JP2008063756A - 排水集合管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管本体7の上部流入口部5及び下部流出口部6に対し、必要とされる立管外嵌領域や必要とされる管接続用付属器具の装着作業領域を除いて、これら上部流入口部5及び下部流出口部6を含む上記管本体7の外周面を取り囲む状態で、遮音層を含む複合被覆層15が設けられている。
【選択図】図1
Description
本出願人は嘗て、排水集合管においてそのまわりにロックウール等を用いた振動絶縁体を設け、この振動絶縁体の外周部と床スラブに設けた貫通孔の内周面との周間にモルタルを詰める技術を開発し、特許出願している(以下「先願技術」と言う:特許文献1等参照)。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、排水騒音の防止を更に一層高められるようにした金属製の排水集合管を提供することを目的とする。
即ち、本発明に係る金属製の排水集合管は、上部流入口部及び下部流出口部を有した管本体に対し少なくとも1本の枝管接続部が設けられたものであって、管本体の上部流入口部及び下部流出口部に対し、必要とされる立管外嵌領域や必要とされる管接続用付属器具の装着作業領域を除いて、これら上部流入口部及び下部流出口部を含む上記管本体の外周面を取り囲む状態で、遮音層が設けられている点である。
このように本発明に係る排水集合管では管本体の外周面に設けられた遮音層により、排水騒音の躯体伝播音だけでなく空気伝播音が抑制乃至阻止される。そのため、静音化が先願技術に比べて一層図られることになる。
また、「必要とされる管接続用付属器具の装着作業領域」とは、上部流入口部や下部流出口部に採用される管継ぎ手構造がメカニカルタイプとなっているとき(即ち、押し輪やボルト、ナットなどの管接続用付属器具を装着する構造であるとき)に、管接続用付属器具を装着するうえで必要とされる作業領域を言う。
枝管接続部に対しても、必要とされる枝管外嵌領域や、必要とされる管接続用付属器具の装着作業領域を除いて、その(枝管接続部の)外周面を取り囲む状態で遮音層を設けるのが好適である。なお、この遮音層はアスファルトシート、オレフィンシート、鉄系充填材入り軟質シートのいずれかによって形成することができる。但し遮音層はその他の素材によって形成することもできる。
遮音層に対し、その外側を被覆する状態で保形フィルムを設けることもできる。この保形フィルムを設けることで、遮音層の外形的なまとまりを整然と保持させることができ、また製品として、形状的にも、また遮音効果的にも、均質性を持たせることができる。
このように管本体に合流部や旋回羽根が設けられている場合、管本体の内部では排水同士の合流、排水と旋回羽根との接触、旋回羽根による排水の整流(旋回流化)、下部流出口部へ向けた排水流(旋回流)の集水といったことが起こり、これらが排水騒音の発生源の一つとなる。すなわち、管本体を取り囲んで遮音層や吸音層を設けることは、上記のような排水騒音の発生源に最も近い位置へ遮音層や吸音層を設けることになるので、遮音効果や吸音効果が効果的に得られることになる。
ここで「周方向」及び「管軸方向」は、管本体や枝管接続部、或いは立管部材や枝管の管形状を基準として言う。
なお、割縁部を1箇所だけ設ける場合、遮音層は周方向の一部が開いた状態の筒形状を呈したものとなり、且つ割縁部で腹開きするようにして層内側の管用貼り付け面を解放できることになる。また割縁部を周方向の2箇所以上設ければ、遮音層は部分円弧状断面の壁形状を呈した複数体に分割されることになり、これら複数のもの(壁形状をしたもの)を互いに連結合体させることでその全体として筒形状(排水集合管の管本体や立管部材等のまわりを一周する形体)を形成させることになる。
遮音層には、管軸方向の端部寄りに周方向に対して外向き又は内向きとなる重合接着部を設けるのが好適である。
遮音層に設けられた重合接着部は、両面テープや粘着性接着剤の塗布面などとしておくことも可能であるが、面ファスナーを採用するのが好適である。
このようにすることで、排水集合管の管本体や枝管接続部、立管部材或いは枝管に対して一旦、遮音層を装着した後でも、必要に応じて遮音層を取り外すことができるようになる。そのため、遮音層の装着時における位置的な微調整ができる他、装着後における配管側のメンテナンス(詰まりの清掃や点検等)に便利であり、また遮音層自体が劣化や損傷した場合の交換が容易に行えるといった利点もある。
なお、本発明において排水集合管1は、例えば図1に示すように集合住宅等の多層階建物にあって各階層ごとを区画する床スラブ2に設けられた貫通孔3を縦方向に貫通して配管設置される。本明細書において床スラブ2とは、各階層を区画するものだけに限らず、それ以外にも、水平方向に設けられる建物躯体であって配管用に縦方向の貫通孔3を有したもの全般を含めるものとする。
また排水集合管1は、上部流入口部5及び下部流出口部6を有した管本体7に対し、少なくとも1本の枝管接続部8が設けられたものであって、これら管本体7及び枝管接続部8は鋳造により一体化された金属製のものである。枝管接続部8は、平面視にて一文字状配置やL字状配置となる2本(二方)である場合、T字状配置となる3本(三方)である場合、十文字状配置となる4本(四方)である場合なども当然に含まれる。
図1乃至図4は本発明に係る排水集合管1の第1実施形態を示しており、この排水集合管1では管本体7の略全部の外周面を取り囲むような状態で複合被覆層15が設けられている。この複合被覆層15(図4参照)は、管本体7に近い方から吸音層16、遮音層17、保形フィルム18が重合されたもので、その総厚が5mm〜20mm程度ある。
遮音層17はアスファルトシートやオレフィンシート、或いは鉄系充填材入り軟質シートなどによって厚さ1mm〜5mm程度に形成されている。
保形フィルム18はP.P(ポリプロピレン)、P.S(ポリスチレン)、P.V.C(ポリ塩化ビニル)、P.E(ポリエチレン)、P.O(ポリオレフィン)、P.E.T(ポリエチレンテレフタレート)等の熱収縮性フィルム(シュリンク用フィルム)によって厚さ1mm以下に形成されている。このうち、耐熱性に優れたP.PやP.Sが特に好適とされる。なお、この保形フィルム18は省略することもできる。
そのためこれら上部流入口部5や枝管接続部8の外周面には、その端縁ぎりぎりまで複合被覆層15(吸音層16、遮音層17及び保形フィルム18)が形成されたものとしてある。
工場から出荷される段階の排水集合管1において、複合被覆層15は上記のような形成状態にあり、管本体7における少なくとも合流部10から旋回羽根12の設けられた領域にかけてそれらのまわりを取り囲むようになっていることになる。
なお、立管部材20には鋳鉄管などの金属製管を用いることができる。この場合、接続配管後の上部側及び下部側の各立管部材20に対してもその外周面を取り囲むように複合被覆層26(吸音層16及び遮音層17を有し、好ましくは保形フィルム18をも有するもの)を設けるのがよい。勿論、立管部材20に対して、配管作業より前の段階(立管部材20の工場出荷段階等)に複合被覆層26を設けておいてもよい。
もし、排水集合管1側に当初から設けられている複合被覆層15と、立管部材20に設けた複合被覆層26との継ぎ目間に隙間が生じるときには、上記適宜接着テープ等(吸音層16と遮音層17との複合シート材を管本体7に巻き付けるときに用いたもの)により、この隙間を塞ぐようにするのがよい。
また枝管21には塩ビ管などの樹脂管を用いることができる。
このようにして施工された排水配管構造では、各排水集合管1が複合被覆層15(吸音層16、遮音層17及び保形フィルム18)を有しているために、排水騒音の躯体伝播音だけでなく空気伝播音が抑制乃至阻止され、高い防音効果、即ち静音化が図られる。
耐火性に着目する限りにおいて、立管部材20に金属製管や塩ビライニング鋼管(金属製の外管とその内周面を被覆する樹脂ライニング層とを有したライニング管)を用いる場合であれば、図5に示すように、立管部材20に必ずしも複合被覆層26を設ける必要はない。
図6に示すように、立管部材20に耐火二層管(樹脂製の芯管20aとその外周面を被覆するモルタル層20bとを有した重層管)を用いる場合も上記と同様である。枝管21に耐火二層管(樹脂製芯管21aとモルタル層21b)を用いる場合も同様である。言うまでもなく、図7に示すように立管部材20や枝管21に耐火二層管を用いる場合にそれらの外周面を取り囲むように複合被覆層26を巻き付けるようにしてもよい。
このようなメカニカルタイプの管継ぎ手構造は、管本体7側に一体形成されたフランジ部30と別体の押し輪31との間でリングパッキン34を挟み込み、押し輪31をボルト32とナット33との締め込みによってフランジ部30へ押し付けることにより、リングパッキン34に縮径方向への変形を起こさせ、これで立管部材20を接続固定する構造である。
下部流出口部6と下部側立管部材20とを接続する場合に、この接続部分に複合被覆層26を巻き付けて露出が起こらないようにしたり、排水集合管1側の複合被覆層15と立管部材20の複合被覆層26との継ぎ目間にできる隙間を複合シート材で塞ぐようにしたりするのが好ましいことは、第1実施形態と同じである。
図11及び図12は、排水集合管1において管本体7や枝管接続部8に複合被覆層15を後付け可能なものとし、また立管部材20や枝管21についても複合被覆層26を後付け可能なものとした実施形態を示している。
立管部材20用や枝管21用の複合被覆層26は、装着対象管の外周面を取り囲むことができる内径の筒形状を呈したものとされ、その周方向の1箇所に管軸方向へ通り抜ける割縁部70が設けられている。従って、この割縁部70を腹開き状態にすることで、層内側の管用貼り付け面71を解放できるようになっている。筒形状の長さは当初、所定長さ(例えば1mとか2m等)を有したものとされており、配管現場に応じて長すぎる場合には適宜切断すればよい。
排水集合管1の管本体7に装着する複合被覆層15は、第1乃至第4の四つの構成パーツ15A,15B,15C,15Dに分割されている。また、このうち第1構成パーツ15Aには第5構成パーツ15Eが付設され、第3構成パーツ15Cには第6構成パーツ15Fが付設されている。
第1構成パーツ15Aは、上部側立管部材20に装着された複合被覆層26の下端部に一部重合するようにしつつ、管本体7の上部流入口部5及び合流部10を一緒に取り囲むように形成されたもので、それらの取り囲みに必要となる内径の筒形状を呈している。
第2構成パーツ15Bは、第1構成パーツ15Aの下端部に一部重合するようにしつつ、管本体7のテーパー管部11を一緒に取り囲むように形成されたもので、それらの取り囲みに必要となる内径で且つ下すぼみテーパ形の筒形状を呈している。
第3構成パーツ15Cは、枝管21に装着された複合被覆層26における枝管接続部8寄りの端部に一部重合するようにしつつ、枝管接続部8を取り囲んだ第5構成パーツ15Eに対してそのまわりを一緒に取り囲むように形成されたもので、それらの取り囲みに必要となる内径の筒形状を呈している。
第4構成パーツ15Dは第2構成パーツ15Bの下端部と、下部側立管部材20に装着された複合被覆層26の上端部とに対し、それぞれに一部重合する状態で(跨る状態で)一緒に取り囲むように形成されたもので、それらの取り囲みに必要となる内径の短い筒形状(帯ベルト状)を呈している。
これに対し、第5構成パーツ15Eには、その周方向で対称となる2箇所にその部分の管軸方向に沿って通り抜ける割縁部74が設けられている。これら2箇所の割縁部74は、第1構成パーツ15Aの割縁部74と一直線状に連通する配置とされている。
従って、第1構成パーツ15Aを割縁部74で腹開き状態にさせると、第5構成パーツ15Eは2箇所の割縁部74を境としてそれぞれ部分円弧状(半月状)断面の壁形状を呈して二つ割りされる状態になり、その結果として層内側の管用貼り付け面75を解放できるようになっている。
第5構成パーツ15Eにおいて、2箇所の割縁部74でそれぞれ形成される端縁は相互に重合させる状態ではなく相互に突き合わせる状態で使用する。その意味で、ここに重合接着部に相当するものは設けられていない。
第6構成パーツ15Fについては、湾曲壁形状を呈して第1構成パーツ15Aの側面へ重合されるものであることから、壁形状の両側縁が割縁部74とされる。これらの割縁部74には湾曲壁形状に関して内向きとなる重合接着部77が設けられている。なお、これに対応するために、第1構成パーツ15Aには、第6構成パーツ15Fにおける上記2箇所の割縁部74(重合接着部77)が重合されることになる側面2箇所に、外向きの重合接着部78が設けられている。
なお、この第6構成パーツ15Fが第1構成パーツ15Aに重合する箇所は、第1構成パーツ15Aの割縁部74(重合接着部76,77の重ね合わせ位置)に一致している。そのためこの第6構成パーツ15Fは、第1構成パーツ15Aにおける遮音性等の作用を補強し且つ構造的強度的な一体性を生じさせるように作用することになる。
これらの連結を可能にするため、上部側立管部材20に装着される複合被覆層26の下端部には、第1構成パーツ15Aとの重合時に内側に入れられる端縁に、周方向で外向きとなる重合接着部80が設けられ、第1構成パーツ15Aの上端部には、上部側複合被覆層26との重合時に外側に出される端縁に、周方向で内向きとなる重合接着部81が設けられている。
以下同様に、第2構成パーツ15Bの上端部には、第1構成パーツ15Aとの重合時に内側に入れられる端縁に、周方向で外向きとなる重合接着部80が設けられ、第1構成パーツ15Aの下端部には、第2構成パーツ15Bとの重合時に外側に出される端縁に、周方向で内向きとなる重合接着部81が設けられている。
下部側立管部材20に装着される複合被覆層26の上端部には、第4構成パーツ15Dとの重合時に内側に入れられる端縁に、周方向で外向きとなる重合接着部80が設けられ、第4構成パーツ15Dの下端部には、下部側の複合被覆層26との重合時に外側に出される端縁に、周方向で内向きとなる重合接着部81が設けられている。
更に、枝管21に対しても複合被覆層26を装着する場合、第3構成パーツ15Cの先端部には、枝管21に装着される複合被覆層26との重合時に内側に入れられる端縁に、周方向で外向きとなる重合接着部80が設けられ、枝管21に装着される複合被覆層26の端部には、第3構成パーツ15Cとの重合時に外側に出される端縁に、内向きとなる重合接着部81が設けられている。
なお、上記複合被覆層15について各構成パーツへの分割の方法や分割数、パーツ構造やパーツ形状などは一実施形態を説明したにすぎず、管本体7の形体や枝管接続部8の形成数などに応じて適宜変更可能である。
また、この第2構成パーツ15Bに代えて、以下に述べるような振動絶縁体を使用することも可能である。振動絶縁体は、管本体7のうち床スラブ2の貫通孔3へ嵌められる部分を取り囲む状態で設けるもので、排水騒音が床スラブ2に伝播して室内へ放射される、所謂、躯体伝播音を防止する。形成素材には、例えばロックウール等の多孔質吸音材料が用いられ、耐火性、遮炎性及び断熱性を有している。
図14は、水量一定(1.5[l/s]の場合、3.0[l/s]の場合、5.0[l/s]の場合)として、1/1オクターブバンド中心周波数(横軸)と音圧レベル(縦軸)との関係を示した折れ線グラフである。また図15は、複合被覆層15を設けてある(本発明に係る排水集合管1)か設けていないか(裸の金属製排水集合管)に着目して、1/1オクターブバンド中心周波数(横軸)と音圧レベル(縦軸)との関係を示した折れ線グラフである。
これら図14及び図15から明らかなように、複合被覆層15を設けることで、500Hzを超える周波数域での音圧が顕著に低減されていることが判る。500Hzを超える周波数帯での騒音としては「パシャパシャ」といった人間にとって非常に耳障りのある音域に相当するため、この音域での防音が図られることで静音化としての有用性は高い。
5 上部流入口部
6 下部流出口部
7 管本体
8 枝管接続部
10 合流部
12 旋回羽根
15 複合被覆層
16 吸音層
17 遮音層
18 保形フィルム
70 割縁部
72 外向きの重合接着部
73 内向きの重合接着部
74 割縁部
76 外向きの重合接着部
77 内向きの重合接着部
80 外向きの重合接着部
81 内向きの重合接着部
Claims (10)
- 上部流入口部及び下部流出口部を有した管本体に対し少なくとも1本の枝管接続部が設けられた金属製の排水集合管において、
上記管本体の上部流入口部及び下部流出口部に対し、必要とされる立管外嵌領域や必要とされる管接続用付属器具の装着作業領域を除いて、これら上部流入口部及び下部流出口部を含む上記管本体の外周面を取り囲む状態で遮音層が設けられていることを特徴とする排水集合管。 - 前記枝管接続部に対し、必要とされる枝管外嵌領域や必要とされる管接続用付属器具の装着作業領域を除いて、その外周面を取り囲む遮音層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の排水集合管。
- 前記遮音層は、アスファルトシート、オレフィンシート、鉄系充填材入り軟質シートのいずれかによって形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の排水集合管。
- 前記管本体と遮音層との間に吸音層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の排水集合管。
- 前記吸音層は、グラスウール、ロックウール、軟質ウレタンフォーム、セラミックファイバー、セルロースファイバー、ニードルパンチマットのいずれかによって形成されていることを特徴とする請求項4記載の排水集合管。
- 前記遮音層に対しその外側を被覆する状態で保形フィルムが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の排水集合管。
- 前記管本体は、枝管接続部の設けられた部分が上部流入口部及び下部流出口部よりも内径の拡大した合流部として形成されていると共にこの合流部から下部流出口部へ向けて縮径され、枝管接続部より下位となる内部に上部流入口部から下部流出口部へ向けた水流を管内面に沿った旋回流に整流するための旋回羽根が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の排水集合管。
- 前記遮音層には周方向の少なくとも1箇所に管軸方向へ通り抜けた割縁部が設けられており、この割縁部には周方向に対して外向き又は内向きとなる重合接着部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の排水集合管。
- 前記遮音層には、管軸方向の端部寄りに周方向に対して外向き又は内向きとなる重合接着部が設けられていることを特徴とする請求項8記載の排水集合管。
- 前記重合接着部は面ファスナーであることを特徴とする請求項9記載の排水集合管。
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