JP6873952B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6873952B2
JP6873952B2 JP2018169614A JP2018169614A JP6873952B2 JP 6873952 B2 JP6873952 B2 JP 6873952B2 JP 2018169614 A JP2018169614 A JP 2018169614A JP 2018169614 A JP2018169614 A JP 2018169614A JP 6873952 B2 JP6873952 B2 JP 6873952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
image
paper
cleaning
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018169614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020042176A (ja
Inventor
康男 亀井
康男 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018169614A priority Critical patent/JP6873952B2/ja
Priority to US16/562,240 priority patent/US10705466B2/en
Publication of JP2020042176A publication Critical patent/JP2020042176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6873952B2 publication Critical patent/JP6873952B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5062Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an image on the copy material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/1666Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the exposure unit

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式を用いて記録用紙に画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を採用する画像形成装置には、帯電した感光体の表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する光走査装置が設けられている。光走査装置は、光源やミラー等の光学系部品と、光学系部品を覆う筐体と、光源からの光を筐体外へ出射する開口部を備えている。そして、この開口部は、筐体内部にトナーや埃等の異物が侵入するのを防止するために、光を透過させる透過部材によって閉塞されている。
給紙カセットや給紙トレイから画像形成部へと搬送される記録用紙は、その搬送過程で搬送ローラ等と接触する。搬送時におけるこのような摩擦によって紙粉が発生し、その紙粉が透過部材上に付着することがある。透過部材上に紙粉やトナー、埃等の異物が存在する場合、開口部から出射される光が異物に遮られることで光学特性が変化する。その結果、記録用紙に形成される画像の品質が低下してしまう虞がある。
そのため、例えば特許文献1では、清掃部材が透過部材を摺擦することで、透過部材に付着した異物を除去している。この清掃動作が、所定枚数(例えば1万枚)の印刷の度に行われる。このように、透過部材は清掃機構によって定期的に清掃される。
特開2016−31467号公報
記録用紙には様々な種類やサイズのものが存在する。搬送時の摩擦に起因する紙粉の発生量は、記録用紙表面のコーティングの有無や、記録用紙が含有する木材パルプや古紙パルプの割合等、記録用紙の種類に応じて異なる。また、記録用紙のサイズによっても、記録用紙1ページあたりの紙粉発生量は異なってくる。従来、清掃動作間に画像形成される記録用紙のページ数は、紙粉の発生量が多い記録用紙に対して画像形成される場合と紙粉の発生量が少ない記録用紙に対して画像形成される場合とで同じであった。そのため、1ページあたりの紙粉発生量が多い傾向にある種類・サイズの記録用紙への画像形成が続いた場合に、透過部材上に紙粉が付着しているにも関わらず、清掃動作が行われないままに記録用紙に画像形成が行われる虞があった。
本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構に前記透明窓の清掃動作を実行させる制御手段であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してからの記録用紙に対する画像形成ページ数が所定条件を満たしたことに応じて前記清掃機構に次の前記清掃動作を実行させる前記制御手段と、を備え、前記所定条件は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成を許容する記録用紙のページ数としての許容ページ数であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定サイズで所定坪量以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから前記所定サイズで所定坪量未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構に前記透明窓の清掃動作を実行させる制御手段であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してからの記録用紙に対する画像形成ページ数が所定条件を満たしたことに応じて前記清掃機構に次の前記清掃動作を実行させる前記制御手段と、を備え、前記所定条件は、前記清掃機構が前記清掃動作を行ってから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成を許容する記録用紙のページ数としての許容ページ数であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定サイズで古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから前記所定サイズで古紙パルプ含有率が前記所定値未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構に前記透明窓の清掃動作を実行させる制御手段であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してからの記録用紙に対する画像形成ページ数が所定条件を満たしたことに応じて前記清掃機構に次の前記清掃動作を実行させる前記制御手段と、を備え、前記所定条件は、前記清掃機構が前記清掃動作を行ってから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成を許容する記録用紙のページ数としての許容ページ数であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定サイズで表面にコーティングがなされていない記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから前記所定サイズで表面にコーティングがなされた記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構に前記透明窓の清掃動作を実行させる制御手段であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してからの記録用紙に対する画像形成ページ数が所定条件を満たしたことに応じて前記清掃機構に次の前記清掃動作を実行させる前記制御手段と、を備え、前記所定条件は、前記清掃機構が前記清掃動作を行ってから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成を許容する記録用紙のページ数としての許容ページ数であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定タイプかつ所定坪量で所定サイズ以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから前記所定タイプかつ前記所定坪量で所定サイズ未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙のページ数をカウントするために、記録用紙1ページに対して定められた基準値と記録用紙が所定坪量以上であるか所定坪量未満であるかに応じて設定された係数とを掛け合わせた値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、前記係数の値は所定坪量以上の記録用紙に対して設定された値の方が、所定坪量未満の記録用紙に対して設定された値よりも大きく、所定坪量以上の記録用紙と所定坪量未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成する場合に、前記カウンタがカウントする値は、所定坪量以上の記録用紙に画像形成する場合の方が所定坪量未満の記録用紙に画像形成する場合よりも大きいことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙のページ数をカウントするために、記録用紙1ページに対して定められた基準値と記録用紙の古紙パルプ含有率が所定値以上であるか所定値未満であるかに応じて設定された係数とを掛け合わせた値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、前記係数の値は古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙に対して設定された値の方が、古紙パルプ含有率が所定値未満の記録用紙に対して設定された値よりも大きく、古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙と所定値未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙に画像形成した場合の方が所定値未満の記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙の枚数をカウントするために、記録用紙1ページに対して定められた基準値と所定サイズの記録用紙であって表面にコーティングがなされているか否かに応じて設定された係数とを掛け合わせた値を、1ページの記録用紙に対する画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、前記係数の値は表面にコーティングがなされていない記録用紙に対して設定された値の方が、表面にコーティングがなされた記録用紙に対して設定された値よりも大きく、表面にコーティングがなされていない記録用紙と表面にコーティングがなされた記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、表面にコーティングがなされていない記録用紙に画像形成した場合の方が表面にコーティングがなされた記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙の枚数をカウントするために、記録用紙1ページに対して定められた基準値と所定タイプかつ所定坪量で所定サイズ以上であるか未満であるかに応じて設定された係数とを掛け合わせた値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、前記係数の値は所定サイズ以上の記録用紙に対して設定された値の方が、前記所定サイズ未満の記録用紙に対して設定された値よりも大きく、前記所定サイズ以上の記録用紙と前記所定サイズ未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、前記所定サイズ以上の記録用紙に画像形成した場合の方が前記所定サイズ未満の記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙のページ数をカウントするために、記録用紙が所定坪量以上であるか所定坪量未満であるかに応じて設定された値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、所定坪量以上の記録用紙と所定坪量未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成する場合に、前記カウンタがカウントする値は、所定坪量以上の記録用紙に画像形成する場合の方が所定坪量未満の記録用紙に画像形成する場合よりも大きいことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙のページ数をカウントするために、記録用紙の古紙パルプ含有率が所定値以上であるか所定値未満であるかに応じて設定された値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙と所定値未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙に画像形成した場合の方が所定値未満の記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙の枚数をカウントするために、所定サイズの記録用紙であって表面にコーティングがなされているか否かに応じて設定された値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、表面にコーティングがなされていない記録用紙と表面にコーティングがなされた記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、表面にコーティングがなされていない記録用紙に画像形成した場合の方が表面にコーティングがなされた記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする構成である。
