JPH0486766A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0486766A
JPH0486766A JP20361690A JP20361690A JPH0486766A JP H0486766 A JPH0486766 A JP H0486766A JP 20361690 A JP20361690 A JP 20361690A JP 20361690 A JP20361690 A JP 20361690A JP H0486766 A JPH0486766 A JP H0486766A
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JP
Japan
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cleaning
wire
mode
image forming
cleaning mode
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JP20361690A
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English (en)
Inventor
Toru Kasamatsu
徹 笠松
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置、特にコ
ロナ放電器を備え、少なくとも一つのコロナ放電器につ
き、該コロナ放電器のチャージワイヤに沿ってホームポ
ジションから往復動作可能のワイヤ清掃手段と、前記ワ
イヤ清掃手段を駆動モータ出力にて往復駆動する駆動手
段を備えた画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
コロナ放電器を備えた画像形成装置においては、装置の
使用を重ねるうちに、コロナ放電器のチャージワイヤに
次第に現像剤、紙粉、塵埃が付着し、この付着が進むと
、良好なコロナ放電が得られなくなり、延いては良好な
画質が得られなくなることが知られている。
そのため、人手をわずられせることなくコロナ放電器を
清掃する手段やそのような清掃手段を備えた画像形成装
置が提案されている。このようなコロナ放電器清掃手段
は、通常、コロナ放電器のチャージワイヤに沿ってホー
ムポジションから往復動作可能のワイヤ清掃手段と、前
記ワイヤ清掃手段を駆動モータ出力にて往復駆動する駆
動手段を含んでおり、例えば、特開昭61−13896
6号公報、特開昭62−86371号公報、特開平1−
173776号公報に開示されているとおりである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のコロナ放電器清掃手段は、画像形
成装置の電源スィッチをオンしたときに一回だけワイヤ
清掃手段が往復動して清掃するもの(特開昭61−13
8966号公報参照)、日に何回も画像形成装置の電源
をオン、オフされる場合に備えて、電源がオンされたと
きに、現在の日付データと前回清掃時の日付データとが
異なる場合のみワイヤ清掃手段を駆動するもの(特開平
1163776号公報参照)の如きであり、チャージワ
イヤの汚れ程度や画像形成回数に関係なく、酷く汚れて
いても、或いは画像形成回数が未だ少なくそれほど汚れ
ていないときでも、同しように一回だけ清掃するだけで
あり、チャージワイヤの汚れに応じて、或は画像形成回
数に応じて、清掃回数を変更するものは無い。
また、チャージワイヤの汚れが酷く、ワイヤ清掃手段が
進行しにくいときでも、該清掃手段に与えられる駆動力
は常に一定しているため、チャージワイヤの汚れによる
抵抗が大きい場合は、清掃を円滑、確実に行えないとい
う問題もある。
さらに、従来のコロナ放電器清掃手段の中には、ワイヤ
清掃手段が予め定めた時間内に予め定めた距離移動しな
いときは、その異常を検出する手段を備えているものが
あるが、チャージワイヤの汚れによる負荷変動により、
実際には前記予め定めた距離を移動する時間が変化する
ので、異常検出のためのタイマーは、かなり余裕をもっ
て設定されており、それだけ検出までに時間を要し、そ
の結果、ワイヤ清掃手段が途中で停止したときに、駆動
