JP6583731B2 - プリンタドライバのインストールパッケージ生成プログラム及びプリンタドライバの利用方法 - Google Patents

プリンタドライバのインストールパッケージ生成プログラム及びプリンタドライバの利用方法 Download PDF

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Description

本発明は、プリンタドライバのインストールパッケージ生成プログラム及びプリンタドライバの利用方法に関し、特に、機能の設定を制限したプリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを作成するインストールパッケージ生成プログラム及び当該インストールパッケージ生成プログラムを用いて作成したインストールパッケージによりインストールされたプリンタドライバの利用方法に関する。
MFP(Multi-Functional Peripherals)などの画像形成装置は、カラー/モノクロや片面/両面などの様々な印刷機能を備えている。また、画像形成装置を企業などで使用する場合、画像形成装置は多数のユーザに使用され、かつ、ユーザ毎に様々な印刷機能が使用される。このような背景から、企業などで文書を印刷する際、ユーザグループ毎に印刷機能の設定を制限する運用がされている。例えば、部署内のユーザにはカラー印刷を許可するが、部署外のユーザはモノクロ印刷のみを許可するなど、ユーザグループ毎に機能の設定を制限している。
ユーザグループ毎に機能の設定を制限する方法として、画像形成装置に設けられている部門管理認証機能を使用する方法がある。この方法では、各ユーザグループにどの機能の使用を許可するかを画像形成装置側で事前に登録しておき、そのユーザグループのメンバーの印刷ジョブが画像形成装置に送信された時点で、機能の使用の許可/禁止を判断して印刷ジョブを処理する。例えば、モノクロ印刷のみが許可されたユーザグループのメンバーがカラー印刷を指定して印刷ジョブを送信した場合は、印刷ジョブをキャンセルしたり、モノクロ印刷に変更して印刷ジョブを処理したりするなどの制限を行う。
このような画像形成装置の機能の制限に関する技術として、例えば、下記特許文献1には、複数の印刷設定情報を含む一括設定情報を登録する登録手段と、印刷設定情報の使用を制限する制限手段と、前記制限された印刷設定情報を含まない第1の一括設定情報を印刷に用いる設定として選択して使用可能にし、前記制限された印刷設定情報を含む第2の一括設定情報を印刷に用いる設定として選択して使用できないように制御する制御手段とを有する情報処理装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、所定の機能の使用可否を示す認可設定データに基づいて、ユーザごとに使用可能な機能を制限する認可機能を有する画像形成装置と、前記画像形成装置へ印刷データを送信するドライバがインストールされるユーザ端末装置とを備え、前記画像形成装置は、前記認可設定データが設定または変更されると、現時点の前記認可設定データを示す認可設定変更通知を前記ユーザ端末装置に送信し、前記ユーザ端末装置は、前記認可設定変更通知を受信すると、前記認可設定変更通知により示される認可設定データに基づき、前記ドライバによる使用不可の機能を使用した印刷データの生成を禁止する画像形成システムが開示されている。
また、下記特許文献3には、制御対象装置の機能に関する複数の設定項目を含む設定画面を提供するデバイスドライバを端末装置にインストールするためのインストールプログラムであって、前記端末装置のユーザに関する情報を取得する手順(a)と、前記デバイスドライバの取得元となる記憶部に記憶されている、前記複数の設定項目についてユーザが設定可能な設定値の制限内容が異なる複数のデバイスドライバの中から、前記手順(a)において取得された前記ユーザに関する情報に対応する一のデバイスドライバを選択する手順(b)と、前記手順(b)において選択された前記デバイスドライバを、前記端末装置にインストールするための制御を行う手順(c)と、をコンピュータに実行させる構成が開示されている。
また、下記特許文献4には、情報処理装置にインストールされたプリンタドライバによって、印刷装置で実行される印刷処理の制御を行う印刷制御システムにおいて、上記情報処理装置は、上記印刷装置が有する印刷処理機能の使用を制限するための機能制限情報が格納された記憶部を備え、上記プリンタドライバは、上記機能制限情報を検出する検出部と、該検出部にて検出された機能制限情報に基づいて、上記印刷処理に際して使用可能な上記印刷処理機能を印刷制御条件として規定する規定部とを備える構成が開示されている。
また、下記特許文献5には、印刷データに印刷条件の設定が可能なプリンタドライバを備えたホストコンピュータと、ホストコンピュータより受信した印刷データより画像を生成して印刷が可能なプリンタ装置が通信媒体で接続されたプリンタシステムにおいて、上記プリンタ装置は、印刷条件を設定する操作パネルを有し、上記ホストコンピュータは、プリンタ装置より設定されている印刷条件を取得し、取得した印刷条件をプリンタドライバの印刷時の設定に反映する印刷条件取得手段を有する構成が開示されている。
また、下記特許文献6には、デバイスドライバのユーザインタフェースを提供するためのコンピュータプログラムであって、特定のファイルを存在させるか又は特定のファイルに特定のデータを存在させることにより前記ユーザインタフェースをロック状態に設定するためのプログラムコードと、前記特定のファイル又は特定のデータが存在するか否かにより前記ユーザインタフェースの一部または全部がロック状態に設定されているか否かを判定するためのプログラムコードと、前記ユーザインタフェースの一部または全部がロック状態に設定されていると判定されると、前記ユーザインタフェースの一部または全部を操作不可の状態で表示するためのプログラムコードと、を備える構成が開示されている。
特開2015−172961号公報 特開2015−114845号公報 特開2011−170685号公報 特開2004−220532号公報 特開2003−323268号公報 特開2003−216374号公報
画像形成装置の部門管理認証機能を使用して機能の設定を制限する場合、画像形成装置にユーザグループの設定が必要である。そのため、画像形成装置が複数設置されている環境では、管理者は画像形成装置毎にユーザグループの設定をしなければならず、管理者の負担になる。また、人事異動などによりユーザグループのメンバー構成に変更があった場合、その都度、各々の画像形成装置の設定を変更しなければならず、管理者の負担が増えてしまう。さらに、機能の制限は画像形成装置に印刷ジョブが送信された後に行われるため、印刷物を受け取るために画像形成装置の設置場所に移動した後に、印刷ジョブがキャンセルされたり、モノクロ印刷に変更して印刷ジョブが処理されたりしたことが分かる。そのため、ユーザは自席に戻って再印刷を指示しなければならず、手間がかかるという問題も生じる。
また、別の方法として、外部のサーバを利用して複数の画像形成装置の認証を一ヶ所で行う方法もあるが、この方法ではサーバの準備などが必要になり、やはり管理者の負担が増えてしまう。また、特許文献1乃至6の方法では、制限しなくても良い機能も変更できなかったり、制限する機能毎に専用の制限ドライバを作成する必要があったり、画像形成装置毎に設定が必要となったりするため、やはり管理者の負担が増えてしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、印刷に関する機能の設定を簡便に制限することができ、かつ、ユーザグループに応じて機能の設定の制限を適切に解除することができるプリンタドライバのインストールパッケージ生成プログラム及びプリンタドライバの利用方法を提供することにある。
