JP6583200B2 - 露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光体の周面にレーザー光を照射する露光装置の清掃に関する。
一般的な画像形成装置は、像担持体としての感光体と、帯電装置と、露光装置と、現像装置と、転写装置とを備え、感光体上で画像形成工程(帯電、露光、現像、転写)が行われ、記録媒体上にトナー像が形成される。
露光装置は、形成すべき画像の画像データに基づいて、感光体の周面にレーザー光を照射することによって、感光体の周面に潜像を形成するものであり、露光装置としてのレーザースキャンユニットには、感光体へのレーザー光の出射部分に透光性の光路窓が設けられている。
画像形成装置内においては、画像形成に使用するトナーが飛散することにより、トナーが露光装置の光路窓に積もることがある。光路窓にトナーが積もり、光路窓が汚れると、レーザー光の光路が遮られるため、感光体に形成される潜像画像に影響を与え、印刷品質が低下してしまう。
このため、例えば、ユーザーからの清掃指示入力を受けたタイミングで光路窓の清掃を行うことや、一定期間毎に光路窓の清掃を行うことが提案されている(例えば、下記の特許文献1を参照)。
特開昭63−307485号公報
しかしながら、画像形成装置内におけるトナーの飛散量(すなわち、光路窓に積もるトナー量)は、装置個々の構造上のばらつきや、平均印刷率など、その使用環境によって異なる。そのため、上記のように固定されたタイミング及び期間では、清掃を行うべき程度のトナーが溜まっているにも拘わらず清掃を行う間隔が長すぎるといった事態が生じるおそれがあり、この場合、光路窓におけるトナー積載量が過度に多くなり、印刷品質の低下を招くことがある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、露光装置における光路窓の清掃を適正な間隔で行えるようにすることを目的とする。
本発明の一局面に係る露光装置は、レーザー光を出射する発光部と、前記レーザー光の通過部分に設けられる透過性の光路窓と、清掃部材を有し、前記清掃部材を前記光路窓に接触させながら移動する移動体と、前記移動体に前記移動を行うための駆動力を供給する駆動モーターと、予め定められた駆動周期で、前記駆動モーターを駆動して、前記移動体に前記移動を行わせる制御部と、前記駆動モーターの駆動トルクを検出するトルク検出部とを備え、前記制御部は、前記駆動モーターを駆動させているときに前記トルク検出部により検出される前記駆動トルクの大きさが、(1)予め定められた第1閾値以上であり、かつ、前記第1閾値よりも大きい予め定められた第2閾値以上の場合は、前記駆動周期をそれまでの値から、予め定められた第1の値だけ短くし、(2)前記第1閾値以上であり、かつ、前記第2閾値よりも小さい場合は、前記第1の値よりも小さい予め定められた第2の値だけ前記駆動周期をそれまでの値から短くし、(3)前記第1閾値よりも小さく、かつ、前記第1閾値よりも小さい予め定められた第3閾値以上である場合は、前記駆動周期をそれまでのままとし、(4)前記第3閾値よりも小さい場合は、前記第2の値よりも小さい予め定められた第3の値だけ前記駆動周期をそれまでの値から長くするものである。
光路窓におけるトナー積載量(実際には、トナーだけでなく、紙粉等の粉塵も含む)が多くなると、それに従って、移動体に清掃のための移動動作を行うための駆動力を供給する駆動モーターの駆動トルクが大きくなる。換言すれば、駆動モーターの駆動トルクの大きさをモニターすることで、光路窓におけるトナー積載量を把握することができる。
本発明によれば、光路窓の清掃処理を行っている際における駆動モーターの駆動トルクの大きさ(すなわち、光路窓におけるトナー積載量)に基づいて、清掃のために駆動モーターを駆動する駆動周期、すなわち、清掃処理の周期を設定するので、光路窓の清掃をトナー積載量に応じた適正な間隔で行うことができる。例えば、当該駆動トルクの大きさが予め定められた閾値を上回る場合、当該駆動周期をそれまでの駆動周期よりも短く変更すれば、光路窓におけるトナー積載量が過度に多くなる前に、光路窓の清掃が行われるので、印刷品質の低下を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構造を示した模式的な部分断面正面図である。 画像形成装置を構成する露光装置及びその周辺部を概略的に示した斜視図である。 画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 駆動モーターの駆動回路の一例を示した回路図である。 第1実施形態に係る画像形成装置における制御ユニットで行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。 