JP4467380B2 - 半導体パッケージ、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器 - Google Patents

半導体パッケージ、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4467380B2
JP4467380B2 JP2004232921A JP2004232921A JP4467380B2 JP 4467380 B2 JP4467380 B2 JP 4467380B2 JP 2004232921 A JP2004232921 A JP 2004232921A JP 2004232921 A JP2004232921 A JP 2004232921A JP 4467380 B2 JP4467380 B2 JP 4467380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat spreader
cpu
slit
semiconductor package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004232921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006054230A (ja
Inventor
久雄 安斎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2004232921A priority Critical patent/JP4467380B2/ja
Priority to US11/003,402 priority patent/US7268427B2/en
Publication of JP2006054230A publication Critical patent/JP2006054230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4467380B2 publication Critical patent/JP4467380B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • H01L23/367Cooling facilitated by shape of device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

本発明は、一般に放熱機構に係り、特に、電子機器に搭載された発熱性回路素子(以下、「発熱素子」という。)から発生する熱を伝達するための放熱機構に関する。本発明は、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)のプリント基板(「システム基板」や「マザーボード」と呼ばれる場合もある。)に実装されるCPUを放熱するためのヒートスプレッダに関する。ここで、「ヒートスプレッダ」とは、一般には、発熱素子からの熱を外部に効率的に伝達するための金属板をいう。
近年、高性能な電子機器を供給する需要が益々高まっており、かかる要求を満足するために、BGAパッケージが従来から提案されている。BGAパッケージは、ハンダ付けによってプリント基板(「システム基板」や「マザーボード」と呼ばれる場合もある。)に接続するパッケージ基板の一種である。BGAパッケージは、4辺にガルウィング型のリードを有するQFP(Quad Flat Package)に比較して、パッケージのサイズを大きくせずにリードの狭ピッチ化及び多ピン化(多リード化)を実現し、パッケージの高密度化により電子機器の高性能化を達成するものである。
BGAパッケージは、一般にCPUとして機能するICやLSIを搭載し、LSIの性能の向上や大型化に伴ってその発熱量も、例えば、100W乃至150Wと増加する。そこで、LSIの電子回路を熱的に保護するために、LSIには、ヒートシンクと呼ばれる冷却装置がヒートスプレッダを介して熱的に接続されている。ヒートシンクは、冷却フィンを含み、CPUに近接して自然冷却によってLSIの放熱を行う。銅などの熱伝導性の高い(約16.5×10−6/℃)材料をヒートスプレッダに用いると、シリコンからなるLSIの熱伝導率(約4.2×10−6/℃)との差は非常に大きくなる。また、LSIの厚さは数百ミクロンであり、ヒートスプレッダの厚さは数ミリであるため両者の厚さの差も大きい。
従来技術としては、例えば、特許文献1乃至6などがある。
特開平6−169037号公報 特開平2−47895号公報 特開平62−183150号公報 特開2002−184914号公報 実開平2−101535号公報
LSIとヒートスプレッダとは接合層によって接合される。接合層は典型的にエポキシ樹脂やハンダなどの弾性力のない接合材料を使用する。例えば、シリコンからなるチップの上に熱硬化型接着剤を介して銅からなるヒートスプレッダを配置し、例えば、150℃で接合層を硬化させ、その後、常温に戻す。この時、ヒートスプレッダ及びLSIには熱歪が発生するが、ヒートスプレッダはLSIよりも厚く、厚さ方向に撓みにくい。そのためLSIには大きな熱応力が加わり、LSIや接合層が破壊するという問題が発生してきた。特に、チップサイズが大型化するに従ってLSIが受ける熱応力の影響は顕著になってきた。
かかる問題を防止するために、接合層に弾性的な接着剤、例えば、シリコン系の接着剤、あるいは、シート又はペースト状の接合材を使用することが考えられる。しかし、ハンダ等の金属接合材料の熱伝導率が約40W/℃・mであるのに対してそれらの材料の熱伝導率は、例えば、1乃至2W/℃・mと小さく、CPUの放熱効率を低下させる。LSIは非動作時には200℃程度の温度にも耐えられるが、動作時には電子回路は約100℃以下に維持されて熱的に保護される必要がある。放熱効率が低いと動作時にLSIの温度が100℃を超えてしまい熱破壊するおそれがある。特に、近年のCPUの発熱量の増大に伴い、CPUとヒートスプレッダとを熱伝導率の低い接合材を使用することは好ましくない。
