JP6588625B2 - ドリル - Google Patents

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Description

本発明はドリルに関する。
従来、ドリル本体の先端部にシンニング処理を施して切れ刃の内端側にシンニング刃を形成するとともに、シンニング刃の内端側からドリルの外周面へ向けて、逃げ面との稜線が円弧状に延びるギャッシュ(「Rギャッシュ」という。)を形成したドリルが知られている。このようなRギャッシュ付きのドリルは、シンニング刃によってチゼル付近における被削物への食い付き性が向上し、Rギャッシュによって切りくずが早期にドリルの排出溝に排出されるようになるので、ドリルの切削抵抗を低減することができる。
切りくずがドリルの外周側に流れないように、Rギャッシュの外周側の端部がドリルの外周面よりも内側で排出溝に接続するようにしたドリルがある(例えば特許文献1参照)。Rギャッシュの端部が外周面にかからないようにしたドリルは、Rギャッシュの端部が外周面にかかるドリルと比べて円弧部分の曲率半径が小さくなり、切りくずが外周側に流れないことで切りくずがカールしやすくなる。さらに、Rギャッシュの内面(ギャッシュ面)とドリルの外周面が離れて位置するので切りくずが切断されやすくなり、排出性を高め、ドリルの切削抵抗を低減し、安定した切削抵抗を得ることができる。
特願2016−59999号公報
しかしながら、シンニング刃のすくい面(シンニング面)と、ギャッシュ面とが接続するシンニング根元部は、チゼル付近から排出溝へ向けて断面V字状に延びる。このシンニング根元部に切りくずが引っ掛かると、切りくずの排出性が低下する可能性があった。
本発明の目的は、チゼル付近で発生する切りくずの排出性を高め、切削抵抗を低減できるドリルを提供することである。
本発明の一態様によれば、軸心を中心に回転されるドリル本体と、前記ドリル本体の先端部から基端部へ向けて外周面に螺旋状に設けられる複数の排出溝と、前記ドリル本体の回転方向側を向く前記排出溝の内面と、前記先端部における前記ドリル本体の逃げ面との稜線部分に形成される切れ刃と、前記ドリル本体の前記先端部に設けられ、前記切れ刃の内端から前記ドリル本体の先端部分であるチゼル部へ向けて延びるシンニング刃と、前記逃げ面との稜線が前記シンニング刃の内端から円弧状に延び、前記ドリル本体の前記外周面よりも内周側で前記排出溝に接続するギャッシュ部と、を備え、前記ギャッシュ部は、前記シンニング刃のすくい面であり、前記シンニング刃と前記排出溝との間を接続するシンニング面と、前記ギャッシュ部のギャッシュ面とが接続する部分に、断面円弧状の円弧溝を設けたことを特徴とするドリルが提供される。
チゼル部付近に延びるシンニング刃が被削物に食い込んで発生する切りくずは、シンニング面によってすくい取られ、ギャッシュ面によってカールし、ドリル本体の外周面側に流れることなく、ギャッシュ部から排出溝に排出される。シンニング面とギャッシュ面との間には円弧溝が設けられており、断面が円弧状であるので、切りくずは引っ掛かりにくい。よってドリルは、切りくずを、ギャッシュ部から排出溝に円滑に排出し、切削抵抗を低減し、且つ安定した切りくず形状を得ることができる。
本態様において、前記円弧溝は、断面における曲率半径が0.01D以上0.03D以下であってもよい。円弧溝の断面の曲率半径が0.01D未満の場合、切りくずが円弧溝に引っ掛かりやすくなるため、ギャッシュ部から排出溝への切りくずの排出性が低下する虞がある。円弧溝の断面の曲率半径が0.03Dより大きい場合、円弧溝がシンニング面とギャッシュ面に滑らかに接続する断面形状を構成するには、円弧溝とシンニング面とギャッシュ面とで形成するチップポケットにおいて円弧溝が、より浅い位置に形成されることになる。この場合、ドリル中心に残るチゼル(径、幅)を規格に入れると、シンニング刃の厚みが薄くなり、応力集中により突発折損する可能性が高くなる。
