JP6565592B2 - 車両用ドア - Google Patents

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Description

本発明はドアパネルを備えた車両用ドアに関するものである。
車両用ドアを構成するドアパネルの車室側には、内装部材である樹脂製のドアトリムが取付けられている。ドアトリムには、乗員がドアを開閉操作する際に把持するドアグリップが取り付けられている。ドアグリップは、乗員が把持可能な太さの棒状部材であり、その両端がドアトリムに固定されている。ドアグリップは、ドアを開く際は乗員により押され、逆にドアを閉じる際は乗員により強く引き戻される。このようにドアグリップには通常使用時、相反する方向に力がかかる。これらの力により、ドアトリムが破損し、ドアグリップが外れるおそれがある。
また側面衝突時に、被衝突体によって車外側からドアパネルに力がかかってドアパネルが車内側へ向かって変形すると、ドアトリムも変形する。かかる側面衝突によってもドアグリップが外れるおそれがある。よって通常使用時だけでなく、側面衝突時においてもドアグリップの脱落を防止する車両用ドアが求められていた。
例えば特許文献1には、ドアパネルとドアトリムとの間に金属製のブラケットを設け、ドアグリップを金属製のブラケットに固定することが開示されている。このように金属製のブラケットにドアトリムの両端を固定することで、ドアグリップの固定を強固にし、また側面衝突時におけるドアグリップ周辺の変形を抑制してドアグリップが脱落することを防止している。
特許第5276537号公報
しかしながら、特許文献1では、金属製のブラケットを別途用いらなければならない。これにより、車両の重量やコストの増大を招き、組付工程も増加するという問題が生じる。
本発明は、このような課題に鑑み、車両の重量増加を最小限に抑えつつ、通常使用時だけでなく、側面衝突時においてもドアグリップの脱落を防止することが可能な車両用ドアを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、ドアパネルを備えた車両用ドアにおいて、当該車両用ドアはさらに、ドアパネルの車内側に取り付けられるドアトリムであって、所定の空間を隔てて対面する第1壁および第2壁、ならびに第1壁および第2壁の車外側の端に連続し空間に面する外側壁を有するドアトリムと、第1壁および第2壁に差し渡され乗員に把持されるドアグリップとを備え、外側壁は、所定の間隔をおいて配置されドアパネルに固定される2つの固定部を有し、当該車両用ドアはさらに、外側壁の車外側に設けられる第1補強部材および第2補強部材を備え、第1補強部材は、2つの固定部の間に連続して形成され、第2補強部材は、車幅方向から見て前記ドアグリップと対応する位置に連続して形成されていることを特徴とする。
本発明の車両用ドアによれば、ドアトリムの外側壁の車外側が第1補強部材と第2補強部材とを有しているため、外側壁の面剛性を向上させることが可能である。とくに、第1補強部材が2つの固定部の間に連続して形成されているため、第1補強部材によって2つの固定部の剛性を向上させることが可能である。また第2補強部材が車幅方向から見てドアグリップと対応する位置に連続して形成されているため、第1壁および第2壁におけるドアグリップが固定されるそれぞれの部分の剛性も向上させることができる。これにより通常使用時におけるドアグリップの脱落を効果的に防止することができる。
またドアトリムの外側壁の面剛性が向上しているため、側面衝突時においても、当該外側壁の変形を抑制することが可能である。側面衝突時には、通常、外側壁が変形することで壁および後壁の変形が生じ得るところ、本発明によれば外側壁の変形が抑制されているため、第1壁および第2壁の変形をも抑制し、ひいてはドアグリップの脱落を防止することが可能である。本発明では、このような第1補強部材と第2補強部材とを形成するだけであるため、例えば金属製のブラケットを別途用いることがない。よって、車両の重量増加を最小限に抑えつつ、通常使用時だけでなく、側面衝突時においてもドアグリップの脱落を防止することが可能である。
上記第1補強部材と第2補強部材とは交差しているとよい。第1補強部材と第2補強部材とをかかる構成にすることによって、第1補強部材と第2補強部材とが並行に形成される場合と比較して、外側壁の面剛性を効果的に向上させることができる。これにより、第1補強部材および第2補強部材の数を少なくでき、車両の重量増加をより最小限に抑えつつ、ドアグリップの脱落を防止することが可能である。
上記車両用ドアはさらに、外側壁の車外側に取り設けられる第3補強部材を備え、第3補強部材は、外側壁の外郭の少なくとも一部に沿った形状を有するとよい。かかる構成によれば、外側壁の内陸部を補強する第1補強部材および第2補強部材に加えて、外側壁の外郭がさらに第3補強部材によって補強されるため、外側壁の面剛性をより向上させることが可能である。
上記第1補強部材は、2つの固定部のうちの少なくとも一方と接するとよい。または上記第3補強部材は、2つの固定部のうちの少なくとも一方と接するとよい。かかる構成によれば、第1補強部材または第3補強部材によって少なくとも一方の固定部をも補強することができる。これによって外側壁とドアパネルとの固定を強固にでき、外側壁の変形をより抑制することが可能である。