そこで、発熱素子の放熱効果を維持しつつ、ヒートスプレッダとの接合に伴う熱応力による発熱素子や接合層の破壊を防止する半導体パッケージ、及びそれらを有するプリント基板、電子機器を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての半導体パッケージは、プリント基板に搭載可能な半導体パッケージであって、発熱性回路素子を搭載したパッケージ基板と、当該発熱性回路素子からの熱を伝達するためのヒートスプレッダと、前記発熱性回路素子を前記ヒートスプレッダに接合し、実質的に弾性力のない固体系の接合材料から構成される接合層とを有し、当該ヒートスプレッダは、前記発熱性回路素子が接合される第1の面と、当該第1の面の裏面としての第2の面とを有し、前記ヒートスプレッダは、前記第1の面又は前記第2の面から透過して見た場合に、前記第1の面における前記発熱性回路素子と接合する領域又は前記第2の面に前記領域を正射影した領域の内側から外側に略放射状に延びるスリットを含み、前記スリットは、前記接合する領域又は前記正射影した領域の外側にまで延びることを特徴とする。かかる半導体パッケージのヒートスプレッダは、スリットにより変形しやすく、エポキシ樹脂やハンダなどの金属接合材料からなる接合層を硬化させた後の発熱性回路素子に作用する残留応力を低減することができる。その一方、ハンダ等の熱伝導率が大きい金属接合材料によってシリコンなどからなる発熱性回路素子を熱伝導率の高い銅などからなるヒートスプレッダに強固に密着させて放熱効率を高めることができる。
前記スリットは、前記発熱性回路素子の中心に関してほぼ対称に、例えば、略十字状又は米印状に、配置されることが好ましい。対称性により発熱性回路素子に部分的に熱応力が集中することを防止することができるからである。前記スリットは、前記ヒートスプレッダを貫通していてもよい。スリットはヒートスプレッダの変形を補助するためのものであるからその形状、大きさ、数は、放熱効率を維持できる限り問わない。即ち、スリット領域が多ければヒートスプレッダは変形しやすくなるが、スリット領域においては放熱効果が失われる。また、前記スリットは、前記発熱性回路素子の中心から所定の距離だけ離れていることが好ましい。一般に、発熱性回路素子の中心は発熱源であり、ここにスリットを形成すると放熱効果が大きく低減するという問題を防止するためである。
前記スリットは、前記ヒートスプレッダに形成される前記熱による熱流束にほぼ沿って形成されることが好ましい。発熱性回路素子を放熱するための熱流束を横切ることにより放熱効果が大きく低減するという問題を防止するためである。前記パッケージ基板が複数の発熱性回路素子を搭載し、前記ヒートスプレッダは前記複数の発熱性回路素子に共通に使用される場合には、前記熱流束は前記複数の発熱性回路素子によって前記ヒートスプレッダに形成される合成の熱流束である。
前記ヒートスプレッダは、前記熱を自然放熱するためのヒートシンクの一部として機能してもよい。代替的に、前記半導体パッケージは、前記熱を自然放熱するためのヒートシンクを更に有し、前記ヒートスプレッダは前記ヒートシンクに変形可能に接合されてもよい。ヒートスプレッダとヒートシンクとの接合はグリースなどを使用することができる。ヒートスプレッダとヒートシンクとを強固に接合すると、結果的にヒートスプレッダが変形しにくくなり発熱性回路素子が受ける熱応力を低減することができなくなるからである。前記半導体パッケージは、例えば、BGA構造を有する。 上述のいずれかの半導体パッケージを有するプリント基板やかかるプリント基板を有する電子機器も本発明の一側面を構成する。
本発明の他の目的及び更なる特徴は、以下、添付図面を参照して説明される実施例により明らかにされる。
本発明によれば、発熱素子の放熱効果を維持しつつ、ヒートスプレッダとの接合に伴う熱応力による発熱素子や接合層の破壊を防止する半導体パッケージ、及びそれらを有するプリント基板、電子機器を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の半導体パッケージの一実施形態であるパッケージモジュール100、パッケージモジュール100を搭載したプリント基板200、プリント基板200を搭載した電子機器300について説明する。ここで、図1は、電子機器300の概略斜視図である。図2は、電子機器300に搭載されるプリント基板200としてのシステムボードの外観斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の電子機器300は、例示的に、ラックマウント型のUNIXサーバーとして具体化されている。電子機器300は、一対の取り付け部302によって図示しないラックにネジ止めされ、図2に示すプリント基板200を筐体310内に搭載している。
筐体310にはファンモジュール320が設けられている。ファンモジュール320は、内蔵する冷却ファンが回転して空気流を発生することによって後述するヒートスプレッダ140が接続するヒートシンク150を強制的に冷却する。ファンモジュール320は、図示しない動力部と、動力部に固定される図示しないプロペラ部とを有する。動力部は、典型的に、回転軸と、回転軸の周りに設けられたベアリングと、ベアリングハウスと、モータを構成する磁石など、当業界で周知のいかなる構造も使用することができるので、ここでは詳細な説明は省略する。プロペラ部は、所望の角度に形成された所望の数の回転翼を有する。回転翼は、等角的又は非等角的に配置され、所望の寸法を有する。動力部とプロペラ部とは分割可能でも分割不能でもよい。
図2に示すように、プリント基板200は、パッケージモジュール100と、パッケージモジュール100周辺のLSIモジュール210と、メモリカード240を挿入するための複数のブロックプレート220と、ハードディスクやLANなどの外部機器とのコネクタ230とを有する。
パッケージモジュール100は、CPU102を搭載してプリント基板200とBGA120を介して接続するBGAパッケージとして機能する。より詳細には、パッケージモジュール100は、図2及び図3に示すように、パッケージ基板110と、BGA120と、接合層130と、ヒートスプレッダ140と、ヒートシンク150とを有する。ここで、図3は、図2に示すパッケージモジュール100の概略断面図である。但し、図3は、図2に示すヒートシンク150を省略している。
パッケージ基板110は、例えば、セラミックから構成される。これは、CPU102とセラミックの熱膨張率が近いため、CPU102搭載時にCPU102やパッケージ基板110に反りを発生させないためである。代替的に、パッケージ基板は樹脂から構成されてもよい。樹脂基板は、厚みがセラミック基板と比較して薄いために電気特性に優れ、セラミックよりも安価で、加工も容易であるという長所を有する。
