JP6586916B2 - トナー容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー容器及びこのトナー容器を備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、像担持体(例えば、感光体ドラム)の表面に形成された静電潜像に現像器からトナーを供給することで、現像処理を行っている。このような現像処理に用いられるトナーは、トナー容器から現像器に供給されている。上記トナー容器は、例えば、トナーを収容して回転する容器本体を備えている(特許文献1参照)。
特開平9−197783号公報
上記のような構成のトナー容器では、容器本体の回転時に回転停止状態を保持するカバーによって容器本体の開口部を覆う場合がある。このような場合には、容器本体の回転時にカバーが容器本体と一体に回転するような場合と比較して、容器本体とカバーの間からトナーが漏れやすくなる。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、容器本体とカバーの間からトナーが漏れるのを防止することを目的とする。
本発明のトナー容器は、トナーを収容して回転する容器本体と、前記容器本体に設けられる開口部を覆い、前記容器本体の回転時に回転停止状態を保持するカバーと、前記容器本体と前記カバーの間に介装され、容器本体の回転時に回転停止状態を保持し、少なくとも一部が弾性材料によって構成されるシール部材と、を備えていることを特徴とする。
このような構成を採用することで、容器本体とカバーをシール部材によってフレキシブルに接続することが可能となる。そのため、容器本体やカバーに何らかの衝撃が加わって容器本体とカバーの相対的な位置関係が多少ずれたとしても、容器本体とカバーの間からトナーが漏れるのを防止することが可能となる。
前記トナー容器は、前記容器本体の外周面に装着され、前記容器本体に回転駆動力を伝達する伝達部材を更に備え、前記伝達部材の外周面には、駆動源からの回転駆動力によって回転する駆動ギアに接続される伝達ギアが設けられていても良い。
このような構成を採用することで、簡易な構成によって伝達部材を回転させることが可能となる。
前記容器本体は、回転軸線の周りを回転し、前記開口部は、前記容器本体の前記回転軸線方向一端部に設けられ、前記カバーは、前記容器本体の内部空間と前記開口部を介して連通する連通空間を有する本体部と、前記本体部から前記回転軸線方向内側に向かって延出し、前記容器本体の前記回転軸線方向一端部を保持する保持部と、を備え、前記シール部材は、前記本体部の前記回転軸線方向内側且つ前記保持部の径方向内側に配置されていても良い。
このような構成を採用することで、シール部材の回転軸線方向外側及び径方向外側がカバーによって覆われることになる。これに伴って、シール部材の位置ずれを防止することが可能となり、トナー漏れを防止する効果を高めることができる。
前記本体部には、前記容器本体から前記開口部を介して排出されたトナーを前記連通空間に導入するためのトナー導入口が設けられ、前記トナー導入口の周囲には、台座部が設けられ、前記シール部材は、前記台座部の前記回転軸線方向内側の面に固定されていても良い。
このような構成を採用することで、トナー導入口付近からのトナー漏れを確実に防止することが可能となる。
前記保持部は、前記容器本体の前記回転軸線方向一端部を係止する係止部と、前記係止部の前記回転軸線方向外側に設けられる窓部と、を備え、前記シール部材の少なくとも一部は、前記窓部を介して外部に露出していても良い。
このような構成を採用することで、トナー容器の組み立て完了後に、シール部材が適切な位置に配置されていることを目視により確認することが可能となる。これに伴って、トナー漏れを防止する効果を高めることができる。
前記シール部材は、前記弾性材料によって構成される弾性層と、前記弾性材料よりも剛性が高い材料によって構成される基材層と、前記弾性層と前記基材層を接着する第1接着層と、前記基材層と前記カバーを接着する第2接着層と、を備えていても良い。
このような構成を採用することで、シール部材が弾性層のみによって構成される場合と比較して、シール部材の剛性を高めることが可能となる。これに伴って、シール部材の過度の変形を抑制することが可能となり、トナー漏れを防止する効果を高めることができる。
本発明の画像形成装置は、上記いずれかのトナー容器と、前記トナー容器が装着される装着部と、を備えていることを特徴とする。
前記トナー容器は、装着方向に沿って前記装着部に装着され、前記カバーは、前記容器本体の前記装着方向奥側の端部を保持しても良い。
このような構成を採用する場合に、トナー容器を装着部に装着する際に容器本体がカバーに対して斜めに傾くと、容器本体とカバーの間からトナーが漏れやすくなる。そのため、シール部材を用いて容器本体とカバーの間からトナーが漏れるのを防止することの重要性が大きい。
本発明によれば、容器本体とカバーの間からトナーが漏れるのを防止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る複合機の構成の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナと各トナー補給用装着部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナの後部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナを示す左前方からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナを示す右前方からの斜視図である。 図3のVII−VII断面図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナを示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナの容器本体及び撹拌部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナを示す背面図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナにおいて、第1レバーが第1位置にある状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナにおいて、第1レバーが第2位置にある状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナにおいて、第2レバーが第3位置にある状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るブラックのトナーコンテナにおいて、第2レバーが第4位置にある状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るシアンのトナーコンテナを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る各トナー補給用装着部の後部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る各トナーコンテナの後部及び各トナー補給用装着部の後部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る廃トナーボトルを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る廃トナー回収用装着部を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機において、ブラックのトナーコンテナがブラックのトナー補給用装着部に装着された状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機において、廃トナーボトルが廃トナー回収用装着部に装着された状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る複合機1(画像形成装置)について説明する。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ複合機1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