本態様では、前記切れ刃が2組設けられた二枚刃ドリルにおいて、前記ドリル本体を先端視した場合に、前記シンニング刃の内端における接線に沿う第一方向に直交する第二方向に沿う、一方の前記ギャッシュ部の接線と、他方の前記ギャッシュ部の接線との間の前記第一方向の距離を示すギャッシュ入組みは、0.02D以上0.04D以下であってもよい。円弧溝を形成するためには、ギャッシュ入組みは0.02D以上である必要がある。また、ギャッシュ入組みは大きいほど、チップポケットの容積を増やすことができるが、ギャッシュ入組みが0.04Dより大きい場合、ギャッシュ部が、ドリル本体に形成される油穴にかかる虞があることと中心付近の肉厚が薄くなり、突発的な欠損、折損を起こしやすい。
本態様では、前記切れ刃が3組設けられた三枚刃ドリルにおいて、前記ドリル本体を先端視した場合に、3つの前記シンニング刃のうちの一つである対象シンニング刃の内端における第一接線と、前記対象シンニング刃とは異なる他のシンニング刃と向き合う前記ギャッシュ部のうち、前記対象シンニング刃の最も近くに位置する対象ギャッシュ部の前記第一接線の方向に沿う第二接線と間の距離を示すシンニング刃厚みは、0.09mm以上0.3mm以下であってもよい。シンニング刃厚みが小さいほど、チゼル部の剛性が低下し、破損する虞があるため、シンニング刃厚みは0.09mm以上が望ましい。なお、本願形状のギャッシュ部及び円弧溝を形成する上で、シンニング刃厚みが0.3mmより大きく形成することは難しい。
ドリル1の側面図である。 ドリル1の先端部の正面図である。 図2の円P内を拡大したドリル1の先端部の正面図である。 ドリル101の側面図である。 ドリル101の先端部の正面図である。 図5の円Q内を拡大したドリル101の先端部の正面図である。 ギャッシュ部が外周面に達するドリル1Aによる切りくずの大きさを示す写真である。 ギャッシュ部が外周面に達しないドリル1Bによる切りくずの大きさを示す写真である。 ギャッシュ部の形状の違いによる貫通穴加工時のスラスト抵抗を比較するグラフである。 ギャッシュ部の形状の違いによる止り穴加工時の耐久性を比較するグラフである。 ギャッシュ部の形状の違いによる深穴加工時のスラスト抵抗を比較するグラフである。 ギャッシュ部の形状の違いによる深穴加工時の耐久性を比較するグラフである。 円弧溝の有無と大きさの違いによる止り穴加工時のスラスト抵抗を比較するグラフである。 ドリルの外径Dとギャッシュ入組みEの組合せの違いによる深穴加工時の耐久性を示す表である。 シンニング刃厚みHが0.05mmの3枚刃のドリル101Lによる深穴加工後のチゼル付近の様子を示す写真である。 シンニング刃厚みHが0.07mmの3枚刃のドリル101Mによる深穴加工後のチゼル付近の様子を示す写真である。 シンニング刃厚みHが0.09mmの3枚刃のドリル101Nによる深穴加工後のチゼル付近の様子を示す写真である。 シンニング刃厚みHが0.14mmの3枚刃のドリル101Uによる深穴加工後のチゼル付近の様子を示す写真である。
以下、本発明の第一実施形態に係るドリル1について、図面を参照して説明する。図1に示すように、第一実施形態のドリル1は、超硬合金や高速度工具鋼(ハイス)等の硬質材料から形成されるツイストドリルである。ドリル1は、シャンク2と、シャンク2から軸心AXに沿って延設されたボディ3を備える。シャンク2は工作機械の主軸にドリル1を保持する部分であり、ボディ3に対してシャンク2側がドリル1の後端側である。ボディ3の外周面31には、切りくずを排出するための2条の排出溝4が螺旋状に形成される。排出溝4はボディ3の先端部において開口し、開口部分に2枚の切れ刃5が形成される。ドリル1は、外径Dに対する溝長Lが10倍以上(10D以上)の長さを有し、例えば30D以上の長さを有する、所謂ロングドリルにも適用される。ドリル1は、軸心AXを中心に回転することによって被削物を切れ刃5で切削し、切りくずを排出溝4で排出しながら加工穴を形成する。加工時のドリル1の回転方向Tは、正面視で反時計回り方向である。すなわちドリル1を主軸に保持した工作機械は、主軸を右回転して被削物を切削する。
