JP6576713B2 - 排水管継手の被覆材 - Google Patents

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Description

本発明は、排水管継手の被覆材に関する。より詳しくは、建物の床スラブを貫通して配管される熱可塑性樹脂製の排水管継手の床スラブを貫通する部分の外面を被覆する被覆材に関する。
例えば高層住宅等の複数の階層を有する建物の排水設備においては、多くの場合、各階の横枝管排水を立て管に流入させる排水管継手は、上階と下階とを仕切る床スラブを貫通して配管されている。この場合、床スラブの貫通孔に排水管継手が通された状態で貫通孔がモルタル等で埋め戻されており、排水管継手には、床スラブの上側で上階の立て管及び横枝管が接続されるとともに、床スラブの下側で下階の立て管が接続されている。このような排水設備では、排水管継手の内部を流下する排水の音が、床スラブを伝って居住空間へ漏れる問題がある。
そこで、排水による騒音を防止するために、吸音材や遮音材を含む被覆材で排水管継手を被覆する技術が知られている。被覆材は、一般に、吸音材や遮音材の表面に防水や保形のために表皮材を設ける構成となっている。例えば、特許文献1では、一実施形態において、排水管継手の略全部の外面が、内側から順に吸音層、遮音層、保形フィルムの三層で被覆されている。吸音層は、グラスウールやロックウール、軟質ウレタンフォーム、或いはセラミックファイバーやセルロースファイバー、ニードルパンチマットなどからなる。遮音層は、アスファルトシートやオレフィンシート、或いは鉄系軟質シートなどからなる。保形フィルムは、ポリプロピレン等の熱収縮性フィルムからなる表皮材である。この被覆材は、排水管継手に吸音層と遮音層とを巻き付け、その上から保形フィルムを被せて加熱し、保形フィルムを熱収縮させて吸音層と遮音層とを保形フィルムで締め付けることで排水管継手に被覆される。特許文献1によれば、かかる被覆材で排水管継手の略全体を被覆することで、排水音が、床スラブを伝い居住空間に漏れることに対する防音だけでなく、空気を伝い居住空間に漏れることに対する防音効果も有するとされる。また、特許文献1の別の実施形態では、排水の音が床スラブを伝い居住空間に漏れるのを防止することを目的として、排水管継手の外面のうち床スラブへ埋め戻される部分が、ロックウール等の多孔質吸音材料で被覆されており、好ましくは、多孔質吸音材料の表面がガラスクロスやアルミ系合金等からなる表皮材で被覆される。
ところで、建物の排水設備において、立て管系統は、床スラブを貫通して配管されるため、火災時には、その排水経路を通じて上下の階に延焼したり、煙が拡がったりするおそれがある。そこで、特許文献2には、熱可塑性樹脂からなる排水管継手の床スラブを貫通する部分に、シート状の熱膨張性耐火材を巻きつけることが提案されている。これにより、火災時には、熱膨張性耐火材が膨張して排水管継手を押しつぶしながら排水経路を閉塞し、上下の階への延焼や煙の流入を防止することができる。
特開2008−64153号公報 特開2007−56537号公報
排水管継手の内部を流下する排水の音が床スラブを伝って居住空間へ漏れるのを防止するためには、上記特許文献1の一実施形態のように、排水管継手の周囲に吸音層と遮音層を設け、吸音層で吸収しきれない音を遮音層で閉じ込めることで、防音効果は得られる。しかし、遮音層はアスファルトシート等の密度の高い材料からなるため、遮音層を設けることで排水管継手の重量が増加する問題があった。また、この特許文献1の一実施形態の場合、排水管継手に吸音層と遮音層とを巻き付け、その上から保形フィルムを被せて加熱し、保形フィルムを熱収縮させることで排水管継手が被覆される。そのため、被覆作業は容易でなく、作業環境が高温になりやすい問題もあった。一方、上記特許文献1の別の実施形態のように、排水管継手をロックウール等の多孔質吸音材料で被覆する場合、重量の増加は小さいが、多孔質吸音材料一層のみでは、排水の音が床スラブを伝って居住空間へ漏れるのを防止する効果が小さい。
