JP6579743B2 - 液体検知器、圧縮機及び空気調和機 - Google Patents

液体検知器、圧縮機及び空気調和機 Download PDF

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Description

本発明は、容器に収容された液体の検知に用いられる静電容量式の液体検知器、該液体検知器を備えた圧縮機、及び、該圧縮機を備えた空気調和機に関する。
に関する。
空気調和機は、室外熱交換器及び室内熱交換器と、これらの間に設けられた膨張弁と圧縮機とを備えている。空気調和機の冷凍サイクルでは、一例として、室外熱交換器を通過した液状の冷媒が、膨張弁でガス状になることにより温度が低下して冷気となり室内熱交換器に導かれる。そして、室内熱交換器に熱(低温)を移したガス状の冷媒は、圧縮機で圧縮されて高温・高圧状態となり、室外熱交換器に熱(高温)を移すことにより再び液状になる。
このような空気調和機に用いられる圧縮機として、ロータリー方式やスクロール方式などを採用したものがある。例えば、特許文献1に開示されたロータリー方式の圧縮機は、作動室が形成されたシリンダと当該作動室に収容された環状ピストンとを有する圧縮部がタンク状の圧縮機筐体内に配設されており、この環状ピストンが外周面の一部を作動室の周壁面に当接しながら回転されることにより、作動室内に導入された冷媒の圧縮が行われる。
特許文献1に開示された圧縮機では、シリンダやピストンなどの摺動部品の潤滑及び微小隙間のシール(封止)などのために圧縮機筐体内に潤滑油が封入されている。そして、この潤滑油が何らかの原因により所定量より少なくなると圧縮機の動作に支障をきたすため、潤滑油の量を監視する必要がある。このような潤滑油の量の監視に用いることができるセンサが、例えば、特許文献2に開示されている。
特許文献2に記載されたセンサでは、一対の電極板同士がスペーサによって固定されることにより、電極板に応力が加わった際に変形しにくくし、電極板間の距離が変動してしまうことによる測定精度の低下を抑制している。
特開2012−207585号公報 特開2013−92491号公報
ところで、静電容量式の液体検知器において測定精度を向上させるためには、測定される静電容量の値を大きくすることが好ましい。そこで、電極板間の距離を小さくしたり電極板の面積を大きくしたりする構成が考えられる。しかしながら、特許文献2に記載の液体検知器において電極板間の距離を小さくした場合、液体中に塵埃等の固形物が存在すると、この固形物が電極板間に侵入して短絡してしまう可能性がある。一方、電極板の面積を大きくして静電容量の値を大きくしようとすると、液体検知器全体が大型化してしまう。
本発明の目的は、電極板同士の短絡を抑制しつつ全体を小型化することができる液体検知器、該液体検知器を備えた圧縮機、及び、該圧縮機を備えた空気調和機を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、参考発明は、容器に収容された液体の液面高さの検知に用いられる静電容量式の液体検知器であって、互いに平行でかつ所定方向に間隔を開けて対向するように並設される複数の電極板と、前記複数の電極板を覆うケース部材と、を備え、前記ケース部材には、その内外に前記液体を流通可能とする1又は複数の孔が形成され、前記孔が、前記ケース部材の内側と外側とのそれぞれにおける前記液体の高さが同一になるように形成され、前記孔の最大径が、前記複数の電極板のうち隣り合う二枚の間の最短距離よりも小さく、前記ケース部材が、導電性を有するとともに、前記複数の電極板のうち1枚と平行であり且つ対向する板部を有し、前記板部に対向して設けられる前記電極板と当該板部との間の距離が、当該電極板と、当該電極板を挟んで前記板部の反対側に配置される前記電極板と、の間の距離よりも大きいことを特徴とする液体検知器である。
請求項に記載された発明は、容器に収容された液体の液面高さの検知に用いられる静電容量式の液体検知器であって、互いに平行でかつ所定方向に間隔を開けて対向するように並設される3以上の電極板を備え、前記3以上の電極板のうち一つが、他の電極板を覆うケース部材として構成され、前記ケース部材には、その内外に前記液体を流通可能とする1又は複数の孔が形成され、前記孔が、前記ケース部材の内側と外側とのそれぞれにおける前記液体の高さが同一になるように形成され、前記孔の最大径が、前記3以上の電極板のうち隣り合う二枚の間の最短距離よりも小さく、前記ケース部材が、導電性を有するとともに、他の2枚以上の前記電極板のうち1枚と平行であり且つ対向する板部を有し、前記板部に対向して設けられる前記電極板と当該板部との間の距離が、当該電極板と、当該電極板を挟んで前記板部の反対側に配置される前記電極板と、の間の距離よりも大きいことを特徴とする液体検知器である。
