JP6590504B2 - 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法 - Google Patents

液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドを備えた液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法に関する。
液体を吐出する吐出口(以下、「ノズル」と称す)を有する液体吐出ヘッド(以下、単に「ヘッド」と称す)を備えた液体吐出装置が知られている。このような液体吐出装置は、近年、多様な分野で利用されており、例えば、インクジェット記録装置などに利用されている。
一般的に、液体がヘッド(ノズル)から外部へ漏れないように、ヘッド内は常に負圧(大気圧よりも低い圧力)に維持される必要がある。
例えば、特許文献1の発明には、図10に示すように、ヘッド201に連通するサブタンク202内の圧力を負圧に維持するために、可撓性部材203でサブタンクの内部をインク室204と浮力発生室205に分割する構成が開示されている。そして、浮力発生室205内に比重の小さい浮き袋206が可撓性部材203に連結して取り付けられている。浮力発生室205内の浮き袋206の浮力によって、インク室204内に連通されたヘッド201内が負圧の状態に維持される。
特開2008−105360号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたインクジェット記録装置では、次のような問題があった。
即ち、特許文献1に開示されたインクジェット記録装置では、気体で満たされた浮き袋206を可撓性部材203に取り付けると共に、浮力発生室205内の液体中に沈める必要があり、構成が複雑であった。また、このような構成においては、気体の密度と液体の密度の差が比較的大きいため、サブタンク202の筐体に衝撃が加わった際、浮き袋206は大きく揺動する。従って、浮き袋206に連結されたインク室204、またはインク室204に連通するヘッド201内の圧力も変化しやすい。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でヘッド内の圧力をより安定的に維持でき、ヘッドからの液体の漏れをより抑制できる液体吐出装置を提供することを目的とする。
本発明の液体吐出装置は、液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、前記ヘッドへ供給される液体を収容する第1室と、前記第1室と可撓性を有する可撓部によって仕切られ作動液を収容する第2室とを有し、大気と連通する大気連通口を有さない第1タンクと、前記ヘッド内の圧力を前記吐出口面との間の高低差によって制御するために前記第2室へ供給される作動液を液面が前記吐出口面よりも下方になる状態で収容する第2タンクと、前記第2タンクと前記第2室を連通させる第1の流路と、前記第2タンクと前記第2室を連通させる第2の流路と、前記第1の流路に配された循環ポンプと、を備え、前記ヘッドから液体が吐出されると前記第2タンクから前記第2室へ作動液が供給される液体吐出装置において、前記ヘッドから液体を吐出しないときに前記循環ポンプを駆動することにより前記第1の流路、前記第2室、前記第2の流路、前記第2タンクの間で作動液を循環させることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成でヘッド内の圧力をより安定的に維持でき、ヘッドからの液体の漏れをより抑制できる。
本発明の第1実施例に係る液体吐出装置の概念図。 第1実施例の第1の流路に気泡が発生した状態を示す概念図。 図2に示す気泡が移動される途中の状態を示す概念図。 図2に示す気泡が最終的に第2タンクに放出された状態を示す概念図。 第1の流路内の気泡を除去する制御を示すフローチャート。 本発明の第2実施例に係る液体吐出装置の概念図。 本発明の第3実施例に係る液体吐出装置の概念図。 第3実施例の変形例に係る液体吐出装置の概念図。 本発明の第4実施例に係るインプリント装置の概念図。 従来のインクジェット記録装置の説明図。
[第1実施例]
以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実施例について説明する。なお、本実施例では、インクを吐出するインクジェット記録装置(以下、「吐出装置」を称する)を本発明の液体吐出装置の一例として説明する。また、本実施例の吐出装置に使用される「インク」は、本発明の液体吐出装置に使用される「液体」を構成する一例である。
図1は、本実施例の吐出装置(液体吐出装置)の概念図である。