また、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記透明窓を清掃する清掃機構と、前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙の枚数をカウントするために、所定タイプかつ所定坪量の記録用紙であって所定サイズ以上であるか前記所定サイズ未満であるかに応じて設定された値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、前記所定サイズ以上の記録用紙と前記所定サイズ未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、前記所定サイズ以上の記録用紙に画像形成した場合の方が前記所定サイズ未満の記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする構成である。
本発明に係る画像形成装置によれば、清掃機構が清掃動作を実行してから所定サイズで所定坪量以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合における画像形成可能なページ数は、清掃機構が清掃動作を実行してから所定サイズで坪量未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合における画像形成可能なページ数よりも少なくすることが出来る。
また、本発明に係る他の画像形成装置によれば、清掃機構が清掃動作を実行してから所定サイズで古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合における画像形成可能なページ数は、清掃機構が清掃動作を実行してから所定サイズで古紙パルプ含有率が所定値未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合における画像形成可能なページ数よりも少なくすることが出来る。
また、本発明に係る他の画像形成装置によれば、清掃機構が清掃動作を実行してから所定サイズで表面にコーティングがなされていない記録用紙のみに対して画像形成する場合における画像形成可能なページ数は、清掃機構が清掃動作を実行してから所定サイズで表面にコーティングがなされた記録用紙のみに対して画像形成する場合における画像形成可能なページ数よりも少なくすることが出来る。
また、本発明に係る他の画像形成装置によれば、清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定タイプかつ所定坪量で所定サイズ以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合における画像形成可能なページ数は、清掃機構が清掃動作を実行してから所定タイプかつ所定坪量で所定サイズ未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合における画像形成可能なページ数よりも少なくすることが出来る。
画像形成装置の概略断面図である。 光走査装置の斜視図である。 光走査装置の上面図である。 第1清掃ホルダの部分斜視図である。 第1清掃ホルダの部分断面図である。 画像形成装置の制御系を説明するための図である。 操作部に表示されるユーザインタフェースの一例を説明するための図である。 実施例1の清掃フローを説明するためのフローチャートである。 実施例2の清掃フローを説明するためのフローチャートである。 実施例1における、用紙サイズ及び用紙タイプに応じた係数を説明するための図である。
以下にて、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(画像形成装置)
図1は、本実施形態における画像形成装置1の全体構成を示す概略断面図である。図1に示すように、本実施形態における画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の色毎にトナー像を形成する4基の画像形成部10Y、10M、10C、10Kを備えるタンデム型のカラーレーザービームプリンタである。
図1に示すように、本実施形態における画像形成装置1は、装置本体の上部にリーダ部306を備える。リーダ部306は、原稿を自動的に搬送する原稿搬送装置301と、搬送された原稿の画像を読み取る原稿読取装置305と、原稿が排紙される原稿排紙トレイ302と、を備える。
原稿搬送装置301は、原稿がセットされる原稿給紙トレイ300を備える。原稿搬送装置301は、原稿給紙トレイ300に載置された原稿を原稿読取装置305のガラス303上の原稿読取位置まで1枚ずつ搬送する。ガラス303上に搬送された原稿は、原稿読取装置305によって読み取られる。その後、原稿搬送装置301は、さらに原稿を搬送し、原稿排紙トレイ302上に原稿を排出する。
原稿読取装置305は、スキャナや、フルカラーのCCDセンサ(不図示)を備えている。スキャナは、原稿搬送装置301によってガラス303上に搬送された原稿を露光走査する。スキャナにより原稿が露光走査されると、原稿の反射光をCCDセンサが電気信号に変換する。これにより、画像を示す赤(r)、緑(g)、青(b)成分の電気信号が画像形成制御部84に送られる。
画像形成装置1は、この原稿読取装置305で読み取った画像を記録用紙P上に転写して再現する画像形成部10Y、10M、10C、10Kを有している。ここで、本発明において、記録用紙は、普通紙や厚紙、薄紙はもちろん、再生紙や加工紙等も広く包含する。
また、図1に示すように、本実施形態における画像形成装置1は、操作部304を備える。操作部304はユーザやサービスマン等の作業者に対して、印刷条件の設定情報を表示する表示部307を有する。本実施形における表示部307は液晶ディスプレイである。
表示部307は、作業者が指などで接触することにより操作されるソフトキーを表示することができる。これにより、作業者は、片面印刷や両面印刷などの指示情報を、表示部307を介して入力することができる。操作部304は、画像形成動作を開始する際に押下するスタートキーや、画像形成動作を中断する際に押下するストップキーを有する。テンキーは置数設定などを行う際に押下するキーである。本実施形態の画像形成装置においてスタートキー、ストップキー、およびテンキーはハードキーとして操作部304に設けられているが、これらをソフトキーとして表示部307に表示しても良い。操作部304で入力された各種データは、ICコントローラ73を通じてRAM501に記憶される。
画像形成装置1は、各画像形成部10Y、10M、10C、10Kにて作像されたトナー像が転写される中間転写ベルト20を備えている。中間転写ベルト20は、それぞれの画像形成部10から転写されたトナー像を記録用紙Pに転写する。なお、画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、それぞれで用いるトナーの色が異なる以外は略同一に構成されている。以下では画像形成部10として画像形成部10Yを例に説明する。画像形成部10M、10C、10Kについて重複する説明を省略する。
画像形成部10は、感光ドラム100と、感光ドラム100を一様に帯電させる帯電ローラ12と、後述する光走査装置40によって感光ドラム100上に形成される静電潜像をトナーによって現像してトナー像を形成する現像器13と、形成されたトナー像を中間転写ベルト20へ転写する一次転写ローラ15と、を備える。一次転写ローラ15は、中間転写ベルト20を介して感光ドラム100との間に一次転写部を形成しており、所定の転写電圧が印加される。これにより、感光ドラム100上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に転写する。ここで、光走査装置40や現像器13は画像形成手段のうちの1つである。
中間転写ベルト20は、第1ベルト搬送ローラ21及び第2ベルト搬送ローラ22に架け回された無端状のベルトで、矢印H方向に回転動作する。回転している中間転写ベルト20に各画像形成部10で形成されたトナー像が転写される。ここで、4基の画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、中間転写ベルト20の鉛直方向下側に並列に配置されている。これにより、中間転写ベルト20には、各色の画像情報に応じて感光ドラム100に形成されたトナー像が転写される。
また、第1ベルト搬送ローラ21は、中間転写ベルト20を挟んで二次転写ローラ65と互いに圧接されている。これにより、第1ベルト搬送ローラ21は二次転写ローラ65との間に中間転写ベルト20を介して二次転写部を形成する。記録用紙Pは、二次転写部に挿通され、中間転写ベルト20からトナー像が転写される。なお、中間転写ベルト20の表面に残った転写残トナーは、不図示のクリーニング装置によって回収される。
ここで、各色の画像形成部10は、中間転写ベルト20の回転方向(矢印H方向)において、二次転写部に対して上流側からイエローのトナー像を形成する画像形成部10Y、マゼンタのトナー像を形成する画像形成部10M、シアンのトナー像を形成する画像形成部10C、ブラックのトナー像を形成する画像形成部10Kが順に配置されている。
また、各画像形成部10の鉛直方向下方には、各感光ドラム100にレーザ光を走査して、各感光ドラム100に静電潜像を形成する光走査装置40が設けられている。
光走査装置40は、回転多面鏡43と、各色の画像情報に応じて変調されたレーザ光を出射する不図示の4基の半導体レーザを備える。複数の半導体レーザは、対応する感光ドラム100それぞれを露光するための光源である。回転多面鏡43は、不図示のポリゴンモータによって高速回転される。これにより、各半導体レーザから出射された各レーザ光が、各感光ドラム100の回転軸方向に沿って走査するように偏向される。回転多面鏡43によって偏向された各レーザ光は、光走査装置40の内部側に配置されたレンズ等の光学部材に案内され、光走査装置40の上部に設けられた各開口部を覆う透過部材(透明窓の一例)42a〜42dを介して光走査装置40の内部側から外部側へと出射される。光走査装置40から出射されたレーザ光は各感光ドラム100を露光する。
一方、記録用紙Pは、画像形成装置1の下部に配置される給紙カセット2(給紙部の一例)に収容されている。そして、記録用紙Pは、ピックアップローラ24によって、給送ローラ25とリタードローラ26によって形成される分離ニップ部へと給紙される。ここで、リタードローラ26は、ピックアップローラ24によって記録用紙Pが複数枚給送された場合に逆回転するように駆動が伝達されている。これにより、記録用紙Pを1枚ずつ下流へ搬送することで記録用紙Pの重送を防止している。給送ローラ25及びリタードローラ26によって1枚ずつ搬送された記録用紙Pは、画像形成装置1の右側面に沿って略垂直に伸びる搬送路27に搬送される。なお、記録用紙Pは給紙カセット2から給紙されるのではなく、例えば原稿給紙トレイ(給紙部の一例)300から給紙されても構わない。
そして、記録用紙Pは、搬送路27を通って画像形成装置1の鉛直方向下側から上側へと搬送され、レジストレーションローラ29に搬送される。レジストレーションローラ29は、搬送されてきた記録用紙Pを一旦停止させ、記録用紙Pの斜行を矯正する。その後、レジストレーションローラ29は、中間転写ベルト20上に形成されたトナー像が二次転写部へ搬送されるタイミングに合わせて記録用紙Pを二次転写部へ搬送する。その後、二次転写部においてトナー像が転写された記録用紙Pは、定着器3へと搬送され、定着器3によって加熱加圧されることで記録用紙P上にトナー像が定着される。そして、トナー像が定着された記録用紙Pは、排出ローラ28によって画像形成装置1の外側であって画像形成装置1の本体上部に設けられる排出トレイへと排出される。
(清掃機構)
画像形成装置1は、光走査装置40が画像形成部10の下方に設けられる構成である。そのため、画像形成動作に伴って、光走査装置40の上部に設けられる透過部材42a〜42d上にトナーや紙粉や埃等の異物が落下する場合がある。この場合、透過部材42a〜42dを介して感光ドラム100へ出射されるレーザ光が、異物によって遮られることになる。したがって、異物によって光学特性が変化することで画像の品質が低下してしまう場合がある。
そこで、本実施形態において、光走査装置40は、透過部材42a〜42dを清掃するための清掃機構51を備えている。以下では、光走査装置40と、光走査装置40に設けられる清掃機構51について、詳しく説明をする。図2は、光走査装置40の全体を示す斜視図であり、図3は、光走査装置40の上面図である。
図2及び図3に示すように、光走査装置40は、モータユニット41や回転多面鏡43を内部側に収容する収容部40aと、収容部40aに取り付けられ、収容部40aの上面を覆うカバー部40bとを有している。ここで、収容部40aとカバー部40bとによって光走査装置40の筐体を構成している。カバー部40bには、各色の感光ドラム100に対応してレーザ光が通過する開口部が4つ設けられており、各開口部は、対応する感光ドラム100の回転軸線方向に長尺な矩形状であって、それぞれが長手方向に互いに平行に延びるように形成されている。そして、各開口部は、それぞれが長尺な矩形状に形成される透過部材42a〜42dによってそれぞれ閉塞されている。透過部材42a〜42dは、開口部と同様に4つ設けられており、それぞれが長手方向に互いに平行に延びるように、カバー部40bに取り付けられている。なお、透過部材42a〜42dの長手方向は、光走査装置40から出射されるレーザ光の走査方向と略等しくなっている。また、本実施形態では、透過部材42a〜42dの長手方向は、各感光ドラム100の回転軸線方向と略等しくなっている。
ここで、透過部材42a〜42dは、光走査装置40の内部へトナーや埃、紙粉等の異物が侵入することを防ぐために設けられており、異物が半導体レーザやミラー、回転多面鏡43等に付着することによる画像品質の低下を防止している。透過部材42a〜42dは、例えばガラス等の透明な部材で形成されており、収容部40a内の半導体レーザによって発せられるレーザ光を、感光ドラム100へ出射可能となっている。本実施形態では、透過部材42a〜42dの大きさを開口部の開口よりも大きく設定し、透過部材42a〜42dが各開口部をオーバーラップして覆うように構成されている。そして、透過部材42a〜42dの開口部に対してオーバーラップしている部分を接着することで、透過部材42a〜42dをカバー部40bに固定している。
