JP6569314B2 - 基板放熱構造およびその組み立て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板放熱構造等に関し、例えば、基板上に実装された発熱部品の熱を放熱するものに関する。
近年、電子装置の小型化が進み、電子装置に搭載された発熱部品の熱を放熱部(たとえばヒートシンク)によって十分に放熱することが困難になってきている。特に、発熱部品および放熱部の間の接触面積を十分に確保できず、発熱部品の熱を放熱部によって十分に放熱することができない場合が増えてきた。
また、近年、電子装置の高寿命化やメンテナンスフリー化が要求されてきている。しかしながら、電子装置の小型化によって、ファンにより強制的に発熱部品の熱を冷却する構造(強制空冷構造)を電子装置に採用することもできない。発熱部品の熱を放熱部に効率よく熱を伝えるための構造が、プリント配線基板にも設けられている。
以下に、一般的な基板放熱構造の例を説明する。図9は、一般的な基板放熱構造900の構成を示す図である。この基板放熱構造900には、いわゆるサーマルビア接続構造が採用されている。
図9に示されるように、基板放熱構造900は、プリント配線基板910と、発熱部品930と、放熱部940と、熱伝導シート950とを備えている。
図9に示されるように、プリント配線基板910は、第1の主面911(表面)および第2の主面912(裏面)を有する。また、プリント配線基板910は、導電層913および絶縁層914が交互に積層されて構成されている。また、複数の貫通ビア916が、第1の主面911および第2の主面912の間を貫通するように、プリント配線基板910に形成されている。複数の貫通ビア916は、第1の主面911側にて、発熱部品930の底部に設けられたサーマルパッド933と向かい合うように設けられる。
図9に示されるように、発熱部品930は、プリント配線基板910の第1の主面911上に実装されている。このとき、発熱部品930の端子932は、第1の主面911上に形成された導電層913aに、半田Hにより接続されている。また、発熱部品930のサーマルパッド933は、複数の貫通ビア916の各々に、半田Hにより熱的に接続されている。
図9に示されるように、放熱部940は、複数のフィン941を有する。放熱部940は、第2の主面912側にて、熱伝導シート950を介して、複数の貫通ビア916の各々に、熱的に接続されている。なお、熱伝導シート950に代えて、熱伝導グリスを用いてもよい。
このようにして、発熱部品930のサーマルパッド933および放熱部940は、複数の貫通ビア916の各々および熱伝導シート950を介して、熱的に接続されている。そして、発熱部品930の熱は、複数の貫通ビア916の各々および熱伝導シート950を介して、放熱部940に伝えられる。放熱部940は、受熱した発熱部品930の熱を放熱する。
次に、別の一般的な基板放熱構造900Aの例を説明する。図10は一般的な基板放熱構造900Aの構成を示す図である。
図10に示されるように、基板放熱構造900Aは、プリント配線基板910Aと、熱伝導コア920と、発熱部品930と、放熱部940と、熱伝導シート950とを備えている。
図10に示されるように、熱伝導コア920は、円柱形状に形成されている。熱伝導コア920の材料には、たとえば銅が用いられる。熱伝導コア920は、プリント配線基板910の第1の主面911および第2の主面912の間を貫通する。また、熱伝導コア920の上端部は、第1の主面911側にて、発熱部品930のサーマルパッド933と向かい合うように設けられている。熱伝導コア920の上端部は、発熱部品930のサーマルパッド933に、半田Hにより熱的に接続されている。熱伝導コア920は、プリント配線基板910の製造時に、予め組み込まれる。なお、銅を材料とする熱伝導コア920が組み込まれたプリント配線基板910は、銅インレイ基板とも呼ばれる。
図10に示されるように、放熱部940は、第2の主面912側にて、熱伝導シート950を介して、熱伝導コア920に、熱的に接続されている。
このようにして、発熱部品930のサーマルパッド933および放熱部940は、熱伝導コア920および熱伝導シート950を介して、熱的に接続されている。そして、発熱部品930の熱は、熱伝導コア920および熱伝導シート950を介して、放熱部940に伝えられる。放熱部940は、受熱した発熱部品930の熱を放熱する。
なお、本発明に関連する技術が、たとえば、特許文献1および2に開示されている。
特開平03−083391号公報 特開平03−283675号公報
しかしながら、図9に示した基板放熱構造では、貫通ビア916の熱伝導率が低いため、発熱部品930の熱が、複数の貫通ビア916等を介して、放熱部940に十分に伝えられていなかった。このため、十分な放熱性能を得ることができなかった。
