JP6593530B2 - エレベータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータシステムに関する。
下記特許文献1には、エレベータの安全装置が記載されている。この安全装置は、昇降路の上部及び下部に設けられたリミットスイッチを備える。リミットスイッチは、かごが終端階を行き過ぎた場合に動作する。
日本特開平5−262473号公報
特許文献1に記載の安全装置では、リミットスイッチが動作する位置を越えてかごが行き過ぎたことを検出できない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、リミットスイッチが動作する位置を越えてかごが行き過ぎたことを検出できるエレベータシステムを提供することである。
本発明に係るエレベータシステムは、昇降路の上部又は下部に設けられ、かごが終端階を行き過ぎた場合に動作するリミットスイッチと、釣合おもりの移動を案内するガイドレールに沿って設けられた導電線と、導電性を有し、釣合おもりに取り付けられ、釣合おもりがガイドレールから外れた場合に導電線と接触する接触子と、導電性を有し、リミットスイッチが昇降路の上部に設けられている場合は昇降路の下部において導電線に取り付けられ、リミットスイッチが昇降路の下部に設けられている場合は昇降路の上部において導電線に取り付けられ、リミットスイッチが動作する位置を越えてかごが移動した場合に接触子と接触する位置に配置された行き過ぎ検出用接触子と、導電線と電気的に接続された制御盤に設けられ、接触子が行き過ぎ検出用接触子と接触したことを検出する行き過ぎ検出部と、を備えたものである。
本発明に係るエレベータシステムにおいて、行き過ぎ検出用接触子は、リミットスイッチが動作する位置を越えてかごが移動した場合に接触子と接触する位置に配置されている。行き過ぎ検出部は、接触子が行き過ぎ検出用接触子と接触したことを検出する。このため、本発明によれば、リミットスイッチが動作する位置を越えてかごが行き過ぎたことを検出することができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における行き過ぎ検出用接触子の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの動作例を示すフローチャートである。 制御盤のハードウェア構成図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるエレベータシステムの一例を示す構成図である。
図1に示すように、エレベータシステムは、巻上機1、主索2、かご3、釣合おもり4及び制御盤5を備える。主索2は、巻上機1に巻き掛けられている。かご3及び釣合おもり4は、主索2によって図示しない昇降路内に吊り下げられている。昇降路は、例えば、図示しない建物の各階を貫くように形成されている。エレベータの昇降体であるかご3及び釣合おもり4は、巻上機1が駆動することにより昇降する。制御盤5は、巻上機1を制御する機能を有する。
昇降路内には、一対のかご用ガイドレール6、一対のおもり用ガイドレール7及び導電線8が設けられている。かご用ガイドレール6及びおもり用ガイドレール7は、例えば、垂直に設けられている。かご用ガイドレール6は、かご3の昇降を案内する。おもり用ガイドレール7は、釣合おもり4の昇降を案内する。導電線8は、おもり用ガイドレール7の長手方向に沿って平行に設けられている。
かご用ガイドレール6には、リミットスイッチが取り付けられている。リミットスイッチは、昇降路の上部及び下部に設けられている。リミットスイッチは、終端階の付近に配置されている。リミットスイッチは、上部リミットスイッチ9及び下部リミットスイッチ10を含む。上部リミットスイッチ9は、昇降路の上部において、かご3が最上階を行き過ぎた場合に動作する位置に配置されている。下部リミットスイッチ10は、昇降路の下部において、かご3が最下階を行き過ぎた場合に動作する位置に配置されている。リミットスイッチは、制御盤5と電気的に接続されている。
釣合おもり4の枠体には、支持体11を介して接触子12が取り付けられている。接触子12は、例えば、筒状に形成されている。接触子12は、例えば、上面及び下面が水平に形成されている。接触子12は、上下方向から見て、導電線8を取り囲むように設けられている。つまり、導電線8は接触子12の中を通った状態となっている。接触子12は、通常の状態では導電線8と接触しない位置に配置されている。接触子12は、釣合おもり4がおもり用ガイドレール7から外れた場合に導電線8と接触する位置に配置されている。上下方向から見た接触子12の形状は、円形でも多角形でもよい。