本発明によれば、車両の重量増加を最小限に抑えつつ、通常使用時だけでなく、側面衝突時においてもドアグリップの脱落を防止することが可能な車両用ドアを提供することが可能である。
本実施形態に係る車両用ドアの分解斜視図である。 図2は図1における範囲Aの拡大図である。 図2のドアトリムのB−B断面図である。 図2のドアトリムのC−C断面図である。 図4の外側壁の車外側を示した図である。 図5の変形例を示した図5と対応する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、とくに断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態に係る車両用ドア100の分解斜視図である。車両用ドア100は、鋼板からなるドアパネル102と、樹脂製のドアトリム120とを備えている。ドアパネル102は、車両の外板をなすドアアウタパネル104と、ドアアウタパネル104と組み合わされて強度を向上させるドアインナパネル106とから構成されている。ドアトリム120は、ドアインナパネル106の車内側に取り付けられ、車両の内装を構成している。以下、各図に示す矢印U、F、Rは車両上方、車両前方、車両右側をそれぞれ示している。
図2は図1における範囲Aの拡大図であり、図3は、図2のドアトリム120のB−B断面図である。図2、図3において、ドアトリム120は所定の位置が車外側に向かって凹となっていて、前壁(第1壁)122、後壁(第2壁)124、外側壁126を有している。前壁122および後壁124は、凹となった部分の前後の壁であり、所定の空間Sを隔てて車両前後方向に対面している。外側壁126は、凹となった部分の最も車外側の壁であり、前壁122および後壁124の車外側の端123、125にそれぞれ連続していて、空間Sに面している。前壁122と後壁124との間には、ドア開閉時等に乗員に把持されるドアグリップ130が配設されている。
ドアグリップ130は、図3に示すように、前壁122および後壁124に水平方向に差し渡されている。本実施形態では、ドアグリップ130は、ドア開閉時等に乗員に把持される把持部132、および把持部132の両端から車両前後方向にそれぞれ延びる取付部134、135を有している。これらの取付部134、135は、前壁122および後壁124にそれぞれ挿通され、ボルト136、137でドアトリム120と結合されている。これにより、ドアグリップ130がドアトリム120に固定されている。
図4は、図2のドアトリム120のC−C断面図である。図4に示すように、外側壁126は、ドアインナパネル106に固定される2つの固定部140、142を有している。本実施形態では、2つの固定部140、142は、上下方向に所定の間隔をおいて配置されている。また2つの固定部140、142のうち上方の固定部140は、クリップ144によって、車内側から外側壁126をドアインナパネル106に固定している。一方、2つの固定部140、142のうち下方の固定部142は、ネジ146によって、車内側から外側壁126をドアインナパネル106に固定している。
図5は、図4の外側壁126の車外側を示した図である。図5(a)は外側壁126の車外側の正面図であり、図5(b)は外側壁126に設けられた補強体150のみを示している。図5において、外側壁126の車外側には、補強体150が設けられている。補強体150は、外側壁126と一体成型により、すなわち、ドアトリム120と一体成形により形成されることで外側壁126に設けられている。なお、図5(b)に示すような補強体150のみを形成し、当該補強体150を外側壁126の車外側に接着剤等により固定することで補強体150を設けてもよい。
図5(b)に示すように、補強体150は、外側壁126を補強するものであって、連続した細長い板状のものが組み合わされた部材である。また補強体150は、図4に示すように、外側壁126から車外側へ、ドアインナパネル106に向かって延びている。なお、図4に示すように、本実施形態では補強体150がドアインナパネル106と接していない。しかしながら、補強体150をドアインナパネル106へ向かって図4に示すよりもさらに延ばして、補強体150がドアインナパネル106と接するようにしてもよい。補強体150がドアインナパネル106と接する場合、外側壁126にかかる力を補強体150を介してドアインナパネル106へ伝えることができる。これにより、外側壁126の剛性を高めることが可能である。
図5(a)において、補強体150は、2つの固定部140、142の間に上下方向に連続して形成された2つの第1補強部材154、155と、水平方向に連続して形成された2つの第2補強部材157、158とを備えている。第2補強部材157、158は、図4に示すように車幅方向から見てドアグリップ130と対応する位置に形成されている。なお図5に示すように本実施形態では、上下方向に形成された2つの第1補強部材154、155および水平方向に形成された2つの第2補強部材157、158がそれぞれ形成されているが、補強部材の数はこれらに限定するわけではなく、いずれの方向に連続して形成されたものも、1つ以上あればよい。