モータ等が異常検出前に損傷するという恐れもある。
そこで本発明は、第1に、コロナ放電器を備え、少なく
とも一つのコロナ放電器につき、該コロナ放電器のチャ
ージワイヤに沿ってホームポジションから往復動作可能
のワイヤ清掃手段と、前記ワイヤ清掃手段を駆動モータ
出力にて往復駆動する駆動手段を備えた画像形成装置に
おいて、前記ワイヤの清掃時、該ワイヤの汚れに応じて
前記ワイヤ清掃手段の往復動回数を変更し、従来より一
層確実にワイヤ汚れを清掃できるようにすることを目的
とする。
第2に、前記ワイヤの汚れに応じ、画像形成回数100
回毎に清掃、50回毎に清掃というように、ワイヤ汚れ
と画像形成回数に応して、清掃タイミングを変更し、適
切なワイヤ清掃を行えるようにすることを目的とする。
第3に、前記ワイヤの汚れによるワイヤ清掃手段移動抵
抗に応じ、前記ワイヤ清掃手段に与える駆動力を変更し
、ワイヤ清掃を円滑、確実に行えるようにすることを目
的とする。
第4に、前記ワイヤの汚れによるワイヤ清掃手段移動に
対する抵抗の程度によって前記ワイヤ清掃手段の進行速
度が変動することに鑑み、該ワイヤ汚れに応じてトラブ
ル検出タイマーを変更し、ワイヤ清掃手段およびその駆
動手段の安全を確保することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は研究の結果、チャージワイヤの汚れに応じ、
ワイヤ清掃手段の移動に対する抵抗が変動し、それによ
って駆動モータの負荷電流も変動することに着目し、本
発明を完成した。
すなわち、本発明は前記第1の目的に従い、コロナ放電
器を備え、少なくとも一つのコロナ放電器につき、該コ
ロナ放電器のチャージワイヤに沿ってホームポジション
から往復動作可能のワイヤ清掃手段と、前記ワイヤ清掃
手段を駆動モータ出力にて往復駆動する駆動手段を備え
た画像形成装置において、前記駆動手段による前記ワイ
ヤ清掃手段の駆動開始後、前記駆動モータの負荷電流値
に応じ、前記ワイヤ清掃手段の往復動作回数を異ならせ
た複数の清掃モードのうち何れかの清掃モードを選択す
る手段と、前記駆動手段の運転開始後選択される前記清
掃モードに従って該選択後の前記駆動モータ運転を制御
する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置を
提供するものである。清掃モード選択のための前記モー
タの負荷電流閾値は、1つ、またはより細かく設定して
もよい。
この画像形成装置には、画像形成装置の電源オンにより
前記複数の清掃モードのうち予め定めた清掃モードを記
憶し、その後は前記モード選択手段により選択される最
新の清掃モードを記憶する手段と、前記駆動手段による
前記ワイヤ清掃手段の駆動開始が前記記憶手段に記憶さ
れている清掃モードで行われるように前記駆動モータを
運転制御する手段を備えることができる。
また、本発明は、前記第2の目的に従い、前記記憶手段
に記憶されている清掃モードに対し予め定められた画像
形成回数に達すると、前記駆動手段による前記ワイヤ清
掃手段の駆動開始を許可する手段を備えた画像形成装置
を提供する。
さらに、本発明は、前記第3の目的に従い、前記清掃モ
ードのうち前記ワイヤ清掃手段の往復動作を複数回行わ
せる清掃モード下での前記ワイヤ清掃において、該モー
ドに対し予め定めた回数の前記ワイヤ清掃手段の往復動
作後、前記駆動モータの電源出力を増加させるパワーア
ップ手段を備えている画像形成装置を提供する。ここで
「予め定めた回数jは0回でもよく、1回以上でもよい
但し、そのモードにおいて定められているワイヤ清掃手
段の往復動作回数より少ない。0回の場合は、当初から
パワーアップが行われる。
さらに、本発明は、前記第4の目的に従い、前記ワイヤ
清掃手段が、前記ホームポジションから往動作を開始し
たのち、そのときの清掃モードに対し予め定めた時間経
過しても往動作終端に到達しないとき、または前記ワイ
ヤ清掃手段が往動作終端から復動作を開始したのち、そ
のときの清掃モードに対し予め定めた時間が経過しても
前記ホームポジションに到達しないときにトラブル表示
する手段を備えている画像形成装置を提供する。
〔作 用〕
本発明画像形成装置によると、前記ワイヤ清掃手段を備
えたコロナ放電器において放電器のチャージワイヤを清