また、図10に示した基板放熱構造では、熱部品930の熱は、熱伝導コア920等を介して、放熱部940に伝えられる。このため、図10に示した基板放熱構造の放熱性能は、図9に示した基板放熱構造と比較して高い。しかしながら、銅を材料とする熱伝導コア920が組み込まれたプリント配線基板910(銅インレイ基板)の製造には、特殊な工程を必要とするため、簡単に製造できないという問題があった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、十分な放熱性能を得るとともに、簡単に製造することができる基板放熱構造等を提供することにある。
本発明の基板放熱構造は、第1および第2の主面を有し、発熱部品が前記第1の主面上に実装される基板と、前記第1および第2の主面の間を貫通し、開口径が前記第1の主面から前記第2の主面に向かうにつれて徐々に大きくなるように前記基板に形成された貫通ビアと、熱伝導性を有し、前記貫通ビアの形状に対応するように形成され、前記貫通ビア内に挿入され、前記発熱部品に熱的に接続する熱伝導コアを備えている。
本発明の基板放熱構造の組み立て方法は、基板の第1および第2の主面の間を貫通し、開口径が前記第1の主面から前記第2の主面に向かうにつれて徐々に大きくなるように、貫通ビアを前記基板に形成する貫通ビア形成ステップと、前記第2の主面に半田を塗布する第1の半田塗布ステップと、熱伝導性を有し、前記貫通ビアの形状に対応するように形成された熱伝導コアを、前記貫通ビア内に挿入する熱伝導コア取り付けステップと、前記第1の半田塗布ステップおよび前記熱伝導コア取り付けステップの後に、前記第1の半田塗布ステップで塗布された半田に熱を加えて融解することにより、前記熱伝導コアを前記貫通ビアに固定する熱伝導コア固定ステップと、前記熱伝導コア固定ステップの後に、前記第1の主面に半田を塗布する第2の半田塗布ステップと、前記第2の半田塗布ステップの後に、前記第2の半田塗布ステップで塗布された半田に熱を加えて融解することにより、前記熱伝導コアに熱的に接続されるように発熱部品を前記第1の主面上に実装する発熱部品実装ステップとを含む。
本発明にかかる基板放熱構造等によれば、十分な放熱性能を得るとともに、簡単に製造することができる。
本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。 一般的な基板放熱構造の構成を示す図である。 一般的な基板放熱構造の構成を示す図である。 一般的な基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。
<第1の実施の形態>
本発明の実施の形態における基板放熱構造100の構成について説明する。
図1に示されるように、基板放熱構造100は、プリント配線基板110と、熱伝導コア120と、発熱部品130と、放熱部140と、熱伝導シート150とを備えている。プリント配線基板110は、本発明の基板に対応する。
図1に示されるように、プリント配線基板110は、第1の主面111(表面)および第2の主面112(裏面)を有する。また、プリント配線基板110は、導電層113および絶縁層114が交互に積層されて構成されている。第1の主面111側の導電層113aの一部は、露出され、導電層113aの一部以外は、絶縁性のソルダーレジスト115により被覆されている。ソルダーレジスト115は、半田Hを付着させたくない領域に、塗布される。図1に示されるように、第1の主面111側の導電層113aのうちで露出された一部には、発熱部品130の端子132およびサーマルパッド133が半田Hにより接続される。
また、図1に示されるように、貫通ビア116は、プリント配線基板110の第1の主面111および第2の主面112の間を貫通し、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、テーパ状に、プリント配線基板110に形成されている。貫通ビア116の内壁面には、導電膜116aが形成されている。また、第1の主面111のうち、貫通ビア116の外周部にも、導電膜116aが形成されている。なお、この第1の主面111上の導電膜116aは、導電層113aの一部である。さらに、第2の主面112のうち、貫通ビア116の外周部にも、導電膜116aが形成されている。なお、導電膜116aの形成には、たとえば、銅メッキが用いられる。
図1に示されるように、熱伝導コア120は、貫通ビア116の形状に対応するように形成されている。すなわち、熱伝導コア120は、外周径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、テーパ状に形成されている。また、熱伝導コア120は、熱伝導性を有する。熱伝導コア120は、貫通ビア116内に挿入され、貫通ビア116内に半田Hにより固定される。また、熱伝導コア120は、発熱部品130のサーマルパッド133に熱的に接続する。
図1に示されるように、発熱部品130は、第1の主面111上に実装されている。発熱部品130は、作動すると熱を発する電子部品である。発熱部品130は、たとえば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)やMPU(Micro Processing Unit,:超小型処理装置)やMCM(Multi-chip Module:集積回路)である。