主索2、釣合おもり4の枠体、導電線8、支持体11及び接触子12の少なくとも表面は、導電性を有する部材で形成されている。つまり、接触子12は、支持体11、釣合おもり4の枠体及び主索2を介して、巻上機1と電気的に接続されている。
導電線8には、行き過ぎ検出用接触子が取り付けられている。行き過ぎ検出用接触子は、例えば、接触子12と同様の筒状に形成されている。行き過ぎ検出用接触子は、上部行き過ぎ検出用接触子13及び下部行き過ぎ検出用接触子14を含む。上部行き過ぎ検出用接触子13は、昇降路において、上部リミットスイッチ9よりも上方に配置されている。上部行き過ぎ検出用接触子13は、かご3が最下階に停止している時の接触子12よりも上方に配置されている。下部行き過ぎ検出用接触子14は、昇降路において、下部リミットスイッチ10よりも下方に配置されている。下部行き過ぎ検出用接触子14は、かご3が最上階に停止している時の接触子12よりも下方に配置されている。
導電線8は、制御盤5と電気的に接続されている。導電線8は、接触子12が通過し得る範囲に対して制御盤5から通電されるように、制御盤5と電気的に接続されている。導電線8における制御盤5との接続位置は、例えば、上部行き過ぎ検出用接触子13よりも上方の位置及び下部行き過ぎ検出用接触子14よりも下方の位置の双方である。
図2は、実施の形態1における行き過ぎ検出用接触子の一例を示す斜視図である。
図2に示すように、行き過ぎ検出用接触子は、第1導電部29、第2導電部30及び絶縁部31を有している。第1導電部29及び第2導電部30は、導電性を有する材料で形成されている。絶縁部31は、第1導電部29と第2導電部30とを隔てる絶縁体である。絶縁部31は、例えば、行き過ぎ検出用接触子を左右に二等分する面に沿って配置されている。行き過ぎ検出用接触子は、例えば、上面及び下面が水平に形成されている。つまり、行き過ぎ検出用接触子に対して上方又は下方から接触子12が接触すると、接触子12は、第1導電部29及び第2導電部30の双方と同時に接触する。
第1導電部29は、図1に示す状態では、導電線8と接触した状態で固定されている。第2導電部30は、図1に示す状態では、導電線8と接触せず、制御盤5と電気的に接続されている。つまり、第1導電部29は、導電性を有する他の物体を介する場合を除き、第2導電部30と電気的に接続されていない。
図1に示すように、制御盤5は、電源装置15、入出力基板16及び安全回路17を有する。入出力基板16は、制御部16aを有する。
図1に示すように、制御盤5は、リレーDR及びリレーFLを有する。リレーDRは、コイル18、a接点19、a接点20及びa接点21を有する。リレーFLは、コイル22、b接点23、b接点24、b接点25及びb接点26を有する。リレーDRのa接点19及びリレーFLのb接点23は、電源装置15と導電線8との間に設けられている。
図1に示すように、制御盤5は、脱レール検出部27及び行き過ぎ検出部28を有する。脱レール検出部27は、リレーDRのコイル18、リレーDRのa接点20、リレーFLのb接点24及び入出力基板16のうち信号を受信する部分を含む。行き過ぎ検出部28は、リレーDRのa接点21、リレーFLのコイル22、リレーFLのb接点25及びリレーFLのb接点26を含む。
図1に示すエレベータシステムにおいて、電源装置15、導電線8、接触子12、支持体11、釣合おもり4、主索2、巻上機1及び脱レール検出部27に相当する部分は、脱レール検出回路として働く。
エレベータが正常に運転されている場合、リレーFLのb接点23は閉状態であるため、導電線8は通電状態である。この場合、リレーDRのコイル18に電圧が印加されているため、a接点19、a接点20及びa接点21は閉状態である。a接点20が閉状態のとき、入出力基板16には、脱レール検出信号DRが入力される。以下、入出力基板16に脱レール検出信号DRが入力されることを「脱レール検出部27により脱レール検出信号DRが検出される」とも表現する。