掃するときには、前記駆動手段により前記ワイヤ清掃手
段が該チャージワイヤに沿ってホームポジションから移
動を開始する。該ワイヤ清掃手段の駆動開始後、前記駆
動手段における駆動モータの負荷電流値が検出され、そ
の負荷電流値に応じ、前記ワイヤ清掃手段の往復動作回
数を異ならせた複数の清掃モードのうち何れかの清掃モ
ードが選択される。こうして何れかの清掃モードが選択
されたのちは、該駆動モータは選択された該清掃モード
に従って運転制御される。それによって前記ワイヤ清掃
手段が該清掃モードにおいて定められている回数往復動
する。
画像形成装置の電源オンにより前記複数の清掃モードの
うち予め定めた清掃モードを記憶し、その後は前記モー
ド選択手段により選択される最新の清掃モードを記憶す
る手段が設けられているときには、前記ワイヤ清掃手段
の駆動開始は該記憶手段に記憶されている清掃モードに
基づいて行われる。
また、前記記憶手段に記憶されている清掃モードに対し
予め定められた画像形成装置回数に達すると、前記ワイ
ヤ清掃手段の駆動開始を許可する手段を備えている場合
には、ワイヤ汚れに応じて前記記憶手段に記憶されてい
る清掃モードに従い、該モードに対し予め定められた画
像形成装置回数に達すると、前記ワイヤの清掃が可能と
なる。
前記パワーアップ手段が設けられている場合には、前記
ワイヤ清掃手段の往復動作を複数回行わせる清掃モード
のもとての前記ワイヤの清掃において、該モードに対し
予め定めた回数の前記ワイヤ清掃手段の往復動作後、前
記駆動モータの電源出力が増加され、それによって前記
ワイヤ清掃手段は強力に駆動される。
前記トラブル表示手段が設けられている場合には、前記
ワイヤ清掃手段が前記ホームポジションから往動作を開
始したのち、そのときの清掃モードに対し予め定めた時
間経過しても往動作終端に到達しないとき、または前記
ワイヤ清掃手段が往動作終端から復動作を開始したのち
、そのときの清掃モードに対し予め定めた時間が経過し
ても前記ホームポジションに到達しないときにはトラブ
ル表示がなされる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は一実施例である複写機の概略構成を示し、第2
図は該複写機における帯電チャージャを示し、第3図は
制御回路を示している。
この複写機は、中心部に感光体ドラム1を備えており、
その周囲に帯電チャージャ2、現像器6、転写チャージ
ャ3、分離チャージャ4、クリーニング装置7およびイ
レーザ200が順次配設されている。感光体ドラム1の
上方には原稿台載置ガラス50上に載置される原稿画像
を感光体ドラム1上に露光する光学系5が設けられてい
る。
転写チャージャ3の図上左側にはタイミングローラ8が
設けられ、さらにその左方に図示しない転写用紙供給部
が設けられている。また、分離チャージャ4の右方には
転写用紙搬送ベルト9、定着装置10、排紙ローラ10
1が順次配置されており、排紙ローラ101の右方には
図示しない排紙トレイが設けられている。
次に、帯電チャージャ2の詳細を第2図に基づいて説明
する。第2図はチャージ中2を下方から眺めた状態を示
している。このチャージ中2は断面コ字形で下方に開口
した安定板22を有し、安定tの一方にはエンドブロッ
ク23が、他方にはエンドブロック24がそれぞれ設け
られている。
安定板22の内部には両端がエンドブロック23.24
に支持された平行な2本のチャージワイヤ13.14が
設けられている。安定板22の内部には、チャージワイ
ヤ13.14に当接するクリーニングパッド16.17
およびこれらクリーニングパッドを支持する支持部材I
8からなるワイヤ清掃部Cが設けられている。この清掃
部Cに対して駆動部りが設けられている。
駆動部りはエンドブロック23に回転自在に設けられた
プーリ20とエンドブロック24に回転自在に設けられ
たプーリ21に巻き掛けられた無端ワイヤ11、一方の
プーリ20の軸に固着されたウオームホイル19、該ホ
イルに噛合するウオーム12および該ウオームを駆動す
る駆動モータ15からなっている。
無端ワイヤ11の一部は前記清掃部Cの支持部材18に
位置11aで連結されている。したがって、モータ15
を正転運転すると、ワイヤ清掃部Cはエンドブロック2
3に当接したホームポジションから他方のエンドブロッ
ク24へ至る往動作を行い、モータ15を逆転すると清
掃部Cがホームポジション側へ戻る復動作を行う。ワイ
ヤ清掃部Cが往復するとき、クリーニングパッド16、
l7はチャージワイヤ13.14に摺接して移動し、該
ワイヤ上の汚れを清掃できる。
第3図は第1図に示す複写機の制御回路を示しており、
この回路はマイクロコンピュータ25を中心とし、この
コンピュータに接続された操作パネル26、チャージャ
2における駆動モータ15の正転逆転回路27、その他
複写機の動作に必要な各種負荷が接続されている。
操作パネル26はコピー開始キー27、複写枚数を設定
する等のために用いるテンキー28、チャージャ2にお
ける清掃部のトラブルを表示するトラブル表示部29、
その他図示しない複写倍率設定キー等を備えている。
モータ駆動回路27はモータ正転回路およびモータ逆転
回路を含み、マイクロコンピュータ25からのモータ正
転指示によりモータ15を正転させ、モータ逆転指示に
よりモータ15を逆転させるように構成されている。ま
た、該回路にはモータ電源が切換部30を介して接続さ
れており、該切換部30はマイクロコンピュータ25か
らのパワーアップ信号に基づいてコイル31が磁励され
ることにより高圧電源に切り換えられるように構成され
ている。
また、モータ15の負荷電流値が抵抗Rにより検出され
るようになっており、該電流値はコンピュータ25に入
力される。
以上説明した複写機による複写動作はマイクロコンピュ
ータ25の指示のもとに次のように行われる。
感光体ドラム1は図示しないモータにより図上矢印a方
向に回転駆動され、帯電チャージ中2により表面が一様
に帯電される。一方、原稿台載置ガラス50上に載置さ
れた図示しない原稿の画像が光学系5により走査され、
該画像に対応してドラム1上に露光される。かくしてド
ラム1上に静電潜像が形成され、この潜像は現像器6に
より現像されてトナー像となり、転写チャージャ4に至
る。
図示しない転写用紙供給部から送られてきた用紙はタイ
ミングローラ8においてドラム1上のトナー像と同期を
とって、転写チャージャ3上に送り込まれる。ここで転
写チャージャ3によりトナー像が用紙上に転写され、引
き続き該用紙は分離チャージャ4によりドラム1から分
離され、搬送ベルト9により定着装置10に搬送される
。ここでトナー像が用紙に定着され、定着後の用紙は排
紙ローラ101により図示しない排紙トレイ上に排出さ
れる。
トナー像転写後、ドラム1上に残留するトナーはクリー
ニング装置7により清掃され、ドラムl上の残留電荷は
イレーザ200により消去され、次の画像形成に備えら
れる。
次にチャージャ2のチャージワイヤ13.14の清掃に
ついて説明する。
このワイヤ清掃について、本例では、ワイヤ汚れに応じ
、ワイヤ清掃部Cを1往復させる清掃モード1と2往復
させる清掃モード2とが考えられており、複写機の図示
しない電源スィッチをオンした時点では、マイクロコン
ピュータ25における清掃モード記憶部が清掃モード1
に設定され、各清掃時において清掃部Cが往動作を開始
し、それによって検出されるモータ15の負荷電流値が
予め定めた閾値Iより小さいときには清掃モード1が選
択され、値1以上のときには清掃モード2が選択され、
該モード選択後は選択されたモードにしたがってワイヤ
清掃が行われる。こうして選択された清掃モードはコン
ピュータ25内の清掃モード記憶部に記憶され、次回の
ワイヤ清掃開始時に使用される。
また本実施例では、記憶されている清掃モードが1の場
合には、複写が終了した時点で複写枚数が100枚に達
しているとワイヤ清掃が許可され、清掃モード2が記憶
されている場合には、複写が終了し、複写枚数が50枚
に達していると清掃が許可される。
今、記憶されている清掃モードが1の場合には、複写が
終了し、かつ、複写枚数が100枚に達しているか、或
いは記憶されている清掃モードが2の場合において、複
写が終了し、かつ、複写枚数が50枚に達していると、
モータが正転運転開始され、ワイヤ清掃部Cはそのホー
ムポジションから往動作を開始する。ワイヤ清掃部Cの
往動作により、モータ15の負荷電流値が検出され、こ
れが値■より小さいときには清掃モード1が選択し直さ
れ、値1以上のときには清掃モード2が選択し直される
。このようにモードが選択し直されたあとは、該選択さ
れた清掃モードにしたがって清掃が行われる。
清掃モード1が選択された場合には、ワイヤ清掃部Cは
エンドブロック24に接してロックされるまで往動し、
そこでモータ15が逆転運転されることにより再びホー
ムポジションに戻ってワイヤ清掃を終了する。しかし、
清掃モード2が選択された場合には、ワイヤ清掃部Cは
2往復してホームポジションに戻る。
なお、ワイヤ清掃部Cが往動作終端においてエンドブロ
ック24にてロックされるときにモータ15に流れる過
電流がコンピュータ25において検知され、これに基づ
いてコンピュータ25はモータを逆転運転開始する。ま
た、ワイヤ清掃部Cが復動作によりホームポジションに
戻ってエンドブロック23にてロックされると、ここで
発生するモータ15の過電流がコンピュータ25におい
て検知され、該コンピュータはそれに基づき、清掃モー
ド1のときにはモータ15を停止する。清掃モード2の
ときには2回目の往動作開始のためにモータを正転運転
するか、または2回目の復動作が終了したときにはモー
タを停止する。
なお、ワイヤ清掃部Cがホームポジションから往動作を
開始してのち、予め定めた時間が経過してもエンドブロ
ック24によるロック状態にて発生する過電流が検出さ
れない場合、またはワイヤ清掃部Cが復動作を開始して
のち予め定めた時間が経過してもエンドブロック23に
よるロック状態にて発生する過電流が検出されないとき
には、操作パネル26のトラブル表示部29においてト
ラブ表示がなされる。
次にマイクロコンピュータ25の動作を第4図から第6
図に示すフローチャートにより説明する。
第4図はコンピュータ25のメインルーチンを示してい
る。このメインルーチンによると、コンピュータ25に
リセットがかかり、プログラムがスタートすると、ステ
ップ31でコンピュータの初期化および複写機を初期状
態にするための初期設定を行う。この初期設定では清掃
モードは1に設定される。
以下の説明においてフローチャートの各ステップは文字
「S」とこれに続く数字で表示する。
次にS2でコンピュータに内蔵された内部タイマをスタ
ートさせる。その後のステップ83〜S6ではサブルー
チンを順次コールし、全てのサブルーチン処理が終わる
とS6で内部タイマの終了を待って再びS2へ戻る。
なお、S3はワイヤ清掃ルーチンであり、S4は清掃モ
ードを選択するための負荷電流検出ルーチンであり、S
5はコピー動作ルーチン、S6はその他の処理ルーチン
である。
次に、第5図を参照してチャージャ2のチャージワイヤ
を清掃するワイヤ清掃ルーチンにつき説明する。
まず、331で現在のステート(状態)を判断する。こ
のステートは初期設定で「0」に設定されている。した
がって、当初はS31から332へ進み、ここで複写終
了か否かを判断し、未だ終了していないときはメインル
ーチンへリターンする。複写が終了していると、333
で清掃モード=1か否かを判断し、モード=1のときに
はS34で複写枚数が100枚に達したか否かを判断し
、未だの場合にはメインルーチンへリターンする。
S33でモード=1でないときには、S37で複写枚数
が50枚に達したか否かを判断し、未だの場合にはメイ
ンルーチンヘリター′ンする。しかし、334または3
37で複写枚数が所定枚数に達していると335へ進み
、ここでステートを「1」に設定し、S36で複写枚数
カウント値をクリアしてメインルーチンへリターンする
335でステートが「1」に設定されたのち再びS31
へ戻ってくると、今度は33Bでモータ15の正転運転
を開始し、S39で清掃モード=1か否かを判断し、モ
ード=1のときにはS40で該モード用のタイマAをス
タートさせ、モード=1でないときにはS42でモード
−2用のタイマB (BAA)をスタートさせる。こう
してタイマをスタートさせたのちは、541でステート
を「2」に設定する。
再びS31へ戻ってきたとき、ステート=2の場合には
S43へ進み、ここでタイマAまたはBが終了したか否
かを判断し、未だの場合にはS56でワイヤ清掃部Cが
エンドブロック24によるロック状態にあるか否かを判
断し、ロック状態にないときにはメインルーチンへリタ
ーンする。S46でロック状態と判断すると、347で