パッケージ基板110は、LSIからなるCPU102とコンデンサその他の回路部品108を上面に搭載し、BGA120を底面に搭載している。かかる配置は例示的であり、例えば、回路部品108はパッケージ基板110の底面に搭載されていてもよい。本実施形態のパッケージ基板110は、一のCPU102が搭載されたシングルチップ型である。もっとも、パッケージ基板は複数のCPU102を搭載するマルチチップ型であってもよい。
CPU102は、LSI(発熱素子)であり、端子としてのバンプ104によってパッケージ基板110にハンダ付けされ、CPU102とパッケージ基板110との間には、バンプ104の接続信頼性を保証するためにフリップチップ(バンプを有するチップ)に対して一般に使用される樹脂製のアンダーフィル106が充填され、バンプ104を封止している。
BGA120は、ボール状のハンダバンプ(ハンダボール)として構成され、パッケージ基板110の底面のプリント基板200との接続箇所に格子状に配列される。換言すれば、BGA120は端子として機能し、ハンダボール(ハンダ付け)によってプリント基板200に強固に接続する。QFPパッケージのように4辺に設けられたリードで接続されるのではなく、BGA120によって接続する。このため、BGAパッケージは、端子間のピッチを狭め、且つ、多くの端子を配置することが可能であり、パッケージのサイズを大きくすることなく高密度化を達成して高性能化及び小型化に寄与する。BGA120はパッケージ基板110の底面の全体にハンダバンプを配置してもよいし、パッケージ基板110の底面に回路部品108がある場合は、略正方形状の中空を有する略正方形状にハンダバンプを配置してもよい。本実施形態のヒートスプレッダ140はBGAパッケージに好適である。BGAパッケージではヒートスプレッダをLSIと異なる材料で構成する場合が多いからである。
必要があれば、パッケージ基板の上面に設けられ、パッケージ基板を補強する補強金属が設けられる。補強金属は、パッケージ基板110のねじれを矯正する。補強金属は、例えば、アルミニウム、銅などから構成される。
接合層130は、CPU102をヒートスプレッダ140に強固に接合する。接合層130は、エポキシ系高熱伝導接着剤やハンダなど、実質的に弾性力がなく、熱伝導率が高い接合材料を使用する。接合層130は、CPU102とヒートスプレッダ140とを強固に密着してCPU102からの熱を効率良くヒートスプレッダ140に伝達する。このため、接合層130がCPU102とヒートスプレッダ140との温度ギャップになることはない。
ヒートスプレッダ140は、パッケージ基板110とヒートシンク150との間に配置され、CPU102に接合層130によって接続されている。ヒートスプレッダ140は、CPU102からの熱をヒートシンク150に伝達する機能を有し、熱伝導率の高い材料、例えば、銅、炭化アルミニウム、アルミニウム、アルミシリコンカーバイト(シリコン含有アルミニウム)、炭化シリコンなどから構成される。
ヒートスプレッダ140は、図4(a)に示すように、CPU102が接合される面141と、面142の裏面としての面142とを有する。また、図4(b)及び図4(c)に示すように、ヒートスプレッダ140を面141又は面142側から透過して見た場合に、面142におけるCPU102と接合する領域143a又は面142に領域143aを正射影した領域143bの内側から外側に放射状に延びるスリット144を含む。ここで、図4(a)は、CPU102、接合層130、ヒートスプレッダ140の接合状態を示す概略断面図である。図4(b)は、領域143a及び143bを示すために図4(a)においてCPU102と接合層130をヒートスプレッダ140から分離した部分分解断面図である。図4(c)は、ヒートスプレッダ140を面141又は面142側から透過して見た概略平面図である。領域143a及び143bは面141又は面142側から透過した場合には同一の領域143となり、図4(c)では領域143を点線で囲っている。
図3や図4では作図の便宜上誇張して描いているが、ヒートスプレッダ140の厚さは、例えば、数ミリであり、CPU102の厚さは、例えば、300μm乃至600μmである。また、ヒートスプレッダ140は、熱膨張率の高い材料(例えば、熱膨張率約16.5×10−6/℃を有する銅)から構成され、シリコンから構成されるCPU102(熱膨張率約4.2×10−6/℃)とは熱膨張率の差が大きい。
このため、接合層130を硬化させるために150℃に加熱した後で常温まで戻すとヒートスプレッダ140の熱収縮と熱膨張率の差によりCPU102には大きな熱応力がかかる。特に、ヒートスプレッダ140はCPU102よりも厚いために、CPU102よりも厚さ方向に変形しにくい。そのためCPUには大きな熱応力が加わり、CPU102や接合層130が破壊するという問題が発生する。チップサイズが10mm乃至20mm角と大型化するに従ってCPU102が受ける熱応力の影響は顕著になっている。
かかる問題を防止するために、接合層130に弾性的な接着剤、例えば、シリコン系の接着剤、あるいは、シート又はペースト状の接合材料を使用することが考えられる。しかし、これらの接合材料はハンダなどの金属接合材料に比べて熱伝導率が小さく(即ち、熱抵抗が大きく)、CPU102の放熱効率を低下させる。CPU102は非動作時には200℃程度の温度にも耐えられるが、動作時には電子回路は約100℃以下に維持されて熱的に保護される必要がある。放熱効率が低いと動作時にCPUの温度が100℃を超えてしまい、電子回路が熱破壊するおそれがある。特に、CPU102の発熱量が100W乃至150Wと増大するに伴ってCPU102とヒートスプレッダ140とを熱伝導率の低い接着剤で接合することは好ましくない。
そこで、接合層130に熱伝導率が高いハンダ等の接合材料を使用することによって放熱効率を維持しつつ、ヒートスプレッダ140にスリット144を設けてヒートスプレッダ140を厚さ方向に変形しやすくしてCPU102に加わる熱応力を低減している。この結果、CPU102の電子回路が動作時において熱破壊されることを防止することができると共に、CPU102とヒートシンク140との接合時にCPU102や接合層130が熱歪によって破壊されることを防止することができる。