本実施形態では、このようにドアトリム120の外側壁126の車外側に第1補強部材154、155と第2補強部材157、158とが設けられているため、外側壁126の面剛性を向上させることが可能である。とくに、第1補強部材154、155が2つの固定部140、142の間に連続して形成されているため、第1補強部材154、155によって2つの固定部140、142の剛性を向上させることが可能である。
また図4に示すように第2補強部材157、158が車幅方向から見てドアグリップ130と対応する位置に連続して形成されているため、前壁122および後壁124におけるドアグリップ130が固定されるそれぞれの部分の剛性も向上させることができる。これにより図3に示すように、通常使用時においてドアグリップ130を引っ張る力F1および押しやる力F2が生じても、前壁122および後壁124がこれらの力F1、F2による変形に耐えることができ、ドアグリップ130の脱落を効果的に防止することができる。
またドアトリム120の外側壁126の面剛性が向上しているため、側面衝突時においても、当該外側壁126の変形を抑制することが可能である。側面衝突時には、通常、衝突によって変形したドアインナパネル(図4)が外側壁126に当たり、外側壁126が変形することで前壁122および後壁124の変形が生じ得る。しかしながら、本実施形態では、外側壁126の変形が抑制されているため、前壁122および後壁124の変形をも抑制し、ひいてはドアグリップ130の脱落を防止することが可能である。
なお本実施形態では、図2に示すようにドアグリップ130は水平方向に差し渡されているが、これに限定するわけではない。例えば図示しないものの、本実施形態の構造全体を回転させて、垂直方向や斜めの方向に差し渡したドアグリップとしてもよい。
図5(a)において、2つの固定部140、142のうちの上方の固定部140は第2補強部材157、158の上方にあり、2つの固定部140、142のうちの下方の固定部142は第2補強部材157、158の下方にある。これにより、第1補強部材154、155と第2補強部材157、158とは交差している。第1補強部材154、155と第2補強部材157、158とをかかる構成にすることによって、第1補強部材と第2補強部材とが並行に形成される場合と比較して、外側壁126の面剛性を効果的に向上させることができる。これによって、第1補強部材154、155および第2補強部材157、158の数を、本実施形態のように2つずつ、あるいは1つずつまで減少させることができ、車両の重量増加をより最小限に抑えつつ、ドアグリップ130の脱落を防止することが可能である。
とくに本実施形態では、図5(a)に示すように、固定部140の真下に固定部142が位置しているため、第1補強部材154、155と第2補強部材157、158とは直交している。このように第1補強部材154、155と第2補強部材157、158とを直交させることで、外側壁126の面剛性をより効果的に向上させることができる。
図5において、補強体150はさらに、2つの第3補強部材160、162を備えている。2つの第3補強部材160、162は、外側壁126の車外側に設けられていて、外側壁126の外郭170の少なくとも一部に沿った形状を有している。具体的には、一方の第3補強部材160は、外側壁126の下端172から外側壁126の一方の側端、すなわち後壁124の車外側の端125に部分的に沿っていて、第2補強部材157、158それぞれの前端159、161と連結している。また他方の第3補強部材162は、外側壁126の下端172から外側壁126の他方の側端、すなわち前壁122の車外側の端123に部分的に沿っていて、第2補強部材157、158とそれぞれ連結している。
本実施形態では、このような第3補強部材160、162によって外側壁126の外郭170をさらに補強することができるため、外側壁126の面剛性をより向上させることができる。とくに本実施形態では、第3補強部材160、162が前壁122の車外側の端123および後壁124の車外側の端125にそれぞれ部分的に沿っている。これにより、第3補強部材160、162によって前壁122および後壁124の剛性をも向上させることができる。
なお第3補強部材160、162は、外側壁126の下端172、前壁122の車外側の端123および後壁124の車外側の端125以外の他の外郭170をも補強してよい。また第3補強部材160、162の数は、2つに限定するわけではなく、例えば第3補強部材160、162のうちのいずれか1つのみであってもよい。
また補強体150は、第1補強部材154、155、第2補強部材157、158、および第3補強部材160、162に加えて別の補強部材を有していてよい。例えば本実施形態では、図5に示すように、補強体150は第4補強部材164、166、第5補強部材168、および第6補強部材169をさらに有している。第4補強部材164、166は、第3補強部材160、162にそれぞれ沿った補強部材である。第5補強部材168は、第2補強部材157、158から第1補強部材154、155と並行に延びた補強部材である。第6補強部材169は、第3補強部材160から外側壁126よりも車両後方へU字型に延びた補強部材である。本実施形態では、これらの第4〜第6補強部材160〜169によって外側壁126の面剛性をさらに向上させている。
