JP6576419B2 - 車体上部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車体上部構造に関する。
車両の車体上部構造として、ルーフパネルを支持するためにルーフレールを設ける構造が知られている。特許文献1には、ルーフパネルの車両前後方向の一端部に車幅方向に延設するルーフレールの構造が開示されている。
特開平06-024278号公報
ルーフパネルの車両前後方向の一端部はルーフレールによって支持されるが、ルーフパネルのより中央側の支持剛性を高めるために、ルーフレールの車両前後方向の幅を広くすることが考えらえる。しかしながら、ルーフレールの車両前後方向の幅を単に広くすると、ルーフレールが大型化し、重量当たりの剛性性能の低下する点で非効率であり、また、コストの増大も発生する。
本発明の目的は、ルーフレールの大型化をせずにルーフパネルの支持剛性を高める車体上部構造を提供することにある。
本発明によれば、
ルーフパネルと、
車幅方向に延設され、前記ルーフパネルの車両前後方向の一端部を支持するルーフレールと、を備える車体上部構造であって、
車幅方向に離間して複数配置され、前記ルーフレールから前記車両前後方向に延びて前記ルーフパネルに接続されるブラケットをさらに備え
前記ルーフパネルは、前記車両前後方向に延びるビードを前記車幅方向に離間して複数有し、
前記ビードは、前記車両前後方向において前記ルーフパネルの前記一端部から離間して配置され、
複数の前記ブラケットは、複数の前記ビードのそれぞれの延長線上に配置される、
ことを特徴とする車体上部構造が提供される。
本発明によれば、ルーフレールの大型化をせずにルーフパネルの支持剛性を高める車体上部構造を提供することができる。
一実施形態に係る車体上部構造が適用された車両の外観図。 (A)は一実施形態に係る車体上部構造であって車内側から見た状態を示す図、(B)は図2(A)のI−I線断面図。 一実施形態に係るブラケットが取り付けられた細部を示す図。 (A)はブラケットの斜視図、(B)はブラケットの平面図、(C)はブラケットの底面図、(D)は図4(B)のIII−III線断面図。 図2(A)のII−II線断面図。 一実施形態に係る車体上部構造であってルームミラーブラケット及びルームランプブラケットが設けられた状態を示す斜視図。 一実施形態に係る車体上部構造であってルームミラーブラケット及びルームランプブラケットが設けられた状態を示す底面図。 図7のIV−IV線断面図。
図1は本発明の一実施形態に係る車体上部構造2が適用された車両の左側前方からの外観図である。本実施形態の車両1は四輪乗用車である。車両1は、左右の前ドアと、左右の後ドアと、後端面のテールゲートとを有した5ドア車である。
車両1の上部には車両1の屋根を構成するルーフパネル10が設けられる。ルーフパネル10は、略矩形の形状を有し、例えば金属製の板状部材によって形成された部材である。本実施形態では、ルーフパネル10は、剛性向上のため、ルーフパネル10の構成部材を湾曲して一体に形成したビード101を有する。ビード101は、車両前後方向に延び、車幅方向に離間して複数設けられている。
また、本実施形態では、ビード101の車両前後方向前側端部は、ルーフパネル10の車両前後方向前側端部から離間しており、ルーフパネル10の前側端部には、ビード101の形成されていない平坦領域10aが形成されている。平坦領域10aにより、剛性向上のためにビード101を設けた場合であっても、車両1を正面から見た場合に、ビード101の存在が目立たなくすることができる。
図1と共に図2を参照する。図2(A)は車体上部構造2車内側から見上げた状態を示す図であり、図2(B)は図2(A)のI-I線断面図である。本実施形態の車体上部構造2は、ルーフパネル10と、ルーフレール20とを含む。
ルーフパネル10の平坦領域10aの車両前後方向前端部側には、ルーフレール20が設けられ、ビード101は、ルーフレール20から車両前後方向に離間した位置に設けられる。また、図2(B)で示すように、本実施形態では、ビード101は車両上下方向下側に凸の形状を有している。
ビード101は、車両上下方向上側に凸の形状も適用可能である。また、本実施形態ではビード101の数は4本であるが、その数はこれに限定されず、1つ、2つ、3つ又は5つ以上でもよい。なお、本実施形態では剛性向上のためビード101を設けているが、ビード101を設ける目的は限定されない。
ルーフレール20は、車幅方向に長い形状を有し、例えば金属製の板状部材によって形成される。ルーフレール20は、ルーフパネル10の車両上下方向下方で、ルーフパネル10の車両前後方向の一端部を支持するように車幅方向に跨って延設される。ルーフレール20は、ルーフパネル10の車両前後方向の一端部を支持することで、ルーフパネル10の一端部付近の支持剛性を高めることができる。
