JP6586992B2 - 情報処理システム、商品登録装置、プログラム、制御方法 - Google Patents

情報処理システム、商品登録装置、プログラム、制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、顧客対応の効率を向上させる技術に関する。
スーパーマーケット等の店舗におけるレジ端末では、(1)精算対象の商品を登録する処理(バーコードの読み取りなど)及び(2)登録された商品の精算を行う処理(代金の受け取りやおつりの返却など)という2つの処理が行われる。
そして、このようなレジ端末の機能を2つの装置に分離するという運用方法がある。具体的には、(1)の処理を行う機能を商品登録装置に持たせ、(2)の処理を行う機能を精算装置に持たせる。例えば特許文献1は、このように商品登録装置と精算装置とで構成される販売管理システムを開示している。店員は、商品登録装置を用いて商品の登録を行う。そして、商品の登録が完了すると、商品登録装置が登録レシートを発行する。購入客はその登録レシートを持って精算装置へ移動し、その登録レシートを精算装置に読み取らせる。すると、登録レシートの内容に基づく精算処理が行える状態となるため、購入客は精算装置を操作(代金を投入するなど)して精算を行う。
また、上述のように登録レシート等を利用せず、ある商品登録装置によって登録された商品の精算処理を行う精算装置を、その商品登録装置から指定するという方式もある。この方式の場合、購入客は、どの精算装置が指定されたかを店員から聞き、その精算装置へ移動して精算を行う。
一般に、商品登録装置から精算装置を指定する方式では、各商品登録装置の付近に、その商品登録装置に対応する精算装置が置かれている。そして、ある商品登録装置は、登録した商品の精算処理を行わせる精算装置として、その商品登録装置に対応している精算装置を指定する。
特開2013−186495号公報
商品登録装置から指定できる精算装置が複数ある場合、どの精算装置を指定するかによって精算装置の利用効率が変わりうる。例えば、指定できる各精算装置が使用中で空いていない場合、より早く空く精算装置を指定した方が、精算装置の利用効率が高くなる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、精算装置の利用効率を向上させる技術を提供することである。
本発明の第1の情報処理システムは、店員が商品を登録する商品登録装置と、顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を前記精算装置に送信する送信手段と、前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御手段と、を有する。
本発明の第2の情報処理システムは、店員が商品を登録する商品登録装置と、顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された1つの精算装置に送信する送信手段と、前記選択画面において選択された1つの精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御手段と、を有する。前記送信手段は、前記複数の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する。
本発明の第1の商品登録装置は、店員が商品を登録する商品登録装置と、顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおける前記商品登録装置であって、前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を前記選択画面において選択された精算装置に送信する送信手段と、前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御手段と、を有する。
本発明の第2の商品登録装置は、店員が商品を登録する商品登録装置と、顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおける商品登録装置であって、前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された1つの精算装置に送信する送信手段と、前記選択画面において選択された1つの精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御手段と、を有する。前記送信手段は、前記複数の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する。
本発明のプログラムは、コンピュータを、本発明の情報処理装置として動作させるプログラムである。
本発明の第1の制御方法は、店員が商品を登録する商品登録装置と、顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおいて実行される。当該制御方法は、前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を前記選択画面において選択された精算装置に送信する送信ステップと、前記精算情報が送信された精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御ステップと、を有する。
本発明の第2の制御方法は、店員が商品を登録する商品登録装置と、顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおいて実行される。当該制御方法は、前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された1つの精算装置に送信する送信ステップと、前記選択画面において選択された1つの精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御ステップと、を有する。前記送信ステップにおいて、前記複数の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する。
本発明の第3の制御方法は、店員が商品を登録する商品登録装置と、顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおける商品登録装置によって実行される。当該制御方法は、前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を前記選択画面において選択された精算装置に送信する送信ステップと、前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御ステップと、を有する。