釣合おもり4の脱レールによって接触子12が導電線8と接触すると、電源装置15から導電線8、接触子12、支持体11、釣合おもり4の枠体及び主索2を介して巻上機1へ電流が流れる。つまり、接触子12が導電線8と接触すると、地絡が発生する。この場合、電源装置15は、過電流保護機能を動作させることで、脱レール検出回路への電力供給を遮断する。これにより、リレーDRのコイル18に電圧が印加されなくなるため、a接点20は開状態となる。つまり、導電線8と接触子12とが導通すると、脱レール検出部27により脱レール検出信号DRが検出されなくなる。このように、脱レール検出部27は、脱レール検出信号DRが検出されなくなることに基づいて、釣合おもり4の脱レールを検出する。
脱レール検出部27により脱レール検出信号DRが検出されなくなると、制御部16aは、かご3を急停止させる。つまり、制御部16aは、導電線8と接触子12との間の導通が検出されると、かご3を急停止させる。以下、脱レール検出部27により導電線8と接触子12との間の導通が検出されたことに基づいてかご3を停止させることを「第1停止動作」とも呼ぶ。
図1に示すように、上部リミットスイッチ9は、電源装置15及び安全回路17と電気的に接続されている。下部リミットスイッチ10は、電源装置15及び安全回路17と電気的に接続されている。リミットスイッチは、例えば、かご3の側面に設けられたカムと接触することで動作する。リミットスイッチが動作していない状態では、当該リミットスイッチから安全回路17に電気信号が入力される。リミットスイッチが動作すると、当該リミットスイッチから安全回路17に電気信号が入力されなくなる。いずれかのリミットスイッチから安全回路17に電気信号が入力されなくなると、制御部16aは、かご3を減速させる。つまり、制御部16aは、かご3が終端階を行き過ぎた場合に当該かご3を減速させる。
図1に示すように、上部行き過ぎ検出用接触子13及び下部行き過ぎ検出用接触子14は、行き過ぎ検出部28と電気的に接続されている。エレベータが正常に運転されている場合、接触子12は、行き過ぎ検出用接触子に接触しない。また、リミットスイッチが動作した時点でも、接触子12は、行き過ぎ検出用接触子に接触しない。接触子12が行き過ぎ検出用接触子に接触していないとき、第1導電部29は通電状態であり、第2導電部30は通電状態でない。第2導電部30が通電状態でないとき、リレーFLのコイル22には電圧が印加されないため、b接点25及びb接点26は閉状態である。つまり、接触子12が行き過ぎ検出用接触子に接触していないときは、b接点25及びb接点26から安全回路17に電気信号が入力される。以下、b接点25及びb接点26から安全回路17に電気信号が入力されることを「行き過ぎ検出部28により電気信号が検出される」とも表現する。
上部リミットスイッチ9が動作する位置を越えてかご3が上昇し続けた場合、接触子12は、下部行き過ぎ検出用接触子14に接触する。下部リミットスイッチ10が動作する位置を越えてかご3が下降し続けた場合、接触子12は、上部行き過ぎ検出用接触子13に接触する。接触子12が行き過ぎ検出用接触子に接触すると、接触子12を介して、第1導電部29と第2導電部30とが電気的に接続される。第1導電部29と第2導電部30とが電気的に接続されると、リレーFLのコイル22に電圧が印加されるため、b接点25及びb接点26が開状態となる。つまり、接触子12と行き過ぎ検出用接触子とが接触すると、行き過ぎ検出部28により電気信号が検出されなくなる。このように、行き過ぎ検出部28は、行き過ぎ検出部28により電気信号が検出されなくなることに基づいて、リミットスイッチが動作する位置を越えてかご3が行き過ぎたことを検出する。
行き過ぎ検出部28により電気信号が検出されなくなると、制御部16aは、かご3を急停止させる。つまり、制御部16aは、接触子12と行き過ぎ検出用接触子との接触が検出されると、かご3を急停止させる。以下、行き過ぎ検出部28により接触子12が行き過ぎ検出用接触子と接触したことが検出されたことに基づいてかご3を停止させることを「第2停止動作」とも呼ぶ。
なお、接触子12が行き過ぎ検出用接触子に接触すると、電源装置15から導電線8、第1導電部29、接触子12、支持体11、釣合おもり4の枠体及び主索2を介して巻上機1へ電流が流れる。つまり、釣合おもり4の脱レールが発生した場合と同様の通電状態が疑似的に作り出される。このため、接触子12が行き過ぎ検出用接触子に接触した場合、「第2停止動作」だけでなく「第1停止動作」も実施される。
図3は、実施の形態1におけるエレベータシステムの動作例を示すフローチャートである。