ここで図5を参照する。図5は図2(A)のII−II線断面図である。ルーフレール20は、車両前後方向に離間した一対の縦壁部201及び203と、一対の縦壁部の下端部を接続する底壁部202を含み、これら壁部とルーフパネル10によって閉断面S1が形成されている。閉断面S1が形成されることで、ルーフパネル10の支持剛性が高められる。縦壁部201は、ルーフレール20の車両前後方向で車両中央側に位置し、縦壁部203は、ルーフレール20の車両前後方向で車両外側に位置する。
再び図2を参照する。本実施形態では、ルーフパネル10は、車内側から見上げた場合に、平坦領域10a上であってルーフレール20が配置されていない領域R1と、ビード101が車幅方向に複数離間して設けられている領域R2とを含む。ビード101が設けられている領域R2は、領域Rと比較して剛性の高い領域である。すなわち、ルーフパネル10は、ルーフレール20から車両前後方向に離間した位置に、当該位置とルーフレール20までの区間(領域R1)よりも剛性が高い部位(領域R2)を有する。
本実施形態の車体上部構造2は、ブラケット21をさらに含み、ブラケット21は、ルーフレール20から前記車両前後方向に延びてルーフパネル10に接続され、領域R1上に跨って配置される。相対的に剛性が低い領域R1にブラケット21が設けられることで、ルーフレール20を大型化することなく、その剛性を向上することができる。ブラケット21は、例えば、金属製の板状の部材から形成された略矩形の形状を有し、車幅方向に離間して複数配置される。本実施形態では、車幅方向に離間したビード101の延長線上にそれぞれ配置される。ビード101の延長線上に配置されるブラケット21の数は限定されず、ビード101と同数でもよく、ビード101より少ない数も採用可能である。
図3及び図4を参照する。図3はブラケットが取り付けられた細部を示す図であり、図4(A)はブラケットの斜視図、図4(B)はブラケットの平面図、図4(C)はブラケットの底面図、図4(D)は図4(B)のII−II線断面図である。
ブラケット21は、ルーフレール20に固定される固定部211と、ルーフパネル10に固定されるフランジ部212とを含む。固定部211は、ルーフレール20の縦壁部201に固定される。閉断面S1を形成する縦壁部201にブラケット21を直接固定することで、ブラケット21からルーフレール20へ加わる荷重の伝達効率を向上することができる。
本実施形態では、固定部211は、ルーフパネル10から車両上下方向で下方に離間した位置に設けられる。本実施形態によれば、ブラケット21がルーフレール20に固定されるので、ルーフパネル10に加わる荷重を、ブラケット21を介してルーフレール20の壁部202側も含んだルーフレール20全体に、より効率的に伝達させることができる。従って、ルーフパネル10の剛性をより向上することができる。固定方法は、例えば、ボルト締結等による機械的接合や、溶接等による冶金的接合、接着剤等による学的接合等であってもよい。
ブラケット21のフランジ部212は、車両前後方向で車両中央側の端部で車幅方向に延設されている。本実施形態では、フランジ部212のルーフパネル10に対抗する対向面216は、接着剤等によりルーフパネル10に固定される。さらに本実施形態では、フランジ部212には、ルーフパネル10に対向する面に凹部213が車幅方向に延在して設けられる。本実施形態によれば、凹部213に例えばマスチックシーラー等の接着剤を充填することで、ブラケット21とルーフパネル10との接着性を向上することができる。従って、前記ルーフパネルの支持性能を向上することができる。なお、固定方法は、例えば、ボルト締結等による機械的接合や、溶接等による冶金的接合等であってもよい。
図3で示すように、本実施形態では、フランジ部212の対向面216と反対の裏面には、凹部213の凹形状に沿った凸部214が設けられている。本実施形態によれば、凸部214を設けることで、凸部214が補強用リブの役割を果たすので、フランジ部212自体の剛性を向上できる。また、凸部214を設けない場合よりもフランジ部212を薄く形成できる。従って、軽量化やコスト低減を図ることができる。
図3、図4と共に図5を参照する。ルーフパネル10のビード101は、ビード先端部102がルーフパネル10の車両前後方向前側端部から離間するように設けられる。ビード先端部102とビード101が形成されていない面との境界付近(領域R1とR2の境界付近)は、例えば応力が集中しやすい等の理由により、領域R1の中でも特に剛性の低い部位(脆弱部50)が形成される場合がある。本実施形態では、ブラケット21は脆弱部50又は脆弱部50に近接する位置まで延設され、ここでフランジ部212によってルーフパネル10に固定される。つまり、ブラケット21は、ルーフレール20から領域R1を横断して脆弱部50又は脆弱部50に近接する位置を支持している。従って、ビード101が設けられず剛性の低い領域R1を補強しつつ、応力が集中しやすい等の理由により特に剛性の低い脆弱部50も補強することができる。