請求項に記載された発明は、請求項に記載の発明において、前記ケース部材が、メッシュ形状を有していることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記容器に取り付けられるとともに前記複数の電極板を絶縁状態で支持する導電性の本体部をさらに備え、前記ケース部材が、導電性を有するとともに前記本体部に電気的に接続されていることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の発明において、前記複数の電極板が、当該複数の電極板を支持する本体部から離れる方向に並設されていることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、筐体と、前記筐体内に設けられた圧縮部と、前記筐体が有する容器に収容された潤滑油を検知する液体検知部と、を有する圧縮機であって、前記液体検知部が、請求項1〜のいずれか1項に記載の液体検知器を含んで構成されていることを特徴とする圧縮機である。
請求項に記載された発明は、室内熱交換器、室外熱交換器、膨張弁及び圧縮機を含む冷媒回路を備えた空気調和機であって、前記圧縮機が、請求項に記載の圧縮機で構成されていることを特徴とする空気調和機である。
参考発明および請求項1、5、6に記載された発明によれば、液体が流通可能な孔を有するケース部材で複数の電極板を覆うことにより、液体中の固形物を電極板間に侵入しにくくし、固形物による電極板同士の短絡を抑制することができる。電極板同士の短絡が抑制されていることから、電極板間の距離を小さくすることができ、液体検知器全体を小型化することができる。また、ケース部材を設けない従来の液体検知器では、電極板と容器内の他の部材との間に適宜なクリアランスを設ける必要がある。一方、本発明において、電極板に対してこのクリアランスと同程度の距離を開けてケース部材を配置することにより、ケース部材を設けることによって液体検知器の設置スペースが大きくなってしまうことを抑制することができる。尚、ケース部材は、少なくとも電極板の下方と水平方向に並ぶ位置とから覆っていればよく、電極板の上方にケース部材が設けられない場合、水平方向に並ぶ位置において最大液位よりも上方にまでケース部材が延在していればよい。
また、液面付近に液体検知器を設置した場合に、ケース部材の内側の液位を外側の液位と略等しくすることができ、液面の高さを正確に測定することができる。また、ケース部材の孔は、液体が流入する際にケース部材内側の気体が流出するとともに、液体が流出する際にケース部材内側に気体が流入するように形成されていればよく、液体が流通可能なものと気体が流通可能なものとの少なくとも2つで構成されていてもよいし、液体と気体とが同時に通過可能な少なくとも1つで形成されていてもよい。また、液体が通過可能な孔は、電極よりも下方に形成されていればよく、容器内の液位が電極板の位置と同等以上となった場合に、ケース部材の内外の液位を同一にすればよい。即ち、容器内の液位が電極板よりも低くなった場合に、ケース部材の内側の液位が電極板よりも低くなれば、ケース部材の底に多少の液体が残留してもよい。
また、ケース部材の孔の最大径が隣り合う二枚の電極板間の最短距離よりも小さいことから、孔を微細な固形物が通過しても、電極板同士を短絡しにくくすることができる。尚、孔の平面視形状は、円形状や楕円形状、多角形状等の任意の形状であってよく、多角形状の場合、その対角線のうち最も長いものを最大径とする。また、ケース部材の板部に対向する電極板とケース部材との間の距離がこの電極板とケース部材の板部の反対側の電極板との間の距離よりも大きいことから、ケース部材が帯電してしまっても、浮遊容量(寄生容量)などの影響を抑制することができる。特に、反対側の電極板を基準電極として電源電位や接地(グラウンド)電位などの基準電位に接続するとともに、対向する電極板を信号電極とする場合に、浮遊容量などの影響を抑制することができる。
請求項に記載された発明によれば、ケース部材がメッシュ形状を有することから、液体がケース部材の内外を流通しやすくなる。
請求項に記載された発明によれば、ケース部材が導電性を有するとともに導電性の本体部に電気的に接続されていることから、本体部と等電位となったケース部材で電極板を覆うことによって外部電界を遮蔽し、電極板によって測定される静電容量の値が外部電界の影響を受けにくくなり、測定精度を向上させることができる。ところで、測定される静電容量には、電極板とその周辺部材との間に生じる浮遊容量が含まれる。電極板と、容器の壁部や容器内の他の部材と、の間に生じる浮遊容量は、液体検知器の容器への取り付け誤差による相対位置のばらつきが生じてしまうことがある。これに対し、電極板とケース部材との間に生じる浮遊容量は、電極板とケース部材との相対位置を固定しやすいことから変動しにくいとともに、ケース部材が壁部や他の構造物よりも電極板の近傍に設けられることから比較的大きな値となる。従って、測定される静電容量における、壁部やその他の構造物と電極板との間の浮遊容量による寄与を低下させ、測定誤差を低減することができる。