露光装置における光路窓の清掃タイミングを説明するための説明図であり、(A)は、総印刷枚数と駆動モーターの駆動トルク(駆動電流)との関係の一例を示し、(B)は、総印刷枚数と光路窓におけるトナー積載量との関係の一例を示している。 第2実施形態に係る画像形成装置における制御ユニットで行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構造を示した模式的な部分断面正面図である。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機であり、装置本体11に、操作部47、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、定着部13、及び給紙部14を含んで構成されている。
画像形成装置1で画像形成動作が行われる場合について説明する。原稿読取動作により生成された画像データや、内蔵HDDに記憶されている画像データ、ネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録紙(記録媒体)としての用紙Pにトナー像を形成する。
画像形成部12は、ブラック(Bk)用の画像形成ユニット12Bk、イエロー(Y)用の画像形成ユニット12Y、シアン(C)用の画像形成ユニット12C、及びマゼンタ(M)用の画像形成ユニット12Mを含んで構成される。これら画像形成ユニット12Bk,12Y,12C,12Mはそれぞれ静電潜像又はトナー像を担持する円柱状の感光体ドラム(像担持体)121と、感光体ドラム121の表面を帯電させる帯電装置220と、帯電された感光体ドラム121の表面を露光させる露光装置240と、感光体ドラム121にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置230とを備え、感光体ドラム12

1は、図中の反時計回りに回転駆動する。
転写ユニット120は、その外周面にトナー像が転写される中間転写ベルト125、駆動ローラー125a、従動ローラー125b、及び一次転写ローラー126を含んで構成されている。
中間転写ベルト125は、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとの間に張架され、感光体ドラム121の周面に当接した状態で駆動ローラー125aによって駆動され、感光体ドラム121と同期しながら、無端走行する。
カラー印刷が行われる場合、各色の画像形成ユニットにおいて、帯電装置220により感光体ドラム121の周囲が一様に帯電され(帯電工程)、電荷を帯びた感光体ドラム121の表面に、画像データに基づいて、露光装置240の光路窓241からレーザー光LBが照射されて潜像が形成され(露光工程)、現像装置230により潜像がトナーで可視像化され(現像工程)、可視像化することによって形成されたトナー像が一次転写ローラー126によって中間転写ベルト125上に転写されるようになっている。中間転写ベルト125上に転写される各色(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)のトナー像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。二次転写ローラー128により、当該中間転写ベルト125上のカラーのトナー像が用紙Pに転写される。定着部13は、熱圧着により上記転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。
図2は、露光装置240及びその周辺部を概略的に示した斜視図である。箱型のレーザースキャンユニットを構成する露光装置240は、その内部にレーザー光LB(図1)を発光する発光部243(図1)を備え、露光装置240からのレーザー光LBの出射口として、透光性のガラス又は樹脂等からなる光路窓241が、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色用のレーザー発射ごとに設けられている。
光路窓241を清掃するための清掃部材52を有した移動体51は、清掃部材52が光路窓241に接触するように配置されている。なお、清掃部材52は、各色用の光路窓241のそれぞれに対して設けられている。移動体51は、各清掃部材52を対応するそれぞれの光路窓241に接触させながら光路窓241の長手方向(矢印A1方向)に移動可能に構成されている。清掃部材52としては、光路窓241を傷つけない素材が好ましく、例えば、スポンジ、ブラシ、不織布、可撓性を有する樹脂製のブレード、又は弾力を有するゴム等からなるブレードなどが用いられる。