本実施形態では、剛性向上のためルーフパネル10にビード101を設けているが、ルーフパネル10の剛性向上や軽量化等のため板厚を部位によって異ならせる場合においても本実施形態のブラケット21を適用できる。例えば、R1領域の板厚が薄く、R2領域の板厚が厚い場合に、ルーフレール20から領域R1を横断するようにブラケット21を配置してもよい。このような構成により、板厚を部位によって異ならせる場合に他の領域と比較して剛性の低い領域をブラケット21によって補強でき、ルーフパネル10全体の支持剛性を向上することができる。
また、例えばハイルーフ型車両等においてルーフパネル10に屈曲部が設けられる場合においても、ブラケット21を適用可能である。例えば、ルーフパネル10が、ルーフレール20から屈曲部までのR1領域と、屈曲部から車両前後方向後方の領域R2を含む場合において、ルーフレール20から領域R1を横断するようにブラケット21を設けてもよい。このような構成により、比較的剛性の低い屈曲部付近をブラケット21のフランジ部212で補強することができる。従って、ルーフパネル10の支持剛性を向上することができる。また、ハイルーフ型車両はルーフパネル10の車両上下方向の幅が大きいため、ルーフレール20が大型化しやすいが、ブラケット21を適用することで、ルーフレール20の大型化を防ぐことができる。
本実施形態では、ブラケット21は、フランジ部212から固定部211にかけて車両上下方向下側に傾斜する傾斜部215を有する。本実施形態によれば、ブラケット21に傾斜部215を設けることにより、傾斜部215と、ルーフパネル10と、ルーフレール20の縦壁部201とで閉断面が形成される。すなわち、ルーフパネル10とルーフレール20とで形成される閉断面S1に加えて、傾斜部215とルーフパネル10とルーフレール20の縦壁部201とで形成される閉断面S2が形成されることになる。従って、ルーフパネル10へ加わる上方向からの荷重に対する剛性をより向上することができる。また、ルーフパネル10へ加わる上方向からの荷重を、傾斜部215を介して縦壁部201へ伝達することができる。
以上のように、本実施形態に係る車体上部構造2によれば、ブラケット21は、ルーフレール20よりも車両前後方向の車両中央側でルーフパネル10を支持するので、ルーフパネル10を車両前後方向で一端部から離間した位置で支持することができる。従って、ルーフレール20の大型化をせずにルーフパネル10の支持剛性を向上ができる。
なお、本実施形態において、ルーフレール20及びブラケット21はルーフパネル10の車両前後方向前側に設けられているが、後側に適用することもでき、あるいは、前側と後側の双方に適用可能である。
図6及び図7を参照する。図6は、一実施形態に係る車体上部構造であってルームミラーブラケット及びルームランプブラケットが設けられた状態を示す斜視図であり、図7はその底面図である。
ルームミラーブラケット60は、ルーフレール20の車幅方向中央付近に配置され、車幅方向に離間する一対の側面部601及び602と、側面部601及び602を接続する底面部603と、底面部603の車両前後方向前側に延設される前面部604を含む。側面部601及び602は鍔部605及び606を有し、鍔部605及び606は底壁部202に固定される。また、前面部604は、縦壁部203に固定される。底壁部202及び縦壁部203との固定方法は、例えば、ボルト締結等による機械的接合や、溶接等による冶金的接合、接着剤等による科学的接合等であってもよい。本実施形態では、ルームミラーブラケット60にルームミラーを固定する際は、底面部603に設けられた孔607にボルト等を通すことで、ボルト締結等によって固定する。固定方法は、溶接等による冶金的接合、接着剤等による学的接合等であってもよい。
ルームランプブラケット61は、ルームミラーブラケット60の車両前後方向後方に設けられる。ルームランプブラケット61は、本体部611と、本体部から延出し、側面部601及び602の互いに対向する側の面にそれぞれ取り付けられる第1の取付部613及び614と、本体部から延出し、縦壁部201に取り付けられる第2の取付部615を含む。取付部613、614及び615は、例えば、ボルト締結等による機械的接合や、溶接等による冶金的接合、接着剤等による科学的接合等で固定されてもよい。また、本実施形態では、本体部611は孔616を有する。孔616にボルト等を通すことで、ルームランプをボルト締結等によって固定する。固定方法は、溶接等による冶金的接合、接着剤等による科学的接合等であってもよい。