図1に示されるように、発熱部品130は、発熱部品本体131と、端子132と、サーマルパッド133とを備えている。発熱部品本体131は、絶縁性の筐体を有し、発熱部品130の機能を発揮するための電子回路等を筐体内に収容する。図1に示されるように、端子132は、発熱部品本体131から延出するように設けられている。端子132は、導電性を有する。図1に示されるように、サーマルパッド133は、発熱部品本体131の底部に設けられている。より具体的には、サーマルパッド133は、第1の主面111上で露出された熱伝導コア120の上端面(図1紙面上側の面)と向かい合うように、設けられている。サーマルパッド133は、熱伝導性を有する。
図1に示されるように、放熱部140は、プリント配線基板110の第2の主面112上に取り付けられる。放熱部140は、ヒートシンクとも呼ばれる。放熱部140は、熱伝導性を有する。放熱部140の材料には、たとえば、銅や銅合金が用いられる。放熱部140は、複数の放熱フィン141を有する。図1に示されるように、複数の放熱フィン141は、プリント配線基板110の第2の主面112から離れる方向に向けて延出するように形成されている。放熱部140は、熱伝導コア120に熱的に接続される。なお、図1の例では、放熱部140は、熱伝導シート150を介して、熱伝導コア120に熱的に接続される。そして、放熱部140は、熱伝導コア120を介して発熱部品130の熱を受熱し、この熱を外気に放熱する。図1の例では、放熱部140は、熱伝導コア120および熱伝導シート150を介して、発熱部品130の熱を受熱し、この熱を外気に放熱する。
図1に示されるように、熱伝導シート150は、放熱部140および第2の主面112の間に設けられている。熱伝導シート150は、熱伝導性を有する。熱伝導シート150の材料には、たとえば、熱伝導性を有するアクリル等が用いられる。熱伝導シート150は、熱伝導コア130および放熱部140の間を熱的に接続する。熱伝導性シート150は、一般的に弾性を有するので、プリント配線基板110の第2の主面112の凹凸を吸収することができる。すなわち、熱伝導性シート150が弾性を有することにより、プリント配線基板110の第2の主面112に凹凸があった場合でも、熱伝導シート150を第2の主面112に密着させることができる。
なお、熱伝導性シート150に代えて、熱伝導グリスを用いてもよい。熱伝導グリスは、変性シリコン等のグリスに、熱伝導性の高い金属または金属酸化物の粒子を均一に分散されて、形成される。変性シリコンとは、常温から有る程度の高温まで、あまり粘度が変化しないシリコンをいう。なお、熱伝導グリスは、放熱グリスとも呼ばれる。
次に、基板放熱構造100の組み立て方法について、説明する。図2〜図7は、基板放熱構造100の組み立て方法を説明するための図である。基板放熱構造100の組み立て方法では、通常のSMT(surface mounting technology:表面実装技術)の工程を用いる。なおSMTとは、一般的に、プリント配線基板に表面実装用電子部品等を半田付けする技術をいう。
図2(a)〜(c)は、貫通ビア116を形成する工程を説明するための図である。図2(a)〜(c)で説明される工程は、本発明の貫通ビア形成ステップに対応する。なお、便宜上、図2(a)〜(c)では、導電層113aやソルダーレジスト115を省略している。
図2(a)に示されるように、まず、導電層113および絶縁層114が交互に積層されたプリント配線基板110と、テーパ形状のドリルDを準備する。つぎに、図2(b)に示されるように、ドリルDを用いて、プリント配線基板110に貫通穴Hを形成する。このとき、貫通穴Hは、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、テーパ状に、プリント配線基板110に形成される。そして、貫通穴Hの内壁面に、銅メッキ等により導電膜116aを形成する。また、第1の主面111のうち、貫通穴Hの外周部にも、銅メッキ等により導電膜116aを形成する。さらに、第2の主面112のうち、貫通穴Hの外周部にも、銅メッキ等により導電膜116aを形成する。これにより、貫通ビア116がプリント配線基板110に形成する。
次に、図3に示されるように、プリント配線基板110の第2の主面112上に半田Hを塗布する。図3は、プリント配線基板110の第2の主面112上に半田Hを塗布する工程を説明するための図である。なお、図3で説明される工程は、本発明の第1の半田塗布ステップに対応する。
具体的には、図3に示されるように、半田マスクM1を、最初にリフローする第2の主面112に、取り付ける。なお、半田マスクM1は、複数の開口を有する。これらの開口は、半田Hを印刷したい箇所に設けられている。半田マスクM1を第2の主面112に取り付けた状態で、ペースト状の半田Hを第2の主面112上に塗布する。このとき、熱伝導コア120を貫通ビア116内に半田Hで固定するのに必要な半田Hの量を確保するために、ソルダーレジスト115上にも、ペースト状の半田Hを印刷する。そして、半田マスクM1を第2の主面112上から取り外す。