移動体51の駆動源としては、後述する駆動モーター62(図3、図4)であるDCモーターが挙げられる。また、移動体51を移動させる移動機構2は、例えば、光路窓241の長手方向に延びるスクリュー軸21と、スクリュー軸21が回転したときにねじと同じ原理で軸方向に移動してスクリュー軸21の回転運動を直線運動に変換するロータリーライナー22と、駆動モーター62の回転駆動軸と共回りして、スクリュー軸と共回りするギアに噛合するギア(図略)と、上記長手方向(矢印A1方向)に移動体51が移動する最終地点に設けられて移動体51の当該移動を規制するストッパー23とを備える。ロータリーライナー22には移動体51が取り付けられている。
駆動モーター62の駆動力は、上記各ギアを介してスクリュー軸21に伝達される。当該駆動力によりスクリュー軸21が回転すると、ロータリーライナー22がスクリュー軸21に沿って上記長手方向(矢印A1方向)に直線的に移動する。これにより、移動体51は、清掃部材52を光路窓241に接触させながら光路窓241の長手方向に進み、ストッパー23に係止する位置まで移動する。例えば、ストッパー23は、当該長手方向において、光路窓241の長手方向端部を超えた位置に配設される。
図3は、画像形成装置1の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、給紙部14、操作部47、モータードライバー61、駆動モーター62、及び移動体51を含んで構成されている。なお、図1に示した画像形成装置1と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその詳しい説明を省略する。
モータードライバー61は、移動体51を移動させるための駆動源である駆動モーター62に駆動電流を供給して、駆動モーター62を回転駆動する電気回路である。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU等である。制御ユニット10は、制御部100を備えている。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部100は、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、給紙部14、操作部47、及びモータードライバー61と接続され、これら各部の駆動制御等を行う。
図4は、駆動モーター62の駆動回路の一例を示した回路図である。駆動回路3は、上記制御部100の一部として機能する制御デバイス71と、モータードライバー61と、オペアンプOP1とを備える。ここで、制御デバイス71は、入力端子71aにオペアンプOP1から入力される電圧信号をアナログ−ディジタル変換するA/D変換部72を備えている。
制御デバイス71の出力端子71b,71cはそれぞれ、モータードライバー61の入力端子61a,61bと接続されている。制御デバイス71は、モータードライバー61を介して、駆動モーター62の駆動を制御する。電源端子Vsは電源Vccに接続されている。
モータードライバー61は、駆動モーター62に駆動電流を供給して駆動モーター62を回転駆動する。出力端子61d,61eは駆動モーター62に接続されている。また、SENSE端子61fは抵抗R1を介して接地されている。ここで、駆動モーター62の駆動電流の値は、駆動トルクの大きさに応じて変動する。このため、駆動モーター62の駆動電流値を検出することで駆動トルクの大きさを検出できる。そこで、駆動回路3では、モータードライバー61のSENSE端子61f及びグランド間の電圧に基づいて、駆動モーター62の駆動電流値を検出する。
モータードライバー61のSENSE端子61f及びグランド間の電圧はオペアンプOP1で増幅されて、制御デバイス71の入力端子71aに向けて出力される。制御デバイス71では、入力端子71aに入力されたアナログの電圧信号はA/D変換部72でディジタル信号に変換される。制御デバイス71の分解能が、例えば、8ビットである場合、A/D変換部72は、当該電圧信号の強度を256(=2の8乗)段階で数値化する。モータードライバー61及びオペアンプOP1は、駆動モーター62の駆動トルク(駆動電流)の大きさを検出するトルク検出部として機能する。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作の一例を図5に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、ここでは、制御デバイス71の分解能を8ビットとし、駆動モーター62の駆動トルクの大きさがA/D変換部72により0〜255の256段階で数値化される場合について説明する。
まず、制御部100が、光路窓241の清掃を行う駆動周期C1を予め定められた周期(例えば、印刷枚数1000枚)に設定する(S1)。制御部100が、画像形成部12による印刷処理の回数をカウントするカウンター(図略。例えば制御ユニット10が内蔵)のカウント値Cを0にリセットする(S2)。
制御部100は、画像形成部12に印刷処理を行わせた場合(S3でYES)、カウント値Cに1を加算する(S4)。そして、制御部100は、カウント値Cが上記設定された駆動周期C1に到達したか否かを判断する(S5)。