本発明の第4の制御方法は、店員が商品を登録する商品登録装置と、顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおける商品登録装置によって実行される。当該制御方法は、前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された1つの精算装置に送信する送信ステップと、前記選択画面において選択された1つの精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御ステップと、を有する。前記送信ステップにおいて、前記複数の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する。
本発明によれば、精算装置の利用効率を向上させる技術が提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
実施形態1に係る情報処理装置を例示するブロック図である。 実施形態1の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 表示制御部が表示画面に表示する選択画面を例示する図である。 情報処理装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。 実施形態2の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 実施形態4における選択画面を例示する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る情報処理装置2000を例示するブロック図である。図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
商品登録装置3000は、精算対象の商品(顧客が購入する商品)を登録するために用いられる装置である。商品登録装置3000には、各種情報を表示するための表示画面10が接続されている。精算装置4000は、精算対象として登録された商品の精算処理(代金の支払いなど)に用いられる。具体的には、精算装置4000は、精算情報を受信し、その精算情報を用いて精算処理を行う。
情報処理装置2000は、送信部2020及び表示制御部2040を有する。送信部2020は、精算情報を、複数存在する精算装置4000の内の1つに送信する。表示制御部2040は、精算情報が送信された精算装置4000と関連付けて、その精算情報の送信時刻を表示画面10上に表示する。例えば表示制御部2040は、関連付けた精算情報及び送信時刻から成る組み合わせを、その他の精算情報及び送信時刻から成る組み合わせと識別可能に表示する。この表示方法の具体的な説明は後述する。
本実施形態によれば、精算情報の送信時刻が表示画面10上に表示される。ここで、複数の精算装置4000がそれぞれ精算処理を行っている場合、送信時刻が早い精算装置4000ほど、より早く精算処理が開始されたと考えられる。よって、送信時刻が早い精算装置4000ほど、より早く精算処理が完了すると考えられる。このように、本実施形態によれば、複数の精算装置4000が精算処理を行っている状況において、どの精算装置4000の精算処理が早く完了するのかを容易に推測できる。そのため、精算情報の送信先とする精算装置4000を適切に選ぶことが容易になり、精算装置4000の利用効率を高くすることができる。
以下、本実施形態についてさらに詳細を述べる。
<処理の流れ>
図2は、実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。送信部2020は、精算情報を、複数存在する精算装置4000の内の1つに送信する(S102)。表示制御部2040は、精算情報が送信された精算装置4000と関連付けて、その精算情報が送信された送信時刻を表示する(S104)。
<商品登録装置3000による商品の登録処理>
商品登録装置3000を用いて精算対象の商品を登録する登録処理には、様々な既知の技術を利用できる。例えば商品登録装置3000は、商品に付されたバーコードなどのシンボルを読み取ることで、その商品を精算対象として登録する。
1つの精算処理における精算対象には、複数の商品が含まれうる。例えば商品登録装置3000は、精算対象の登録処理の開始を指示する操作を受け付けた後、精算対象の登録処理の終了を指示する操作を受け付けるまでの間に登録された1つ又は複数の商品を、1つの精算処理における精算対象として登録する。ある精算処理に関する精算情報は、その精算処理の対象として登録された各商品のID(Identifier)などを示す。また精算情報は、取引番号、各商品の金額、及び合計金額などをさらに示してもよい。
<送信時刻の詳細>
例えば表示制御部2040は、情報処理装置2000又は商品登録装置3000が精算装置4000に対して精算情報を送信した時刻を「送信時刻」として扱う。また例えば、表示制御部2040は、精算装置4000が精算情報を受信した時刻を「送信時刻」として扱ってもよい。精算情報の送受信にかかる時間が短ければ、精算情報が送信元の装置から送信された時刻と、精算情報が受信先の装置(精算装置4000)で受信された時刻との間には、有意な差がない。ただし、これらの間に有意な差がある場合であっても、表示制御部2040は上記受信時刻を精算情報の送信時刻として扱ってもよい。なお、表示制御部2040は、精算情報を受信した精算装置4000から上記受信時刻を取得する。
ここで、「精算情報が精算装置4000に送信される」ということは、「商品を購入するための一連の処理が、店員の操作に基づく処理(商品登録装置3000における処理)から顧客の操作に基づく処理(精算装置4000における処理)に移行される」ということを表すともいえる。そのため、ある精算情報の送信時刻は、精算装置4000においてその精算情報に基づく精算処理が開始される時刻で表されてもよい。例えば表示制御部2040は、精算情報に基づく精算処理を開始するために顧客が精算装置4000を操作した時刻(精算処理の開始ボタンが押下された時刻など)を、その精算情報の「送信時刻」として扱う。
<表示制御部2040の詳細>
前述したように表示制御部2040は、精算装置4000に精算情報の送信時刻を、表示画面10上に表示する。例えば表示画面10は、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置である。表示画面10は商品登録装置3000と一体に設けられていてもよいし、別体として設けられていてもよい。また、表示画面10が商品登録装置3000と別体に設けられている場合、表示画面10は、商品登録装置3000と有線接続されていてもよいし、無線接続されていてもよい。