次に、図4に示されるように、熱伝導コア120を、貫通ビア116内に挿入する。図4は、熱伝導コア120をプリント配線基板110の貫通ビア116に挿入する工程を説明するための図である。なお、図4で説明される工程は、本発明の熱伝導コア取り付けステップに対応する。
具体的には、図4に示されるように、第2の主面112を上にしてプリント配線基板110を配置した状態で、部品自動搭載機やピンセット等を用いて、熱伝導コア120を、貫通ビア116内に挿入する。このとき、図4に示されるように、貫通ビア116のテーパ形状に合わせて、熱伝導コア120を貫通ビア116内に挿入する。これにより、熱伝導コア120を貫通ビア116内に挿入しても、熱伝導コア120がプリント配線基板110から落下することを防止できる。
ここで、一般的な基板放熱構造900A(図10参照)の組み立て方法において、熱伝導コア920を、貫通ビア916内に挿入する工程について説明する。図11は、一般的な基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。より具体的には、図11は、熱伝導コア920をプリント配線基板910の貫通ビア916に挿入する工程を説明するための図である。
図11に示されるように、第2の主面912を上にしてプリント配線基板910を配置した状態で、部品自動搭載機やピンセット等を用いて、熱伝導コア920を、貫通ビア916内に挿入する。このとき、熱伝導コア920は円柱形状に形成されているため、熱伝導コア920を貫通ビア916に挿入すると、熱伝導コア920がプリント配線基板910から落下してしまう。したがって、熱伝導コア920をプリント配線基板910に取り付けることができなかった。
次に、熱伝導コア120を貫通ビア116内に半田Hにより固定する。図5は、熱伝導コア120を貫通ビア116に固定する工程を説明するための図である。図5に示されるように、プリント配線基板110に塗布された半田Hにリフローにより熱を加えることで、図3で説明した工程で塗布した半田Hを融解する。これにより、ソルダーレジスト115上に印刷されていた半田Hが、テーパ状の熱伝導コア120および貫通ビア116の間に吸い込まれる。そして、プリント配線基板110を冷却する。これにより、ペースト状の半田Hが固化して、熱伝導コア120が半田Hにより貫通ビア116内に固定される。
次に、図6に示されるように、プリント配線基板110の第1の主面111上に半田Hを塗布する。図6は、プリント配線基板110の第1の主面111上に半田Hを塗布する工程を説明するための図である。なお、図6で説明される工程は、本発明の第2の半田塗布ステップに対応する。
具体的には、図6に示されるように、半田マスクM2を、2回目にリフローする第1の主面111に、取り付ける。なお、半田マスクM2は、半田マスクM1と同様に、複数の開口を有する。これらの開口は、半田Hを印刷したい箇所に設けられている。半田マスクM2を第1の主面111に取り付けた状態で、ペースト状の半田Hを第1の主面111上に塗布する。そして、半田マスクM2を第2の主面112上から取り外す。この結果、半田マスクM2の開口領域に、半田Hが印刷される。
次に、図7に示されるように、発熱部品130を半田Hによりプリント配線基板110の第1の主面111上に実装する。図7は、発熱部品130および放熱部140をプリント配線基板110上に取り付ける工程を説明するための図である。図7に示される工程は、本発明の発熱部品実装ステップおよび放熱部品実装ステップに対応する。
図7に示されるように、発熱部品130を第1の主面111上に取り付けた状態で、プリント配線基板110に塗布された半田Hにリフローにより熱を加えて、図6で説明した工程で塗布した半田Hを融解する。このとき、発熱部品130の端子132の先端部側は、第1の主面111上にて露出された導電層132a上に配置される。また、発熱部品130のサーマルパッド133は、熱伝導コア120の端面と向かい合うように配置される。これにより、熱伝導コア120およびサーマルパッド133が、半田Hにより熱的に接続される。また、端子132および導電層113aが電気的に接続される。そして、プリント配線基板110を冷却する。これにより、ペースト状の半田Hが固化して、発熱部品130がプリント配線基板110に固定される。
図7に示されるように、放熱部140をプリント配線基板110の第2の主面112上に取り付ける。すなわち、熱伝導コア120に熱的に接続されるように、熱伝導性を有する放熱部品140を第2の主面112上に実装する。このとき、熱伝導性を有する熱伝導シート150(または放熱グリス)を放熱部140および第2の主面112の間に設けてもよい。
以上、基板放熱構造100の組み立て方法について、図2〜図7を用いて説明した。
