JP6472639B2 - 液体検知ユニット、圧縮機及び空気調和機 - Google Patents

液体検知ユニット、圧縮機及び空気調和機 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、空気調和機に用いられる圧縮機の潤滑油の液面高さの検知などに用いられる静電容量式の液体検知ユニット、この液体検知ユニットを有する圧縮機、及び、この圧縮機を備える空気調和機に関する。
空気調和機は、室外熱交換器及び室内熱交換器と、これらの間に設けられた膨張弁と圧縮機とを備えている。空気調和機の冷凍サイクルでは、一例として、室外熱交換器を通過した液状の冷媒が、膨張弁でガス状になることにより温度が低下して冷気となり室内熱交換器に導かれる。そして、室内熱交換器により室内の空気に熱(低温)を移したガス状の冷媒は、圧縮機で圧縮されて高温・高圧状態となり、室外熱交換器により室外の空気に熱(高温)を移すことにより再び液状になる。
このような空気調和機に用いられる圧縮機として、ロータリー方式やスクロール方式などを採用したものがある。例えば、特許文献1に開示されたロータリー方式の圧縮機は、作動室が形成されたシリンダと当該作動室に収容された環状ピストンとを有する圧縮部がタンク状の圧縮機筐体内に配設されており、この環状ピストンが外周面の一部を作動室の周壁面に当接しながら回転されることにより、作動室内に導入された冷媒の圧縮が行われる。
特許文献1に開示された圧縮機では、シリンダやピストンなどの摺動部品の潤滑及び微小隙間のシール(封止)などのために圧縮機筐体内に潤滑油が収容されている。そして、この潤滑油が何らかの原因により所定量より少なくなると圧縮機の動作に支障をきたすため、潤滑油の状態を監視する必要がある。このような潤滑油の状態の監視に用いることができるセンサが、例えば、特許文献2に開示されている。
図10に示すように、この特許文献2に開示されたセンサ(図中、符号901で示す)は、基板体902に取り付けられた一対の導電ピン904の端部に、互いに間隔をあけて平行に配置された一対の帯状の電極板905が取り付けられている。そして、一対の電極板905の間の潤滑油の有無により導電ピン904間の静電容量が変化するので、このセンサ901を圧縮機筐体内の適切な高さ位置に設けることで、例えば潤滑油の量が所定量以上あるか否かを検知することができる。
特開2012−207585号公報 特開2013−92491号公報
上述した従来のセンサは、一対の電極板の間の潤滑油の有無を静電容量の変化により検出するものであるが、この静電容量は、例えば圧縮機を制御するコントローラの検出回路で検出される。しかしながら、静電容量は電極板の加工精度や電極板と導電ピン(導電端子)の組み付け精度によっても変化してしまう。
そこで、本発明は、静電容量を精度良く検出できる静電容量式の液体検知ユニット、この液体検知ユニットを有する圧縮機、及び、この圧縮機を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
請求項1の液体検知ユニットは、複数の電極板の間の静電容量により、冷凍回路の冷媒を圧縮する圧縮機の筐体内に収容された潤滑油を検知する液体検知ユニットであって、前記電極板がそれぞれ取り付けられた複数の導電端子と、前記導電端子を介して前記電極板の間の静電容量を検知する検知回路と、前記複数の導電端子と前記検知回路を収めることができるユニットケースと、前記潤滑油の温度を算出するための油温度算出手段と、を有し、前記検知回路が、予め記憶している静電容量補正係数により前記検知した静電容量を補正して補正静電容量値を算出する静電容量算出手段と、前記補正静電容量値と前記潤滑油の温度とから前記冷媒による前記潤滑油の希釈度を算出する希釈度算出手段と、前記潤滑油の粘度を算出する粘度算出手段と、を備え、前記粘度算出手段は、前記希釈度算出手段で算出した希釈度と、前記潤滑油の温度と、前記冷媒の種類に応じて設定されるとともに記憶された粘度係数と、から前記粘度を算出することを特徴とする。
請求項の液体検知ユニットは、請求項に記載の液体検知ユニットであって、前記油温度算出手段が、前記潤滑油の温度が予め記憶した温度範囲かを判定することを特徴とする。
請求項の液体検知ユニットは、請求項に記載の液体検知ユニットであって、前記静電容量算出手段が、前記潤滑油の温度が予め記憶した温度範囲かを判定することを特徴とする。
請求項の液体検知ユニットは、請求項に記載の液体検知ユニットであって、前記希釈度算出手段が、前記潤滑油の温度が予め記憶した温度範囲かを判定することを特徴とする。
請求項の液体検知ユニットは、請求項に記載の液体検知ユニットであって、前記粘度算出手段が、前記潤滑油の温度が予め記憶した温度範囲かを判定することを特徴とする。
請求項の液体検知ユニットは、請求項1〜のいずれか一項に記載の液体検知ユニットであって、前記検知回路を搭載する回路基板に当該回路基板の基板温度を検出する基板温度センサを備え、前記検知回路が、前記基板温度センサで検出される基板温度に応じて回路温度特性を補正する回路温度特性補正手段を備えていることを特徴とする。
請求項の圧縮機は、筐体と、前記筐体内に設けられた圧縮部と、前記筐体内に収容された潤滑油を検知する液体検知部とを有する圧縮機であって、前記液体検知部が、請求項1〜のいずれか一項に記載の液体検知ユニットを含んで構成されていることを特徴とする。
請求項の空気調和機は、室内熱交換器、室外熱交換器、膨張弁及び圧縮機を含む冷媒回路を備えた空気調和機であって、前記圧縮機が、請求項に記載の圧縮機で構成されていることを特徴とする。
請求項1、に記載された発明によれば、液体検知ユニットが搭載している検知回路が、静電容量算出手段により、予め記憶している静電容量補正係数により、検知した静電容量を補正して補正静電容量値を算出するので、電極板の加工精度や電極板と導電端子の組み付け精度などに影響されず、静電容量を精度良く検出できる。また、圧縮機における潤滑油の冷媒による希釈度を精度良く検出できる。また、圧縮機における潤滑油の温度を精度良く検出できる。また、圧縮機における潤滑油の粘度を精度良く検出できる。
請求項に記載された発明によれば、圧縮機における潤滑油の温度の温度範囲を判定することにより、温度範囲に応じた警報出力を行うことができる。
請求項に記載された発明によれば、検知回路が適正な回路温度特性で動作する。
本発明の実施形態に係る液体検知ユニットの正面図である。 図1のX−X線に沿う断面図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の背面図である。 図1の液体検知ユニットが有する検知制御部の正面図である。 図1の液体検知ユニットの電気回路の概略を示す図である。 図5の検知回路のブロック図である。 図6のCPUの機能ブロックを示す図である。 本発明の一実施形態に係る圧縮機の断面図である。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の概略構成を示す図である。 従来の液面センサの斜視図である。
(液体検知ユニットの実施形態)
以下に、本発明の実施形態に係る液体検知ユニットについて、図1〜図7を参照して説明する。この液体検知ユニットは、例えば、後述する圧縮機の筐体の側壁に取り付けられて、当該筐体に収容された潤滑油の液面高さや、潤滑油による静電容量、潤滑油の冷媒による希釈度(冷媒の混入程度)、冷媒の粘度などの検知に用いられる。
図1は、本発明の実施形態に係る液体検知ユニットの正面図である。図2は、図1のX−X線に沿う断面図である。図3は、図1の液体検知ユニットが有する検知素子部の背面図である。図4は、図1の液体検知ユニットが有する検知制御部の正面図である。図5は、図1の液体検知ユニットの電気回路の概略を示す図、図6は、図5の検知回路のブロック図、図7は、図6のマイコンの機能ブロックを示す図である。
この液体検知ユニット(図中、符号1で示す)は、図1〜図4に示すように、検知素子部10と、検知制御部50(図2)とを有している。検知素子部10と検知制御部50とは、後述のベース20とハウジング60とにより一対のコネクタとして互いに嵌合可能に構成されている。この実施形態ではベース20とハウジング60が「ユニットケース」を構成している。
検知素子部10は、ベース20と、複数の導電端子30と、3枚の電極板40と、を有している。
ベース20は、例えば、ステンレス鋼などの金属を材料として構成されており、ベース本体部21と、円筒部22と、フランジ部23と、を一体に有しており、さらに、後述する複数の導電端子30を固定するハーメチックガラス24を有している。
ベース本体部21は、円板状に形成されている。円筒部22は、ベース本体部21と同軸となるようにベース本体部21の一方の面21aに突出して設けられている。ベース本体部21における円筒部22の内側の箇所には、一方の面21aと他方の面21bとを貫通する複数の貫通穴21c(図3)が形成されている。フランジ部23は、ベース本体部21の半径方向に突出するように、当該ベース本体部21の周面21dの全体にわたって設けられている。フランジ部23におけるベース本体部21の他方の面21bと同一方向を向く取付面23aは、環状の平面であって、後述する圧縮機101の筐体102に取り付ける際に、当該筐体102の側壁部103に設けられた貫通穴103aを囲み当該側壁部103の外面に全体が密に接するように配置される。ハーメチックガラス24は、複数の貫通穴21c内に固着されている。
複数の導電端子30は、例えば、ニッケル合金などの導電性の金属を材料とし構成されており、それぞれが真っ直ぐに伸びる棒状に形成されている。複数の導電端子30のそれぞれは、対応する上記貫通穴21cに挿通されており、ハーメチックガラス24によりベース本体部21と電気的に絶縁された状態で当該ベース本体部21に固定して取り付けられている。なお、導電端子30をベース本体部21に固定するために、ハーメチックガラス24に代えて別の絶縁材を用いてもよい。複数の導電端子30は、それぞれの一部31がベース本体部21の他方の面21bから垂直に突出して配置され、他の一部32が円筒部22内の底面から垂直に突出して配置されている。各導電端子30の他の一部32は、後述する検知制御部50との嵌合時にオス端子として検知制御部50のメス端子と接触される。
本実施形態において、導電端子30を9本有し、3種類の長さのものを含んでいる。具体的には、複数の導電端子のうち3本が長く形成され(図中、符号30Lで示す)、これら3本より他の3本が短く形成され(図中、符号30Mで示す)、残りの3本がさらに短く形成されている(図中、符号30Sで示す)。各導電端子30L,30M,30Sは、正面方向から見て、正九角形の各頂点となるように周方向に順に配置されている。そして、複数の導電端子30(30L,30M,30S)は、それぞれの他の一部32の長さが同一となるように、ベース本体部21に固定されており、これにより、各導電端子30L,30M,30Sの一部31は、互いの長さが異なるようにされている。
3枚の電極板40は、例えば、ステンレス鋼などの導電性の金属を材料として構成されており、それぞれが同一の円板状に形成されている。3枚の電極板40のうちの外側の電極板40Lは、上述した3本の導電端子30Lのそれぞれの一部31の先端に固定して取り付けられている。中央の電極板40Mは、上述した3本の導電端子30Mのそれぞれの一部31の先端に固定して取り付けられている。また、内側の電極板40Sは、他の3本の導電端子30Sのそれぞれの一部31の先端に固定して取り付けられている。これにより、電極板40Lと電極板40Mとの間、及び、電極板40Sと電極板40Mとの間に間隔が設けられるとともに、互いに平行に配置される。
電極板40Mにおける3本の導電端子30Lに対応する箇所には、これら3本の導電端子30Lを挿通する貫通穴40aが設けられている。各貫通穴40aは、導電端子30Lと電極板40Mとが接触しないように形成されている。また、電極板40Sにおける6本の導電端子30L,30Mに対応する箇所には、これら6本の導電端子30L,30Mを挿通する貫通穴40aが設けられている。各貫通穴40aは、導電端子30L,30Mと電極板40Sとが接触しないように形成されている。各貫通穴40aは、導電端子30L,30Mを挿通した状態で絶縁材で塞がれていてもよい。
各電極板40は、例えば、溶接やろう付けなどによって各導電端子30に取り付けられている。このように、長さの異なる導電端子30Lの一部31及び導電端子30Mの一部31のそれぞれの先端に、一方の電極板40L及び他方の電極板40Mが取り付けられることにより、これら電極板40L、40Mは、互いに間隔をあけて平行に配置される。また、長さの異なる導電端子30Mの一部31及び導電端子30Sの一部31のそれぞれの先端に、一方の電極板40M及び他方の電極板40Sが取り付けられることにより、これら電極板40M、40Sは、互いに間隔をあけて平行に配置される。また、電極板40L,40M,40Sは、フランジ部23の取付面23aとも平行に配置される。このように、各電極板40は、対応する各導電端子30に対して直角に配置されるとともに、ベース本体部21の他方の面21bに沿って、この他方の面21bと平行に配置されている。
検知制御部50は、ハウジング60と、ケース70と、後述の検知回路90を搭載した制御基板80と、を有している。
ハウジング60は、例えば、合成樹脂を材料として構成されており、ハウジング本体部61と、円柱部62と、基板収容部63と、を一体に有しており、さらに、シール部材64を有している。
ハウジング本体部61は、円板状に形成されている。円柱部62は、ハウジング本体部61と同軸となるようにハウジング本体部61の一方の面61aに突出して設けられている。円柱部62は、嵌合時に検知素子部10の円筒部22内に収容されるように、その外径が円筒部22の内径と略同一にされ、その高さが円筒部22の深さと略同一にされている。円柱部62には、その端面62aにおける複数の導電端子30に対応する箇所に開口し、メス端子(図示なし)を収容する端子孔62bが形成されている。基板収容部63は、ハウジング本体部61の他方の面61bに四角筒状に突出して設けられている。基板収容部63は、例えば、円筒形状など、その内側に制御基板80を収容できるものであれば、その形状は任意である。
シール部材64は、例えばシリコーンゴムなどを材料として環状に形成され、ハウジング本体部61の一方の面61aに円筒部22を囲むように一部を露出して埋め込まれている。このシール部材64は、嵌合時に検知素子部10の円筒部22の端面22aによって押しつぶされて、検知素子部10と検知制御部50との間をシール(封止)する。
ケース70は、例えば、合成樹脂を材料として構成されており、円筒状の周壁部71と、周壁部71の一端を塞ぐ底壁部72と、を一体に有している。
周壁部71は、嵌合時に検知素子部10の円筒部22を収容するように、その内径が円筒部22の外径と略同一にされている。また、周壁部71の内周面には、嵌合時に円筒部22の外周面に形成された係止受孔(図示なし)に係止する係止爪(図示なし)が突出して形成されている。底壁部72には、基板収容部63を嵌め込み可能なように当該基板収容部63の平面視形状と略同一形状(本実施形態においては、四角形状)に形成された嵌込孔72aが形成されている。
制御基板80は、当該制御基板80の温度を検出する温度センサ81、後述の検知回路90を構成する各種集積回路82等の電子部品をプリント基板に実装してなる回路基板である。そして、制御基板80は、基板収容部63内に収容固定されており、リード線85を通じて上位の制御装置(図示なし)と接続されている。リード線85には、検知回路90に動作電源を供給する電源供給ラインも含まれており、集積回路82の各種回路やこれに搭載されているマイコンは、外部から供給される電源により低電圧動作する。そして、制御基板80では、例えば、時定数や共振回路における共振周波数などに基づいて静電容量を検知する。
また、制御基板80は、端子孔62bに収容されたメス端子(図示なし)と接続されており、このメス端子が導電端子30の他の一部32(即ち、オス端子)と接触した状態において、複数の電極板40間の静電容量を検知する。そして、検知素子部10と検知制御部50とは、図2に示す状態からさらに互いを近づけて嵌合させることにより、検知素子部10の導電端子30(オス端子)と検知制御部50のハウジング60内のメス端子とが接触して電気的に接続され、液体検知ユニット1を構成する。即ち、液体検知ユニット1は制御基板80により検知回路90をハウジング60と一体としている。
図5に示すように、検知素子部10は、一対の電極板40L,40M間と、一対の電極板40M,40S間とに、それぞれ電荷を蓄える2つのキャパシタとみなすことができる。そして、液体検知ユニット1は、一対の電極板40L,40M間の静電容量と、一対の電極板40S,40M間の静電容量とをそれぞれ検知する。なお、この第2実施形態では、電極板40Mは、「GND」で示すグランド端子(フレームグランド)に接続され、電極板40L,40Sは、「+」で示す信号端子に接続されている。
図2に示すように、電極板40Mは共通電極であり、一対の電極板40S,40Mの対向間隔は広く、一対の電極板40L,40Mの対向間隔は狭くなっている。なお、一番内側の電極板40Sとベース本体部21の他方の面21bとの対向間隔は、一対の電極板40S,40Mの対向間隔よりも広くなっている。そして、対向間隔の広い一対の電極板40S,4Mに対応する補正静電容量値の検知信号により、上位の制御装置で、潤滑油の有無(即ち、液面高さ)を検出する。これにより、この実施形態では、圧縮機の油の切れを検出することができる。なお、油の切れが検出されたら、圧縮機は停止させる。また、対向間隔の狭い一対の電極板40L,40Mに対応する補正静電容量値から、潤滑油の希釈度及び粘度を算出する。希釈度は、この実施形態では圧縮機の内部の油の比誘電率として検出する。これにより、上位の制御装置で、圧縮機において、冷媒と油がどの程度混合されているかを判定する。
この実施形態では、潤滑油の有無の検出には、対向間隔の広い一対の電極板40S,40Mを用いているので、潤滑油が無くなった場合には、一対の電極板40S,40Mの間から潤滑油が確実に無くなり、さらに、電極板40Sと他方の面21bとの間からも液体が確実に無くなり、潤滑油の無し状態を確実に検出することができる。なお、この実施形態では、信号端子(+)に接続された電極板40Sがベース本体部21側に配置されているので、ベース本体部21等における浮遊電荷の影響を受ける可能性もあるが、仮に浮遊電荷の影響を受けても、この電極板40Sは液体の有無の検出に用いるものであり、静電容量を精度良く検出する必要がなく、問題はない。また、希釈度(油の比誘電率)を検出するためには、対向間隔の狭い一対の電極板40L,40Mを用いているので、静電容量を精度良く検出することができる。さらに、検知回路90(制御基板80)が液体検知ユニット1のハウジング60と一体とされていることにより、この検知回路90が感知する静電容量の殆どは一対の電極板40によるものである。導電端子30は棒状で、長さも検知素子部10の長さ程度であるため、この導電端子30による静電容量は極めて小さい。即ち、電極板40における静電容量に対する他の要因によるバイアスが小さいため、制御基板80で検知される静電容量のS/N比が良くなる。
また、液体検知ユニット1の検知素子部10は、例えば、図8に示すように、後述する圧縮機101の筐体102における鉛直方向に沿う側壁部103に取り付けられる。この取り付け時には、フランジ部23を側壁部103に溶接して貫通穴103aを塞ぐ。次に、検知素子部10を圧縮機101に溶接した後、この検知素子部10に検知制御部50を嵌合させる。このように、検知素子部10と検知制御部50とを、一対のコネクタとしてコネクタ接続するよう構成されているので、検知素子部10の溶接時には、検知回路90(制御基板80)を有する検知制御部50に溶接時の熱等が影響することない。したがって、制御基板80即ち検知回路90も破損することがない。
図6に示すように、検知回路90は、検知素子部10の電極板40の静電容量を検出する静電容量検出回路91、温度センサ81により基板温度を検出する基板温度検出回路92、圧縮機の図示しない温度センサに接続されて潤滑油の温度を検出する油温度検出回路93、マイコン94、補正静電容量値の検知信号を出力する静電容量出力回路95、希釈度の検知信号を出力する希釈度出力回路96、粘度の検知信号を出力する粘度出力回路97、油温度の検出信号を出力する油温度出力回路98を備えている。
マイコン94は、処理プログラムに従って各種の処理を行うCPUと、CPUが行う処理のプログラムなどを格納したROMと、CPUでの各種の処理過程で利用するワークエリアを有するRAMと、後述の静電容量補正係数、希釈度係数、粘度係数等の各種設定データを格納する不揮発性メモリ等で構成されており、これらの各要素はバスラインによって接続されている。
図7はマイコン94の機能ブロックを示す図である。この機能ブロックは、静電容量算出部94A、油温度算出部94B、基板温度算出部94C、回路温度特性補正部94D、希釈度算出部94E、粘度算出部94Fからなる。これらの各機能ブロックは、マイコン94のCPUが制御プログラム(ソフトウエア)を実行することで得られる機能実現手段である。なお、平行四辺形で示すブロックは、不揮発性メモリに記憶されているデータを示し、例えば、基盤温度補正係数、油温度補正係数、静電容量補正係数、希釈度係数及び粘度係数が予め不揮発性メモリに記憶されている。
静電容量算出部94Aは、静電容量検出回路91で検知した静電容量を後述の静電容量補正係数と後述の油温度算出部94Bで算出した油温度で補正して補正静電容量値を算出する「静電容量算出手段」である。油温度算出部94Bは、油温度検出回路93で検知した油温度を油温度補正係数で補正して油温度を算出する「油温度算出手段」である。
基板温度算出部94Cは、基板温度検出回路92で検知した基板温度を基板温度補正係数で補正して基板温度を算出する機能である。回路温度特性補正部94Dは基板温度算出部94で算出した基板温度に応じて回路温度特性を補正する「回路温度特性補正手段」である。この回路温度特性補正部94Cによる回路温度特性の補正とは、例えば、静電容量検出回路91、基板温度検出回路92、油温度検出回路93の温度特性を補正する。また、マイコン94のクロックを温度に応じて補正をする。
希釈度算出部94Eは、静電容量算出部94Aで算出した補正静電容量値と、油温度算出部94Bで算出した油温度と、希釈度係数とから、冷媒による潤滑油の希釈度を算出する「希釈度算出手段」である。この希釈度は、例えば補正静電容量値に希釈度係数を乗算して求める。また、希釈度は温度特性をもつため、油温度でも補正する。なお、静電容量と希釈度の関係は冷媒毎に異なるため、希釈度係数は、当該液体検知ユニット1を取り付ける圧縮機の冷媒の種類に応じて設定(記憶)されている。
粘度算出部94Fは、希釈度算出部94Eで算出した希釈度と、油温度算出部94Bで算出した油温度と、粘度係数とから、潤滑油の粘度を算出する「粘度算出手段」である。この粘度は、例えば希釈度に粘度係数を乗算して求める。また、粘度は温度特性をもつため、油温度でも補正する。なお、希釈度と粘度の関係は冷媒毎に異なるため、粘度係数は、当該液体検知ユニット1を取り付ける圧縮機の冷媒の種類に応じて設定(記憶)されている。
ここで、この液体検知ユニットの電極板及び導電端子の設計段階で、所定の誘電率を有する標準試料に対する電極板の間の静電容量は判っている。したがって、静電容量補正係数は、誘電率が決まっている標準試料を用いて校正(キャリブレーション)することで、検知した静電容量に静電容量補正係数を乗算したときに、その値が標準試料に対する静電容量に対応する検知信号(出力電圧)となるように、予め求められている。そして、この静電容量補正係数は不揮発性メモリに記憶されている。そして、静電容量算出部94Aは、例えば、検知した静電容量に静電容量補正係数を乗算して補正静電容量値を算出する。この静電容量補正係数を乗算する補正は、標準試料に対する静電容量と検知した静電容量の関係が線形の場合である。しかし、さらに精度を高めるために、校正(キャリブレーション)で回帰式の係数を決定して検量線の式を求めておいて、その係数を不揮発性メモリに記憶し、検量線から補正静電容量値を算出してもよい。
また、液体検知ユニット1に油温度センサを搭載していてもよい。そして、油温度検出回路93の例として、この液体検知ユニット1に搭載した油温度センサの信号を処理する回路でもよい。また、実施形態のように、例えば圧縮機(外部)の温度センサの信号を検出する回路でもよい。さらに、ユーザーが設定した温度設定値を検出する回路でもよい。
また、潤滑油の温度が温度範囲下限より低い場合や、潤滑油の温度が温度範囲上限より高い場合に、警報出力するようにしてもよい。また、潤滑油の温度が静電容量用の温度範囲下限より低い場合、所定の静電容量固定値(下限値など)を出力するようにしてもよい。さらに、潤滑油の温度が静電容量用の温度範囲上限より高い場合、所定の静電容量固定値(上限値など)を出力するようにしてもよい。
また、潤滑油の温度が希釈度用の温度範囲下限より低い場合、所定の希釈度固定値(下限値など)を出力するようにしてもよい。さらに、潤滑油の温度が希釈度用の温度範囲上限より高い場合、所定の希釈度固定値(上限値など)を出力するようにしてもよい。
また、潤滑油の温度が粘度用の温度範囲下限より低い場合、所定の粘度固定値(下限値など)を出力するようにしてもよい。さらに、潤滑油の温度が粘度用の温度範囲上限より高い場合、所定の粘度固定値(上限値など)を出力するようにしてもよい。
(圧縮機の実施形態)
以下に、本発明の一実施形態に係る圧縮機について、図8を参照して説明する。図8は、本発明の一実施形態に係る圧縮機の断面図である。この圧縮機は、例えば、空気調和機の冷媒回路に設けられて、冷媒回路内の冷媒の循環等のために用いられる。
圧縮機101は、ロータリー方式を採用しており、筐体102内に、モータ固定子111及びモータ回転子112を有するモータ部110と、シリンダ121及びシリンダ121に形成された作動室122に収容された環状ピストン125を有する圧縮部120と、が配設されている。モータ回転子112と環状ピストン125とは、クランク軸130によって連結されている。また、筐体102内に、圧縮部120等の潤滑等のための潤滑油Kが収容されている。
圧縮機101は、モータ部110によってクランク軸130が回転されると、環状ピストン125が、その外周面の一部を作動室122の周壁面に接しながら回転される。環状ピストン125の回転に応じて、吸入管141から吸入マフラ142、導入管143を通じて、作動室122内に冷媒が導入される。そして、この冷媒が作動室122内において環状ピストン125によって圧縮されて、吐出マフラ144、筐体102、吐出管145を通じて圧縮機101外部に導出される。
また、圧縮機101は、上述した液体検知ユニット1を有している。液体検知ユニット1の検知素子部10は、筐体102における鉛直方向に沿う側壁部103に取り付けられている。具体的には、検知素子部10は、側壁部103に設けられた貫通穴103aに複数の導電端子30の一部31及び二対の電極板40が挿入されるとともに、ベース20のフランジ部23の取付面23a全体が貫通穴103aの周囲において側壁部103の外面に接した状態で、当該フランジ部23が溶接により固定されている。
検知素子部10の3枚の電極板40は、筐体102内において鉛直方向に沿って互いに平行に配置されている。検知素子部10は、潤滑油Kが適量となる正常状態において3枚の電極板40の全体が液面下に沈み、潤滑油Kが不足している異常状態において3枚の電極板40の一部又は全体が液面上に露出するように配置されている。
上述した実施形態では、ロータリー方式を採用した構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、スクロール方式など他の方式を採用した構成のものであってもよい。
(空気調和機の実施形態)
以下に、本発明の一実施形態に係る空気調和機について、図9を参照して説明する。図9は、本発明の一実施形態に係る空気調和機の概略構成を示す図である。この空気調和機は、例えば、家屋や商業施設などに設けられるエアコン等として用いられる。
空気調和機201は、室内熱交換器211と、室外熱交換器212と、膨張弁213と、上述した圧縮機101と、流路切換弁215とを含む冷媒回路210を備えている。
空気調和機201の冷凍サイクルの流路は流路切換弁215により「冷房モード」および「暖房モード」の2通りの流路に切換えられる。冷房モードでは、図9に実線の矢印で示すように、圧縮機101で圧縮された冷媒は流路切換弁215から室外熱交換器212に流入され、膨張弁213に流入される。そして、この膨張弁213で冷媒が膨張され、室内熱交換器211に流入される。この室内熱交換器211に流入された冷媒は、流路切換弁215を介して圧縮機101に流入される。一方、暖房モードでは、図9に破線の矢印で示すように、圧縮機101で圧縮された冷媒は流路切換弁215から室内熱交換器211に流入され、膨張弁213に流入される。そして、この膨張弁213で冷媒が膨張され、室外熱交換器212、流路切換弁215、圧縮機101の順に循環される。
冷房モードでは、室外熱交換器212が凝縮器として機能し、室内熱交換器211が蒸発器として機能し、室内の冷房がなされる。また、暖房モードでは、室外熱交換器212が蒸発器として機能し、室内熱交換器211が凝縮器として機能し、室内の暖房がなされる。
以上より、本実施形態によれば、上述した液体検知ユニット1を有する圧縮機101を備えているので、小型で故障の少ない空気調和機201とすることができる。
以上の実施形態では、導電端子30は棒状のものであるが、これに限らず、導電端子は、電極板40と一体に形成した、あるいは別体に形成した、帯状のものでもよい。
以上の実施形態では、液体検知ユニットを圧縮機の側壁部に取り付ける例について説明したが筐体の底部やその他の箇所に取り付けるようにしてもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の液体検知ユニット、圧縮機及び空気調和機の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 液体検知ユニット
10 検知素子部
20 ベース(ユニットケース)
30 導電端子
40 電極板
50 検知制御部
60 ハウジング(ユニットケース)
81 温度センサ
90 検知回路
91 静電容量検出回路
92 基板温度検出回路
93 油温度検出回路
94 マイコン
94A 静電容量算出部
94B 油温度算出部
94C 基板温度算出部
94D 回路温度特性補正部
94E 希釈度算出部
94F 粘度算出部
95 静電容量出力回路
96 希釈度出力回路
97 粘度出力回路
101 圧縮機
102 筐体
103 側壁部
103a 貫通穴
201 空気調和機
210 冷媒回路
211 室内熱交換器
212 室外熱交換器
213 膨張弁
215 流路切換弁
K 潤滑油

Claims (8)

  1. 複数の電極板の間の静電容量により、冷凍回路の冷媒を圧縮する圧縮機の筐体内に収容された潤滑油を検知する液体検知ユニットであって、
    前記電極板がそれぞれ取り付けられた複数の導電端子と、
    前記導電端子を介して前記電極板の間の静電容量を検知する検知回路と、
    前記複数の導電端子と前記検知回路を収めることができるユニットケースと、
    前記潤滑油の温度を算出するための油温度算出手段と、
    を有し、
    前記検知回路が、予め記憶している静電容量補正係数により前記検知した静電容量を補正して補正静電容量値を算出する静電容量算出手段と、前記補正静電容量値と前記潤滑油の温度とから前記冷媒による前記潤滑油の希釈度を算出する希釈度算出手段と、前記潤滑油の粘度を算出する粘度算出手段と、を備え
    前記粘度算出手段は、前記希釈度算出手段で算出した希釈度と、前記潤滑油の温度と、前記冷媒の種類に応じて設定されるとともに記憶された粘度係数と、から前記粘度を算出することを特徴とする液体検知ユニット。
  2. 前記油温度算出手段が、前記潤滑油の温度が予め記憶した温度範囲かを判定することを特徴とする
    請求項に記載の液体検知ユニット。
  3. 前記静電容量算出手段が、前記潤滑油の温度が予め記憶した温度範囲かを判定することを特徴とする
    請求項に記載の液体検知ユニット。
  4. 前記希釈度算出手段が、前記潤滑油の温度が予め記憶した温度範囲かを判定することを特徴とする
    請求項に記載の液体検知ユニット。
  5. 前記粘度算出手段が、前記潤滑油の温度が予め記憶した温度範囲かを判定することを特徴とする
    請求項に記載の液体検知ユニット。
  6. 前記検知回路を搭載する回路基板に当該回路基板の基板温度を検出する基板温度センサを備え、
    前記検知回路が、前記基板温度センサで検出される基板温度に応じて回路温度特性を補正する回路温度特性補正手段を備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の液体検知ユニット。
  7. 筐体と、前記筐体内に設けられた圧縮部と、前記筐体内に収容された潤滑油を検知する液体検知部とを有する圧縮機であって、
    前記液体検知部が、請求項1〜のいずれか一項に記載の液体検知ユニットを含んで構成されていることを特徴とする圧縮機。
  8. 室内熱交換器、室外熱交換器、膨張弁及び圧縮機を含む冷媒回路を備えた空気調和機であって、前記圧縮機が、請求項に記載の圧縮機で構成されていることを特徴とする空気調和機。
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