精算装置4000は複数の顧客によって利用される。そのため、精算装置4000には複数の精算情報が送信される。例えば、顧客Aが購入する商品についての精算情報が精算装置4000に送信され、その顧客Aについての精算処理が行われた後、次の顧客Bが購入する商品についての精算情報が精算装置4000に送信され、その顧客Bについての精算処理が行われる。そこで表示制御部2040は、例えばある精算装置4000についての送信時刻を表示する際、その精算装置4000に対して各精算情報が送信された送信時刻の内、直近の送信時刻を表示する。例えばある精算装置4000に対し、顧客Aについての精算情報を 14:05 に送信し、顧客Bについての精算情報を 14:10 に送信したとする。この場合、表示制御部2040は、直近の精算情報である 14:10 を、その精算装置4000に対応する送信時刻として表示する。
<送信部2020の詳細>
前述したように、送信部2020は、複数の精算装置4000の内の1つに対して精算情報を送信する。以下、送信先とする精算装置4000の決定方法について説明する。
例えば送信部2020は、送信先とする精算装置4000を指定する入力を受け付け、受け付けた入力によって示される精算装置4000へ精算情報を送信する。この場合、例えば表示制御部2040が、送信先とする精算装置4000の候補を表示画面10上に表示する。そして、商品登録装置3000を操作する店員が、表示画面10上に表示された候補の精算装置4000の中から1つを選択する入力を行う。この入力は、例えばマウス、キーボード、又はタッチパネルを操作することによって行われる。
また例えば、送信部2020は、送信先とする精算装置4000を自動で決定し、送信先として決定した精算装置4000へ精算情報を送信してもよい。例えば送信部2020は、精算処理が行われていない精算装置4000を送信先の精算装置4000とする。精算処理が行われていない精算装置4000が複数ある場合、例えば送信部2020は、精算処理が行われていない精算装置4000の中から、ランダムで1つの精算装置4000を選択し、選択した精算装置4000へ精算情報を送信する。
なお、送信部2020は、精算情報の送信を求めるリクエストを精算装置4000から受信し、そのリクエストに応じて精算情報を送信してもよい。この場合、送信部2020は、リクエストの送信元である精算装置4000を、送信先の精算装置4000とする。例えば、「精算情報を識別する情報(精算情報のIDや精算情報そのものなど)が印字された可搬媒体(シートなど)を商品登録装置3000が発行し、顧客がその可搬媒体を精算装置4000に読み取らせることで、精算装置4000においてその精算情報に基づく精算処理を行う」という店舗の運用方法がある。この場合、精算装置4000は、読み取った精算情報のIDなどに対応する精算情報を送信するように、情報処理装置2000に対してリクエストを送信する。送信部2020は、精算装置4000からのリクエストに応じ、その精算装置4000に対して精算情報を送信する。
この運用方法の場合、例えば表示制御部2040は、情報処理装置2000が精算装置4000からのリクエストに応じて精算情報を送信した時刻や、精算装置4000が情報処理装置2000から送信された精算情報を受信した時刻などを、「送信時刻」として扱うことができる。また、精算装置4000に読み取らせる可搬媒体に精算情報そのものを表す情報(精算情報を符号化した二次元コードなど)が印字されている場合、表示制御部2040は、精算装置4000が当該可搬媒体から精算情報を取得した時刻などを「送信時刻」として扱ってもよい。
<表示制御部2040による表示の具体例>
図3は、表示制御部2040が表示画面10に表示する選択画面30を例示する図である。精算装置エリア40は、各精算装置4000の現在の状態等を表示する表示領域である。具体的には、精算装置4000の名前、精算装置4000の状態(使用中又はオフラインなど)、精算対象として登録された商品の点数(個数)、合計金額、送信時刻、及び送信ボタン50を示している。ここで、状態が「使用中」である精算装置4000は、精算処理を実行中の精算装置4000である。また、状態が「オフライン」である精算装置4000は、何らかの原因により利用できなくなっている精算装置4000である。これら各状態についての詳細は、後述の実施形態で説明する。
図3において、各精算装置4000の精算装置エリア40に表示されている送信時刻が、各精算装置4000に対して精算情報が送信された送信時刻である。表示制御部2040は、各精算装置4000について直近の送信時刻を表示している。このように、表示制御部2040は、ある精算装置4000の精算装置エリア40の中に送信時刻を表示することで、その精算装置4000と送信時刻から成る組み合わせを、他の精算装置4000と送信時刻から成る組み合わせと識別可能に表示している。
ある精算装置4000の精算装置エリア40の中にある送信ボタン50は、その精算装置4000に対して精算情報を送信するために押すボタンである。つまり送信ボタン50は、送信部2020が送信先の精算装置4000を指定する入力を受け付けるためのボタンである。
ある精算装置4000に対して精算情報を送信することができる場合、その精算装置4000に対応する送信ボタン50は enable(押下可能)となっている。一方、ある精算装置4000に対して精算情報を送信することができない場合、その精算装置4000に対応する送信ボタン50は disable(押下不可能)となっている。図3において、送信ボタン50の枠が実線である場合、その送信ボタン50は enable である。一方、送信ボタン50の枠が点線である場合、その送信ボタン50は disable である。
精算装置1から精算装置3は、使用中の状態ではあるものの、精算情報の送信先とすることはできる。よって、送信ボタン50−1から送信ボタン50−3は enable となっている。一方、精算装置4の状態はオフラインとなっているため、精算装置4は現在利用できない。よって、精算装置4が送信先として選択されないように、送信ボタン50−4は disable となっている。このように、図3の例では、精算装置1から精算装置3が、精算情報の送信先の候補となる。なお、使用中の精算装置4000に対して精算情報が送信された場合、その精算情報に基づく精算処理は、現在行っている精算処理の終了後に行われる。
商品登録装置3000を操作する店員は、送信ボタン50−1から送信ボタン50−3のいずれかを押下することで、精算装置1から精算装置3のいずれかへ精算情報を送信させる。例えば店員は、精算装置1から精算装置3のうち、最も送信時刻が早い精算装置2を選択する。具体的には、店員は、送信ボタン50−2を押す。これは、前述したように、送信時刻が早い精算装置4000ほど、現在行っている精算処理が早く終わるため、送信した精算情報に基づく精算処理を早く開始できると予想されるためである。その結果、精算装置4000の利用効率が高くなる。
このように、情報処理装置2000によれば、「精算装置4000の利用効率を高くするためにどの精算装置4000を精算情報の送信先として選択すべきか」の指標として用いることができる送信時刻が、各精算装置4000について表示される。よって店員は、「精算装置4000の利用効率を高くするためにはどの精算装置4000を選択すべきか」を、容易に判断することができる。したがって店員は、容易な操作で精算装置4000の利用効率を高くすることができる。