図1、図2に示すように、切れ刃5は、排出溝4の回転方向T側を向く内面41と、ドリル1の先端部の逃げ面6とが交差する稜線部分に形成される。切れ刃5は正面視略S字形状を呈する。排出溝4の内面41のうち切れ刃5付近の内面41は、切れ刃5が切削した切りくずをすくい取って排出溝4に流す、所謂すくい面である。排出溝4の内面41のうち切れ刃5側の内面41と、ボディ3の外周面31とが交差する部分は、リーディングエッジ33である。切れ刃5とは反対側の内面41と外周面31とが交差する部分は、ヒール34である。外周面31には、リーディングエッジ33とヒール34との間の中間部分に、ドリル1の外径Dよりも小径の背抜き32が設けられる。背抜き32が設けられることによって、ドリル1は、加工穴の形成時に加工穴の内面とボディ3の外周面31との接触による摩擦抵抗を低減し、発熱や加工トルクを抑制することができる。
ドリル1は、排出溝4に沿ってボディ3内を螺旋状に延びる2本の油穴11を有する。2本の油穴11はシャンク2の後端からドリル1の先端までドリル1内を貫通し、夫々、逃げ面6に開口する。加工時に油穴11内に供給される切削油は、切削抵抗を低減し、発熱や加工トルクを抑制する。また、切りくずは、切削油と共に排出溝4を流れ、円滑に排出される。
ドリル1の先端部には、チゼル9付近の心厚を薄くするためのシンニング処理が施される。シンニング処理は、例えば研削砥石を回転させながら排出溝4の開口部分を切れ刃5の軸心AX側の内側の端部である内端51からチゼル9側に削り込み、シンニング刃7を形成する処理である。シンニング刃7は、研削砥石とドリル1を相対的に移動させつつ形成され、切れ刃5の内端51からチゼル9へ向けて正面視円弧状に延びる。シンニング刃7の形成によって、ドリル1の先端部には、シンニング刃7の回転方向T側を向くすくい面であるシンニング面71が形成される。
シンニング処理では、シンニング刃7を形成した後、研削砥石をヒール34側へ向けてドリル1と相対的に移動させて更に削り込み、排出溝4に接続するギャッシュ部8が形成される。ギャッシュ部8の内面であるギャッシュ面81と、ドリル1の先端部の逃げ面6とが交差する稜線は、シンニング刃7の軸心AX側の内側の端部である内端72から円弧状に延び、外周面31よりも径方向の内側において排出溝4に接続する。即ちギャッシュ面81は、内側に凹む曲面に形成される。よってギャッシュ部8は、シンニング刃7で切削した切りくずを収容するチップポケットの容量をより大きく確保でき、詰まることなく円滑に切りくずを排出溝4に送り出すことができる。
加工時、チゼル9付近に延びるシンニング刃7が被削物に食い込んで発生する切りくずは、シンニング面71によってすくい取られ、ギャッシュ部8に押し出される。切りくずは曲面を呈するギャッシュ面81で丸められてカールし、リーディングエッジ33で切断されて、排出溝4に送り出される。このとき、ドリル1の外周面31と加工穴の内面との間に切りくずが入り込んでしまうと、切りくずは、リーディングエッジ33で切断されずに長く伸びてしまうことがある。第一実施形態のドリル1は、ギャッシュ部8が外周側の端部がドリル1の外周面31に達していないので、切りくずが外周面31側に流れにくく、外周面31と加工穴の内面との間に到達しにくい。故にドリル1は、切りくずを比較的小さく切断し、且つ小さく丸めることで、排出溝4から円滑に排出し、切削抵抗を低減することができる。