スリット144は、図4(c)に示すように、CPU102の中心Cから放射状に延びている。放射状に延びているのは、図5(a)に示すように、CPU102の中心を発熱源とすると熱流束HFは略放射状に延びるからである。ここで、図5(a)及び図5(b)は、発熱源からの熱流束HFとスリットSとの関係を示す概略平面図である。図5(a)は、スリットSが熱流束HFにほぼ沿って形成されている様子を示し、図5(b)は、スリットSが熱流束HFを遮るように形成されている様子を示している。
CPU102からの熱はヒートスプレッダ140によって拡散される。熱流束を遮るとヒートスプレッダ140上の熱拡散が妨げられる。つまり、CPU102の放熱効率を維持するためには熱流束を遮らないようにスリットを形成することが必要である。図5(b)に示すように、スリットSを配置すると、熱流束HF1が遮られて効果的にCPU102の放熱を行うことができない。なお、本出願では、「放射状」は必ずしも中心から直線状に延びる場合に限定されず、熱流束に沿う限り、渦状その他の曲線形状を含む。
本実施形態では発熱源をCPU102の中心の一点に擬制しているが、実際には発熱源はある範囲を持っているためにCPU102からの熱が形成する熱流束はCPU102の中心から完全に放射状に延びるわけではない。従って、スリットのより効果的な配置をシミュレーションなどによって熱流束を求めた後で決定することが好ましい。もっとも、スリットを形成する際の加工の便宜性から複雑な形状にできない場合など、本発明は、スリットの形状や配置を熱流束に完全に一致させることを要求するものではない。
また、本発明は、全てのスリット144の延長線がCPU102の中心Cに完全に一致することは要求しない。例えば、図4(c)において、スリット144a及び144bの延長線は中心Cから所定の距離だけ離れた位置で交差してもよい。この意味で、スリットは、CPU102の中心Cから略放射状に延びていれば足りる。「略放射状」とはスリットが熱流束に沿っており、スリットが熱流束を切断する本数が少ないことをいう。スリットは熱流束に沿って形成されることが好ましく、熱流束は一般には中央から外側に向けて延びるものの放射方向に完全に一致しない場合がある。「略放射状」とは、スリットが熱流束に沿っている限り、熱流束が完全に放射状に一致しない場合も含む趣旨である。また、「スリットが熱流束を切断する本数が少ない」とは、スリットと熱流束とのなす角度が45°以内、好ましくは、30°以内であることを意味する。スリットと熱流束とのなす角度が45°であれば熱流束を約50%切断し、スリットと熱流束とのなす角度が30°であれば熱流束を約33%切断するからである。
スリット144は、CPU102の中心Cに関してほぼ対称に、例えば、略十字状、米印状、30°等間隔などに配置されている。対称性によりCPU102に部分的に熱応力が集中することを防止することができるからである。例えば、図4(c)に示すヒートスプレッダ140の右側のみにスリット144が形成されれば、左側においてはCPU102に熱応力を低減することができなくなる。
もっとも、熱流束が対称に形成されず偏っていればスリット144を非対称的に配置することは可能である。例えば、パッケージ基板110が複数のCPUを搭載している場合やCPUを搭載した別のパッケージ基板110が隣接している場合など、周囲の温度に温度偏差がある場合には熱流束は対称に形成されないからである。
スリット144は、図4(c)に示すように、領域143の内側から外側に延びている。換言すれば、スリット144は、領域143を画定する輪郭を跨いで延びている。領域143はCPU102に接合している領域143a又はその裏面の領域143bであり、その範囲でCPU102は一般にヒートスプレッダ140から熱応力を受けるからである。一方、スリット144が領域143の内側においてその輪郭まで延びており、輪郭の外側までは延びていないとすると、輪郭に応力が集中するため好ましくない。
また、スリット144は、領域143の外側においてヒートスプレッダ140の外形の輪郭まで延びる必要はない。領域143の外側においてはCPU102とヒートスプレッダ140は接合しておらず、この領域においてCPU102はヒートスプレッダ140から熱応力を受けないからである。もちろん、本発明はスリット144がヒートスプレッダ140の外形の輪郭まで延びることを妨げるものではない。スリット144が領域143の輪郭を跨ぐべき長さはCPU102の発熱量やサイズ、ヒートスプレッダ140の材質やサイズからシミュレーション又は実験によって設定される。
スリット144は、ヒートスプレッダ140を貫通していてもよいし、貫通していなくてもよい。本出願では、「スリット」という用語は両者の概念を含むものである。スリット144は、貫通していない場合には、面141側又は面142側にのみ設けられてもよいし、両面に設けられてもよい。また、スリット144は、面141と面142を斜めに貫通していてもよい。スリット144は、貫通孔と未貫通孔とが混在していてもよい。
スリット144はヒートスプレッダ140の変形を補助するためのものであるからその形状、大きさ、数は、必要な放熱効率を維持できる限り、問わない。即ち、スリット領域が多ければヒートスプレッダ140は変形しやすくなるが、スリット領域においては放熱効果が失われる。スリット144はその形状が限定されないため、必ずしも細長い孔又は溝である必要はなく、例えば、図4(c)において、スリットは、円形、扇形などの計上を有してもよい。また、スリット144の深さは一定である必要もない。例えば、図4(c)において、スリット144が中心Cから離れるに従って深くなるような場合である。
スリット144は、例えば、銅の板金をパンチで打ち抜くなどして形成される。
また、スリット144は、図4(c)に示すように、CPU102の中心Cから所定の距離だけ離れていることが好ましい。一般に、CPU102の中心Cを中心とする一定半径の円は発熱源であり、ここにスリットを形成すると放熱効果が大きく低減するからである。