本発明の一側面は、印刷に関する機能を設定するための画面を表示し、当該画面の設定に従って印刷指示を行うプリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを生成する装置で動作するパッケージ生成プログラムであって、前記装置に、前記プリンタドライバの禁則機能を利用して設定を制限する特定の機能を選択する第1画面を表示部に表示させる第1処理、前記第1画面で選択された前記特定の機能の設定を制限するための機能制限情報を生成すると共に、前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部を解除するための制限解除用パスワードを生成する第2処理、前記プリンタドライバと前記機能制限情報と前記制限解除用パスワードとを用いて、前記特定の機能の設定が制限された前記プリンタドライバをインストールするための前記インストールパッケージを生成する第3処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、プリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを生成する管理装置と、前記インストールパッケージにより前記プリンタドライバがインストールされるクライアント装置と、を含む印刷システムにおける前記プリンタドライバの利用方法であって、前記管理装置は、前記プリンタドライバの禁則機能を利用して設定を制限する特定の機能を選択する第1画面を自装置の表示部に表示する第1処理と、前記第1画面で選択された前記特定の機能の設定を制限するための機能制限情報を生成すると共に、前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部を解除するための制限解除用パスワードを生成する第2処理と、前記プリンタドライバと前記機能制限情報と前記制限解除用パスワードとを用いて、前記特定の機能の設定が制限された前記プリンタドライバをインストールするための前記インストールパッケージを生成し、前記クライアント装置に送信する第3処理と、前記特定の機能の設定を許可するユーザに対して、前記制限解除用パスワードを通知する第4処理と、を実行し、前記クライアント装置は、前記管理装置から受信した前記インストールパッケージを用いて前記プリンタドライバをインストールする第5処理と、前記プリンタドライバを、前記機能制限情報に基づいて、前記特定の機能の設定を制限した状態で起動する第6処理と、自装置の表示部に、パスワードを入力するパスワード入力画面を表示する第7処理と、前記パスワード入力画面で入力されたパスワードと前記インストールパッケージに組み込まれたパスワードとが一致するかを判断する第8処理と、パスワードが一致する場合は、前記特定の機能の設定の制限を解除した状態で前記プリンタドライバを動作させ、パスワードが一致しない場合は、前記特定の機能の設定を制限した状態で前記プリンタドライバを動作させる第9処理と、を実行することを特徴とする。
本発明のプリンタドライバのインストールパッケージ生成プログラム及びプリンタドライバの利用方法によれば、印刷に関する機能の設定を簡便に制限することができ、かつ、ユーザグループに応じて機能の設定の制限を適切に解除することができる。
その理由は、管理装置(パッケージ生成プログラム)は、プリンタドライバの禁則機能を利用して設定を制限する特定の機能を選択する画面を表示部に表示させ、当該画面で選択された特定の機能の設定を制限するための機能制限情報を生成すると共に、特定の機能の設定の制限の一部又は全部を解除するための制限解除用パスワードを生成し、プリンタドライバと機能制限情報と制限解除用パスワードとを用いて、特定の機能の設定が制限されたプリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを生成し、特定の機能の設定を許可するユーザに対して、制限解除用パスワードを通知するからである。
また、クライアント装置は、管理装置から受信したインストールパッケージを用いてプリンタドライバをインストールし、プリンタドライバを、機能制限情報に基づいて、特定の機能の設定を制限した状態で起動し、自装置の表示部に、パスワードを入力するパスワード入力画面を表示し、パスワード入力画面で入力されたパスワードとインストールパッケージに組み込まれたパスワードとが一致するかを判断し、パスワードが一致する場合は、特定の機能の設定の制限を解除した状態でプリンタドライバを動作させ、パスワードが一致しない場合は、特定の機能の設定を制限した状態でプリンタドライバを動作させるからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るクライアント装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る管理装置の動作(インストールパッケージ生成処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る管理装置の動作(パスワードに有効期限を設定する場合のインストールパッケージ生成処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る管理装置の動作(パスワード生成処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る管理装置の動作(個別に制限する機能を設定する場合のインストールパッケージ生成処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るクライアント装置の動作(パスワードに有効期限を設定しない場合のドライバのインストール及び機能制限処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るクライアント装置の動作(パスワードに有効期限を設定した場合のドライバのインストール及び機能制限処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る機能制限設定画面(カラー制限タブ画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る機能制限設定画面(個別制限タブ画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る機能制限詳細設定画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るパスワード生成画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るパスワード入力画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るプリンタドライバの印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るプリンタドライバの印刷設定画面の他の例を示す図である。
背景技術で示したように、MFPなどの画像形成装置は様々な印刷機能を備え、画像形成装置を企業などで使用する場合、画像形成装置は多数のユーザに使用され、かつ、ユーザ毎に様々な印刷機能が使用されることから、企業などで文書を印刷する際、ユーザグループ毎に印刷機能の設定を制限する運用がされている。
ユーザグループ毎に機能の設定を制限する方法として、画像形成装置に設けられている部門管理認証機能を使用する方法があるが、この方法では、画像形成装置毎にユーザグループの設定が必要であるため、管理者の負担になる。また、人事異動などの場合には、その都度、画像形成装置の設定を変更しなければならないため、管理者の負担が増えてしまう。さらに、機能制限は画像形成装置に印刷ジョブを送信した後に行われるため、機能が制限されたか否かは画像形成装置に出向かなければ分からず、再印刷の手間がかかる。また、従来の他の方法でも、サーバの準備が必要になったり、制限しなくても良い機能も変更できなかったり、制限する機能毎に制限ドライバを作成する必要があったり、画像形成装置毎に設定が必要となったりするため、やはり管理者の負担が増えてしまう。