まず、複合機1の構成の概略について説明する。
図1に示されるように、複合機1は、箱型形状の複合機本体2(装置本体)を備えている。複合機本体2の上端部には、原稿画像を読み取るための画像読取装置3が設けられている。複合機本体2の上部には、画像読取装置3の下側に排紙トレイ4が設けられている。
複合機本体2の略中央部には、中間転写ベルト5が収容されている。中間転写ベルト5の左端側には、クリーニング機構6が設けられている。
複合機本体2の略中央部には、中間転写ベルト5の下側に4個の画像形成部7K、7C、7M、7Yが収容されている。4個の画像形成部7K、7C、7M、7Yは、それぞれ、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナーに対応している。各画像形成部7K、7C、7M、7Yは、感光体ドラム8(像担持体)と、帯電器9と、現像器10と、一次転写ローラー11と、クリーニング装置12と、を備えている。一次転写ローラー11は、感光体ドラム8との間に中間転写ベルト5を挟み込んでおり、中間転写ベルト5と感光体ドラム8の間には一次転写ニップN1が形成されている。
複合機本体2の下部には、4個の画像形成部7K、7C、7M、7Yの下側に露光装置13が収容されている。複合機本体2の下端部には、露光装置13の下側に給紙カセット14が収容されている。給紙カセット14には、用紙S(記録媒体)が収納されている。
複合機本体2の右側部には、用紙Sの搬送経路15が設けられている。搬送経路15の下端部(上流端部)には、給紙部16が設けられている。搬送経路15の中流部には、二次転写ローラー17が設けられている。二次転写ローラー17と中間転写ベルト5の間には、二次転写ニップN2が形成されている。搬送経路15の上部(下流部)には、定着装置18が設けられている。搬送経路15の上端部(下流端部)には、排紙ユニット19が設けられている。
複合機本体2の上部には、排紙トレイ4の下側に、4個のトナーコンテナ21K、21C、21M、21Y(トナー容器)が収容されている。各トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yは、それぞれ、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナーを収容している。各トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yは、それぞれ、トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yに着脱可能に装着されている。複合機本体2の左端部には、廃トナーボトル23(トナー容器)が収容されている。廃トナーボトル23は、廃トナーを収容している。廃トナーボトル23は、廃トナー回収用装着部24に着脱可能に装着されている。
次に、このような構成を備えた複合機1の動作について説明する。
複合機1に対して印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が行われる。まず、帯電器9が感光体ドラム8の表面を帯電させる。次に、露光装置13からの光(図1の矢印P参照)によって、感光体ドラム8の表面に静電潜像が形成される。次に、各トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yから補給されるトナーを現像器10が感光体ドラム8に供給することで、感光体ドラム8の表面に形成された静電潜像が現像され、感光体ドラム8にトナー像が担持される。このトナー像は、一次転写ニップN1において中間転写ベルト5の表面に一次転写される。以上のような動作が各画像形成部7K、7C、7M、7Yにおいて行われることで、中間転写ベルト5上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、画像形成動作の終了後に感光体ドラム8の表面に残留した廃トナーは、クリーニング装置12によって回収される。
また、給紙部16によって給紙カセット14から取り出された用紙Sは、搬送経路15を下流側へと搬送されて、二次転写ニップN2に進入する。この二次転写ニップN2において、中間転写ベルト5上に形成されたフルカラーのトナー像が用紙Sに二次転写される。なお、二次転写の終了後に中間転写ベルト5の表面に残留した廃トナーは、クリーニング機構6によって回収される。
トナー像を二次転写された用紙Sは、搬送経路15を更に下流側へと搬送されて、定着装置18に進入する。この定着装置18において、用紙Sにトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙Sは、排紙ユニット19によって排紙トレイ4上に排出される。
次に、各トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yについて、更に説明する。なお、図2以降の各図に適宜付される矢印Iは各トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yの前後方向内側を示し、図2以降の各図に適宜付される矢印Oは各トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yの前後方向外側を示している。
図2に示されるように、各トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yは、前側から後側に向かう装着方向Xに沿って各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yに装着されている。以下、単に「装着方向手前側」又は「装着方向奥側」と記載する場合には、装着方向Xにおける手前側又は奥側を指すものとする。なお、図2では、トナーコンテナ21Kのみが装着途中の状態で示され、トナーコンテナ21C、21M、21Yは装着が完了した状態で示されている。
まず、トナーコンテナ21K(ブラックのトナーコンテナ)について説明する。
図3、図4等に示されるように、トナーコンテナ21Kは、容器本体25と、容器本体25の後部に装着される伝達部材26と、伝達部材26の後側に設けられるカバー27と、カバー27の略中央部に収容されるシール部材28と、容器本体25の後端部に固定される撹拌部材29と、を備えている。以下、これらの部材について順番に説明する。
まず、トナーコンテナ21Kの容器本体25について説明する。