図1に示すように、本実施例では、吐出装置100は主に、インク(液体)を吐出するヘッド1と、インクを収容する第1タンク2と、作動液を収容する第2タンク3を備えている。また、吐出装置100は、記録媒体91を搬送する搬送手段92や、搬送手段92を支持する支持部93などを備えている。なお、記録媒体91は、吸着手段(図示しない)によって搬送手段92に吸着して保持される。
第1タンク2は、ほぼ密閉した状態の直方体状の筐体20を備え、筐体20の底部にはヘッド1が取り付けられている。第1タンク2には大気連通口が設けられていない。なお、ヘッド1は、筐体20の底面において、吐出口(図示しない)が形成された吐出口面10を備えている。
筐体20の内部には、可撓性を有する可撓性膜8(可撓部)が設けられており、第1タンク2が可撓性膜8によって第1室21と第2室22に仕切られる。第1室21は、筐体20の底部に設けられたヘッド1の内部と連通しており、ヘッド1へ供給されるインクを収容している。一方、第2室22は、第1の流路T1を通じて第2タンク3と連通しており、第2タンク3から供給される作動液を収容している。
なお、本実施例では、第1室21はインクで満たされており、第2室22は作動液で満たされている。
また、本実施例では、第2室22と第2タンク3の間に、第1の流路T1の他、第2の流路T2が設けられている。即ち、第2室22と第2タンク3は、併設された第1の流路T1および第2の流路T2によって接続されている。
第1の流路T1および第2の流路T2の、第2タンク3に接続する一端(下端)は、第2タンク3内の作動液の液面以下に配置されている。また、第1の流路T1および第2の流路T2は、作動液で満たされるように構成されている。
本実施例では、第1の流路T1と第2の流路T2は、チューブなどにより構成されている。また、第1の流路T1の途中および第2の流路T2の途中にジョイント部を設け、第2タンク3と第1タンク2を着脱可能(分離可能)な構成としても良い。
また、図1に示すように、本実施例では、第2の流路T2には、開閉弁72が設けられており、後述する気泡除去動作(制御)以外のとき、開閉弁72が閉状態となり、第2の流路T2が遮断されている。
一方、第1の流路T1には、循環ポンプ71(循環手段)が設けられており、第1の流路T1、第2室22、第2の流路T2および第2タンク3で構成された循環流路において作動液を循環移動させることができる。なお、循環ポンプ71を第2の流路T2に設けてもよく、第1の流路および第2の流路の両方に設けても良い。また、循環ポンプ71は、第2流路T2と共に後述する気泡除去手段7を構成している。
循環ポンプ71は、ポンプ機能を有すればよく、シリンジポンプ、チューブポンプ、ダイアフラムポンプ、ギアポンプなどを採用してもよい。なお、循環ポンプ71の駆動停止中では、第1の流路T1を開状態にする必要があるため、駆動停止中に連通できないポンプを使用する場合、別途、バイパス流路や開閉弁などの構成を適宜に追加してもよい。
なお、本実施例では、後述するように、より安定的にヘッド1内の負圧を維持するために、第2室22内の作動液として、第1室21内のインクとほぼ同じ密度の液体を採用している。また、作動液は、非圧縮性を有する物質であり、例えば、水等の液体や、ゲル状物質を作動液として用いることができる。
図1に示すように、第2タンク3の上部には、大気連通口31が設けられており、第2タンク3が大気開放されている。第2タンク3が大気開放された状態で、常にヘッド1内に負圧の状態が維持されるように、第2タンク3内の作動液の液面の位置Bが、ヘッド1の吐出口面10の位置Aよりも下方に配置される。即ち、本実施例の吐出装置100では、作動液を収容する第2タンク3内の液面の位置Bと吐出口面10の位置Aの間の高低差(水頭差H)によって、ヘッド1内の負圧状態が維持される。
第1タンク2(第1室21)内のインクが消費されると、毛管力によって第2タンク3から第2室22へ作動液が供給される。従って、第2タンク3内の作動液の液面が低下し、位置Aと位置Bの間の水頭差Hが変化する。
本実施例では、吐出装置100は、ヘッド1内の負圧が所定の範囲内に維持されるように、第2タンク3内の作動液の液面の位置を所定の範囲内になるように調整する調整手段4を備えている。
具体的には、調整手段4は、第2タンク3内の液面の位置を検知する液面検知手段5と、第2タンク3へ作動液を補充する補充手段6を備えている。
液面検知手段5は、第2タンク3内において、下限位置センサ5Aと上限位置センサ5Bを備えている。下限位置センサ5Aと上限位置センサ5Bは、ヘッド1内の圧力(負圧)が所定の範囲内となるような位置に配されている。なお、本実施例では、下限位置センサ5Aおよび上限位置センサ5Bは、光学式センサである。
