JP6579655B2 - 浴室用天板付台 - Google Patents

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この発明は、天板が浴槽の前後の框に架け渡せる長さを備えた浴室用天板付台に関し、特に、この天板が着脱自在に構成された浴室用天板付台に関する。
従来、介護用のユニットバス等では、浴槽と浴室の側壁に囲まれたサイドスペースに設置する天板付台の天板を種々の目的で着脱自在とすることが提案されている。
例えば、特許文献1では、蓋(天板)の下を収納スペースとするために当該蓋を取外し可能とした移乗台(天板付台)が提案されている。
一方、浴槽の前後の框に架け渡すようにして浴槽に載置するバスボードといわれる板状の移乗台(以下単に「バスボード」ともいう。)が提案されている。
例えば、特許文献2では、浴槽に架け渡す板状の台部の両端に設けた把手のうち一方を倒立可能に構成したバスボードが提案されている。
そして、特許文献1のような天板付台と特許文献2のようないわゆるバスボードをともに販売するような場合、利用者が、本来天板を浴槽に架け渡して使用するものではない天板付台の天板を浴槽に架け渡すバスボードとして使用できると誤認する可能性が有る。
特開2000−217733号公報 特開2002−331016号公報
しかし、特許文献1のような移乗台の天板は、浴槽に載置して使用することを想定していないため、浴槽上に載置すると、滑って端が浴槽の框から落下したり、両端だけでは人の体重を支えきれずに破損したりして、事故が発生する恐れがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、着脱可能な天板を備えながらも天板を浴槽に載置して使用することによる事故の発生を抑制可能な浴槽用天板付台の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、浴槽と、前記浴槽に側方から対面する側壁と、前記浴槽と前記側壁の間に設けられるサイドスペースとを有する浴室の前記サイドスペースに設置される浴室用天板付台であって、前記浴槽の前後の框の内縁間の最短距離より長い天板と、前記天板を着脱自在に支持する支持部とを備え、前記天板は、裏面から下方へ突出する位置決め手段を有し、前記支持部から脱着して前記位置決め手段を前記浴槽の前後の内面に当接させるようにして前記浴槽の框に載置可能に構成され、前記位置決め手段は、当該天板の平面視における4隅にそれぞれ1個ずつ計4個設けられ、前記天板を前記浴槽と前記支持部に跨るように載置した際に、そのうち2個は、前記浴槽の側壁に係止され、他の2個は、前記支持部の横材に係止されるよう構成されていることを特徴とする。
本発明に係る浴室用天板付台(以下単に「天板付台」ともいう。)では、このように、天板の裏面から突出する位置決め手段を浴槽の前後の内面に当接させるようにして天板を浴槽に載置できるので、天板が框から滑り落ちることを抑制できる。
以上説明したように、本発明の浴室用天板付台によれば、脱着した天板をバスボードとして利用しようとすることによる事故を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る浴室用天板付台の斜視図である。 図1の天板付台の天板を外した様子を示す斜視図である。 図1の天板付台の天板を取り外して浴槽の一端に載置した様子を示す斜視図である。 図1の天板付台を幅方向の中央で切断した側面視断面図である。 図1の天板付台から取り外した天板を浴槽に載置した状態を示す側面視断面図である。 図4のC−C部を示した拡大断面図である。 本発明の参考例に係る浴室用天板付台の斜視図である。 図7の天板付台の天板を外した様子を示す斜視図である。 図7の天板付台を幅方向の中央で切断した側面視断面図である。 図7における天板付台から取り外した天板を浴槽に載置した様子を示す正面図である。 図7における天板付台から取り外した天板を浴槽に載置した様子を示す側面視断面図である。