ギャッシュ面81と、シンニング面71とが接続する部分には、円弧溝10が形成される。円弧溝10はチゼル9付近から排出溝4へ向けて真っ直ぐ延び、延伸方向の断面が円弧状を呈する。円弧溝10は、シンニング刃7が切削し、シンニング面71ですくい取った切りくずを円滑に排出溝4へ流す。ドリル1は、ギャッシュ面81とシンニング面71の間に円弧溝10を備えたことで、切りくずをシンニング面71からギャッシュ部8に円滑に押し出すことができる。故にドリル1は、切削抵抗を低減し、且つ安定した切りくず形状を得ることができる。図3に示すように、第一実施形態において、円弧溝10は、断面の曲率半径Rが0.01D以上0.03D以下の範囲内となるように形成される。曲率半径Rが0.01D未満の場合、切りくずがシンニング面71からギャッシュ部8に押し出される際に引っ掛かりやすくなり、ギャッシュ部8から排出溝4への切りくずの排出性が低下する虞がある。一方、曲率半径Rが0.03Dより大きい場合、円弧溝10とシンニング面71とギャッシュ面81とで形成されるチップポケットにおいて、円弧溝10がシンニング面71とギャッシュ面81を滑らかに接続する断面形状を構成するには、円弧溝10を、より浅い位置に形成する必要がある。この場合、チゼル9の径や幅を規格に従って形成すると、シンニング刃7の厚みが薄くなり、応力集中により突発折損する虞がある。
ドリル1の先端部を正面視した場合に、シンニング刃7の内端72における接線Aが延びる方向を第一方向とし、第一方向に直交する方向を第二方向とする。2つのギャッシュ部8と逃げ面6の稜線に夫々接し、第二方向に延びる2つの接線Bと接線Cの間の第一方向の距離を、ギャッシュ入組みEとする。第一実施形態において、ギャッシュ部8は、ギャッシュ入組みEが0.02D以上0.04D以下の範囲内となるように形成される。ギャッシュ入組みEを大きくすればチップポケットの容量を大きくすることができるが、チゼル9付近の心厚が薄くなる。ギャッシュ入組みEが0.04Dより大きい場合、ギャッシュ部8が油穴11にかかる可能性があり、また、チゼル9付近の心厚が薄くなることから突発的な欠損や折損を招く虞がある。ギャッシュ入組みEを小さくすれば、チゼル9付近の心厚を厚くして剛性を確保できるが、ギャッシュ入組みEを小さくするには、ギャッシュ部8の内端をシンニング刃7の内端72に近づける必要がある。ギャッシュ入組みEが0.02D未満の場合、ギャッシュ部8の内端がシンニング刃7の内端72に近づいて、円弧溝10を形成できなくなる可能性がある。
次に、第二実施形態のドリル101を説明する。第二実施形態のドリル101と第一実施形態のドリル1とは刃数が異なるが、基本的な構成は略同じであるので、以下では、ドリル101の説明を簡略化して行う。
図4、図5に示すように、ドリル101は、ボディ103の外周面131に3条の排出溝104を螺旋状に形成したものである。ボディ103の先端部には、排出溝104の開口部分に3枚の切れ刃105が形成される。切れ刃105は、排出溝104の回転方向T側を向く内面141と、ドリル101の先端部の逃げ面106とが交差する稜線部分に形成される。逃げ面106には、排出溝104に沿ってボディ103内を螺旋状に延びる3本の油穴111の夫々が開口する。ドリル101の先端部にはシンニング処理が施され、シンニング刃107が形成される。また、シンニング処理によって形成されるギャッシュ部108は、ギャッシュ面181と逃げ面106との稜線がチゼル109側から円弧状に延び、外周面131よりも径方向の内側において排出溝104に接続する。ギャッシュ面181と逃げ面106の稜線が外周面131よりも内周側において排出溝104に接続することの効果は、第一実施形態と同様である。
ギャッシュ面181と、シンニング面171とが接続する部分には、円弧溝110が形成される。円弧溝110は断面円弧状で、チゼル109付近から排出溝104へ向けて真っ直ぐ延びる。図6に示すように、円弧溝110は、断面の曲率半径Rが0.01D以上0.03D以下の範囲内となるように形成される。円弧溝110を設けたことの効果、及び円弧溝110の断面の曲率半径Rを上記範囲内で形成することの効果は、第一実施形態と同様である。
