金線が上記シースを突き破って露出することが抑制される。さらに、上記の構成によれば、上記ケーブルは、曲がりやすくなり、かつ、曲げを戻しやすくなるという効果を奏する。
本発明の態様3に係るケーブルの端末処理構造は、上記の態様1または2において、上記シースは、塩化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、およびシリコン系樹脂から選択される少なくとも1つにより形成されている構成としてもよい。
塩化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、およびシリコン系樹脂は、通常のオートクレーブ処理により100℃から150℃の高温状態にさらされた場合であっても、樹脂の一部が軟化して樹脂同士が接着するという問題が生じない。それゆえ、上記の構成によれば、オートクレーブ処理を問題なく実施できる。
本発明の態様4に係るケーブルの端末処理方法は、絶縁心線及び光ファイバ心線から選択される心線と、上記心線に沿う弾性合金線と、上記心線及び上記弾性合金線を覆うシースと、を備えたケーブルの端末処理方法であって、上記ケーブルの端末部から上記弾性合金線を露出させる工程と、露出した上記弾性合金線を、当該弾性合金線よりも弾性率の低い低弾性率線材の一端に固定する工程と、上記低弾性率線材の他端を、上記心線が接続される基体に固定する工程と、を含む方法である。
上記の方法によれば、上記ケーブルの端末処理構造と同様の効果を奏する。
なお、低弾性率線材の「一端」、及び「他端」は、低弾性率線材の端部のみではなく、低弾性率線材の端部近傍も含む、と定義される。例えば、弾性合金線3および低弾性率線材(絶縁心線6)が粘着テープによって固定されている場合を考える。具体的に、弾性合金線3の先端部と絶縁心線6とが固定されているものの、絶縁心線6の先端部が粘着テープには固定されていない(言い換えれば、浮いている)場合を考える。このような場合であっても、絶縁心線6の先端部は弾性合金線3に固定されている、と言える。この定義は、低弾性率線材の端部近傍が弾性合金線3に固定されることにより、低弾性率線材の先端部が多少浮いていたとしても、絶縁心線2a等が弾性合金線3の先端部に傷つけられる事態を回避しうるという事実に依る。また、低弾性率線材の他端自体が上記基体に固定されている必要はなく、他端近傍が上記基体に固定されていればよいことも上記定義の理由をなす。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 端末処理構造
2a、2b、2c、6 絶縁心線
22 絶縁被覆
3 弾性合金線
4 シース
5 圧着スリーブ
7、21 導体
8 基板
10、11、12 ケーブル

Claims (4)

  1. 絶縁心線及び光ファイバ心線から選択される心線と、
    上記心線に沿う弾性合金線と、
    上記心線及び上記弾性合金線を覆うシースと、を備えたケーブルにおいて、
    上記ケーブルの端末部において上記シースから露出した上記弾性合金線の先端部が、当該弾性合金線よりも弾性率の低い低弾性率線材を介して、上記心線が接続される基体に固定されていることを特徴とするケーブルの端末処理構造。
  2. 上記ケーブルの断面において、上記弾性合金線は、当該ケーブルの中心に位置することを特徴とする請求項1に記載のケーブルの端末処理構造。
  3. 上記シースは、塩化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、およびシリコン系樹脂から選択される少なくとも1つにより形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のケーブルの端末処理構造。
  4. 絶縁心線及び光ファイバ心線から選択される心線と、
    上記心線に沿う弾性合金線と、
    上記心線及び上記弾性合金線を覆うシースと、を備えたケーブルの端末処理方法であって、
    上記ケーブルの端末部から上記弾性合金線を露出させる工程と、
    露出した上記弾性合金線を、当該弾性合金線よりも弾性率の低い低弾性率線材の一端に固定する工程と、
    上記低弾性率線材の他端を、上記心線が接続される基体に固定する工程と、
    を含むことを特徴とするケーブルの端末処理方法。
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