JP4621463B2 - トナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ再生方法 - Google Patents

トナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4621463B2
JP4621463B2 JP2004269237A JP2004269237A JP4621463B2 JP 4621463 B2 JP4621463 B2 JP 4621463B2 JP 2004269237 A JP2004269237 A JP 2004269237A JP 2004269237 A JP2004269237 A JP 2004269237A JP 4621463 B2 JP4621463 B2 JP 4621463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner cartridge
bottle
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004269237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006084755A (ja
Inventor
和久 須藤
文男 小形
誠司 寺澤
謙三 巽
正行 山根
信幸 田口
岳郎 榑沼
清典 津田
恵美 北
智 成見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004269237A priority Critical patent/JP4621463B2/ja
Publication of JP2006084755A publication Critical patent/JP2006084755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4621463B2 publication Critical patent/JP4621463B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジ、これを用いる画像形成装置、及び、そのトナーカートリッジを再生するトナーカートリッジ再生方法に関するものである。
従来、トナーを用いた電子写真方式や直接記録方式により、転写紙等の記録体にトナー像を形成する画像形成装置が知られている。電子写真方式とは、感光体等の潜像担持体に形成した潜像にトナーを付着させて、潜像担持体上にトナー像を形成する方式である。また、直接記録方式とは、例えば特許文献1に記載の画像形成装置のように、潜像担持体によらず、トナー飛翔装置から飛翔させたトナー群を記録体に直接付着させてトナー像を形成する方式である。
これらの方式においては、画像形成に伴ってトナーを消費していくので、画像形成装置本体に対してトナーを定期的に補充する必要がある。トナーを補充する方法としては、特許文献2や特許文献3などに記載のトナーカートリッジを新旧交換することによって行うものが知られている。
図1は、特許文献2に記載の画像形成装置のトナー補給装置を示す概略構成図である。同図において、トナー補給装置は、トナーカートリッジ150、管状のノズル160、搬送チューブ170、エアーポンプ180、吸引ポンプ190等を有している。トナーカートリッジ150は、変形自在な袋部151と、これに固定されたキャップ部152とを有している。袋部151の上半分は、ほぼ直方体の形状になっているが、下半分は逆四角錐の形状になっている。このような逆四角錐の形状により、袋部151の下端に設けられた開口に向かって先細になるホッパが形成されている。キャップ部152には、このホッパの下端に形成された開口に連通している第1空間と、これに連通口155を介して連通している第2空間とが設けられている。このうち、第1空間は、袋部151のホッパから自重によって落下してくるトナーで満たされる。一方、第2空間内には、円筒状のノズル160がその側面に設けられたトナー受入口を、第1空間と第2空間との間の連通口に対面させるように挿入されている。
トナーカートリッジ150は、キャップ部152を鉛直方向下方に向ける姿勢で図示しない支持台にセットされている。そして、内部のトナーがほぼ無くなった時点で新たなものと交換される。この交換の際、使用済みのトナーカートリッジが、画像形成装置本体に固定されたノズル160から引き抜かれた後、このノズル160に新たなトナーカートリッジが装着される。
トナーカートリッジ150のキャップ部152の第2空間内に挿入されたノズル160の後端側には、搬送チューブ170、吸引ポンプ190が順に接続されている。吸引ポンプ190が作動すると、搬送チューブ170と、ノズル160とを通してキャップ部152の第1空間内のトナーが吸引されて、ノズル160内に流入する。そして、搬送チューブ170と吸引ポンプ190内とを経て、現像装置等の搬送先に排出される。
図2は、特許文献3に記載のトナーカートリッジを示す斜視図である。このトナーカートリッジ250は、トナーを収容するボトル部251と、これに対して回転自在に係合する回転係合部材たる円筒状のホルダー部252とを有している。円筒状のホルダー部252は、ボトル部251の先端に設けられた図示しない開口を覆うように、ボトル部251の先端部に係合している。ボトル部251の先端側には、その周面の全周に渡って駆動受入ギヤ253が設けられている。画像形成装置本体に固定された図示しない原動ギヤが、この駆動受入ギヤ253に噛み合いながら回転することで、ボトル部251がホルダー部252に保持されながら回転する。ボトル部251がホルダー部252に保持されながら回転すると、ボトル部251内のトナーがボトル部251内周面に設けられた螺旋状の突起254によって、ボトル後端側から先端側に向けて搬送される。そして、ボトル部251の先端に設けられた図示しない開口を通って、ホルダー部252内に流入する。
ボトル部251の先端部が係合している円筒状のホルダー部252の外周面には、シャッタ部材255が円筒周方向にスライド移動可能に設けられている。図示の状態では、このシャッタ部材255が、ホルダー部252の外周面に設けられた図示しないトナー排出口を覆っている。トナーカートリッジ250は、図示しない画像形成装置本体のカートリッジ支持台にセットされる際、ホルダー部252に設けられた図示しない凸部を、カートリッジ支持台に設けられた図示しない凹部に係合せしめられる。この係合は、作業者がカートリッジ支持台上に載置したトナーカートリッジ250の把手256を把持して、ホルダー部252を回転させることによって行われる。この回転の際、ホルダー部252の全体のうち、シャッタ部材255だけは、カートリッジ支持台の突起に当たって回転が阻止される。すると、それまでシャッタ部材255に覆われていた図示しない排出口が徐々に露出していき、図示しないカートリッジ支持台のトナー受入口との対向位置まで移動する。このようにしてカートリッジ支持台にセットされた状態でトナーカートリッジ250のボトル部251が回転すると、ボトル部251内のトナーがホルダー部252内に流入する。流入したトナーは、自重によってホルダー部252のトナー排出口から上述の図示しないトナー受入口に向けて排出される。
特開2002−307737号公報 特開2004−18138号公報 特開2004−139031号公報
これらのトナーカートリッジの交換頻度を少なくするためには、トナー収容量をできるだけ大きくする必要がある。図1に示したトナーカートリッジ150において、トナー収容量を大きくするには、カートリッジのサイズを、鉛直方向に大きくしなければならない。これは次に説明する理由による。即ち、このトナーカートリッジ150では、袋部151内のトナーを自重によって袋部下半分のホッパのテーパーに沿って開口に向けて集めつつ、開口からキャップ部152内に落下させるという構成になっている。かかる構成において、袋部151のサイズを水平方向に大きくしてしまうと、トナーをホッパのテーパー上で良好に滑らせることができずに、ホッパ内に多量に堆積させてしまう。トナーを良好に滑らせるためには、テーパーをある程度の長さに留めなければならず、そのためには、袋部151の水平方向のサイズをある程度小さく抑える必要がある。よって、トナー収容量を大きくするには、カートリッジのサイズを鉛直方向に大きくする必要がある。
ところが、カートリッジのサイズを鉛直方向に大きくすると、水平方向に大きくする場合に比べて、画像形成装置本体内のレイアウト自由度を悪化させてしまう。これは次に説明する理由による。即ち、一般に、画像形成装置は、ドラム状の感光体や各種ローラなどのように、鉛直方向よりも水平方向にスペースをとる部材を多く使用する。このような画像形成装置の筺体内では、例えば、互いに平行配設された2つのローラの間に形成されるスペースのように、水平方向に長く延びるスペースはでき易いが、鉛直方向に長く延びるスペースはでき難い。このため、鉛直方向に大きく嵩張るトナーカートリッジを使用すると、装置内のレイアウト自由度を悪化させてしまうことになる。
一方、図2に示したトナーカートリッジ250は、細長い筒状の形状となっており、水平方向に寝かせた状態でセットされる。感光体や各種ローラなどのように、鉛直方向よりも水平方向にスペースをとるようにセットされるのである。このため、水平方向よりも鉛直方向にスペースをとることによるレイアウト自由度の悪化を回避することができる。