そこで、本発明の一実施の形態では、プリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを提供する際に、禁則機能を利用して特定の機能の設定が制限され、かつ、所定の制限解除用パスワードにより特定の機能の設定の制限の一部又は全部が解除できるように設定されたプリンタドライバがインストールできるようにする。そして、あるユーザグループに特定の機能を所定の制限で許可する場合には、制限解除用パスワードをそのユーザグループのメンバーに通知し、メンバーがプリンタドライバの使用時に制限解除用パスワードを入力することにより、特定の機能が所定の制限で使用できるようにする。また、ユーザグループ毎に特定の機能の設定を制限し、制限に応じた制限解除用パスワードを通知することにより、ユーザグループに応じた制限状態で特定の機能が使用できるようにする。
これにより、複数の画像形成装置が設置されている環境でも、1つのインストールパッケージを準備するだけでよいため、管理者の負担を減らすことができる。さらに、ユーザもプリンタドライバの印刷設定画面で禁則によって特定の機能の設定が制限されていることが分かるため、意図しない条件で印刷されてしまい、再印刷が必要になるなどの不都合を未然に防止することができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るプリンタドライバのインストールパッケージ生成プログラム及びプリンタドライバの利用方法について、図1乃至図17を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図2乃至図4は、各々、管理装置、クライアント装置、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図5乃至図8は、管理装置の動作を示すフローチャート図であり、図9及び図10は、クライアント装置の動作を示すフローチャート図である。また、図11乃至図14は、管理装置の表示部に表示される画面の一例であり、図15乃至図17は、クライアント装置の表示部に表示される画面の一例である。
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、インストールパッケージを作成する1又は複数の管理装置20と、インストールパッケージを用いてプリンタドライバがインストールされる1又は複数のクライアント装置30と、プリンタドライバによって生成された印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する1又は複数の画像形成装置40と、を含む。これらはイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続されている。
なお、図1では、印刷システム10を管理装置20とクライアント装置30と画像形成装置40とで構成したが、通信ネットワークにコントローラを接続し、コントローラが画像形成装置40を制御する構成としてもよい。また、管理装置20にプリンタドライバをインストールして画像形成装置40に印刷を指示する場合は、クライアント装置30を省略することができる。以下、図1の構成を前提にして各装置について詳細に説明する。
[管理装置]
管理装置20は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、禁則機能を利用して機能の設定が制限されるプリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを生成する。この管理装置20は、図2(a)に示すように、制御部21、記憶部22、ネットワークI/F部23、表示部24、操作部25などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21aとROM(Read Only Memory)21bやRAM(Random Access Memory)21cなどのメモリとで構成され、CPU21aは、ROM21bや記憶部22に記憶した制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、管理装置20全体の動作を制御する。また、図2(b)に示すように、上記制御部21(CPU21a)により、OS(Operating System)26、パッケージ生成プログラム27などが実行される。
OS26は、Windows(登録商標)やMacintosh(登録商標)、Androidなどであり、管理装置20でパッケージ生成プログラム27や必要に応じてプリンタドライバを動作可能にする。
パッケージ生成プログラム27は、禁則機能を利用して機能の設定が制限されるプリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを作成するソフトウェアである。このパッケージ生成プログラム27により、制御部21は、表示制御部27a、機能制限設定部27b、パスワード生成部27c、パッケージ生成部27d、パスワード通知部27eなどとして機能する。
表示制御部27aは、表示部24に、後述する機能制限設定画面や機能制限詳細設定画面、パスワード生成画面などを表示させる。
機能制限設定部27bは、機能制限設定画面や機能制限詳細設定画面の設定に従って、プリンタドライバの特定の機能の設定を制限するための機能制限情報を設定し、記憶部22などに保存する。この機能制限情報は、プリンタドライバが禁則機能を使用して特定の機能の設定を制限する際に参照する禁則条件テーブルに組み込まれる。
パスワード生成部27cは、パスワード生成画面の設定に従って、特定の機能の設定のの制限の一部又は全部を解除するための制限解除用パスワードを生成し、記憶部22などに保存する。例えば、パスワード生成画面で入力されたパスワードを制限解除用パスワードとして記憶部22などに保存する。又は、パスワード生成画面で入力されたマスターパスワードと有効期限とを、予め定めたルールに従って変換することによって、制限解除用パスワードを生成して記憶部22などに保存する。なお、制限解除用パスワードは、機能毎に生成することができ、1つの機能に対して複数種類の制限解除用パスワード(例えば、制限の一部を解除するパスワードと制限の全部を解除するパスワードなど)を生成することができる。
パッケージ生成部27dは、記憶部22などからプリンタドライバと機能制限情報と制限解除用パスワード(パスワードに有効期限を設定した場合はマスターパスワードとしても良い。)とを読み出し、これらをパッケージにして、特定の機能の設定が制限されるプリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを生成し、当該インストールパッケージをクライアント装置30に送信する。このインストールパッケージは、例えば、実行ファイル形式のプログラムであり、当該プログラムをクライアント装置30で実行することにより、クライアント装置30には、禁則機能により特定の機能の設定が制限されたプリンタドライバがインストールされる。
パスワード通知部27eは、パスワード生成部27cが生成した制限解除用パスワードを、電子メールなどを用いて、特定の機能の使用を許可するユーザグループの各メンバーに通知する。また、制限解除用パスワードが複数生成されている場合は、各々の制限解除用パスワードを、特定の機能に対する制限の内容に応じたユーザグループの各メンバーに通知する。なお、制限解除用パスワードの通知は、管理者が行っても良い。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU21aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、機能制限設定部27bが設定した機能制限情報、パスワード生成部27cが生成した制限解除用パスワード、プリンタドライバ、パッケージ生成プログラム27が作成したインストールパッケージなどを記憶する。
ネットワークI/F部23は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、管理装置20を通信ネットワークに接続し、クライアント装置20にインストールパッケージや制限解除用パスワードなどを送信する。
表示部24は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、表示制御部27aの制御に従って、機能制限設定画面や機能制限詳細設定画面、パスワード生成画面などを表示する。
操作部25は、マウスやキーボードなどで構成され、機能制限設定画面や機能制限詳細設定画面における制限機能の設定操作や制限解除用パスワードの入力操作、パスワード生成画面におけるマスターパスワードや有効期限の入力操作などを可能にする。
[クライアント装置]
クライアント装置30は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、プリンタドライバを用いて印刷ジョブを作成して画像形成装置40に印刷を指示する。このクライアント装置30は、図3(a)に示すように、制御部31、記憶部32、ネットワークI/F部33、表示部34、操作部35などで構成される。
制御部31は、CPU31aとROM31bやRAM31cなどのメモリとで構成され、CPU31aは、ROM31bや記憶部32に記憶した制御プログラムをRAM31cに展開して実行することにより、クライアント装置30全体の動作を制御する。また、図3(b)に示すように、上記制御部31(CPU31a)により、OS36、アプリケーション37、プリンタドライバ38などが実行される。
OS36は、Windows(登録商標)やMacintosh(登録商標)、Androidなどであり、クライアント装置30でアプリケーション37やプリンタドライバ38を動作可能にする。
アプリケーション37は、文章作成や表計算、画像加工などを行うソフトウェアであり、印刷指示の際にプリンタドライバ38を読み出し、アプリケーション37で作成した文書データをプリンタドライバ38に転送する。
プリンタドライバ38は、管理装置20から送信されたインストールパッケージを用いてインストールされ、インストールパッケージに含まれる機能制限情報を禁則条件テーブルに組み込むと共に、制限解除用パスワードを記憶部32などに保存する。このプリンタドライバ38は、アプリケーション37で作成した文書データを、画像形成装置40が解釈可能な言語の印刷ジョブ(PJL(Printer Job Language)やPS(PostScript)、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)データ、または、PDF(Portable Document Format)データ)に変換する。この印刷ジョブには、プリンタドライバ38の印刷設定画面で設定された印刷条件がプリントチケットなどに記述されて付加される。上記プリンタドライバ38により、制御部31は、表示制御部38a、認証処理部38b、機能制限処理部38cなどとして機能する。
表示制御部38aは、表示部34に、後述するパスワード入力画面やプリンタドライバの印刷設定画面を表示させる。このプリンタドライバの印刷設定画面は、複数のタブで構成され、タブ毎に複数の機能の設定項目が配置されており、インストールパッケージに組み込まれた機能制限情報に基づいて、禁則機能により、特定の機能の設定ができないように、当該特定の機能の設定項目がグレーアウトして表示される。また、認証処理部38bによりユーザが認証された場合(パスワード入力画面で管理装置20又は管理者から通知された制限解除用パスワードを入力した場合)は、特定の機能の制限の一部又は全部が解除されて特定の機能が設定可能に表示される。
認証処理部38bは、パスワード入力画面で入力されたパスワードと記憶部32に保存された制限解除用パスワードとを比較することにより、ユーザを認証する。又は、パスワード入力画面で入力されたパスワードを、管理装置20のパスワード生成部27cが制限解除用パスワードを生成する際に使用したルールを用いて逆変換し、逆変換して得たパスワードと記憶部32に保存されたマスターパスワード(又は、記憶部32に保存された制限解除用パスワードを逆変換して得たマスターパスワード)とを比較することにより、ユーザを認証する。
機能制限処理部38cは、インストールパッケージに含まれる機能制限情報に基づいて、特定の機能に対する制限を行う。具体的には、認証処理部38bによりユーザが認証されていない場合やパスワードの有効期限が過ぎている場合は、特定の機能の設定ができないように禁則機能を制御し、認証処理部38bによりユーザが認証された場合(更に、必要に応じてパスワードの有効期限内の場合)は、特定の機能の設定がユーザグループ(制限解除用パスワード)に応じて制限される(すなわち、特定の機能の設定の制限の一部又は全部が解除される)ように禁則機能を制御する。
記憶部32は、HDDやSSDなどで構成され、CPU31aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、管理装置20から受信したインストールパッケージ、インストールパッケージから取り出した機能制限情報や制限解除用パスワード、制限解除用パスワードを逆変換して得たマスターパスワードや有効期限の情報、アプリケーション37が作成した文書データ、プリンタドライバ38が作成した印刷ジョブのデータなどを記憶する。
ネットワークI/F部33は、NICやモデムなどで構成され、クライアント装置30を通信ネットワークに接続し、管理装置20からインストールパッケージや制限解除用パスワードを受信したり、画像形成装置40に印刷ジョブを送信したりする。
表示部34は、液晶表示装置や有機EL表示装置などで構成され、アプリケーション37の文書作成画面、プリンタドライバ38の印刷設定画面、パスワード入力画面などを表示する。
操作部35は、マウスやキーボードなどで構成され、アプリケーション37による文書の作成、プリンタドライバ38による印刷条件の設定、パスワードの入力などの操作を可能にする。
[画像形成装置]
画像形成装置40は、図4に示すように、制御部41、記憶部42、ネットワークI/F部43、表示操作部44、画像処理部45、印刷処理部46などで構成される。
制御部41は、CPU41aとROM41bやRAM41cなどのメモリとで構成され、CPU41aは、ROM41bや記憶部42に記憶した制御プログラムをRAM41cに展開して実行することにより、画像形成装置40全体の動作を制御する。
記憶部42は、HDDやSSDなどで構成され、CPU41aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、印刷ジョブのデータ、印刷ジョブから生成した画像データなどを記憶する。
ネットワークI/F部43は、NICやモデムなどで構成され、画像形成装置40を通信ネットワークに接続し、クライアント装置30から印刷ジョブを受信する。
表示操作部44は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷に関する各種操作を可能にする。
画像処理部45は、RIP部(Raster Image Processor)として機能し、印刷ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってビットマップ形式の画像データを生成する(この一連の処理をRIP処理と呼ぶ。)。また、画像処理部45は、必要に応じて、画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、画像処理部45は、生成した画像データを印刷処理部46に出力する。