ドリル101の先端部を正面視した場合に、3つのシンニング刃107のうちの一つに注目し、対象シンニング刃107Aと呼ぶ。対象シンニング刃107Aの内端172Aにおける接線を、第一接線Fとする。また、対象シンニング刃107Aとは異なる他のシンニング刃107と向き合うギャッシュ部108のうち、対象シンニング刃107Aの最も近くに位置するギャッシュ部108を、対象ギャッシュ部108Aと呼ぶ。第一接線Fと平行な対象ギャッシュ部108Aの接線を、第二接線Gとする。第一接線Fと第二接線Gとの間の距離を、シンニング刃厚みHとする。第二実施形態において、ギャッシュ部108は、シンニング刃厚みHが0.09mm以上となるように形成される。シンニング刃厚みHが小さいほど、チゼル109の剛性が低下し、破損する虞があるため、シンニング刃厚みHは0.09mm以上が望ましい。なお、上記構成の円弧溝110を設けるためには、シンニング刃厚みHを0.3mm以上確保することは難しい。
なお、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。本願形状のギャッシュ部8、108を有するドリル1、101は、エンドミル、タップ等の切削工具に適用してもよい。シンニング処理では研削砥石でシンニング刃7、107を形成し、そのままの工程で円弧溝10、110を形成しつつギャッシュ部8、108を形成したが、複数の工程に分けて研削し、各工程において夫々の部位を形成してもよい。ドリル1、101は、加工時の回転方向Tが、正面視で時計回り方向のものであってもよい。また、ドリル1、101は、リーディングエッジ33とヒール34との間の中間部分に背抜き32を設け、穴開け精度を高めた、所謂ダブルマージンのドリルであるが、背抜き32がヒール34に達する、所謂シングルマージンのドリルであってもよい。或いは、背抜き32はなくてもよい。
以上説明した第一実施形態のドリル1、第二実施形態のドリル101において、外周面31、131よりも内周側で排出溝4、104に接続する円弧状のギャッシュ部8、108を形成し、更にシンニング面71、171とギャッシュ面81、181との接続部分に円弧溝10、110を設けたことの効果を確認するため、各種評価試験を行った。
まず、外周面よりも内周側で排出溝に接続する円弧状のギャッシュ部(以下、「本願形状のギャッシュ部」ともいう。)を形成することによる効果を確認する第一試験を行った。第一試験では、外径DがΦ6で、ギャッシュ部の円弧形状の曲率半径を2.9mmとする2枚刃のドリル1Aと、ギャッシュ部の円弧形状の曲率半径を1.4mmとする2枚刃のドリル1Bを用意した。ドリル1Aのギャッシュ部は外周面に達し、ドリル1Bのギャッシュ部は、本願形状である。第一試験では、ドリル1Aとドリル1Bを用い、被削材を切削した切りくずを採取して比較した。なお、第一試験は、以下の条件により行った。
被削材:SCM440相当材
加工深さ:300mm(外径Dの50倍)
切削速度:60m/min
送り量:0.3mm/rev
切削油:MQL
図7に示すように、ドリル1Aで被削材を切削した切りくずは、図8に示す、ドリル1Bで被削材を切削した切りくずよりも個々の切りくずが大きい。ドリル1Aはドリル1Bよりもギャッシュ部の円弧形状の曲率半径が大きいため、切りくずの丸め具合が比較的大きい。また、ドリル1Aの切りくずは、切断が不十分で長く延びたものも採取された。第一試験の結果によれば、本願形状のギャッシュ部を設けることによって、ドリル1Bは、被削材の切りくずを比較的小さく且つ細かく切断できるので、切りくずの排出性を確保しやすいと判断できる。