以下、適宜図面を用いながら本発明の実施形態について詳述する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る浴室用天板付台100を示している。天板付台100は、矩形の天板1と天板1を支持する支持部2とを主に備え、図3に示したような浴室Aに設置される。
浴室Aは、後壁A4に接して設けられる浴槽A1と、浴槽A1の手前側に隣接する洗い場A2と、浴槽A1及び洗い場A2に右側方から対面する側壁A3と、浴槽A1と側壁A3の間に設けられるサイドスペースA5とを有している。サイドスペースA5は、平面視で矩形をなし、洗い場A2から床面が連続している。天板付台100は、天板1の上面又は下面を浴槽A1の框上面に一致させるようにして、サイドスペースA5の床面に載置される。
浴槽A1は、図3に示すように、框の内周が角丸の長方形に設けられ、前後の框A11,A12が互いに平行に設けられている。
ただし、本実施形態に係る浴槽A1は、前後の框A11,A12の内縁が互いに平行なものに限らず、前後の框の一方又は両方の内縁が曲線であるものも含む。
天板1は、樹脂により矩形の板状に一体成型され、長手方向の両端のみを支持した状態で中央に乗った人を十分に支えることができる強度を有している。
また、天板1は、支持部2に対し着脱自在とするために、図4に示すように、外縁全周に渡って着脱用係止部12が設けられ、裏面からは、下方へ突出する底面視矩形の嵌合用突起13が設けられている。
また、天板1の裏面の4隅には、下方に向かって突出する角錐台状の突起からなる位置決め手段5が設けられている。位置決め手段5は、図5に示すように、天板1の長手方向の外側における側面5aが、浴槽A1の前後の内壁と略等しい傾斜に設けられている。
支持部2は、図2に示すように、4本の支持脚3と、天板1を載置する支持棚4とを備えている。
支持棚4は、金属又は樹脂製の角筒又は角棒により、矩形の外枠40を有する格子状に形成され、外枠40の長辺を構成する一対の縦材41と、縦材41に直行する複数の横材42と、縦材41及び横材42に囲まれた矩形の透孔43とを有している。天板1は、図4に示すように、周縁の係止部12を外枠40の縦材41や横材42の裏面に係止し、また天板1裏面の嵌合用突起13を支持棚4の透孔43に嵌合して支持棚4に固定される。
支持脚3は、金属製、又は樹脂製の棒材又は管材により支持棚4の4隅から下方へ延出するよう設けられ、下端部に抜け落ち不能に螺設された高さ調節部材31を備えている。
次に、第1実施形態に係る浴室用天板付台100の使用方法、及び各部の作用について説明する。
天板1を支持部2に取り付けたままの状態で、天板付台100を移乗台として用いる場合には、天板1の長辺の1つを浴槽A1に接するようにして、天板付台100をサイドスペースA5の床面に載置し、高さ調節部材31を調節して天板1の上面を浴槽A1の框A11,A12上面の高さに合わせておく。
そして、利用者が浴槽A1へ入る際には、洗い場A2から後ろ向きに天板付台100に腰をおろしたのち、浴槽A1のほうへ体の向きを変えて浴槽A1へ体を入れる。
その後、浴槽A1から出る場合は、浴槽A1側方の框越しに後ろ向きに天板付台100に腰を下ろし、洗い場A2側に体の向きを変えて床面に足をおろして立ち上がる。
また、天板1をバスボードとして使用する場合は、まず、天板1の端部に指をかけて、天板1を上方へ引っ張って支持棚4から取り外し、図3に示すように、天板1を浴槽A1の前後の框A11,A12に載置する。
図3では、天板1の全体を浴槽A1上に載置する例を示したが、浴槽A1と支持棚3に跨るように天板1を載置してもよい。この場合、4個の位置決め手段13のうち2個が浴槽の側壁に係止され、他の2個は、支持棚3の横材42に係止される。
そして、浴槽に載置した天板1を用いて浴槽へ入る場合は、洗い場側A2から後ろ向きに浴槽A1に載置した天板1に腰をおろしたのち、浴槽A1の方へ体の向きを変えて浴槽A1へ体を入れる。浴槽へ入ると、天板1は、支持部2へ戻すことができるため、利用者は、サイドスペース側を背にして浴槽A1に浸かる場合でも、天板1が邪魔にならない。
次に、浴槽A1から出る場合は、浴槽A1から立ち上がり、天板1に背を向けて天板1に腰を下ろしたのち、足を持ち上げて前側の框A11を乗り越えさせながら洗い場A2側に体の向きを変え、洗い場A2に足をおろして立ち上がる。
浴槽から出入りする際、4つの位置決め手段13が浴槽の前後の側壁の内面に当接しているため、天板1のずれが防止される。また、平面視における浴槽内に天板1を設置しているため、利用者が腰を移動させる距離が短い。
参考例
図7は、本発明の参考例に係る浴室用天板付台200を示している。天板付台200は、天板201と、支持部2とを備え、第1実施形態と同様に浴室AのサイドスペースA5に設置して用いられる。
参考例の天板付台200は、特に、天板201をバスボードとして使用するのには十分な強度を有さず、バスボードとして用いると破損する虞のある天板201を備える形態を想定している。また、参考例においても、浴槽A1の前後の框は、平行なものに限らず、框の内縁又は外縁が曲線であるものを含む。
尚、参考例において、第1実施形態と共通する部材には同一符号を付して説明を省略する。
天板201は、浴槽A1の前後の框A11,A12の外縁間の距離D1と略同じ長さに設けられ、長手方向両端部に裏面から下方へ突出する先端のとがった一対の浴槽載置防止用突起206を備えている。一対の浴槽載置防止用突起206,206は、天板201の幅方向の異なる位置に設けられている。
一対の浴槽載置防止用突起206は、外縁間の距離d1(図11参照)が浴槽の前後の框A11,A12の内縁間の最長距離D2より大きくなるよう設けられ、かつ内縁間の距離d2(図11参照)が浴槽の前後の框A11,A12の外縁間の最短距離D1より小さくなるよう設けられており、これにより、浴槽A1の前後の框A11,A12に架け渡すようにして浴槽A1に載置しようとすると、浴槽載置防止用突起205が浴槽A1の前後の框A11,A12に必ず乗り上げた状態となるよう構成されている。
そして、天板両端の浴槽載置防止用突起206,206が天板201の幅方向の異なる位置に設けられていることから、図10に示すように、天板201は浴槽載置防止用突起206を支点に天秤状態となって安定せず、利用者は天板201をバスボードとして利用できないことを認識できる。
尚、天板201は、位置決め手段5の代わりに浴槽載置防止用突起206を備える以外は、第1実施形態と同様の構成を有している。
本発明の浴室用天板付台は、上記の実施形態に限られるものではなく、例えば、第1実施形態において、位置決め手段は両端の一対を連結して一個の突起としてもよいし、両端で同じ数の位置決め手段を設ける必要もないため、3つ以下でも5つ以上でもよい。
また、天板を支持部に係止する方法は、上記の係止部12や、嵌合用突起13に限らず、公知の手段を適宜に用いることができる。支持部は、支持脚を有さない箱状であってもよい。天板は支持部に対し嵌合せず単に載置するようにしてもよい。
100,200 浴室用天板付台
1,201 天板
2 支持部
5 位置決め手段
206 浴槽載置防止用突起
A 浴室
A1 浴槽
A11 前側の框
A12 後側の框
A13 前側の内面
A14 後側の内面
A3 側壁
A5 サイドスペース

Claims (1)

  1. 浴槽と、前記浴槽に側方から対面する側壁と、前記浴槽と前記側壁の間に設けられるサイドスペースとを有する浴室の前記サイドスペースに設置される浴室用天板付台であって、
    前記浴槽の前後の框の内縁間の最短距離より長い天板と、
    前記天板を着脱自在に支持する支持部とを備え、
    前記天板は、裏面から下方へ突出する位置決め手段を有し、
    前記支持部から脱着して前記位置決め手段を前記浴槽の前後の内面に当接させるようにして前記浴槽の框に載置可能に構成され、
    前記位置決め手段は、当該天板の平面視における4隅にそれぞれ1個ずつ計4個設けられ、前記天板を前記浴槽と前記支持部に跨るように載置した際に、そのうち2個は、前記浴槽の側壁に係止され、他の2個は、前記支持部の横材に係止されるよう構成されていることを特徴とする浴室用天板付台。
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