図5(a)において、第1補強部材154、155の下端178、179は、2つの固定部140、142のうちの下方の固定部142の外周182まで延びている。これにより第1補強部材154、155は、下方の固定部142と接している。また図5(a)では、第3補強部材160、162の一端190、192が2つの固定部140、142のうちの下方の固定部142の外周182までそれぞれ延びている。これにより、第3補強部材160、162も下方の固定部142と接している。かかる構成によれば、第1補強部材154、155および第3補強部材160、162によって下方の固定部142を補強することができる。これによってドアトリム120とドアインナパネル106との固定を強固にでき、外側壁126の変形をより抑制することが可能である。特に本実施形態では、第1補強部材154、155によって固定部142の上方を補強し、また第3補強部材160、162によって固定部142の下方を補強している。よってより強固に固定部を補強することが可能である。
なお、第1補強部材154、155の上端184を上方の固定部140の外周181まで延ばして、第1補強部材154、155が上方の固定部140と接するようにしてもよい。また第3補強部材160、162を、上方の固定部140の外周181まで延ばして、第3補強部材160、162が上方の固定部140と接するようにしてもよい。これによってもドアトリム120とドアインナパネル106との固定を強固にできる。
図6は、図5の変形例を示した図5と対応する図である。図6では、第4補強部材164、166の一端194、196が2つの固定部140、142のうちの下方の固定部142の外周182まで延びている。これにより、第3補強部材160、162に加えて、第4補強部材164、166が下方の固定部142と接している。このように第4補強部材160、162を固定部142の外周182まで延ばすことによっても下方の固定部142を補強することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例である。よって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。また、とくに本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、とくに限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明はドアパネルを備えた車両用ドアに利用することができる。
100…車両用ドア、102…ドアパネル、104…ドアアウタパネル、106…ドアインナパネル、120…ドアトリム、122…前壁(第1壁)、123…前壁の車外側の端、124…後壁(第1壁)、125…後壁の車外側の端、126…外側壁、130…ドアグリップ、132…把持部、134、135…取付部、136、137…ボルト、140、142…固定部、144…クリップ、146…ネジ、150…補強体、154、155…第1補強部材、157、158…第2補強部材、159、161…第2補強部材の前端、160、162…第3補強部材、164、166…第4補強部材、168…第5補強部材、169…第6補強部材、170…外側壁の外郭、172…外側壁の下端、178、179…第1補強部材の下端、181…第1固定部の外周、182…第2固定部の外周、184…第1補強部材の上端、190、192…第3補強部材の一端、194、196…第4補強部材の一端

Claims (5)

  1. ドアパネルを備えた車両用ドアにおいて、当該車両用ドアはさらに、
    前記ドアパネルの車内側に取り付けられるドアトリムであって、所定の空間を隔てて対面する第1壁および第2壁、ならびに第1壁および第2壁の車外側の端に連続し前記空間に面する外側壁を有するドアトリムと、
    第1壁および第2壁に差し渡され乗員に把持されるドアグリップとを備え、
    前記外側壁は、所定の間隔をおいて配置され前記ドアパネルに固定される2つの固定部を有し、
    当該車両用ドアはさらに、前記外側壁の車外側に設けられる第1補強部材および第2補強部材を備え、
    第1補強部材は、前記2つの固定部の間に連続して形成され、
    第2補強部材は、車幅方向から見て前記ドアグリップと対応する位置に連続して形成されていることを特徴とする車両用ドア。
  2. 第1補強部材と第2補強部材とは交差していることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア。
  3. 当該車両用ドアはさらに、前記外側壁の車外側に設けられる第3補強部材を備え、
    第3補強部材は、前記外側壁の外郭の少なくとも一部に沿った形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ドア。
  4. 前記第1補強部材は、前記2つの固定部のうちの少なくとも一方と接することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用ドア。
  5. 前記第3補強部材は、前記2つの固定部のうちの少なくとも一方と接することを特徴とする請求項3に記載の車両用ドア。
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