請求項に記載された発明によれば、複数の電極板が本体部から離れる方向に並設されることから、この離れる方向における液体検知器の寸法を小さくすることができる。従って、液体検知器を容器に取り付けた際に、容器の振動によって生じる液体検知器の取り付け部分に集中する荷重を小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係る検知素子部を有する液体検知ユニットを正面視した部分断面図である。 図1のX−X線に沿う断面図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の背面図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知制御部の正面図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知制御部の側面図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の電気回路の概略を示す図である。 図1の液体検知ユニットの電気回路の概略を示す図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の変形例の構成を示す側面図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の他の変形例の構成を示す断面図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の他の変形例の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る圧縮機の断面図である。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の概略構成を示す図である。
(液体検知器の実施形態)
以下に、本発明の一実施形態に係る液体検知器を有する液体検知ユニットについて、図1〜図7を参照して説明する。この液体検知ユニットは、例えば、後述する圧縮機の筐体の側壁に取り付けられて、当該筐体に収容された潤滑油の液面高さや、潤滑油への不純物の混入程度などの検知に用いられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る検知素子部を有する液体検知ユニットを正面視した部分断面図である。図2は、図1のX−X線に沿う断面図である。図3は、図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の背面図である。図4は、図1の液体検知ユニットが有する検知制御部の正面図である。図5は、図1の液体検知ユニットが有する検知制御部の側面図である。図6は、図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の電気回路の概略を示す図である。図7は、図1の液体検知ユニットの電気回路の概略を示す図である。
この液体検知ユニット(図中、符号1で示す)は、図1〜図5に示すように、液体検知器としての検知素子部10と、検知制御部50(図2)とを有している。検知素子部10と検知制御部50とは、一対のコネクタとして互いに嵌合可能に構成されている。
検知素子部10は、本体部としてのベース20と、複数の導電端子30と、一対の電極板40と、ケース部材としてのメッシュ部材90と、を有している。
ベース20は、例えば、ステンレス鋼などの金属を材料として構成されており、ベース本体部21と、円筒部22と、フランジ部23と、を一体に有しており、さらに、後述する複数の導電端子30を固定するハーメチックガラス24を有している。
ベース本体部21は、円板状に形成されている。円筒部22は、ベース本体部21と同軸となるようにベース本体部21の一方の面21aに突出して設けられている。ベース本体部21における円筒部22の内側の箇所には、一方の面21aと他方の面21bとを貫通する複数の貫通穴21cが形成されている。フランジ部23は、ベース本体部21の半径方向に突出するように、当該ベース本体部21の周面21dの全体にわたって設けられている。フランジ部23におけるベース本体部21の他方の面21bと同一方向を向く取付面23aは、環状の平面であって、後述する圧縮機101の筐体102に取り付ける際に、当該筐体102の側壁部103に設けられた貫通穴103aを囲み当該側壁部103の外面に全体が密に接するように配置される。ハーメチックガラス24は、複数の貫通穴21c内に固着されている。