次に、本願形状のギャッシュ部を形成することによる効果を具体的に確認するため、第二試験〜第五試験を行った。まず、第二試験では、貫通穴を加工した時のスラスト抵抗を比較した。試験サンプルとして、外径DがΦ16で、ギャッシュ部が直線状で外周面に達する従来の3枚刃ドリル101Aと、曲率半径を3.84mmとする本願形状のギャッシュ部を有する3枚刃のドリル101Bを、夫々複数本用意した。第二試験では、ドリル101A、101Bで被削材に貫通穴を形成する際のスラスト抵抗を測定した。なお、第二試験は、以下の条件により行った。
被削材:炭素鋼(S50C)
使用機械:横型マシニングセンタ
加工深さ:16mm貫通
切削速度:100m/min
送り量:0.64mm/rev
図9に示すように、従来のドリル101Aで貫通穴を形成した時のスラスト抵抗の最大値は8812Nであり、平均値でも8000Nを越え、8047Nであった。これに対してドリル101Bで貫通穴を形成した時のスラスト抵抗の最大値は6335Nであり、平均値は6000Nを下回り、5964Nであった。第二試験の結果によれば、本願形状のギャッシュ部を設けることによって、ドリル101Bは、加工時のスラスト抵抗を低減できることが確認できた。
次に、第三試験では、切りくずの排出性が重要となる止り穴を加工した時の耐久性を比較した。試験サンプルとして、外径DがΦ4で、ギャッシュ部が直線状で外周面に達する従来の3枚刃ドリル101Cと、曲率半径を0.6mmとする本願形状のギャッシュ部を有する3枚刃のドリル101Dを、夫々複数本用意した。第三試験では、ドリル101C、101Dで被削材に複数の加工穴を連続して形成し、その課程でドリルの状態を検査することによって耐久性を比較した。なお、第三試験は、以下の条件により行った。
被削材:炭素鋼(S50C)
使用機械:横型マシニングセンタ
加工深さ:12mm止り
切削速度:100m/min
送り量:0.16mm/rev
図10に示すように、従来のドリル101Cは、6911穴を形成したところで折損した。これに対してドリル101Cは、9000穴を形成しても、折損しなかった。なお、ドリル101Cは、9000穴を加工したところで状態を確認したところ、切れ刃が0.057mm摩耗していたが、ほぼ欠損がなく、加工穴の形成を継続して行うことができる状態であった。第三試験の結果によれば、本願形状のギャッシュ部を設けることによって加工時の負荷が低減したドリル101Dは耐久性を確保でき、ドリル101Cよりも、より多くの止り穴を加工できることが確認できた。
また、第四試験では、深穴を加工した時のスラスト抵抗を比較した。試験サンプルとして、外径DがΦ8.4で、ギャッシュ部が外周面に達する従来の3枚刃ドリル101Eと、ギャッシュ部の円弧形状の曲率半径を1.8mmとし、本願形状のギャッシュ部を有する3枚刃のドリル101Fを用意した。また、比較のため、ギャッシュ部が直線状で外周面に接続する2枚刃のドリル1Cを、夫々複数本用意した。第四試験では、ドリル101E、101F、1Cで被削材に2穴を続けて加工する際の1穴目加工時と2穴目加工時のスラスト抵抗を夫々測定した。なお、第四試験は、以下の条件により行った。
被削材:炭素鋼(S50C相当の特殊材)
使用機械:横型マシニングセンタ
加工深さ:40.7mm
突出し:71.74mm(肩から70mm)
切削油:水溶性切削油剤(希釈率20%)
図11に示すように、各ドリルで1穴を加工した時のスラスト抵抗の平均値は、ドリル101Eが2426N(最大値2905N)であり、ドリル1Cが2391N(最大値2773N)であった。これに対し、ドリル101Fは2000Nを下回る、1968N(最大値2205N)であった。2穴目を加工した時の各ドリルのスラスト抵抗の平均値は1穴目よりも下がり、ドリル101Aは2380N(最大値3066N)、ドリル1Cは2369N(最大値2668N)、ドリル101Fは1930N(最大値2314N)であった。第四試験の結果によれば、本願形状のギャッシュ部を設けることによって、ドリル101Fは、従来のドリル101E、1Cよりも、加工時のスラスト抵抗を低減できることが確認できた。
