JP2010033182A - 印刷設定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザ数および機能数が多い場合であっても、印刷機能の使用可否の設定における管理者による作業量が比較的少なくて済むようにする。
【解決手段】 プリンタドライバプログラム21は、コンピュータ12を、印刷機能毎に使用可否を判定し、複数の印刷機能のそれぞれに設定されているパスワードのうち、使用禁止の印刷機能について予め設定されているパスワードと同一のパスワードが入力された場合のみ、その印刷機能の使用を一時的に許可するロックマネージャ42、および使用禁止の印刷機能についてロックマネージャ42により使用が一時的に許可されている場合、使用禁止の印刷機能を使用して印刷データを生成する印刷データ生成部44として機能させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 プリンタドライバプログラム21は、コンピュータ12を、印刷機能毎に使用可否を判定し、複数の印刷機能のそれぞれに設定されているパスワードのうち、使用禁止の印刷機能について予め設定されているパスワードと同一のパスワードが入力された場合のみ、その印刷機能の使用を一時的に許可するロックマネージャ42、および使用禁止の印刷機能についてロックマネージャ42により使用が一時的に許可されている場合、使用禁止の印刷機能を使用して印刷データを生成する印刷データ生成部44として機能させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印刷設定プログラムに関するものである。
ユーザごとにIDおよびパスワードが設定され、パスワード認証後に、そのユーザの有する権限を示す権限情報に基づいて印刷機能の使用可否を判定する端末装置がある(例えば特許文献1参照)。権限情報に基づき使用が許可されている機能については、ユーザによる設定操作が受け付けられる。
しかしながら、上述の装置では、各ユーザに対して各機能について使用可否を設定する場合、すべてのユーザに対して権限情報を設定する必要がある。このため、ユーザ数および機能数が多い場合、使用可否に関する、管理者による設定作業量がかなり多くなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ユーザ数および機能数が多い場合であっても、印刷機能の使用可否の設定における管理者による作業量が比較的少なくて済むようにすることができる印刷設定プログラムを得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る印刷設定プログラムは、コンピュータを、印刷機能毎に使用可否を判定し、複数の印刷機能のそれぞれに設定されている認証情報のうち、使用禁止の印刷機能について予め設定されている認証情報と同一の認証情報が入力された場合のみ、その印刷機能の使用を一時的に許可する機能使用制御部、および使用禁止の印刷機能について機能使用制御部により使用が一時的に許可されている場合、使用禁止の印刷機能を使用して印刷データを生成する印刷データ生成部として機能させる。
これにより、機能毎に認証情報が設定されるため、予め設定すべき情報が少なくて済む。したがって、ユーザ数および機能数が多い場合であっても、印刷機能の使用可否の設定における管理者による作業量が比較的少なくて済む。
また、本発明に係る印刷設定プログラムは、上記の印刷設定プログラムに加え、次のようにしてもよい。この場合、機能使用制御部は、印刷機能毎に予め設定されコンピュータ内に格納されている使用可否情報を参照して印刷機能毎に使用可否を判定し、使用禁止の印刷機能に予め設定されコンピュータ内に格納されている認証情報を参照して使用禁止の印刷機能について予め設定されている認証情報と同一の認証情報が入力されたか否かを判定する。
これにより、印刷機能の使用可否を判定するために必要な情報がすべてローカルに格納されているため、外部サーバなどが必要とならない。
また、本発明に係る印刷設定プログラムは、上記の印刷設定プログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、機能使用制御部は、管理者により入力された使用可否情報および認証情報をコンピュータ内に格納する。
また、本発明に係る印刷設定プログラムは、上記の印刷設定プログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、機能使用制御部は、使用禁止の印刷機能の使用要求が発生するたびに、認証情報の入力を要求し、その使用禁止の印刷機能について設定されている認証情報が入力された場合のみ、その印刷機能の使用を許可する。
また、本発明に係る印刷設定プログラムは、上記の印刷設定プログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、機能使用制御部および印刷データ生成部は、プリンタドライバの一部として動作する。
また、本発明に係る印刷設定プログラムは、上記の印刷設定プログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、認証情報は、パスワードとされる。
本発明によれば、ユーザ数および機能数が多い場合であっても、印刷機能の使用可否の設定における管理者による作業量が比較的少なくて済むようにすることができる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、印刷システムの一例を示す図である。この印刷システムは、端末装置1とプリンタ2とを有する。端末装置1には、例えばパーソナルコンピュータが使用され、本発明の印刷設定プログラムの一実施の形態であるプリンタドライバプログラムがインストールされている。
端末装置1は、ハードディスクドライブ(HDD)11、コンピュータ12、キーボード、マウスなどといった入力装置13、および液晶ディスプレイなどといった表示装置14を備える。端末装置1において、HDD11、入力装置13および表示装置14は、コンピュータ12に接続されている。
HDD11は、プログラムおよびデータを格納する記録媒体を有する装置である。HDD11には、アプリケーションプログラム、OS(Operating System)プログラム、プリンタドライバプログラム21などのプログラムが格納されている。また、HDD11には、ロック状態テーブル22およびパスワードテーブル23が格納されている。なお、HDD11の代わりに、不揮発性の半導体メモリ、例えばCD−ROMといった可搬性のある記録媒体およびその駆動装置などを使用し、上記プログラムおよびデータを格納してもよい。
プリンタドライバプログラム21は、コンピュータ12を、プリンタドライバ33として機能させるためのプログラムである。
ロック状態テーブル22は、印刷機能毎に予め設定された使用可否情報を含むテーブルである。図2は、図1におけるロック状態テーブル22の一例を示す図である。図2に示すロック状態テーブル22には、フッタ設定機能を示す「フッタ」および透かし設定機能を示す「透かし」についての使用可否情報が登録されている。なお、フッタ設定とは、フッタ印刷のオン/オフ、フッタのフォーマットなどを設定する機能である。また、透かし設定とは、透かし印刷のオン/オフ、透かし印刷するテキストなどを設定する機能である。このロック状態テーブル22では、「フッタ」の使用可否情報の値がアンロック(使用可)に設定されており、「透かし」の使用可否情報の値がロック(使用禁止)に設定されている。この場合、「フッタ」については一般ユーザによる設定および設定の変更が可能であるが、「透かし」については、一般ユーザによる設定および設定の変更が禁止される。
また、パスワードテーブル23は、使用禁止の印刷機能に予め設定された認証情報としてのパスワードを含むテーブルである。このパスワードは、使用禁止の一時的解除に使用される。図3は、図1におけるパスワードテーブル23の一例を示す図である。このパスワードテーブル23は、管理者ログイン用パスワードと、使用禁止の印刷機能に設定されているパスワードとを有する。図3に示すパスワードテーブル23には、管理者ログイン用パスワードとして「abc123」が登録されており、図2においてロックされている「透かし」についてパスワード「xyz456」が登録されている。
コンピュータ12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有し、プログラムをRAMにロードし、CPUにより実行する。これにより、各種処理部が実現される。この実施の形態では、アプリケーション処理部31、オペレーティングシステム(OS)32およびプリンタドライバ33が実現される。
アプリケーション処理部31は、アプリケーションプログラムがCPUにより実行されて実現される処理部である。アプリケーションプログラムとしては、オフィスアプリケーションプログラム、ウェブブラウザプログラムなどがある。
OS32は、OSプログラムがCPUにより実行されて実現される。OS32は、グラフィックデバイスインタフェース(GDI)によりプリンタドライバ33の印刷機能をアプリケーション処理部に提供する。
プリンタドライバ33は、プリンタドライバプログラム21がCPUにより実行されて実現される。プリンタドライバ33は、ユーザにより設定された印刷条件で印刷対象を印刷するための印刷データを生成し、プリンタ2へ供給する。プリンタドライバ33は、UI処理部41、ロックマネージャ42、認証処理部43および印刷データ生成部44を有する。
UI処理部41は、入力装置13および表示装置14により構成されるユーザインタフェースを制御し、このユーザインタフェースにより得られるユーザ操作の情報を取得する処理部である。UI処理部41によりパスワードなどの入力を要求するウィンドウが表示装置14に表示され、その要求に対する入力装置13への入力操作がUI処理部41により検出される。
ロックマネージャ42は、ロック状態テーブル22を参照して、印刷機能毎に使用可否を判定し、複数の印刷機能のそれぞれに設定されているパスワードのうち、使用禁止の印刷機能について予め設定されているパスワードと同一のパスワードが入力された場合のみ、その印刷機能の使用を一時的に許可する処理部である。また、ロックマネージャ42は、ログイン後の管理者の操作に従って、ロック状態テーブル22に使用可否情報を登録するとともに、パスワードテーブル23にパスワードを登録する処理部である。
認証処理部43は、パスワードテーブル23を参照し、管理者の認証処理、使用禁止の印刷機能についての一時アンロックの認証処理などを行う処理部である。各認証処理において、認証処理部43は、入力されたパスワードとパスワードテーブル23に登録されているパスワードとが一致するか否かに基づいて、認証の正否を判定する。
なお、ロックマネージャ42および認証処理部43は、機能使用制御部の一例である。
印刷データ生成部44は、使用禁止の印刷機能についてロックマネージャ42により使用が一時的に許可されている場合、使用禁止の印刷機能を使用して印刷データを生成し、プリンタ2へ出力する処理部である。印刷データは、アプリケーション処理部31などが取り扱うデータから生成され、例えばPDL(Page Description Language)で記述される。
次に、上記装置の動作について説明する。
まず、OSプログラムが実行されOS32が起動し、さらに、アプリケーションプログラムが実行されアプリケーション処理部31が起動する。その後、アプリケーション処理部31またはOS32において印刷設定要求が発生すると、プリンタドライバプログラム21が実行されプリンタドライバ33が起動する。また、アプリケーション処理部31またはOS32において印刷要求が発生すると、プリンタドライバプログラム21が実行されプリンタドライバ33の印刷データ生成部44により印刷データが生成されプリンタ2へ出力される。
プリンタドライバ33による印刷設定では、(1)管理者による使用可否情報およびパスワードの登録、および(2)一般ユーザによる使用禁止機能の一時アンロックが可能である。
(1)管理者による使用可否情報およびパスワードの登録
入力装置13に対する所定の操作が検出されると、管理者による使用可否情報およびパスワードの登録処理が開始される。
まず、ロックマネージャ42は、UI処理部41を制御して、管理者パスワードの入力のためのウィンドウを表示装置14に表示させる。図4は、管理者パスワードの入力のためのウィンドウの一例を示す図である。このウィンドウ61には、パスワードの入力フィールドが設けられている。
そして、パスワードが入力されウィンドウ61における「OK」ボタンが押下されると、ロックマネージャ42は、入力されたパスワードを取得して認証処理部43に供給する。認証処理部43は、そのパスワードがパスワードテーブル23に登録されている管理者パスワードに一致するか否かを判定し、判定結果をロックマネージャ42に供給する。
ロックマネージャ42は、管理者の認証に成功した場合には、UI処理部41を制御して、機能毎の使用可否情報を入力するためのウィンドウを表示装置14に表示させる。一方、管理者の認証に失敗した場合には、ロックマネージャ42は、エラーメッセージを表示装置14に表示させ、この処理を終了する。図5は、機能毎の使用可否情報を入力するためのウィンドウの一例を示す図である。このウィンドウ71では、機能毎に、ロック/アンロックを設定するためのチェックボックス72が表示される。
そして、チェックボックス72のチェック/チェック解除は、入力装置13に対する管理者の操作により行われる。例えば図5に示す「透かし」のようにある機能に対してロック(使用禁止)が設定されると、ロックマネージャ42は、UI処理部41を制御して、その使用禁止機能についての一時解除パスワードを入力するためのウィンドウを表示装置14に表示させる。図6は、使用禁止機能についての一時解除パスワードを入力するためのウィンドウの一例を示す図である。このウィンドウ81では、使用禁止に指定された機能に対する、一時解除パスワードの入力フィールドが表示される。
そして、このウィンドウ81においてパスワードが入力され「OK」ボタンが押下されると、ロックマネージャ42は、入力されたパスワードを取得する。
このようにある機能に対して使用禁止の設定操作が行われると、ロックマネージャ42は、ロック状態テーブル22におけるその機能の使用可否情報の値を「ロック(使用禁止)」とし、ウィンドウ81において入力されたパスワードを、その機能の使用禁止を一時解除するためのパスワードとしてパスワードテーブル23に登録する。
例えば、図5に示すように「透かし」がロックされ、「フッタ」がロックされていない場合、「透かし」に対するパスワードが入力され、その結果、図2および図3に示すように、ロック状態テーブル22およびパスワードテーブル23に、使用可否情報およびパスワードが登録される。
(2)一般ユーザによる使用禁止機能の一時アンロック
入力装置13に対する所定の操作が検出されると、一般ユーザが印刷設定処理が開始される。図7は、図1におけるプリンタドライバ33による印刷設定処理を説明するフローチャートである。
一般ユーザが印刷設定を行う場合、一般ユーザの操作により設定項目が選択されると、プリンタドライバ33のロックマネージャ42は、ロック状態テーブル22から、選択された設定項目の使用可否情報を読み出し(ステップS1)、ロック(使用禁止)が設定されているか否かを判定する(ステップS2)。
選択された設定項目に対してロック(使用禁止)が設定されていないと判定した場合、ロックマネージャ42は、選択された設定項目の機能の使用を許可する(ステップS3)。その後、UI処理部41によりその設定項目の設定ウィンドウが表示装置14に表示され、一般ユーザは、その機能を制限なしに使用することができる。
図8は、項目「透かし」に対してロック(使用禁止)が設定されていない場合の、項目「透かし」の設定ウィンドウの一例を示す図である。例えば、項目「透かし」に対してロック(使用禁止)が設定されていない場合、図8に示すように、設定ウィンドウ91において、項目「透かし」についての複数の選択肢(「複写禁止」、「社外秘」、「サンプル」および「なし」)が、プルダウンメニュー92により、選択可能な状態で表示される。このため、一般ユーザは、「複写禁止」、「社外秘」、「サンプル」および「なし」から、所望の設定を選択することができる。
一方、選択された設定項目に対してロック(使用禁止)が設定されていると判定した場合、ロックマネージャ42は、選択された設定項目の機能の使用を禁止する(ステップS4)。そして、UI処理部41によりその設定項目の設定ウィンドウが表示装置14に表示されるが、設定機能が禁止されているため、一般ユーザは、その機能を使用できない。
ステップS4の禁止状態で所定の操作がUI処理部41により検出されると、ロックマネージャ42は、UI処理部41を制御して、その設定項目を一時的に使用可能とするためのパスワードを要求するウィンドウを表示装置41に表示させる(ステップS5)。
図9は、項目「透かし」に対してロック(使用禁止)が設定されている場合の、項目「透かし」の設定ウィンドウの一例を示す図である。例えば、項目「透かし」に対してロック(使用禁止)が設定されている場合、図9に示すように、設定ウィンドウ91において、項目「透かし」についてのプルダウンメニュー92の選択肢が「複写禁止」に固定された状態で表示される。このため、一般ユーザは、「複写禁止」から他の選択肢へ設定を変更することができない。さらに、図9に示すように設定ウィンドウ91には「ロック解除」ボタン93が表示され、「ロック解除」ボタン93の押下操作がUI処理部41により検出されると、ロックマネージャ42は、一時解除パスワードを要求するウィンドウを表示させる。図10は、項目「透かし」に対してロック(使用禁止)が設定されている場合の、一時解除パスワードを入力するためのウィンドウの一例を示す図である。このウィンドウ101には、パスワードの入力フィールドが設けられている。
各使用禁止機能に対して設定されているパスワードは、予め、その使用禁止機能の使用を許可する特定の一般ユーザのみに管理者から通知されている。このため、管理者からパスワードを通知されている一般ユーザは、正しい一時解除パスワードを入力することで、この機能を使用することができる。一方、管理者からパスワードを通知されていない一般ユーザは、正しい一時解除パスワードを入力することができないため、この機能を使用することができない。機能ごとにパスワードが設定可能であるので、管理者が、まず使用を制限したい機能について、ロックおよびパスワードを設定し、その後、その機能を使用させても構わない一部の一般ユーザにパスワードを通知すればよい。
その後、ウィンドウ101にパスワードが入力され「OK」ボタンが押下されると、ロックマネージャ42は、入力されたパスワードを取得して認証処理部43に供給する。認証処理部43は、そのパスワードが、パスワードテーブル23に登録されている、選択された設定項目の一時解除パスワードに一致するか否かを判定し、判定結果をロックマネージャ42に供給する。
ロックマネージャ42は、入力されたパスワードがその一時解除パスワードに一致する場合、一時的に、その機能の使用を許可し(ステップS3)、入力されたパスワードがその一時解除パスワードに一致しない場合、エラーメッセージを表示装置14に表示させ、その機能の使用を禁止したままとする(ステップS7)。一時的に機能の使用が許可された場合、使用禁止が設定されていない場合と同様に、一般ユーザは、その機能を制限なしに使用することができる。例えば、図9に示すように「透かし」の設定機能がロックされている場合において、正しいパスワードが入力されると、ロックが解除され、図8に示すように、プルダウンメニュー92において、複数の選択肢が選択可能に表示される。
なお、ロックマネージャ42は、使用禁止機能の使用要求が発生するたびに、パスワード入力を要求し、その使用禁止機能について設定されている正規のパスワードが入力された場合のみ、その印刷機能の使用を許可する。つまり、ユーザに対してではなく機能に対してパスワードが設定されているため、その機能の使用を完了した後に、再度その機能を使用する場合には、再度、パスワードの入力が要求される。
以上のように、上記実施の形態によれば、プリンタドライバプログラム21は、コンピュータ12を、印刷機能毎に使用可否を判定し、複数の印刷機能のそれぞれに設定されているパスワードのうち、使用禁止の印刷機能について設定されているパスワードが入力された場合のみ、その印刷機能の使用を一時的に許可するロックマネージャ42、および使用禁止の印刷機能についてロックマネージャ42により使用が一時的に許可されている場合、使用禁止の印刷機能を使用して印刷データを生成する印刷データ生成部44として機能させる。
これにより、機能毎にパスワードが設定可能であるため、予め設定すべき情報が少なくて済む。したがって、ユーザ数および機能数が多い場合であっても、印刷機能の使用可否の設定における管理者による作業量が比較的少なくて済む。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、「透かし」および「フッタ」の設定機能について本発明が適用されているが、設定機能以外の機能についての使用制限に適用してもよい。例えば、「透かし」について、使用禁止の場合にプルダウンメニュー92を「なし」に固定することで、透かし印刷自体を使用禁止とすることができる。
また、上記実施の形態において、パスワードの代わりに生体情報(指紋情報など)を使用してもよい。その場合、生体情報を検出するための入力装置3が設けられる。
また、上記実施の形態において、プリンタドライバプログラム21は、CD−ROMなどの可搬性のある記録媒体に格納されて提供され、その記録媒体からHDD11へ格納されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、認証処理部43およびパスワードテーブル23を、端末装置1内には配置せずに図示せぬ外部サーバに配置し、ロックマネージャ42が津辞せぬ通信装置を制御して外部サーバと通信し、上述の認証処理を行うようにしてもよい。
本発明は、例えば、パーソナルコンピュータ用のプリンタドライバに適用可能である。
12 コンピュータ
21 プリンタドライバプログラム(印刷設定プログラム)
42 ロックマネージャ(機能使用制御部の一部)
43 認証処理部(機能使用制御部の一部)
44 印刷データ生成部
21 プリンタドライバプログラム(印刷設定プログラム)
42 ロックマネージャ(機能使用制御部の一部)
43 認証処理部(機能使用制御部の一部)
44 印刷データ生成部
Claims (6)
- コンピュータを、
印刷機能毎に使用可否を判定し、複数の印刷機能のそれぞれに設定されている認証情報のうち、使用禁止の印刷機能について予め設定されている認証情報と同一の認証情報が入力された場合のみ、その印刷機能の使用を一時的に許可する機能使用制御部、および
前記使用禁止の印刷機能について前記機能使用制御部により使用が一時的に許可されている場合、前記使用禁止の印刷機能を使用して印刷データを生成する印刷データ生成部
として機能させるための印刷設定プログラム。 - 前記機能使用制御部は、印刷機能毎に予め設定され前記コンピュータ内に格納されている使用可否情報を参照して印刷機能毎に使用可否を判定し、使用禁止の印刷機能に予め設定され前記コンピュータ内に格納されている認証情報を参照して前記使用禁止の印刷機能について予め設定されている認証情報と同一の認証情報が入力されたか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の印刷設定プログラム。
- 前記機能使用制御部は、管理者により入力された前記使用可否情報および前記認証情報を前記コンピュータ内に格納することを特徴とする請求項2記載の印刷設定プログラム。
- 前記機能使用制御部は、前記使用禁止の印刷機能の使用要求が発生するたびに、前記認証情報の入力を要求し、その使用禁止の印刷機能について設定されている認証情報が入力された場合のみ、その印刷機能の使用を許可することを特徴とする請求項1記載の印刷設定プログラム。
- 前記機能使用制御部および前記印刷データ生成部は、プリンタドライバの一部として動作することを特徴とする請求項1記載の印刷設定プログラム。
- 前記認証情報は、パスワードであることを特徴とする請求項1記載の印刷設定プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2008192576A JP2010033182A (ja) | 2008-07-25 | 2008-07-25 | 印刷設定プログラム |
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Publications (1)
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2008
- 2008-07-25 JP JP2008192576A patent/JP2010033182A/ja active Pending
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