複数の導電端子30は、例えば、ニッケル合金などの導電性の金属を材料とし構成されており、それぞれが真っ直ぐに伸びる棒状に形成されている。複数の導電端子30のそれぞれは、対応する上記貫通穴21cに挿通されており、ハーメチックガラス24によりベース本体部21と電気的に絶縁された状態で当該ベース本体部21に固定して取り付けられている。なお、導電端子30をベース本体部21に固定するために、ハーメチックガラス24に代えて別の絶縁材を用いてもよい。複数の導電端子30は、それぞれの一部31がベース本体部21の他方の面21bから垂直に突出して配置され、他の一部32が一方の面21aから垂直に突出して配置されている。各導電端子30の他の一部32は、後述する検知制御部50との嵌合時にオス端子として検知制御部50のメス端子と接触される。
本実施形態において、導電端子30を6本有し、2種類の長さのものを含んでいる。具体的には、複数の導電端子のうち3本が長く形成され(図中、符号30Lで示す)、これら3本より残りの3本が短く形成されている(図中、符号30Sで示す)。3本の導電端子30Lと残りの3本の導電端子30Sとは、正面方向から見て、正六角形の各頂点となるように周方向に互い違いに配置されている。複数の導電端子30(30L、30S)は、それぞれの他の一部32の長さが同一となるように、ベース本体部21に固定されており、これにより、3本の導電端子30Lの一部31と、残りの3本の導電端子30Sの一部31は、互いの長さが異なるようにされている。
一対の電極板40は、例えば、ステンレス鋼などの導電性の金属を材料として構成されており、それぞれが同一の円板状に形成されている。一対の電極板40のうちの一方の電極板40Lは、上述した3本の導電端子30Lのそれぞれの一部31の先端に固定して取り付けられており、他方の電極板40Sは、残りの3本の導電端子30Sのそれぞれの一部31の先端に固定して取り付けられている。他方の電極板40Sにおける3本の導電端子30Lに対応する箇所には、これら3本の導電端子30Lを挿通する貫通穴40aが設けられている。各貫通穴40aには、図示しないモールド樹脂等が充填され、導電端子30Lと電極板40Sとが絶縁されている。各電極板40は、例えば、溶接やろう付けなどによって各導電端子30に取り付けられている。このように、長さの異なる導電端子30Lの一部31及び導電端子30Sの一部のそれぞれの先端に、一方の電極板40L及び他方の電極板40Sが取り付けられることにより、これら電極板40L、40Sは、互いに間隔(本実施形態では0.1〜10mm)をあけて平行に配置される。また、電極板40L、40Sは、フランジ部23の取付面23aとも平行に配置される。
メッシュ部材90は、例えば、ステンレス鋼などの導電性の金属を材料として構成されており、図5にも示すように、複数の線状材91が交差するように編まれることにより平面視正方形状の孔92を有した網目状に形成され、一対の電極板40を覆って設けられている。メッシュ部材90の孔92の対角線の長さ(最大径)は、本実施形態において0.05〜20mmとする。メッシュ部材90は、例えば図示しない固定部材を用いたり溶接したりすることによって、ベース本体部21の他方の面21bに固定されるとともに電気的に接続され、ベース20と等電位に保たれる。メッシュ部材90と、このメッシュ部材90に対向して設けられる電極板40Lとの間の距離L1は、一対の電極板40間の距離L2よりも大きく設定されている。
検知制御部50は、ハウジング60と、ケース70と、制御基板80と、を有している。
ハウジング60は、例えば、合成樹脂を材料として構成されており、ハウジング本体部61と、円柱部62と、基板収容部63と、を一体に有しており、さらに、シール部材64を有している。基板収容部63は、例えば、円筒形状など、その内側に後述する制御基板80を収容できるものであれば、その形状は任意である。
ハウジング本体部61は、円板状に形成されている。円柱部62は、ハウジング本体部61と同軸となるようにハウジング本体部61の一方の面61aに突出して設けられている。円柱部62は、嵌合時に検知素子部10の円筒部22内に収容されるように、その外径が円筒部22の内径と略同一にされ、その高さが円筒部22の深さと略同一にされている。円柱部62には、その端面62aにおける複数の導電端子30に対応する箇所に開口し、メス端子(図示なし)を収容する端子孔62bが形成されている。基板収容部63は、ハウジング本体部61の他方の面61bに四角筒状に突出して設けられている。基板収容部63は、例えば、円筒形状など、その内側に後述する制御基板80を収容できるものであれば、その形状は任意である。