パッケージ基板110が複数の発熱素子(例えば、CPUとチップセットや複数のCPUなど)を搭載し、ヒートスプレッダ140が複数の発熱素子に共通に使用される場合もある。この場合には、熱流束はこれら複数の発熱素子によってヒートスプレッダ140に形成される合成の熱流束である。例えば、2つの発熱源C及びCからの熱流束が図6に示すようにヒートスプレッダ140Aに形成される場合には、スリットSを同図に示すように配置するとHF2及びHF3に略沿うことになるので好ましい。図6においては、2つの発熱源C及びCの発熱量が略同じ場合を想定しているが、どちらかの発熱量が大きければスリットSはそれに従って傾斜、変形する場合があることはいうまでもない。
ヒートスプレッダ140は、本実施例では矩形の平板状であるが、断面が下に凸型など任意の形状を有することができる。また、ヒートスプレッダ140は、2以上の要素の組み合わせから構成されてもよい。この場合、CPU102に加わる熱応力を低減するように、スリットは複数の要素のうちの一又は複数の要素に形成される。
ヒートスプレッダ140は、CPU102からの熱を自然放熱するためのヒートシンクの一部として機能してもよい。例えば、図7において、ヒートスプレッダ140の上にフィン145を設けるなどである。ここで、図7は、図4(a)の変形例である。ヒートスプレッダ140にスリットを設ける理由は、ヒートスプレッダ140を変形しやすくするためであるから、図7においては、板状フィン145は変形を妨げないようにヒートスプレッダ140の両端に形成されている。但し、フィン145が針状の場合など、ヒートスプレッダ140が変形可能であればCPU102の上に形成されてもよい。
なお、スリット144はヒートスプレッダ140の変形を補助するためのものであるから、ヒートスプレッダ140が弾性部材から構成されればスリットを設ける必要はない。本発明は、このように、ヒートスプレッダ140が熱伝導率が高い弾性部材から構成されることを妨げるものではない。
本実施例では、パッケージ100は、ヒートシンク150を更に有し、ヒートスプレッダ140はヒートシンク150に変形可能に接合されている。例えば、ヒートシンク150を取り付ける際には、ヒートシンク150のヒートスプレッダ140側の面にサーマルグリース又はコンパウンドがディスペンサにより放射状に塗布される。次いで、ヒートシンク150の塗布面をヒートスプレッダ140に載置する。
ヒートスプレッダ140及びヒートシンク150は略同様の接合面積(16cm)を介して接合され、その接合面積はCPU102とヒートスプレッダ130の接合面積(4cm)に比べて約4倍大きいので、接合層130ほど熱伝導率が大きい接合材は必要ない。また、両者を強固に密着するとヒートシンク150によりヒートスプレッダ140のスリット144による変形が妨げられるので好ましくない。
必要があれば、バネなどの加圧機構によりCPU102が破壊されない程度にヒートシンク150をヒートスプレッダ140に加圧して両者の密着性を高めてもよい。
ヒートシンク150は、基部と冷却フィンとを有する。基部は、例えば、アルミニウム、銅、窒化アルミニウム、人工ダイヤモンド、プラスチック等の高熱伝導性材料から構成される平板であり、ヒートスプレッダ140に接合される。ヒートシンク150は、板金加工、アルミダイキャスト、その他の方法によって製造され、プラスチック製であれば、例えば、射出成形によって形成されてもよい。冷却フィンは、例えば、整列した多数の板状フィンから構成される。冷却フィンは、凸形状を有して表面積を増加させることで放熱効果を増加させる。もっとも冷却フィンの形状は板状に限定されず、ピン状、湾曲形状など任意の配置形状を採用することができる。また、冷却フィンは、一定間隔で横に整列する必要はなく、放射状に配置されたり、基部に対して傾斜して配置されたりしてもよい。冷却フィンの数も任意に設定することができる。冷却フィンは、アルミニウム、銅、窒化アルミニウム、人工ダイヤモンド、プラスチックなどの高熱伝導性材料で形成されることが好ましい。冷却フィンは、金型成形、圧入、ロウ付け、溶接、射出成形などによって形成される。
次に、パッケージモジュール100の製造方法について、図8を参照して説明する。ここで、図8は、パッケージモジュールの製造方法を示すフローチャートである。まず、シミュレーション又は実験によりヒートスプレッダ140に形成される熱流束を取得する(ステップ1002)。次に、CPU102に加わる熱応力を低減するために必要なヒートスプレッダ140の変形量を算出する(ステップ1004)。次に、ヒートスプレッダ140に必要な変形量と許容される放熱効率の損失との観点から熱流束に対してスリット144をどのように配置するかを決定する(ステップ006)。次に、板金にスリット144をパンチなどで形成した後で所定の大きさに切断することによってヒートスプレッダ140を形成する(ステップ1008)。
次に、CPU102をバンプ104によってパッケージ基板110にハンダ付けし、CPU102とパッケージ基板110との間にアンダーフィル106を充填する(ステップ1010)。次に、CPU102とヒートスプレッダ140とを接合層130により強固に密着する(ステップ1012)。ステップ1012においては、例えば、図4(a)に示す状態で150℃に加熱して接合層130を硬化させ、その後常温に戻す。その際、ヒートスプレッダ140はスリット144によって変形し、CPU102に加わる熱応力は低減するため、CPU102が破壊することを防止することができると共にパッケージ100を歩留まりよく製造できる。
動作において、電子機器300は、CPU102は発熱するが、スリット144は熱流束に沿って形成されているので、ヒートスプレッダ140(及びヒートシンク150)による大きく放熱効果を妨げることがない。ヒートスプレッダ140は高い熱拡散性能を維持することができるので、CPU102で発生した熱はヒートシンク150によって適切に放熱される。ヒートシンク150の冷却フィンは、ファンモジュール320に内蔵された冷却ファンによって冷却される。従って、電子機器300は、CPU102内の電子回路が熱破壊されることを防止してCPU102の動作の安定性を維持することができる。
