JP6565743B2 - 内燃機関の制御方法及び内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
●[制御対象の内燃機関の概略構成(図1)と、制御装置50の入出力(図2)]
まず図1を用いて、制御対象の内燃機関の概略構成について説明する。本実施の形態の説明では、内燃機関の例として、車両に搭載された4気筒のエンジン10(例えばディーゼルエンジン)を用いて説明する。エンジン10には、エンジン10の各気筒45A〜45Dへの吸入空気を導入する吸気管11が接続されている。またエンジン10には、各気筒45A〜45Dからの排気ガスが吐出される排気管12が接続されている。各気筒45A〜45Dには、燃料配管42A〜42Dを介してコモンレール41に接続されたインジェクタ43A〜43Dが設けられている。また吸気管11の吸気経路にはターボ過給機30のコンプレッサ35が設けられており、排気管12の排気経路にはターボ過給機30のタービン36が設けられている。制御装置50は、少なくとも、制御手段51、記憶手段53を有している。
内燃機関を非常に高負荷・高回転で運転すると、タービンインペラ36Aの前後に大きな圧力差が発生する。また、内燃機関の爆発工程毎には排気の脈動が発生する。この圧力差と排気脈動によって、タービンインペラ36Aの前後に応力が発生し、所定応力以上の応力を長時間受け続けるとタービンインペラ36Aの寿命が短くなる場合がある。これを回避するためには、タービン上流排気圧力/タービン下流排気圧力(タービン前後圧力比)を、圧力比許容最大値(例えば実際の車両での実験等によって予め設定された値であり、3.5等)を超えないように制御する必要がある。
タービン前後圧力比
=(タービン上流排気圧力+大気圧)/(タービン下流排気圧力+大気圧) (式1)
タービン前後圧力比
=タービン上流排気圧力/タービン下流排気圧力 (式2)
圧力比上昇率
=(タービン前後圧力比[i]−タービン前後圧力比[i−1])/計測時間間隔 (式3)
過給圧力比
=(コンプレッサ下流吸気圧力+大気圧)/(コンプレッサ上流吸気圧力+大気圧) (式4)
過給圧力比
=コンプレッサ下流吸気圧力/コンプレッサ上流吸気圧力 (式5)
[(今回求めた)圧力比上昇率−オフセット]>許容上昇率 (式6)
[(今回求めた)圧力比上昇率−オフセット]≧許容上昇率 (式7)
図4に示すフローチャートの処理は、例えば図3の処理に続けて起動される。制御手段51は、図4に示す処理が起動されると、ステップS210へと処理を進める。
11 吸気管
12 排気管
13 EGR通路
14 EGR弁
21 流量検出手段
22 回転検出手段
23 大気圧検出手段
24A、24B 圧力検出手段
25 アクセルペダル踏込量検出手段
26A、26B 圧力検出手段
30 ターボ過給機
31 駆動手段
32 開度検出手段
33 可変ノズル
35 コンプレッサ
35A コンプレッサインペラ
36 タービン
36A タービンインペラ
41 コモンレール
43A〜43D インジェクタ
45A〜45D 気筒
47 電子スロットル装置
47S スロットル開度検出手段
50 制御装置
51 制御手段
51A タービン前後圧力比算出手段
51B タービン前後圧力比上昇率算出手段
51C タービン前後圧力比予測手段
51D タービン前後圧力比強制低下手段
53 記憶手段
Claims (3)
- 内燃機関の排気ガスによって回転駆動されるタービンと、前記タービンへ導く排気ガスの流速を調整可能な可変ノズルと、前記タービンによって回転駆動されて前記内燃機関の吸入空気を過給するコンプレッサと、を有するターボ過給機と、
前記可変ノズルを制御する制御装置と、を用いた内燃機関の制御方法であって、
前記制御装置にて、前記タービンの下流側の排気圧力であるタービン下流排気圧力に対する前記タービンの上流側の排気圧力であるタービン上流排気圧力の比、または前記タービン下流排気圧力と大気圧とを加算したタービン下流合成圧力に対する前記タービン上流排気圧力と大気圧とを加算したタービン上流合成圧力の比、であるタービン前後圧力比を求める、タービン前後圧力比算出ステップと、
前記制御装置にて、前記タービン前後圧力比の上昇割合である圧力比上昇率を求める、タービン前後圧力比上昇率算出ステップと、
前記制御装置にて、前記タービン前後圧力比が、前記圧力比上昇率に基づいて変化していった場合に、予め設定された圧力比許容最大値を超えるか否かを予測する、タービン前後圧力比予測ステップと、
前記制御装置にて、前記圧力比上昇率に基づいて変化していった前記タービン前後圧力比が前記圧力比許容最大値を超えると予測した場合は、前記タービンへ導く排気ガスの流速を低下させる側に前記可変ノズルを制御する、タービン前後圧力比強制低下ステップと、を有し、
前記タービン前後圧力比予測ステップにて、
前記コンプレッサの上流側の吸気圧力であるコンプレッサ上流吸気圧力に対する前記コンプレッサの下流側の吸気圧力であるコンプレッサ下流吸気圧力の比、または前記コンプレッサ上流吸気圧力と大気圧とを加算したコンプレッサ上流合成圧力に対する前記コンプレッサ下流吸気圧力と大気圧とを加算したコンプレッサ下流合成圧力の比、である過給圧力比と、前記内燃機関が吸入している空気の量である吸入空気量と、に基づいて、前記圧力比許容最大値を超えないための前記圧力比上昇率として予め設定された許容上昇率を求め、
前記圧力比上昇率が、前記許容上昇率を超えた場合に、現在の前記タービン前後圧力比が、前記圧力比上昇率に基づいて変化していった場合に前記圧力比許容最大値を超える、と予測する、
内燃機関の制御方法。 - 請求項1に記載の内燃機関の制御方法であって、
前記タービン前後圧力比強制低下ステップにて、
前記圧力比上昇率と、前記吸入空気量と、に基づいて、予め設定された前記可変ノズルの開度を補正する補正量を求め、
求めた前記補正量に基づいて前記可変ノズルの開度を補正する、
内燃機関の制御方法。 - 内燃機関の排気ガスによって回転駆動されるタービンと、前記タービンへ導く排気ガスの流速を調整可能な可変ノズルと、前記タービンによって回転駆動されて前記内燃機関の吸入空気を過給するコンプレッサと、を有するターボ過給機における前記可変ノズルを制御する内燃機関の制御装置であって、
前記タービンの下流側の排気圧力であるタービン下流排気圧力に対する前記タービンの上流側の排気圧力であるタービン上流排気圧力の比、または前記タービン下流排気圧力と大気圧とを加算したタービン下流合成圧力に対する前記タービン上流排気圧力と大気圧とを加算したタービン上流合成圧力の比、であるタービン前後圧力比を求める、タービン前後圧力比算出手段と、
前記タービン前後圧力比の上昇割合である圧力比上昇率を求める、タービン前後圧力比上昇率算出手段と、
前記タービン前後圧力比が、前記圧力比上昇率に基づいて変化していった場合に、予め設定された圧力比許容最大値を超えるか否かを予測する、タービン前後圧力比予測手段と、
前記圧力比上昇率に基づいて変化していった前記タービン前後圧力比が前記圧力比許容最大値を超えると予測した場合は、前記タービンへ導く排気ガスの流速を低下させる側に前記可変ノズルを制御する、タービン前後圧力比強制低下手段と、を有し、
前記タービン前後圧力比予測手段にて、
前記コンプレッサの上流側の吸気圧力であるコンプレッサ上流吸気圧力に対する前記コンプレッサの下流側の吸気圧力であるコンプレッサ下流吸気圧力の比、または前記コンプレッサ上流吸気圧力と大気圧とを加算したコンプレッサ上流合成圧力に対する前記コンプレッサ下流吸気圧力と大気圧とを加算したコンプレッサ下流合成圧力の比、である過給圧力比と、前記内燃機関が吸入している空気の量である吸入空気量と、に基づいて、前記圧力比許容最大値を超えないための前記圧力比上昇率として予め設定された許容上昇率を求め、
前記圧力比上昇率が、前記許容上昇率を超えた場合に、現在の前記タービン前後圧力比が、前記圧力比上昇率に基づいて変化していった場合に前記圧力比許容最大値を超える、と予測する、
内燃機関の制御装置。
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