シール部材64は、例えばシリコーンゴムなどを材料として環状に形成され、ハウジング本体部61の一方の面61aに円筒部22を囲むように一部を露出して埋め込まれている。このシール部材64は、嵌合時に検知素子部10の円筒部22の端面22aによって押しつぶされて、検知素子部10と検知制御部50との間をシール(封止)する。
ケース70は、例えば、合成樹脂を材料として構成されており、円筒状の周壁部71と、周壁部71の一端を塞ぐ底壁部72と、を一体に有している。
周壁部71は、嵌合時に検知素子部10の円筒部22を収容するように、その内径が円筒部22の外径と略同一にされている。また、周壁部71の内周面には、嵌合時に円筒部22の外周面に形成された係止受孔(図示なし)に係止する係止爪(図示なし)が突出して形成されている。底壁部72には、基板収容部63を嵌め込み可能なように当該基板収容部63の平面視形状と略同一形状(本実施形態においては、四角形状)に形成された嵌込孔72aが形成されている。
制御基板80は、静電容量を検知する検知回路を構成する各種電子部品がプリント基板に実装されてなる電子基板である。制御基板80は、基板収容部63内に収容固定されており、リード線85を通じて上位の制御装置(図示なし)と接続されている。制御基板80は、端子孔62bに収容されたメス端子(図示なし)と接続されており、このメス端子が導電端子30の他の一部32(即ち、オス端子)と接触した状態において、一対の電極板40間の静電容量を検知して、当該静電容量に応じた検知信号をリード線85を通じて出力するように構成されている。制御基板80では、例えば、時定数や共振回路における共振周波数などに基づいて静電容量を検知し、静電容量の大きさに応じて変化する電圧信号(検知信号)を出力する。
検知素子部10と検知制御部50とは、図2に示す状態からさらに互いを近づけて嵌合させることにより、検知素子部10の導電端子30(オス端子)と検知制御部50のハウジング60内のメス端子とが接触して電気的に接続され、一対の電極板40間の液体状態に応じて変化する静電容量に応じた検知信号を出力する液体検知ユニット1を構成する。ここで、「液体状態」とは、液体の有無の他、例えば、液体に混入している不純物の割合なども含む。
図6に示すように、検知素子部10は、一対の電極板40間に電荷を蓄えるキャパシタとみなすことができる。そして、図7に示すように、液体検知ユニット1は、この一対の電極板40間の静電容量を検知して、検知した静電容量に応じた検知信号を出力する。この検知信号に基づいて、検知素子部10が取り付けられた高さにおける液体の有無、即ち、液面高さを検出することができる。また、検知信号が示す静電容量の値によって液体に混入している不純物の割合を検出することもできる。
次に、上述した液体検知ユニット1における作用について説明する。
液体検知ユニット1の検知素子部10は、例えば、図11に示すように、後述する圧縮機101に対し、容器102aを有する筐体102における鉛直方向に沿う側壁部103に取り付けられる。容器102aには後述する潤滑油Kが収容され、潤滑油Kが後述する正常状態となる際、一対の電極板40全体とメッシュ部材90全体とが液面下に沈む。このとき、潤滑油K中に固形物が存在していても、この固形物がメッシュ部材90によってその内側に侵入することが抑制され、一対の電極板40が固形物から保護される。また、メッシュ部材90は潤滑油Kの流動性を妨げにくく、その内側と外側とで潤滑油Kの液位は略等しくなる。
また、メッシュ部材90が導電性を有していることから、メッシュ部材90は全体が等電位に保たれ、その内側において外側の電界が遮蔽される。このようなメッシュ部材90に覆われた一対の電極板40によって測定される静電容量の値が、外部電界の影響を受けにくくなり、測定精度を向上させることができる。また、メッシュ部材90と電極板40Lとの間の距離L1が一対の電極板40間の距離L2よりも大きいことから、メッシュ部材90が帯電し、その電荷がベース20側に充分に逃がせない場合であっても、このときに生じる浮遊容量による影響を抑制することができる。
また、容器102aに取り付けられた検知素子部10において、一対の電極板40は、鉛直方向に沿って互いに平行に配置される。そのため、例えば、電極板が帯板状で筐体内側に向かって延在する構成に比べて、一対の電極板40が容器102a内側に大きく突出することがなく、また、各導電端子30におけるハーメチックガラス24で支持されている部分に集中する荷重が小さくなる。
以上より、本実施形態によれば、メッシュ部材90によって一対の電極板40が潤滑油K中の固形物から保護されることにより、一対の電極板40同士の短絡を抑制することができる。さらに、一対の電極板40同士の短絡が抑制されていることから、一対の電極板40同士の間隔を小さくすることができ、検知素子部10全体を小型化することができる。
また、メッシュ部材90の孔92の最大径が一対の電極板40間の距離よりも小さく形成されていれば、メッシュ部材90を微細な固形物が通過しても、一対の電極板40同士を短絡しにくくすることができる。
また、一対の電極板40が、圧縮機101の容器102a内に鉛直方向に沿って互いに平行に配置されるように、複数の導電端子30のうちの対応する導電端子30における容器102a内に配置された一部31にそれぞれ取り付けられている。このようにしたことから、一対の電極板40が容器102a内側に大きく突出することがなくなり、また、導電端子30をベース20に取り付ける部分、即ち、ハーメチックガラス24で支持されている部分に集中する荷重を小さくすることができる。そのため、取付スペースを小さくできるとともに、破損による故障を抑制できる。
上述した実施形態では、メッシュ部材90が平面視正方形状の孔92を有する構成であったが、これに限定するものではない。例えば、図8に示すように、検知素子部10Aが、平面視円形状の孔92Aを有するメッシュ部材90Aを備えた構成としてもよい。このメッシュ部材90Aは、例えば板状部材の側面に打ち抜き加工を施すことによって孔92Aが形成される。孔92Aの径は、例えば0.1〜20mmとする。
また、上述した実施形態では、一対(2枚)の電極板40を有する構成であったが、これに限定するものではなく、検知素子部10が3枚以上の電極板を有していてもよい。このとき、メッシュ部材90の孔92の最大径が、隣り合う電極板間の距離のうち最短のものよりも小さければ、電極板同士を短絡しにくくすることができる。また、メッシュ部材の内側に1枚の電極板が収容されるとともにこのメッシュ部材が電極板として機能し、メッシュ部材と電極板との間の静電容量を測定する構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、メッシュ部材90の孔92の最大径が0.05〜20mmであり、一対の電極板40間の距離が0.1〜10mmであるものとしたが、一対の電極板40同士の短絡を抑制するとともに、潤滑油Kの流動を妨げにくくするためには、孔92の最大径が、一対の電極板間の最短距離よりも小さいことが好ましい。また、メッシュ部材90の孔92の最大径は、一対の電極板40間の距離よりも小さいものに限定されず、一対の電極板40間の距離と同程度、又は、それよりも大きくても(例えば、2倍程度であっても)よい。このメッシュ部材90では、前記実施形態よりも一対の電極板40を固形物から保護する効果が低くなってしまうものの、潤滑油Kの流動をより妨げにくく、メッシュ部材90の内側と外側とで液位の差をさらに生じにくくすることができる。
また、上述した実施形態では、電極板40を覆うケース部材としてメッシュ部材90が設けられるものとしたが、これに限定するものではない。例えば、図9に示すように、各側面が板状の部材で構成されるとともに、この板状の部材に孔92Bが形成されたケース部材90Bが設けられる構成であってもよい。このケース部材90Bでは、孔92Bが電極板40の上方及び下方に形成され、潤滑油Kの液位が上昇する場合、下側の孔92Bからケース部材90Bの内側に潤滑油Kが流入するとともに、上側の孔92Bからケース部材90Bの内側の空気が流出する。また、潤滑油Kの液位が低下する場合、下側の孔92Bからケース部材90Bの内側の潤滑油Kが流出するとともに、上側の孔92Bからケース部材90Bの内側に空気が流入する。また、このケース部材90Bには、孔92B以外の孔が形成されてもよいし、下側の孔92Bにおいて潤滑油K及び空気が同時に流通可能であれば、上側の孔92Bは形成されなくてもよい。
また、上述した実施形態では、メッシュ部材90が潤滑油Kの流動性を妨げにくく、その内側と外側とで潤滑油Kの液位は略等しくなるものとしたが、例えば液体検知ユニット1が容器の底面近傍等に設置され、常に潤滑油Kに浸かった状態となる場合には、潤滑油Kがメッシュ部材の孔を通過しにくく、メッシュ部材の外側における潤滑油Kの液位の変動に内側における液位が追従しにくい構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、メッシュ部材90が導電性を有する構成であったが、これに限定するものではなく、例えばメッシュ部材が樹脂によって構成され、導電性を有していなくてもよい。このメッシュ部材では、電極板との間で短絡することがないことから、電極板と近接して配置することができ、検知素子部10をさらに小型化することができる。