以上、本発明の好ましい実施態様及びその変形をここで詳細に説明してきたが、本発明はこれらの実施態様及び変形に正確に限定されるものではなく、様々な変形及び変更が可能である。例えば、本発明の電子機器は、ラックマウント型のサーバーに限定されず、ブックシェルフ型にも適用可能であり、また、サーバーに限定されず、PC、ネットワーク機器、PDA、その他の周辺装置にも適用可能である。また、本発明のパッケージモジュールは、ハンダ付けせずにLGA(Land Grid Array)ソケットを介してプリント基板に接続するLGAパッケージその他のパッケージ(例えば、PGA(Pin Grid Array))にも適用可能である。更に、本発明のパッケージモジュールは、チップセットなどCPUとして機能しない発熱素子にも適用可能である。
本出願は更に以下の事項を開示する。
(付記1) プリント基板に搭載可能な半導体パッケージであって、発熱性回路素子を搭載したパッケージ基板と、当該発熱性回路素子からの熱を伝達するためのヒートスプレッダと、前記発熱性回路素子を前記ヒートスプレッダに接合し、実質的に弾性力のない固体系の接合材料から構成される接合層とを有し、当該ヒートスプレッダは、前記発熱性回路素子が接合される第1の面と、当該第1の面の裏面としての第2の面とを有し、前記ヒートスプレッダは、前記第1の面又は前記第2の面から透過して見た場合に、前記第1の面における前記発熱性回路素子と接合する領域又は前記第2の面に前記領域を正射影した領域の内側から外側に略放射状に延びるスリットを含むことを特徴とする半導体パッケージ。(1)
(付記2) 前記スリットは、前記発熱性回路素子の中心に関してほぼ対称に配置されていることを特徴とする付記1記載の半導体パッケージ。
(付記3) 前記スリットは、前記ヒートスプレッダを貫通していることを特徴とする付記1記載の半導体パッケージ。
(付記4) 前記スリットは、前記第1又は第2の面から見た場合に、略十字状又は米印状に前記ヒートシンクに形成されていることを特徴とする付記1記載の半導体パッケージ。
(付記5) 前記スリットは、前記発熱性回路素子の中心から所定の距離だけ離れていることを特徴とする付記1記載の半導体パッケージ。(2)
(付記6) 前記スリットは、前記ヒートスプレッダに形成される前記熱による熱流束にほぼ沿って形成されることを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージ。(3)
(付記7) 前記パッケージ基板は複数の発熱性回路素子を搭載し、前記ヒートスプレッダは前記複数の発熱性回路素子に共通に使用され、前記熱流束は前記複数の発熱性回路素子によって前記ヒートスプレッダに形成される合成の熱流束であることを特徴とする付記6記載の半導体パッケージ。
(付記8) 前記ヒートスプレッダは、前記熱を自然放熱するためのヒートシンクの一部として機能することを特徴とする付記1記載の半導体パッケージ。
(付記9) 前記半導体パッケージは、前記熱を自然放熱するためのヒートシンクを更に有し、前記ヒートスプレッダは前記ヒートシンクに変形可能に接合されることを特徴とする付記1記載の半導体パッケージ。
(付記10)
前記半導体パッケージは、ボールグリッドアレイ構造を有することを特徴とする付記1記載の半導体パッケージ。
(付記11) 付記1記載の半導体パッケージを搭載したプリント基板。(4)
(付記12) 付記1記載の半導体パッケージを搭載したプリント基板を搭載した電子機器。(5)
(付記13) プリント基板に搭載可能な半導体パッケージであって、発熱性回路素子を搭載したパッケージ基板と、当該発熱性回路素子からの熱を伝達するための弾性材料から構成されるヒートスプレッダと、前記発熱性回路素子を前記ヒートスプレッダに接合し、実質的に弾性力のない固体系の接合材料から構成される接合層とを有することを特徴とする半導体パッケージ。
本発明の電子機器の概略斜視図である。 図1に示す電子機器の内部構成を示す概略斜視図である。 図2に示すパッケージモジュールを示す概略斜視図である。 図4(a)は図2に示すCPU、接合層及びヒートスプレッダの概略断面図であり、図4(b)は図4(a)の部分分解断面図であり、図4(c)はヒートスプレッダの透過平面図である。 ヒートスプレッダに形成される熱流束とスリットとの関係を示す概略平面図である。 複数の発熱源に共通に使用されるヒートスプレッダの概略平面図である。 図4(a)の変形例としての概略断面図である。 図3に示すパッケージモジュールの製造方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 パッケージモジュール
102 発熱性回路素子(CPU)
110 パッケージ基板
120 BGAソケット
140 ヒートスプレッダ
144 スリット
150 ヒートシンク
200 プリント基板
300 電子機器(サーバー)

Claims (5)

  1. プリント基板に搭載可能な半導体パッケージであって、
    発熱性回路素子を搭載したパッケージ基板と、
    当該発熱性回路素子からの熱を伝達するためのヒートスプレッダと、
    前記発熱性回路素子を前記ヒートスプレッダに接合し、実質的に弾性力のない固体系の接合材料から構成される接合層とを有し、
    前記ヒートスプレッダは、前記発熱性回路素子が接合される第1の面と、当該第1の面の裏面としての第2の面とを有し、
    前記ヒートスプレッダは、前記第1の面又は前記第2の面から透過して見た場合に、前記第1の面における前記発熱性回路素子と接合する領域又は前記第2の面に前記領域を正射影した領域の内側から外側に略放射状に延びるスリットを含み、
    前記スリットは、前記接合する領域又は前記正射影した領域の外側にまで延びることを特徴とする半導体パッケージ。
  2. 前記スリットは、前記発熱性回路素子の中心から所定の距離だけ離れていることを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージ。
  3. 前記スリットは、前記ヒートスプレッダに形成される前記熱による熱流束にほぼ沿って形成されることを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージ。
  4. 請求項1記載の半導体パッケージを搭載したプリント基板。
  5. 請求項1記載の半導体パッケージを搭載したプリント基板を搭載した電子機器。