印刷処理部(印刷エンジン)46は、画像データに基づいて印刷処理を実行する。具体的には、帯電装置により帯電された感光体ドラムに露光装置から画像に応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を転写ベルトに1次転写し、転写ベルトから用紙に2次転写し、更に定着装置で用紙上のトナー像を定着させる処理を行う。
なお、図1乃至図4は、本実施例の印刷システム10の一例であり、その構成は適宜変更可能である。
上記構成の印刷システム10にて、ある特定の機能(例えば、カラー印刷の機能)の設定を制限する場合について説明する。カラー印刷機能に対応するユーザグループとして、(1)カラー印刷が許可されたユーザグループ、(2)カラー印刷は許可されているが、トナー節約印刷のみが許可されたユーザグループ、(3)カラー印刷が制限され、モノクロ印刷のみが許可されたユーザグループなどに分類することができる。
本実施例では、上記の3種類のユーザグループに対し、ユーザグループ毎に制限解除用パスワードを発行して、プリンタドライバ38の印刷設定画面の特定の機能に対する禁則表示を制限解除用パスワードにて解除(特定の機能の一部又は全部が設定できるように禁則表示の状態を変更)することにより、ユーザグループ毎に特定の機能を所定の制限で設定できるようにする。そのために、管理者は、はじめにユーザグループ毎に制限解除用パスワードを生成し、機能制限情報と制限解除用パスワードをプリンタドライバのインストールパッケージに格納すると共に、制限解除用パスワードを所望のユーザグループの各メンバーに通知する。以下、図面を参照して詳細に説明する。
まず、管理装置20がインストールパッケージを生成する手順について具体的に説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部22に記憶したパッケージ生成プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図5乃至図8のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
[インストールパッケージの作成手順]
まず、制御部21(表示制御部27a)は、表示部24に、パッケージ生成プログラムの機能制限設定画面を表示させ(S101)、管理者に制限したい機能を設定させる。図11は、機能制限設定画面50の一例であり、代表的な機能制限(ここではカラー制限)の設定項目50aが設けられている。そして、制御部21(機能制限設定部27b)は、管理者が制限したい機能のチェックボックスにチェックを入れる操作を検知すると、選択された機能(特定の機能)の設定を制限する機能制限情報を生成する(S102)。
次に、制御部21(パスワード生成部27c)は、管理者がチェックした機能に対応するパスワード入力欄にパスワードを入力する操作を検知すると、入力されたパスワードを制限する機能に対応する制限解除用パスワードとして設定し、記憶部22などに保存する(S103)。
その後、制御部21(パッケージ生成部27d)は、管理者が機能制限設定画面50の「OK」ボタンを押下する操作を検知すると、禁則機能を備えるプリンタドライバと機能制限設定部27bが生成した機能制限情報とパスワード生成部27cが設定した制限解除用パスワードとを用いてインストールパッケージを作成し、クライアント装置30に送信する(S104)。これにより、プリンタドライバは、1つの実行ファイルにパッケージ化され、インストールパッケージ内に機能制限情報と制限解除用パスワードなどが組み込まれる。そして、制御部21(パスワード通知部27e)若しくは管理者は、電子メールなどにより、選択した機能を使用させるユーザグループの各メンバーに制限解除用パスワードを通知して(S105)、一連の処理を終了する。
ここで、特定の機能(例えば、カラー印刷)が許可されたユーザグループからあるメンバーを排除したい場合でも、そのメンバーが最初に通知された制限解除用パスワードを使い続けた場合、特定の機能の設定を制限することができない。このような状況が想定される場合は、制限解除用パスワードに有効期限を設定すればよく、有効期限が過ぎた場合は、制限解除用パスワードを無効として禁則動作により機能の設定を制限することができる。その場合の手順について、図6のフローチャート図を参照して説明する。
[パスワードに有効期限を設定する場合のインストールパッケージの作成手順]
まず、制御部21(表示制御部27a)は、表示部24に、図11に示すような機能制限設定画面50を表示させ(S201)、管理者に制限したい機能を設定させる。そして、制御部21(機能制限設定部27b)は、管理者が制限したい機能のチェックボックスにチェックを入れる操作を検知すると、選択された機能(特定の機能)の設定を制限する機能制限情報を生成する(S202)。
次に、制御部21(表示制御部27a)は、管理者がチェックした機能に対応する「有効期限を設定する」のチェックボックスにチェックを入れ、詳細設定ボタンを押下して有効期限の設定指示を行う操作を検知したら(S203)、表示部24に、パスワード生成画面を表示させる(S204)。図14は、パスワード生成画面53の一例であり、マスターパスワード及び有効期限の入力欄と制限解除用パスワードの表示欄とが設けられている。そして、制御部21(パスワード生成部27c)は、管理者がマスターパスワードと有効期限とを入力し、パスワード生成ボタンを押下してパスワードの生成を指示する操作を検知したら(S205)、マスターパスワードと有効期限とを予め定めたルールに従って変換して制限解除用パスワードを生成し、制限解除用パスワードの表示欄に表示する(S206)。そして、制御部21(表示制御部27a)は、管理者がパスワード生成画面53の「OK」ボタンを押下する操作を検知したら、生成した制限解除用パスワードを機能制限設定画面50のパスワード入力欄に反映する。
その後、制御部21(パッケージ生成部27d)は、管理者が機能制限設定画面50の「OK」ボタンを押下する操作を検知したら、禁則機能を備えるプリンタドライバと機能制限設定部27bが生成した機能制限情報とパスワード生成部27cが生成した制限解除用パスワード(又はパスワード生成画面53で入力されたマスターパスワード)とを用いてインストールパッケージを作成し、クライアント装置30に送信する(S207)。そして、制御部21(パスワード通知部27e)若しくは管理者は、電子メールなどにより、選択した機能を使用させるユーザグループの各メンバーに制限解除用パスワードを通知して(S208)、一連の処理を終了する。
上記フローでは、機能制限設定画面50からパスワード生成画面53に遷移するようにしたが、制限解除用パスワードを変更する場合など、制限解除用パスワードの生成のみを行う場合もある。その場合は、パスワード生成画面53を、パッケージ生成プログラム27のメニューから直接呼び出すこともできる。その場合の手順について、図7のフローチャート図を参照して説明する。
[パスワード生成手順]
まず、制御部21(表示制御部27a)は、パッケージ生成プログラム27のメニューで、管理者が有効期限の設定を指示する操作を検知したら(S301)、表示部24に、図14に示すようなパスワード生成画面53を表示させる(S302)。そして、制御部21(パスワード生成部27c)は、管理者がマスターパスワードと有効期限とを入力し、パスワード生成ボタンを押下してパスワードの生成を指示する操作を検知したら(S303)、マスターパスワードと有効期限とを予め定めたルールに従って変換して制限解除用パスワードを生成する(S304)。その後、制御部21(パスワード通知部27e)若しくは管理者は、電子メールなどにより、ユーザグループの各メンバーに解除用パスワードを通知して(S305)、一連の処理を終了する。