エレベータが正常に運転されているとき(ステップS101)、脱レール検出回路は活線状態である(ステップS102)。エレベータが正常に運転されているとき、行き過ぎ検出用接触子の第1導電部29は活線状態であり、第2導電部30は非活線状態である(ステップS103)。
エレベータシステムの動作は、釣合おもり4が脱レールとなったか否かに応じて異なる(ステップS104)。ステップS104で釣合おもり4が脱レールとなった場合、制御部16aは、第1停止動作を実施する(ステップS105)。ステップS105の処理により、かご3は急停止する(ステップS106)。
ステップS104で釣合おもり4が脱レールとなっていない場合、エレベータシステムの動作は、かご3が終端階を行き過ぎたか否かに応じて異なる(ステップS107)。ステップS107でかご3が終端階を行き過ぎていない場合、ステップS104の判定が行われる。
ステップS107でかご3が終端階を行き過ぎた場合、リミットスイッチが動作することでかご3が減速される(ステップS108)。ステップS108より後の動作は、リミットスイッチが動作する位置を越えてかご3が行き過ぎたか否かに応じて異なる(ステップS109)。ステップS109でリミットスイッチが動作する位置を越えてかご3が行き過ぎていない場合、ステップS104の判定が行われる。
ステップS109でリミットスイッチが動作する位置を越えてかご3が行き過ぎた場合、接触子12が行き過ぎ検出用接触子と接触する(ステップS110)。この場合、制御部16aは、第1停止動作及び第2停止動作を実施する(ステップS111)。ステップS111の処理により、かご3は急停止する(ステップS106)。
実施の形態1において、リミットスイッチのうち1つは、昇降路の上部又は下部に設けられている。リミットスイッチは、かご3が終端階を行き過ぎた場合に動作する。導電線8は、釣合おもり4の移動を案内するガイドレールに沿って設けられている。釣合おもり4に取り付けられた接触子12は、釣合おもり4がガイドレールから外れた場合に導電線8と接触する位置に配置されている。行き過ぎ検出用接触子のうち1つは、昇降路の上部又は下部のうち上記リミットスイッチとは反対側において導電線8に取り付けられている。行き過ぎ検出用接触子は、リミットスイッチが動作した時点では接触子12と接触せず、且つリミットスイッチが動作する位置を越えてかご3が移動した場合に接触子12と接触する位置に配置されている。行き過ぎ検出部28は、接触子12が行き過ぎ検出用接触子と接触したことを検出する。このため、実施の形態1によれば、リミットスイッチが動作する位置を越えてかごが行き過ぎたことを検出することができる。
実施の形態1において、行き過ぎ検出用接触子の第1導電部29は、導電線8と接触している。行き過ぎ検出用接触子の第2導電部30は、導電線8と接触せず、行き過ぎ検出部28と接続されている。行き過ぎ検出用接触子の絶縁部31は、第1導電部29と第2導電部30とを隔てる。行き過ぎ検出用接触子は、リミットスイッチが動作する位置を越えてかご3が移動した場合に第1導電部29及び第2導電部30の双方が同時に接触子12と接触する形状に形成されている。つまり、行き過ぎ検出用接触子は、接触子12と接触した場合にのみ導電線8と行き過ぎ検出部28とを電気的に接続するように形成されている。このため、実施の形態1によれば、リミットスイッチが動作する位置を越えてかごが行き過ぎたことを検出することができる。
実施の形態1において、脱レール検出部27は、導電線8と接触子12との間の導通を検出する。制御盤5は、脱レール検出部27により導電線8と接触子12との間の導通が検出されたことに基づいてかご3を停止させる第1停止動作を行う。制御盤5は、行き過ぎ検出部28により接触子12が行き過ぎ検出用接触子と接触したことが検出されたことに基づいてかごを停止させる第2停止動作を行う。つまり、接触子12が行き過ぎ検出用接触子に接触した場合、制御盤5は、第1停止動作及び第2停止動作の両方を行う。このため、実施の形態1によれば、リミットスイッチが動作する位置を越えてかごが行き過ぎた場合に、フォールトトレランスとして脱レール検出回路を機能させることができる。
実施の形態1において、導電線8、接触子12、上部行き過ぎ検出用接触子13及び下部行き過ぎ検出用接触子14は、おもり用ガイドレール7ごとに設けられてもよい。つまり、導電線8、接触子12、上部行き過ぎ検出用接触子13及び下部行き過ぎ検出用接触子14は、例えば、それぞれ2つずつ設けられていてもよい。この場合であっても、同様の方法でかごの行き過ぎを検出できる。