<精算装置4000の詳細>
精算装置4000は、受信した精算情報に基づいて精算処理を行う。ここで、精算装置4000が商品の精算処理に用いる情報(精算情報)に基づいて精算処理を行う方法には、既知の手法が利用できる。この既知の手法についての詳細は省略する。
<情報処理装置2000の実装方法>
例えば情報処理装置2000は、商品登録装置3000として実装される。また例えば、情報処理装置2000は、商品登録装置3000及び精算装置4000と通信可能に接続されているサーバ装置として実装されてもよい。
情報処理装置2000がサーバ装置として実装される場合、サーバ装置は、商品登録装置3000から精算情報を取得する。そしてサーバ装置は、取得した精算情報を、送信先の精算装置4000へ送信する。また、情報処理装置2000は、精算対象として登録された商品に関する情報を商品登録装置3000から取得し、その情報に基づいて精算情報を生成してもよい。
<ハードウエア構成例>
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。
情報処理装置2000は、PC(Personal Computer)、携帯型端末、又はサーバマシンなどの種々の計算機として実装される。ここで情報処理装置2000は、情報処理装置2000を実装するための専用の計算機に実装されてもよいし、その他のアプリケーション等も含まれている汎用の計算機に実装されてもよい。
図4は、情報処理装置2000のハードウエア構成を例示するブロック図である。情報処理装置2000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、入出力インタフェース1100、ネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ1040は、例えば CPU (Central Processing Unit) や GPU (Graphics Processing Unit) などの演算処理装置である。メモリ1060は、例えば RAM (Random Access Memory) や ROM (Read Only Memory) などのメモリである。ストレージ1080は、例えばハードディスク、SSD (Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAM や ROM 等のメモリであってもよい。
入出力インタフェース1100は、情報処理装置2000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。入出力デバイスは、例えばキーボード、マウス、又はディスプレイなどである。情報処理装置2000が商品登録装置3000として実装される場合、入出力デバイスにはさらに、商品の登録に利用するバーコードリーダなどが含まれる。
ネットワークインタフェース1120は、情報処理装置2000を外部の装置(精算装置4000など)と接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース1120は、有線回線と接続するためのネットワークインタフェースでもよいし、無線回線と接続するためのネットワークインタフェースでもよい。
ストレージ1080は、情報処理装置2000の機能を実現するためのプログラムを記憶している。具体的には、送信部2020及び表示制御部2040の機能をそれぞれ実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールを実行することで、送信部2020及び表示制御部2040の機能をそれぞれ実現する。ここでプロセッサ1040は、上記各モジュールを実行する際、これらのモジュールをメモリ1060上に読み出してから実行してもよいし、メモリ1060上に読み出さずに実行してもよい。
情報処理装置2000のハードウエア構成は図4に示した構成に限定されない。例えば、各プログラムモジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、情報処理装置2000は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
[実施形態2]
実施形態2の情報処理装置2000の構成は、例えば実施形態1の情報処理装置2000と同様に図1で表される。下記で説明する点を除き、実施形態2の情報処理装置2000が有する機能は、実施形態1の情報処理装置2000が有する機能と同様である。
実施形態2の表示制御部2040は、精算情報の送信先とする精算装置4000の候補を表示する。また、表示制御部2040は、候補の精算装置4000に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻を、候補の精算装置4000に関連付けて表示する。これらの機能は、図3などを用いて実施形態1で説明した機能である。
さらに、表示制御部2040は、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が早い精算装置4000を強調表示する。例えば表示制御部2040は、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置4000を、その他の精算装置4000よりも強調して表示する。また例えば、表示制御部2040は、過去に精算情報が送信された直近の時刻と現在時刻との差分が所定値以上であるという条件を満たす精算装置4000を、その条件を満たさない精算装置4000よりも強調して表示する。例えばこの所定値は、予め表示制御部2040に設定されている。また例えば、表示制御部2040は、この所定値を示す情報を取得して利用する。この情報は、情報処理装置2000に対して手動で入力されてもよいし、情報処理装置2000の内部又は外部の記憶部から取得されてもよい。
ここで、表示制御部2040が行う強調表示の方法は様々である。例えば表示制御部2040は、強調する精算装置4000の表示を大きくしたり、強調する精算装置4000の表示の背景色を目立つ色(例えば赤色など)にしたりする。例えば図3で例示した選択画面30の場合、表示制御部2040は、強調する精算装置4000の精算装置エリア40について、大きさを大きくしたり、背景色を目立つ色にしたりする。
また、表示制御部2040は、強調する精算装置4000がより前の順位で表示されるように、精算装置4000の表示順を決定してもよい。例えば図3で例示した選択画面30の場合、表示制御部2040は、選択画面30において、強調する精算装置4000が強調しない精算装置4000よりも上に表示する。
<処理の流れ>