ところが、このトナーカートリッジ250は、ボトル部251の駆動源となっている駆動モータに対する負荷変動を大きくし易い。具体的には、図示のトナーカートリッジ250のホルダー部252は、プリンタ本体の図示しない位置決め部材によってしっかりと固定されるため、プリンタ本体内でがたつくことはない。これに対し、細長いボトル部251は、このようにしっかりと固定されたホルダー部252に先端部を回転自在に係合させているものの、完全に固定されているわけではないので、回転時の反動によって回転軸線と直交する方向にガタツキやすい。かかるガタツキが起こると、ボトル部251の回転周面に設けられた駆動受入ギヤ253と、画像形成装置本体側の図示しない原動ギヤとの噛み合い量が変化する。そして、これにより、駆動モータの負荷変動が起こる。ボトル部251において、ガタツキによる変位量は、位置決め部材によって固定されたホルダー部252に係合している先端部側から、ホルダー部252に係合していない後端側に向かうほど大きくなる。そこで、図示のトナーカートリッジ250では、後端部よりも変位量の小さい先端部に駆動受入ギヤ253を設けることで、ガタツキに起因する駆動モータの負荷変動をできるだけ少なくしている。しかし、かかる構成でも、トナー収容器たるボトル部251のガタツキ量によっては、駆動モータの負荷変動を十分に抑えることはできない。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のようなトナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ製造方法を提供することである。即ち、水平方向よりも鉛直方向にスペースをとることによるレイアウト自由度の悪化を回避しつつ、ボトル部などのトナー収容器のガタツキに起因する駆動モータの負荷変動をより確実に抑えることができるトナーカートリッジ等である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、トナーを収容するためのトナー収容器たるボトル状のボトル部と、該ボトル部の先端部に形成された開口を覆うように該ボトル部に対して回転自在に係合する回転係合部材と、回転駆動される原動側ギヤの回転駆動力を受け入れるように該ボトル部の回転周面に設けられた駆動受入ギヤとを有し、該ボトル部の回転に伴って該ボトル部内のトナーを該開口から該回転係合部材内に送り込んだ後、該回転係合部材外に排出し、且つ、該ボトル部と該回転係合部材とを係合させた状態で画像形成装置本体に対して着脱されるトナーカートリッジにおいて、上記駆動受入ギヤを上記ボトル部の上記先端部に設けるとともに、該ボトル部に係合した状態で画像形成装置本体に着脱される上記回転係合部材に、該駆動受入ギヤの回転周面、及び該ボトル部における該駆動受入ギヤよりも後端側の箇所の周方向における全域を覆うように形成された周面覆い部を設け、該箇所を覆う周面覆い部領域の内径を該駆動受入ギヤの外径よりも大きくし、該箇所と、該周面覆い部領域の内周面との突き当たりにより、該ボトル部の回転軸線方向と直交する方向への移動を規制させるようにして、該ボトル部を回転自在に保持するホルダー部として該回転係合部材を機能させ、該周面覆い部によって覆われている駆動受入ギヤの周面の一部を外部に露出させるために、該周面覆い部における該箇所との突き当たり領域よりも先端側に、上記駆動受入ギヤの周面の一部を露出させるためのギヤ露出用開口を設け、該ギヤ露出用開口から該駆動受入ギヤを部分的に露出させるようにし、該ボトル部から排出されるトナーを受け入れるために上記画像形成装置本体に固定された管部材を挿入する挿入通路を該ボトル部の回転軸線と平行な方向に延在させた姿勢で該回転係合部材に設け、上記トナーカートリッジを該画像形成装置本体にセットする際に、該画像形成装置本体の中で該トナーカートリッジを該ボトル部の回転軸線方向に沿ってスライド移動させるのに伴って、該画像形成装置本体に固定された該管部材を該回転係合部材の該挿入通路に挿入するようにしたことを特徴とするものである
た、請求項の発明は、求項1のトナーカートリッジにおいて、画像形成装置本体に固定された位置決め部材におけるボトル部回転軸線方向と平行な方向に沿って突出する凸部に係合させるための凹係合部を、上記回転係合部材におけるボトル部回転軸線からずれた位置に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発意名は、請求項1のトナーカートリッジにおいて、画像形成装置本体に固定された位置決め部材におけるボトル部回転軸線方向と平行な方向に沿って窪む凹部に係合させるための凸係合部を、上記回転係合部材におけるボトル部回転軸線からずれた位置に設けたことを特徴とするものである
た、請求項の発明は、請求項1乃至3の何れかのトナーカートリッジにおいて、上記ボトル部として、上記回転軸線方向に細長い円筒状のものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至4の何れかのトナーカートリッジにおいて、上記ボトル部内から送られてくるトナーを貯留するトナー貯留部、及び、該トナー貯留部と上記挿入通路とを連通させる連通路を、該挿入通路と上記連通路と上記トナー貯留部とが上記回転軸線方向と直交する方向に順に並ぶ位置関係で、上記回転係合部材内に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のトナーカートリッジにおいて、上記連通路を、上記回転軸線方向と直交する方向に真っ直ぐに延びるように設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のトナーカートリッジにおいて、上記トナー貯留部側から上記挿入通路側に向けて先細になるテーパーを、上記連通路に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項5、6又は7のトナーカートリッジにおいて、上記連通路における上記挿入通路側の開口を塞ぐシャッタ部材を、該挿入通路内における該開口を塞ぐ位置と、該開口を露出させる位置との間でスライド移動可能に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のトナーカートリッジにおいて、上記管挿入部と、これの上記挿入通路に挿入された上記シャッタ部材との間をシーリングするシール部材を、該管挿入部の挿入通路内壁に固定したことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項のトナーカートリッジにおいて、上記シール部材を、上記挿入通路内における上記連通路との連通箇所よりも管部材挿入方向上流側の箇所と、管部材挿入方向下流側の箇所とに設けたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1乃至1の何れかのトナーカートリッジにおいて、
上記ボトル部にトナーを収容していることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1のトナーカートリッジであって、上記トナーが、画像形成装置内での使用に伴って空になった上記ボトル部に対して再充填されたリフィルトナーであることを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項11又は12のトナーカートリッジにおいて、互いに、同じ画像形成装置にセットされ且つ上記ボトル部に異なる色のトナーを収容している複数のトナーカートリッジ間で、それぞれ、上記回転係合部材の上記回転軸線方向における投影像の形状が異なるように、該回転係合部材の形状を異ならせたことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、記録体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像形成手段に供給するためのトナーを収容し且つ画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたトナーカートリッジとを備える画像形成装置において、上記トナーカートリッジとして、請求項1乃至13の何れかのものを用いるとともに、該トナーカートリッジの上記挿入通路に挿入するための上記管部材と、該管部材を通して上記回転係合部材内のトナーを吸引することで、該トナーを該回転係合部材内から該管部材を介して上記トナー像形成手段に搬送する吸引手段とを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記トナーカートリッジとして、請求項2又は3のものを用いるとともに、該トナーカートリッジの画像形成装置本体への装着操作の際に、上記管部材への挿入通路への挿入よりも、上記位置決め部材の上記凹係合部又は凸係合部の係合が先に開始されるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、記録体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像形成手段に供給するためのトナーを収容し且つ画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたトナーカートリッジとを備える画像形成装置において、上記トナーカートリッジとして、請求項1乃至4の何れかのものを用いるとともに、上記係合凸部又は係合凹部に係合せしめられる凹部又は凸部が形成された位置決め部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、トナーを収容するためのボトル部と、該ボトル部に形成された開口を覆うように該ボトル部と係合しつつ、該ボトル部を回転自在に保持する回転係合部材とを有し、該ボトル部の回転に伴って該ボトル部内のトナーを該開口から該回転係合部材内に送り込んだ後、該回転係合部材外に排出するトナーカートリッジにおける該ボトル部内にトナーを再充填して、該トナーカートリッジを再生するトナーカートリッジ再生方法において、上記トナーカートリッジとして、請求項1乃至1の何れかのものを用い、上記ボトル部を上記回転係合部材から取り外す工程と、取り外し後の該ボトル部内にトナーを再充填する工程と、再充填後の該ボトル部を該回転係合部材に取り付ける工程とを実施することを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、トナーを収容するためのボトル部と、該ボトル部に形成された開口を覆うように該ボトル部と係合しつつ、該ボトル部を回転自在に保持する回転係合部材とを有し、該ボトル部の回転に伴って該ボトル部内のトナーを該開口から該回転係合部材内に送り込んだ後、該回転係合部材外に排出するトナーカートリッジにおける該ボトル部内にトナーを再充填して、該トナーカートリッジを再生するトナーカートリッジ再生方法において、上記トナーカートリッジとして、請求項1乃至1の何れかのものを用い、トナー再充填用の穴を上記ボトル部にあける工程と、該穴を通して該ボトル部内にトナーを再充填する工程と、該穴を塞ぐ工程とを実施することを特徴とするものである。