また、上記特許文献2に記載されるように、熱可塑性樹脂製の排水管継手の床スラブに貫通する部分を熱膨張性耐火材で被覆すれば、火災時に、上下の階への延焼や煙が拡がるのを防止することはできるが、その機能に特化しており、防音効果を奏するものではなかった。
このように、従来の排水設備においては、排水管継手における防音と、火災時に排水管継手を通じて上下の階へ延焼したり煙が拡がったりするのを防止することとは、それぞれ個別に対処されていた。それに対し、本発明は、床スラブを伝う排水の音に対する防音と、火災時に排水管継手を通じて上下の階へ延焼したり煙が拡がったりするのを防止することとの双方を同時に可能とするという新規の着想によりなされたものである。すなわち、本発明は、建物の床スラブを貫通して配管される熱可塑性樹脂製の排水管継手の床スラブを貫通する部分の外面を被覆することで、重量の増加を抑制しながら、床スラブを伝う排水の音に対する防音が可能であるとともに、火災時に排水管継手を通じて上下の階へ延焼したり煙が拡がったりするのを防止することとが可能な、被覆が容易な被覆材を提供することを課題とする。
本発明の排水管継手の被覆材は、建物の床スラブを貫通して配管される熱可塑性樹脂製の排水管継手の前記床スラブを貫通する部分の外面を被覆し、前記排水管継手の外面形状を模った筒状に形成されている。この被覆材は、内側から順に、スポンジ材からなる第1の吸音層と、無機繊維の集合体からなる第2の吸音層と、防水性と遮音性の表皮層と、前記第1の吸音層と前記第2の吸音層との間に挟まれて、周に沿って少なくとも一条環状に設けられた熱膨張材と、を備える。
本発明の排水管継手の被覆材によれば、排水管継手の床スラブに貫通する部分において、スポンジ材からなる第1の吸音層と、無機繊維の集合体からなる第2の吸音層との二層の吸音層により排水管継手の内部を流下する排水の音を吸音するとともに、防水性と遮音性の表皮層で音漏れが低減されることで、重量の増加を抑制しながらも、床スラブを伝う排水の音を的確に低減することができる。また、この排水管継手の被覆材によれば、火災時には、床スラブ内で外方への膨張が規制された熱膨張材が、熱により軟化した熱可塑性樹脂製の排水管継手を締め付けるように管内方へ膨張して管を閉塞する。そのため、火災時に排水管継手を通じて上下の階へ延焼したり煙が拡がったりするのを防止することができる。また、この排水管継手の被覆材によれば、排水管継手の外面形状を模った筒状に形成されているため、容易に排水管継手に被せることができる。
前記第1の吸音層は、好ましくは、ウレタンフォーム又はウレタンチップスポンジからなる。この場合、床スラブを伝う排水の音をより的確に低減することができる。
前記第2の吸音層を構成する無機繊維は、好ましくは、グラスウール、ロックウール又はセラミックファイバーである。この場合、床スラブを伝う排水の音をより的確に低減することができる。
前記表皮層は、好ましくは、アルミガラスクロスからなる。この場合、表皮層が破れにくく防水性と遮音性をより的確に発揮することができる。
上記排水管継手の被覆材は、好ましくは、前記第1の吸音層と前記第2の吸音層の上端面が防水材で覆われている。この場合、建物の建設中に第1の吸音層と第2の吸音層とが雨水に晒されるのを防ぐことができ、第1の吸音層と第2の吸音層に雨水が浸透するのを防ぐことができる。
本発明の排水管継手の被覆材によれば、容易に排水管継手を被覆することができ、建物の床スラブを貫通して配管される熱可塑性樹脂製の排水管継手の床スラブを貫通する部分の外面を被覆することで、重量の増加を抑制しながら、床スラブを伝う排水の音に対する防音と、火災時に排水管継手を通じて上下の階へ延焼したり煙が拡がったりするのを防止することとが可能である。