図5は、実施形態2の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS202からS212は、精算情報の送信先の候補である各精算装置4000について行われるループ処理Aである。表示制御部2040は、候補の精算装置4000のうち、まだループ処理Aの対象としていない精算装置4000があるか否かを判定する(S202)。まだループ処理Aの対象としていない精算装置4000がある場合、図5の処理はステップS204に進む。この時、表示制御部2040は、まだループ処理Aの対象とされていない精算装置4000の中から1つを選択する。以下、ここで選択された精算装置4000を精算装置iと表記する。一方、既に全ての精算装置4000をループ処理Aの対象とした場合、図5の処理は終了する。
ステップS204において、表示制御部2040は、現在時刻と、精算装置iの直近の送信時刻との差分Dを算出する。次いで表示制御部2040は、算出した差分Dが所定値以上であるか否かを判定する(S206)。算出した差分が所定値以上である場合、図5の処理はステップS208に進む。一方、算出した差分が所定値未満である場合、図5の処理はステップS210に進む。
ステップS208において、表示制御部2040は、精算装置iを強調して表示する。一方、ステップS210において、表示制御部2040は、精算装置iを強調せずに表示する。
ステップS212は、ループ処理Aの終端である。図5の処理は、ステップS202に進む。
<ハードウエア構成例>
実施形態2の情報処理装置2000のハードウエア構成は、例えば実施形態1と同様に図4で表される。本実施形態において、前述したストレージ1080に記憶される各プログラムモジュールには、本実施形態で説明した各機能を実現するプログラムがさらに含まれる。
本実施形態によれば、表示制御部2040は、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が早い精算装置4000を強調表示する。よって商品登録装置3000を操作する店員は、「精算装置4000の利用効率を高くするためにはどの精算装置4000を選択すべきか」を、より容易に判断することができる。
[実施形態3]
実施形態3の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様に、例えば図1で表される。下記で説明する点を除き、実施形態3の情報処理装置2000が有する機能は、実施形態1の情報処理装置2000が有する機能と同様である。
実施形態3の表示制御部2040は、実施形態2の表示制御部2040と同様に、精算情報の送信先とする精算装置4000の候補を表示する。また、表示制御部2040は、候補の精算装置4000に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻を、候補の精算装置4000に関連付けて表示する。
実施形態3の送信部2020は、候補の精算装置4000のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、精算情報の送信先とする精算装置4000を自動的に決定する。以下、詳細に説明する。
「新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態」には、様々な状態がありうる。例えばこの状態は、「精算装置4000がその他の精算情報に基づく精算処理を行っている」という状態である。これは、前述した図3における「使用中」の状態である。精算装置4000の状態が使用中の場合、その精算装置4000は、現在行っている精算処理が終了した後、新たなに送信される精算情報に基づく精算処理を行える状態になる。なお、以下では、「新たな精算情報に基づく精算処理を行える状態」を「待機中」と表記する。
送信部2020は、待機中の状態の精算装置4000が無く、かつ使用中の状態の精算装置4000がある場合、使用中の精算装置4000の内、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する。精算情報が送信された直近の送信時刻が早い精算装置4000ほど、使用中の状態から待機中の状態に変わるまでの時間が短いと考えられる。そのためこの方法によれば、精算装置4000の利用効率を高くできると共に、精算装置4000が空くのを顧客が待つ時間を短くできる確率が高いといえる。なお、待機中の状態の精算装置4000がある場合、送信部2020は、待機中の状態の精算装置4000の内のいずれかに対して、精算情報を送信する。
なお、「新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態」は、使用中の状態に限定されない。例えばこの状態には、「精算装置4000が精算情報の処理を行っておらず、新たな精算情報の処理もできない」もありうる。この状態は、図3における「オフライン」に相当する。オフラインの状態は、具体的には、精算装置4000が故障している状態、精算装置4000と外部との通信回線が故障している状態、精算装置4000の電源が入っていない状態、又は精算装置4000を再起動している状態などである。
情報処理装置2000は、少なくとも「使用中」の状態を、「精算装置4000が新たな精算情報に基づく精算処理を行えない状態」として扱う。加えて、情報処理装置2000は、オフラインの状態なども「精算装置4000が新たな精算情報に基づく精算処理を行えない状態」として扱ってもよい。
「精算装置4000が新たな精算情報に基づく精算処理を行えない状態」の定義は、例えば予め表示制御部2040に設定しておく。ただし、表示制御部2040は、「精算装置4000が新たな精算情報に基づく精算処理を行えない状態」の定義を表す設定情報を、情報処理装置2000の内部又は外部の記憶装置から取得してもよい。
例えば図3で例示した状況の場合、送信部2020は、精算装置2を精算情報の送信先として自動的に決定する。
<ハードウエア構成例>
実施形態2の情報処理装置2000のハードウエア構成は、例えば実施形態1と同様に図4で表される。本実施形態において、前述したストレージ1080に記憶される各プログラムモジュールには、本実施形態で説明した各機能を実現するプログラムがさらに含まれる。
[実施形態4]
実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様に、例えば図1で表される。下記で説明する点を除き、実施形態4の情報処理装置2000が有する機能は、実施形態1から実施形態3の情報処理装置2000のいずれかが有する機能と同様である。
実施形態4の表示制御部2040は、精算装置4000に対する直近の精算情報の送信時刻に加え、(1)直近の精算情報において精算対象として登録されている商品の個数、(2)精算処理における精算金額、(3)その精算装置4000に対する入金の状態、及び(4)その精算装置4000を利用している顧客の属性の内、いずれか1つ以上を表示する機能を有する。精算金額は、顧客が支払うべき金額を表す。入金の状態は、精算装置4000に対して現在何円入金されているか、又は精算装置4000に対して投入すべき残りの代金を示す。顧客の属性は、顧客の年齢や特徴(動作の機敏さなど)を表す。