第五試験では、第四試験に用いたドリル101E、101Fを用い、深穴を加工した時の耐久性を比較した。第五試験は第四試験の条件により行い、ドリル101Eとドリル101Fで被削材に穴開け加工を連続して行った。図12に示すように、従来のドリル101Eは89穴を加工したところで折損した。これに対してドリル101Fは450穴以上も加工することができた。なお、ドリル101Fは折損しなかったが、480穴を加工したところで状態を確認したところ、切れ刃が多少摩耗していたが、ほぼ欠損がなく、加工穴の形成を継続して行うことができる状態であった。第五試験の結果によれば、本願形状のギャッシュ部を設けることによって加工時の負荷が低減したドリル101Fは耐久性を確保でき、ドリル101Eよりも、より多くの深穴を加工できることが確認できた。
次に、円弧溝10、110を形成することによる効果を確認するため、第六試験を行った。第六試験では、深穴を形成した時のスラスト抵抗を比較した。試験サンプルとして、外径DがΦ16で、本願形状のギャッシュ部を有するが、シンニング面とギャッシュ面の接続部分に断面V字形状の溝が形成されたドリル101Gと、本願形状のギャッシュ部を有し且つ円弧溝が形成されたドリル101H、101I、101J、101Kを、夫々複数本用意した。なお、ドリル101H、101I、101J、101Kは、円弧溝の断面の曲率半径Rが、夫々、0.01D、0.02D、0.03D、0.04Dとなるように形成した。第六試験では、ドリル101G〜101Kで被削材に止り穴を形成する際のスラスト抵抗を測定した。なお、第六試験は、以下の条件により行った。
被削材:SCM440相当材
加工深さ:32mm
切削速度:90m/min
送り量:0.64mm/rev
図13に示すように、本願形状のギャッシュ部を有し円弧溝の無いドリル101Gで止り穴を形成した時のスラスト抵抗の最大値は9007Nであり、平均値では7944Nであった。これに対して曲率半径Rが0.01Dの円弧溝を形成したドリル101Hで止り穴を形成した時のスラスト抵抗の最大値は6413Nであり、平均値では5863Nであった。また、曲率半径Rが0.02Dの円弧溝を形成したドリル101Iで止り穴を形成した時のスラスト抵抗の最大値は6298Nであり、平均値では5675Nであった。曲率半径Rが0.03Dの円弧溝を形成したドリル101Jで止り穴を形成した時のスラスト抵抗の最大値は6211Nであり、平均値では5550Nであった。しかしながら、曲率半径Rが0.04Dの円弧溝を形成したドリル101Kで止り穴を形成した場合には、ドリル101Kが中心折損してしまった。第六試験の結果によれば、ギャッシュ部に曲率半径Rが0.01D〜0.03Dの円弧溝を設けたドリル101H〜101Jは、加工時に切りくずが引っ掛かりにくくなった。これにより、ドリル101H〜101Jは、ギャッシュ部から排出溝への切りくずの排出性が向上するため、円弧溝のないドリル101Gよりも、加工時のスラスト抵抗を低減できることが確認できた。一方、ギャッシュ部に曲率半径Rが0.04Dの円弧溝を設けたドリル101Kは、円弧溝が浅く形成され、シンニング刃が薄くなってしまうため、応力集中により突発折損してしまった。
次に、2枚刃のドリルにおいて、ギャッシュ入組みEの大きさの範囲を設定することによる効果を確認するため、第七試験を行った。第七試験では、深穴を形成した時の耐久性を比較した。試験サンプルとして、本願形状のギャッシュ部と円弧溝を有し、外径Dとギャッシュ入組みEとをΦ5〜Φ12の範囲と0.02D〜0.04Dの範囲で組み合わせて作製したドリルを用意した。なお、ギャッシュ入組みEが0.02D未満のドリルは、円弧溝が形成できなかった。また、ギャッシュ入組みEが0.04Dより大きいドリルは、ギャッシュ部が油穴に干渉してしまった。第七試験では、上記各組合せのドリルで被削材に深穴を形成する加工を連続して行った。