本発明の一実施形態に係る排水管継手の被覆材の斜視図である。 図1に示される被覆材の部分拡大断面図である。 図1に示される被覆材で排水管継手を被覆する過程を示す図である。 図3に示される被覆材が被覆された排水管継手の一配管例に係る排水設備を示す図であり、排水設備の一部を示す側面図である。 図4に示される排水設備の縦断面図である。 図5に示される排水管継手のVI部分を拡大して示す図である。 排水音の評価方法を説明する図であり、立て管系統の概略を示す図である。 排水音の評価方法を説明する図であり、試験室の斜視図である。 排水音の評価結果を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。図1に示される被覆材11は、図3に示されるように排水管継手51に被覆されるものである。
排水管継手51は、図4及び図5に示されるように、複数層を有する建物の排水設備H1の立て管系統を構成するものであり、上階Aと下階Bとを仕切る床スラブCSを貫通して各階に配置される。排水管継手51は、上階Aにて排水立て管81及び排水横枝管(図示省略)が接続されるとともに下階Bにて排水立て管85が接続され、上階Aの排水立て管81及び排水横枝管(図示省略)により導かれた排水を合流させて下階Bの排水立て管85に流入させる。
排水管継手51は、略円筒状の胴部53を備える。また、排水管継手51は、上端部に上階Aの排水立て管81の下端部を接続するための上部接続部55を備え、下端部に下階Bの排水立て管85の上端部を接続するための下部接続部57を備え、胴部53の外周に排水横枝管(図示省略)を接続するための横枝管受け口59a、59b、59c(図3参照)を備える。
図4及び図5に示されるように、排水管継手51の上部接続部55は、胴部53から上方へ延設された円筒状であり、上方から排水立て管81が差し込まれて接続される。図5に示されるように、上部接続部55は、奥部に、排水立て管81の通過は許容しないが排水立て管81を流下する排水には干渉しないように径方向内方へ張り出す挿入規制部55aを有する。上部接続部55の内部には、弾性体からなるパッキン56が装着されている。パッキン56は、上部接続部55の内周面に沿う円筒状の本体部56aを備える。また、パッキン56は、本体部56aの下端から上部接続部55の挿入規制部55aに沿って径方向内方へ張り出す緩衝部56bを備える。パッキン56は、本体部56aの上部から径方向内方及び下方に張り出す襞状のシール部56cを備える。排水立て管81は、その外周面で襞状のシール部56cを押し広げながら上部接続部55に挿入され、下端面がパッキン56の緩衝部56bを介して挿入規制部55aに支持される。これにより、パッキン56のシール部56cが排水立て管81の外周面に密着し、排水立て管81と排水管継手51とが水密に接続される。
図3に示されるように、排水管継手51の横枝管受け口59a、59b、59cは、胴部53の上部にて、周回りに90°間隔で設けられている。横枝管受け口59a、59b、59cが設けられている胴部53の上部の部位を上胴部61と称する。図5に示されるように、横枝管受け口59bは、胴部53の外面から径方向外方へ延設された円筒状であり、胴部53の径方向外方から排水横枝管(図示省略)が差し込まれて接続される。横枝管受け口59bには、奥部に、排水横枝管の通過は許容しないが排水横枝管に導かれる排水の流れを妨げないように横枝管受け口59bの径方向内方に張り出す挿入規制部59yが設けられている。他の横枝管受け口59a(図4)、59c(図5)も同様に、奥部に挿入規制部59x(図4)、59z(図5)を備えた円筒状である。
排水管継手51の胴部53は、横枝管受け口59a、59b、59cが設けられた上胴部61と、その下方に連続して上から順に配置された大径直管部63と、テーパ部65と、小径直管部67とからなる。大径直管部63と小径直管部67とはそれぞれ直管状であり、大径直管部63は小径直管部67に比べて内径が大きく、下方に向かって内径が小さくなるテーパ状のテーパ部65を介して大径直管部63と小径直管部67とが接続されている。
小径直管部67は、下部接続部57を構成する。下部接続部57は、小径直管部67に排水立て管85の上端部が下方から差し込まれた状態で接続される。下部接続部57は、小径直管部67の奥部に、排水立て管85の通過を許容しないストッパ部57sを備える。ストッパ部57sは、小径直管部67の径方向内方且つ下方に張り出して、テーパ部65の延長線上に形成されている。下階Bに立設された排水立て管85に対して排水管継手51を相対変位させ、排水立て管85の上端部を小径直管部67に挿入し、排水立て管85の上端面がストッパ部57sに当接することで、排水立て管85に排水管継手51が積み上げられて、排水立て管85と排水管継手51とが接続される。
排水管継手51の胴部53の内面には、図5に示されるように、横枝管受け口59cを挟んで左右両側に逆流防止壁69a、69bが形成されている。逆流防止壁69a、69bは、横枝管受け口59cの上端よりも上方位置から横枝管受け口59cの下端よりも下方位置まで、上下方向に延びる畝状に形成されている。この逆流防止壁69a、69bにより、旋回しながら流下してくる立て管排水や、他の横枝管受け口59a、59bから流入する横枝管排水が、横枝管受け口59cに接続された排水横枝管(図示省略)に流れ込むのが防止される。横枝管受け口59a、59bの左右両側にも同様の逆流防止壁が形成されている。
また、排水管継手51は、胴部53の内面に、排水の流れを制御する第1ガイド64aと第2ガイド64bとを備える。第1ガイド64aと第2ガイド64bは、横枝管受け口59a、59b、59cが形成されている位置よりも下側にて、大径直管部63とテーパ部65とに跨って設けられている。第1ガイド64aと第2ガイド64bは、それぞれ扁平半円形をした羽根状であり、胴部53の相対向する内面から径方向内方に張り出して、傾斜して設けられている。この第1ガイド64aと第2ガイド64bに流下する排水が当たることにより、排水を減速させるとともに旋回させて流下させることができる。
排水管継手51は、硬質塩化ビニル等の熱可塑性樹脂からなる。排水管継手51は、胴部53を上下に分割する上側パーツ71及び下側パーツ73と、下側パーツ73の内部に嵌め込まれる内装パーツ75とを主体として構成されている。
上側パーツ71は、胴部53の上側の部分を構成し、上部接続部55及び横枝管受け口59a、59b、59cを備えた上胴部61を形成し、その下端は直管状となっている。下側パーツ73は、胴部53の下側の部分を構成し、大径直管部63、テーパ部65及び小径直管部67を形成し、その上端は直管状となっており、内装パーツ75が内嵌されるとともに上側パーツ71の下端が挿入されて接続されている。上側パーツ71の下端の外面には、上下方向に延びる突条71tが形成されており、下側パーツ73の上部の内面には、上側パーツ71の突条71tが嵌合する溝73mが形成されている。突条71tと溝73mとを嵌合させることで、下側パーツ73に対して上側パーツ71が周方向に位置決めされた状態で、上側パーツ71と下側パーツ73とが接続されている。
内装パーツ75は、下側パーツ73の上部に内嵌される筒状部77と、第1ガイド64aと、第2ガイド64bと、筒状部77に第1ガイド64aを支持する第1ガイド支持部77aと、筒状部77に第2ガイド64bを支持する第2ガイド支持部77bとを有する。第1ガイド支持部77aと第2ガイド支持部77bは、相対向して筒状部77から下側パーツ73の内周面に沿って下方へ延びて形成されており、その下端に、それぞれ第1ガイド64a又は第2ガイド64bが形成されている。第1ガイド64aと、第2ガイド64bのそれぞれには、下面に複数の補強リブ64p、64qが一体形成されている。内装パーツ75の外面には、下側パーツ73の溝73mと嵌合可能な突条75tが形成されている。突条75tと溝73mとを嵌合させることで、下側パーツ73に対して内装パーツ75を周方向に位置決めしながら、下側パーツ73に対して内装パーツ75が装着されている。そして、内装パーツ75が内嵌された下側パーツ73に上側パーツ71が接続され、内装パーツ75の筒状部77と上側パーツ71とが、隙間無く、且つ段差無く連続している。
被覆材11は、排水管継手51の胴部53のうち、少なくとも、排水管継手51の床スラブCSを貫通している部分の外面の全周を被覆する。排水管継手51は、横枝管受け口59a、59b、59cが床スラブCS上のできるだけ低い位置に配置されるように配管されており、横枝管受け口59a、59b、59cが形成された位置の直下位置から下側が床スラブCSに貫通しており、下部接続部57が床スラブCSの下面から突出している。すなわち、大径直管部63とテーパ部65とが床スラブCSを貫通してモルタルMで埋め戻されている。本実施形態の被覆材11は、横枝管受け口59a、59b、59cが形成された位置より下側の略全体を被覆し、大径直管部63及びテーパ部65の全体と、小径直管部67の略全体を被覆する。
被覆材11は、図1及び図3に示されるように、排水管継手51の外面形状を模った筒状に形成されている。被覆材11は、上から順に、排水管継手51の大径直管部63に対応して直管状に形成された大径直管状部位11aと、テーパ部65に対応して下方に窄まるテーパ状に形成されたテーパ状部位11bと、小径直管部67に対応して形成された大径直管状部位11aより径の小さい小径直管状部位11cと、を備える。また、被覆材11は、図2に示されるように、排水管継手51の外面に接する内側からこの順で配置された、第1の吸音層13と、第2の吸音層15と、表皮層17とを備える。
第1の吸音層13は、被覆材11の最も内側に配置され、排水管継手51の内部を流下する排水の音を吸収する。第1の吸音層13は、スポンジ材からなる。第1の吸音層13に用いられるスポンジ材は、合成樹脂等からなり、内部に無数の気泡を有する多孔質材料である。かかるスポンジ材は粘弾性体であり、優れた内部損失を有するので音を吸収する。例えば、ウレタンフォームや、ウレタンフォームの端材や廃材を細分化して接着剤で結合して成形したウレタンチップスポンジ、あるいはポリエチレンフォームやポリエチレンフォームの端材や廃材を細分化して接着剤で結合して成形したポリエチレンチップスポンジは、吸音効果が高く、第1の吸音層13に好適である。第1の吸音層13に用いられるスポンジ材は、連続気泡体であると、より吸音効果が高く好ましい。第1の吸音層13の厚みは、3〜10mm程度であるのが望ましい。
第2の吸音層15は、第1の吸音層13の外側に積層されており、排水管継手51の内部を流下する排水の音を吸収する。第2の吸音層15は、無機繊維の集合体からなる。無機繊維としては、人造鉱物繊維が挙げられ、例えば、グラスウール、ロックウール又はセラミックファイバーは、吸音効果が高く、第2の吸音層15に好適である。ここで、ロックウールとは、天然岩石又は高炉スラグなど鉄鋼スラグなどを主原料として製造されたものの総称である。第2の吸音層15の厚みは、3〜10mm程度であるのが望ましい。
表皮層17は、第2の吸音層15の外側に積層されて、被覆材11の外表面を構成する。表皮層17は、防水性を備え、例えば建物の建設中に被覆材11で被覆された排水管継手51が雨水に晒されたときに、被覆材11の外表面から第2の吸音層15や第1の吸音層13に雨水が浸透するのを防ぐ。また、表皮層17は、遮音性を備える。表皮層17の遮音性は、第1の吸音層13と第2の吸音層15よりも密度が高いことで担保される。表皮層17としては、防水性と遮音性とを備える種々のシート状の材料を用いることができる。このような表皮層17の材料としては、例えば、アルミやステンレス等の金属の薄膜(金属箔)や、金属箔の内面にガラスクロスやクラフト紙や不織布等が積層された積層体、或いはポリエステルフィルム等の合成樹脂からなるフィルムや積層体等が挙げられる。なかでも、アルミ箔の内面にガラスクロスが積層されたアルミガラスクロスが表皮層17としては最も好適である。表皮層17がアルミガラスクロスからなる場合、被覆材11に傷が付きにくいだけでなく、遮音効果が比較的高い。
被覆材11は、床スラブCSに埋め戻される部位における軸方向の少なくとも一箇所において、周に沿って熱膨張材21を備える。熱膨張材21は、火災の熱により膨張する熱膨張性材料からなり、火災時に加熱されて膨張して、熱により軟化した熱可塑性樹脂製の排水管継手51を締め付けるように管内方へ膨張して管を閉塞する。熱膨張材21に適用される熱膨張性材料としては、火災時の熱(約200℃以上)で膨張する難燃性の材料が好適であり、例えば、膨張黒鉛を含む成形体や、膨張黒鉛の粉体が好ましい。この被覆材11では、熱膨張材21は、大径直管状部位11aにて環状に一条設けられており、第1の吸音層13と第2の吸音層15に挟まれている。
被覆材11は、上端に防水材31を備える。防水材31は、第1の吸音層13と第2の吸音層15の上端面全体を塞いで、第1の吸音層13及び第2の吸音層15に水が染み透るのを防ぐものである。本実施形態の被覆材11において、防水材31は、吸水性ポリマーの粉体が漉き込まれたフェルト様の複合材からなる。この防水材31は、吸水性ポリマーが水を吸収して膨潤してゲル化することで、排水管継手51の外面に密着しながら、防水材31を水が染み透るのを防ぐことができる。吸水性ポリマーとしては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウムなどのポリアクリル酸塩が挙げられる。
被覆材11は、各層を形成するシート材料を、適宜の手順で、裁断、積層、筒状に成形しつつ、熱膨張材21と防水材31とを組み込むことで、予め筒状とされる。
図3に示されるように、被覆材11の上端側から排水管継手51の下端を差し込むことで、排水管継手51に被覆材11が被覆される。そして、図4〜図6に示されるように、被覆材11の上端と下端とがそれぞれテープ41a、41bで排水管継手51の外面に固定される。テープ41a、41bが排水管継手51の周囲に一周以上巻き付けられた状態で、被覆材11が排水管継手51の外面に固定されるのが望ましい。
排水管継手51は、予め被覆材11で被覆された状態で配管される。排水管継手51を配管する際は、典型的には、上階A側から、床スラブCSの貫通孔CHを通じて下階Bに配管された排水立て管85の上端に接続され、次いで、上階Aにて排水管継手51の上部接続部55に排水立て管81が接続される。床スラブCSの貫通孔CHはモルタルMで埋め戻される。ここで、排水管継手51は、床スラブCSの貫通孔CHに通されてモルタルMで埋め戻される部分全体が被覆材11で被覆されており、且つ熱膨張材21はモルタルMで埋め戻されている。
なお、本実施形態で例示する排水立て管81、85は、硬質塩化ビニル管であり、上下端の排水管継手51との接続部以外の部分は繊維強化モルタル(不燃材及び繊維等を混ぜたモルタル)製の外管83,87で覆われており、所謂耐火二層管を構成している。
以上の構成の被覆材11によれば、次の作用効果を奏する。まず、スポンジ材からなる第1の吸音層13と無機繊維の集合体からなる第2の吸音層15との異なる二層の吸音層を有することで、比較的軽量でありながらも、排水管継手51の内部を流下する排水の音を的確に吸音して床スラブCSを伝う排水の音を低減することができる。さらに、表皮層17がアルミガラスクロスからなることにより、排水の音が床スラブCSに伝わるのを遮り、床スラブCSを伝う排水の音が一層低減される。
また、被覆材11は、排水管継手51のモルタルMで床スラブCSに埋め戻される位置に対応して熱膨張材21を内包しており、火災時には、モルタルMにより外方への膨張が規制された熱膨張材21が、熱により軟化した熱可塑性樹脂製の排水管継手51を締め付けるように管内方へ膨張して管を閉塞する。そのため、火災時に排水管継手51を通じて延焼したり煙が拡がったりするのを防止することができる。
なお、被覆材11は、より外側に無機繊維の集合体からなる第2の吸音層15が積層されているため、排水管継手51の床スラブCSから露出する部分も被覆する場合には、火災時にその露出部分で耐火性を発揮して排水管継手51を保護することができる。
このように、被覆材11は、排水管継手51に被せるだけで、床スラブCSを伝う排水の音に対する防音作用と、火災時の延焼防止作用との双方を、容易に排水管継手51に付与することができる。しかも、被覆材11は予め排水管継手51の外面形状を模った筒状に形成されているため、被覆材11に排水管継手51を挿通させることで容易に排水管継手51に被せることができる。ここで、被覆材11は、排水管継手51のテーパ状の部位(テーパ部65)に対応して下方に窄まるテーパ状に形成されたテーパ状部位11bを備えるため、テーパ状部位11bで排水管継手51の外面にフィットさせやすい。
また、被覆材11は、第1の吸音層13と第2の吸音層15の上端面が防水材65で覆われている。そのため、建物の建設中に第1の吸音層13と第2の吸音層15とが雨水に晒されるのを防ぎ、第1の吸音層13と第2の吸音層15に雨水が浸透するのを防ぐことができる。防水材31は、吸水性ポリマーが水を吸収して膨潤してゲル化することで、排水管継手51の外面に密着しながら確実に透水を防ぐことができる。
なお、本発明の被覆材は、上記実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態も考えられる。防水材は、吸水ポリマーによるものに限定されず、例えばゴム等でもよい。また、防水材を省略することもできる。その場合、例えば、被覆材の上端を排水管継手の外面に固定するテープとして防水性のテープを適用し、そのテープにより被覆材の上端面に水が浸透しないように上端面を塞ぎながら被覆材と排水管継手の外面とを固定するのが望ましい。かかる防水性のテープの一例としてブチルテープが挙げられる。ブチルテープは、伸縮性がよく自己融着により密閉効果が高いため好ましい。
実施例1と比較例1では、図4に示される熱可塑性樹脂製の排水管継手51の床スラブCSを貫通する部分の外面を被覆する被覆材として、異なる積層構成の被覆材を作製して排水管継手に被せ、建物の排水設備(立て管系統)に組み込んで排水音の評価をした。なお、このとき、排水管継手の床スラブの上方へ露出する部分には、各例共通で内側からフェルト(厚さ5mm)とゴム(厚さ1.5mm)とを順に備えた二層構造の被覆材を被せた。
[実施例1]
第1の吸音層と、第2の吸音層と、表皮層と、の3層を、内側からこの順で備える被覆材を作成し、排水管継手の床スラブを貫通する部分に被せた。第1の吸音層は、厚さ5mmのウレタンフォームを用いた。第2の吸音層は、グラスウールにバインダを加えて厚さを5分の1に圧縮して、厚さ5mmのシート状としたものを用いた。表皮層は、アルミガラスクロスを用いた。
[比較例1]
吸音層と、表皮層と、の2層を、内側からこの順で備える被覆材を作製し、排水管継手の床スラブを貫通する部分に被せた。吸音層は、グラスウールにバインダを加えて厚さを5分の1に圧縮して、厚さ10mmのシート状としたものを用いた。表皮層は、アルミガラスクロスを用いた。
[排水音の評価]
排水音の評価をするにあたり、まず、図7に示されるように、実験タワーに立て管系統Tを配管した。用いた実験タワーは、各階が床スラブCSで区画された9階建ての建物である。立て管系統Tは、各階に立設された排水立て管181を、各階の床スラブCSに貫通して配設された排水管継手151で接続した構成とした。立て管系統Tの上端は、立て管系統Tへ空気を取り入れることのできるベントキャップ183で覆った。立て管系統Tの下端は、脚部継手185を介して横主管187へ接続した。この実験タワーでは、9階(9F)〜6階(6F)の各階に配設された排水管継手151には、排水管継手151へ排水を流す排水横枝管189を1本ずつ接続可能となっている。
評価の対象となる被覆材で覆われた排水管継手Aは、3階(3F)の床を形成する床スラブCSに貫通してセメントモルタルで埋め戻した。3階(3F)には、図8に示されるように、石膏ボードからなる壁と天井とで区画された箱型の試験室201を設けた。試験室201の外寸は、幅1100mm×奥行き1150mm×高さ2150mmとした。試験室201は、厚さ9.5mmの石膏ボードからなる隔壁203により幅方向を略半分に区切り、パイプシャフト205と測定室207とに分割した。試験室201のパイプシャフト205を貫通して立て管系統Tを配管し、測定室207に騒音計のマイクロホン211を設置した。マイクロホン211は、高さ1200mmの位置に、隔壁203(パイプシャフト205)に向けて設置した。
排水音の評価は、立て管系統Tに、1、3、5又は6.5L/sの定流量の水を流して行った。その際、各階の排水管継手151にそれぞれ1本ずつ接続される排水横枝管189の最大流量は、2.5L/s(SHASE−S218−2008集合住宅の排水管システムの排水能力試験法に準拠した流量)とした。立て管系統Tへの排水は、最上階である9階(9F)から始め、その階の排水流量が最大流量(2.5L/s)を超える場合は、その階の直下階から順次排水を加えて、その合計が前記定流量となるようにした。立て管系統Tに定流量の水が流れるときの音を、マイクロホン211で検知し、騒音計で63〜8000Hzの各周波数におけるオクターブバンド中心の音圧レベルを測定した。定流量が1,3,5,6.5L/sの各々の場合における音圧レベルを測定し、平均値を算出した。その結果を図9に示されるようにNC曲線上にプロットした。なお、騒音計は、小野測器製、高性能普通騒音計LA−3260(測定モード:等価騒音レベルLeq FAST F特性)を用いた。
[評価結果]
図9より明らかなように、実施例1の被覆材は、住環境で特に重視される中域の周波数領域(250〜1000Hz)を含む全ての周波数領域において比較例1の被覆材よりも高いの防音効果を有しており、比較例1ではNC値が35であったのに対して、実施例1ではNC値が30と、よりNC値が小さかった。この結果より、熱可塑性樹脂からなる排水管継手の床スラブを貫通する部分においては、内側から順に、スポンジ材からなる第1の吸音層と、無機繊維の集合体からなる第2の吸音層との異なる材質の二層の吸音層を備えることにより、より高い防音性能を発揮することが明らかとなった。ここで、第2の吸音層は、それ自体が吸音することで防音効果を発揮するが、実施例1では無機繊維にバインダを加えて保形性が高められているため、粘弾性体であるスポンジ材からなる第1の吸音層の拘束層として作用することによっても、二層でより効率よく音を吸収することができるものと推察される。
11 被覆材
13 第1の吸音層
15 第2の吸音層
17 表皮層
21 熱膨張材
31 防水材
51 排水管継手
CS 床スラブ
CH 貫通孔
M モルタル

Claims (5)

  1. 建物の床スラブを貫通して配管される熱可塑性樹脂製の排水管継手の前記床スラブを貫通する部分の外面を被覆し、
    前記排水管継手の外面形状を模った筒状に形成されており、
    内側から順に、スポンジ材からなる第1の吸音層と、無機繊維の集合体からなる第2の吸音層と、防水性と遮音性の表皮層と、前記第1の吸音層と前記第2の吸音層との間に挟まれて、周に沿って少なくとも一条環状に設けられた熱膨張材と、を備える、排水管継手の被覆材。
  2. 請求項1に記載の排水管継手の被覆材であって、
    前記第1の吸音層は、ウレタンフォーム又はウレタンチップスポンジからなる、排水管継手の被覆材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の排水管継手の被覆材であって、
    前記第2の吸音層を構成する無機繊維は、グラスウール、ロックウール又はセラミックファイバーである、排水管継手の被覆材。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の排水管継手の被覆材であって、
    前記表皮層は、アルミガラスクロスからなる、排水管継手の被覆材。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の排水管継手の被覆材であって、
    前記第1の吸音層と前記第2の吸音層の上端面が防水材で覆われている、排水管継手の被覆材。
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