図6は、これら各種の情報が表示された選択画面30を例示する図である。200/530 円という表示は、精算金額 530 円の内、200 円が既に精算装置4000へ投入されていることを表す。顧客の機敏さは、3段階でランク付けされている。具体的には、色が塗られている(背景が斜線となっている)星の数が多いほど、機敏さの度合いが高いことを表す。
<送信先の精算装置4000が手動で選択される場合>
例えば実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態2の情報処理装置2000のように、精算情報の送信先とする精算装置4000の選択を受け付ける。この場合、商品登録装置3000を操作する店員等は、各精算装置4000の送信時刻に加え、上述した各情報を考慮して、精算情報の送信先とする精算装置4000を選択することができる。以下、各情報の活用方法について説明する。
<<(1)商品の個数について>>
商品の個数が多いほど、商品かごの数が多くなったり、商品かごの重さが重くなったりする。そのため、商品かごを持った顧客が商品登録装置3000から精算装置4000へ移動するために要する時間が長くなると予想される。よって商品の個数が多いほど、精算装置4000に対して精算情報が送信されてからその精算情報に基づく精算処理が開始されるまでに要する時間が長くなり、精算装置4000が次の精算情報を処理できるようになるまでに要する時間が長いと予想できる。
<<(2)精算金額について>>
精算金額が大きい精算装置4000ほど、顧客が代金を投入するために要する時間が長いと予想できる。そのため、精算金額が大きい精算装置4000ほど、精算装置4000が次の精算情報を処理できるようになるまでに要する時間が長いと予想できる。
<<(3)入金の状態について>>
精算装置4000に対して投入すべき残りの代金が大きい精算装置4000ほど、支払い完了までの時間が長いと予想できる。そのため、精算装置4000に対して投入すべき残りの代金が大きい精算装置4000ほど、精算装置4000が次の精算情報を処理できるようになるまでに要する時間が長いと予想できる。
<<(4)顧客の属性について>>
子供やお年寄りは、若い大人の顧客と比較し、商品登録装置3000から精算装置4000へ移動するために要する時間や、精算装置4000の操作に要する時間が長くなると予想できる。そのため、顧客が子供やお年寄りの場合、顧客が若い大人の場合よりも、精算装置4000が次の精算情報を処理できるようになるまでに要する時間が長いと予想できる。
また、動作が機敏でない顧客ほど、商品登録装置3000から精算装置4000へ移動するために要する時間や、精算装置4000の操作に要する時間が長いと予想できる。そのため、顧客の動作が機敏でないほど、精算装置4000が次の精算情報を処理できるようになるまでに要する時間が長いと予想できる。顧客の機敏さは、例えば商品登録装置3000を操作する店員に対して商品かごを差し出す際の顧客の動作などから分かる。
上述の顧客の属性は、情報処理装置2000に対して手動で入力されてもよいし、情報処理装置2000が自動で取得してもよい。前者の場合、例えば商品登録装置3000を操作する店員が顧客の属性を入力する。情報処理装置2000は、情報処理装置2000の内部又は外部に設けられた記憶部に、精算情報と関連付けて顧客の属性を記憶させる。そして表示制御部2040は、その記憶部から、直近の精算情報に関連付けられている顧客の属性を取得して表示する。
情報処理装置2000が顧客の属性を自動で取得する場合、例えば顧客の属性は、顧客のID(会員IDなど)に関連付けられた状態で、情報処理装置2000の内部又は外部の記憶部に予め記憶されている。この場合店員は、商品登録装置3000を用いて、顧客の会員カードなどを読み取る。情報処理装置2000は、商品登録装置3000によって読み取られた顧客のIDを取得する。そして情報処理装置2000は、この顧客のIDを取得し、取得した顧客のIDに関連付けられているその顧客の属性を取得する。
このように、商品登録装置3000を操作する店員は、送信時刻に加え、さらに上述の各情報を加味した上で、精算情報の送信先とする精算装置4000を選択できる。そのため、「どの精算装置4000に対して精算情報を送信すれば精算装置4000の利用効率が高くなるか」を、より正確に判断できる。よって、精算装置4000の利用効率が高くなる蓋然性がより高まる。
<送信先の精算装置4000が自動で選択される場合>
実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態3の情報処理装置2000と同様に、精算情報の送信先とする精算装置4000を自動で決定してもよい。この場合、送信部2020は、精算装置4000の送信時刻及び上述の各情報を考慮して、送信先とする精算装置4000を決定する。
例えば送信部2020は、前述した各情報に基づいて各精算装置4000の評価点を算出し、評価点が最も高い精算装置4000に対して精算情報を送信する。ここで、送信部2020は、「精算装置4000が次の精算情報を処理できるようになるまでに要する時間が短い」と予測される場合ほど評価点が高くなるように、評価点を算出する。例えば送信部2020は、(1)商品の個数が少ないほど評価点を高くし、(2)精算金額が小さいほど評価点を高くし、(3)入金すべき代金の残額が小さいほど評価点を高くし、(4)顧客が若い大人である場合、子供又は老人である場合よりも評価点を高くし、(5)顧客の動作が機敏なほど評価点を高くする。これら複数の指標に基づいて評価点を算出する手法としては、既知の様々な手法を利用できる。
このように複数の指標に基づいて精算情報の送信先とする精算装置4000を決定することで、精算装置4000の利用効率が高くなる蓋然性がより高まる。
<ハードウエア構成例>
実施形態2の情報処理装置2000のハードウエア構成は、例えば実施形態1と同様に図4で表される。本実施形態において、前述したストレージ1080に記憶される各プログラムモジュールには、本実施形態で説明した各機能を実現するプログラムがさらに含まれる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、及び上記実施形態以外の様々な構成を採用することもできる。
この出願は、2015年2月27日に出願された日本出願特願2015−039630号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 精算対象として登録された商品の精算処理に関する精算情報を、複数の精算装置の中の1つに送信する送信手段と、
前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、その精算情報の送信時刻を表示画面上に表示する表示制御手段と、を有する情報処理装置。