制御部100は、カウント値Cが駆動周期C1に到達したと判断した場合(S5でYES)、モータードライバー61を介して、駆動モーター62を駆動させる(S6)。この駆動モーター62の駆動により、移動体51を光路窓241の長手方向に光路窓241の一端部から他端部まで移動させる。これにより、清掃部材52により光路窓241が清掃される。
一方、制御部100が、カウント値Cが駆動周期C1に到達していないと判断した場合(S5でNO)、処理はS3へ戻る。
S5でYESの後、制御部100は、入力端子71aに入力されてA/D変換部72によりアナログ−ディジタル変換されたデータD(駆動モーター62の駆動トルクの大きさを示す)を取得する(S7)。制御部100は、データDが予め定められた閾値T1(例えば、150)以上であるか否かを判断する(S8)。すなわち、制御部100は、光路窓241におけるトナー積載量が多くなり、移動体51の上記移動について負荷が大きくなったことにより、移動体51に駆動力を供給する駆動モーター62の駆動トルク(駆動電流値)が過度に大きくなっていないかどうかを判断する。
制御部100が、データDが閾値T1以上であると判断した場合(S8でYES)、駆動周期C1がこの時点で設定されているそれまでの周期よりも短くなるように駆動周期C1を変更する(S9)。制御部100は、例えば、印刷枚数が100枚少なくなるように駆動周期C1を設定する。この後、処理はS2へ戻る。この場合、光路窓241におけるトナーの積載量が多いために、駆動モーター62に流れる駆動電流(駆動トルク)が過度に大きくなっていると認められるので、移動体51による光路窓241の清掃頻度を上げるために、制御部100が駆動周期C1をそれまでよりも短くする。
一方、制御部100が、データDが閾値T1以上でないと判断した場合(S8でNO)、駆動周期C1を短くする必要はないので、S9の処理が行われることなく、処理はS2に戻る。
図6は、光路窓241の清掃タイミングを説明するための説明図であり、図6(A)は、総印刷枚数と駆動モーター62の駆動トルク(駆動電流)との関係の一例を示し、図6(B)は、総印刷枚数と光路窓241におけるトナー積載量との関係の一例を示している。
(1回目の清掃タイミング)初期設定として、光路窓241の清掃を行う駆動周期C1は1000枚に設定されているので、1回目の清掃が行われるのは総印刷枚数が1000枚に到達した時点となる。このときに検出される駆動トルクの大きさを示すデータDが図6(A)に示すように閾値T1以上であるとすると、制御部100は、駆動周期C1を100枚少なくし、駆動周期C1を900枚に設定する。なお、閾値T1は、トナー積載量の積載量閾値に対応して定められる。閾値T1は、光路窓241におけるトナー積載量が予め定められた許容積載量の場合における、駆動モーター62の駆動トルク(駆動電流値)に対応した値に設定される。
(2回目の清掃タイミング)駆動周期C1は900枚に設定されているので、2回目の清掃が行われるのは総印刷枚数が1900(=1000+900)枚に到達した時点となる。図6(A)では、このときに検出される駆動トルクの大きさを示すデータDは閾値T1以上であるため、制御部100は、駆動周期C1をさらに100枚少なくし、駆動周期C1を800枚に設定する。
(3回目の清掃タイミング)駆動周期C1は800枚に設定されているので、3回目の清掃が行われるのは総印刷枚数が2700(=1900+800)枚に到達した時点となる。図6(A)では、このときに検出される駆動トルクを示すデータDは閾値T1未満であるため、駆動周期C1は800枚のままとなる。
(4回目の清掃タイミング)駆動周期C1は800枚に設定されているので、4回目の清掃が行われるのは総印刷枚数が3500(=2700+800)枚に到達した時点となる。図6(A)では、このときに検出される駆動トルクを示すデータDは閾値T1未満であるため、駆動周期C1は800枚のままとなる。
上記第1実施形態によれば、光路窓241の清掃処理を行っている際における駆動モーター62の駆動トルクの大きさ(すなわち、光路窓241におけるトナー積載量)を示すデータDが予め定められた閾値T1以上の場合、光路窓241の清掃処理の駆動周期C1が、それまでの周期よりも短く設定される。従って、光路窓241におけるトナー積載量が過度に多くなる前に、光路窓241の清掃が行われるように清掃頻度が高くなるので、印刷品質の低下を防ぐことができる。
次に、第2実施形態に係る画像形成装置1における制御ユニット10の処理動作について、図7に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、上記第1実施形態では、データDの大小を比較するものとして閾値T1だけを用いているが、第2実施形態では、複数の閾値を用いるという点で、第1実施形態とは相違する。また、S1〜S7までは、図5に示したフローチャートと同様であるため、ここではS11以降について説明する。