第2タンク3内の液面を所定の範囲内(下限位置Loと上限位置Hiの間)に維持させることにより、ヘッド1内の負圧を所定の範囲内に収めることができる。言い換えれば、第2タンク3内の液面が下限位置Lo以下に低下しなければ、ヘッド1内の負圧は所定範囲の上限を超えることなく、吐出口におけるメニスカスの破壊可能性も低い。一方、液面が上限位置Hi以上に上昇しなければ、ヘッド1内の負圧が所定範囲の下限を超えることなく、インクがヘッド1から漏れる可能性も少ない。
補充手段6は、作動液を収容する第3タンク61と、第2タンク3と第3タンク61を接続する流路62と、流路62に配置され第3タンク61から第2タンク3へ作動液を供給(送液)するポンプ63とを備えている。なお、第3タンク61は、第2タンク3と同様に大気連通口611を備え、大気開放されている。また、ポンプ63は、第2タンク3へ作動液を補充する補充動作以外では停止しており、流路62も閉状態となっている。
また、下限位置センサ5Aによって第2タンク3内の液面が下限位置Loまで低下したことを検知した場合、補充手段6(ポンプ63)を作動させ、第3タンクから第2タンクへ作動液を補充して第2タンク内の液面を下限位置Lo以上に回復させる。第2タンク3内の液面が再び上限位置Hiに達したことが検知されたとき、ポンプ63が停止される。これにより、ヘッド1内の負圧を所定範囲内に維持することができる。
以下、第3タンクから第2タンクへ作動液を補充する制御について説明する。
ヘッド1からインクの吐出が開始すると、液面検知手段5の検知結果に基づき第3タンクから第2タンクへ作動液の補充制御が開始する。即ち、ヘッド1の吐出動作の開始と同時に、第2タンク3内に設置された下限位置センサ5Aによって、第2タンク内の液面の検知(監視)を開始する。
なお、下限位置センサ5Aによって第2タンク3内の液面が下限位置Loまで低下したことが検知されると、ポンプ63を駆動することによって第3タンク61から第2タンク3へ作動液を送液する。
また、作動液が第3タンク61から第2タンク3へ供給されると、第2タンク3内の液面が上昇する。上限位置センサ5Bによって第2タンク3内の液面が上限位置Hiまで上昇したことが検知されると、ポンプ63が停止され、補充制御が終了する。
即ち、上限位置センサ5Bが第2タンク3内の液面が上限位置Hiに達すことが検知されるまで、ポンプ63による送液動作が継続される。
このように、本実施例では、第2タンク3内の液面を吐出口面10よりも下方に配置させ、さらに調整手段4によって第2タンク3内の液面を所定の範囲内に調整することにより、安定的にヘッド1内の圧力を所定の範囲(負圧)に制御することができる。よって、ヘッド1からインクの漏れを有効に抑制することができる。また、ヘッド1からインクを安定的に吐出することもできる。
特に、本実施例では、第1タンク2内(第1室21および第2室22)が密度の近いインクと作動液で満たされているため、筐体20に衝撃があっても振動が有効に抑制される。従って、振動によるヘッド1内の圧力への影響が小さく、ヘッド1内を安定した負圧状態に維持することができる。
なお、本実施例では、第2室22に充填される作動液は、気体に比べて、環境温度および圧力の変化からの影響を受けにくい。したがって、吐出装置100の周辺の気温または気圧が変化しても、作動液の体積はほとんど変動しないため、第1室21に連通するヘッド1内のインクの圧力の変動が確実に抑制されている。
以下、吐出装置100の可撓性膜8(可撓部)について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施例では、可撓性膜8は、筐体の上面、底面および二つの側面とそれぞれ接続し、鉛直方向(縦方向)に沿って筐体20内に設けられている。これにより、筐体20内に第1室21と第2室22が左右に分かれて形成される。
第1タンク2の第1室21内のインクが消費されると、可撓性膜8が変形し、第1室21の容積が減少すると共に第2室22の容積が拡大する。よって、第1室21において消費されたインクの容積と同容積の作動液が、第1の流路T1を通じて第2タンク3から第2室22へ供給される。このとき、可撓性膜8は、図1示すように、水平方向に沿って左から右へ移動する。
言い換えれば、インクの消費によって、第1タンク2内に収容されるインクと作動液の体積比率が変化するが、作動液とインクがほぼ同じ密度であるため、第1タンク2内の重心がほぼ変化しない。このため、筐体20の下部に位置するヘッド1内に安定した負圧が維持される。