図3等に示されるように、容器本体25は、前後方向に長い円筒状を成している。つまり、本実施形態では、前後方向が容器本体25の長手方向である。容器本体25は、前後方向に延びる回転軸線Yの周りを回転するように構成されている。つまり、本実施形態では、前後方向が容器本体25の回転軸線方向である。
容器本体25の内部には、トナー収容空間Pが形成されている。トナー収容空間Pには、ブラックのトナー(図示せず)が収容されている。なお、図3、図4の矢印Zは、トナー収容空間P内におけるトナーの搬送方向(以下、「トナー搬送方向Z」と称する)を示している。以下、単に「トナー搬送方向上流側」又は「トナー搬送方向下流側」と記載する場合には、トナー搬送方向Zにおける上流側又は下流側を指すものとする。
図3等に示されるように、容器本体25は、取っ手部31と、取っ手部31の後側(トナー搬送方向下流側)に設けられる大径筒部32と、大径筒部32の後側(トナー搬送方向下流側)に設けられる中径筒部33と、中径筒部33の後側(トナー搬送方向下流側)に設けられる小径筒部34と、を備えている。
容器本体25の取っ手部31は、容器本体25の前端部(装着方向手前側の端部)に設けられている。取っ手部31は、容器本体25の各部の中で最も外径が小さい。取っ手部31の内部空間は、大径筒部32の内部空間と連通しており、トナー収容空間Pの一部を成している。取っ手部31は、装着方向Xに沿って延びる筒状部35と、筒状部35の前端部(装着方向手前側の端部)を閉止する閉止部36と、を備えている。筒状部35は、回転軸線Yを中心とする円筒状を成している。筒状部35は、前側(装着方向手前側)に向かって拡径している。閉止部36は、円板状を成している。
容器本体25の大径筒部32と中径筒部33と小径筒部34は、回転軸線Yを中心とする円筒状を成している。中径筒部33は、大径筒部32と小径筒部34の間に設けられている。中径筒部33の外径R2は、大径筒部32の外径R1よりも小さく、小径筒部34の外径R3よりも大きい。中径筒部33の前後方向の長さは、大径筒部32の前後方向の長さよりも短く、小径筒部34の前後方向の長さよりも長い。
容器本体25の外周面には、大径筒部32と中径筒部33の間に略円環状の第1段差部37が形成され、中径筒部33と小径筒部34の間に螺旋状の第2段差部38が形成されている。第1段差部37の段の大きさ(即ち、大径筒部32の外径R1と中径筒部33の外径R2の差)は、第2段差部38の段の大きさ(即ち、中径筒部33の外径R2と小径筒部34の外径R3の差)よりも小さい。
容器本体25の大径筒部32と中径筒部33と小径筒部34の内周面には、1本の螺旋状の搬送リブ39が連続的に設けられている。搬送リブ39は、容器本体25の内周面から径方向内側に向かって略V字状に突出している。
図5、図6等に示されるように、容器本体25の搬送リブ39には、螺旋方向に間隔をおいて複数の第1補強部41及び複数の第2補強部42が設けられている。各第1補強部41と各第2補強部42は、搬送リブ39の螺旋方向において交互に設けられている。各第1補強部41及び各第2補強部42は、搬送リブ39から径方向外側に向かって略V字状に突出している。各第1補強部41は、装着方向Xに沿って延びる第1基準直線SL1に沿って設けられ、各第2補強部42は、装着方向Xに沿って延びる第2基準直線SL2に沿って設けられている。図7に示されるように、第2基準直線SL2は、回転軸線Yを挟んで第1基準直線SL1の反対側に設けられている。
図5、図6等に示されるように、容器本体25の大径筒部32の外周面の前部(容器本体25全体の外周面の装着方向手前側の部分)には、第1基準直線SL1に沿って第1指置き部43が設けられると共に、第2基準直線SL2に沿って第2指置き部44が設けられている。第1、第2指置き部43、44は、トナー補給用装着部22Kにトナーコンテナ21Kを装着する作業者が指を置くためのものである。第1、第2指置き部43、44は、円形状の溝によって構成されている。第1、第2指置き部43、44は、搬送リブ39と重ならないように配置されている。
図5、図6等に示されるように、容器本体25の大径筒部32の外周面の後部(容器本体25全体の外周面の略中央部)には、第1基準直線SL1に沿って第1装着方向指示部45が設けられると共に、第2基準直線SL2に沿って第2装着方向指示部46が設けられている。第1、第2装着方向指示部45、46は、装着方向Xを指示する矢印形状の溝によって構成されている。第1、第2装着方向指示部45、46は、搬送リブ39と重ならないように配置されている。
図6等に示されるように、容器本体25の大径筒部32の外周面の前後方向略中央部(容器本体25全体の外周面の装着方向手前側の部分)には、第2基準直線SL2に沿って表記部47が設けられている。表記部47は、第2指置き部44と第2装着方向指示部46の間に設けられている。表記部47は、略矩形状の溝によって構成されている。表記部47には、例えば、容器本体25の材質に関する表記(図示せず)が設けられている。表記部47は、搬送リブ39と重ならないように配置されている。
図8等に示されるように、容器本体25の小径筒部34の外周面(容器本体25全体の外周面の装着方向奥側の部分)には、第1係合突起48(第1回転規制部)が設けられている。第1係合突起48は、搬送リブ39と重ならないように配置されている。図9等に示されるように、容器本体25の小径筒部34の外周面(容器本体25全体の外周面の装着方向奥側の部分)には、第2係合突起49(第2回転規制部)が設けられている。第2係合突起49は、搬送リブ39と重なるように配置されている。図10等に示されるように、第1、第2係合突起48、49は、回転軸線Y及び第1、第2基準直線SL1、SL2を含む平面F上に配置されている。第2係合突起49は、回転軸線Yを挟んで第1係合突起48の反対側に設けられている。
図8、図9等に示されるように、容器本体25の小径筒部34の外周面(容器本体25全体の外周面の装着方向奥側の部分)には、第1突起部51(第1移動規制部)及び第2突起部52(第2移動規制部)が設けられている。第1、第2突起部51、52は、搬送リブ39と重ならないように配置されている。図10等に示されるように、第2突起部52は、回転軸線Yを挟んで第1突起部51の反対側に設けられている。第1、第2突起部51、52は、第1、第2係合突起48、49とは90度ずつ周方向の位置をずらして配置されている。つまり、第1、第2係合突起48、49と第1、第2突起部51、52は、周方向の位置が重ならないように配置されている。
図9等に示されるように、容器本体25の小径筒部34の後端部(容器本体25全体の装着方向奥側の端部且つ前後方向一端部)には、円形の開口部53が設けられている。小径筒部34の後端部には、開口部53の外周に、円環状のフランジ部54が設けられている。フランジ部54は、径方向外側に向かって突出している。
次に、トナーコンテナ21Kの伝達部材26について説明する。
図4等に示されるように、伝達部材26は、容器本体25の小径筒部34の外周面に装着されている。伝達部材26は、回転軸線Yを中心とする円筒状を成している。
伝達部材26は、大径部55と、大径部55の後側(前後方向外側)に設けられる中径部56と、中径部56の後側(前後方向外側)に設けられる小径部57と、を備えている。伝達部材26の各部の外径は、大径部55、中径部56、小径部57の順に小さくなっている。大径部55の前端部(伝達部材26全体の前後方向内側の端部)は、容器本体25の第1、第2突起部51、52と対向している。大径部55の外周面には、伝達ギア61が設けられている。図3等に示されるように、伝達ギア61の直径Rgは、容器本体25の大径筒部32の外径R1及び中径筒部33の外径R2よりも小さく、容器本体25の小径筒部34の外径R3よりも大きい。