これらの発明においては、トナー収容器内のトナーをその自重だけに依存して回転係合部材内に送り込むのではなく、トナー収容器の回転力を利用して送り込む。かかる構成では、トナー収容器を鉛直方向よりも水平方向にスペースをとる姿勢でセットしたとしても、トナー収容器内のトナーを余すことなく回転係合部材内に送り込むことが可能になるので、水平方向よりも鉛直方向にスペースをとる姿勢でセットすることよるレイアウト自由度の悪化を回避することができる。
また、回転係合部材の周面覆い部に覆われるトナー収容器先端部のうち、駆動受入ギヤが設けられている箇所よりも後端側の領域を、回転係合部材の周面覆い部の内周面に突き当たらせる。そして、この突き当たりにより、トナー収容器の回転軸線方向と直交する方向への移動を規制することで、かかる移動を何ら規制していなかった従来のトナーカートリッジに比べて、トナー収容器の前記方向へのガタツキ量を減らす。よって、トナー収容器のガタツキに起因する駆動モータの負荷変動をより確実に抑えることができる。なお、トナー収容器の先端部の全領域を回転係合部材の周面覆い部によって覆ってしまうと、駆動受入ギヤを周面覆い部によって覆い隠してしまうため、画像形成装置本体側の原動ギヤに噛み合わせることができなくなる。しかし、本発明では、周面覆い部に設けたギヤ露出用開口から駆動受入ギヤを部分的に露出させているので、その露出させた箇所を原動ギヤに噛み合わせることができる。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の実施形態について説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図3は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、本プリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ1Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像を形成する画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ1Yを例にすると、図4に示すように、ドラム状の感光体2Y、ドラムクリーニング装置3Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像装置5Y等を備えている。このプロセスカートリッジ1Yは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体2Yの表面を一様帯電せしめる。同図においては、図示しない電源によって帯電バイアスが印加されながら、図中反時計回りに回転駆動される帯電ローラ6Yを感光体2Yに当接させることで、感光体2Yを一様帯電せしめる方式の帯電装置4Yを示した。帯電ローラ6Yの代わりに、帯電ブラシを当接させるものを用いてもよい。また、スコロトロンチャージャーのように、感光体2Yに対して非接触で帯電処理を施すものを用いてもよい。帯電装置4Yによって一様帯電せしめられた感光体2Yの表面は、後述する光書込ユニットから発せられるレーザ光によって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。
現像装置5Yは、第1搬送スクリュウ7Yが配設された第1剤収容部8Yを有している。また、透磁率センサからなるトナー濃度センサ(以下、Tセンサという)9Y、第2搬送スクリュウ10Y、現像ロール11Y、ドクターブレード12Yなどが配設された第2剤収容部13Yも有している。これら2つの剤収容部内には、磁性キャリアとマイナス帯電性のYトナーとからなる図示しないY現像剤が内包されている。第1搬送スクリュウ7Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、第1剤収容部8Y内のY現像剤を図中手前側から奥側へと搬送する。そして、第1剤収容部8Yと第2剤収容部13Yとの間の仕切壁に設けられた図示しない連通口を経て、第2剤収容部13Y内に進入する。第2剤収容部13Y内の第2搬送スクリュウ10Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、Y現像剤を図中奥側から手前側へと搬送する。搬送途中のY現像剤は、第1剤収容部13Yの底部に固定されたTセンサ9Yによってそのトナー濃度が検知される。このようにしてY現像剤を搬送する第2搬送スクリュウ10Yの図中上方には、図中反時計回りに回転駆動せしめられる非磁性パイプ14Y内にマグネットローラ15Yを内包する現像ロール11Yが平行配設されている。第2搬送スクリュウ10Yによって搬送されるY現像剤は、マグネットローラ15Yの発する磁力によって非磁性パイプ14Y表面に汲み上げられる。そして、非磁性パイプ14Yと所定の間隙を保持するように配設されたドクターブレード12Yによってその層厚が規制された後、感光体2Yと対向する現像領域まで搬送され、感光体2Y上のY用の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体2Y上にYトナー像が形成される。現像によってYトナーを消費したY現像剤は、現像ロール11Yの非磁性パイプ14Yの回転に伴って第2搬送スクリュウ10Y上に戻される。そして、図中手前端まで搬送されると、図示しない連通口を経て第1剤収容部8Y内に戻る。
Tセンサ9YによるY現像剤の透磁率の検知結果は、電圧信号として図示しない制御部に送られる。Y現像剤の透磁率は、Y現像剤のYトナー濃度と相関を示すため、Tセンサ9YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。上記制御部はRAMを備えており、この中にTセンサ9Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefや、他の現像装置に搭載されたM,C,K用のTセンサからの出力電圧の目標値であるM用Vtref、C用Vtref、K用Vtrefのデータを格納している。現像装置5Yについては、Tセンサ9Yからの出力電圧の値とY用Vtrefを比較し、後述するY用のトナー供給装置を比較結果に応じた時間だけ駆動させる。この駆動により、現像に伴ってYトナーを消費してYトナー濃度を低下させたY現像剤に対して第1剤収容部8Yで適量のYトナーが供給される。このため、第2剤収容部13Y内のY現像剤のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他色用のプロセスカートリッジ(1M,C,K)の現像剤についても、同様のトナー供給制御が実施される。
感光体2Y上に形成されたYトナー像は、後述する中間転写ベルトに中間転写される。ドラムクリーニング装置3Yは、中間転写工程を経た後の感光体2Y表面に残留したトナーを除去する。これによってクリーニング処理が施された感光体2Y表面は、図示しない除電装置によって除電される。この除電により、感光体2Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。先に示した図3において、他色用のプロセスカートリッジ1M、6C、6Kにおいても、同様にして感光体2M、C、K上にM、C、Kトナー像が形成されて、中間転写ベルト上に中間転写される。
プロセスカートリッジ1Y,M,C,Kの図中下方には、光書込ユニット20が配設されている。潜像形成手段たる光書込ユニット20は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、各プロセスカートリッジ1Y,M,C,Kにおける各感光体に照射する。これにより、感光体2Y,M,C,K上にY,M,C,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット20は、光源から発したレーザ光Lを、モータによって回転駆動されるポリゴンミラー21によって偏向せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体2Y,M,C,Kに照射するものである。
光書込ユニット20の図中下側には、第1給紙カセット31、第2給紙カセット32が鉛直方向に重なるように配設されている。これら給紙カセット内には、それぞれ、記録体たる転写紙Pが複数枚重ねられた転写紙束の状態で収容されており、一番上の転写紙Pには、第1給紙ローラ31a、第2給紙ローラ32aがそれぞれ当接している。第1給紙ローラ31aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第1給紙カセット31内の一番上の転写紙Pが、カセットの図中右側方において鉛直方向に延在するように配設された給紙路33に向けて排出される。また、第2給紙ローラ32aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第2給紙カセット32内の一番上の転写紙Pが、給紙路33に向けて排出される。給紙路33内には、複数の搬送ローラ対34が配設されたおり、給紙路33に送り込まれた転写紙Pは、これら搬送ローラ対34のローラ間に挟み込まれながら、給紙路33内を図中下側から上側に向けて搬送される。
給紙路33の末端には、レジストローラ対35が配設されている。レジストローラ対35は、転写紙Pを搬送ローラ対34から送られてくる転写紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに、両ローラの回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