以上の通り、本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造100は、プリント配線基板110と、貫通ビア116と、熱伝導コア120とを備えている。プリント配線基板110は、第1および第2の主面111、112を有し、発熱部品130が第1の主面111上に実装される。貫通ビア116は、第1および第2の主面111、112の間を貫通し、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるようにプリント配線基板110に形成されている。熱伝導コア120は、熱伝導性を有し、貫通ビア116の形状に対応するように形成されている。熱伝導コア120は、貫通ビア116内に挿入され、発熱部品130に熱的に接続する。
このように、貫通ビア116は、第1および第2の主面111、112の間を貫通し、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるようにプリント配線基板110に形成されている。また、熱伝導コア120は、熱伝導性を有し、貫通ビア116の形状に対応するように形成されている。そして、熱伝導コア120は、貫通ビア116内に挿入され、発熱部品130に熱的に接続する。
このとき、貫通ビア116および熱伝導コア120の形状は、互いに対応しており、貫通ビア116の開口径または熱伝導コア120の外周径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように形成されている。このため、第2の主面112を鉛直上方に向けた状態で、熱伝導ビア120を貫通ビア116内に挿入するだけで、熱伝導ビア120をプリント配線基板110に取り付けることができる。そして、熱伝導ビア120を貫通ビア116内に挿入した際に、熱伝導コア120がプリント配線基板110から落下することを防止できる。
これに対して、図10に示した基板放熱構造では、熱伝導コア920が組み込まれたプリント配線基板910(銅インレイ基板)の製造に、特殊な工程を必要とするため、簡単に製造できないという問題があった。とくに、熱伝導コア920をプリント配線基板910に圧入する等の特殊な工程が必要であった。基板放熱構造100では、図10に示した基板放熱構造900Aと比較して、より簡単に製造することができる。
また、基板放熱構造100では、熱伝導性を有する熱伝導コア120は、貫通ビア116内に挿入され、発熱部品130に熱的に接続する。これに対して、図9に示した基板放熱構造900では、貫通ビア916の熱伝導率が低いため、発熱部品930の熱が、複数の貫通ビア916等を介して、放熱部940に十分に伝えられていなかった。基板放熱構造100では、熱伝導性を有する熱伝導コア120を介して、発熱部品130の熱を受熱し、この熱を放熱部140に伝えることができる。このため、基板放熱構造100では、図9に示した基板放熱構造900と比較して、十分な放熱性能を得ることができる。
以上の通り、本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造100によれば、十分な放熱性能を得るとともに、簡単に製造することができる。
また、基板放熱構造100では、図10に示した基板放熱構造900Aと比較して、より簡単に製造することができることから、製造コストも低減することができる。
基板放熱構造100では、図9に示した基板放熱構造900のように、熱伝導コア920をプリント配線基板910に圧入する等の特殊な工程を必要しない。また、通常のSMT工程のみで、効率良く基板放熱構造100を組み立てることができる。このため、基板放熱構造100では、図9に示した基板放熱構造900と比較して、製造歩留まりが良く、製造コストも低減できる。
また、本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造100において、発熱部品130および熱伝導コア120は、半田Hにより接続されている。これにより、発熱部品130および熱伝導コア120を、確実に熱的に接続することができる。
本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造100は、放熱部140を備えている。放熱部140は、熱伝導性を有し、第2の主面112上に取り付けられ、熱伝導コア120に熱的に接続されている。そして、放熱部140は、熱伝導コア120を介して発熱部品130の熱を受熱し、この熱を放熱する。これにより、放熱部130を用いて、発熱部品130の熱を効率よく放熱することができる。
本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造100は、熱伝導シート150または放熱グリスを備えている。熱伝導シート150または放熱グリスは、熱伝導性を有し、放熱部140および第2の主面112の間に設けられている。熱伝導シート150または放熱グリスは、熱伝導コア120および放熱部140の間を熱的に接続する。これにより、熱伝導性シート150または放熱グリスにより、プリント配線基板110の第2の主面112の凹凸を吸収することができる。したがって、プリント配線基板110の第2の主面112に凹凸があった場合でも、熱伝導シート150を第2の主面112に密着させることができる。