図8等に示されるように、伝達部材26の大径部55及び中径部56の内周面には、周方向に間隔をおいて複数の係合リブ62が設けられている。複数の係合リブ62は、例えば、等間隔で10個〜20個設けられている。複数の係合リブ62は、伝達部材26の内周面の全域に亘って設けられている。複数の係合リブ62は、前後方向に沿って延びている。図5等に示されるように、複数の係合リブ62のうちの1組の係合リブ62の間隔には、容器本体25の第1係合突起48が挿入されている。図6等に示されるように、複数の係合リブ62のうちの上記1組の係合リブ62とは別の1組の係合リブ62の間隔には、容器本体25の第2係合突起49が挿入されている。このような構成により、容器本体25に対する伝達部材26の回転が規制されている。なお、上記2組の係合リブ62以外の係合リブ62(第1、第2係合突起48,49が間隔に挿入されていない係合リブ62)は、伝達部材26を補強する補強部として機能している。
次に、トナーコンテナ21Kのカバー27について説明する。
図3等に示されるように、カバー27は、容器本体25の小径筒部34に設けられた開口部53を覆っている。カバー27の上下方向の長さLcは、容器本体25の大径筒部32の外径R1及び中径筒部33の外径R2よりも短く、容器本体25の小径筒部34の外径R3よりも長い。
図4〜図6等に示されるように、カバー27は、本体部63と、本体部63から前側(前後方向内側且つ装着方向手前側)に向かって延出する保持部64と、本体部63の後下部から後側(前後方向外側且つ装着方向奥側)に向かって突出する係合筒部65と、係合筒部65の上側に設けられるカバー側規制部66と、本体部63、保持部64及び係合筒部65の下側に設けられるカバー側シャッター67と、本体部63及び保持部64から上側に向かって延出する支持部68と、支持部68の左側に設けられる表示部70及び第1レバー71(図5等参照)と、支持部68の右側に設けられる第2レバー72(図6等参照)と、を備えている。
図4等に示されるように、カバー27の本体部63の内部には、容器本体25の開口部53を介して容器本体25のトナー収容空間Pと連通する連通空間Qが設けられている。連通空間Qは、上下方向に沿って延びている。本体部63には、連通空間Qの前上側にトナー導入口73が設けられている。本体部63には、トナー導入口73の周囲に環状の台座部74が設けられている。本体部63には、トナー導入口73よりも後側(前後方向外側)に傾斜壁部75が設けられている。傾斜壁部75は、後側(前後方向外側)に向かって下側に傾斜している。本体部63には、連通空間Qの下端側にトナー排出口76が設けられている。
カバー27の保持部64は、回転軸線Yを中心とする略円筒状を成している。保持部64は、容器本体25の第1、第2突起部51、52との間に伝達部材26を挟み込んでいる。このような構成により、容器本体25に対する伝達部材26の前後方向の移動が規制されると共に、容器本体25からの伝達部材26の脱落が防止されている。
カバー27の保持部64は、大径枠部78と、大径枠部78の後側(前後方向外側)に設けられる小径枠部79と、を備えている。大径枠部78の外径は、小径枠部79の外径よりも大きい。大径枠部78の径方向内側には、伝達部材26の小径部57が挿入されている。大径枠部78の前端部は、伝達部材26の中径部56の後端部と対向し、小径枠部79の前端部は、伝達部材26の小径部57の後端部と対向している。
図8等に示されるように、カバー27の保持部64の小径枠部79には、左側と右側の上下に計4個の係止部82が設けられている。図5、図6等に示されるように、各係止部82は、容器本体25のフランジ部54(装着方向奥側の端部且つ前後方向一端部)を係止している。これにより、保持部64によって容器本体25のフランジ部54が保持されている。小径枠部79には、各係止部82の後側(前後方向外側)に窓部83が設けられている。
図10等に示されるように、カバー27の係合筒部65は、左右一対の側壁部84と、左右一対の側壁部84の上端部を連結する上壁部85と、左右一対の側壁部84の下端部を連結する下壁部86と、を備えている。左右一対の側壁部84は、略鉛直な平板状を成しており、互いに対向している。上壁部85は、上側に向かって円弧状に湾曲している。下壁部86は、略水平な平板状を成している。
カバー27の係合筒部65の内側には、凹部87(カバー側係合部)が設けられている。図4等に示されるように、凹部87は、カバー27の後面(装着方向奥側の面且つ前後方向外側の面)に設けられている。凹部87は、装着方向X及び前後方向に沿って延びている。
図10等に示されるように、カバー27のカバー側規制部66は、嵌合突起88と、嵌合突起88の外周に設けられる複数個(本実施形態では8個)のベース部89と、複数個のベース部89のうちの一部に設けられる複数個(本実施形態では4個)の規制板90と、を備えている。嵌合突起88は、回転軸線Y上に設けられている。各ベース部89は、嵌合突起88を中心とする円周G上に配置されており、この円周Gの下端部は、係合筒部65の凹部87と重なっている。本実施形態のトナーコンテナ21Kでは、8個のベース部89のうちの右側の4個のベース部89に規制板90が設けられている。これに対して、本実施形態のトナーコンテナ21Kとは仕向地が異なるトナーコンテナ21Kでは、規制板90が設けられるベース部89の組み合わせが本実施形態とは異なっている。なお、複数個のベース部89のうちの一部に規制板90を設ける方法としては、複数個のベース部89のすべてに規制板90を設けた後に一部の規制板90を削除しても良いし、複数個のベース部89のうちの一部のみに規制板90を固定しても良い。
図5、図6等に示されるように、カバー側シャッター67は、前後方向に長い形状を成している。カバー側シャッター67は、固定片91と、固定片91に支持される可動片92と、を備えている。なお、図4では、固定片91は表示が省略されており、可動片92のみが模式的に表示されている。可動片92は、本体部63のトナー排出口76を開放する開位置(図4の実線参照)と、本体部63のトナー排出口76を閉止する閉位置(図4の二点鎖線参照)と、の間で前後方向に沿って移動するように構成されている。
図5、図6等に示されるように、カバー27の支持部68は、左右一対の支持板93と、左右一対の支持板93の上端部を連結する連結板94と、を備えている。左右一対の支持板93は、互いに対向している。各支持板93の下端部は、カバー27の本体部63及び保持部64に連結されている。連結板94の右前隅部には、貫通穴95が設けられている。
図11A、図11B等に示されるように、カバー27の表示部70は、矩形状のラベルによって構成されている。表示部70の裏面は、支持部68の左側の支持板93の左側面に接着されている。表示部70の表面には、表示部70の周囲の部材(例えば、カバー27の本体部63、保持部64、支持部68及び第1レバー71)の色彩とは異なる色彩が施されている。本実施形態では、表示部70の表面には赤色が施され、表示部70の周囲の部材には黒色が施されている。
カバー27の第1レバー71は、第1ベース板96と、第1ベース板96の後部から左側(左右方向外側)に向かって突出する第1突片97と、を備えている。第1レバー71は、支持部68の左側の支持板93の左側面に沿って移動するように左側の支持板93に支持されている。第1レバー71は、第1位置(図11A参照)と、第1位置よりも前側の第2位置(図11B参照)と、の間で前後方向に沿って移動するように構成されている。
図12A、図12B等に示されるように、カバー27の第2レバー72は、第2ベース板100と、第2ベース板100の後部から右側(左右方向外側)に向かって突出する第2突片101と、を備えている。第2レバー72は、支持部68の右側の支持板93の右側面に沿って移動するように右側の支持板93に支持されている。第2レバー72は、第3位置(図12A参照)と、第3位置よりも前側の第4位置(図12B参照)と、の間で前後方向に沿って移動するように構成されている。
次に、トナーコンテナ21Kのシール部材28について説明する。
図4等に示されるように、シール部材28は、カバー27の本体部63の前側(前後方向内側)且つカバー27の保持部64の径方向内側に配置されている。シール部材28は、円環状を成している。シール部材28は、圧縮された状態で、容器本体25のフランジ部54とカバー27の本体部63の台座部74の間に介装されている。シール部材28は、台座部74の前面(前後方向内側の面)に固定されている。
図4、図8等に示されるように、シール部材28は、弾性層103と、弾性層103の後側(前後方向外側)に設けられる第1接着層104と、第1接着層104の後側(前後方向外側)に設けられる基材層105と、基材層105の後側(前後方向外側)に設けられる第2接着層106と、を備えている。弾性層103は、例えば弾性材料であるウレタンフォームによって構成されている。第1接着層104は、例えば両面テープによって構成されており、弾性層103と基材層105を接着している。基材層105は、弾性層103を構成するウレタンフォームよりも剛性が高い材料によって構成されている。基材層105は、例えば樹脂製のフィルムによって構成されている。第2接着層106は、例えば両面テープによって構成されており、基材層105とカバー27の本体部63の台座部74を接着している。
図11A、図11B、図12A、図12B等に示されるように、シール部材28の一部は、カバー27の保持部64に設けられた窓部83を介して外部に露出している。そのため、シール部材28の一部を外部から視認可能となっている。
次に、トナーコンテナ21Kの撹拌部材29について説明する。
図4、図9等に示されるように、撹拌部材29は、容器本体25よりも後側(前後方向外側)に配置されている。撹拌部材29は、容器本体25よりも摩擦係数の低い材料によって構成されている。撹拌部材29は、例えば樹脂製のフィルムによって構成されている。
撹拌部材29は、固定部107と、固定部107から径方向内側に向かって延びる延出部108と、延出部108の径方向内側の端部から後側(前後方向外側且つ連通空間Q側)に向かって延びる挿入部109と、を備えている。
撹拌部材29の固定部107は、円環状を成している。固定部107の前面(前後方向内側の面)は、容器本体25の小径筒部34の後端部(容器本体25全体の前後方向一端部)に固定されている。容器本体25の小径筒部34の後端部と固定部107の固定面Hは、回転軸線Yに対して垂直である。固定部107の後面(前後方向外側の面)は、シール部材28の弾性層103の前面(前後方向内側の面)に当接している。このように、固定部107は、容器本体25の小径筒部34の後端部とシール部材28の弾性層103の間に介装されている。
撹拌部材29の挿入部109は、固定部107及び延出部108よりも後側(前後方向外側且つ連通空間Q側)に向かって突出している。挿入部109の基端部は、延出部108の径方向内側の端部から後側(前後方向外側且つ連通空間Q側)に向かって鈍角に屈曲され、弾性部材28を貫通している。挿入部109の先端部は、カバー27の本体部63の連通空間Qに挿入されている。挿入部109の先端部は、カバー27の本体部63に設けられたトナー排出口76の直上に位置している。挿入部109の先端部は、円弧状に湾曲している。
次に、トナーコンテナ21C(シアンのトナーコンテナ)、21M(マゼンタのトナーコンテナ)、21Y(イエローのトナーコンテナ)について説明する。なお、各トナーコンテナ21C、21M、21Yの構成は同様であるため、以下、トナーコンテナ21Cについてのみ説明を行い、トナーコンテナ21M、21Yについては説明を省略する。
図13等に示されるように、トナーコンテナ21Cは、容器本体111と、容器本体111の後部に装着される伝達部材112と、伝達部材112の後側に設けられるカバー113と、カバー113の略中央部に収容されるシール部材114と、容器本体111の後端部に固定される撹拌部材115と、を備えている。
トナーコンテナ21Cの伝達部材112、シール部材114及び撹拌部材115の構成は、トナーコンテナ21Kの伝達部材26、シール部材28及び撹拌部材29の構成と同様であるため、説明を省略する。また、トナーコンテナ21Cのカバー113の構成は、第1、第2レバー71、72を備えていない点を除いてトナーコンテナ21Kのカバー27の構成と同様であるため、説明を省略する。従って、以下、トナーコンテナ21Cの容器本体111についてのみ説明を行う。
容器本体111は、取っ手部116と、取っ手部116の後側(トナー搬送方向下流側)に設けられる大径筒部117と、大径筒部117の後側(トナー搬送方向下流側)に設けられる小径筒部118と、を備えている。大径筒部117の外径R4は、小径筒部118の外径R5よりも大きい。
図13等に示されるように、容器本体111の外周面には、大径筒部117と小径筒部118の間に段差部119(移動規制部)が形成されている。段差部119は、螺旋部121と、螺旋部121の後側(トナー搬送方向下流側)に設けられる平面部122と、を備えている。螺旋部121は、前後方向に対して傾斜する螺旋状を成している。平面部122は、前後方向と垂直な平面状を成している。平面部122の一部(図13の図面上は上部)は、カバー113の保持部64との間に伝達部材112を挟み込んでいる。このような構成により、容器本体111に対する伝達部材112の前後方向の移動が規制されると共に、容器本体111からの伝達部材112の脱落が防止されている。容器本体111の上記以外の構成は、トナーコンテナ21Kの容器本体25と同様であるため、説明を省略する。
次に、トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yについて説明する。
図2等に示されるように、トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yは、左右方向に並んでいる。各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yは、前後方向に延びる筒状を成している。トナー補給用装着部22Kの内径は、トナー補給用装着部22C、22M、22Yの内径よりも大きい。
図14等に示されるように、各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yの後端部には、装着部側規制部132が設けられている。装着部側規制部132は、円筒状の嵌合受部133と、嵌合受部133の外周に設けられる複数個(例えば、4個)の規制片134と、を備えている。本実施形態の各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yでは、嵌合受部133の中心よりも左側に4個の規制片134が設けられている。これに対して、本実施形態の複合機本体2とは仕向地が異なる複合機本体2の各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yでは、複数の規制片134が設けられる位置が本実施形態とは異なっている。