JP2004232921A 2004-08-10 2004-08-10 半導体パッケージ、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器 Expired - Fee Related JP4467380B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004232921A JP4467380B2 (ja) 2004-08-10 2004-08-10 半導体パッケージ、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器
US11/003,402 US7268427B2 (en) 2004-08-10 2004-12-06 Semiconductor package, printed board mounted with the same, and electronic apparatus having the printed board

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004232921A JP4467380B2 (ja) 2004-08-10 2004-08-10 半導体パッケージ、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006054230A JP2006054230A (ja) 2006-02-23
JP4467380B2 true JP4467380B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=36031527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004232921A Expired - Fee Related JP4467380B2 (ja) 2004-08-10 2004-08-10 半導体パッケージ、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7268427B2 (ja)
JP (1) JP4467380B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100893974B1 (ko) * 2003-02-19 2009-04-20 허니웰 인터내셔날 인코포레이티드 열적 상호접속 시스템, 그 제조 방법 및 사용법
US20070013053A1 (en) * 2005-07-12 2007-01-18 Peter Chou Semiconductor device and method for manufacturing a semiconductor device
DE102005049872B4 (de) * 2005-10-18 2010-09-23 Continental Automotive Gmbh IC-Bauelement mit Kühlanordnung
JP2007210083A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Hitachi Ltd Mems素子及びその製造方法
US8269340B2 (en) 2007-09-19 2012-09-18 International Business Machines Corporation Curvilinear heat spreader/lid with improved heat dissipation
US20090166890A1 (en) * 2007-12-31 2009-07-02 Chrysler Gregory M Flip-chip package
US7928548B2 (en) * 2008-01-07 2011-04-19 International Business Machines Corporation Silicon heat spreader mounted in-plane with a heat source and method therefor
US7961469B2 (en) * 2009-03-31 2011-06-14 Apple Inc. Method and apparatus for distributing a thermal interface material
JP5180927B2 (ja) * 2009-08-04 2013-04-10 株式会社神戸製鋼所 複合放熱板
JP2014103134A (ja) * 2011-03-10 2014-06-05 Panasonic Corp 放熱構造
JP5869890B2 (ja) * 2011-07-29 2016-02-24 株式会社神戸製鋼所 放熱板、及び放熱板の製法
US9159642B2 (en) * 2013-04-02 2015-10-13 Gerald Ho Kim Silicon-based heat dissipation device for heat-generating devices
JP7130990B2 (ja) * 2018-03-06 2022-09-06 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
US11948855B1 (en) 2019-09-27 2024-04-02 Rockwell Collins, Inc. Integrated circuit (IC) package with cantilever multi-chip module (MCM) heat spreader

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62183150A (ja) 1986-02-06 1987-08-11 Nec Corp 半導体装置
JPH0247895A (ja) 1988-08-09 1990-02-16 Fujitsu Ltd 放熱板
US5213868A (en) * 1991-08-13 1993-05-25 Chomerics, Inc. Thermally conductive interface materials and methods of using the same
JPH0770651B2 (ja) 1992-11-30 1995-07-31 日本電気株式会社 半導体パッケージ
JP3318811B2 (ja) * 1994-12-29 2002-08-26 ソニー株式会社 半導体発光素子のパッケージ及びその製造方法