なお、図6及び図7では、有効期限を設定して制限解除用パスワードを生成する場合について記載したが、パスワードの有効期限が切れた場合は、パスワード生成画面53で、最初に設定したマスターパスワードと更新する有効期限とを入力し、パスワード生成ボタンを押下することにより、制限解除用パスワードが自動生成され、生成された制限解除用パスワードが制御部21(パスワード通知部27e)若しくは管理者によりユーザグループの各メンバーに通知される。
その際、制限したい機能(例えば、カラー印刷)を許可するメンバーには、新たに生成された制限解除用パスワードを通知し、ユーザグループから排除したいメンバーには、新たに生成された制限解除用パスワードを通知しない(又は、当該機能の設定を制限する制限解除用パスワードを通知する)ことにより、特定のメンバーに対して機能の設定を制限することができる。また、ユーザグループにメンバーを追加する場合(例えば、あるユーザを「カラー印刷が許可されたユーザグループ」に追加する場合)は、カラー印刷を許可する制限解除用パスワードを通知すればよい。このように、本実施例では各メンバーに制限解除用パスワードを通知するだけで特定の機能の設定を制限することができるため、管理者の負担を軽減することができる。
上記図5及び図6では、機能制限設定画面50で制限したい機能を選択したが、制限する機能を個別に設定することもできる。その場合の手順について、図8のフローチャート図を参照して説明する。
[個別に制限機能を設定する場合のインストールパッケージの作成手順]
まず、制御部21(表示制御部27a)は、表示部24に、図11に示すような機能制限設定画面50を表示させ(S401)、管理者が個別設定タブを選択する操作を検知したら、表示部24に、個別設定タブの制限機能設定画面を表示させる(S402)。図12は、個別制限タブの機能制限設定画面51の一例であり、制限したい機能を設定する個別制限設定欄51aと設定した機能を表示する機能制限リスト51bとが設けられている。
次に、制御部21(表示制御部27a)は、管理者が個別制限設定欄51aの「参照ボタン」を押下する操作を検知したら、表示部24に、機能制限詳細設定画面を表示させる(S403)。図13は、機能制限詳細設定画面52の一例であり、制限機能の名称(コントロール名)、その制限機能の設定値、設定値を許可するか否かなどが指定可能に構成されている。そして、制御部21(機能制限設定部27b)は、管理者が制限機能の選択、設定値及び許可の指定を行い、機能制限詳細設定画面52の「OK」ボタンを押下する操作を検知したら、指定された機能の設定を制限する機能制限情報を生成し(S404)、制御部21(表示制御部27a)は、機能制限設定画面51の個別制限設定欄51aに設定された制限機能を表示させる。
次に、制御部21(表示制御部27a)は、管理者が個別制限設定欄51aの「有効期限を設定する」のチェックボックスにチェックを入れ、詳細設定ボタンを押下して有効期限の設定指示を行う操作を検知したら(S405)、表示部24に、図14に示すようなパスワード生成画面53を表示させる(S406)。そして、制御部21(パスワード生成部27c)は、管理者がマスターパスワードと有効期限とを入力し、パスワード生成ボタンを押下してパスワードの生成を指示する操作を検知したら(S407)、マスターパスワードと有効期限とを予め定めたルールに従って変換して制限解除用パスワードを生成する(S408)。そして、制御部21(表示制御部27a)は、管理者がパスワード生成画面53の「OK」ボタンを押下する操作を検知したら、生成した制限解除用パスワードを個別制限設定欄51aのパスワード入力欄に反映する。
その後、制御部21(表示制御部27a)は、管理者が機能制限設定画面51の「個別制限追加」ボタンを押下する操作を検知したら、制限機能と制限解除用パスワードと有効期限とを制限機能リスト51bに追加する(S409)。そして、制御部21(パッケージ生成部27d)は、管理者が機能制限設定画面51の「OK」ボタンを押下する操作を検知したら、禁則機能を備えるプリンタドライバと機能制限設定部27bが生成した機能制限情報とパスワード生成部27cが生成した制限解除用パスワード(又はパスワード生成画面53で入力されたマスターパスワード)とを用いてインストールパッケージを作成し、クライアント装置30に送信する(S410)。その後、制御部21(パスワード通知部27e)若しくは管理者は、電子メールなどにより、選択した機能を使用させるユーザグループの各メンバーに制限解除用パスワードを通知して(S411)、一連の処理を終了する。
なお、図8では、制限解除用パスワードに有効期限を設定する場合について説明したが、有効期限を設定しない場合は、S405〜S408のステップに代えて、機能制限設定画面51の個別制限設定欄51aのパスワード入力欄に制限解除用パスワードを入力すればよい。
次に、クライアント装置30がインストールパッケージを用いてプリンタドライバをインストールして利用する手順について、図9及び図10を参照して説明する。なお、以下の説明において、クライアント装置30には、上記手順で作成されたインストールパッケージが送信され、各ユーザグループの各メンバーには、制限解除用パスワードが通知されているものとする。
まず、パスワードに有効期限を設定していない場合におけるプリンタドライバのインストール及び機能制限処理について図9を参照して説明する。
クライアント装置30を使用するメンバーが実行ファイル形式のインストールパッケージを動作させると、インストールパッケージにより、クライアント装置30にプリンタドライバ38がインストールされる(S501)。次に、メンバーの操作によりプリンタドライバ38が起動すると(S502)、制御部31(表示制御部38a)は、表示部34に、パスワード入力画面を表示させる(S503)。図15は、パスワード入力画面60の一例であり、パスワード入力欄が設けられている。
そして、制御部31(認証処理部38b)は、メンバーがパスワードを入力する操作を検知したら(S504)、入力されたパスワードとインストールパッケージに組み込まれた制限解除用パスワード(記憶部32に保存された制限解除用パスワード)とが一致するかを判断する(S505)。パスワードが一致する場合(管理者から通知された制限解除用パスワードを入力した場合)は、制御部31(機能制限処理部38c)は、機能制限情報に基づき、制限された機能の一部又は全部を設定可能にするように禁則機能を制御し、制御部31(表示制御部38a)は、表示部34にユーザグループ(制限解除用パスワード)に応じて制限された機能の一部又は全部を設定可能にした印刷設定画面を表示させる(S506)。一方、パスワードが一致しない場合は、制御部31(機能制限処理部38c)は、制限された機能を設定不可にする(強制的に予め定められた設定になる)ように禁則機能を制御し、制御部31(表示制御部38a)は、表示部34に、制限された機能を設定不可にした(当該機能が予め定められた設定に固定された)印刷設定画面を表示させる(S507)。その後、メンバーは印刷設定画面で印刷条件を設定し、印刷ジョブを画像形成装置40に送信して印刷を指示する。
図16は、禁則機能が動作していない場合の印刷設定画面61の一例である。また、図17は、禁則機能を動作させて制限された機能を設定不可にした印刷設定画面62の一例であり、この印刷設定画面62では、カラー選択の機能を設定不可にした(グレースケールに固定された)禁則表示部分62aが表示される。
次に、パスワードに有効期限を設定している場合におけるプリンタドライバのインストール及び機能制限処理について図10を参照して説明する。
クライアント装置30を使用するメンバーが実行ファイル形式のインストールパッケージを動作させると、インストールパッケージにより、クライアント装置30にプリンタドライバ38がインストールされる(S601)。次に、メンバーの操作によりプリンタドライバ38が起動すると(S602)、制御部31(表示制御部38a)は、表示部34に、図15に示すようなパスワード入力画面60を表示させる(S603)。
そして、制御部31(認証処理部38b)は、メンバーがパスワードを入力する操作を検知したら(S604)、入力されたパスワードを、パスワード生成と同じルールに従って逆変換し、マスターパスワードと有効期限とを取得する(S605)。そして、制御部31(認証処理部38b)は、逆変換して得たマスターパスワードとインストールパッケージに組み込まれたマスターパスワード(記憶部32に保存されたマスターパスワード又は記憶部32に保存された制限解除用パスワードを逆変換して得たマスターパスワード)とが一致するかを判断し(S606)、マスターパスワードが一致する場合は、現在の日時が入力されたパスワードを逆変換して得た有効期限内であるかを判断する(S607)。
パスワードが一致し、かつ、有効期限内の場合は、制御部31(機能制限処理部38c)は、機能制限情報に基づき、制限された機能の一部又は全部を設定可能にするように禁則機能を制御し、制御部31(表示制御部38a)は、表示部34に、ユーザグループ(制限解除用パスワード)に応じて制限された機能の一部又は全部を設定可能にした印刷設定画面を表示させる(S608)。一方、パスワードが一致しない又は有効期限内でない場合は、制御部31(機能制限処理部38c)は、制限された機能を設定不可にする(強制的に予め定められた設定になる)ように禁則機能を制御し、制御部31(表示制御部38a)は、表示部34に、制限された機能を設定不可にした(当該機能が予め定められた設定に固定された)印刷設定画面を表示させる(S609)。その後、メンバーは印刷設定画面で印刷条件を設定し、印刷ジョブを画像形成装置40に送信して印刷を指示する。
なお、図9及び図10では、パスワードが一致しない場合に、制限された機能を設定不可にした印刷設定画面を表示させたが、表示部34にパスワードが相違する旨のメッセージを表示してユーザにパスワードの再入力を促すようにしてもよい。
以下、実際の禁則動作について説明する。
例えば、カラー印刷が許可されたユーザグループのメンバーは、通知された「カラー印刷を許可するパスワード」をパスワード入力画面60に入力することにより、プリンタドライバの印刷設定画面でカラー印刷に関する全ての設定が可能となり、カラー印刷の設定で印刷することができる。
また、カラー印刷は許可されているがトナー節約印刷のみが許可されたユーザグループのメンバーは、通知された「カラー印刷でエコノミー印刷のみ許可するパスワード」をパスワード入力画面60に入力することにより、プリンタドライバの印刷設定画面でカラー印刷に関する一部の設定は可能となるが、カラー印刷に設定しても強制的にトナー節約印刷の設定で印刷される。
また、カラー印刷が制限ざれ、モノクロ印刷のみ許可されたユーザグループのメンバーは、通知された「モノクロ印刷のみ許可するパスワード」をパスワード入力画面60に入力しても、プリンタドライバの印刷設定画面でカラー印刷に関する設定ができず、モノクロ印刷の設定でのみ印刷することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、パスワードに有効期限を設定する場合について記載したが、パスワードに使用回数の制限を設定することもできる。その場合は、例えば、パスワード生成面53に制限回数を入力する欄を設け、マスターパスワードと制限回数と必要に応じて有効期限とを、予め定めたルールに従って変換して制限解除用パスワードを生成し、プリンタドライバと機能制限情報と制限解除用パスワードとをパッケージ化してインストールパッケージを生成する。そして、プリンタドライバの使用時に制限解除用パスワードを逆変換して制限回数を取得し、制限される機能(カラー印刷や片面印刷など)が使用された回数をカウントして、使用回数が制限回数を超えた場合は、制限された機能が設定不可になるように禁則機能を動作させることができる。
また、上記実施例では、制限する機能として、カラー/モノクロ印刷と片面/両面印刷を例示したが、制限する機能は、プリンタドライバ38の禁則機能によって制限可能な機能であればよい。
また、上記実施例では、インストールパッケージを実行ファイル形式のプログラムとしたが、クライアント装置30の制御部31で動作するインストーラが利用可能なデータパッケージとすることもできる。
本発明は、機能の設定を制限したプリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを作成するインストールパッケージ生成プログラム及び当該インストールパッケージ生成プログラムを記録した記録媒体並びに当該インストールパッケージ生成プログラムを用いて作成したインストールパッケージによりインストールされたプリンタドライバの利用方法に利用可能である。
10 印刷システム
20 管理装置
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 記憶部
23 ネットワークI/F部
24 表示部
25 操作部
26 OS
27 パッケージ生成プログラム
27a 表示制御部
27b 機能制限設定部
27c パスワード生成部
27d パッケージ生成部
27e パスワード通知部
30 クライアント装置
31 制御部
31a CPU
31b ROM
31c RAM
32 記憶部
33 ネットワークI/F部
34 表示部
35 操作部
36 OS
37 アプリケーション
38 プリンタドライバ
38a 表示制御部
38b 認証処理部
38c 機能制限処理部
40 画像形成装置
41 制御部
41a CPU
41b ROM
41c RAM
42 記憶部
43 ネットワークI/F部
44 表示操作部
45 画像処理部
46 印刷処理部
50 機能制限設定画面(カラー制限タブ)
50a 設定項目
51 機能制限設定画面(個別制限タブ)
51a 個別制限設定欄
51b 機能制限リスト
52 機能制限詳細設定画面
53 パスワード生成画面
60 パスワード入力画面
61、62 印刷設定画面
62a 禁則表示部分

Claims (15)

  1. 印刷に関する機能を設定するための画面を表示し、当該画面の設定に従って印刷指示を行うプリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを生成する装置で動作するパッケージ生成プログラムであって、
    前記装置に、
    前記プリンタドライバの禁則機能を利用して設定を制限する特定の機能を選択する第1画面を表示部に表示させる第1処理、
    前記第1画面で選択された前記特定の機能の設定を制限するための機能制限情報を生成すると共に、前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部を解除するための制限解除用パスワードを生成する第2処理、
    前記プリンタドライバと前記機能制限情報と前記制限解除用パスワードとを用いて、前記特定の機能の設定が制限された前記プリンタドライバをインストールするための前記インストールパッケージを生成する第3処理、を実行させる、
    ことを特徴とするパッケージ生成プログラム。
  2. 前記第2処理では、ユーザグループ毎に、解除する制限が異なる前記制限解除用パスワードを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のパッケージ生成プログラム。
  3. 前記第2処理では、前記第1画面で入力された第1パスワードを用いて前記制限解除用パスワードを生成し、
    前記プリンタドライバの起動時に入力されるパスワードと前記制限解除用パスワードとが一致する場合は、前記制限解除用パスワードに応じて前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部が解除された状態で前記プリンタドライバが動作する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパッケージ生成プログラム。
  4. 前記第2処理では、前記第1画面から遷移する第2画面で入力された第2パスワードと当該第2パスワードに対して設定された有効期限とを、予め定められたルールに従って変換して、前記制限解除用パスワードを生成し、
    前記プリンタドライバの起動時に入力されるパスワードを前記ルールに従って逆変換したパスワードと前記第2パスワードとが一致する場合は、前記制限解除用パスワードに応じて前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部が解除された状態で前記プリンタドライバが動作する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパッケージ生成プログラム。
  5. 前記第3処理では、前記プリンタドライバを使用する回数を制限する制限回数を前記インストールパッケージに組み込み、
    前記プリンタドライバが前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部が解除された状態で使用された回数が前記制限回数を超えた場合は、前記特定の機能の設定が制限された状態で前記プリンタドライバが動作する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のパッケージ生成プログラム。
  6. 前記第3処理では、前記インストールパッケージを、実行ファイル形式のプログラムとして生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載のパッケージ生成プログラム。
  7. 前記装置に、更に、
    前記特定の機能の設定を許可するユーザに対して、前記制限解除用パスワードを通知する第4処理、を実行させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のパッケージ生成プログラム。
  8. プリンタドライバをインストールするためのインストールパッケージを生成する管理装置と、前記インストールパッケージにより前記プリンタドライバがインストールされるクライアント装置と、を含む印刷システムにおける前記プリンタドライバの利用方法であって、
    前記管理装置は、
    前記プリンタドライバの禁則機能を利用して設定を制限する特定の機能を選択する第1画面を自装置の表示部に表示する第1処理と、
    前記第1画面で選択された前記特定の機能の設定を制限するための機能制限情報を生成すると共に、前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部を解除するための制限解除用パスワードを生成する第2処理と、
    前記プリンタドライバと前記機能制限情報と前記制限解除用パスワードとを用いて、前記特定の機能の設定が制限された前記プリンタドライバをインストールするための前記インストールパッケージを生成し、前記クライアント装置に送信する第3処理と、
    前記特定の機能の設定を許可するユーザに対して、前記制限解除用パスワードを通知する第4処理と、を実行し、
    前記クライアント装置は、
    前記管理装置から受信した前記インストールパッケージを用いて前記プリンタドライバをインストールする第5処理と、
    前記プリンタドライバを、前記機能制限情報に基づいて、前記特定の機能の設定を制限した状態で起動する第6処理と、
    自装置の表示部に、パスワードを入力するパスワード入力画面を表示する第7処理と、
    前記パスワード入力画面で入力されたパスワードと前記インストールパッケージに組み込まれたパスワードとが一致するかを判断する第8処理と、
    パスワードが一致する場合は、前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部を解除した状態で前記プリンタドライバを動作させ、パスワードが一致しない場合は、前記特定の機能の設定を制限した状態で前記プリンタドライバを動作させる第9処理と、を実行する、
    ことを特徴とするプリンタドライバの利用方法。
  9. 前記第2処理では、ユーザグループ毎に、解除する制限が異なる前記制限解除用パスワードを生成し、
    前記第4処理では、各々の前記ユーザグループに属するユーザに、当該ユーザグループに応じて生成した前記制限解除用パスワードを通知する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のプリンタドライバの利用方法。
  10. 前記第2処理では、前記第1画面で入力された第1パスワードを用いて前記制限解除用パスワードを生成し、
    前記第8処理では、前記パスワード入力画面で入力されるパスワードと前記制限解除用パスワードとが一致するかを判断する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載のプリンタドライバの利用方法。
  11. 前記第2処理では、前記第1画面から遷移する第2画面で入力された第2パスワードと当該第2パスワードに対して設定された有効期限とを、予め定められたルールに従って変換して、前記制限解除用パスワードを生成し、
    前記第8処理では、前記パスワード入力画面で入力されたパスワードを前記ルールに従って逆変換したパスワードと前記第2パスワードとが一致するかを判断する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載のプリンタドライバの利用方法。
  12. 前記第8処理では、更に、前記パスワード入力画面で入力されたパスワードを前記ルールに従って逆変換して有効期限を取得し、現在の日時が有効期限内であるかを判断し、
    前記第9処理では、パスワードが一致し、かつ、現在の日時が前記有効期限内の場合は、前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部を解除した状態で前記プリンタドライバを動作させ、パスワードが一致しない、又は、現在の日時が前記有効期限内でない場合は、前記特定の機能の設定を制限した状態で前記プリンタドライバを動作させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載のプリンタドライバの利用方法。
  13. 前記第2処理では、前記第2画面で前記第2パスワードと新たに入力された有効期限とを用いて、新たな制限解除用パスワードを生成し、
    前記第4処理では、所定のユーザグループに属するユーザに前記新たな制限解除用パスワードを通知し、
    前記所定のユーザグループから削除されるユーザによる、前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部を解除した状態での前記プリンタドライバの利用を禁止する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載のプリンタドライバの利用方法。
  14. 前記第3処理では、前記プリンタドライバを使用する回数を制限する制限回数を前記インストールパッケージに組み込み、
    前記第8処理では、前記プリンタドライバが前記特定の機能の設定の制限の一部又は全部が解除された状態で使用された回数が前記制限回数以下であるかを判断し、
    前記第9処理では、前記使用された回数が前記制限回数を超えた場合は、前記特定の機能の設定を制限した状態で前記プリンタドライバを動作させる、
    ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか一に記載のプリンタドライバの利用方法。
  15. 前記第3処理では、前記インストールパッケージを、実行ファイル形式のプログラムとして生成する、
    ことを特徴とする請求項8乃至14のいずれか一に記載のプリンタドライバの利用方法。
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