JP6586384B2 - エレベーターのコンペンロープ引き上げ装置 - Google Patents
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Description
図1に示すようにエレベーターは、昇降路1内を昇降する乗りかご2と、カウンターウエイト3と、これらの乗りかご2とカウンターウエイト3とを接続する主ロープ4とを備えている。主ロープ4は、機械室5に設置された巻上機6の駆動によって移動する。この主ロープ4の移動により乗りかご2及びカウンターウエイト3は昇降する。昇降路1のピット7には、乗りかご2及びカウンターウエイト3の落下時の衝撃を緩和させるバッファ8が設けられている。
図5に示すように、本実施形態は、7本のコンペンロッド21を一括して押し上げる第1油圧ジャッキ33及び第2油圧ジャッキ36と、これらの第1,第2油圧ジャッキ33,36によって7本のコンペンロッド21を一括して押し上げる間、前述した7つの張力調整ばね25を、コンペンロープ10に所定の張力を付与し得る撓み量に設定された前述の通常設置形態に保つばね押え治具を備えている。第1油圧ジャッキ33と第2油圧ジャッキ36は、同等の構成で同等の形状寸法に設定されている。
図4に示したクリアランスAを所定距離に復帰させるために7本のコンペンロープ10を引き上げるに際しては、図5に示した補助部材44を引き上げ部材40から取り外した状態にし、補助部材47をばね押え部材41から取り外した状態にする。
Claims (6)
- 乗りかごとカウンターウエイトとを接続し、コンペンプーリに巻回される複数本のコンペンロープと、前記コンペンロープのそれぞれの上端部に連結された複数本のコンペンロッドと、前記コンペンロッドを支持する支持部材と、前記コンペンロッドが挿通され下端が前記支持部材に上端が固定ナットに係止され対応するコンペンロープの張力を調整する複数の張力調整ばねと、前記固定ナットの上側に配され前記コンペンロッドに螺合したロックナットと、を備えたエレベーターの前記コンペンロープの長さ調整に用いられ、前記複数本のコンペンロッドを一括して押し上げる油圧ジャッキを備えたエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置において、
前記油圧ジャッキによって前記複数本のコンペンロッドを一括して押し上げる間、前記張力調整ばねを、前記コンペンロープに所定の張力を与え得る撓み量に設定された通常設置形態に保つばね押え治具を備え、
前記ばね押え治具は、
前記張力調整ばねの上端と前記固定ナットとの間に配置されるばね押え部材と、
前記張力調整ばねを前記通常設置形態に保つように前記支持部材とこのばね押え部材とを固定する固定部材と、を備えることを特徴とするエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置。 - 乗りかごとカウンターウエイトとを接続し、コンペンプーリに巻回される複数本のコンペンロープの長さ調整に際して用いられ、前記コンペンロープのそれぞれの上端部に連結された複数本のコンペンロッドを一括して押し上げる油圧ジャッキを備えたエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置において、
前記油圧ジャッキによって前記複数本のコンペンロッドを一括して押し上げる間、前記複数本のコンペンロッドのそれぞれに装着され対応するコンペンロープの張力を調整する複数の張力調整ばねを、前記コンペンロープに所定の張力を与え得る撓み量に設定された通常設置形態に保つばね押え治具を備え、
前記ばね押え治具は、
前記カウンターウエイトに取り付けられた吊り枠に設けた支持部材に着脱可能な固定具によって固定される第1ベース台及び第2ベース台と、
前記第1ベース台に立設保持された第1棒体、及び前記第2ベース台に立設保持された第2棒体と、
前記第1棒体が挿通する穴及び前記第2棒体が挿通する穴を有するとともに、前記複数本のコンペンロッドの移動を許容し、前記複数本のコンペンロッドのそれぞれに螺合して前記複数の張力調整ばねを前記通常設置形態に固定する複数の固定ナットの回転動作をそれぞれ許容し、前記複数の張力調整ばねのそれぞれの上方への飛び出しを阻止し、前記複数本のコンペンロッドの挿入を可能にする開放端が形成された複数の切り欠き部を有するばね押え部材と、
前記ばね押え部材の前記穴のそれぞれに挿入された前記第1棒体及び前記第2棒体と、前記ばね押え部材とを固定する固定部とを備えたことを特徴とするエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置。 - 請求項2に記載のエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置において、
前記複数の切り欠き部の形成方向に沿って延設し、前記複数の切り欠き部の前記開放端を塞ぐようにして前記ばね押え部材に取り付けられる補助部材を備えたことを特徴とするエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置。 - 請求項3に記載のエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置において、
前記第1棒体は第1ねじ棒から成り、前記第2棒体は第2ねじ棒から成り、
前記固定部は、前記第1ねじ棒に螺合して前記第1ねじ棒と前記ばね押え部材とを締結するナットと、前記第2ねじ棒に螺合して前記第2ねじ棒と前記ばね押え部材とを締結するナットとから成ることを特徴とするエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置。 - 請求項4に記載のエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置において、
前記固定具は、
前記第1ベース台を前記支持部材に取り付ける第1クランプと、
前記第2ベース台を前記支持部材に取り付ける第2クランプとから成ることを特徴とするエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置。 - 請求項5に記載のエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置において、
前記ばね押え部材及び前記補助部材のそれぞれは、前記切り欠き部の外側位置に互いに適合するボルト穴を有し、
前記ばね押え部材の前記ボルト穴と、前記補助部材の前記ボルト穴に挿入されるボルトと、
前記ボルトに螺合して前記ばね押え部材と前記補助部材とを締結するナットとを備えたことを特徴とするエレベーターのコンペンロープ引き上げ装置。
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