このように、光走査装置40は、カバー部40b及び透過部材42a〜42dによって覆われることで、トナーや紙粉、埃等の異物が光走査装置40の内部へ入り込まないような構成となっている。また、開口部よりも大きい透過部材42a〜42dをカバー部40b上に接着固定することで、光走査装置40の上方から落下するトナーや紙粉、埃等の異物が、透過部材42a〜42dと各開口部の隙間から光走査装置40の内部へ入り込むことを防止している。
そして、本実施形態では、上方から光走査装置40の上面(透過部材42a〜42dの上面)へ落下する異物の清掃を行う清掃機構51を備えている。ここで、透過部材42a〜42dの上面とは、光走査装置40に対して外側の面であり、透過部材42a〜42dを通過するレーザ光が出射する側の面である。
清掃機構51は、光走査装置40のカバー部40b上であって、画像形成部10と対向する面側に取り付けられている。清掃機構51は、それぞれが透過部材42a〜42dの上面を清掃するための清掃部材53a〜53dと、清掃部材53a〜53dを保持して清掃部材53a〜53dを透過部材42a〜42d上で移動させる第1清掃ホルダ511と第2清掃ホルダ512を有している。
第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512は、それぞれが隣り合う2つの透過部材42に跨って、透過部材42が延びる方向と直交する方向に延在すると共に、それぞれが清掃部材53を2つずつ有している。ここで、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512が有する清掃部材53は、透過部材42に対応する数だけ設けられている。
つまり、第1清掃ホルダ511は、透過部材42aと42bとに跨るように配置され、透過部材42aの上面を清掃する清掃部材53aと、透過部材42bの上面を清掃する清掃部材53bとを有している。また、第2清掃ホルダ512は、透過部材42cと42dとに跨るように配置され、透過部材42cの上面を清掃する清掃部材53bと、透過部材42dの上面を清掃する清掃部材53dとを有している。
清掃部材53a〜53dは、例えばシリコンゴムや、不織布等で構成される。清掃部材53は、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512の移動に伴って透過部材42の上面に接触して移動する。これにより、透過部材42上の異物を除去することが可能である。
第1清掃ホルダ511は、中央部分がワイヤ54に連結されている。また、第1清掃ホルダ511は、ワイヤ54を中心にして両端側にそれぞれ清掃部材53a、53bを保持する構成となっている。第2清掃ホルダ512は、中央部分がワイヤ54に連結されている。また、第2清掃ホルダ512は、ワイヤ54を中心にして両端側にそれぞれ清掃部材53c、53dを保持する構成となっている。したがって、ワイヤ54は、透過部材42a、42bの間と、透過部材42c、42dの間とを通過するように張設されている。
また、ワイヤ54は、カバー部40bに回転可能に保持されている4つの張設用滑車57a〜57dと、テンション調整用滑車58と、巻取ドラム59と、によってカバー部40b上に環状に張設されている。そして、ワイヤ54は、装置の組み立て時に巻取ドラム59に所定回数巻き取られることで長さの調整がなされた状態で、張設用滑車57a〜57dに張架されている。このとき、4つの張設用滑車57a〜57dは、上述したように、ワイヤ54が透過部材42a、42bの間と、透過部材42c、42dの間とを通過するように配置されている。
ワイヤ54は、張設用滑車57aと57dとの間に設けられるテンション調整用滑車58によって張力が調整されている。そのため、各張設用滑車57と、テンション調整用滑車58及び巻取ドラム59と、の間で弛まずに張った状態で配置されている。これにより、ワイヤ54を張設することによって、ワイヤ54を滑らかに環状走行させることができる。
本実施形態では、テンション調整用滑車58を、張設用滑車57aと57dとの間に設けた構成としたが、張設用滑車57a〜57dに張架されたワイヤ54の張力を調整できる位置であれば、この位置に限らなくてもよい。
このように、本実施形態では、第1清掃ホルダ511に清掃部材53aと清掃部材53bを設けて、第2清掃ホルダ512に清掃部材53cと清掃部材53dを設ける構成としている。これに対し、1つの清掃ホルダに1つの清掃部材を保持させる場合は、透過部材の数だけ清掃ホルダを有する必要があり、清掃ホルダを張設するワイヤの長さが長くなる。したがって、本実施形態では、1つの清掃ホルダに1つの清掃部材を保持させる構成と比較して、清掃ホルダの数を低減することができると共に、ワイヤ54の長さを短くすることができ、より簡単な構成で透過部材42a〜42d上面の清掃を行うことができる。
また、巻取ドラム59は、駆動部としての巻取モータ55の駆動によって回転可能に構成されている。巻取モータ55は正逆回転可能に構成されている。本実施形態では、巻取モータ55の正回転をCW方向(Clock Wise)とし、逆回転をCCW方向(Counter Clock Wise)とする。
したがって、ワイヤ54は、巻取モータ55のCW方向またはCCW方向への回転によって巻取ドラム59が回転することで、巻取ドラム59に巻き取り及び引き出しされる構成になっている。このように、巻取ドラム59によって巻き取り及び引き出しされることで、ワイヤ54が各張設用滑車57に張架された状態でカバー部40b上を環状に走行可能となっている。
そのため、ワイヤ54に連結されている第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512は、ワイヤ54の走行に伴って、矢印D1、D2方向に移動可能となっている。本実施形態では、巻取モータ55がCCW方向へ回転することで第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512が矢印D1方向へ移動する。また、巻取モータ55がCW方向へ回転することで、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512がD2方向へ移動する。
ワイヤ54が環状に張設されているため、ワイヤ54の移動に伴って、透過部材42a〜42dの長手方向において、第1清掃ホルダ511と第2清掃ホルダ512とが直線的に反対方向に移動する構成となっている。
ここで、巻取モータ55及び巻取ドラム59は、カバー部40bの上面に対して凹むように設けられた凹部60内に設けられている。これによって、光走査装置40の高さ方向のサイズを小さくすることが可能となっている。なお、この凹部60は、光走査装置40の内部とは連通しておらず、この凹部60からも異物が光走査装置40の内部へ入り込まないように設けられている。
また、カバー部40bには、第1清掃ホルダ511の、透過部材42a及び42bの長手方向への移動を規制する第1ストッパ56aが設けられている。また、カバー部40bには、第2清掃ホルダ512の、透過部材42c及び42dの長手方向への移動を規制する第2ストッパ56bが設けられている。
第1ストッパ56a及び第2ストッパ56bは、透過部材42a〜42dの長手方向における一端側に設けられている。したがって、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512が矢印D1方向に移動していくと、第1清掃ホルダ511が矢印D1方向における透過部材42a及び42bの端部に到達し、第1ストッパ56aに当接することになる。
これにより、第1清掃ホルダ511の矢印D1方向への移動が第1ストッパ56aによって規制されるため、ワイヤ54を走行させるために巻取ドラム59を回転させている巻取モータ55に作用する負荷が大きくなる。この負荷を後述する電流検出部を用いて検出することによって、第1清掃ホルダ511が第1ストッパ56aに到達したことが検出される。このとき、第2清掃ホルダ512は、透過部材42の長手方向において前記第1清掃ホルダ511の反対側に位置している。
なお、本実施形態における第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512の移動による一連の清掃動作は、以下の通りである。
まず、巻取モータ55がCW方向に回転駆動することで、ワイヤ54が矢印D2方向に走行し、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512が矢印D2方向へ移動する。
その後、第2清掃ホルダ512は、矢印D2方向における透過部材42c及び42dの端部に到達し、第2ストッパ56bに当接する。これにより、第2清掃ホルダ512の矢印D2方向への移動が第2ストッパ56bによって規制されるため、ワイヤ54を走行させるために巻取ドラム59を回転させている巻取モータ55に作用する負荷が大きくなる。この負荷を後述する電流検出部を用いて検出することによって、第2清掃ホルダ512が第2ストッパ56bに到達したことが検出される。
そして、第2清掃ホルダ512が第2ストッパ56bに到達したことが検出された場合は、巻取モータ55の回転を停止させる。このとき、第1清掃ホルダ511は、透過部材42の長手方向における他端側に到達している。したがって、巻取モータ55の回転が停止することで、透過部材42の長手方向における他端側にて移動が停止される。
その後、巻取モータ55をCCW方向へ回転させることで、ワイヤ54を矢印D1方向に走行させる。これによって、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512は、それぞれ矢印D1方向へ移動する。
その後、第1清掃ホルダ511が矢印D1方向における透過部材42a及び42bの端部に到達し、第1ストッパ56aに当接することになる。これにより、第1清掃ホルダ511の矢印D1方向への移動が第1ストッパ56aによって規制されるため、ワイヤ54を走行させるために巻取ドラム59を回転させている巻取モータ55に作用する負荷が大きくなる。この負荷を後述する電流検出部を用いて検出することによって、第1清掃ホルダ511が第1ストッパ56aに到達したことが検出される。
そして、第1清掃ホルダ511が第1ストッパ56aに到達したことが検出された場合は、巻取モータ55のCCW方向への回転を停止し、所定回転だけCW方向へ回転させる。これによって矢印D2方向に所定距離だけワイヤ54を走行させてから、巻取モータ55の回転を停止させる。
このように、本実施形態では、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512が、透過部材42a〜42d上をそれぞれ1往復することを、一連の清掃動作としている。そして、一連の清掃動作が終了した際は、矢印D2方向に所定距離だけワイヤ54を走行させることで第1清掃ホルダ511は第1ストッパ56aに当接しない位置であって、透過部材42の表面に清掃部材53が接触していない位置にて動作を停止させている。
つまり、第1清掃ホルダ511は、透過部材42の長手方向における透過部材42の端部と第1ストッパ56aとの間であって、透過部材42においてレーザ光が通過しない非通過領域に位置している。なお、このとき第2清掃ホルダ512は、長手方向において透過部材42の端部に当接しない位置、つまり、透過部材42においてレーザ光が通過しない非通過領域にて停止している。ここで、一連の清掃動作が終了した場合における第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512の停止位置が、正常停止位置であり、清掃開始位置である。なお、本実施形態では、「一連の清掃動作」の単位を第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512が透過部材42a〜42d上を1往復したとき、とした。しかし、「一連の清掃動作」の単位は、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512が透過部材42a〜42d上を片道だけ移動した時としても構わないし、例えば2往復した時としても構わない。
なお、本実施形態では、巻取モータ55を正回転(CW方向へ回転)させることでワイヤ54を矢印D1方向へ走行させ、巻取モータ55を逆回転(CCW方向へ回転)させることでワイヤ54を矢印D2方向へ走行させる構成としたが、巻取モータ55の正回転によってワイヤ54を矢印D2方向へ走行させ、逆回転によって矢印D1方向へ走行させる構成であっても構わない。
また、カバー部40bには、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512の移動をガイドするためのガイド部材61a〜61dが設けられている。そして、図4及び図5に示すように、第1清掃ホルダ511の両端部は、ガイド部材61a及び61bとそれぞれ係合している。
ここで、図4は、第1清掃ホルダ511近傍を示す部分斜視図である。なお、第2清掃ホルダ512についても第1清掃ホルダ511の構成と同様に、第2清掃ホルダ512の両端部は、ガイド部材61cおよびガイド部材61dとそれぞれ係合している。図5は、第1清掃ホルダ511の清掃部材53aを保持している側の端部における部分断面図である。ここでは、第1清掃ホルダ511の構成のみを説明するが、本実施形態では、第2清掃ホルダ512にも同様の構成を用いるものとする。
図4及び図5に示すように、ガイド部材61a〜61dは、カバー部40bと一体的に形成され、カバー部40bの上面から上方に突出するように設けられている。
ここで、ガイド部材61a〜61dは、図5に示すように、カバー部40bの上面に対して上方に突出する第1突部61aaと、第1突部61aaから清掃部材53aに対して離れる方向に延びる第2突部61abを有している。
そして、第1清掃ホルダ511の一端側の端部511aが、第2突部61abの下方にもぐり込むように形成されている。ここで、端部511aは、第2突部61abと当接部が円弧形状となるように構成されている。このように、端部511aを円弧形状とすることで、第1清掃ホルダ511が矢印D1方向または矢印D2方向(図3参照)へ移動する際の摺動抵抗を低減させることができる。