各プロセスカートリッジ1Y,M,C,Kの図中上方には、中間転写体たる中間転写ベルト41を張架しながら図中反時計回りに無端移動せしめる転写ユニット40が配設されている。この転写ユニット40は、中間転写ベルト40の他、ベルトクリーニング装置42、第1ブラケット43、第2ブラケット44などを備えている。また、4つの1次転写ローラ45Y,M,C,K、2次転写バックアップローラ46、駆動ローラ47、補助ローラ48、テンションローラ49なども備えている。中間転写ベルト41は、これら8つのローラに張架されながら、駆動ローラ47の回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。4つの1次転写ローラ45Y,M,C,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト41を感光体2Y,M,C,Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト41の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する。中間転写ベルト41は、その無端移動に伴ってY,M,C,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、そのおもて面に感光体2Y,M,C,K上のY,M,C,Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト41上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
2次転写バックアップローラ46は、中間転写ベルト41のループ外側に配設された2次転写ローラ50との間に中間転写ベルト41を挟み込んで2次転写ニップを形成している。先に説明したレジストローラ対35は、ローラ間に挟み込んだ転写紙Pを、中間転写ベルト41上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで、2次転写ニップに向けて送り出す。中間転写ベルト41上の4色トナー像は、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラ50と2次転写バックアップローラ46との間に形成される2次転写電界や、ニップ圧の影響により、2次転写ニップ内で転写紙Pに一括2次転写される。そして、転写紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト41には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニング装置42によってクリーニングされる。
2次転写ニップの図中上方には、加圧ローラ61や定着ベルトユニット62などを備える定着装置60が配設されている。この定着装置60の定着ベルトユニット62は、定着ベルト64を、加熱ローラ63、テンションローラ65、駆動ローラ66によって張架しながら、図中反時計回りに無端移動せしめる。加熱ローラ63は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包しており、定着ベルト64を裏面側から加熱する。このようにして加熱される定着ベルト64の加熱ローラ63掛け回し箇所には、図中時計回りに回転駆動される加圧ローラ61がおもて面側から当接している。これにより、加圧ローラ61と定着ベルト64とが当接する定着ニップが形成されている。
2次転写ニップを通過した転写紙Pは、中間転写ベルト41から分離した後、定着装置60内に送られる。そして、定着ニップに挟まれながら図中下側から上側に向けて搬送される過程で、定着ベルト64によって加熱されたり、押圧されたりして、フルカラートナー像が定着せしめられる。
このようにして定着処理が施された転写紙Pは、排紙ローラ対67のローラ間を経た後、機外へと排出される。プリンタ本体の筺体の上面には、スタック部68が形成されており、排紙ローラ対67によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部68に順次スタックされる。
転写ユニット40の上方には、Y,M,C,Kトナーを収容する4つのトナーカートリッジ100Y,M,C,Kが配設されている。トナーカートリッジ100Y,M,C,K内のY,M,C,Kトナーは、それぞれプロセスカートリッジ1Y,M,C,Kの現像装置に適宜供給される。これらトナーカートリッジ100Y,M,C,Kは、プロセスカートリッジ1Y,M,C,Kとは独立してプリンタ本体に脱着可能である。
以上の構成の本プリンタにおいては、4つのプロセスカートリッジ1Y,M,C,K、光書込ユニット20、転写ユニット40などの組合せにより、記録体たる転写紙Pにトナー像を形成するトナー像形成手段が構成されている。
次に、本プリンタの特徴的な構成について説明する。
図5はY用のトナーカートリッジ100Yを示す斜視図である。同図において、Y用のトナーカートリッジ100Yは、図示しないYトナーを収容するボトル状のボトル部101Yと、円筒状のホルダー部102Yとを備えている。ホルダー部102Yは、ボトル部101Yの先端に形成された図示しない開口を覆うようにボトル部101Yの先端部に係合しつつ、ボトル部101Yを回転自在に保持している。ボトル部101Yには、外側から内側に向けて突出するスクリュー状の突起が103Yその円周面に沿うようにエンボス加工されている。ボトル部101Yが図示しない駆動系によって回転せしめられると、ボトル部101Y内のYトナーがこのスクリュー状の突起に沿ってボトル底側からボトル先端側に向けて移動する。そして、トナー収容器たるボトル部101Yの先端に設けられた図示しない開口を通って、円筒状のホルダー部102Y内に流入する。
ホルダー部102Yのボトル軸線方向における端面には、ノズル受入口109Yが形成されている。このノズル受入口109Yは、プリンタ本体側に固定された後述する吸引ノズルを受け入れるためのものである。ノズル受入口109Yの図中両脇には、それぞれノズル受入口よりも若干小径の位置決めピン受入口110Yがそれぞれ形成されている。これら位置決めピン受入口110Yは、それぞれ、ボトル部101Yの回転軸線からずれた位置に形成されており、その奧には、図示しないピン挿入通路が、ボトル部101Yの回転軸線方向と並行な方向に延在するように形成されている。なお、ボトル部101Yとしては、原動ギヤによって回転せしめられる際の衝撃では変形しない程度に剛性の高い樹脂材料からなるものを用いている。
図6は、後述するトナー補給装置の一部となっているY用のカートリッジ連結部71Yを示す斜視図である。このY用のカートリッジ連結部71Yは、Yトナーを搬送するための搬送管72Yの上端に、管部材たる吸引ノズル73Yが水平方向に延在するように固定されている。吸引ノズル73Yの先端部には、Yトナーを受け入れるためのトナー受入口74Yが形成されている。また、吸引ノズル73Yの両脇には、それぞれ、棒状の位置決めピン75Yが、水平方向(ボトル部の回転軸線と並行な方向)に延在するように固定されている。位置決め部材としてのカートリッジ連結部71Yの凸部たる位置決めピン75Yは、先端部が吸引ノズル73Yの先端よりも出っ張るようになっている。
図7は、Y用のトナーカートリッジ100Yを示す分解斜視図である。Y用のトナーカートリッジ100Yの回転係合部材たるホルダー部102Yは、ボトル部101Yに係合する係合部と、これとは別体で構成されたノズル挿入部104Yとから構成されている。また、係合部は、ボトル部101Yに係合しながらボトル部101Yの先端部の周面を覆うキャップ部105Yと、トナーを一時的に貯留するトナー貯留部106Yとを有している。係合部において、円筒状のキャップ部105Y内には、これの内径よりも小径の円筒状のトナー貯留部106Yが嵌合せしめられている。このように嵌合する両者の間には、非通気性材料であるゴム製のOリング107Yが嵌め込まれている。これにより、キャップ部105Yの内周面とトナー貯留部106Yの外周面との間の気密性が高く保たれる。
キャップ部105Yよりも小径に形成されたトナー貯留部106Yの図中下部には、図示しない窪みが形成されており、この窪みの中に、ノズル挿入部104Yが嵌合せしめられる。このように嵌合する両者の間には、非通気性材料であるゴム製のOリング108Yが嵌め込まれている。これにより、係合部の一部であるトナー貯留部106Yの凹部内周面とノズル挿入部104Yの嵌合用凸部外周面との間の気密性が高く保たれる。
ボトル部101Yの先端部の回転周面には、プリンタ本体側に固定された図示しない原動ギヤの回転駆動力に噛み合う駆動受入ギヤ111Yが形成されている。ホルダー部102Yのキャップ部105Yは、ボトル部101Yの先端と係合すると、ボトル部101Yの先端部の回転周面を覆う周面覆い部として機能する。但し、キャップ部105Yは、ギヤ露出用開口Aを有しており、ボトル部101Yの先端部のうち、駆動受入ギヤ111Yについては、その一部をギヤ露出用開口Aから露出させる。この露出により、先に図5に示したように、キャップ部105Yに覆われたボトル先端部の駆動受入ギヤ111Yを、図示しない原動ギヤに噛み合わせることが可能になっている。
図8は、トナー補給装置にセットされる前のY用のトナーカートリッジ100Yにおける先端部を示す断面図である。ボトル部101Yの先端部は、ボトル本体よりも小径な円筒形状になっており、その小径円筒の先端に開口が形成されている。先端部の小径円筒の周面から突出して駆動受入ギヤ111Yよりもボトル先端側には、円筒外周面から僅かに突出する引っ掛け部112Yが形成されている。ホルダー部102Yのキャップ部105Yには、ボトル部101Yの先端部である小径円筒を受け入れるための円筒空間が形成されており、この円筒空間における後端部には、円筒内周から突出する突起113が形成されている。ボトル部101Yの先端部は、その引っ掛け部112Yがキャップ部105Y内の突起113Yを乗り越えるようにキャップ部105Y内に挿入されて、キャップ部105Yに対して回転自在に係合している。
キャップ部105Yの後端部(ボトル後端側の端部)の内周面には、複数の突起Bが形成されている。上述の係合によってボトル部111Yの先端部の周面を覆った周面覆い部としてのキャップ部105Yは、これら突起Bを、ボトル部101Yの先端部における駆動受入ギヤ111Yの配設箇所よりも後端側の領域に突き当てる。そして、この突き当てより、トナー収容器たるボトル部101Yの回転軸線方向と直交する方向への移動を規制することで、従来のトナーカートリッジに比べて、ボトル部101Yの回転軸線方向と直交する方向へのガタツキ量を減らす。よって、ボトル部101Yのガタツキに起因する駆動モータの負荷変動をより確実に抑えることができる。