また、上述した実施形態では、一対の電極板40が鉛直方向に沿って互いに平行に配置される構成であったが、これに限定するものではなく、一対の電極板が容器102a内の設置スペースに応じた適宜な方向に延びていればよい。例えば、図10に示すように、水平方向に沿って互いに平行に配置された一対の電極板40Bを有する液体検知部10Bの構成であってもよい。この液体検知部10Bでは、一対の電極板40Bが容器102aの側壁部103に対して略垂直に延びるように、ベース20Bが容器102aに取り付けられる。一対の電極板40Bがこのように配置されることにより、液体検知部10Bの鉛直方向寸法を小さくすることができる。
また、上述した実施形態では、各電極板40が円板状に形成された構成であったが、これに限定されるものではなく、電極板40は、それら形状や大きさなどについて任意である。但し、液体が複数の電極板40に接する高さのばらつきを抑制する、即ち、検出精度のばらつきを抑制する観点から、電極板40は、円板状又は正三角形板状、正方形板状、正六角形板状若しくは正八角形板状などの正多角形板状に形成されていることが好ましい。
また、上述した実施形態では、ベース20のフランジ部23の取付面23aを、圧縮機101の側壁部103の外面に当接した状態で溶接する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、フランジ部23を省略し、ベース20のベース本体部21における他方の面21bの周縁部分を全周にわたって圧縮機101の側壁部の外面に当接した状態で溶接する構成や、または、側壁部103とベース20とをネジ構造で固定するとともにフレアシール構造で封止するなど、本発明の目的に反しない限り、側壁部103の貫通穴103aを塞ぐように当該側壁部103にベース20を固定して取り付ける構造であれば、取付構造は任意である。
また、上述した実施形態では、検知素子部10と検知制御部50とが別体であり、これらが一対のコネクタとして嵌合可能に構成されていたが、これに限定されるものではなく、検知素子部10と検知制御部50とを一体とした液体検知ユニットであってもよい。この構成において、液体検知ユニットが液体検知器に相当する。
(圧縮機の実施形態)
以下に、本発明の一実施形態に係る圧縮機について、図11を参照して説明する。図11は、本発明の一実施形態に係る圧縮機の断面図である。この圧縮機は、例えば、空気調和機の冷媒回路に設けられて、冷媒回路内の冷媒の循環等のために用いられる。
圧縮機101は、ロータリー方式を採用しており、筐体102内に、モータ固定子111及びモータ回転子112を有するモータ部110と、シリンダ121及びシリンダ121に形成された作動室122に収容された環状ピストン125を有する圧縮部120と、が配設されている。モータ回転子112と環状ピストン125とは、クランク軸130によって連結されている。また、筐体102の下部には、圧縮部120等の潤滑等のための潤滑油Kが収容され、筐体102のうち潤滑油Kが収容される部分が容器102aとして機能し、容器102aは、筐体102の側壁部103をその側壁とする。
圧縮機101は、モータ部110によってクランク軸130が回転されると、環状ピストン125が、その外周面の一部を作動室122の周壁面に接しながら回転される。環状ピストン125の回転に応じて、吸入管141から吸入マフラ142、導入管143を通じて、作動室122内に冷媒が導入される。そして、この冷媒が作動室122内において環状ピストン125によって圧縮されて、吐出マフラ144、筐体102、吐出管145を通じて圧縮機101外部に導出される。
また、圧縮機101は、上述した液体検知ユニット1を有している。液体検知ユニット1の検知素子部10は、筐体102における鉛直方向に沿う側壁部103に取り付けられている。具体的には、検知素子部10は、側壁部103に設けられた貫通穴103aに複数の導電端子30の一部31及び一対の電極板40が挿入されるとともに、ベース20のフランジ部23の取付面23a全体が貫通穴103aの周囲において側壁部103の外面に接した状態で、当該フランジ部23が溶接により固定されている。
検知素子部10の一対の電極板40は、容器102aにおいて鉛直方向に沿って互いに平行に配置されている。検知素子部10は、潤滑油Kが適量となる正常状態において一対の電極板40の全体が液面下に沈み、潤滑油Kが不足している異常状態において一対の電極板40の一部又は全体が液面上に露出するように配置されている。
以上より本実施形態によれば、上述した液体検知ユニット1を有しているので、検知素子部10の取付スペースを小さくでき、小型なものとすることができる。
上述した実施形態では、ロータリー方式を採用した構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、スクロール方式など他の方式を採用した構成のものであってもよい。
(空気調和機の実施形態)
以下に、本発明の一実施形態に係る空気調和機について、図12を参照して説明する。図12は、本発明の一実施形態に係る空気調和機の概略構成を示す図である。この空気調和機は、例えば、家屋や商業施設などに設けられるエアコン等として用いられる。
空気調和機201は、室内熱交換器211と、室外熱交換器212と、膨張弁213と、上述した圧縮機101と、流路切換弁215とを含む冷媒回路210を備えている。
空気調和機201の冷凍サイクルの流路は流路切換弁215により「冷房モード」および「暖房モード」の2通りの流路に切換えられる。冷房モードでは、図13に実線の矢印で示すように、圧縮機101で圧縮された冷媒は流路切換弁215から室外熱交換器212に流入され、膨張弁213に流入される。そして、この膨張弁213で冷媒が膨張され、室内熱交換器211に流入される。この室内熱交換器211に流入された冷媒は、流路切換弁215を介して圧縮機101に流入される。一方、暖房モードでは、図1に破線の矢印で示すように、圧縮機101で圧縮された冷媒は流路切換弁215から室内熱交換器211に流入され、膨張弁213に流入される。そして、この膨張弁213で冷媒が膨張され、室外熱交換器212、流路切換弁215、圧縮機101の順に循環される。
冷房モードでは、室外熱交換器212が凝縮器として機能し、室内熱交換器211が蒸発器として機能し、室内の冷房がなされる。また、暖房モードでは、室外熱交換器212が蒸発器として機能し、室内熱交換器211が凝縮器として機能し、室内の暖房がなされる。
以上より、本実施形態によれば、上述した液体検知ユニット1を有する圧縮機101を備えているので、小型な空気調和機201とすることができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の液体検知器、圧縮機及び空気調和機の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 液体検知ユニット
10、10A、10B 検知素子部(液体検知器)
20 ベース(本体部)
23a 取付面
40 電極板
50 検知制御部
90 メッシュ部材(ケース部材)
101 圧縮機
102 筐体
102a 容器
103 側壁部
103a 貫通穴
201 空気調和機
210 冷媒回路
211 室内熱交換器
212 室外熱交換器
213 膨張弁
215 流路切換弁
K 潤滑油

Claims (6)

  1. 容器に収容された液体の液面高さの検知に用いられる静電容量式の液体検知器であって、
    互いに平行でかつ所定方向に間隔を開けて対向するように並設される3以上の電極板を備え、
    前記3以上の電極板のうち一つが、他の電極板を覆うケース部材として構成され、
    前記ケース部材には、その内外に前記液体を流通可能とする1又は複数の孔が形成され、
    前記孔が、前記ケース部材の内側と外側とのそれぞれにおける前記液体の高さが同一になるように形成され、
    前記孔の最大径が、前記3以上の電極板のうち隣り合う二枚の間の最短距離よりも小さく、
    前記ケース部材が、導電性を有するとともに、他の2枚以上の前記電極板のうち1枚と平行であり且つ対向する板部を有し、
    前記板部に対向して設けられる前記電極板と当該板部との間の距離が、当該電極板と、当該電極板を挟んで前記板部の反対側に配置される前記電極板と、の間の距離よりも大きいことを特徴とする液体検知器。
  2. 前記ケース部材が、メッシュ形状を有していることを特徴とする請求項に記載の液体検知器。
  3. 前記容器に取り付けられるとともに、前記複数の電極板を絶縁状態で支持する導電性の本体部をさらに備え、
    前記ケース部材が、導電性を有するとともに前記本体部に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体検知器。
  4. 前記複数の電極板が、当該複数の電極板を支持する本体部から離れる方向に並設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の液体検知器。
  5. 筐体と、前記筐体内に設けられた圧縮部と、前記筐体が有する容器に収容された潤滑油を検知する液体検知部と、を有する圧縮機であって、
    前記液体検知部が、請求項1〜のいずれか1項に記載の液体検知器を含んで構成されていることを特徴とする圧縮機。
  6. 室内熱交換器、室外熱交換器、膨張弁及び圧縮機を含む冷媒回路を備えた空気調和機であって、前記圧縮機が、請求項に記載の圧縮機で構成されていることを特徴とする空気調和機。
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