なお、第七試験は、以下の条件により行った。
被削材:SCM440相当材
加工深さ:300mm
切削速度:80m/min
送り量:0.35mm/rev
円弧溝の曲率半径R:0.03D
第七試験では、連続して340穴を形成できたドリルを耐久性について合格と判断した。図14に示すように、Φ9以下のドリルでは、ギャッシュ入組みEが0.04D以下であれば、十分な耐久性を確保できることが確認できた。また、Φ10以上のドリルであっても、ギャッシュ入組みEが0.03D以下であれば、十分な耐久性を確保できることが確認できた。
次に、3枚刃のドリルにおいて、シンニング刃厚みHの大きさの範囲を設定することによる効果を確認するため、第八試験を行った。
第八試験では、深穴を形成した時の耐久性を比較した。
試験サンプルとして、外径DがΦ10で、本願形状のギャッシュ部と円弧溝を有し、シンニング刃厚みHが0.05mm、0.07mm、0.09mm、0.14mmであるドリル101L、101M、101N、101Uを用意した。
第八試験では、ドリル101L、101M、101N、101Uで、被削材に深穴を形成する加工を連続して行った。
なお、第八試験は、以下の条件により行った。
被削材:SCM440相当材
加工深さ:300mm
切削速度:80m/min
送り量:0.35mm/rev
円弧溝の曲率半径R:0.03D
第八試験では、連続して340穴を形成した後、ドリル101L、101M、101N、101Uの先端部の状態を比較した。図15に示すように、シンニング刃厚みHが0.05mmのドリル101Lは、チゼル付近が折損していた。図16に示すように、シンニング刃厚みHが0.07mmのドリル101Mも、同様に、チゼル付近が折損していた。図17に示すように、シンニング刃厚みHが0.09mmのドリル101Nは、多少の摩耗はあるものの、チゼル付近の折損は無かった。図18に示すように、シンニング刃厚みHが0.14mmのドリル101Uも、同様に、多少の摩耗はあるものの、チゼル付近の折損は無かった。第八試験の結果によれば、シンニング刃厚みHが0.09mm以上であれば、十分な耐久性を確保できることが確認できた。なお、シンニング刃厚みHは、大きいほど、チゼル付近の剛性を確保できるが、円弧溝を形成するためには、シンニング刃厚みHを0.3mm以上確保することは難しい。

Claims (1)

  1. 軸心を中心に回転されるドリル本体と、前記ドリル本体の先端部から基端部へ向けて外周面に螺旋状に設けられる複数の排出溝とを備え、前記ドリル本体の回転方向側を向く前記排出溝の内面と、前記先端部における前記ドリル本体の逃げ面との稜線部分に形成される切れ刃が二組設けられた二枚刃のドリルにおいて
    前記ドリル本体の前記先端部に設けられ、前記切れ刃の内端から前記ドリル本体の先端部分であるチゼル部へ向けて延びるシンニング刃と、
    前記逃げ面との稜線が前記シンニング刃の内端から円弧状に延び、前記ドリル本体の前記外周面よりも内周側で前記排出溝に接続するギャッシュ部と、
    を備え、
    前記ギャッシュ部は、前記シンニング刃のすくい面であり、前記シンニング刃と前記排出溝との間を接続するシンニング面と、前記ギャッシュ部のギャッシュ面とが接続する部分に、前記ギャッシュ部の曲率半径よりも小さい曲率半径を有する断面円弧状の円弧溝を設け
    前記ドリル本体の外径をDとし、前記ドリル本体を先端視した場合に、前記円弧溝の曲率半径は0.03Dであって、前記シンニング刃の内端における接線に沿う第一方向に直交する第二方向に沿う、一方の前記ギャッシュ部の接線と、他方の前記ギャッシュ部の接線との間の前記第一方向の距離を示すギャッシュ入組みは、0.02D以上0.03D以下であることを特徴とするドリル。
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