ノズル挿入部104Yは、管状のノズル本体部の上面から、嵌合用凸部を突出させており、この嵌合用凸部を、キャップ部105Yの内側にあるトナー貯留部106Yの底部に嵌合させている。嵌合用凸部内には、連通路114Yが形成されており、この連通路114Yは、ノズル本体部内においてボトル軸線方向と平行な方向に延在するように設けられた挿入通路115Yに連通している。但し、挿入通路115Y内には、上述した吸引ノズル(74Y)と同じ径に形成された棒状のシャッタ部材116Yがスライド移動可能に挿入されており、これが連通路114Yの直下に位置していることで、連通路114Yと挿入通路115Yとが遮断されている。なお、この挿入通路115Yの端が、先に図5に示したノズル受入口109Yとなっている。
ボトル部101Yの先端の小径円筒からトナー貯留部106Y内に流入したトナーは、自重により、ノズル挿入部104Yの連通路114Y内に落下して堆積する。トナー貯留部106Yに嵌合したノズル挿入部104Yの嵌合用凸部は、トナー貯留部106Yの底部として機能する。かかる嵌合用凸部の連通路115Yが上述したような擂り鉢状に形成されていることで、底部のトナーをテーパーによって通路中心に集めるホッパとしての役割を果たしている。図示の状態では、連通路114Yの先端がシャッタ部材116Yによって閉鎖されているため、連通路114Y内から挿入通路115Y内にトナーが流れ込むことはない。
図9は、Y用のトナーカートリッジ100Yの先端部を示す分解斜視図である。同図においては、便宜上、ホルダー部102Yのキャップ部(105Y)の図示を省略している。図示しないキャップ部(105Y)の内側に嵌合している円筒状のトナー貯留部106Yにおけるボトル側端部には、通気性材料で且つ弾性材料であるスポンジからなるリング状のリングシール118Yが貼り付け固定されている。先に図8に示したように、キャップ部105Yに回転自在に係合したボトル部101Yの先端は、キャップ部105Y内のトナー貯留部106Yの端部に固定されたリングシール118Yに突き当たっている。これにより、トナー収容器たるボトル部101Yの内周面と、これに係合したキャップ部105Yの外周面との間の気密性が高められている。
Y用のトナーカートリッジ100Yが後述するトナー補給装置のカートリッジ載置台にセットされる際には、まず、プリンタの筺体の側板に設けられた図示しない開閉扉が開かれる。すると、筺体内のトナー補給装置のカートリッジ載置台が露出する。このカートリッジ載置台には、Y,M,C,K用の4つのトナーカートリッジを並行載置するための半筒状の4つの窪みが並行に設けられている。作業者は、トナーカートリッジ100Yを、そのホルダー部102Yが先頭に位置する姿勢で把持する。そして、カートリッジ載置台に設けられた半筒上の4つの窪みのうち、Y用の窪みの端にホルダー部102Yを載せた後、カートリッジ全体を差し込むように、ボトル部回転軸線方向に沿ってスライド移動させる。このスライド移動により、トナーカートリッジ100Yを、所定の位置まで押し込んで、カートリッジ載置台上にセットする。
先に示した図6において、トナー補給装置におけるY用のカートリッジ連結部71Yの2つの位置決めピン73Yは、それぞれ先端部を吸引ノズル73Yの先端よりも出っ張らせるように固定されている。そして、その先端部は、後端側よりも先細になっている。トナーカートリッジがセット時にカートリッジ載置台上に差し込まれる途中で、これら2つの位置決めピン73Yの先細の先端部が、図5に示したトナーカートリッジ100Yの2つの位置決めピン受入口110Y内にそれぞれ進入する。そして、トナーカートリッジ100Yが更に差し込まれると、位置決めピン73Yの先端部よりも太くなっている後端側も、ピン受入口110Y内に進入していく。先端部よりも太くなっている後端側がピン受入口110Y内に進入することで、トナーカートリッジ100Yのカートリッジ載置台上における回転軸線方向と直交する方向の位置決めがなされる。
かかる位置決めがなされた後、トナーカートリッジ100Yが更に差し込まれると、図6に示したトナー補給装置のカートリッジ連結部109Yにおける吸引ノズル73Yが、図5に示したホルダー部102Yのノズル受入口109Y内に進入していく。そして、吸引ノズル73Y内がノズル受入口109Yの内側に延在している挿入通路(115Y)にある程度まで押し込まれた時点で、トナーカートリッジ100Yのセットが完了する。
図10は、トナー補給装置にセットされた状態のY用のトナーカートリッジ100Yにおける先端部を示す断面図である。トナーカートリッジ100Yが図示しないトナー補給装置のカートリッジ載置台にセットされると、ホルダー部102Yにおけるノズル挿入部104Yの挿入通路115Y内に、トナー補給装置に固定されている吸引ノズル73Yが挿入される。このとき、挿入通路115Y内では、連通路114Yの直下に位置していたシャッタ部材116Yが、挿入通路115Y内に差し込まれた吸引ノズル73Yの先端に押されて図中右側から左側へとスライド移動する。そして、連通路114Yの直下から待避するとともに、吸引ノズル73Yの先端部に設けられたトナー受入口(図6の74Y)が連通路114Yの直下に位置する。これにより、トナー貯留部106Y内と吸引ノズル73Y内とが、ノズル挿入部104Yの連通路114Yを介して連通する。
吸引ノズル73Yやシャッタ部材116Yがスライド移動可能な挿入通路115Yの内周面には、非通気性材料であるゴムからなる2つのOリング117Yが固定されている。吸引ノズル73Yやシャッタ部材116Yは、これらOリング117Yのリング内部を貫くようにして、挿入通路115Y内をスライド移動する。2つのOリング117Yのうち、一方は、挿入通路115Yの内壁における連通路114Yよりも入口側(ノズル受入口側)の箇所に固定されており、この箇所で挿入通路115Yと管部材たる吸引ノズル73Yとの間をシーリングしている。これにより、挿入通路115Yの入口(トナー受入口)と、吸引ノズル73Yとの隙間から挿入通路115Y内へのエアー流入を阻止している。もう一方のOリング117Yは、挿入通路115Yの内壁における連通路114Yよりも出口側の箇所に固定されており、この箇所で挿入通路115Yと吸引ノズル73Yとの間をシーリングしている。これにより、挿入通路115Yの出口と、吸引ノズル73Yとの隙間から挿入通路115Y内へのエアー流入を阻止している。
図示しないトナー補給装置にセットされたトナーカートリッジ100Yは、ボトル部101Yの先端部に形成されたギヤ部117Yを、トナー補給装置に固定された原動ギヤ76Yに噛み合わせる。図示しない駆動源によって原動ギヤ76Yが回転駆動されると、これと117Yとの噛み合いにより、ボトル部101Yがホルダー部102Yに保持されながら回転する。この回転により、ボトル部101Y内のYトナーが、ボトル後端側から先端側に向けて搬送されて、ホルダー部102のトナー貯留部106Y内に流入する。そして、トナー貯留部106Yの底部となっている連通路114Y上に堆積する。
ボトル部101Yの回転運動の反動により、ボトル部101Yを回転可能に保持するホルダー部102Yがカートリッジ載置台上で回転しようとしたとする。この場合、トナー補給装置に固定された凸部たる位置決めピン(75Y)に対して、ボトル部101Yの回転軸線からずれた位置で係合している凹係合部たるピン挿入通路の内壁が引っ掛かる。そして、この引っ掛かりにより、ホルダー部102の回転を阻止することで、ボトル部101Yの回転に伴うホルダー部102Yの位置ズレを回避することができる。
なお、位置決め部材たるカートリッジ連結部71Yとして、ホルダー部102Yの凹係合部たるピン挿入通路に係合する凸部としての位置決めピン75Yを設けた例について説明したが、凹凸の関係をこの逆にしてもよい。具体的には、カートリッジ連結部71Yに、ボトル回転軸線方向と並行な方向に延びる凹部を設けるとともに、トナーカートリッジ100Yのホルダー部102Yに、同方向に延びる凸係合部を形成するのである。
吸引ノズル73Yに連結している搬送管72Yの図示しない領域には、吸引ポンプが接続されており、これの作動によって搬送管72Y内の空気やトナーが吸引される。すると、その吸引力が、搬送管72Y内、吸引ノズル73Y内を介して、連通路114Y内やトナー貯留部106Y内に伝わる。そして、トナー貯留部106Y内や連通路114Y内のYトナーが、吸引ノズル73Y内へと吸引される。
上述したように、挿入通路115Yとこれに差し込まれた吸引ノズル73Yとの間は、非通気性シール部材たるOリング117Yよってシーリングされている。一方、ホルダー部102Yのキャップ部105Yと、これに係合しているボトル部101Yとの間は、通気性シール部材たるリングシール118Yによってシーリングされている。かかる構成では、挿入通路115Yと吸引ノズル73Yとの間の気密性が、ボトル部101Yとこれに係合したキャップ部105Yとの間の気密性よりも高くなる。そして、吸引ポンプによる吸引に伴って吸引ノズル73Y内、連通路114Y及びトナー貯留部106Y内が負圧になると、外部からのエアー流入が、図中矢印で示したように、気密性に劣るボトル部101Yとキャップ部105Yとの間で起こる。具体的には、エアーが、キャップ部105Yの内側と、これに挿入されたボトル部101Yの外側との間を経由して、ボトル部101Yとトナー貯留部106Yとの間に介在している通気性のリングシール118Yに達する。そして、リングシール118Yの内部を経由して、トナー貯留部106Y内に流入する。挿入通路115Yと吸引ノズル73Yとの間の気密性は、Oリング117Yによって高く保たれているので、ここからエアーを流入させて、吸引ノズル73Y内に吸い込ませるといった事態は生じない。このため、トナー貯留部106Y内から吸引ノズル73Y内に向けての吸引力を良好に発揮させることができる。よって、トナー貯留部106Y内からプリンタ本体側の現像装置に向けて安定した量のYトナーを排出することができる。
なお、トナーカートリッジ100Yの内部と外部との気密性が高すぎると、吸引ポンプによるトナー吸引に伴うカートリッジ内への外気流入が全く行われなくなり、過剰な負圧によってボトル部101Yを変形させてしまう。しかしながら、本プリンタのトナーカートリッジ100Yでは、リングシール118Yとして通気性材料たるスポンジからなるものを用いている。このため、トナー吸引に伴ってトナー貯留部106Yが少し負圧になると、適量の外気がリングシール118Y内を通ってトナー貯留部106Yに流れ込む。よって、過剰な負圧によるボトル部101Yの変形を回避することができる。
また、Yトナーを収容するY用のトナーカートリッジ100Yについて詳しく説明したが、他色用のトナーカートリッジ(100M,C,K)も同様の構成になっている。
図11は、トナー補給装置とその周囲構成とを示す斜視図である。トナー補給装置70は、カートリッジ載置台77、4つのカートリッジ連結部71Y,M,C,Kと、4つの吸引ポンプ78Y,M,C,Kとを有している。カートリッジ載置台77は、4つのトナーカートリッジ100Y,M,C,Kを平行載置するための4つの半円筒状の窪みを有している。カートリッジ載置台77の下方には、4つの現像装置がそれぞれ対応する色のトナーカートリッジの直下に位置するように配設されている。なお、同図においては、便宜上、4つの現像装置のうち、Y用の現像装置5Kだけを示している。
図示しないプリンタ筐体の側面には、カートリッジ交換作業用の開閉扉が設けられており、この開閉扉を開くと、筐体内のトナー補給装置70が図中の奥側で露出する。作業者は、開閉扉から、トナーカートリッジ100Y,M,C,Kをボトル長手方向に押し込むようにして、カートリッジ載置台77上をスライド移動させることで、トナー補給装置70にセットする。
カートリッジ載置台77の一端部には、4つのカートリッジ連結部71Yを支持するための連結部支持板79が立設せしめられている。カートリッジ載置台77上に載置されたトナーカートリッジ100Y,M,C,Kの図示しないノズル挿入通路には、カートリッジ連結部71Y,M,C,Kの吸引ノズルがそれぞれ差し込まれている。カートリッジ連結部71Y,M,C,Kの搬送管72Y,M,C,Kの端には、吸引ポンプ78Y,M,C,Kが連結されている。各吸引ポンプ78Y,M,C,Kの直下には、各現像装置のトナー補給口Eが位置している。
図12は、4つの吸引ポンプ78Y,M,C,Kのうち、Y用の吸引ポンプ78Yを示す斜視図である。この吸引ポンプ78Yは、一軸偏芯スクリューポンプ(通称モーノポンプ)と呼ばれる方式のものである。そのポンプ部80Yは、金属や剛性の高い樹脂などで偏芯2条スクリュー形状に加工されたロータ81Y、ゴム等の材料に2条スクリュー状の空洞が形成されたステータ82Y、これらを内包する樹脂製のホルダ等から構成される。吸引ポンプ78Yは、このポンプ部80Yの他に、吐出部83Y、ロータ81Yを回転させるモータ84Y等も有している。2条スクリュー形状のロータ81Yがステータ82Y内で回転すると、ポンプ部80Yの吸引側(図中右側)に負圧が発生する。この負圧により、Y用のトナーカートリッジ100Y内のYトナーが、搬送管72Y等を介して吸引される。そして、吸引ポンプ78Yのポンプ部80Yに至り、ステータ82Y内を通って吐出部83Yから吐出される。吐出されたYトナーは、吐出部83Yの直下に位置する現像装置のトナー補給口を通して、Y用の現像装置に補給される。なお、他色用の現像装置においても、同様にしてトナーが補給される。
これまで説明してきたように、トナーカートリッジ100Y,M,C,Kのボトル部としては、その回転軸線方向に細長い円筒状のものを用いている。かかるボトル部を用いることで、角張った形状のものを用いる場合に比べて、回転周面を容易に支えることができる。具体的には、ボトル部は、その一端側がホルダー部によって回転自在に保持されているだけであると、もう一端側がトナーの重みによって撓もうとするため、ホルダー部による保持部に相当な負荷がかかって、破壊するおそれがある。このため、カートリッジ載置台上では、ボトル部のもう一端側を台上で支える必要がある。このように台上で支える場合、ボトル部の周面が角張っていると、ボトル部を載置台上でバウンドさせてしまう。しかし、本実施形態のようにボトル部として円筒状のものを用いれば、ボトル部をバウンドさせることなく、台上で支えることができる。
先に図8に示したように、本プリンタのトナーカートリッジ100Yにおいては、ホルダー部102Yを次のように構成している。即ち、ボトル部101Y内から送られてくるYトナーを貯留するトナー貯留部106Y、及び、これと挿入通路115Yとを連通させる連通路114Yを、挿入通路115Yと連通路114Yとトナー貯留部106Yとがボトル回転軸線方向と直交する方向に順に並ぶ位置関係で設けている。かかる構成では、ボトル部101Yからトナー貯留部106Yに送り込んだYトナーを、自重により、連通路114Yを通して挿入通路115Y内の吸引ノズル73Y内に落とし込むことができる。
なお、トナーカートリッジ100Y,M,C,Kとしては、新品のカートリッジのボトル部にY,M,C,Kトナーが充填された未再生カートリッジの他に、再生カートリッジを用いることも可能である。この再生カートリッジは、使用済みのカートリッジのボトル部内に、Y,M,C,Kリフィルトナーが再充填されて再生されたものである。
図13、図14、図15、図16は、M、C、K、Y用のトナーカートリッジ100M、C、K、Yにおけるホルダー部のボトル回転軸線方向における投影像の輪郭を示す模式図である。何れの図においても、ボトル後端側からボトル先端側に向けて、ホルダー部を投影した場合の投影像の輪郭を示している。これらの図からわかるように、互いに異なる色のトナーを収容している4つのトナーカートリッジ間では、それぞれ、ホルダー部のボトル回転軸線方向における投影像の形状が異なっている。具体的には、何れの投影像も、真円の形状の図中左上に、矩形状の凸部が形成されている。この凸部は、ホルダー部外周面から突出する図示しないガイド部材によって形成されている。これら矩形状の凸部の形状が、各ホルダー部間でそれぞれ微妙に異なっているのである。
図17は、トナー補給装置(70)の側板を示す正面図である。プリンタ本体の筺体の側板に設けられた図示しない開閉扉をあけると、図示したトナー補給装置の側板が露出する。この側板には、図示のように、4つの円状の開口を有しており、それらの形状は、互いに異なっている。図中左側から数えて1、2、3、4番目の開口は、それぞれ、M、C、K、Y用のトナーカートリッジを受け入れるためのものである。1、2、3、4番目の開の形状は、それぞれ、図13、図14、図15、図16に示したホルダー部の投影像の輪郭形状と同じになっている。このため、たとえば、図中最も左側の開口に対して、ホルダー部の投影像の輪郭が図16に示した形状になっているY用のトナーカートリッジを挿入しようとしても、ホルダー部が開口の周囲に引っ掛かって、その挿入が阻止される。そして、これにより、カートリッジ載置台の所定色用の載置部に対して、異なる色用のトナーカートリッジをセットしまうといった事態が回避される。
次に、これまで説明してきたトナーカートリッジ100Yの使用済みのものを再生するためのトナーカートリッジ再生方法の実施形態について説明する。
トナーカートリッジ100Yを再生する方法は、大きく分けて2通りある。これらを、第1再生方法、第2再生方法として、以下に説明する。
[第1再生方法]
第1再生方法では、先に図7に示したボトル部101Y内のYトナーが空になって使用済みとなったトナーカートリッジ100Yを、分解工程、再充填工程、再組立工程という3つの工程の実施によって再生する。分解工程では、ホルダー部102Yに回転自在に係合しているボトル部101Yを、専用の工具によってホルダー部102Yから取り外す。これにより、ボトル部102Yの先端に設けられたトナー排出用の開口が露出したら、次に、再充填工程において、その開口を通してボトル部101Y内にYリフィルトナーを再充填する。そして、再組立工程にて、再充填後のボトル部101Yの先端部を、ホルダー部102Yに係合せしめて、トナーカートリッジ101Yを再び組み立てる。
[第2再生方法]
第2再生方法では、使用済みとなったトナーカートリッジ100Yを、穴あけ工程、再充填工程、穴塞ぎ工程という3つの工程の実施によって再生する。ボトル部101Yは、まず、穴あけ工程にて、ボトル部101Yの後端側の端面(底)に対してドリル加工等による穴があけられる。次いで、再充填工程にて、その穴を通してYリフィルトナーが再充填された後、穴塞ぎ工程にて、ボトル部101Yを構成している樹脂材料と同じ材料の溶着等により、穴が塞がれる。なお、穴空け工程にて形成した穴を、シールフィルムの貼り付けによって塞いでもよい。また、新品のトナーカートリッジ100Yを、ボトル部101Yの後端側の端面(底)に形成された開口が、シールフィルムの貼り付けによって塞がれたものにしておき、このシールフィルムを剥がしたり、このシールフィルムに穴をあけたりして穴開け工程を実施してもよい。また、穴あけ工程にて、穴をあける場所は、ボトル部101Yの底でなくてもよい。例えば、周面に穴をあけてもよい。
何れの再生方法においても、Y用のトナーカートリッジ100Yに限らず、他色用のトナーカートリッジを再生可能であることは言うまでもない。
これまで、各色毎に分けられた複数の潜像担持体を用いてフルカラー画像を形成するプリンタについて説明してきた。しかし、1つの潜像担持体にそれぞれ異なる色の単色トナー像を形成して中間転写体に順次重ね合わせ転写することで、フルカラー画像を形成する画像形成装置にも本発明の適用が可能である。また、単色トナー像だけを形成する画像形成装置にも本発明の適用が可能である。また、電子写真方式ではなく、直接記録方式によってトナー像を形成する画像形成装置にも本発明の適用が可能である。
以上、実施形態に係るプリンタのトナーカートリッジ100Yにおいては、トナー収容器たるボトル部101Yとして、回転軸線方向に細長い円筒状のものを用いている。かかる構成では、上述した理由により、角張った形状のものを用いる場合に比べて、回転周面を容易に支えることができる。
また、ボトル部101Y内から送られてくるトナーを貯留するトナー貯留部106Y、及び、これと挿入通路115Yとを連通させる連通路114Yを、挿入通路115Yと連通路114Yとトナー貯留部106Yとがボトル回転軸線方向と直交する方向に順に並ぶ位置関係で、回転係合部材たるホルダー部102Yに設けている。かかる構成では、ボトル部101Yからトナー貯留部106Yに送り込んだYトナーを、自重により、連通路114Yを通して挿入通路115Y内の吸引ノズル73Y内に落とし込むことができる。
また、連通路114Yを、ボトル回転軸線方向と直交する方向に真っ直ぐに延びるように設けている。かかる構成では、途中で折れ曲がった構造にする場合とは異なり、トナー貯留部106Yから連通路114Y内に自重によって落下させたYトナーを、折れ曲がり箇所で滞らせることなく、挿入通路115Y内の吸引ノズル73Y内に落とし込むことができる。
また、トナー貯留部106Y側から挿入通路115Y側に向けて先細になるテーパーを、連通路114Yに設けている。かかる構成では、Yトナーの落下上方側から下方側に向けて先細になるホッパを、連通路114Y内に設けて、トナーをスムーズに吸引ノズル73Y内に落とし込むことができる。
また、連通路114Yにおける挿入通路115Y側の開口を塞ぐ円柱状のシャッタ部材116Yを、挿入通路115Y内におけるその開口を塞ぐ位置と、その開口を露出させる位置との間でスライド移動可能に設けている。かかる構成では、挿入通路115Y内で連通路114Yの開口を塞いでいるシャッタ部材116Yを、挿入通路115Y内に挿入した吸引ノズル73Yの先端に突き当てながらスライド移動させることで、吸引ノズル73Yの挿入と同時に前記開口をあける。そして、これにより、セット前のトナーカートリッジ100Yにおける挿入通路115Yから外部へのトナー漏れを防止するとともに、カートリッジのセットに伴って、前記開口を自動であけて、トナー貯留部106Y内から吸引ノズル73Y内へのトナー流入が可能な状態を生起せしめることができる。
また、管挿入部たるノズル挿入部104Yと、これの挿入通路115Yに挿入されたシャッタ部材116との間をシーリングするシール部材たるOリング117Yを、挿入通路115Y内壁に固定している。かかる構成では、挿入通路115Yの内壁と、これに挿入した吸引ノズル73Yの外壁との隙間から、外部のエアーを吸引して、吸引ノズル73Yのトナー受入口74Yに吸い込ませてしまうことによるトナー吸引搬送性の低下を回避することができる。
また、先に図8に示したように、シール部材たるOリング117Yを、挿入通路115Y内における連通路114Yとの連通箇所よりもノズル挿入方向上流側の箇所と、ノズル挿入方向下流側の箇所とに設けている。かかる構成では、同図に示したトナーカートリッジ100Yのように、挿入通路115Yのノズル受入側の端だけでなく、反対側の端を開口させた場合でも、通路内壁とノズル外壁との隙間からのエアー吸引によるトナー吸引搬送性の低下を回避することができる。
また、シャッタ部材116Yとして、吸引ノズル73Yと同じ外径のものを用いているので、シャッタ部材116Yで連通口114Yの開口を塞いでいるときと、挿入通路115Y内に吸引ノズル73Yを挿入したときとで、ホルダー部102Yの外と、連通路114Yとの間の気密性を同様に維持することができる。そして、これにより、吸引ノズル73Y内が連通路114Y内に挿入されたカートリッジ非セット時には、トナー貯留部106Y内から連通路114Yを通した外部へのトナー漏れを良好に回避するとともに、カートリッジセット時には、エアー吸引によるトナー吸引搬送性の低下を良好に回避することができる。
また、実施形態に係るプリンタでは、互いに、同じプリンタにセットされ且つボトル部内に異なる色のトナーを収容している複数のトナーカートリッジ100Y,M,C,K間で、それぞれ、ホルダー部のボトル回転軸線方向における投影像の形状が異なるように、ホルダー部の形状を異ならせている。かかる構成では、図13〜図17を用いて説明したように、トナー補給装置70のカートリッジ載置台77における例えばY用のカートリッジセット位置に、K用のトナーカートリッジをセットしてしまうなど、カートリッジのセット位置間違えを回避することができる。
特許文献2に記載のトナー補給装置を示す概略構成図。 特許文献3に記載のトナーカートリッジを示す斜視図。 実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタのY用のプロセスカートリッジを示す拡大構成図。 同プリンタのY用のトナーカートリッジを示す斜視図。 同プリンタのトナー補給装置におけるY用のカートリッジ連結部を示す斜視図。 同トナーカートリッジを示す分解斜視図。 同トナー補給装置にセットされる前の同トナーカートリッジにおける先端部を示す断面図。 同トナーカートリッジの先端部を示す分解斜視図。 同トナー補給装置にセットされた状態の同トナーカートリッジにおける先端部を示す断面図。 同トナー補給装置とその周囲構成とを示す斜視図。 同トナー補給装置におけるY用の吸引ポンプを示す斜視図。 M用のトナーカートリッジにおけるホルダー部のボトル回転軸線方向における投影像の輪郭を示す模式図。 C用のトナーカートリッジにおけるホルダー部のボトル回転軸線方向における投影像の輪郭を示す模式図。 K用のトナーカートリッジにおけるホルダー部のボトル回転軸線方向における投影像の輪郭を示す模式図。 Y用のトナーカートリッジにおけるホルダー部のボトル回転軸線方向における投影像の輪郭を示す模式図。 同トナー補給装置の側板を示す正面図。
符号の説明
1Y,M,C,K プロセスカートリッジ(トナー像形成手段の一部)
20 光書込ユニット(トナー像形成手段の一部)
40 転写ユニット(トナー像形成手段の一部)
70 トナー補給装置
71Y カートリッジ連結部(位置決め部材)
73Y 吸引ノズル(管部材)
75Y 位置決めピン(凸部)
100Y,M,C,K トナーカートリッジ
101Y ボトル部(トナー収容器)
102Y ホルダー部(回転係合部材)
104Y ノズル挿入部(挿入部)
105Y キャップ部(周面覆い部)
106Y トナー貯留部
107Y Oリング(非通気性シール部材)
111Y 駆動受入ギヤ
114Y 連通路
A ギヤ露出用開口

Claims (18)

  1. トナーを収容するためのトナー収容器たるボトル状のボトル部と、該ボトル部の先端部に形成された開口を覆うように該ボトル部に対して回転自在に係合する回転係合部材と、回転駆動される原動側ギヤの回転駆動力を受け入れるように該ボトル部の回転周面に設けられた駆動受入ギヤとを有し、該ボトル部の回転に伴って該ボトル部内のトナーを該開口から該回転係合部材内に送り込んだ後、該回転係合部材外に排出し、且つ、該ボトル部と該回転係合部材とを係合させた状態で画像形成装置本体に対して着脱されるトナーカートリッジにおいて、
    上記駆動受入ギヤを上記ボトル部の上記先端部に設けるとともに、該ボトル部に係合した状態で画像形成装置本体に着脱される上記回転係合部材に、該駆動受入ギヤの回転周面、及び該ボトル部における該駆動受入ギヤよりも後端側の箇所の周方向における全域を覆うように形成された周面覆い部を設け、該箇所を覆う周面覆い部領域の内径を該駆動受入ギヤの外径よりも大きくし、該箇所と、該周面覆い部領域の内周面との突き当たりにより、該ボトル部の回転軸線方向と直交する方向への移動を規制させるようにして、該ボトル部を回転自在に保持するホルダー部として該回転係合部材を機能させ、
    周面覆い部によって覆われている駆動受入ギヤの周面の一部を外部に露出させるために、該周面覆い部における該箇所との突き当たり領域よりも先端側に、上記駆動受入ギヤの周面の一部を露出させるためのギヤ露出用開口を設け、該ギヤ露出用開口から該駆動受入ギヤを部分的に露出させるようにし
    該ボトル部から排出されるトナーを受け入れるために上記画像形成装置本体に固定された管部材を挿入する挿入通路を該ボトル部の回転軸線と平行な方向に延在させた姿勢で該回転係合部材に設け、上記トナーカートリッジを該画像形成装置本体にセットする際に、該画像形成装置本体の中で該トナーカートリッジを該ボトル部の回転軸線方向に沿ってスライド移動させるのに伴って、該画像形成装置本体に固定された該管部材を該回転係合部材の該挿入通路に挿入するようにしたことを特徴とするトナーカートリッジ
  2. 求項1のトナーカートリッジにおいて、
    画像形成装置本体に固定された位置決め部材におけるボトル部回転軸線方向と平行な方向に沿って突出する凸部に係合させるための凹係合部を、上記回転係合部材におけるボトル部回転軸線からずれた位置に設けたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  3. 請求項1のトナーカートリッジにおいて、
    画像形成装置本体に固定された位置決め部材におけるボトル部回転軸線方向と平行な方向に沿って窪む凹部に係合させるための凸係合部を、上記回転係合部材におけるボトル部回転軸線からずれた位置に設けたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  4. 請求項1乃至3の何れかのトナーカートリッジにおいて、
    上記ボトル部として、上記回転軸線方向に細長い円筒状のものを用いたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  5. 請求項1乃至4の何れかのトナーカートリッジにおいて、
    上記ボトル部内から送られてくるトナーを貯留するトナー貯留部、及び、該トナー貯留部と上記挿入通路とを連通させる連通路を、該挿入通路と上記連通路と上記トナー貯留部とが上記回転軸線方向と直交する方向に順に並ぶ位置関係で、上記回転係合部材内に設けたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  6. 請求項のトナーカートリッジにおいて、
    上記連通路を、上記回転軸線方向と直交する方向に真っ直ぐに延びるように設けたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  7. 請求項のトナーカートリッジにおいて、
    上記トナー貯留部側から上記挿入通路側に向けて先細になるテーパーを、上記連通路に設けたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  8. 請求項5、6又は7のトナーカートリッジにおいて、
    上記連通路における上記挿入通路側の開口を塞ぐシャッタ部材を、該挿入通路内における該開口を塞ぐ位置と、該開口を露出させる位置との間でスライド移動可能に設けたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  9. 請求項のトナーカートリッジにおいて、
    上記管挿入部と、これの上記挿入通路に挿入された上記シャッタ部材との間をシーリングするシール部材を、該管挿入部の挿入通路内壁に固定したことを特徴とするトナーカートリッジ。
  10. 請求項のトナーカートリッジにおいて、
    上記シール部材を、上記挿入通路内における上記連通路との連通箇所よりも管部材挿入方向上流側の箇所と、管部材挿入方向下流側の箇所とに設けたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  11. 請求項1乃至1の何れかのトナーカートリッジにおいて、