また、本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法は、貫通ビア形成ステップと、第1の半田塗布ステップと、熱伝導コア取り付けステップと、熱伝導コア固定ステップと、第2の半田塗布ステップと、発熱部品実装ステップとを含んでいる。
貫通ビア形成ステップでは、プリント配線基板110の第1および第2の主面111、112の間を貫通し、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、貫通ビア120をプリント配線基板110に形成する。第1の半田塗布ステップでは、第2の主面112に半田Hを塗布する。熱伝導コア取り付けステップでは、熱伝導性を有し、貫通ビア116の形状に対応するように形成された熱伝導コア120を、貫通ビア116内に挿入する。熱伝導コア固定ステップでは、第1の半田塗布ステップおよび熱伝導コア取り付けステップの後に、第1の半田塗布ステップで塗布された半田Hに熱を加えて融解することにより、熱伝導コア120を貫通ビア116に固定する。第2の半田塗布ステップでは、熱伝導コア固定ステップの後に、第1の主面111に半田Hを塗布する。発熱部品実装ステップでは、第2の半田塗布ステップの後に、第2の半田塗布ステップで塗布された半田Hに熱を加えて融解することにより、熱伝導コア120に熱的に接続されるように発熱部品130を第1の主面111上に実装する。
このような基板放熱構造の組み立て方法によっても、前述した基板放熱構造100の効果と同様の効果を奏することができる。
また、本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法は、放熱部品実装ステップをさらに含む。放熱部品実装ステップでは、発熱部品実装ステップの後に、熱伝導コア120に熱的に接続されるように、熱伝導性を有する放熱部品140を第2の主面112上に実装する。このような基板放熱構造の組み立て方法によっても、前述した基板放熱構造100の効果と同様の効果を奏することができる。
また、本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法において、放熱部品実装ステップでは、熱伝導性を有する熱伝導シート150または放熱グリスを放熱部140および第2の主面112の間に設ける。このような基板放熱構造の組み立て方法によっても、前述した基板放熱構造100の効果と同様の効果を奏することができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造の構成について説明する。本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造は、第1の実施の形態と同様に、プリント配線基板110Aと、熱伝導コア120Aと、発熱部品130と、放熱部140と、熱伝導シート150とを備えている。
ここで本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造において、熱伝導コア120Aおよびプリント配線基板110Aの構成が、本発明の第1の実施の形態における基板放熱構造の熱伝導コア120およびプリント配線基板110と、異なる。ここでは、熱伝導コア120Aおよびプリント配線基板110Aの構成を中心に説明する。
図8は、本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法を説明するための図である。この図8は、第1の実施の形態の説明で用いた図4に相当する。
図8に示されるように、プリント配線基板110Aの貫通ビア116Aは、第1の主面111側にて、プリント配線基板110の第1の主面111および第2の主面112の間を貫通し、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、テーパ状に、プリント配線基板110Aに形成されている。
すなわち、第1の実施の形態における基板放熱構造100では、貫通ビア116は、第1の主面111から第2の主面112までの全体に亘り、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、テーパ状にプリント配線基板110Aに形成されている。これに対して、第2の実施の形態における基板放熱構造では、貫通ビア116Aは、第1の主面111側のみにおいて、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、テーパ状にプリント配線基板110Aに形成されている。つまり、貫通ビア116のテーパの形成領域は、第1の主面111から第2の主面112までの全体に亘り、形成されている。これに対して、貫通ビア116Aは、第1の主面111側のみにおいて、形成されている。この点で、基板放熱構造100と、第2の実施の形態における基板放熱構造とは相違する。
なお、第1の実施の形態における基板放熱構造100と同様に、貫通ビア116Aの内壁面には、導電膜116Aaが形成されている。また、第1の主面111のうち、貫通ビア116Aの外周部にも、導電膜116Aaが形成されている。なお、この第1の主面111上の導電膜116Aaは、導電層113aの一部である。さらに、第2の主面112のうち、貫通ビア116Aの外周部にも、導電膜116Aaが形成されている。なお、導電膜116Aaの形成には、たとえば、銅メッキが用いられる。
図8に示されるように、熱伝導コア120Aは、貫通ビア116Aの形状に対応するように形成されている。すなわち、熱伝導コア120Aは、第1の主面111側のみにおいて、外周径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、テーパ状に形成されている。また、熱伝導コア120Aは、熱伝導性を有する。熱伝導コア120Aは、貫通ビア116A内に挿入され、発熱部品130のサーマルパッド133に熱的に接続する。
以上、本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造の構成について、説明した。
次に、本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法について説明する。本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法は、第1の実施の形態で、図2〜図7を用いて説明した内容に準ずる。
すなわち、図2(a)〜(c)を用いて説明した内容と同様に、ドリルを用いて、プリント配線基板110に貫通穴を形成する。ただし、貫通穴は、第1の実施の形態と異なり、第1の主面111側のみにて、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、テーパ状に、プリント配線基板110に形成される。そして、貫通穴の内壁面に、銅メッキ等により導電膜116Aaを形成する。また、第1の主面111のうち、貫通穴の外周部にも、銅メッキ等により導電膜116Aaを形成する。さらに、第2の主面112のうち、貫通穴の外周部にも、銅メッキ等により導電膜116Aaを形成する。これにより、貫通ビア116Aがプリント配線基板110に形成される。
次に、図3を用いて説明した内容と同様に、プリント配線基板110Aの第2の主面112上に半田を塗布する。
次に、図8を参照しつつ、図4を用いて説明した内容と同様に、部品自動搭載機やピンセット等を用いて、熱伝導コア120Aを、貫通ビア116A内に挿入する。このとき、図8に示されるように、貫通ビア116Aのテーパ形状に合わせて、熱伝導コア120Aを貫通ビア116A内に挿入する。これにより、熱伝導コア120Aを貫通ビア116A内に挿入しても、熱伝導コア120Aがプリント配線基板110Aから落下することを防止できる。
次に、図5を用いて説明した内容と同様に、プリント配線基板110Aに塗布された半田にリフローにより熱を加えることで、半田を融解する。これにより、ソルダーレジスト115上に印刷されていた半田が、テーパ状の熱伝導コア120Aおよび貫通ビア116Aの間に吸い込まれる。そして、プリント配線基板110Aを冷却する。これにより、ペースト状の半田が固化して、熱伝導コア120Aが半田により貫通ビア116A内に固定される。
次に、図6を用いて説明した内容と同様に、プリント配線基板110Aの第1の主面111上に半田を塗布する。
次に、図7を用いて説明した内容と同様に、発熱部品130を第1の主面111上に取り付けた状態で、プリント配線基板110Aに塗布された半田にリフローにより熱を加えて、半田を融解する。このとき、発熱部品130の端子132の先端部側は、第1の主面111上にて露出された導電層132a上に配置される。また、発熱部品130のサーマルパッド133は、熱伝導コア120Aの端面と向かい合うように配置される。これにより、熱伝導コア120Aおよびサーマルパッド133が、半田により熱的に接続される。また、端子132および導電層113aが電気的に接続される。そして、プリント配線基板110Aを冷却する。これにより、ペースト状の半田が固化して、発熱部品130がプリント配線基板110Aに固定される。
図7を用いて説明した内容と同様に、熱伝導コア120Aに熱的に接続されるように、熱伝導性を有する放熱部品140を第2の主面112上に実装する。このとき、熱伝導性を有する熱伝導シート150(または放熱グリス)を放熱部140および第2の主面112の間に設けてもよい。
以上、本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法について、説明した。
以上の通り、本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造において、貫通ビア120Aは、第1および第2の主面111、112の間を貫通する。また、貫通ビア120Aは、第1の主面111側にて、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるようにプリント配線基板110Aに形成されている。このような構成であっても、第1の実施の形態における基板放熱構造100と同様の効果を奏することができる。
すなわち、貫通ビア116Aおよび熱伝導コア120Aの形状は、互いに対応しており、貫通ビア116Aの開口径または熱伝導コア120Aの外周径が第1の主面111側にて第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように形成されている。このため、第2の主面112を鉛直上方に向けた状態で、熱伝導ビア120Aを貫通ビア116A内に挿入するだけで、熱伝導ビア120Aをプリント配線基板110Aに取り付けることができる。そして、熱伝導ビア120Aを貫通ビア116A内に挿入した際に、熱伝導コア120Aがプリント配線基板110Aから落下することを防止できる。
また、熱伝導性を有する熱伝導コア120Aは、貫通ビア116A内に挿入され、発熱部品130に熱的に接続する。本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造では、熱伝導性を有する熱伝導コア120Aを介して、発熱部品130の熱を受熱し、この熱を放熱部140に伝えることができる。
以上の通り、本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造によれば、十分な放熱性能を得るとともに、簡単に製造することができる。
また、本発明の第2の実施の形態における基板放熱構造の組み立て方法において、貫通ビア形成ステップでは、第1および第2の主面111、112の間を貫通し、第1の主面111側にて、開口径が第1の主面111から第2の主面112に向かうにつれて徐々に大きくなるように、貫通ビア116をプリント配線基板110に形成する。
このような基板放熱構造の組み立て方法によっても、前述した基板放熱構造100の効果と同様の効果を奏することができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述各実施の形態に対して、さまざまな変更、増減、組合せを加えてもよい。これらの変更、増減、組合せが加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
110、110A プリント配線基板
111 第1の主面
112 第2の主面
113、113a 導電層
114 絶縁層
115 ソルダーレジスト
116、116A 貫通ビア
116a、116Aa 導電膜
120、120A 熱伝導コア
130 発熱部品
131 発熱部品本体
132 端子
133 サーマルパッド
140 放熱部
141 放熱フィン
150 熱伝導シート
910 プリント配線基板
911 第1の主面
912 第2の主面
913、913a 導電層
914 絶縁層
915 ソルダーレジスト
916 貫通ビア
920 熱伝導コア
930 発熱部品
931 発熱部品本体
932 端子
933 サーマルパッド
940 放熱部
941 放熱フィン
950 熱伝導シート
100、900、900A 基板放熱構造
H 半田
M1、M2 半田マスク

Claims (4)

  1. 基板の第1および第2の主面の間を貫通し、開口径が前記第1の主面から前記第2の主面に向かうにつれて徐々に大きくなるように、貫通ビアを前記基板に形成する貫通ビア形成ステップと、
    前記第2の主面に半田を塗布する第1の半田塗布ステップと、
    熱伝導性を有し、前記貫通ビアの形状に対応するように形成された熱伝導コアを、前記貫通ビア内に挿入する熱伝導コア取り付けステップと、
    前記第1の半田塗布ステップおよび前記熱伝導コア取り付けステップの後に、前記第1の半田塗布ステップで塗布された半田に熱を加えて融解することにより、前記熱伝導コアを前記貫通ビアに固定する熱伝導コア固定ステップと、
    前記熱伝導コア固定ステップの後に、前記第1の主面に半田を塗布する第2の半田塗布ステップと、
    前記第2の半田塗布ステップの後に、前記第2の半田塗布ステップで塗布された半田に熱を加えて融解することにより、前記熱伝導コアに熱的に接続されるように発熱部品を前記第1の主面上に実装する発熱部品実装ステップとを含む基板放熱構造の組み立て方法。
  2. 前記貫通ビア形成ステップでは、前記第1および第2の主面の間を貫通し、前記第1の主面側にて、前記開口径が前記第1の主面から前記第2の主面に向かうにつれて徐々に大きくなるように、貫通ビアを前記基板に形成する請求項に記載の基板放熱構造の組み立て方法。
  3. 前記発熱部品実装ステップの後に、前記熱伝導コアに熱的に接続されるように、熱伝導性を有する放熱部を前記第2の主面上に実装する放熱部品実装ステップをさらに含む請求項1または2に記載の基板放熱構造の組み立て方法。
  4. 前記放熱部品実装ステップでは、前記熱伝導性を有する熱伝導シートまたは放熱グリスを前記放熱部および前記第2の主面の間に設ける請求項に記載の基板放熱構造の組み立て方法。
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