各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yの下面の後部には、トナー補給口135が設けられている。各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yのトナー補給口135は、上下方向に沿って延びる補給管136を介して、各画像形成部7K、7C、7M、7Yの現像器10の内部空間と連通している。
各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yの後部には、装着部側シャッター137が設けられている。装着部側シャッター137は、シャッター本体138と、シャッター本体138の前側(装着方向手前側)に設けられるボス139(装着部側係合部)と、を備えている。
各トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yの装着部側シャッター137は、シャッター本体138がトナー補給口135を開放する開放位置と、シャッター本体138がトナー補給口135を閉止する閉止位置と、の間で前後方向に沿って移動するように構成されている。
図15等に示されるように、トナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yの後方には、モーターなどによって構成される駆動源146が設けられている。トナー補給用装着部22Kとトナー補給用装着部22Cの間には、第1駆動ギア147が設けられている。第1駆動ギア147は、ギア列148及び第1駆動軸149を介して駆動源146に接続されている。トナー補給用装着部22Mとトナー補給用装着部22Yの間には、第2駆動ギア151が設けられている。第2駆動ギア151は、ギア列148及び第2駆動軸152を介して駆動源146に接続されている。トナー補給用装着部22Cとトナー補給用装着部22Mの間には、アイドルギア153が設けられている。
次に、廃トナーボトル23について説明する。
図16等に示されるように、廃トナーボトル23は、トナーコンテナ21Kの上下を反転させたものである。廃トナーボトル23の構成は、トナーコンテナ21Kの構成と同様であるため、説明を省略する。
次に、廃トナー回収用装着部24について説明する。
図17等に示されるように、廃トナー回収用装着部24は、前後方向に延びる筒状を成している。廃トナー回収用装着部24の後上方には、上下方向に沿って延びる廃棄管154が設けられている。
上記のように構成された複合機1において、トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yをトナー補給用装着部22K、22C、22M、22Yに装着する動作について説明する。なお、各トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yの装着動作は同様であるため、以下、トナーコンテナ21Kをトナー補給用装着部22Kに装着する動作についてのみ説明を行い、トナーコンテナ21C、21M、21Yをトナー補給用装着部22C、22M、22Yに装着する動作については説明を省略する。
トナーコンテナ21Kをトナー補給用装着部22Kに装着する際には、図2等に示されるように、トナーコンテナ21Kをトナー補給用装着部22Kに前側から後側に向かって挿入していく。
この状態から、トナーコンテナ21Kがトナー補給用装着部22Kに更に挿入され、トナーコンテナ21Kがトナー補給用装着部22Kに装着されると、図18に示されるように、トナーコンテナ21Kのカバー27の係合筒部65に設けられた凹部87とトナー補給用装着部22Kの装着部側シャッター137のボス139が係合した状態でカバー27の本体部63がボス139を押圧する。この押圧により、装着部側シャッター137が閉止位置から開放位置まで移動し、トナー補給用装着部22Kのトナー補給口135が開放される。
また、上記のようにトナーコンテナ21Kがトナー補給用装着部22Kに装着されると、トナーコンテナ21Kのカバー27に設けられたカバー側シャッター67の可動片92が閉位置から開位置まで移動し、カバー27の本体部63のトナー排出口76が開放される。そのため、本体部63の連通空間Qが補給管136の内部空間と連通する。
また、上記のようにトナーコンテナ21Kがトナー補給用装着部22Kに装着されると、トナーコンテナ21Kのカバー27のカバー側規制部66に設けられた嵌合突起88がトナー補給用装着部22Kの装着部側規制部132に設けられた嵌合受部133に嵌合する。なお、複合機本体2の仕向地とトナーコンテナ21Kの仕向地が一致する場合には、カバー27のカバー側規制部66に設けられた各規制板90とトナー補給用装着部22Kの装着部側規制部132に設けられた各規制片134(図14等参照)が干渉せず、トナー補給用装着部22Kへのトナーコンテナ21Kの装着が許容される。一方で、複合機本体2の仕向地とトナーコンテナ21Kの仕向地が一致しない場合には、カバー27のカバー側規制部66に設けられた各規制板90とトナー補給用装着部22Kの装着部側規制部132に設けられた各規制片134が干渉して、トナー補給用装着部22Kへのトナーコンテナ21Kの装着が規制される。
また、上記のようにトナーコンテナ21Kがトナー補給用装着部22Kに装着されると、図15等に示されるように、トナーコンテナ21Kの伝達部材26の伝達ギア61が第1駆動ギア147に直接接続される。
なお、トナーコンテナ21C、21M、21Yがトナー補給用装着部22C、22M、22Yに装着されると、図15等に示されるように、トナーコンテナ21M、21Yの伝達部材112の伝達ギア61が第2駆動ギア151に直接接続される。また、トナーコンテナ21C、21Mの伝達部材112の伝達ギア61がアイドルギア153に接続される。これにより、トナーコンテナ21Cの伝達部材112の伝達ギア61がトナーコンテナ21Mの伝達部材112の伝達ギア61及びアイドルギア153を介して第2駆動ギア151に接続される。
次に、上記のように構成された複合機1において、トナーコンテナ21Kから画像形成部7Kの現像器10にトナーを補給する動作について説明する。
トナーコンテナ21Kから画像形成部7Kの現像器10にトナーを補給する際には、図15等に示されるようにトナーコンテナ21Kがトナー補給用装着部22Kに装着された状態で、駆動源146を駆動させる。このように駆動源146が駆動すると、駆動源146からの回転駆動力がギア列148及び第1駆動軸149を介して第1駆動ギア147に伝達され、第1駆動ギア147が回転する。即ち、駆動源146からの回転駆動力によって第1駆動ギア147が回転する。
このように第1駆動ギア147が回転すると、第1駆動ギア147の回転がトナーコンテナ21Kの伝達部材26に伝達され、伝達部材26が回転する。このように伝達部材26が回転すると、これに伴ってトナーコンテナ21Kの容器本体25が伝達部材26と一体に回転する。即ち、伝達部材26によって駆動源146からの回転駆動力が容器本体25に伝達される。
上記のようにトナーコンテナ21Kの容器本体25が回転すると、トナーコンテナ21Kの撹拌部材29(図18等参照)が容器本体25と一体に回転する。一方で、トナーコンテナ21Kのカバー27及びシール部材28は、容器本体25の回転時に回転せず、回転停止状態を保持する。そのため、容器本体25及び撹拌部材29がカバー27及びシール部材28に対して相対的に回転し、撹拌部材29の固定部107がシール部材28の弾性層103に対して摺動する。