2. 商品登録装置で精算対象として登録された商品の精算処理に関する精算情報を、複数の精算装置の中の1つに送信する送信手段と、
前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、その精算情報の送信時刻を、前記商品登録装置と接続されている表示画面上に表示する表示制御手段と、を有する情報処理装置。
3. 前記表示制御手段は、
前記表示画面上に、前記精算情報の送信先とする前記精算装置の候補を表示し、
前記候補の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻を、前記候補の精算装置に関連付けて表示する1.又は2.に記載の情報処理装置。
4. 前記表示制御手段は、前記候補に含まれる第1の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が、前記候補に含まれる第2の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻よりも早い場合、第1の精算装置を第2の精算装置よりも強調して表示する3.に記載の情報処理装置。
5. 前記送信手段は、前記候補の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある前記候補の精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する3.に記載の情報処理装置。
6. 前記表示制御手段は、前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、精算対象として登録された商品の個数、精算処理における精算金額、その精算装置に対する入金の状態、又はその精算装置を利用している顧客の属性をさらに表示する、1.乃至5.いずれか一つに記載の情報処理装置。
7. コンピュータを、1.乃至6.いずれか一つに記載の情報処理装置として動作させるプログラム。
8. コンピュータによって実行される制御方法であって、
精算対象として登録された商品の精算処理に関する精算情報を、複数の精算装置の中の1つに送信する送信ステップと、
前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、その精算情報の送信時刻を表示画面上に表示する表示制御ステップと、を有する制御方法。
9. コンピュータによって実行される制御方法であって、
商品登録装置で精算対象として登録された商品の精算処理に関する精算情報を、複数の精算装置の中の1つに送信する送信ステップと、
前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、その精算情報の送信時刻を、前記商品登録装置と接続されている表示画面上に表示する表示制御ステップと、を有する制御方法。
10. 前記表示制御ステップは、
前記表示画面上に、前記精算情報の送信先とする前記精算装置の候補を表示し、
前記候補の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻を、前記候補の精算装置に関連付けて表示する8.又は9.に記載の制御方法。
11. 前記表示制御ステップは、前記候補に含まれる第1の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が、前記候補に含まれる第2の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻よりも早い場合、第1の精算装置を第2の精算装置よりも強調して表示する10.に記載の制御方法。
12. 前記送信ステップは、前記候補の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある前記候補の精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する10.に記載の制御方法。
13. 前記表示制御ステップは、前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、精算対象として登録された商品の個数、精算処理における精算金額、その精算装置に対する入金の状態、又はその精算装置を利用している顧客の属性をさらに表示する、8.乃至12.いずれか一つに記載の制御方法。

Claims (15)

  1. 店員が商品を登録する商品登録装置と、
    顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、
    前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、
    前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を前記選択画面において選択された精算装置に送信する送信手段と、
    前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御手段と、を有する情報処理システム。
  2. 前記制御手段は、
    前記選択画面上に、前記精算情報の送信先とする前記精算装置の候補を表示し、
    前記候補の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻を、前記候補の精算装置に関連付けて表示する、請求項に記載の情報処理システム。
  3. 前記制御手段は、前記候補に含まれる第1の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が、前記候補に含まれる第2の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻よりも早い場合、第1の精算装置を第2の精算装置よりも強調して表示する、請求項に記載の情報処理システム。
  4. 前記制御手段は、前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、前記商品登録装置で登録された商品の個数、精算処理における精算金額、その精算装置に対する入金の状態、又はその精算装置を利用している顧客の属性をさらに表示する、請求項1乃至いずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 店員が商品を登録する商品登録装置と、
    顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、
    前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、
    前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された1つの精算装置に送信する送信手段と、