図4は、制御盤のハードウェア構成図である。
制御盤5における制御部16a及び安全回路17の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア50であってもよい。処理回路は、プロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。処理回路は、一部が専用ハードウェア50として形成され、更にプロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。図4は、処理回路が、その一部が専用ハードウェア50として形成され、プロセッサ51及びメモリ52を備えている場合の例を示している。
処理回路の少なくとも一部が、少なくとも1つの専用ハードウェア50である場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ51及び少なくとも1つのメモリ52を備える場合、制御部16a及び安全回路17の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPとも呼ぶ。メモリ52は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、制御盤5の各機能を実現することができる。
以上のように、本発明は、エレベータに適用できる。
1 巻上機
2 主索
3 かご
4 釣合おもり
5 制御盤
6 かご用ガイドレール
7 おもり用ガイドレール
8 導電線
9 上部リミットスイッチ
10 下部リミットスイッチ
11 支持体
12 接触子
13 上部行き過ぎ検出用接触子
14 下部行き過ぎ検出用接触子
15 電源装置
16 入出力基板
16a 制御部
17 安全回路
18 コイル
19 a接点
20 a接点
21 a接点
22 コイル
23 b接点
24 b接点
25 b接点
26 b接点
27 脱レール検出部
28 行き過ぎ検出部
29 第1導電部
30 第2導電部
31 絶縁部
50 専用ハードウェア
51 プロセッサ
52 メモリ

Claims (3)

  1. 昇降路の上部又は下部に設けられ、かごが終端階を行き過ぎた場合に動作するリミットスイッチと、
    釣合おもりの移動を案内するガイドレールに沿って設けられた導電線と、
    導電性を有し、前記釣合おもりに取り付けられ、前記釣合おもりが前記ガイドレールから外れた場合に前記導電線と接触する接触子と、
    導電性を有し、前記リミットスイッチが前記昇降路の上部に設けられている場合は前記昇降路の下部において前記導電線に取り付けられ、前記リミットスイッチが前記昇降路の下部に設けられている場合は前記昇降路の上部において前記導電線に取り付けられ、前記リミットスイッチが動作する位置を越えて前記かごが移動した場合に前記接触子と接触する位置に配置された行き過ぎ検出用接触子と、
    前記導電線と電気的に接続された制御盤に設けられ、前記接触子が前記行き過ぎ検出用接触子と接触したことを検出する行き過ぎ検出部と、
    を備えたエレベータシステム。
  2. 前記行き過ぎ検出用接触子は、
    前記導電線と接触している第1導電部と、
    前記導電線と接触せず、前記行き過ぎ検出部と接続された第2導電部と、
    前記第1導電部と前記第2導電部とを隔てる絶縁部と、
    を有し、
    前記リミットスイッチが動作する位置を越えて前記かごが移動した場合に前記第1導電部及び前記第2導電部の双方が前記接触子と接触する形状に形成された請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記制御盤に設けられ、前記導電線と前記接触子との間の導通を検出する脱レール検出部を備え、
    前記制御盤は、
    前記脱レール検出部により前記導電線と前記接触子との間の導通が検出されたことに基づいて前記かごを停止させる第1停止動作と、
    前記行き過ぎ検出部により前記接触子が前記行き過ぎ検出用接触子と接触したことが検出されたことに基づいて前記かごを停止させる第2停止動作と、
    を行う請求項1又は2に記載のエレベータシステム。
JP2018517963A 2016-05-17 2016-05-17 エレベータシステム Active JP6593530B2 (ja)

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