JP5796375B2 - エレベータの制御システム - Google Patents
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Description
エレベータ走行用モータの運転・停止制御は従来、図3に示すような構成の制御システムで行われている。モータ4は、商用電源1から三相交流電力を供給された電力変換装置2によって、エレベータの走行状態(加速、定速、減速、停止)に応じた電力供給を受ける。
以上で述べたように、コンタクタ3のコイル3cへの通電は、安全回路8によって切られるだけでなく、運転制御手段15の制御するコンタクタ制御スイッチ10によっても切られるようになっており、その点について詳細を述べる。
以上に述べた中で、モータ4の運転中に安全スイッチ8a等がオフしたときに運転制御手段15がどういう挙動をとるのかという点について更に、運転制御手段15にプログラムされた制御手順を述べることにする。
エレベータを走行させるモータと、前記モータへの給電を遮断することができるコンタクタの接点と、前記エレベータの安全な走行が確保できない場合に作動する安全スイッチと、前記モータの運転や停止を制御する運転制御手段と、前記安全スイッチが作動しているかどうかを検出して前記運転制御手段へ通知する安全スイッチ監視手段と、前記安全スイッチが作動していることが前記安全スイッチ監視手段から前記運転制御手段へ通知されると前記運転制御手段が作動させるコンタクタ制御スイッチとを備え、前記安全スイッチと前記コンタクタ制御スイッチの片方または両方が作動することによって前記コンタクタの接点が前記モータへの給電を遮断するようにしたエレベータ制御システムにおいて、
前記安全スイッチへの給電電圧が異常でないかどうかを検出して前記運転制御手段へ通知する電圧監視手段を備え、前記運転制御手段は、前記安全スイッチが作動していると前記安全スイッチ監視手段から通知されても、前記電圧監視手段から通知される前記電圧の異常が継続している間は、その継続時間が所定時間以上とならない限り、前記コンタクタ制御スイッチを作動させないよう制御するものである。
図1は、エレベータ走行用モータの運転・停止が行われる制御システムの構成を示すものである。モータ4は、商用電源1から三相交流電力を供給された電力変換装置2によって、エレベータの走行状態(加速、定速、減速、停止)に応じた電力供給を受ける。
以上で述べたように、コンタクタ3のコイル3cへの通電は、安全回路8によって切られるだけでなく、運転制御手段15の制御するコンタクタ制御スイッチ10によっても切られるようになっており、その点について詳細を述べる。
以上で述べたように、安全スイッチ8a等でごく短い時間(接点3aのオフ動作遅れ時間よりも短い時間)のオフ状態が発生した場合でも、安全スイッチ監視手段13が検出して通知するので、それを受けて運転制御手段15は、コンタクタ制御スイッチ10のオフを継続させることによって接点3aをオフさせるものである。しかし、このようなごく短い時間のオフ検出が、安全スイッチの挙動を忠実に検出した結果ではなく、誤検出と言わざるをえない場合がある。それは、監視点9に給電されている電圧すなわち変圧器5から安全回路8への給電電圧において、ごく短い時間だけ電圧低下等の異常変動があった場合である。その場合、安全スイッチ8a等のスイッチ自体はすべてオン状態を維持していても、監視点9においてはオフ状態であると、安全スイッチ監視手段13が検出してしまうことになる。そして、安全スイッチ監視手段13の検出内容はすなわち安全スイッチ8a等の状態であると見なしている運転制御手段15は、コンタクタ制御スイッチ10をオフするので、接点3aがオフしてモータへの給電は遮断され、エレベータは急激な停止動作となって停止ショックが生じることになる。
以上に述べた中で、モータ4の運転中に安全スイッチ8a等がオフしたときに運転制御手段15がどういう挙動をとるのかという点について更に、運転制御手段15にプログラムされた制御手順を述べることにする。
なお、以上の実施形態に対し、例えば以下に述べるような変形をしても、本発明の本質から逸脱するものではない。例えばコンタクタ3は、電力変換装置2とモータ4の間を遮断するものとしたが、商用電源1からモータ4にいたる経路のどこで遮断するものとしても構わない。
2 電力変換装置、
3 コンタクタ(3a 接点、3c コイル)、
4 モータ、
5 変圧器、
6 整流器、
7 電圧監視点、
8 安全回路、
8a、8b、8c 安全スイッチ、
9 安全スイッチ監視点、
10 コンタクタ制御スイッチ、
11 制御回路、
12 電圧監視手段、
13 安全スイッチ監視手段、
15 運転制御手段。
Claims (4)
- エレベータを走行させるモータと、
前記モータへの給電を遮断することができるコンタクタの接点と、
前記エレベータの安全な走行が確保できない場合に作動する安全スイッチと、
前記モータの運転や停止を制御する運転制御手段と、
前記安全スイッチが作動しているかどうかを検出して前記運転制御手段へ通知する安全スイッチ監視手段と、
前記安全スイッチが作動していることが前記安全スイッチ監視手段から前記運転制御手段へ通知されると前記運転制御手段が作動させるコンタクタ制御スイッチとを備え、
前記安全スイッチと前記コンタクタ制御スイッチの片方または両方が作動することによって前記コンタクタの接点が前記モータへの給電を遮断するようにしたエレベータ制御システムにおいて、
前記安全スイッチへの給電電圧が異常でないかどうかを検出して前記運転制御手段へ通知する電圧監視手段を備え、
前記運転制御手段は、前記安全スイッチが作動していると前記安全スイッチ監視手段から通知されても、前記電圧監視手段から通知される前記電圧の異常が継続している間は、その継続時間が所定時間以上とならない限り、前記コンタクタ制御スイッチを作動させないことを特徴とするエレベータ制御システム。 - 請求項1に記載されたエレベータ制御システムにおいて、安全スイッチのみ作動することによってモータへの給電を遮断するコンタクタと、コンタクタ制御スイッチのみ作動することによってモータへの給電を遮断するコンタクタを備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。
- 請求項1または請求項2に記載されたエレベータ制御システムにおいて、運転制御手段は、電圧監視手段から電圧が異常であると通知してきた後は最寄階へ到着するよう制御することを特徴とするエレベータ制御システム。
- 請求項1または請求項2に記載されたエレベータ制御システムにおいて、運転制御手段は、電圧監視手段から電圧が異常であると通知してきた後は直ちに減速するよう制御することを特徴とするエレベータ制御システム。
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