また、上記のようにトナーコンテナ21Kの容器本体25が回転すると、図18に矢印Aで示されるように、容器本体25の搬送リブ39によって容器本体25内のトナーが前側から後側に向かって搬送され、開口部53を介して容器本体25から排出される。このように容器本体25から開口部53を介して排出されたトナーは、トナー導入口73を介してカバー27の本体部63の連通空間Qに導入される。このように連通空間Qに導入されたトナーは、容器本体25と一体に回転する撹拌部材29の挿入部109によって撹拌され、図18に矢印Bで示されるように、本体部63のトナー排出口76を介して連通空間Qから排出される。このように連通空間Qからトナー排出口76を介して排出されたトナーは、トナー補給用装着部22Kのトナー補給口135を介して補給管136に導入され、補給管136から画像形成部7Kの現像器10に補給される。
次に、上記のように構成された複合機1において、トナーコンテナ21C、21M、21Yから画像形成部7C、7M、7Yの現像器10にトナーを補給する動作について説明する。
トナーコンテナ21C、21M、21Yから画像形成部7C、7M、7Yの現像器10にトナーを補給する際には、図15等に示されるようにトナーコンテナ21C、21M、21Yがトナー補給用装着部22C、22M、22Yに装着された状態で、駆動源146を駆動させる。このように駆動源146が駆動すると、駆動源146からの回転駆動力がギア列148及び第2駆動軸152を介して第2駆動ギア151に伝達され、第2駆動ギア151が回転する。即ち、駆動源146からの回転駆動力によって第2駆動ギア151が回転する。
このように第2駆動ギア151が回転すると、第2駆動ギア151の回転がトナーコンテナ21M、21Yの伝達部材112に伝達され、トナーコンテナ21M、21Yの伝達部材112が回転する。また、第2駆動ギア151の回転がトナーコンテナ21Mの伝達部材112及びアイドルギア153を介してトナーコンテナ21Cの伝達部材112に伝達され、トナーコンテナ21Cの伝達部材112が回転する。その他の作用については、トナーコンテナ21Kから画像形成部7Kの現像器10にトナーを補給する動作と同様であるため、説明を省略する。
次に、上記のように構成された複合機1において、中間転写ベルト5及び各画像形成部7K、7C、7M、7Yの感光体ドラム8から廃トナーボトル23に廃トナーを回収する動作について説明する。
廃トナーを回収する際には、図19に示されるように廃トナーボトル23が廃トナー回収用装着部24に装着された状態で、廃トナーボトル23の伝達部材26を回転させる。このように伝達部材26が回転すると、廃トナーボトル23の容器本体25が伝達部材26と一体に回転すると共に、廃トナーボトル23の撹拌部材29が容器本体25と一体に回転する。
また、廃トナーを回収する際には、クリーニング機構6によって中間転写ベルト5から廃トナーを回収すると共に、各画像形成部7K、7C、7M、7Yのクリーニング装置12によって感光体ドラム8から廃トナーを回収する。このようにしてクリーニング機構6及びクリーニング装置12によって回収された廃トナーは、廃棄ダクト(図示せず)を介して廃棄管154へと搬送される。このように廃棄管154へと搬送された廃トナーは、図19に矢印Cで示されるように、廃棄管154から廃トナーボトル23のカバー27の連通空間Qに導入される。このようにカバー27の連通空間Qに導入された廃トナーは、容器本体25と一体に回転する撹拌部材29によって撹拌され、カバー27の連通空間Qから容器本体25のトナー収容空間Pに導入される。このように容器本体25のトナー収容空間Pに導入された廃トナーは、図19に矢印Dで示されるように、容器本体25の搬送リブ39によって後側から前側に向かって搬送され、容器本体25に収容される。
なお、本実施形態では、トナーコンテナ21Kの容器本体25のトナー収容空間Pに収容されたブラックのトナーが空になった後に、トナーコンテナ21Kの上下を反転させ、トナーコンテナ21Kを廃トナーボトル23として使用するようになっている。
以下、本実施形態に係る複合機1によって発揮される効果及び本実施形態に係る複合機1の変形例について更に詳細に記載する。なお、トナーコンテナ21K、21C、21M、21Yに共通の効果又は変形例については、トナーコンテナ21Kについてのみ記載し、トナーコンテナ21C、21M、21Yについては記載を省略する。
本実施形態のトナーコンテナ21Kは、容器本体25とカバー27の間に介装され、一部が弾性材料によって構成されるシール部材28を備えている。このような構成を採用することで、容器本体25とカバー27をシール部材28によってフレキシブルに接続することが可能となる。そのため、容器本体25やカバー27に何らかの衝撃が加わって容器本体25とカバー27の相対的な位置関係が多少ずれたとしても、容器本体25とカバー27の間からトナーが漏れるのを防止することが可能となる。
また、トナーコンテナ21Kの伝達部材26の外周面には、駆動源146からの回転駆動力によって回転する第1駆動ギア147に接続される伝達ギア61が設けられている。このような構成を採用することで、簡易な構成によって伝達部材26を回転させることが可能となる。
一方で、上記のように第1駆動ギア147に伝達ギア61が接続されると、第1駆動ギア147、伝達部材26及び容器本体25の回転時に、伝達部材26を介して第1駆動ギア147から容器本体25に前後方向と直交する方向の力が作用する(図15の矢印E参照)。そのため、容器本体25の位置がカバー27の位置に対してずれやすくなる。しかしながら、本実施形態では上記の通り、容器本体25とカバー27をシール部材28によってフレキシブルに接続しているため、容器本体25の位置がカバー27の位置に対して多少ずれたとしても、容器本体25とカバー27の間からトナーが漏れるのを確実に防止することが可能となる。
また、トナーコンテナ21Kのシール部材28は、カバー27の本体部63の前側(前後方向内側)且つカバー27の保持部64の径方向内側に配置されている。このような構成を採用することで、シール部材28の後側(前後方向外側)及び径方向外側がカバー27によって覆われることになる。これに伴って、シール部材28の位置ずれを防止することが可能となり、トナー漏れを防止する効果を高めることができる。
また、トナーコンテナ21Kのカバー27の本体部63には、容器本体25から開口部53を介して排出されたトナーを連通空間Qに導入するためのトナー導入口73が設けられ、トナー導入口73の周囲には、台座部74が設けられ、シール部材28は、台座部74の前面(前後方向内側の面)に固定されている。このような構成を採用することで、トナー導入口73付近からのトナー漏れを確実に防止することが可能となる。
また、トナーコンテナ21Kのカバー27の保持部64は、容器本体25の後端部(前後方向一端部)を係止する係止部82と、係止部82の後側(前後方向外側)に設けられる窓部83と、を備え、シール部材28の一部は、窓部83を介して外部に露出している。このような構成を採用することで、トナーコンテナ21Kの組み立て完了後に、シール部材28が適切な位置に配置されていることを目視により確認することが可能となる。これに伴って、トナー漏れを防止する効果を高めることができる。
また、トナーコンテナ21Kのシール部材28は、弾性材料によって構成される弾性層103と、弾性材料よりも剛性が高い材料によって構成される基材層105と、弾性層103と基材層105を接着する第1接着層104と、基材層105とカバー27を接着する第2接着層106と、を備えている。このような構成を採用することで、シール部材28が弾性層103のみによって構成される場合と比較して、シール部材28の剛性を高めることが可能となる。これに伴って、シール部材28の過度の変形を抑制することが可能となり、トナー漏れを防止する効果を高めることができる。
また、トナーコンテナ21Kは、装着方向Xに沿ってトナー補給用装着部22Kに装着され、カバー27は、容器本体25の後端部(装着方向奥側の端部)を保持している。このような構成を採用する場合に、トナーコンテナ21Kをトナー補給用装着部22Kに装着する際に容器本体25がカバー27に対して斜めに傾くと、容器本体25とカバー27の間からトナーが漏れやすくなる。しかしながら、本実施形態では上記の通り、容器本体25とカバー27をシール部材28によってフレキシブルに接続しているため、容器本体25がカバー27に対して斜めに傾いたとしても、容器本体25とカバー27の間からトナーが漏れるのを確実に防止することが可能となる。
本実施形態では、シール部材28が弾性層103、第1接着層104、基材層105及び第2接着層106を備えている場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、シール部材28が弾性層103と接着層のみを備えていても良いし、シール部材28が弾性層103のみを備えていても良い。
本実施形態では、シール部材28の弾性層103がウレタンフォームによって構成される場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、シール部材28の弾性層103がスポンジやゴム材料等のウレタンフォーム以外の弾性材料によって構成されていても良い。
本実施形態では、トナーコンテナ21Kの8個のベース部89のうちの右側の4個のベース部89に規制板90が設けられる場合について説明したが、前述のように、規制板90が設けられるベース部89の組み合わせは、トナーコンテナ21Kの仕向地によって異なる。そのため、他の異なる実施形態では、例えば、8個のベース部89のうちの左側の4個のベース部89に規制板90が設けられていたり、上側の4個のベース部89に規制板90が設けられていたりしても良い。また、他の異なる実施形態では、規制板90の数が4個でなくても良い。このように、規制板90が設けられるベース部89の組み合わせや規制板90の個数は、トナーコンテナ21Kの仕向地ごとに自由に決定することができる。
本実施形態では、複合機1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、プリンター、複写機、ファクシミリ等の複合機1以外の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
1 複合機(画像形成装置)
21K、21C、21M、21Y トナーコンテナ(トナー容器)
22K、22C、22M、22Y トナー補給用装着部
25 容器本体
26 伝達部材
27 カバー
28 シール部材
53 開口部
61 伝達ギア
63 本体部
64 保持部
73 トナー導入口
74 台座部
82 係止部
83 窓部
103 弾性層
104 第1接着層
105 基材層
106 第2接着層
146 駆動源
147 第1駆動ギア
151 第2駆動ギア
P トナー収容空間(容器本体の内部空間)
Q 連通空間
Y 回転軸線

Claims (8)

  1. トナーを収容して回転軸線の周りを回転する容器本体と、
    前記容器本体に設けられる開口部を覆い、前記容器本体の回転時に回転停止状態を保持するカバーと、
    前記容器本体と前記カバーの間に介装され、前記容器本体の回転時に回転停止状態を保持し、少なくとも一部が弾性材料によって構成されるシール部材と、
    前記容器本体の外周面に装着され、前記容器本体に回転駆動力を伝達する伝達部材と、を備え、
    前記容器本体の外周面には、複数の係合突起と、当該複数の係合突起と周方向の位置が重ならないように複数の突起部とが設けられ、
    前記伝達部材の内周面には、周方向に間隔をおいて複数の係合リブが設けられ、
    前記複数の係合リブのうちの1組の係合リブの間隔に前記複数の係合突起が挿入されることで、前記容器本体に対する前記伝達部材の回転が規制され、
    前記伝達部材が前記カバーと前記複数の突起部の間に挟み込まれることで、前記容器本体に対する前記伝達部材の前記回転軸線方向の移動が規制されることを特徴とするトナー容器。
  2. 前記伝達部材の外周面には、駆動源からの回転駆動力によって回転する駆動ギアに接続される伝達ギアが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトナー容器。
  3. 前記容器本体は、回転軸線の周りを回転し、
    前記開口部は、前記容器本体の前記回転軸線方向一端部に設けられ、
    前記カバーは、
    前記容器本体の内部空間と前記開口部を介して連通する連通空間を有する本体部と、
    前記本体部から前記回転軸線方向内側に向かって延出し、前記容器本体の前記回転軸線方向一端部を保持する保持部と、を備え、
    前記シール部材は、前記本体部の前記回転軸線方向内側且つ前記保持部の径方向内側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー容器。
  4. 前記本体部には、前記容器本体から前記開口部を介して排出されたトナーを前記連通空間に導入するためのトナー導入口が設けられ、前記トナー導入口の周囲には、台座部が設けられ、
    前記シール部材は、前記台座部の前記回転軸線方向内側の面に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のトナー容器。
  5. 前記保持部は、
    前記容器本体の前記回転軸線方向一端部を係止する係止部と、
    前記係止部の前記回転軸線方向外側に設けられる窓部と、を備え、
    前記シール部材の少なくとも一部は、前記窓部を介して外部に露出していることを特徴とする請求項3又は4に記載のトナー容器。
  6. 前記シール部材は、
    前記弾性材料によって構成される弾性層と、
    前記弾性材料よりも剛性が高い材料によって構成される基材層と、
    前記弾性層と前記基材層を接着する第1接着層と、
    前記基材層と前記カバーを接着する第2接着層と、を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のトナー容器。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載のトナー容器と、
    前記トナー容器が装着される装着部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記トナー容器は、装着方向に沿って前記装着部に装着され、
    前記カバーは、前記容器本体の前記装着方向奥側の端部を保持することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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