    前記選択画面において選択された1つの精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記複数の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する、情報処理システム。
  6. 店員が商品を登録する商品登録装置と、
    顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、
    前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおける商品登録装置であって、
    前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された精算装置に送信する送信手段と、
    前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御手段と、を有する商品登録装置。
  7. 店員が商品を登録する商品登録装置と、
    顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、
    前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおける商品登録装置であって、
    前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された1つの精算装置に送信する送信手段と、
    前記選択画面において選択された1つの精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記複数の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する、商品登録装置。
  8. コンピュータを、請求項又はに記載の商品登録装置として動作させるプログラム。
  9. 店員が商品を登録する商品登録装置と、
    顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、
    前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおいて実行される制御方法であって、
    前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を前記選択画面において選択された精算装置に送信する送信ステップと、
    前記精算情報が送信された精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御ステップと、を有する制御方法。
  10. 前記制御ステップにおいて、
    前記選択画面上に、前記精算情報の送信先とする前記精算装置の候補を表示し、
    前記候補の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻を、前記候補の精算装置に関連付けて表示する、請求項に記載の制御方法。
  11. 前記制御ステップにおいて、前記候補に含まれる第1の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が、前記候補に含まれる第2の精算装置に対して過去に精算情報が送信された直近の送信時刻よりも早い場合、第1の精算装置を第2の精算装置よりも強調して表示する、請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記制御ステップにおいて、前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、前記商品登録装置で登録された商品の個数、精算処理における精算金額、その精算装置に対する入金の状態、又はその精算装置を利用している顧客の属性をさらに表示する、請求項乃至11いずれか一項に記載の制御方法。
  13. 店員が商品を登録する商品登録装置と、
    顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、
    前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおいて実行される制御方法であって、
    前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された1つの精算装置に送信する送信ステップと、
    前記選択画面において選択された1つの精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御ステップと、を有し、
    前記送信ステップにおいて、前記複数の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する、制御方法。
  14. 店員が商品を登録する商品登録装置と、
    顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、
    前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおける商品登録装置によって実行される制御方法であって、
    前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を前記選択画面において選択された精算装置に送信する送信ステップと、
    前記精算情報が送信された精算装置と関連付けて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御ステップと、を有する制御方法。
  15. 店員が商品を登録する商品登録装置と、
    顧客が前記商品の精算処理を行う複数の精算装置と、
    前記商品登録装置と接続され、前記複数の精算装置の中から1つを選択する選択画面を表示する表示装置と、を有する情報処理システムにおける商品登録装置によって実行される制御方法であって、
    前記商品登録装置で登録された商品に関する精算情報を、前記選択画面において選択された1つの精算装置に送信する送信ステップと、
    前記選択画面において選択された1つの精算装置と関連づけて、前記精算情報が送信された送信時刻を前記表示装置に表示させる制御ステップと、を有し、
    前記送信ステップにおいて、前記複数の精算装置のいずれもが、新たに送信される精算情報に基づく精算処理を行えない状態にある場合、他の精算情報に基づく精算処理を行っている状態にある精算装置のうち、過去に精算情報が送信された直近の送信時刻が最も早い精算装置に対して精算情報を送信する、制御方法。
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