特に、本実施例では、可撓性膜8を鉛直方向に沿って配置することにより、仮にインクと異なる密度の作動液を採用しても、インクの消費によって第1タンク2内(液体)の重心が水平方向にのみ移動し、高さ方向にはほぼ移動しない。
一方、可撓性膜8を水平方向に配置した場合は、インクの消費に伴って第1タンク2の重心が高さ方向に移動する。可撓性膜8を鉛直方向に配置した場合は、可撓性膜8を水平方向に配した場合に比べ、ヘッド1内の負圧を安定的に維持することができる。従って、可撓性膜8(可撓部)を鉛直方向に配置することにより、使用可能な作動液の選択肢が増え、設計しやすくなる効果がある。
なお、本実施例では、可撓性膜8は、筐体の上面、下面および側面と接続することにより筐体を第1室21、第2室22に仕切って形成する例を説明したが、他の配置形態も可能である。例えば、インクを収容する第1室21が作動液を収容する第2室22にほぼ包囲されるように可撓性膜8を筐体20内に取り付けてもよい。即ち、インクを収容する第1室21(空間)が可撓性膜8で包まれるように可撓性膜8を筐体20に取り付けても良い。
また、本実施例に使用される可撓性膜8は、接液性等の観点から、インク(第1室に収容される液体)の特性に適した部材を選定することが好ましい。
本実施例では、インクを吐出するインクジェット記録装置を例として、液体吐出装置を説明したが、例えば、導電性液体またはUV硬化性液体などの液体を吐出する液体吐出装置に本発明を適宜に変更して適用することができる。
本実施例では、第1タンク2の筐体20の下部にヘッド1を取り付けて一体化した構成を説明したが、ヘッド1と第1タンク2を別々に構成し、接続チューブを用いてヘッド1と第1タンク2(第1室21)を接続してもよい。
本実施例では、筐体20の容積を500mlとし、第1室21内のインクの初期量を約400mlとし、第2室22内の作動液の初期量を約100mlとしたが、適宜に変更してもよい。
例えば、筐体20の容積を400mlとし、第1室21内のインク(液体)の初期量も約400mlとし、初期状態において作動液を0に近い最小値として設定してもよい。即ち、空気の混入が無視できる場合、初期状態では第2室22に作動液が充填されていなくてもよい。
本実施例では、第1タンク2(ヘッド1)がキャリッジ(図示しない)に搭載され、キャリッジの移動と共にインクが吐出され記録動作が行われる。第1タンク2が移動している場合でも、第1タンク2の内部空間がインクと作動液で満たされており、可撓性膜8の揺動が抑制される。このため、ヘッド1内の圧力変動が起きにくく、ヘッド1からインクが漏れることが軽減される。
本実施例では、液面検知手段5として光学式センサ用いられたが、例えば、液面検知手段5は、第2タンク3内に設けられた電極対を備え、電極と液面の接触によって電極間の電気的変化を検知する構成であってもよい。
また、液面検知手段5は、静電容量式センサを用いて第2タンク3内の液面位置を検知する構成であってもよい。そして、液面検知手段5は、第2タンク3内にフロートを設け、フロートの位置を検知することにより液面を検知する構成であってもよい。
本実施例では、ポンプ63は、例えば、シリンジポンプ、チューブポンプ、ダイアフラムポンプまたはギアポンプなどが挙げられるが、吐出装置100の性能に適したポンプを選定することができる。例えば、第3タンク61を密閉空間とした場合、第3タンク61内を加圧して作動液を第2タンク3へ供給する構成とすることもできる。
また、第2タンク3と第3タンク61の間に液面の高低差が存在し且つ流路62の一端が第2タンク3の作動液中に存在する場合、作動液の供給が停止されている間でも、流路62を閉状態にする必要がある。この場合、停止時に流路を遮蔽できるポンプを使用してもよく、流路62の上記一端を第2タンク3の作動液の液面の上の位置に配置してもよい。または、流路62を閉じることが可能なバルブを別途配置してもよい。
以下、本実施例の気泡除去手段7について説明する。
図2は、本実施例の第1の流路に気泡25が発生した状態を示す概念図である。図2に示すように、大気中の空気が第1の流路T1を構成するチューブの管壁を透過し、第1の流路T1の内壁面に気泡25が形成される。これらの気泡25が時間と共に堆積して大きくなり、第1の流路T1の流路抵抗が増大する。
気泡25の存在によって第1の流路T1の流路抵抗が増大すると、第2タンク3から第2室22へ作動液が流れにくくなり、ヘッド1の吐出性能が低下する。また、第1の流路T1内に気泡25の存在により、ヘッド1の吐出口面10と第2タンク3内の液面の間の水頭差が不安定の状態になり、ヘッド1内の負圧を安定的に維持できなくなる可能性がある。
本実施例では、吐出装置100に気泡除去手段7が設けられており、気泡除去手段7によって流路内の気泡25を定期的に除去し、気泡の成長による流路抵抗の増大を抑制することができる。
具体的には、本実施例の気泡除去手段7は、主に第2の流路T2と、回転動作によって液体を移動可能な循環ポンプ71(循環手段)とを備えている。第2の流路T2(開閉弁72)を開いた状態で、循環ポンプ71を駆動させることにより、第1の流路T1、第2室22および第2の流路T2を介して、第2タンク3内の作動液が循環される。これにより、第1の流路T1内の気泡25を含んだ作動液を第2タンク3へ移動させることができ、気泡25を第2タンク3で放出することができる。
なお、本実施例では、循環手段が循環ポンプ71で構成されているが、循環手段として他の構成を採用してもよい。例えば、逆止弁とピストンポンプの組合せで循環手段を構成してもよい。
図3は、気泡除去手段7によって気泡25が移動される途中の状態を示す。図4は、気泡25が最終的に第2タンク3に放出された状態を示す。
図3および図4に示すように、第1の流路T1内の気泡25を含んだ作動液は、循環ポンプ71の駆動によって、第1の流路T1から第2室22へ移動され、さらに第2室22の上部に接続された第2の流路T2へ移動される。また、第2の流路T2を通じて、気泡25を含んだ作動液は最終的に第2タンク3へ移動(放出)される。なお、第2タンク3は、大気連通口31によって大気開放されている。
以下、流路内の気泡を除去する制御について説明する。図5は、本実施例の第1の流路T1内の気泡25を除去する制御を示すフローチャートである。
なお、本実施例では、気泡除去動作はタイマなどによって制御され、定期的に行われる。即ち、所定の時間を経過したとき、第1の流路内に気泡が発生したと判定し、気泡除去手段7によって気泡除去動作(制御)が実施される。
図5に示すように、気泡除去制御が開始されると、第2の流路T2に配置された開閉弁72を閉状態から開状態へ切り換える(S1)。
第2の流路T2が開状態になった後、循環ポンプ71を駆動して作動液を循環させる(S2)。即ち、循環ポンプ71を駆動することにより、第1の流路T1を通じて第2タンク3から第2室22へ作動液が供給され、第2の流路T2を通じて第2室22から第2タンク3へ作動液が回収される。従って、作動液が、第2タンク3、第1の流路T1、第2室22、第2の流路T2、そして第2タンク3の順に循環される。
循環ポンプ71によって作動液を循環させることにより、第1の流路T1に発生した気泡が作動液の流れと共に第2タンク3へ移動され、排出される。
なお、循環ポンプ71によって、所定時間(例えば、5分)で作動液を循環させた後、第1流路T1内の気泡が除去されたと判断し、循環ポンプ71を停止する(S3)。そして、開閉弁72を開状態から閉状態へ切り換え(S4)、気泡除去制御が終了する。
また、気泡除去動作がヘッド1の吐出動作に影響しないように、気泡除去動作はヘッド1の吐出動作が行われていない期間内に実施することが好ましい。また、ヘッド内の圧力を抑制するために、循環ポンプ71の送液速度を所定の速度以下に設定してもよい。また、ヘッド1の吐出動作が行われていない期間が短い場合、気泡除去動作を複数回に分けて、吐出動作が行われていない期間内に行っても良い。
循環ポンプ71によって作動液を循環させた後に、開閉弁72を閉じることにより、仮に第2の流路T2内に気泡25が移動されていた(存在していた)としても、第2の流路T2から第2室22へ気泡が流入することがない。
このように、気泡除去手段7(循環手段)によって、第1の流路T1、第2室22および第2の流路T2を介して、第2タンク3内の作動液を循環させることにより、第1の流路T1を含み、流路内の気泡を除去することができる。これにより、第1の流路T1の流路抵抗の増大を抑制すると共に、ヘッド1の吐出性能を維持することができる。また、ヘッド1の吐出口面10と第2タンク3内の液面の間の水頭差が安定した状態に維持され、ヘッド1内の負圧をより安定的に維持することができる。
[第2実施例]
以下、図6を用いて本発明の第2実施例について説明する。
なお、本実施例では、第1実施例と同様に、インクジェット記録装置(以下、「吐出装置」を称する)を液体吐出装置の一例として説明する。
図6は、本実施例に係る液体吐出装置の概念図を示す。図6に示すように、本実施例の吐出装置100は、基本的に第1実施例と同様であり、気泡除去手段7について異なる。
即ち、本実施例では、気泡除去手段7は、第1の流路T1の途中と第2の流路T2の途中を接続する接続流路T3を更に備えている。
開閉弁72を閉状態から開状態に切り換えた後、循環ポンプ71を駆動することによって、第1の流路T1内の気泡25を含んだ作動液は、第1の流路T1から接続流路T3および第2室22へ移動される。そして、作動液が接続流路T3および第2室22を経由した後に第2の流路T2で合流する。さらに、第2の流路T2を通じて、気泡25を含んだ作動液は最終的に第2タンク3へ移動(放出)される。
このように、本実施例では、第1の流路T1内の気泡を含んだ作動液を移動させる際、接続流路T3によって第2室22を経由する作動液の量を減らすことができ、ヘッド1側の負圧をより安定的に維持することができる。
特に、接続流路T3の流路径を第1の流路T1と第2の流路T2の流路径よりも大きく設定すれば、第1の流路T1内の作動液が第2室22側よりも接続流路T3側へ移動しやすくなり、第2室22(ヘッド1側)の圧力に対する影響をより軽減できる。
また、接続流路T3が第1の流路T1に接続される位置を、第2タンク3側よりも第2室22側に近い位置に配置することにより、より容易に第1の流路T1内の気泡を排出することができる。
[第3実施例]
以下、図7および図8を用いて本発明の第3実施例について説明する。
なお、本実施例では、第2実施例と同様に、インクジェット記録装置(以下、「吐出装置」を称する)を液体吐出装置の一例として説明する。
図7は、本実施例に係る液体吐出装置の概念図を示す。また、図8は、本実施例の変形例の液体吐出装置の概念図を示す。
図7に示すように、本実施例の吐出装置100は、基本的に第2実施例と同様であり、気泡除去手段7について異なる。
具体的には、本実施例では、気泡除去手段7は、第1の流路T1の分岐部73から分岐され、第1の流路T1と第2タンク3を接続する分岐流路T20を備えている。
開閉弁72を閉状態から開状態に切り換えた後、循環ポンプ71を駆動することによって、第1の流路T1内の気泡25を含んだ作動液は、第1の流路T1から分岐流路T20へ移動される。そして、作動液が分岐流路T20のみを経由した後に第2タンク3へ移動(放出)される。
このように、本実施例では、流路内の作動液を移動させる際に、第2室22を経由していないため、第2室22(ヘッド1側)の圧力をより安定的に維持することができる。
なお、第2実施例と同様に、分岐部の位置を、第2タンク3側よりも第2室22側に近い位置に配置することにより、より容易に第1の流路T1内の気泡を排出することができる。
また、図7に示すように、分岐流路T20が分岐部73に接続する一端T21の流路径を第1の流路T1よりも大きくすることにより、作動液を循環する際に第1の流路T1内の作動液が分岐部73から分岐流路T20側へより流れやすい。このため、第2室22側へ伝達する圧力の影響がより小さくなる。
一方、図8に示す変形例のように、分岐部73と第2室22の間の第1の流路T1にさらに開閉弁74を配置することができる。これにより、気泡除去動作を行う際、開閉弁74を閉じることにより、第1の流路内の気泡25が第2室へ進入することがさらに軽減される。また、第1の流路T1から第2室22側へ伝達する圧力の影響をより遮蔽することができ、ヘッド1側の圧力をより一層安定的に維持することができる。
特に、開閉弁74を設けることにより、第1の流路T1内の気泡25が第1タンク1へ混入することが軽減されるため、作動液に加圧もしくは減圧を必要とする際に気泡のダンパー効果による影響を軽減できる。例えば、作動液を加圧してヘッド1の吐出口に対してクリーニング動作を行う場合に有効である。
[第4実施例]
以下、図9を用いて本発明の第4実施例について説明する。なお、図9は、本実施例に係るインプリント装置の概念図である。
図9に示すように、本発明のインプリント装置200は、主に液体吐出装置100Aと、パターン形成部(パターン形成手段)900とを備えている。
なお、液体吐出装置100Aは、基本的に第1実施例の吐出装置100と同じ構成である。なお、本実施例では、第1タンク2の第1室21には、光硬化性のレジストが収容されており、第1室21に連通されるヘッド1から、後述するウェハー基板91A(基板)へレジストが吐出される。一方、第2室22には、レジストと密度の近い作動液が充填されている。
なお、本実施例では、レジストは、光硬化性を有する樹脂で構成されているが、他の光硬化性を有する物質(液体)で構成されてもよい。また、本実施例では、可撓性膜8として厚みが10μm〜200μmのアルミ多層フィルムが使用される。アルミ多層フィルムのような材料では、レジストに対して安定性を有し、液体および気体が透過しにくい特性を有する特徴から、可撓部として好適である。
パターン形成部900は、主にモールド94と露光ユニット(光照射手段)95を備えている。また、パターン形成部900には、モールド94を上下に移動させる移動手段96が備えられている。
なお、モールド94は、移動手段96を介して第1保持部97に保持され、露光ユニット95は、第2保持部98に保持されている。また、モールド94は、光透過性を有する石英材質で構成されており、一方の表面(下面)側に溝状の微細パターン(凹凸パターン)が形成されている。露光ユニット95は、モールド94の上方に配置されており、モールド94を隔てて、後述するウェハー基板91A上のレジスト(パターン)を照射して硬化させることができる。
以下、本実施例のインプリント装置200を用いてウェハー基板91Aの表面にパターンを形成する形成工程について説明する。
本実施例では、液体吐出装置よって、レジストが吐出(付与)されたウェハー基板の上面と、凹凸パターンが形成されたモールドの下面とを当接させ、ウェハー基板の上面において、モールドの下面にある凹凸パターンに対応するパターンを形成する。
具体的には、液体吐出装置100Aのヘッド1から、ウェハー基板91Aの上面に所定のパターンとなるようにレジストが吐出(付与)される(付与工程)。
その後、レジスト(パターン)が付与(形成)されたウェハー基板91Aが、搬送手段92によってモールド94の下方に搬送される。
移動手段96によって、モールド94を下方へ降下させ、ウェハー基板91Aの上面に形成されたレジスト(パターン)にモールド94の下面を押し当てる。これにより、モールド94の下面にある凹凸パターンを構成する溝状の微細パターンにレジストが押し込まれて充填される(パターン形成工程)。
レジストが微細パターンに充填された状態で、光透過性のモールド94を隔てて露光ユニット95から紫外線をレジストへ照射することにより、ウェハー基板91Aの表面にレジストからなるパターンが形成される(処理工程)。
パターンが形成された後、移動手段96によってモールド94を上昇させ、ウェハー基板91Aに形成されたパターンとモールド94が分離される。ウェハー基板91A上のパターン形成工程が終了する。
第1実施例と同様に、本実施例では、第2タンク3内の液面を吐出口面10よりも下方に配置させ、さらに調整手段4によって第2タンク内の液面を所定の範囲内に調整することにより、安定的にヘッド1内の圧力を所定の範囲(負圧)に制御することができる。よって、ヘッド1からレジスト(液体)の漏れを有効に抑制することができる。また、ヘッド1からレジストを安定的に吐出することもできる。
また、本実施例では、第1タンク2内の空間が密度の近いレジストと作動液で満たされているため、筐体20に衝撃があっても振動が有効に抑制される。従って、振動によるヘッド1内の圧力への影響が小さく、ヘッド1内を安定した負圧状態に維持することができる。
また、本実施例では、第2室22に充填される作動液は、気体に比べて、環境温度および圧力の変化からの影響を受けにくい。したがって、インプリント装置200の周辺の気温または気圧が変化しても、作動液の体積はほとんど変動しないため、第1室21に連通するヘッド1内のレジストの圧力の変動が確実に抑制されている。
本発明のインプリント装置を、例えば、半導体集積回路素子や液晶表示素子などのデバイスを製造する半導体製造装置やナノインプリント装置などに適用することができる。
本発明のインプリント装置を用いて部品を製造することができる。
部品の製造方法としては、インプリント装置(ヘッド)を用いて、基板(ウェハー、ガラスプレート、フィルム状基板など)にレジストを吐出(付与)する工程(付与工程)を有してもよい。
また、基板のレジストが吐出(付与)された表面と、凹凸パターンが形成されたモールドの表面とを当接させ、基板の表面にモールドの凹凸パターンに対応するパターンを形成するパターン形成工程を有してもよい。
また、パターンが形成された基板を処理する処理工程を有してもよい。なお、基板を処理する処理工程として、基板をエッチングするエッチング処理工程を有してもよい。
なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などのデバイス(部品)を製造する場合は、エッチング処理以外の加工処理が好ましい。
本発明の部品の製造方法によれば、従来の部品製造方法に比べ、部品の性能・品質・生産性が向上し、生産コストを削減することもできる。
1 ヘッド
2 第1タンク
3 第2タンク
4 調整手段
7 気泡除去手段
8 可撓性膜(可撓部)
10 吐出口面
21 第1室
22 第2室
T1 第1の流路
T2 第2の流路
71 循環ポンプ(循環手段)
100 インクジェット記録装置(液体吐出装置)

Claims (8)

  1. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、
    前記ヘッドへ供給される液体を収容する第1室と、前記第1室と可撓性を有する可撓部によって仕切られ作動液を収容する第2室とを有し、大気と連通する大気連通口を有さない第1タンクと、
    前記ヘッド内の圧力を前記吐出口面との間の高低差によって制御するために前記第2室へ供給される作動液を液面が前記吐出口面よりも下方になる状態で収容する第2タンクと、
    前記第2タンクと前記第2室を連通させる第1の流路と、
    前記第2タンクと前記第2室を連通させる第2の流路と、
    前記第1の流路に配された循環ポンプと、を備え、
    前記ヘッドから液体が吐出されると前記第2タンクから前記第2室へ作動液が供給される液体吐出装置において、
    前記ヘッドから液体を吐出しないときに前記循環ポンプを駆動することにより前記第1の流路、前記第2室、前記第2の流路、前記第2タンクの間で作動液を循環させることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記循環ポンプが停止しているときに、前記第1の流路は開状態であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記第2の流路は、前記第2室の上方に接続され、
    前記第1の流路は、前記第2の流路よりも下方となるように前記第2室に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記第2の流路に配され、閉状態と開状態を切り替える開閉弁を備え、
    前記循環ポンプが駆動しているときに前記開閉弁は前記開状態であり、前記循環ポンプが停止しているときに前記開閉弁は前記閉状態であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記第1の流路の途中と前記第2の流路の途中とを接続する接続流路を備え、
    前記接続流路の流路径は、前記第1の流路および前記第2の流路の流路径よりも大きいことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の液体吐出装置。
  6. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、
    前記ヘッドへ供給される液体を収容する第1室と、前記第1室と可撓性を有する可撓部によって仕切られ作動液を収容する第2室とを有し、大気と連通する大気連通口を有さない第1タンクと、
    前記ヘッド内の圧力を前記吐出口面との間の高低差によって制御するために前記第2室へ供給される作動液を液面が前記吐出口面よりも下方になる状態で収容する第2タンクと、
    前記第2室と前記第2タンクを連通する第1の流路と、を備える液体吐出装置であって、
    前記第1の流路の分岐部から分岐され、前記第1の流路と前記第2タンクを接続する分岐流路と、
    前記第1の流路に配され、前記第1の流路と前記分岐流路とを介して前記第2タンク内の作動液を循環させる循環ポンプと、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  7. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、
    前記ヘッドへ供給される液体を収容する第1室と、前記第1室と可撓性を有する可撓部によって仕切られ作動液を収容する第2室とを有し、大気と連通する大気連通口を有さない第1タンクと、
    前記ヘッド内の圧力を前記吐出口面との間の高低差によって制御するために前記第2室へ供給される作動液を液面が前記吐出口面よりも下方になる状態で収容する第2タンクと、
    前記第2タンクと前記第2室を連通させる第1の流路と、
    前記第2タンクと前記第2室を連通させる第2の流路と、
    前記第1の流路に配された循環ポンプと、
    前記ヘッドによって一方の表面に前記液体が吐出された基板と、凹凸パターンが形成されたモールドとを当接させ、前記基板に前記モールドの前記凹凸パターンに対応するパターンを形成するパターン形成手段と、を備え、
    前記ヘッドから液体が吐出されると前記第2タンクから前記第2室へ作動液が供給されるインプリント装置において、
    前記ヘッドから液体を吐出しないときに前記循環ポンプを駆動することにより前記第1の流路、前記第2室、前記第2の流路、前記第2タンクの間で作動液を循環させることを特徴とするインプリント装置。
  8. 前記液体は光硬化性を有し、
    前記パターン形成手段は、前記基板に形成された前記パターンに光を照射して当該パターンを硬化させる光照射手段を備えることを特徴とする請求項7に記載のインプリント装置。
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