本実施形態によれば、ルームランプブラケット61が複数の取付部を有し、ルーフレール20及びルームミラーブラケット60の両方に固定されるので、いずれか一方に固定される場合よりも、ルームランプブラケット61の強度を向上することができる。従って、ルームランプブラケット61の取付剛性を高めることができる。
図8は、図7のIV−IV線断面図である。本実施形態では、第1の取付部と第2の取付部が車両上下方向に離間して設けられる。従って、ルームランプブラケット61をより安定的に取り付けることができる。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の車体構造は、
ルーフパネル(例えば10)と、
車幅方向に延設され、前記ルーフパネルの車両前後方向の一端部を支持するルーフレール(例えば20)と、を備える車体上部構造であって、
車幅方向に離間して複数配置され、前記ルーフレールから前記車両前後方向に延びて前記ルーフパネルに接続されるブラケット(例えば21)をさらに備える、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記ルーフレールから複数の前記ブラケットが前記車両前後方向に延びているので、前記ルーフレールから離間した位置まで、前記ブラケットによって前記ルーフパネルを支持することができる。従って、前記ルーフレールを前記車両前後方向に大型化をせずにルーフパネルの支持剛性を向上ができる。
2.上記実施形態の車体構造は、
前記ルーフパネルは、前記ルーフレールから前記車両前後方向に離間した位置に、該位置と前記ルーフレールまでの区間(例えばR1)よりも剛性が高い部位(例えばR2)があり、
前記ブラケットは、前記ルーフレールから前記部位までの前記区間に跨って設けられる、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記区間が前記ブラケットによって支持されるので、前記ルーフレールの前記車両前後方向で相対的に剛性が低い部分を前記ブラケットにより補強することができる。
3.上記実施形態の車体構造は、
前記ルーフパネルは、前記車両前後方向に延びるビード(例えば101)を前記車幅方向に離間して複数有し、
前記ビードは、前記車両前後方向において前記ルーフパネルの前記一端部から離間して配置され、前記ブラケットの少なくとも1つは、前記ビードの延長線上に配置される、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記ブラケットが前記ビードの延長線上に配置されるので、前記ビードが形成される部位と比較して剛性の低い前記ビードが形成されていない部位を補強することができる。
4.上記実施形態の車体構造は、
前記ブラケットは、前記ルーフパネルに固定されるフランジ部(例えば212)を有し、
該フランジ部は、前記ルーフパネルに対向する対向面(例えば216)に凹(例えば213)部を有する、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記対向面に前記凹部が設けられるので、前記凹部にマスチックシーラーなどの接着剤に代表される固定材の収容スペースを確保することができる。従って、前記ブラケットと前記ルーフパネルとの固定性能を向上することができる。
5.上記実施形態の車体構造は、
前記フランジ部は板状の部材で形成され、前記対向面と反対の裏面は、前記凹部の凹形状に沿った凸部(例えば214)が形成されていることを特徴とする。
この実施形態によれば、前記凸部が補強用リブの役割を果たすので、前記フランジ部の剛性を向上でき、前記ルーフパネルへ加わる荷重に対する支持剛性や、前記ルーフパネルへの固定性能を向上できる。また、凸形状を設けない場合よりも前記フランジ部を薄く形成できる。従って、軽量化やコスト低減を図ることができる。
6.上記実施形態の車体構造は、
前記ルーフレールは、前記車両前後方向に離間した一対の縦壁部(例えば211,213)と、前記一対の縦壁部の下端部を接続する底壁部(例えば212)と、を含み、
前記ブラケットは、前記一対の縦壁部のうち前記車両前後方向で車両中央側の縦壁(例えば21)に固定される、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記ブラケットが前記ルーフレールに直接固定されるので、前記ルーフレールと前記ルーフパネルによって形成される閉断面に直接接続される。従って、前記ルーフレールへ加わる荷重の伝達効率を向上することができる。
7.上記実施形態の車体構造は、
前記ブラケットは、前記ルーフパネルに固定される位置から前記ルーフレールに固定される位置に向かって車両上下方向で下方向に傾斜する傾斜部(例えば215)を有する、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記ブラケットに前記傾斜部が設けられるので、前記傾斜部と、前記ルーフパネルと、前記ルーフレールとで閉断面が形成される。従って、前記ルーフパネルへ加わる上方向からの荷重に対する剛性を向上できる。
8.上記実施形態の車体構造は、
前記ルーフレールに固定され、ルームミラーを支持するルームミラーブラケット(例えば60)と、
ルームランプを支持するルームランプブラケット(例えば61)と、を備え
前記ルームランプブラケットは、前記ルームミラーブラケットに取り付けられる第1の取付部(例えば613,614)と、前記ルーフレールに取り付けられる第2の取付部(例えば615)とを有する、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記ルームランプブラケットが前記ルーフレール及び前記ルームミラーブラケットの両方に固定される。従って、いずれか一方に固定される場合よりも前記ルームランプブラケットの強度を向上できる。
1 車両、10 ルーフパネル、20 ルーフレール、21 ブラケット

Claims (7)

  1. ルーフパネルと、
    車幅方向に延設され、前記ルーフパネルの車両前後方向の一端部を支持するルーフレールと、を備える車体上部構造であって、
    車幅方向に離間して複数配置され、前記ルーフレールから前記車両前後方向に延びて前記ルーフパネルに接続されるブラケットをさらに備え、
    前記ルーフパネルは、前記車両前後方向に延びるビードを前記車幅方向に離間して複数有し、
    前記ビードは、前記車両前後方向において前記ルーフパネルの前記一端部から離間して配置され、
    複数の前記ブラケットは、複数の前記ビードのそれぞれの延長線上に配置される、
    ことを特徴とする車体上部構造。
  2. ルーフパネルと、
    車幅方向に延設され、前記ルーフパネルの車両前後方向の一端部を支持するルーフレールと、を備える車体上部構造であって、
    車幅方向に離間して複数配置され、前記ルーフレールから前記車両前後方向に延びて前記ルーフパネルに接続されるブラケットをさらに備え、
    前記ブラケットは、前記車両前後方向の車両中央側の端部で前記ルーフパネルに固定され、前記車両前後方向の車両外側の端部で前記ルーフレールに固定され、
    前記ルーフパネルに固定される位置から前記ルーフレールに固定される位置に向かって車両上下方向で下方向に傾斜する傾斜部を有する、
    ことを特徴とする車体上部構造。
  3. 前記ルーフパネルは、前記ルーフレールから前記車両前後方向に離間した位置に、該位置と前記ルーフレールまでの区間よりも剛性が高い部位があり、
    前記ブラケットは、前記ルーフレールから前記部位までの前記区間に跨って設けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車体上部構造。
  4. 前記ブラケットは、前記ルーフパネルに固定されるフランジ部を有し、
    該フランジ部は、前記ルーフパネルに対向する対向面に凹部を有する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車体上部構造。
  5. 前記フランジ部は板状の部材で形成され、前記対向面と反対の裏面は、前記凹部の凹形状に沿った凸部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車体上部構造。
  6. 前記ルーフレールは、前記車両前後方向に離間した一対の縦壁部と、前記一対の縦壁部の下端部を接続する底壁部と、を含み、
    前記ブラケットは、前記一対の縦壁部のうち前記車両前後方向で車両中央側の縦壁に固定される、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車体上部構造。
  7. 前記ルーフレールに固定され、ルームミラーを支持するルームミラーブラケットと、
    ルームランプを支持するルームランプブラケットと、を備え
    前記ルームランプブラケットは、
    前記ルームミラーブラケットに取り付けられる第1の取付部と、
    前記ルーフレールに取り付けられる第2の取付部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の車体上部構造。
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