    上記ボトル部にトナーを収容していることを特徴とするトナーカートリッジ。
  12. 請求項1のトナーカートリッジであって、
    上記トナーが、画像形成装置内での使用に伴って空になった上記ボトル部に対して再充填されたリフィルトナーであることを特徴とするトナーカートリッジ。
  13. 請求項11又は12のトナーカートリッジにおいて、
    互いに、同じ画像形成装置にセットされ且つ上記ボトル部に異なる色のトナーを収容している複数のトナーカートリッジ間で、それぞれ、上記回転係合部材の上記回転軸線方向における投影像の形状が異なるように、該回転係合部材の形状を異ならせたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  14. 記録体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像形成手段に供給するためのトナーを収容し且つ画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたトナーカートリッジとを備える画像形成装置において、
    上記トナーカートリッジとして、請求項1乃至13の何れかのものを用いるとともに、該トナーカートリッジの上記挿入通路に挿入するための上記管部材と、該管部材を通して上記回転係合部材内のトナーを吸引することで、該トナーを該回転係合部材内から該管部材を介して上記トナー像形成手段に搬送する吸引手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1の画像形成装置において、
    上記トナーカートリッジとして、請求項2又は3のものを用いるとともに、該トナーカートリッジの画像形成装置本体への装着操作の際に、上記管部材への挿入通路への挿入よりも、上記位置決め部材の上記凹係合部又は凸係合部の係合が先に開始されるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  16. 記録体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像形成手段に供給するためのトナーを収容し且つ画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたトナーカートリッジとを備える画像形成装置において、
    上記トナーカートリッジとして、請求項1乃至4の何れかのものを用いるとともに、上記係合凸部又は係合凹部に係合せしめられる凹部又は凸部が形成された位置決め部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  17. トナーを収容するためのボトル部と、該ボトル部に形成された開口を覆うように該ボトル部と係合しつつ、該ボトル部を回転自在に保持する回転係合部材とを有し、該ボトル部の回転に伴って該ボトル部内のトナーを該開口から該回転係合部材内に送り込んだ後、該回転係合部材外に排出するトナーカートリッジにおける該ボトル部内にトナーを再充填して、該トナーカートリッジを再生するトナーカートリッジ再生方法において、
    上記トナーカートリッジとして、請求項1乃至1の何れかのものを用い、上記ボトル部を上記回転係合部材から取り外す工程と、取り外し後の該ボトル部内にトナーを再充填する工程と、再充填後の該ボトル部を該回転係合部材に取り付ける工程とを実施することを特徴とするトナーカートリッジ再生方法。
  18. トナーを収容するためのボトル部と、該ボトル部に形成された開口を覆うように該ボトル部と係合しつつ、該ボトル部を回転自在に保持する回転係合部材とを有し、該ボトル部の回転に伴って該ボトル部内のトナーを該開口から該回転係合部材内に送り込んだ後、該回転係合部材外に排出するトナーカートリッジにおける該ボトル部内にトナーを再充填して、該トナーカートリッジを再生するトナーカートリッジ再生方法において、
    上記トナーカートリッジとして、請求項1乃至1の何れかのものを用い、トナー再充填用の穴を上記ボトル部にあける工程と、該穴を通して該ボトル部内にトナーを再充填する工程と、該穴を塞ぐ工程とを実施することを特徴とするトナーカートリッジ再生方法。
JP2004269237A 2004-09-16 2004-09-16 トナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ再生方法 Expired - Fee Related JP4621463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004269237A JP4621463B2 (ja) 2004-09-16 2004-09-16 トナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004269237A JP4621463B2 (ja) 2004-09-16 2004-09-16 トナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006084755A JP2006084755A (ja) 2006-03-30
JP4621463B2 true JP4621463B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=36163325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004269237A Expired - Fee Related JP4621463B2 (ja) 2004-09-16 2004-09-16 トナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4621463B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1983382B1 (en) 2007-04-20 2018-07-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
EP2691817B1 (en) 2011-03-30 2021-06-30 Ricoh Company, Ltd. Powder storage container and image forming apparatus
TWI749884B (zh) 2013-03-15 2021-12-11 日商理光股份有限公司 粉末容器及影像形成裝置
US9442421B2 (en) 2014-09-25 2016-09-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Rotatable powder storage container
JP6586916B2 (ja) * 2016-04-07 2019-10-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器及び画像形成装置
KR20230024109A (ko) * 2021-08-11 2023-02-20 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 자동 토너 충전을 위한 펌프를 갖는 토너 리필 카트리지

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006084755A (ja) 2006-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4751587B2 (ja) トナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ再生方法
JP5397729B2 (ja) トナーカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置
JP4205531B2 (ja) 搬送装置及び画像形成装置
JP5582385B2 (ja) トナー収容器、画像形成装置、トナー収容器製造方法、及びトナー収容器再生方法。
JP5037232B2 (ja) 粉体収容器及び画像形成装置
JP5979482B2 (ja) 粉体収容器、粉体補給装置、及び画像形成装置
JP5527010B2 (ja) 粉体搬送装置及び画像形成装置
JP2009151228A (ja) トナーカートリッジ、画像形成装置
KR20060022697A (ko) 용기 수납 장치, 이송 장치, 화상 형성 장치 및 용기 고정방법
JP4621463B2 (ja) トナーカートリッジ、画像形成装置及びトナーカートリッジ再生方法
JP4597725B2 (ja) 駆動装置及び画像形成装置
JP3968268B2 (ja) 粉体収容器、粉体搬送装置及び画像形成装置
JP2004317992A (ja) 粉体収容器、粉体搬送装置及び画像形成装置
JP5534443B2 (ja) 粉体収容器及び画像形成装置
JP2004220012A (ja) 粉体搬送装置及び画像形成装置
JP4354764B2 (ja) 粉体搬送装置及び画像形成装置
JP2006163056A (ja) 画像形成装置
JP2006023619A (ja) 現像装置
JP4628831B2 (ja) 画像形成装置
MXPA06006095A (es) Cartucho de toner, aparato formador de imagenes, metodo para reciclar cartuchos de toner
JP2008076495A (ja) 粉体搬送装置、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091204

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100219

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4621463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees