JP2006024755A - 回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板と、その基板に実装された回路素子とを備えた回路基板に関し、基板裏面側への実装制約や他の部品との干渉、さらには製造上の手間が問題とならず、回路素子の冷却性が良好な回路基板を提供する。
【解決手段】表裏面20a,20bの互いに対応した位置に1対のパッド21,23が設けられた基板20と、放熱部分13を有し、1対のパッド21,23のうちの一方のパッド21に放熱部分13が半田接続された回路素子10と、基板20を厚さ方向に貫通し、両端が1対のパッド21,23それぞれに半田接続された伝熱体40とを備え、伝熱体40が、表裏面20a,20b間の空気の貫通を防ぐ中実構造を少なくとも一部に有するものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、基板と、その基板に実装された回路素子とを備えた回路基板に関する。
回路素子の高機能化に伴い、回路素子の発熱量が増大している。そこで、回路素子の冷却技術として、回路素子の、基板と対向する部分(裏面)に金属製の放熱用パッド(スラグ)を設け、基板に配置された金属製のパッドに、この放熱スラグを半田付けすることで、回路素子の熱を基板に逃がす技術が用いられている。
図1は、半導体素子の放熱スラグと基板のパッドが半田接続された回路基板を示す図である。
図1に示す回路基板1は、半導体素子10と基板20とを備えている。この半導体素子10は、パッケージ11によって覆われており、ワイヤボンディングによって接続された複数のリード12を有する。半導体素子10の、基板と対向する部分には金属製の放熱スラグ13が設けられている。また、図1に示す基板20は、半導体素子10が実装される実装面20aに複数の金属製のパッドが配置され、実装面20aと実装面20aとは反対側の裏面20bとの間に導電層201が設けられたものである。図1に示す半導体素子10の放熱スラグ13と基板20のパッド(以下、このパッドを放熱用パッド21と称する)は半田30(例えば、特許文献1等参照)によって接続されている。また、半導体素子10のリード12と基板20のパッド(以下、このパッドを電気接続用パッド22と称する)も半田接続されている。放熱用パッド21には、基板20を貫通した複数本のスルーホール202が接続されている。これらのスルーホール202は、内周面が導電性材料で覆われたものであり、導電層201に接している。したがって、半導体素子10の熱は、放熱用パッド21およびスルーホール202から基板20の実装面20aおよび内部へ逃がされるとともに、スルーホール202を経由して導電層201にも逃がされる。
ところが、図1には、放熱スラグ13と放熱用パッド21を半田接続する際に溶融させた半田30が左側に示すスルーホール202に流れ込み、流れ込んだ半田30が裏面20bに膨出して固まった様子が示されている。このように、半田30が裏面20bに膨出して固まると、各種素子の、裏面側への実装制約につながり問題になる。また、この回路基板1がスペース的に余裕がないところに配置されるものであると、裏面20bに達した半田が他の部品と干渉してしまい、これもまた問題になる。
また、発熱量が著しく多いCPU(Central Processing Unit)が実装された回路基板や、放熱を必要とする回路素子が多数実装された回路基板では、図1に示す技術では基板20の温度が上昇(飽和)し、回路素子の冷却性が低下する問題も生じる。
このため、基板20の裏面20bにヒートシンクを設けて冷却性を高めた技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。特許文献2に記載された技術では、基板を貫通するピンをCPUに接続し、そのピンによってCPUの熱を、CPUを実装させた面とは反対の面に配備させたヒートシンクに伝えている。
しかしながら、特許文献2に記載された技術では、CPUと基板を貫通するピンとの接続が接着剤によって行われており、CPUとピンとの接続部分、すなわち接着剤の部分の熱伝導性および放熱性が悪く、せっかくヒートシンクを設けても冷却性がさして向上しないことが懸念される。また、製造工程上、接着剤を塗布する手間が必要なことも懸念される。
特開平10−79562号公報 特開平11−330747号公報
本発明は、上記事情に鑑み、基板裏面側への実装制約や他の部品との干渉、さらには製造上の手間が問題とならず、回路素子の冷却性が良好な回路基板を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の回路基板は、表裏面の互いに対応した位置に1対のパッドが設けられた基板と、
放熱部分を有し、上記1対のパッドのうちの一方のパッドにその放熱部分が半田接続された回路素子と、
上記基板を厚さ方向に貫通し、両端が上記1対のパッドそれぞれに半田接続された伝熱体とを備え、
上記伝熱体が、表裏面間の空気の貫通を防ぐ中実構造を少なくとも一部に有するものであることを特徴とする。
本発明の回路基板によれば、基板上にごく一般的に配置されるパッドを用いて、上記回路素子の熱を放熱するため、製造上手間がかからない。また、熱伝達が行われる接続箇所は半田接続されているため、熱伝導性および放熱性に優れ、上記回路素子の冷却性が良好なものとなる。さらに、上記伝熱体が上記中実構造を少なくとも一部に有するものであるため、溶融した半田は上記中実構造によって堰き止められ、半田が、上記回路素子が実装された面とは反対の面に膨出することが防止される。その結果、基板裏面側への実装制約や他の部品との干渉も問題にならなくなる。
ここで、上記伝熱体が、上記中実構造を全体に有するものであってもよい。
また、本発明の回路基板において、上記基板が、その基板の内部に上記厚さ方向と直交する方向に広がる導電層を有するものであってもよい。
上記導電層を上記伝熱体に接触させておくことで、上記回路素子の熱を上記導電層に逃がすことができ放熱性が高まるが、上記基板の温度が上昇しすぎる場合には、上記導電層を上記伝熱体を避けて広がるものにすることで、上記基板の温度上昇を抑えることができる。
また、本発明の回路基板において、上記伝熱体が、上記1対のパッドに対し複数配備されたものであることが好ましい。
複数の伝熱体によって、上記回路素子からの熱がムラなく伝達される。
さらに、本発明の回路基板において、上記伝熱体が、上記厚さ方向一端に、その一端に対する他端よりも大きな、上記1対のパッドのうちのいずれか一方のパッドに嵌め込まれた頭部を有するとともに、その他端に、その一方に対する他方のパッドに嵌め込まれた端部を有するものであることが好ましい。
こうすることで、上記伝熱体の、上記パッドに接続する部分の面積が増し、上記パッドと上記伝熱体の熱伝達がより良好になる。
またさらに、本発明の回路基板において、半田接続された部分に、Biの単体、Inの単体、およびZnの単体の中から選択された一つの単体が含まれていることが好ましい。
本発明の回路基板によれば、上記一対のパッドは互いに熱伝導するように接続されており、一方のパッドに加えられた熱は他方のパッドによって放熱される。そのため、上記パッドに半田付けを行う際、高めの温度で半田付けを行う必要が生じ、上記回路素子に、その回路素子の耐熱温度を越えた温度が加わる恐れがある。そこで、半田付けが行われる部材(上記パッド、上記伝熱体、上記放熱部分)の、半田と接する部分を、Biの単体、Inの単体、およびZnの単体の中から選択された一つの単体によって被覆しておくことで、半田が溶融する温度を下げることができ、上記回路素子に耐熱温度以上の温度が加わることが防止される。こうして半田接続された部分には、Biの単体、Inの単体、およびZnの単体の中から選択された一つの単体が含まれている。
また、本発明の回路基板において、上記伝熱体が、上記1対のパッドのうちの、上記放熱部分が半田接続されたパッドとは異なるパッドから上記厚さ方向に突出し突出端が開口した筒部を有するものであり、
上記異なるパッドが設けられた側に、上記筒部の内周面に固着され、上記伝熱体から伝わってきた熱を放熱する、その異なるパッドよりも容量が大きな放熱部材を備えたものである態様であってもよい。
この態様によれば、上記筒部を利用することで、上記基板に上記放熱部材を簡単に配備させることができ、その放熱部材によって放熱性がより高められる。
本発明によれば、基板裏面側への実装制約や他の部品との干渉、さらには製造上の手間が問題とならず、回路素子の冷却性が良好な回路基板を提供することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の第1実施形態の回路基板を示す図である。
以下の説明では、図1に示す構成要素の機能と同じ機能を有する構成要素には、これまで用いた符号を付して説明する(以下、同じ)。
図2に示す回路基板1も、図1に示す回路基板と同じく、パッケージ11によって覆われた半導体素子10と基板20とを備えている。半導体素子10は、複数のリード12と金属製の放熱スラグ13を有する。図2に示す放熱スラグ13には、Bi(ビスマス)を含む低融点材料のメッキが施されている。
一方、図2に示す基板20には、表裏面の互いに対向した位置に1対の金属製のパッドが設けられている。これらのパッドにも、Biを含む低融点材料のメッキが施されている。ここでは、表裏面のうち、半導体素子10が実装される面を実装面20aと称し、反対側の面を裏面20bと称することにする。1対のパッドのうちの、実装面20aに配備されたパッド(放熱用パッド21)には、半導体素子10の放熱スラグ13が半田30によって接続されている。なお、1対のパッドのうちの、裏面20bに配備されたパッドを、放熱用裏面パッド23と称することにする。また、実装面20aには、裏面20bとの対向関係を無視して、さらに複数の金属製のパッドが設けられており、これらのパッド(電気接続用パッド22)それぞれには、半導体素子10の複数のリード12それぞれが半田30によって接続されている。さらに、図2に示す基板20は、内部に厚さ方向と直交する方向に広がる導電層201を有する。
また、図2に示す回路基板1は複数の伝熱体40を有する。図2に示す基板20には、基板20の厚さ方向に貫通し、放熱用パッド21と放熱用裏面パッド23とを結ぶ、内周面が導電性材料で被覆されたスルーホールが複数設けられている。複数の伝熱体40は、これらのスルーホールに収容され、両端部それぞれが放熱用パッド21と放熱用裏面パッド23それぞれに半田接続されたものである。すなわち、伝熱体40は、基板20を厚さ方向に貫通し、放熱用パッド21と放熱用裏面パッド23それぞれに半田接続されたものである。また、伝熱体40は、基板内部で導電層201に接している。したがって、半導体素子10の熱は、放熱スラグ13から放熱用パッド21に伝わり、さらに伝熱体40を経由して導電層201に伝わるとともに放熱用裏面パッド23にも伝わる。この結果、半導体素子10の熱は、放熱用パッド21および放熱用裏面パッド23によって放熱されるとともに導電層201へ逃がされる。図2に示す回路基板1では、熱伝達が行われる接続箇所が総て半田接続されているため、熱伝導性および放熱性に優れ、半導体素子10の冷却性が良好なものとなる。しかも、基板20上にごく一般的に配置されるパッドを用いて、半導体素子10の熱を放熱するため、製造上手間がかからない。また、伝熱体40を1対のパッド21,23に対し複数配備したことで、半導体素子10からの熱がムラなく伝達される。
伝熱体40は、頭部41と端部42を有する、実装面20aと裏面20bの間の空気の貫通を塞ぐ構造のものである。すなわち、図2に示す伝熱体40は、全体が中実構造のものである。伝熱体40の、頭部41を除いた部分は円柱であり、その円柱の一端部分が端部42を構成している。頭部41は、その円柱の径よりも大きな径を有する、端部とは反対側に位置するものである。図2に示す伝熱体40の頭部41は、放熱用裏面パッド23に嵌め込まれた状態で放熱用裏面パッド23に半田付けされており、端部42は放熱用パッド21に嵌め込まれた状態で放熱用パッド21に半田付けされている。図2には、頭部41が嵌め込まれた放熱用裏面パッド23の表面全体を覆うように固化した半田30と、端部42が嵌め込まれた放熱用パッド21と半導体素子10の放熱スラグ13との間で、放熱用パッド21の表面全体を覆うように固化した半田30が示されている。したがって、伝熱体40の頭部41においても端部42においても、パッドとの接触面積が十分に確保されており、パッドと伝熱体40の熱伝達は非常に良好である。しかも、伝熱体40は全体が中実構造のものであることから、放熱用パッド21と放熱スラグ13との間で固化する前の溶融半田が、裏面20b側に流れ出すことが防止されている。なお、伝熱体40は、頭部41を省略したものであってもよい。
また、放熱スラグ13、放熱用パッド21、および放熱用裏面パッド23のいずれにも、Biを含む低融点材料のメッキが施されているため、半田接続された部分にはBiの単体が含まれている。図2に示す回路基板1によれば、放熱用パッド21と放熱用裏面パッド23とからなる一対のパッドは互いに熱伝導するように接続されており、一方のパッドに加えられた熱は他方のパッドによって放熱される。そのため、これらのパッドに半田付けを行う際、高めの温度で半田付けを行う必要が生じるが、低融点材料のメッキが施されているため、電気接続用パッド22における半田付け温度と同程度の温度を加えれば半田は溶融する。なお、メッキとは異なる手法(例えば、ディスペンサによる滴下や部分印刷等)によって低融点材料を被覆してもよい。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。ここでは、第1実施形態の説明と重複する説明は省略し、第2実施形態における特徴的な部分を中心に説明する。
図3は、本発明の第2実施形態の回路基板を示す図である。
図3に示す回路基板1も、複数の伝熱体40を備えているが、図3に示す伝熱体40の頭部41は、放熱用パッド21に嵌め込まれた状態で放熱用パッド21に半田付けされており、端部42は放熱用裏面パッド23に嵌め込まれた状態で放熱用裏面パッド23に半田付けされている。この伝熱体40は、基板20に機械的加工を施すことによって形成した貫通孔に収容されたものである。また、図3に示す放熱スラグ13、放熱用パッド21、および放熱用裏面パッド23のいずれにも低融点材料のメッキは施されておらず、複数の伝熱体40総ての頭部41および端部42にBiを含む低融点材料のメッキが施されている。このため、電気接続用パッド22における半田付け温度と同程度の温度を加えれば半田は溶融する。さらに、図3に示す伝熱体40と基板20の導電層201とは非接触である。図3に示す半導体素子10は発熱量が多いCPU(Central Processing Unit)であり、伝熱体40と導電層201を接触させると、基板20の温度が上昇しすぎてしまうため、ここではあえて伝熱体40と導電層201とを離している。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。ここでも、今まで説明した実施形態の説明と重複する説明は省略し、第3実施形態における特徴的な部分を中心に説明する。
図4は、本発明の第3実施形態の回路基板を示す図である。
図4に示す半導体素子10は発熱量が著しく多いCPUであり、この図4に示す回路基板1でも、図3に示す回路基板と同じく、基板の温度上昇を避けるために、伝熱体40と導電層201とを離している。また、図4に示す回路基板1では、裏面20b側にヒートシンク50が取り付けられている。このヒートシンク50は、複数のフィン51を有するものであり、放熱用裏面パッド23よりも容量が大きなものである。図4に示す伝熱体40は、放熱用裏面パッド23から基板20の厚さ方向に突出した筒部430を有する。この筒部430の周面は、放熱用裏面パッド23に半田付けされている。
図5は、図4に示す回路基板に備えられた伝熱体を示す斜視図である。
図4に示す伝熱体40は、円盤状の頭部41と円筒部43とを有する。頭部41は、円筒部43の一端側の開口を塞ぐように設けられたものでり、円筒部43の他端側の開口431は解放されている。したがって、図5に示す伝熱体40では頭部41が中実構造となり、この伝熱体40は中実構造を一部に有するものである。また、円筒部43の内周面には、開口431から頭部41側に向かってつながるネジ溝432が設けられている。円筒部43の開口431側の端部分が、図4に示す筒部430になる。
図4に示すヒートシンク50は、図5に示す伝熱体40の開口に挿入される挿入部を有するものであり、この挿入部には、円筒部43の内周面に設けられたネジ溝432に螺合するネジ溝が設けられている。図4に示すヒートシンク50は、伝熱体40の円筒部内周面に螺着されており、ヒートシンクの装着は簡単である。装着されたヒートシンク50には、伝熱体40からの熱が伝達される。したがって、図4に示す回路基板1では、半導体素子10の熱が、放熱スラグ13から放熱用パッド21に伝わり、さらに伝熱体40を経由して放熱用裏面パッド23に伝わり、ヒートシンク50によって効率良く放熱される。なお、伝熱体40の円筒部内周面にヒートシンク50を固着するにあたっては、螺着に限らず、圧入等の様々な機械的締結手段を用いることができる。
以下、本発明の各種態様を付記する。
(付記1)
表裏面の互いに対応した位置に1対のパッドが設けられた基板と、
放熱部分を有し、前記1対のパッドのうちの一方のパッドに該放熱部分が半田接続された回路素子と、
前記基板を厚さ方向に貫通し、両端が前記1対のパッドそれぞれに半田接続された伝熱体とを備え、
前記伝熱体が、表裏面間の空気の貫通を防ぐ中実構造を少なくとも一部に有するものであることを特徴とする回路基板。
(付記2)
前記基板が、該基板の内部に前記厚さ方向と直交する方向に広がる導電層を有するものであることを特徴とする付記1記載の回路基板。
(付記3)
前記伝熱体が、前記1対のパッドに対し複数配備されたものであることを特徴とする付記1記載の回路基板。
(付記4)
前記伝熱体が、前記中実構造を全体に有するものであることを特徴とする付記1記載の回路基板。
(付記5)
前記伝熱体が、前記厚さ方向一端に、該一端に対する他端よりも大きな、前記1対のパッドのうちのいずれか一方のパッドに嵌め込まれた頭部を有するとともに、該他端に、該一方に対する他方のパッドに嵌め込まれた端部を有するものであることを特徴とする付記1記載の回路基板。
(付記6)
半田接続された部分に、Biの単体、Inの単体、およびZnの単体の中から選択された一つの単体が含まれていることを特徴とする付記1記載の回路基板。
(付記7)
前記伝熱体が、前記1対のパッドのうちの、前記放熱部分が半田接続されたパッドとは異なるパッドから前記厚さ方向に突出し突出端が開口した筒部を有するものであり、
前記異なるパッドが設けられた側に、前記筒部の内周面に固着され、前記伝熱体から伝わってきた熱を放熱する、該異なるパッドよりも容量が大きな放熱部材を備えたものであることを特徴とする付記1記載の回路基板。
半導体素子の放熱スラグと基板のパッドが半田接続された回路基板を示す図である。 本発明の第1実施形態の回路基板を示す図である。 本発明の第2実施形態の回路基板を示す図である。 本発明の第3実施形態の回路基板を示す図である。 図4に示す回路基板に備えられた伝熱体を示す斜視図である。
符号の説明
1 回路基板
10 半導体素子
11 パッケージ
12 リード
13 放熱スラグ
20 基板
20a 実装面
20b 裏面
21 放熱用パッド
23 放熱用裏面パッド
22 電気接続用パッド
201 導電層
30 半田
40 伝熱体
41 頭部
42 端部
430 筒部
431 開口
432 ネジ溝
50 ヒートシンク

Claims (5)

  1. 表裏面の互いに対応した位置に1対のパッドが設けられた基板と、
    放熱部分を有し、前記1対のパッドのうちの一方のパッドに該放熱部分が半田接続された回路素子と、
    前記基板を厚さ方向に貫通し、両端が前記1対のパッドそれぞれに半田接続された伝熱体とを備え、
    前記伝熱体が、表裏面間の空気の貫通を防ぐ中実構造を少なくとも一部に有するものであることを特徴とする回路基板。
  2. 前記伝熱体が、前記1対のパッドに対し複数配備されたものであることを特徴とする請求項1記載の回路基板。
  3. 前記伝熱体が、前記厚さ方向一端に、該一端に対する他端よりも大きな、前記1対のパッドのうちのいずれか一方のパッドに嵌め込まれた頭部を有するとともに、該他端に、該一方に対する他方のパッドに嵌め込まれた端部を有するものであることを特徴とする請求項1記載の回路基板。
  4. 半田接続された部分に、Biの単体、Inの単体、およびZnの単体の中から選択された一つの単体が含まれていることを特徴とする請求項1記載の回路基板。
  5. 前記伝熱体が、前記1対のパッドのうちの、前記放熱部分が半田接続されたパッドとは異なるパッドから前記厚さ方向に突出し突出端が開口した筒部を有するものであり、
    前記異なるパッドが設けられた側に、前記筒部の内周面に固着され、前記伝熱体から伝わってきた熱を放熱する、該異なるパッドよりも容量が大きな放熱部材を備えたものであることを特徴とする請求項1記載の回路基板。
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