なお、本実施形態では、第1清掃ホルダ511の一端側のみを詳細に説明するが、他端側も同様の構成を有しているものとする。また、第2清掃ホルダ512についても同様の形状を有しているものとする。
また、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512は、ガイド部材61a〜61dに係合することで、透過部材42a〜42dに対して清掃部材53a〜53dが離間する方向に移動してしまうことを抑制している。このとき、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512とガイド部材61a〜61dの係合位置は、透過部材42a〜42dに清掃部材53a〜53dが所定の接触圧で接触するような位置となっている。
また、本実施形態では、ガイド部材61a〜61d、第1ストッパ56a及び第2ストッパ56bをカバー部40bと一体的に樹脂で形成する構成としているが、カバー部40bと別体構成としてもよい。
(画像形成装置の制御系)
図6は、本実施形態における清掃動作を行うための制御構成を示す制御ブロック図である。図6に示すように、ICコントローラ73は、内蔵モジュールとして、エンジン制御部74と、巻取モータ55を制御するための清掃制御部75と、巻取モータ55の駆動電流を検知する電流検知部79と、画像形成部10を制御することにより画像形成動作を実施する画像形成制御部84と、を有する。ICコントローラ73は、各モジュールを介して、表示部307や巻取モータ55、画像形成部10を制御する構成となっている。以下では、ICコントローラ73が各モジュールを用いて行う清掃動作の制御について説明する。
ICコントローラ73は、エンジン制御部74を介してROM500に格納されたプログラムを読み出し、RAM501を作業領域及びデータの一時記憶領域として使用して各種制御を実行する。ICコントローラ73は、表示部307に記録用紙のサイズ情報や種類についての情報を表示したり、片面印刷や両面印刷などの印刷方式をユーザやサービスマン等の作業者に選択させるための情報を表示したりする。表示部307は、例えば液晶表示式のディスプレイパネルに抵抗膜式や静電容量式のタッチパネルが重ねて構成されている。ICコントローラ73は、表示部307を介して、作業者が設定した記録用紙のサイズや種類に関する情報を取得し、また、作業者へ各種情報を報知することが可能となっている。
ここで、本実施形態において表示部307が表示する画面の一例を、図7(a)および図7(b)に示す。図7(a)は、記録用紙のサイズを設定するための情報が表示された画面である。作業者は、この画面において、記録用紙のサイズについて任意のサイズを設定し登録することが可能である。表示部307とICコントローラ73とが登録手段として機能する。なお、詳細は後述するが、原稿給紙トレイ300に記録用紙が載置されたことに応じて、画像形成装置1が不図示の規制板によって自動的に記録用紙のサイズを読み取っても構わない。この場合、作業者は、操作部304において記録用紙のサイズを設定せずとも、給紙される記録用紙のサイズが画像形成装置1によって自動的に設定される。
設定された記録用紙のサイズ情報は、用紙サイズ信号72としてICコントローラ73内のエンジン制御部74へ送られる。
また、図7(b)は、記録用紙の種類(タイプ)を設定するための情報が表示された表示部307の画面である。この画面において、作業者は記録用紙の種類を任意に設定することが可能である。作業者によって設定された用紙の種類の情報は、用紙タイプ信号83としてICコントローラ73内のエンジン制御部74へ送られる。なお、ここで言うところの「記録用紙のサイズ」や「記録用紙のタイプ」についての具体的な例は後述する。
ここで、ICコントローラ73は、エンジン制御部74を介して画像形成指示信号82を画像形成制御部84に送る。また、ICコントローラ73は、記録用紙1ページあたりに画像形成を行った回数をカウント信号81によってカウントするカウンタを備える。カウント方法は、画像形成制御部84において、記録用紙が通過したときに1カウント、もしくは記録用紙に画像形成したときに1カウント、もしくは不図示のビデオカウント手段によりカウントしたビデオカウント値が所定以上の画像を形成したときに1カウントすればよい。画像形成を行った回数をカウントする際は、記録用紙1枚に画像形成する度に1カウントしてもよいし、記録用紙1枚のうち表裏いずれかの1ページに画像形成する度に1カウントしてもよい。例えば、A4用紙に両面印刷をした場合、この「1枚の用紙」=「2ページの用紙」となる。このようにして、画像形成された記録用紙のページ数もしくは画像形成された記録用紙の枚数がカウントされる。
本実施例において、エンジン制御部74は、カウンタによってカウントされたカウント値に対して用紙サイズ信号72および用紙タイプ信号83をもとに重みづけしたカウント値(=pv_cnt)を算出する。その後、ICコントローラ73は、あらかじめRAM501に格納された閾値(=cln_lim)とカウント値とを比較し、カウント値がRAM501に格納された閾値を超えた場合、清掃指示の信号を生成する。ICコントローラ73によって、清掃指示の信号が生成されたことに応じて清掃動作が行われる。なお、清掃動作を実施する値は、カウント値でもよく、カウント回数でもよい。また、前述の通り、画像形成された記録用紙の枚数を1枚毎にカウントしても構わないし、画像形成された記録用紙1ページ毎にカウントしても構わない。このようにして、画像形成されたページ数がカウンタによってカウントされる。
また、本実施例において、ICコントローラ73外に設けられるRAM501に閾値を格納する構成としたが、ICコントローラ73内に設けられるような内部記憶領域に格納する構成であってもよい。
ICコントローラ73は、エンジン制御部74の演算により上述したカウント値が閾値を超えると、エンジン制御部74は清掃実行指示信号76を清掃制御部75を送信させる。そして、ICコントローラ73は、清掃制御部75を介して巻取モータ55へモータ制御信号77を送り、巻取モータ55を回転駆動させる。一方、清掃動作時においては、電流検知部79を介して巻取モータ55からのモータ駆動電流78を検知している。
ここで、巻取モータ55は、一定電圧で制御されており、第1清掃ホルダ511または第2清掃ホルダ512が第1ストッパ56aまたは第2ストッパ56bに当接すると、巻取モータ55に作用する負荷が重くなることに応じて駆動電流が増加する。
したがって、ICコントローラ73は、電流検知部79によって検知される駆動電流が所定の値よりも大きくなった場合に、第1清掃ホルダ511または第2清掃ホルダ512が第1ストッパ56aまたは第2ストッパ56bに当接し、透過部材42a〜42dの端部から端部への1方向の移動が終了したことを検出する。つまり、往復動作における片道の清掃が終了したことを検出する。したがって、ICコントローラ73は、駆動電流が所定の値よりも大きくなったことを検知することに応じて、清掃制御部75へ移動完了通知信号80を送る。
なお、ここで言う所定の値とは、第1清掃ホルダ511または第2清掃ホルダ512が透過部材42上を移動している間に巻取モータ55に流れる駆動電流値よりも大きい値である。つまり、所定の値とは、第1清掃ホルダ511または第2清掃ホルダ512が第1ストッパ56aまたは第2ストッパ56bに当接する前に巻取モータ55に流れている駆動電流値よりも大きい値である。また、所定の値とは、第1清掃ホルダ511または第2清掃ホルダ512が第1ストッパ56aまたは第2ストッパ56bに当接したことを検出できる値であって、モータの故障等その他の変動によって増加する電流値の値を含まない値に設定する。なお、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512の透過部材42a〜dの長手方向における一端から他端への移動終了の判定については、所定の値との比較ではなく、検出している電流値の変化量を判定することで行ってもよい。
清掃動作が完了したと判定される場合、ICコントローラ73は、エンジン制御部74及び清掃制御部75を介して巻取モータを停止させ、表示部307へ清掃完了通知の信号を送る。清掃が完了した旨の表示が表示部307にされることで、作業者へ清掃動作が完了したことを報知する。これに対し、清掃動作が完了していないと判定される場合は、再び清掃実行指示信号76を清掃制御部75へ送り、清掃制御部75を介して巻取モータ55を制御することで清掃動作を繰り返す。なお、清掃制御部75は、巻取モータ55を正逆回転させることで、第1清掃ホルダ511及び第2清掃ホルダ512を往復動作させるように制御可能となっている。
ここで、ICコントローラ73にエンジン制御部74、清掃制御部75、電流検知部79を内蔵させる構成としたが、必ずしもこの構成である必要はない。例えば、本実施形態で説明したICコントローラ73の内蔵モジュールとは異なるモジュールを用いてICコントローラ73による清掃時の制御を実現する構成としてもよく、ROM500やRAM501を内蔵する構成であっても構わない。
(清掃シーケンス)
次に、エンジン制御部74による、本実施形態の清掃に関する制御について、図8を用いて説明する。
図8は、実施例1における清掃動作のフローを示すフローチャートである。まず、エンジン制御部74はROM500から、前回の清掃実施時からのカウント値(=pv_cnt)を読み出し(S601)、続けて閾値(=cln_lim)を読み出す(S602)。
そして、画像形成ジョブが存在するかどうかを確認し、画像形成ジョブが存在すると判断した場合(S603のYes)、S604の工程へ遷移し、画像形成ジョブが存在しないと判断した場合(S603のNo)、S603の状態を保持する。
ここで、画像形成ジョブの例を説明する。画像形成ジョブにはコピージョブ、プリントジョブ、FAXジョブなどがある。
コピージョブとは、原稿読取装置305で取得した画像データに基づき画像形成動作を実行するジョブである。プリントジョブとは、PC等の外部機器から受信した例えばPDL(ページ記述)で記述された印刷データに基づき画像形成動作を実行するジョブである。また、FAXジョブとは、FAX送信機から受信したファクシミリデータに基づき画像形成動作を実行するジョブである。
S603の工程にて画像形成ジョブが存在すると判断された場合は表示部307から登録されたサイズ係数(=α1、係数の一例)を読み出す(S604)。ここで、本実施例におけるサイズ係数α1の例について図10(a)を用いながら説明する。図10(a)は一般的な複合機で使用される代表的な用紙サイズに対するサイズ係数α1の一例を示している。なお、図10(a)中に示す本実施の形態における寸法誤差の範囲は、縦横ともに±0.7mmである。また、A4サイズの記録用紙に対して設定されているサイズ係数α1は、レターサイズ(11inch×8.5inch、USレターサイズとも言う)の記録用紙にも設定される。
記録用紙は、画像形成装置1の下部に設けられた給紙カセット2に収容される。給紙カセット2の内部には、収容された記録用紙が給紙カセット2内部で移動することを防ぐための規制板(不図示)が設けられている。ユーザやサービスマン等の作業者は、規制板を記録用紙のサイズに合わせて動かして、当該規制板を記録用紙に接触させた状態で給紙カセット2に対して固定する。これにより、記録用紙は給紙カセット2内で移動することを規制される。言い換えれば、給紙カセット2に対する規制板の固定位置は、給紙カセット2に収容された記録用紙のサイズに対応している。そのため、給紙カセット2に収容した記録用紙のサイズ情報は、作業者が表示部307を介して設定せずとも、例えばICコントローラ73が規制板の固定位置の情報に基づいて得ることが出来る。
図10(a)中では、用紙サイズごとを相対的に比較した場合における紙粉の発生量の多少関係について、その目安を3段階(多、普、少)で示している。本実施例ではA4サイズの用紙を基準としてそれぞれの用紙の面積の比率に応じてサイズ係数α1を変更している。なお、本実施例におけるA4サイズのサイズ係数α1(=1.00)のように、サイズ係数α1は基準となる値を持つ。しかし、サイズ係数α1は基準を持たずに用紙サイズごとに自由に決定することができ、面積の比率以外に各々のサイズに応じて重みづけを変更してもよい。
記録用紙のサイズが大きい程、画像形成装置1内の搬送部分の通過に要する時間が長くなる。すなわち、搬送部分に対する記録用紙1ページあたりの接触領域が多くなる。同じ用紙タイプの記録用紙1ページ分でも、記録用紙のサイズが大きい程、搬送部分との接触領域が多いため、紙粉の発生量が多くなる。なお、ここで言う用紙タイプとは、用紙表面のコーティングの有無や木材パルプ・古紙パルプの含有率によって決まる記録用紙の種類のことである。詳細は後述するが、本実施例においては、古紙パルプの含有率が70%以上の用紙を再生紙、古紙パルプの含有率が70%未満の用紙を普通紙と定義している。表面コーティングの有無が同じ且つ用紙の種類の定義(例えば普通紙か再生紙か)が同じであれば、それらの記録用紙は同じ用紙タイプであると言うことが出来る。
坪量の値が後述する所定範囲内であって、かつ用紙タイプが同じ記録用紙に関しては、用紙サイズが大きい程、紙粉の発生量は多い傾向にある。例えば、B5サイズの普通紙とA4サイズの普通紙とに同ページ数の画像形成を行った場合、A4サイズの普通紙に画像形成を行った場合の方がB5サイズの普通紙に画像形成を行った場合よりも、発生する紙粉の量が多くなる。この傾向は、普通紙でなく、例えば再生紙や加工紙であっても同じである。そのため、清掃動作が行われてから次の清掃動作が行われるまでの清掃動作間における記録用紙に対する画像形成ページ数は、A4サイズの普通紙に画像形成した場合の方がB5サイズの普通紙に画像形成した場合よりも少なくするべきである。それは、上述の通りA4サイズの普通紙の方がB5サイズの普通紙よりも画像形成動作が行われた時に発生する紙粉の量が多いからである。言い換えれば、清掃機構が清掃動作を実行してから所定タイプかつ所定坪量で所定サイズ以上の記録用紙のみに対する画像形成可能なページ数は、所定タイプかつ所定坪量で所定サイズ未満の記録用紙のみに対する画像形成可能なページ数よりも少ない。具体的には、A4サイズの普通紙に画像形成を行う場合の方が、B5サイズの普通紙に画像形成を行う場合よりも清掃動作を行う頻度を多くするべきである。ここで、「画像形成可能なページ数」は、記録用紙への画像形成を許容する許容ページ数(所定条件の一例)に相当する。所定サイズに関しては作業者が任意の値を設定することが可能である。