制御部100は、S7でデータDを取得した後、このデータDが予め定められた閾値T2(例えば、150)以上であるか否かを判断する(S11)。ここで、制御部100は、データDが閾値T2以上であると判断した場合(S11でYES)、データDが、閾値T2よりも大きい予め定められた閾値T3(例えば、200)以上であるか否かを判断する(S12)。
制御部100は、データDが閾値T3以上でないと判断した場合(S12でNO)、例えば印刷枚数が100枚少なくなるように駆動周期C1を短く変更する(S13)。この後、処理はS2へ戻る。
一方、制御部100は、データDが閾値T3以上であると判断した場合(S12でYES)、例えば印刷枚数が200枚少なくなるように駆動周期C1を更に短く変更する(S14)。この後、処理はS2へ戻る。
また、S11において、制御部100が、データDが閾値T2以上でないと判断した場合(S11でNO)、制御部100は、更に、データDが、閾値T2よりも小さい予め定められた閾値T4(例えば、100)以上であるか否かを判断する(S15)。
制御部100は、データDが閾値T4以上でないと判断した場合(S15でNO)、駆動周期C1がこの時点で設定されている周期よりも長くなるように、例えば印刷枚数が50枚多くなるように駆動周期C1を変更する(S16)。この場合は、光路窓241におけるトナーの積載量が少ないために、駆動モーター62に流れる駆動電流(駆動トルク)が過度に小さくなっていると認められるためである。この後、処理はS2へ戻る。
一方、制御部100は、データDが閾値T4以上であると判断した場合(S15でYES)、駆動周期C1を変更しない。光路窓241におけるトナーの積載量は過度に多いとも少ないとも認められないと想定されるためである。処理はS2に戻る。
当該第2実施形態によれば、光路窓241におけるトナー積載量の大きさに応じて、駆動周期C1を長短の変化をつけて多段階に変更できるので、上記積載したトナーのトナー量に応じて的確に当該トナーを清掃できる。これにより、印刷品質の低下をより確実に防止することができる。第2実施形態では、光路窓241におけるトナー積載量が少ない場合、駆動周期C1をそれまでよりも長くするので、光路窓241に対する清掃処理の回数が必要以上に多くなるのを防ぐことができる。これにより、当該清掃処理中にコピー等の印刷処理が中断されるといった不便さが緩和され、電力消費も低減される。
また、上記実施形態では、図1乃至図7を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
51 移動体
52 清掃部材
71 制御デバイス
72 A/D変換部
61 モータードライバー
62 駆動モーター
100 制御部
121 感光体ドラム
220 帯電装置
240 露光装置
241 光路窓

Claims (2)

  1. レーザー光を出射する発光部と、
    前記レーザー光の通過部分に設けられる透過性の光路窓と、
    清掃部材を有し、前記清掃部材を前記光路窓に接触させながら移動する移動体と、
    前記移動体に前記移動を行うための駆動力を供給する駆動モーターと、
    予め定められた駆動周期で、前記駆動モーターを駆動して、前記移動体に前記移動を行わせる制御部と、
    前記駆動モーターの駆動トルクを検出するトルク検出部とを備え、
    前記制御部は、前記駆動モーターを駆動させているときに前記トルク検出部により検出される前記駆動トルクの大きさが、(1)予め定められた第1閾値以上であり、かつ、前記第1閾値よりも大きい予め定められた第2閾値以上の場合は、前記駆動周期をそれまでの値から、予め定められた第1の値だけ短くし、(2)前記第1閾値以上であり、かつ、前記第2閾値よりも小さい場合は、前記第1の値よりも小さい予め定められた第2の値だけ前記駆動周期をそれまでの値から短くし、(3)前記第1閾値よりも小さく、かつ、前記第1閾値よりも小さい予め定められた第3閾値以上である場合は、前記駆動周期をそれまでのままとし、(4)前記第3閾値よりも小さい場合は、前記第2の値よりも小さい予め定められた第3の値だけ前記駆動周期をそれまでの値から長くする露光装置。
  2. 前記トルク検出部は、検出した前記駆動トルクの大きさを示す電圧信号を出力し、
    前記制御部は、前記電圧信号が入力される入力端子と、前記入力端子に入力される前記電圧信号をアナログ−ディジタル変換するA/D変換部とを有する制御デバイスとして構成され、
    前記制御部は、前記A/D変換部により変換されたディジタル信号が示す前記駆動トルクの大きさに基づいて前記駆動周期を変更する請求項1に記載の露光装置。
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