ステートを「3」に設定しリターンする。
S31でステート#3のときには348でモータ15を
逆転運転開始し、S49で再び清掃モード=1か否かを
判断し、モード=1のときにはS50でタイマAをスタ
ートさせ、モード=1でないときには352でタイマB
をスタートさせる。
こうしてタイマをスタートさせたのちは、S51でステ
ートを「4」に設定し、メインルーチンヘリターンする
331でステート=4であると、S53でタイマAまた
はBが終了したか否かを判断し、未だの場合にはS56
で、ワイヤ清掃部Cがホームポジションでエンドブロッ
ク23にてロック状態となったか否かを判断し、未だの
場合にはメインルーチンへリターンするが、ロック状態
と判断すると、S57でステートを「5」に設定しリタ
ーンする。
S31でステート=5であると、358へ進み、ここで
清掃モード=1か否かを判断し、モード=1のときには
559でステートを「6jに設定するが、モード=1で
ないとき、すなわちモード=2のときには560で2回
目フラグ=0か否かを判断する。ここでフラグ=0でな
いときには、S61で2回目フラグを「0」に設定して
S59へ進み、ステートを「6」に設定する。
S60でフラグ=0の場合には、S62でフラグを「1
」に設定しS63でモータパワーアップを行う。すなわ
ち、パワーアップ信号を発し、これによって第3図に示
すリレーコイル31を励磁し、電源切換部30において
電源を高圧電源側に切り換える。このようにモータパワ
ーアンプを行うと、ワイヤ清掃部Cはチャージワイヤの
汚れが酷い場合でも強力に押し進められる。パワーアッ
プのあとはS64でステートを「1」に設定しメインル
ーチンへリターンする。S59でステートがr5jに設
定されたのち再びS31へ戻ってきたときには、ワイヤ
清掃が終了しているので、S65で駆動モータ15を停
止し、S66でステートを「0」に設定し、再び次のワ
イヤ清掃に備える。
なお、前記2回目フラグはメインルーチンの初期設定に
おいて「0」に設定される。
ところで、S43でタイマAまたはBが終了していると
、換言すれば、ワイヤ清掃部Cがその往動作においてエ
ンドブロック24によるロック状態になる前にタイマが
終了すると、ワイヤ清掃部Cがどこかで停止しているか
、或いは異常にその進行が遅いことを意味するので、S
44においてトラブル表示を行い、S45でステートを
r6゜に設定し、これによってモータを停止する。また
、S53においてタイマAまたはBが終了していると、
この場合もワイヤ清掃部Cの復動作において異常がある
ので、S54でトラブル表示を行い、S55でステート
を「6」に設定してモータ15を停止する。
次に第6図を参照してモータ15の負荷電流検出ルーチ
ンを説明する。
まず、5401においてモータ15が運転中か否かを判
断し、運転中でないときにはメインルーチンへリターン
するが、運転されていると3402で電流値を検出し、
5403で検出源流値が閾値Iより小さいか否かを判断
し、■より小さいと3404で清掃モード1を選択し、
1以上であると5405で清掃モード2を選択する。
なお、本発明は前記実施例以外にも様々な態様で実施す
ることができる。例えば、前記実施例では帯電チャージ
ャ2にのみチャージワイヤの清掃手段が設けられている
が、転写チャージャ3や分離チャージャ4についても同
様に清掃手段を設けることかできる。
また、清掃モード選択のためのモータ15の負荷電流検
出は、一定時間の平均値を読んでもよい。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明によると、コロナ放電器を
備え、少なくとも一つのコロナ放電器につき、該コロナ
放電器のチャージワイヤに沿ってホームポジションから
往復動作可能のワイヤ清掃手段と、前記ワイヤ清掃手段
を駆動モータ出力にて往復駆動する駆動手段を備えた次
の利点のある画像形成装置を提供することができる。
■ 前記チャージワイヤの清掃時、該ワイヤの汚れに応
じて前記ワイヤ清掃手段の往復動回数を変更し、従来よ
り一層確実にワイヤ汚れを清掃できる。
■ 清掃モードに対し予め定められた画像形成回数に達
すると、前記ワイヤ清掃手段の駆動開始を許可する手段
を備えている場合には、ワイヤ汚れと画像形成回数に応
じて、清掃タイミングを変更し、適切なワイヤ清掃を行
える。
■ 既述のモータパワーアップ手段が設けられていると
きには、前記チャージワイヤの汚れによるワイヤ清掃手
段移動抵抗に応じ、前記ワイヤ清掃手段に与える駆動力
を変更し、ワイヤ清掃を円滑、確実に行える。
■ 既述のトラブル表示手段が設けられているときには
、前記チャージワイヤの汚れによるワイヤ清掃手段移動
に対する抵抗の程度によって前記ワイヤ清掃手段の進行
速度が変動することに鑑み、該ワイヤ汚れに応じてトラ
ブル検出タイマーを変更し、ワイヤ清掃手段およびその
駆動手段の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は一実施
例である複写機の概略構成図、第2図は第1図に示す複
写機中の帯電チャージャの底面図、第3図は前記複写機
の制御回路図、第4図は複写機の制御回路中のマイクロ
コンピュータの動作のメインルーチンを示すフローチャ
ート、第5図はワイヤ清掃ルーチンを示すフローチャー
ト、第6図は負荷電流検出ルーチンを示すフローチャー
トである。 2・・・帯電チャージャ 13.14・・・チャージワイヤ C・・・ワイヤ清掃部 D・・・駆動部 15・・・駆動モータ 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第1図 C・・・ワイヤ清掃部 D・・・駆動部 15・・・駅動モータ第 図 20v  9dv 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コロナ放電器を備え、少なくとも一つのコロナ放
    電器につき、該コロナ放電器のチャージワイヤに沿って
    ホームポジションから往復動作可能のワイヤ清掃手段と
    、前記ワイヤ清掃手段を駆動モータ出力にて往復駆動す
    る駆動手段を備えた画像形成装置において、前記駆動手
    段による前記ワイヤ清掃手段の駆動開始後、前記駆動モ
    ータの負荷電流値に応じ、前記ワイヤ清掃手段の往復動
    作回数を異ならせた複数の清掃モードのうち何れかの清
    掃モードを選択する手段と、前記駆動手段の運転開始後
    選択される前記清掃モードに従って該選択後の前記駆動
    モータ運転を制御する手段を備えていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. (2)画像形成装置の電源オンにより前記複数の清掃モ
    ードのうち予め定めた清掃モードを記憶し、その後は前
    記モード選択手段により選択される最新の清掃モードを
    記憶する手段と、前記駆動手段による前記ワイヤ清掃手
    段の駆動開始が前記記憶手段に記憶されている清掃モー
    ドで行われるように前記駆動モータを運転制御する手段
    を備えている請求項1記載の画像形成装置。
  3. (3)前記記憶手段に記憶されている清掃モードに対し
    予め定められた画像形成回数に達すると、前記駆動手段
    による前記ワイヤ清掃手段の駆動開始を許可する手段を
    備えた請求項2記載の画像形成装置。
  4. (4)前記清掃モードのうち前記ワイヤ清掃手段の往復
    動作を複数回行わせる清掃モード下での前記ワイヤ清掃
    において、該モードにつき予め定めた回数の前記ワイヤ
    清掃手段の往復動作後、前記駆動モータの電源出力を増
    加させるパワーアップ手段を備えている請求項1、2ま
    たは3記載の画像形成装置。
  5. (5)前記ワイヤ清掃手段が、前記ホームポジションか
    ら往動作を開始したのち、そのときの清掃モードに対し
    予め定めた時間経過しても往動作終端に到達しないとき
    、または前記ワイヤ清掃手段が往動作終端から復動作を
    開始したのち、そのときの清掃モードに対し予め定めた
    時間が経過しても前記ホームポジションに到達しないと
    きにトラブル表示する手段を備えている請求項1、2、
    3または4記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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