給紙カセット2にセットされた記録用紙の用紙サイズの登録は、表示部307において作業者が行う。図7(a)に示すように、作業者は表示部307に表示された複数の用紙サイズの中から、給紙カセット2や原稿給紙トレイ300にセットされた記録用紙の用紙サイズを選択する。ここで選択された用紙サイズが給紙カセット2や原稿給紙トレイ90にセットされている記録用紙のサイズとして画像形成装置1に登録される。
また、前述したように、給紙カセット2内部に設けられた不図示の規制板の位置情報に基づいて、給紙カセット2にセットされた記録用紙のサイズを決定する方法でも構わない。この方法の場合、作業者が表示部307を介して記録用紙のサイズを設定する必要は無い。作業者が給紙カセット2に記録用紙をセットする際に、給紙カセットに対して位置決めした規制板の位置から、例えばICコントローラ73が記録用紙のサイズを判断する。
さらにS605の工程に遷移し、タイプ係数(=β1、係数の一例)を読み出す。ここで、本実施例におけるタイプ係数β1の例について図10(b)を用いて説明する。図10(b)は一般的な複合機で使用される代表的な記録用紙の種類(タイプ)に対するタイプ係数β1の一例を示している。また、図10(b)中では、用紙の種類ごとを相対的に比較した場合における紙粉の発生量の多少関係について、その目安を4段階(多、普、少、極少)で示している。本実施例では記録用紙の一種である普通紙を基準として、それぞれの記録用紙の種類(タイプ)毎にそのタイプ係数β1を変更している。なお、本実施例における普通紙のタイプ係数β1(=1.00)のように、タイプ係数β1は基準となる値を持つ。しかし、タイプ係数β1は基準となる値を持たずに用紙タイプごとに自由に決定しても構わない。
ここで、図10(b)に示した記録用紙の種類について、その分類方法の一例を説明する。記録用紙の種類の分類は、記録用紙の坪量や材質、表面加工(コーティング)の有無等による分類である。例えば、図10(b)における「薄紙」「普通紙」「厚紙」は用紙タイプが同じであるが、1平方メートルあたりの重量(g)を示す所謂坪量の値が異なる。図10(b)に示すように、「薄紙」「普通紙」「厚紙」それぞれが該当する坪量の値の範囲が定められている。本実施の形態において、坪量の所定範囲として52g/m2以上かつ60g/m2未満が設定されているのは「薄紙」、坪量の所定範囲として60g/m2以上かつ106g/m2未満が設定されているのは「普通紙」、坪量の所定範囲として106g/m2以上かつ221g/m2未満が設定されているのは「厚紙」である。
これら3種類の記録用紙の材質には、主に「木材パルプ」と「古紙パルプ」の双方が用いられる。木材パルプは、木材を細かく砕いたチップを苛性ソーダや脱墨剤などの薬品と共に煮ることで木材中の繊維を取り出して作られる。原料の木材である針葉樹や広葉樹の配合比率を変えることによって、用途に応じた様々な木材パルプが作られる。一方、古紙パルプは、古紙中のインクやチリを除去して作られる。上記した3種類の記録用紙、「薄紙」「普通紙」「厚紙」を含め、ほとんどの記録用紙は、「木材パルプ」と「古紙パルプ」の両方が配合されて作られる。一般に、「古紙パルプ」の含有率が記録用紙を構成する材料のうち70%(古紙パルプ含有率の所定値の一例)以上を占めると、その記録用紙は「再生紙」と呼ばれる。なお、ここで言う古紙パルプ含有率とは、例えば、対象とする記録用紙に含まれるパルプ中の古紙パルプの重量割合で、古紙パルプ/(木材パルプ+古紙パルプ)×100%で表される。このときのパルプの含水率は10%であるものとする。ただし、記録用紙を構成する材量の中に「古紙パルプ」が少しでも含まれていれば、その記録用紙を「再生紙」と呼んでも構わない。一般に、製紙メーカは、「再生紙」と表示して記録用紙を販売する際、最低保証される古紙パルプの含有率を表示することが多い。本発明は、表示された古紙パルプ含有率が所定値(例えば70%)未満の記録用紙であっても適用可能である。以下、ここで「再生紙」と言ったときは、古紙パルプの含有率が所定値(例えば70%)以上の記録用紙を指すこととする。一方、その他の用紙は古紙パルプの含有率が所定値(例えば70%未満)のものとする。このように、再生紙であるか否かは古紙パルプ含有率が所定値以上であるか所定値未満であるかで定義される。また、この所定値は作業者が任意の値を設定することが出来る。
記録用紙の用紙タイプが同一であると仮定すると、「薄紙」「普通紙」「厚紙」の順に坪量の値は大きくなる。一般に、記録用紙のサイズ及びタイプが同一の場合、坪量の値が大きい程、用紙の厚さは厚い。用紙の厚さが厚い程、搬送時に用紙に対して加わる圧力も大きくなるため、発生する紙粉の量も多くなる。そのため、所定サイズ(例えばA4サイズ)の普通紙や薄紙の場合、用紙の坪量が多い程、紙粉の発生量も多くなる傾向にある。そのため、清掃動作が行われてから次の清掃動作が行われるまでに記録用紙への画像形成を許容する許容ページ数(所定条件の一例)は、厚紙のみに対して画像形成する場合の方が薄紙のみに対して画像形成する場合よりも少なくするべきである。それは、上述の通り厚紙の方が薄紙よりも画像形成時に発生する紙粉の量が多いからである。言い換えれば、厚紙に画像形成する場合の方が、薄紙に画像形成する場合よりも清掃動作を行う頻度を多くするべきである。
このように、清掃機構が清掃動作を実行してから所定サイズで例えば坪量が所定坪量60g/m2以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合の許容ページ数は、清掃機構が清掃動作を実行してから所定サイズで例えば坪量が所定坪量60g/m2未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合の許容ページ数よりも少ない。すなわち、坪量が所定坪量60g/m2以上の普通紙や厚紙を用いた方が、坪量が所定坪量60g/m2未満の値である薄紙を用いたときよりも、記録用紙に対する画像形成可能なページ数が少ない。ここでは、所定坪量の値として60g/m2を例として挙げているが、当然ながら、この所定坪量の値はユーザやサービスマン等の作業者が自由に設定することが出来る。
作業者は表示部307に表示される例えば図7(b)に示す画面(登録手段の一例)において所定坪量の値を設定することが出来る。図7(b)に示す表示部307の画面の一例のように、画面には複数の記録用紙の種類が表示されている。画像形成装置1には、予め記録用紙の種類に応じて坪量が定義されている。そのため、作業者は、表示部307に表示された記録用紙の種類の中から、給紙カセット2にセットした記録用紙に相当する種類を選択することで、その記録用紙の坪量を設定することができる。表示部307で作業者が選択した記録用紙の種類が、給紙カセット2にセットされた記録用紙の種類であるとして画像形成装置1に登録される。
また、作業者は、給紙カセット2等にセットした記録用紙の坪量を、表示部307から直接入力しても構わない。ICコントローラ73が、入力された坪量の値が所定坪量の値以上であるか未満であるかを判断する。そして、この判断結果に基づいて清掃動作間における記録用紙に対する画像形成の許容ページ数が決まる。なお、この許容ページ数は、表示部307から入力された坪量の値が所定坪量以上であるか未満であるかに応じて予め定義されている。
再生紙は、新聞古紙や段ボール古紙、OA用紙古紙などの古紙を再処理して作った古紙パルプを主な材料として作成される。古紙を再利用しているため、紙を構成する紙繊維は短く不均一なものが多い。古紙パルプの含有率が高くなるほど、この特性は顕著なものとなる。そのため、再生紙には、普通紙と比して表面に凹凸が多く発生した紙粉が用紙の表面に付着し易い等の特徴もある。
ここで、ユーザやサービスマン等の作業者は、例えば製紙メーカが商品パッケージに表示した古紙の含有率を参考にするなどして、画像形成装置1に対して、その用紙を再生紙とするか否かの設定を行うことが出来る。具体的には、作業者は記録用紙を給紙カセット2にセットした後、表示部307を介して、セットした記録用紙の用紙タイプを設定する。画像形成装置1には、予め、古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙を「再生紙」、古紙パルプ含有率が所定値未満の記録用紙を「普通紙」として登録されている。表示部307には、作業者に、給紙カセット2にセットされた記録用紙が「再生紙」であるか「普通紙」であるかを選択させる画面が表示される。言い換えれば、作業者はこの画面において、給紙カセット2にセットされた記録用紙が所定値以上の古紙パルプ含有率であるか所定値未満の古紙パルプ含有率であるかを選択できる。ここで、作業者が「再生紙」を選択すると、給紙カセット2にセットされている記録用紙は再生紙であるとして画像形成装置1に登録される。したがって、古紙パルプの含有率が如何なる値であろうと、作業者の判断で、その記録用紙を再生紙とするか否かの設定が可能である。
清掃動作が実行されてから次の清掃動作が実行されるまでに、記録用紙に対する画像形成を許容する許容ページ数(所定条件の一例)は、記録用紙が再生紙であると登録されているか否かに応じて予め設定されている。許容ページ数は、清掃動作が実行されてから次の清掃動作が実行されるまでに再生紙であると登録された記録用紙のみに画像形成する場合の方が、普通紙であると登録された記録用紙のみに画像形成する場合よりも少ない。
また、表示部307において、再生紙であるか否かを選択する方法ではなく、直接古紙パルプ含有率を入力しても構わない。作業者は、表示部307で、給紙カセット2にセットされた記録用紙の古紙パルプ含有率を入力する。すると、例えばICコントローラ73が、入力された古紙パルプ含有率が所定値以上であるか所定値未満であるかを判断する。ここで所定値以上であると判断されれば、給紙カセット2にセットされている記録用紙は再生紙であるとして登録される。
図10(b)に示すように坪量が同程度であっても、再生紙は普通紙よりも発生する紙粉の量が多い傾向にある。本実施例においては、図10(b)に示す通り、発生する紙粉の量は、例え厚紙であっても再生紙の方が多い。用紙サイズが同じであると仮定した場合、古紙パルプ含有率が多い程、紙粉の発生量は多い。そのため、用紙サイズが異なる場合であっても、一方の再生紙の古紙パルプ含有率と他方の再生紙の古紙パルプ含有率とが異なれば、一方の再生紙のサイズが他方の再生紙のサイズより小さくても発生する紙粉の量が多くなることがある。したがって、清掃動作が行われてから次の清掃動作が行われるまでの清掃動作間における記録用紙への画像形成ページ数は、同じサイズの普通紙と再生紙とを比べたとき、再生紙に画像形成した場合の方が普通紙に画像形成した場合よりも少なくするべきである。それは、上述の通り、記録用紙のサイズが同じ場合、再生紙の方が普通紙よりも画像形成動作が行われた時に発生する紙粉の量が多いからである。言い換えれば、再生紙に画像形成する場合の方が、普通紙に画像形成する場合よりも清掃動作を行う頻度を多くするべきである。
一方、図10(b)によると、加工紙は普通紙と比して発生する紙粉の量が少ない。ここで、一般的に印刷用紙として用いられる記録用紙は非加工紙と加工紙との2つに分類できる。これら2つの違いは、記録用紙の表面を塗料等でコーティングしているか否かである。上で説明した、普通紙や再生紙は、記録用紙表面にコーティングがなされていないため、非加工紙に分類される。加工紙の場合、紙繊維が露出して作られた非加工紙の表面の凹凸を塗料の細かい粒子によって覆い、用紙の表面が滑らかにされている。一般に、塗布する塗料の塗布量が多いほど平滑度の値は大きくなる。加工紙は紙繊維が露出していないため、普通紙や再生紙と比して紙粉の発生量を抑制することが可能である。用紙サイズが同じであると仮定した場合、塗料の塗布量が多い程、紙粉の発生量は少なくなる。そのため、用紙サイズが異なる場合であっても、一方の加工紙における塗料の塗布量と他方の加工紙における塗料の塗布量とが異なれば、一方の加工紙のサイズが他方の加工紙のサイズより大きくても発生する紙粉の量が少なくなることがある。したがって、清掃動作が行われてから次の清掃動作が行われるまでの清掃動作間における記録用紙への画像形成を許容する許容ページ数(所定条件の一例)は、所定サイズかつ所定坪量の記録用紙同士を比べたとき、表面にコーティングがなされていない記録用紙(例えば普通紙)に画像形成した場合の方が、表面にコーティングがされている記録用紙(例えば加工紙)に画像形成した場合よりも少なくするべきである。それは、上述の通り、記録用紙のサイズと坪量が同じ場合、普通紙の方が加工紙よりも画像形成動作が行われた時に発生する紙粉の量が多いからである。言い換えれば、普通紙に画像形成する場合の方が、加工紙に画像形成する場合よりも清掃動作を行う頻度を多くするべきである。
作業者は表示部307に表示される例えば図7(b)に示す画面(登録手段の一例)において、給紙カセット2にセットされた記録用紙が表面にコーティングがなされた記録用紙であるか否かについて設定することが出来る。図7(b)に示す表示部307の画面の一例のように、画面には複数の記録用紙の種類が表示されている。画像形成装置1には、予め記録用紙の種類に応じて、清掃動作間における当該記録用紙に画像形成を許容するページ数が定義されている。表示部307で作業者が選択した記録用紙の種類が、給紙カセット2にセットされた記録用紙の種類であるとして画像形成装置1に登録される。表示部307で「加工紙」か「普通紙」かを選択する画面において、例えば作業者が「加工紙」を選択すれば、給紙カセット2にセットされた記録用紙は「加工紙」として画像形成装置1に登録される。
以上のような、記録用紙の坪量や材質、表面加工(コーティング)の有無等を考慮した上で、用紙の種類に応じたタイプ係数を実験的に定める。もしくは、ユーザやサービスマンが自身で用紙の種類に応じたタイプ係数を設定または選択する。
次に、画像形成動作(S606)の工程について説明する。画像形成動作(S606)はエンジン制御部74によって行われる。画像形成動作が行われたため、画像形成制御部84からのカウント信号81を受信したエンジン制御部74は、ある種類の記録用紙1ページに対して定められた基準値とサイズ係数α1とタイプ係数β1との3つの値を掛け合わせた値を、カウント値に加算する(S607)。こうして、画像形成された用紙のページ毎のカウント値が、用紙1ページに画像形成される毎にカウント値に加算され、積算されていく。なお、基準値に掛け合わせる係数は、サイズ係数α1とタイプ係数β1との両方である必要はない。すなわち、タイプ係数β1については考慮せず、サイズ係数α1のみを基準値に掛け合わせてカウント値を算出しても構わない。当然ながら、サイズ係数α1を考慮せず、タイプ係数β1のみを基準値に掛け合わせてカウント値を算出ししても構わない。
また、基準値である値を用いず、それぞれの用紙サイズ毎や用紙タイプ毎に値を設定しておき、その値を用いても構わない。例えば、A3サイズの普通紙1ページに画像形成したとき、基準値1.00にサイズ係数1.80を掛け合わせた値をカウントするのではなく、予め「A3サイズ」として設定された値1.80をカウントする。同様に、例えば、A4サイズの厚紙1ページに画像形成したとき、基準値1.00にタイプ係数1.70を掛け合わせた値をカウントするのではなく、予め「厚紙」として設定された値1.70をカウントする。こうすることで、基準値を掛け合わせる必要がなくなり、カウント値の計算が容易になる。
また、予め用紙サイズと用紙タイプとの組み合わせをリスト化し、その組み合わせそれぞれに対して値を保持しても構わない。例えば、「A3サイズの厚紙」1ページに画像形成する場合、S607の工程では、1.00×1.80×1.70(=3.06)の計算を実行し、カウント値を算出する。しかし、このような場合に、「A3サイズの厚紙」に対応する値として予め「3.06」という値をリストとしてRAM501に保持しておいても構わない。こうすることで、A3サイズの厚紙に対応するカウント値を算出するにあたり、3つのことなる値を掛け合わせる計算を実行する必要がなくなる。当然ながら、任意のサイズ・タイプの記録用紙に対応する値としては、必ずしもその記録用紙のサイズ係数α1×タイプ係数β1の値である必要はない。「A3サイズの厚紙」を例に説明すると、「A3サイズの厚紙」に対応する値は3.06である必要はなく、例えば2.50や3.50など、実験的に求めた任意の値を定めて構わない。
エンジン制御部74は、あらかじめRAM501に格納された閾値とカウント値を比較し、カウント値が閾値以上となった場合(S608のYes)、清掃動作を実施(S609)し、カウント値を0にリセットする(S610)。なお、本実施例では、リセットしたカウント値は0にしているが、1でも10でも良く、限定しない。前述したように作業者が表示部307から記録用紙の種類を選択していた場合、その種類に応じた値が閾値として登録されている。言い換えれば、登録手段によって登録された記録用紙の種類に応じて、清掃動作間に画像形成可能な記録用紙のページ数は決められている。
一方、カウント値が閾値未満の場合(S608のNo)、継続画像形成ジョブがあるか確認処理(S611)へ遷移する。
なお、カウント値が閾値以上となった場合、例えば操作部304のディスプレイに、「清掃モード」マークと「非清掃モード」マークとを表示させ、清掃を実行するか否かを作業者に選択させても構わない。作業者によって「清掃モード」が選択されると次工程S609へと進む。一方、作業者によって「非清掃モード」が選択されるとS609の清掃動作の工程をスキップし、S610の工程へと進む。すなわち、作業者によって「非清掃モード」が選択されると、清掃動作を行うことなく、カウント値を0にリセットする(S610)。
S611の工程では、エンジン制御部74は継続画像形成ジョブが存在するかどうかを確認する。継続画像形成ジョブが存在する場合(S611のNo)、S604へ遷移し上述したフローを継続する。継続画像形成ジョブが存在しない場合(S611のYes)、電源をOffするかしないかの判断を行う(S612)。
電源をOffしない場合(S612のNo)、S603の工程へ遷移し上述したフローを継続する。電源をOffする場合(S612のYes)、エンジン制御部74でカウントしている現在のカウント値(pv_cnt)をROM500やRAM501へ退避し記憶(S613)、本清掃フローを終了する。
以上をまとめると、本実施例の画像形成装置は、記録用紙の(1)坪量、(2)古紙パルプ含有率、(3)表面コーティングの有無、(4)用紙のサイズ、によって清掃動作が実行されてから次の清掃動作が実行されるまでの間において画像形成を許容する記録用紙のページ数が異なる。
本実施例の画像形成装置は、清掃動作を実行した後にA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、1000ページへの画像形成が許容される。一方で、清掃動作を実行した後にA4サイズの厚紙のみに画像形成する場合、588(1000÷1.7)ページ分の画像形成が許容される。したがって、本実施例の画像形成装置は、10000ページのA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、自動的に10回の清掃動作が実行されるのに対して、10000ページのA4サイズの厚紙のみに画像形成する場合、自動的に17回の清掃動作が実行される。すなわち、本実施例の画像形成装置によれば、所定ページ数(例えば、A4サイズの普通紙に対する許容ページ数である1000ページの10倍の10000ページ)あたりに実行される清掃動作の頻度が、普通紙のみに画像形成する場合に比べて厚紙のみに画像形成する場合の方が7回(1.7倍)多い。
また、本実施例の画像形成装置は、清掃動作を実行した後にA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、1000ページ分の画像形成が許容される。一方で、清掃動作を実行した後にA4サイズの再生紙のみに画像形成する場合、500(1000÷2.0)ページ分の画像形成が許容される。なお、ここで言う普通紙は古紙パルプ含有率が所定値未満の記録用紙を、再生紙は古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙を意味する。したがって、本実施例の画像形成装置は、10000ページのA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、自動的に10回の清掃動作が実行されるのに対して、10000ページのA4サイズの再生紙のみに画像形成する場合、自動的に20回の清掃動作が実行される。すなわち、本実施例の画像形成装置によれば、所定ページ数(例えば、A4サイズの普通紙に対する許容ページ数である1000ページの10倍の10000ページ)あたりに実行される清掃動作の頻度が、普通紙のみに画像形成する場合に比べて厚紙のみに画像形成する場合の方が10回(2.0倍)多い。
また、本実施例の画像形成装置は、清掃動作を実行した後にA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、1000ページ分の画像形成が許容される。一方で、清掃動作を実行した後にA4サイズの加工紙のみに画像形成する場合、2857(1000÷0.35)ページ分の画像形成が許容される。なお、ここで言う普通紙は表面にコーティングがなされていない記録用紙を、加工紙は表面にコーティングがなされている記録用紙を意味する。したがって、本実施例の画像形成装置は、10000ページのA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、自動的に10回の清掃動作が実行されるのに対して、10000ページのA4サイズの再生紙のみに画像形成する場合、自動的に3回の清掃動作が実行される。すなわち、本実施例の画像形成装置によれば、所定ページ数(例えば、A4サイズの普通紙に対する許容ページ数である1000ページの10倍の10000ページ)あたりに実行される清掃動作の頻度が、普通紙のみに画像形成する場合に比べて加工紙のみに画像形成する場合の方が7回(0.35倍)少ない。言い換えれば加工紙のみに画像形成する場合よりも普通紙のみに画像形成する場合の方が清掃動作の頻度が多い。
また、本実施例の画像形成装置は、清掃動作を実行した後にA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、1000ページへの画像形成が許容される。一方で、清掃動作を実行した後にA4サイズの加工紙のみに画像形成する場合、2857(1000÷0.35)ページへの画像形成が許容される。なお、ここで言う普通紙は表面にコーティングがなされていない記録用紙を、加工紙は表面にコーティングがなされている記録用紙を意味する。したがって、本実施例の画像形成装置は、10000ページのA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、自動的に10回の清掃動作が実行されるのに対して、10000ページのA4サイズの加工紙のみに画像形成する場合、自動的に3回の清掃動作が実行される。すなわち、本実施例の画像形成装置によれば、所定ページ数(例えば、A4サイズの普通紙に対する許容ページ数である1000ページの10倍の10000ページ)あたりに実行される清掃動作の頻度が、普通紙のみに画像形成する場合に比べて加工紙のみに画像形成する場合の方が7回(0.35倍)少ない。言い換えれば加工紙のみに画像形成する場合よりも普通紙のみに画像形成する場合の方が清掃動作の頻度が多い。
また、本実施例の画像形成装置は、清掃動作を実行した後にA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、1000ページへの画像形成が許容される。一方で、清掃動作を実行した後にA3サイズの普通紙のみに画像形成する場合、556(1000÷1.80)ページへの画像形成が許容される。なお、ここで言うA4サイズの普通紙とA3サイズの普通紙とは用紙のサイズが異なるだけであって、坪量やその材質等は同様のものである。したがって、本実施例の画像形成装置は、10000ページのA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、自動的に10回の清掃動作が実行されるのに対して、10000ページのA3サイズの普通紙のみに画像形成する場合、自動的に17回の清掃動作が実行される。すなわち、本実施例の画像形成装置によれば、所定ページ数(例えば、A4サイズの普通紙に対する許容ページ数である1000ページの10倍の10000ページ)あたりに実行される清掃動作の頻度が、A4サイズの普通紙のみに画像形成する場合に比べてA3サイズの普通紙のみに画像形成する場合の方が7回(1.80倍)多い。
また、本発明は、清掃動作間に異なる2種類以上の記録用紙(例えば普通紙と再生紙)に画像形成された場合にも適用される。例えば、清掃動作を実行した後にA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、1000ページへの画像形成が許容される。一方で、清掃動作を実行した後にA4サイズの普通紙とA4サイズの厚紙とに画像形成する場合、画像形成が許容されるページ数は1000枚未満である。例えば、普通紙500ページに画像形成がされ、更に厚紙294ページに画像形成がされたことに応じて、次の清掃動作が実行される。したがって、本実施例の画像形成装置は、10000ページのA4サイズの普通紙のみに画像形成する場合、自動的に10回の清掃動作が実行されるのに対して、5000ページのA4サイズの普通紙のみに画像形成し更に5000ページのA4サイズの厚紙のみに画像形成する場合、自動的に13回(普通紙に対する清掃動作:5回、厚紙に対する清掃動作:8回)の清掃動作が実行される。すなわち、本実施例の画像形成装置によれば、所定ページ数(例えば、A4サイズの普通紙に対する許容ページ数である1000ページの10倍の10000ページ)あたりに実行される清掃動作の頻度が、普通紙のみに画像形成する場合に比べて厚紙のみに画像形成する場合の方が3回多い。
以上で説明したように、用紙サイズや用紙タイプ等の種類に応じて清掃動作を行うタイミングを調整することができる。これにより、画像形成装置1内に紙粉が発生しやすい条件の用紙を使用する環境であっても、透過部材上に紙粉が残留することによる画像品質の低下を抑制することができる。
次に、第2の実施形態について説明をする。第2の実施形態は、記録用紙のサイズや記録用紙の種類に応じた係数を掛け合わせた値をカウント値(pv_cnt)から引く構成である。なお、実施例1にかかる構成と同様の部分については、説明を割愛する。
第2の実施形態の清掃動作におけるエンジン制御部74による制御について、図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、エンジン制御部74はROM500から、前回、清掃動作が実施されたときからのカウント値(pv_cnt)を読み出す(S701)。その次に、清掃動作を実施する標準値(=cln_lim_stn)を読み出す(S702)。標準値は、ROM500に格納した値を読み出すのではなく、演算上の固定パラメータとして保有してもよい。なお、標準値は、本実施例では0とする。
そして、画像形成ジョブが存在するかを確認し、画像形成ジョブが存在すると判断した場合(S703のYes)、S704へ遷移し、画像形成ジョブが存在しないと判断した場合(S703のNo)、S703の状態を保持する。
次に、画像形成ジョブが有ると判断した場合はユーザインタフェース71からサイズ係数(=α1、係数の一例)を読み出す(S704)。
その後、S705の工程に遷移し、タイプ係数(=β1、係数の一例)を読み出す。
次に、エンジン制御部74は、画像形成動作を行う(S706)。画像形成動作を行ったため画像形成制御部84からのカウント信号81を受信したエンジン制御部74はカウント値(page_cnt)を計算する(S707)。ここで、カウント値(page_cnt)を算出するにあたり、必ずしもサイズ係数α1とタイプ係数β1との両方を用いる必要はない。より簡易で良ければ、サイズ係数α1のみを用いて計算しても構わないし、タイプ係数β1のみを用いて計算しても構わない。また、実施例1のように基準値である値を用いてもよい。すなわち、S708の工程において、カウント値(page_cnt)を計算するにあたり、基準値にサイズ係数α1とタイプ係数β1とを掛け合わせても構わない。
次に、エンジン制御部74は、カウント値(pv_cnt)からカウント値(page_cnt)を引いた値を新たなカウント値(pv_cnt)として算出する(S708)。
エンジン制御部74は、あらかじめRAM501に格納されたカウント値(pv_cnt)と標準値(=cln_lim_stn)を比較し、カウント値(pv_cnt)が標準値(=cln_lim_stn)以下となった場合(S709のYes)、清掃動作を実施(S710)し、カウント値を0にリセットする(S711)。
なお、カウント値(pv_cnt)が標準値(=cln_lim_stn)以下となった場合、例えば操作部304の表示部307に、「清掃モード」マークと「非清掃モード」マークとを表示させ、清掃を実行するか否かを作業者に選択させても構わない。作業者によって「清掃モード」が選択されると次工程S710へと進む。一方、作業者によって「非清掃モード」が選択されるとS709の清掃動作の工程をスキップし、S711の工程へと進む。すなわち、作業者によって「非清掃モード」が選択されると、清掃動作を行うことなく、カウント値(pv_cnt)を500にリセットする(S711)。
なお、本実施例では、リセット後のカウント値(pv_cnt)は初期値として500をとる。しかし、カウント値(pv_cnt)の初期値は500に限らず例えば1000や1500でも構わない。標準値も例えば1や10など、作業者によって任意の値を設定できる構成でも構わない。カウント値(pv_cnt)が標準値未満の場合(S709のNo)は、継続して画像形成すべきジョブが存在するかどうかの確認処理(S712)へ遷移する。
S712の工程では、エンジン制御部74は継続して画像形成すべきジョブが存在するかどうかを確認する。継続して画像形成すべきジョブが存在する場合(S712のNo)、S704へ遷移し上述したフローを継続する。継続して画像形成すべきジョブが存在しない場合(S712のYes)、電源をOffするかしないかの判断を行う(S713)。
電源をOffしない場合(S713のNo)、S703へ遷移し上述したフローを継続する。電源をOffする場合(S713のYes)、エンジン制御部74でカウントしている現在のカウント値(pv_cnt)と標準値をROM500やRAM501へ記憶(S714)させ、図9のフローチャートにおける清掃動作を終了する。
以上で説明したように、用紙サイズや用紙タイプに応じて清掃動作間に画像形成される用紙のページ数を調整することができる。これにより、紙粉の発生量が多い記録用紙に画像形成をする場合であっても、透過部材上に紙粉が残留することによる画像品質の低下を抑制することができる。一方、紙粉の発生量が少ない記録用紙に画像形成する場合では清掃動作間の期間を広げることで生産性の低下を抑制することが出来る。
上述した実施形態では、画像形成部10の鉛直方向下方に光走査装置40を設ける構成としたが、光走査装置40を画像形成部10の鉛直方向上方に設ける構成であってもよい。この構成の場合、透過部材42a〜42dは画像形成部10に対して上方に設けられるため、画像形成部10からトナーや紙粉等が落下することはない。しかし、飛散したトナーや紙粉が透過部材42a〜42dに付着する虞があるため、清掃機構51が必要であり、本発明を適用することができる。
1 画像形成装置
10 画像形成部
55 巻取モータ
71 ユーザインタフェース
72 用紙サイズ信号
73 ICコントローラ
74 エンジン制御部
75 清掃制御部
79 電流検知部
84 画像形成制御部
500 ROM
501 RAM

Claims (19)

  1. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構に前記透明窓の清掃動作を実行させる制御手段であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してからの記録用紙に対する画像形成ページ数が所定条件を満たしたことに応じて前記清掃機構に次の前記清掃動作を実行させる前記制御手段と、を備え、
    前記所定条件は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成を許容する記録用紙のページ数としての許容ページ数であって、
    前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定サイズで所定坪量以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから前記所定サイズで所定坪量未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録用紙を給紙する給紙部と、
    前記給紙部にセットされた記録用紙が前記所定坪量以上の記録用紙であるか前記所定坪量未満の記録用紙であるかを作業者に選択させ、前記給紙部にセットされた記録用紙が前記所定坪量以上の記録用紙もしくは前記所定坪量未満の記録用紙であるとして画像形成装置に登録する登録手段と、を備え、
    前記登録手段で前記所定坪量以上の記録用紙であるとして登録された記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記登録手段で前記所定坪量未満の記録用紙であるとして登録された記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録用紙を給紙する給紙部と、
    作業者が前記給紙部にセットされた記録用紙の坪量を画像形成装置に登録する登録手段と、を備え、
    前記許容ページ数は前記登録手段で登録された坪量が前記所定坪量以上であるか前記所定坪量未満であるかに応じて予め定義されており、当該許容ページ数は前記登録手段で登録された坪量が前記所定坪量以上である記録用紙のみに対して画像形成する場合の方が前記所定坪量未満である記録用紙のみに対して画像形成する場合よりも少ないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構に前記透明窓の清掃動作を実行させる制御手段であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してからの記録用紙に対する画像形成ページ数が所定条件を満たしたことに応じて前記清掃機構に次の前記清掃動作を実行させる前記制御手段と、を備え、
    前記所定条件は、前記清掃機構が前記清掃動作を行ってから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成を許容する記録用紙のページ数としての許容ページ数であって、
    前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定サイズで古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから前記所定サイズで古紙パルプ含有率が前記所定値未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする画像形成装置。
  5. 記録用紙を給紙する給紙部と、
    前記給紙部にセットされた記録用紙が前記所定値以上の古紙パルプ含有率を有する記録用紙であるか前記所定値未満の古紙パルプ含有率を有する記録用紙であるかを作業者に選択させ、前記給紙部にセットされた記録用紙が前記所定値以上の古紙パルプ含有率を有する記録用紙もしくは前記所定値未満の古紙パルプ含有率を有する記録用紙であるとして画像形成装置に登録する登録手段と、を備え、
    前記登録手段で前記所定値以上の古紙パルプ含有率を有する記録用紙であるとして登録された記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記登録手段で前記所定値未満の古紙パルプ含有率を有する記録用紙であるとして登録された記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 記録用紙を給紙する給紙部と、
    作業者が前記給紙部にセットされた記録用紙の古紙パルプ含有率を画像形成装置に登録する登録手段と、を備え、
    前記許容ページ数は前記登録手段で登録された古紙パルプ含有率が前記所定値以上であるか前記所定値未満であるかに応じて予め定義されており、当該許容ページ数は前記登録手段で登録された古紙パルプ含有率が前記所定値以上である記録用紙のみに対して画像形成する場合の方が前記所定値未満である記録用紙のみに対して画像形成する場合よりも少ないことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構に前記透明窓の清掃動作を実行させる制御手段であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してからの記録用紙に対する画像形成ページ数が所定条件を満たしたことに応じて前記清掃機構に次の前記清掃動作を実行させる前記制御手段と、を備え、
    前記所定条件は、前記清掃機構が前記清掃動作を行ってから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成を許容する記録用紙のページ数としての許容ページ数であって、
    前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定サイズで表面にコーティングがなされていない記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから前記所定サイズで表面にコーティングがなされた記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする画像形成装置。
  8. 記録用紙を給紙する給紙部と、
    前記給紙部にセットされた記録用紙が表面にコーティングがなされていない記録用紙であるか表面にコーティングがなされた記録用紙であるかを作業者に選択させ、前記給紙部にセットされた記録用紙が表面にコーティングがなされていない記録用紙もしくは表面にコーティングがなされた記録用紙であるとして画像形成装置に登録する登録手段と、を備え、
    前記許容ページ数は、前記登録手段で表面にコーティングがなされていない記録用紙であるとして登録された記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記登録手段で表面にコーティングがなされた記録用紙であるとして登録された記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構に前記透明窓の清掃動作を実行させる制御手段であって、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してからの記録用紙に対する画像形成ページ数が所定条件を満たしたことに応じて前記清掃機構に次の前記清掃動作を実行させる前記制御手段と、を備え、
    前記所定条件は、前記清掃機構が前記清掃動作を行ってから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成を許容する記録用紙のページ数としての許容ページ数であって、
    前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから所定タイプかつ所定坪量で所定サイズ以上の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記清掃機構が前記清掃動作を実行してから前記所定タイプかつ前記所定坪量で所定サイズ未満の記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする画像形成装置。
  10. 記録用紙を給紙する給紙部と、
    前記給紙部にセットされた記録用紙が前記所定サイズ以上の記録用紙であるか前記所定サイズ未満の記録用紙であるかを作業者に選択させ、前記給紙部にセットされた記録用紙が前記所定サイズ以上の記録用紙もしくは前記所定サイズ未満の記録用紙であるとして画像形成装置に登録する登録手段と、を備え、
    前記登録手段で前記所定サイズ以上の記録用紙であるとして登録された記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数は、前記登録手段で前記所定サイズ未満の記録用紙であるとして登録された記録用紙のみに対して画像形成する場合の前記許容ページ数よりも少ないことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 記録用紙を給紙する給紙部と、
    作業者が前記給紙部にセットされた記録用紙のサイズを画像形成装置に登録する登録手段と、を備え、
    前記許容ページ数は前記登録手段で登録された記録用紙のサイズが前記所定サイズ以上であるか前記所定サイズ未満であるかに応じて予め定義されており、当該許容ページ数は前記登録手段で登録された記録用紙のサイズが前記所定サイズ以上である記録用紙のみに対して画像形成する場合の方が前記所定サイズ未満である記録用紙のみに対して画像形成する場合よりも少ないことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙のページ数をカウントするために、記録用紙1ページに対して定められた基準値と記録用紙が所定坪量以上であるか所定坪量未満であるかに応じて設定された係数とを掛け合わせた値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、
    前記係数の値は所定坪量以上の記録用紙に対して設定された値の方が、所定坪量未満の記録用紙に対して設定された値よりも大きく、所定坪量以上の記録用紙と所定坪量未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成する場合に、前記カウンタがカウントする値は、所定坪量以上の記録用紙に画像形成する場合の方が所定坪量未満の記録用紙に画像形成する場合よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  13. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙のページ数をカウントするために、記録用紙1ページに対して定められた基準値と記録用紙の古紙パルプ含有率が所定値以上であるか所定値未満であるかに応じて設定された係数とを掛け合わせた値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、
    前記係数の値は古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙に対して設定された値の方が、古紙パルプ含有率が所定値未満の記録用紙に対して設定された値よりも大きく、古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙と所定値未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙に画像形成した場合の方が所定値未満の記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  14. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙の枚数をカウントするために、記録用紙1ページに対して定められた基準値と所定サイズの記録用紙であって表面にコーティングがなされているか否かに応じて設定された係数とを掛け合わせた値を、1ページの記録用紙に対する画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、
    前記係数の値は表面にコーティングがなされていない記録用紙に対して設定された値の方が、表面にコーティングがなされた記録用紙に対して設定された値よりも大きく、表面にコーティングがなされていない記録用紙と表面にコーティングがなされた記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、表面にコーティングがなされていない記録用紙に画像形成した場合の方が表面にコーティングがなされた記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  15. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙の枚数をカウントするために、記録用紙1ページに対して定められた基準値と所定タイプかつ所定坪量で所定サイズ以上であるか未満であるかに応じて設定された係数とを掛け合わせた値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、
    前記係数の値は所定サイズ以上の記録用紙に対して設定された値の方が、前記所定サイズ未満の記録用紙に対して設定された値よりも大きく、前記所定サイズ以上の記録用紙と前記所定サイズ未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、前記所定サイズ以上の記録用紙に画像形成した場合の方が前記所定サイズ未満の記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  16. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙のページ数をカウントするために、記録用紙が所定坪量以上であるか所定坪量未満であるかに応じて設定された値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、
    所定坪量以上の記録用紙と所定坪量未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成する場合に、前記カウンタがカウントする値は、所定坪量以上の記録用紙に画像形成する場合の方が所定坪量未満の記録用紙に画像形成する場合よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  17. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙のページ数をカウントするために、記録用紙の古紙パルプ含有率が所定値以上であるか所定値未満であるかに応じて設定された値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、
    古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙と所定値未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、古紙パルプ含有率が所定値以上の記録用紙に画像形成した場合の方が所定値未満の記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  18. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙の枚数をカウントするために、所定サイズの記録用紙であって表面にコーティングがなされているか否かに応じて設定された値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、
    表面にコーティングがなされていない記録用紙と表面にコーティングがなされた記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、表面にコーティングがなされていない記録用紙に画像形成した場合の方が表面にコーティングがなされた記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  19. 感光ドラムと、前記感光ドラムを走査するレーザ光が通過する透明窓を備える光走査装置と、を有し、前記レーザ光に走査されることによって前記感光ドラムに形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像したトナー像を記録用紙に転写することによって当該記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記透明窓を清掃する清掃機構と、
    前記清掃機構が清掃動作を実行してから次の前記清掃動作を行うまでに画像形成される記録用紙の枚数をカウントするために、所定タイプかつ所定坪量の記録用紙であって所定サイズ以上であるか前記所定サイズ未満であるかに応じて設定された値を、記録用紙1ページ分の画像形成が終了する毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタによってカウントした値が所定の値に達したことに応じて前記清掃機構に前記透明窓を清掃させるための清掃指示の信号を生成する制御手段と、を備え、
    前記所定サイズ以上の記録用紙と前記所定サイズ未満の記録用紙とに同ページ数だけ画像形成した場合に、前記カウンタがカウントした値は、前記所定サイズ以上の記録用紙に画像形成した場合の方が前記所定サイズ未満の記録用紙に画像形成した場合よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
JP2018169614A 2018-09-11 2018-09-11 画像形成装置 Active JP6873952B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018169614A JP6873952B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 画像形成装置
US16/562,240 US10705466B2 (en) 2018-09-11 2019-09-05 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018169614A JP6873952B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020042176A JP2020042176A (ja) 2020-03-19
JP6873952B2 true JP6873952B2 (ja) 2021-05-19

Family

ID=69719098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018169614A Active JP6873952B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10705466B2 (ja)
JP (1) JP6873952B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11249413B2 (en) * 2019-07-10 2022-02-15 Kyocera Document Solutions Inc. Optical scanning device and image forming apparatus including the same

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04338786A (ja) * 1991-05-15 1992-11-26 Ricoh Co Ltd 放電器清掃装置を備えた画像形成装置及びその放電器清掃方法
JP2005215295A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真方式画像形成装置
JP4468261B2 (ja) * 2005-07-28 2010-05-26 株式会社リコー 光走査装置および画像形成装置
JP2008026717A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Canon Inc 画像形成装置、メンテナンス通知方法、及びプログラム
US8112012B2 (en) * 2008-04-08 2012-02-07 Dell Products L.P. System and method for cleaning a printer
JP2009292585A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010056627A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、その制御方法及びプログラム
JP4947067B2 (ja) * 2009-01-29 2012-06-06 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2010173796A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010249885A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体
JP2011191641A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
KR101838632B1 (ko) * 2011-12-28 2018-03-15 에스프린팅솔루션 주식회사 화상 형성 장치
JP2015138212A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP6264222B2 (ja) 2014-07-29 2018-01-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP6583200B2 (ja) * 2016-09-28 2019-10-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 露光装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10705466B2 (en) 2020-07-07
US20200081385A1 (en) 2020-03-12
JP2020042176A (ja) 2020-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015114969A1 (ja) 画像形成装置
US10996583B2 (en) Image forming apparatus
JP2021113988A (ja) 画像形成装置
JP5492860B2 (ja) トナー搬送装置及びこれを備える画像形成装置
US10401752B2 (en) Image forming apparatus
JP6818722B2 (ja) 画像形成装置
JP6873952B2 (ja) 画像形成装置
US10739718B2 (en) Image forming apparatus
JP2013113987A (ja) トナー搬送装置及びこれを備える画像形成装置
JP4493477B2 (ja) 画像形成装置、その補充用紙表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2020016728A (ja) 画像形成装置
JP5492829B2 (ja) 画像形成装置
JP6733348B2 (ja) 画像形成装置
US20200150571A1 (en) Image forming apparatus
JP5023676B2 (ja) 画像形成装置
US10996582B2 (en) Image forming apparatus
JP2020149004A (ja) 画像形成装置
CN213276267U (zh) 带定位结构、带辊单元以及图像形成装置
JP5129696B2 (ja) 自動原稿搬送装置、画像形成装置
JP5538332B2 (ja) 画像形成装置
JP2020008621A (ja) 画像形成装置
JP2012250463A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2011203423A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2018121219A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2011253188A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210421

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6873952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151