US5818103A (en) * 1997-03-28 1998-10-06 Nec Corporation Semiconductor device mounted on a grooved head frame
US6114761A (en) * 1998-01-20 2000-09-05 Lsi Logic Corporation Thermally-enhanced flip chip IC package with extruded heatspreader
JP2000012744A (ja) * 1998-06-19 2000-01-14 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
US6448575B1 (en) * 1999-10-08 2002-09-10 Teradyne, Inc. Temperature control structure
JP2001189412A (ja) * 1999-12-27 2001-07-10 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置および半導体実装方法
US6317326B1 (en) * 2000-09-14 2001-11-13 Sun Microsystems, Inc. Integrated circuit device package and heat dissipation device
JP4678941B2 (ja) 2000-12-14 2011-04-27 日本インター株式会社 複合半導体装置
US6455924B1 (en) * 2001-03-22 2002-09-24 International Business Machines Corporation Stress-relieving heatsink structure and method of attachment to an electronic package
US6607942B1 (en) * 2001-07-26 2003-08-19 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Method of fabricating as grooved heat spreader for stress reduction in an IC package
US6472762B1 (en) * 2001-08-31 2002-10-29 Lsi Logic Corporation Enhanced laminate flipchip package using a high CTE heatspreader
US7009291B2 (en) * 2002-12-25 2006-03-07 Denso Corporation Semiconductor module and semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
US7268427B2 (en) 2007-09-11
JP2006054230A (ja) 2006-02-23
US20060033202A1 (en) 2006-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4036742B2 (ja) パッケージ構造、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器
US8520388B2 (en) Heat-radiating component and electronic component device
US6373703B2 (en) Integral design features for heatsink attach for electronic packages
JP4493121B2 (ja) 半導体素子および半導体チップのパッケージ方法
EP3051584B1 (en) Heat spreader with down set leg attachment feature
JP4467380B2 (ja) 半導体パッケージ、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器
US9196564B2 (en) Apparatus and method for a back plate for heat sink mounting
JP2006237060A (ja) ヒートシンクおよびその実装構造
JP2005123503A (ja) 半導体装置および半導体モジュール
JP2008060172A (ja) 半導体装置
JP2004327951A (ja) 半導体装置
US20060113105A1 (en) Package unit, printed board having the same, and electronic apparatus having the printed board
JP2856193B2 (ja) マルチチップモジュールの実装構造体
JP2017005093A (ja) 基板放熱構造およびその組み立て方法
TW200408087A (en) Thermal enhance semiconductor package
JP5115200B2 (ja) 電子素子、それを有するパッケージ及び電子装置
JP2000058741A (ja) ハイブリッドモジュール
JP5120320B2 (ja) パッケージ構造、それを搭載したプリント基板、並びに、かかるプリント基板を有する電子機器
JP5278011B2 (ja) 半導体の冷却構造及びその製造方法
KR20070058016A (ko) 개선된 열 에너지 소산을 가진 인쇄 회로 기판 어셈블리
KR200262602Y1 (ko) 히트 싱크
JP3677445B2 (ja) ヒートシンク
JP2004103724A (ja) 半導体装置及び半導体装置の実装構造
KR20010099217A (ko) 히트 싱크
JPH065748A (ja) 半導体チップの実装構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091208

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees