JP6565459B2 - 光スキャナー、画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

光スキャナー、画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ Download PDF

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Description

本発明は、光スキャナー、画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイに関するものである。
特許文献1には、光を走査する光スキャナーが開示されている。特許文献1の光スキャナーは、ミラー面を有する可動部と、可動部を振動可能に支持する支持部と、を有し、可動部を振動させることで、ミラー面で反射した光を走査するようになっている。
特開2008−170565号公報
また、特許文献1の光スキャナーでは、その表面に第1機能素子およびその配線が設けられており、裏面に第2機能素子およびその配線が設けられている。このような構成の光スキャナーにおいては、仮に、表面に別部材を加圧接合する必要が生じた場合には、加圧接合時の圧力によって第2機能素子およびその配線がダメージを受けるおそれがあり、反対に、裏面に別部材を加圧接合する必要が生じた場合には、加圧接合時の圧力によって第1機能素子およびその配線がダメージを受けるおそれがある。このように、特許文献1の光スキャナーは、別部材と加圧接合するのに不向きであるという問題がある。
本発明の目的は、加圧接合を行う際の配線へのダメージを低減することのできる光スキャナー、画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイを提供することにある。
このような目的は、下記の発明により達成される。
本発明の光スキャナーは、可動部と、
前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
前記軸部を支持する支持部と、
前記可動部の一方の面に接合された保持部と、
前記保持部に設けられ、光反射性を有する光反射部と、
前記支持部の前記保持部が設けられる面と反対の面側に設けられた配線と、
前記可動部の前記保持部が設けられる面と反対の面に設けられた突部と、を有し、
前記支持部と前記可動部と前記軸部とは同一基板から形成されていることを特徴とする。
このように、突部を設けることで、配線のみの突出を抑えることができ、加圧接合時の配線へのダメージを低減することができる。
本発明の光スキャナーでは、前記突部の前記基板と接合する面と反対側の面および前記配線の前記基板と接合する面と反対側の面は、同一面上に位置していることが好ましい。
これにより、加圧接合時の配線へのダメージをより効果的に低減することができる。
本発明の光スキャナーでは、前記突部の前記基板と接合する面と反対側の面は、前記基板の断面視で、前記配線の前記基板と接合する面と反対側の面と比較して前記基板から離れた位置に位置していることが好ましい。
これにより、加圧接合時の配線へのダメージをより効果的に低減することができる。
本発明の光スキャナーでは、前記突部の前記基板と接合する面と反対側の面と前記配線の前記基板と接合する面と反対側の面との前記可動部の厚さ方向での離間距離は、前記配線の厚さよりも小さいことが好ましい。
これにより、突部の過度な突出を防止することができる。
本発明の光スキャナーでは、前記可動部と前記保持部は、接合部材を介して接合されていることが好ましい。
これにより、可動部と保持部を簡単かつ強固に接合することができる。
本発明の光スキャナーでは、前記突部と前記配線は、同一の成膜工程で形成されていることが好ましい。
これにより、突部の形成が容易となる。
本発明の画像表示装置は、本発明の光スキャナーを有することを特徴とする。
これにより、信頼性の高い画像表示装置が得られる。
本発明のヘッドマウントディスプレイは、本発明の光スキャナーと、
前記光スキャナーを搭載し、観察者の頭部に装着されるフレームと、を有することを特徴とする。
これにより、信頼性の高いヘッドマウントディスプレイが得られる。
本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の構成図である。 図1に示す画像表示装置が備える光スキャナーの平面図(上面図)である。 図2中のA−A線断面図である。 光スキャナーが有するセンサー部を示す平面図(下面図)である。 図4中のB−B線断面図である。 光スキャナーが有する突部および配線を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示すフローチャートである。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光スキャナーを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る光スキャナーを示す断面図である。 図22に示す光スキャナーの平面図(下面図)である。 本発明の画像表示装置を適用したヘッドアップディスプレイを示す斜視図である。 本発明のヘッドマウントプディスプレイを示す斜視図である。
以下、本発明の光スキャナー、画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイの好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る画像表示装置について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の構成図である。図2は、図1に示す画像表示装置が備える光スキャナーの平面図(上面図)である。図3は、図2中のA−A線断面図である。図4は、光スキャナーが有するセンサー部を示す平面図(下面図)である。図5は、図4中のB−B線断面図である。図6は、光スキャナーが有する突部および配線を示す断面図である。図7は、図2に示す光スキャナーの製造方法を示すフローチャートである。図8ないし図20は、それぞれ、図2に示す光スキャナーの製造方法を示す断面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図2中の上側を「上」とも言い、下側を「下」とも言う。
図1に示す画像表示装置1は、スクリーン、壁面などの対象物10に描画用のレーザーLLを二次元的に走査することで画像を表示する装置である。
このような画像表示装置1は、描画用のレーザーLLを出射する光源ユニット2と、光源ユニット2から出射されたレーザーLLを走査する2つの光スキャナー3と、を有する。また、2つの光スキャナー3は、レーザーLLの走査方向(後述する軸J1)が直交するように配置されている。そして、例えば、一方の光スキャナー3がレーザーLLを水平方向に走査し、次いで、他方の光スキャナー3がレーザーLLを垂直方向に走査することで、対象物10に二次元画像を表示するようになっている。
≪光源ユニット≫
光源ユニット2は、図1に示すように、赤色、緑色、青色、各色のレーザー光源21R、21G、21Bを有する光源部と、レーザー光源21R、21G、21Bを駆動する駆動回路22R、22G、22Bと、レーザー光源21R、21G、21Bから出射されたレーザー光を平行光化するコリメータレンズ24R、24G、24Bと、光合成部23と、集光レンズ26と、を有する。
レーザー光源21Rは、赤色光を射出し、レーザー光源21Gは、緑色光を射出し、レーザー光源21Bは、青色光を射出する。これら3色の光を用いることで、フルカラーの画像を表示することができる。なお、レーザー光源21R、21G、21Bとしては、特に限定されないが、例えば、レーザーダイオード、LED等を用いることができる。
駆動回路22Rは、レーザー光源21Rを駆動し、駆動回路22Gは、レーザー光源21Gを駆動し、駆動回路22Bは、レーザー光源21Bを駆動する。これら駆動回路22R、22G、22Bは、図示しない制御部によって独立して駆動が制御される。駆動回路22R、22G、22Bにより駆動されたレーザー光源21R、21G、21Bから射出された3つのレーザー光は、それぞれ、コリメータレンズ24R、24G、24Bによって平行光化されて光合成部23に入射する。
光合成部23は、レーザー光源21R、21G、21Bからの光を合成する。光合成部23は、3つのダイクロイックミラー23R、23G、23Bを有する。ダイクロイックミラー23Rは、赤色光を反射する機能を有し、ダイクロイックミラー23Gは、赤色光を透過させるとともに緑色光を反射する機能を有し、ダイクロイックミラー23Bは、赤色光および緑色光を透過させると共に青色光を反射する機能を有する。
このようなダイクロイックミラー23R、23G、23Bによって、レーザー光源21R、21G、21Bからの赤色光、緑色光および青色光の3色の光が合成される。この際、制御部によってレーザー光源21R、21G、21Bから出射される光の強度をそれぞれ独立して変調することで、所定の色の描画用のレーザーLL(光)が生成される。このようにして生成されたレーザーLLは、集光レンズ26によって所望のNA(開口数)に変更された後、光スキャナー3に導かれる。
以上、光源ユニット2について説明したが、この光源ユニット2の構成としては、レーザーLLを生成することができれば、本実施形態の構成に限定されない。
≪光スキャナー≫
光スキャナー3は、図1に示すように、軸J1まわりに揺動可能な光反射面351を有し、この光反射面351でレーザーLLを反射することで、レーザーLLを一次元走査する。以下、光スキャナー3について詳細に説明する。なお、以下では、静止状態の光反射面351の法線方向から見た平面視を単に「平面視」とも言う。
光スキャナー3は、図2および図3に示すように、可動部31と、可動部31を軸J1まわりに揺動(回動)可能に支持する弾性変形可能な軸部321、322と、軸部321、322を支持する支持部33と、可動部31の上面に固定された保持部34と、を有する構造体30と、保持部34に保持された光反射部35と、可動部31の揺動角度(傾き)を検知するセンサー部37と、可動部31に設けられた突部38と、可動部31を軸J1まわりに揺動させる駆動部39と、を有する。
可動部31は、板状をなしている。このような可動部31の平面視での形状は、特に限定されないが、本実施形態では円形となっている。
軸部321、322は、可動部31の平面視で、可動部31に対して互いに反対側に配置されている。また、軸部321、322は、それぞれ、軸J1に沿って延在し、その一端部が可動部31に接続され、他端部が支持部33に接続されている。これら軸部321、322は、可動部31を軸J1まわりに揺動可能に支持し、可動部31の軸J1まわりの揺動に伴って捩れ変形する。なお、軸部321、322の形状は、可動部31を軸J1まわりに揺動可能に支持することができれば、本実施形態の形状に限定されない。
支持部33は、枠状をなし、平面視で、可動部31および軸部321、322を囲むように配置されている。言い換えると、支持部33の内側に、可動部31および軸部321、322が配置されている。そして、支持部33は、軸部321、322と接続され、軸部321、322を支持している。なお、支持部33の形状は、特に限定されず、例えば、軸部321を支持する部分と、軸部322を支持する部分とが分離していてもよい。また、支持部33は、可動部31および軸部321、322よりも厚く形成されていてもよい。
保持部34は、図3に示すように、可動部31の上面に接合されている。また、保持部34は、基部341と、基部341と可動部31との間に位置し、基部341と可動部31とを連結する連結部342と、を有する。このような保持部34は、金属膜で構成された接合部材44を介した加圧接合によって可動部31と接合されている。このように接合部材44を介して保持部34と可動部31とを加圧接合することで、これらをより強固に接合することができる。なお、保持部34と接合部材44との間または可動部31と接合部材44との間にTi等で構成される密着層を設けることでより強固に保持部34と接合部材44とを接合することもできる。
また、基部341は、可動部31および軸部321、322に対して板厚方向に離間すると共に、基部341の平面視で、軸部321、322と重なって設けられている。言い換えると、基部341と可動部31との間に連結部342が設けられ、基部341の平面視で、連結部342および軸部321、322の少なくとも一部は基部341に覆われている。このような基部341の上面には光反射部35が保持されている。光反射部35は、光反射性を有し、その表面がレーザーLLを反射する光反射面351となっている。そのため、光反射面351に入射したレーザーLLは、光反射面351で反射され、光反射面351の姿勢に応じた方向へ走査される。このような光反射部35は、例えば、アルミニウム等の金属膜によって構成することができる。
このように、保持部34を設けて、保持部34に光反射部35を配置することで、次のような効果を発揮することができる。すなわち、このような構成にすれば、可動部31に光反射部35を設ける必要がなくなるため、可動部31を小さくでき、その分、軸部321、322の間の距離を短くすることができる。そのため、光スキャナー3を小型化することができる。また、基部341が軸部321、322に対して板厚方向にずれている(板厚方向に離間して設けられている)ため、軸部321、322の捩じれ変形を阻害することなく、基部341を大きくすることができ、その分、光反射面351を大きくすることができる。このように、保持部34を設けることで、光反射面351を大きくしつつ、光スキャナー3の小型化を図ることができる。
以上、構造体30について説明した。ここで、構造体30のうち、可動部31、軸部321、322および支持部33は、例えば、Si基板41をエッチングすることで一体的に形成することができる。なお、本実施形態では、Si基板41の下面に絶縁層42が設けられている。この絶縁層42は、主に、後述するセンサー部37の配線375や端子376の絶縁性を確保するために設けられる。なお、絶縁層42を含めてSi基板41としてもよい。
また、構造体30のうち、保持部34は、例えば、SOI基板43[第1のSi層(デバイス層)431と、SiO層(ボックス層)432と、第2のSi層(ハンドル層)433とがこの順に積層した基板]をエッチングすることで形成することができる。具体的には、保持部34の基部341を第1のSi層431から形成し、連結部342をSiO層432および第2のSi層433から形成することで形成することができる。そして、連結部342と可動部31とを接合部材44を介して接合することで構造体30が得られる。ただし、構造体30の各部の構成材料や形成方法は、これに限定されない。
駆動部39は、図3に示すように、可動部31の下面(正確には突部38の下面)に設けられた永久磁石391と、永久磁石391に対向配置され、永久磁石391に作用する磁界を発生させるコイル392と、を有する。また、永久磁石391は、平面視にて、軸J1の一方側にS極が位置し、他方側にN極が位置するように配置されている。このような永久磁石391としては、例えば、ネオジム磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石、ボンド磁石等を好適に用いることができる。このような駆動部39では、コイル392に交番電圧を印加することで、可動部31を軸J1まわりに揺動させることができる。
ここで、2つの光スキャナー3のうちの水平走査用光スキャナー3’については、可動部31を共振駆動で揺動させることが好ましい。これにより、可動部31の軸J1まわりの揺動角を大きくすることができる。なお、共振駆動の周波数としては、特に限定されないが、例えば、10〜40kHz程度であるのが好ましい。一方、垂直走査用光スキャナー3”については、可動部31を非共振駆動させることが好ましい。非共振駆動の周波数としては、特に限定されないが、例えば、30〜120Hz程度(60Hz程度)であるのが好ましい。
可動部31の揺動角度を検知するセンサー部37は、図4および図5に示すように、軸部321の下面(保持部34と反対側の面)であって、支持部33との接続部に設けられている。センサー部37を軸部321の下面に設けることで、センサー部37の形成が容易となる。
また、センサー部37は、ピエゾ抵抗部371と、ピエゾ抵抗部371に接続された配線375と、各配線375に接続された端子376と、を有している。ピエゾ抵抗部371は、軸部321の捩じれ変形に伴って抵抗値が変化するため、ピエゾ抵抗部371の抵抗値変化から軸部321の捩じれ量を検知することができ、さらに、軸部321の捩じれ量から可動部31の軸J1まわりの揺動角度を検知することができる。
ピエゾ抵抗部371は、前述したSi基板41の下面にリン、ボロン等のSiに対する不純物をドープ(拡散または注入)することで形成することができる。また、配線375および端子376は、絶縁層42上に配置された金属膜をパターニングすることで形成することができる。
なお、センサー部37の構成は、可動部31の揺動角度を検知することができれば、特に限定されず、例えば、ピエゾ抵抗部371を4つ配置し、これらでブリッジ回路(ホイートストーンブリッジ回路)を形成した構成であってもよい。
突部38は、図3および図6に示すように、可動部31の下面(保持部34と反対側の面)に設けられている。この突部38は、センサー部37が有する配線375や端子376を製造時に加わる圧力から保護する機能を有する。なお、このような突部38の機能については、後述する光スキャナー3の製造方法において詳細に説明する。
図6に示すように、突部38の下面(突部38の構造体30と接する面と反対側の面。言い換えると、Si基板41に設けられた絶縁層42と接する面と反対側の面)381は、配線375や端子376の上面(構造体30と接する側の面。言い換えると、Si基板41に設けられた絶縁層42と接する面)3751、3761よりも下側(構造体30と接する面と反対側。言い換えると、Si基板41に設けられた絶縁層42と接する面と反対側の面)に位置している。さらに、突部38の下面381は、配線375や端子376の下面(構造体30と接する面と反対側の面。言い換えると、Si基板41に設けられた絶縁層42と接する面と反対側の面)3752、3762とほぼ同一面上に位置している。
このような突部38は、絶縁層42上に配置された金属膜をパターニングすることで、配線375や端子376と一括して形成される。このように、配線375および端子376と同じ金属膜から突部38を形成することで、突部38の形成が容易となる。
ただし、突部38の構成としては、特に限定されず、例えば、配線375や端子376と一括して形成されておらず、また、配線375や端子376と構成材料が異なっていてもよい。ただし、突部38の構成材料としては、特に限定されないが、配線375や端子376と同等またはそれ以上のヤング率を有する材料であることが好ましい。これにより、突部38を十分に硬くすることができる。
以上、光スキャナー3の構造について説明した。
次に、光スキャナー3の製造方法について図7ないし図20に基づいて説明する。光スキャナー3の製造方法は、図7に示すように、第1の形成工程と、第2の形成工程と、接合工程と、を有する。
≪第1の形成工程≫
まず、図8に示すように、第1のSi層431、SiO層432および第2のSi層433がこの順に積層されたSOI基板43を用意する(工程1)。次に、図9に示すように、第1のSi層431をエッチング(ウェットエッチング、ドライエッチング等)によりパターニングすることで基部341を形成し、第2のSi層433およびSiO層432をエッチングによりパターニングすることで連結部342を形成する(工程2)。これにより、保持部34が得られる。次に、図10に示すように、基部341上にAl膜を成膜することで光反射部35を形成する(工程3)。
なお、工程3の順番は特に限定されず、工程2に先立って行ってもよいし、これよりも後(例えば、接合工程よりも後)に行ってもよい。
≪第2の形成工程≫
まず、図11に示すように、Si基板41を用意する(工程4)。次に、図12に示すように、Si基板41をエッチングによりパターニングすることで、可動部31、軸部321、322および支持部33を形成する(工程5)。次に、図13に示すように、Si基板41の下面であって、軸部321の支持部33との接続部にリン、ボロン等をドープしてピエゾ抵抗部371を形成する(工程6)。
次に、図14に示すように、Si基板41の下面に絶縁層42を成膜する(工程7)。この絶縁層42としては、特に限定されないが、例えば、SiO層とSiN層の積層体で構成することができる。なお、この絶縁層42は、ピエゾ抵抗部371と重なる位置に貫通孔(ビアホール)を有している。
次に、図15に示すように、絶縁層42上に金属膜6を成膜する(工程8)。この金属膜6としては、特に限定されず、例えば、Cr層からなる下地層にAu層を積層した積層体とすることができる。次に、金属膜6をエッチングによりパターニングすることで、図16に示すように、突部38、配線375および端子376を形成する(工程9)。このように、金属膜6から突部38、配線375および端子376を一括で形成することで、容易に、これらの下面をほぼ同一面に位置させることができる。
なお、工程5は、工程9の後に行ってもよい。すなわち、センサー部37を形成した後に、可動部31、軸部321、322および支持部33を形成してもよい。また、工程5は、次の接合工程の後に行ってもよい。すなわち、Si基板41とSOI基板43を接合した後に、可動部31、軸部321、322および支持部33を形成してもよい。
≪接合工程≫
まず、図17に示すように、可動部31の上面(突部38と反対側の面)に接合部材としての金属膜441を成膜し、連結部342の下面(基部341と反対側の面)にも接合部材としての金属膜442を成膜する。なお、これら金属膜441、442としては、可動部31と連結部342とを接合することができれば、特に限定されないが、例えば、Cr層からなる下地層にAu層を積層した積層体とすることができる。また、単層のAl層としてもよい。
次に、図18に示すように、下部ステージ71にSi基板41を載置し、上部ステージ72にSOI基板43(保持部34)を載置する。そして、図19に示すように、加熱しながら下部ステージ71および上部ステージ72でSi基板41およびSOI基板43を押圧することで、可動部31と連結部342とを金属膜441、442を介して加圧接合する。これにより、構造体30が得られる。そして、さらに、図20に示すように、可動部31の下面に永久磁石391を設け、永久磁石391と対向するようにコイル392を配置することで、光スキャナー3が得られる。
本発明では、可動部31の下面に突部38が設けられているため、下部ステージ71および上部ステージ72で押圧される際に受ける圧力の少なくとも一部を突部38で受け止めることができ、配線375や端子376が受ける圧力を小さくすることができる。そのため、配線375や端子376の潰れを抑制することができる。これにより、潰れることによる配線375の抵抗値上昇や破損(断線)、潰れて拡がることによる隣り合う配線375同士の接触(短絡)等を抑制することができ、センサー部37の故障を抑制することができる。
また、突部38を設けることで、下部ステージ71および上部ステージ72で押圧される際に、可動部31を下側から支えることができ、可動部31と連結部342に十分に圧力を加えることができるため、これらをより確実にかつ強固に接合することができる。そのため、機械的強度に優れた光スキャナー3を製造することができる。
なお、本実施形態では、突部38の下面381は、配線375および端子376の下面3752、3762と同一面上に位置しているが、突部38の下面381は、配線375および端子376の下面3752、3762よりも上方(構造体30側)に位置していてもよい。このような構成によっても、突部38がない場合と比較すれば、十分に上記の効果を発揮することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る画像表示装置について説明する。
図21は、本発明の第2実施形態に係る光スキャナーを示す断面図である。
以下、第2実施形態の画像表示装置について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第2実施形態の画像表示装置は、光スキャナーの構成が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図21に示す光スキャナー3では、突部38は、配線375や端子376よりも厚く形成されている。そのため、突部38の下面381は、配線375や端子376の下面3752、3762よりも下側(下面3752、3762よりも構造体30から離れた位置)に位置している。
このような構成とすることで、下部ステージ71および上部ステージ72で押圧される際(可動部31と連結部342とを加圧接合する際)に配線375や端子376が受ける圧力をより小さくすることができる。そのため、配線375や端子376の潰れを抑制することができる。また、下部ステージ71および上部ステージ72で押圧される際に、突部38によって可動部31を下側からより効果的に支えることができ、可動部31と連結部342に十分に圧力を加えることができるため、これらをより確実にかつ強固に接合することができる。
なお、突部38の下面381と配線375および端子376の下面3752、3762との可動部31の厚さ方向での離間距離Dとしては、特に限定されないが、配線375や端子376の厚さtよりも小さいことが好ましい。すなわち、D>tの関係を満足することが好ましい。このような関係を満足することで、突部38の下方への過度な突出を防止することができ、例えば、下部ステージ71および上部ステージ72で押圧される際(可動部31と連結部342とを加圧接合する際)のSi基板41の撓みや反りを抑制することができる。そのため、Si基板41の変形や破損を効果的に抑制することができる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る画像表示装置について説明する。
図22は、本発明の第3実施形態に係る光スキャナーを示す断面図である。図23は、図22に示す光スキャナーの平面図(下面図)である。なお、説明の便宜上、図22および図23ではセンサー部37の図示を省略している。
以下、第3実施形態の画像表示装置について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第3実施形態の画像表示装置は、光スキャナーの構成が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図22および図23に示す光スキャナー3では、駆動部39が有する永久磁石391とコイル392の配置が前述した第1実施形態と逆になっている。すなわち、可動部31の下面にコイル392が配置され、このコイル392と対向して永久磁石391が配置されている。コイル392は、可動部31の外周に沿って配置されており、このコイル392の内側に突部38が設けられている。また、コイル392は、軸部321、322および支持部33の下面に配置された配線393を介して支持部33の下面に配置された端子394に接続されている。
このような構成とすることで、下部ステージ71および上部ステージ72で押圧される際(可動部31と連結部342とを加圧接合する際)にコイル392、配線393および端子394が受ける圧力をより小さくすることができる。そのため、コイル392、配線393および端子394の潰れを抑制することができ、駆動部39の故障を抑制することができる。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係るヘッドアップディスプレイについて説明する。
図24は、本発明の画像表示装置を適用したヘッドアップディスプレイを示す斜視図である。
図24に示すように、ヘッドアップディスプレイシステム200では、画像表示装置1は、自動車のダッシュボードに、ヘッドアップディスプレイ210を構成するよう搭載されている。このヘッドアップディスプレイ210により、フロントガラス220に、例えば、目的地までの案内表示、時刻、方位、速度、外気温、天候等の所定の画像を表示することができる。なお、ヘッドアップディスプレイシステム200は、自動車に限らず、例えば、航空機、船舶等にも適用することができる。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態に係るヘッドマウントディスプレイについて説明する。
図25は、本発明のヘッドマウントディスプレイを示す斜視図である。
図25に示すように、ヘッドマウントディスプレイ300は、観察者の頭部に装着されるフレーム310と、フレーム310に搭載された画像表示装置1とを有している。そして、画像表示装置1により、フレーム310の本来レンズである部位に設けられた表示部(光反射層)320に、一方の目で視認される所定の画像を表示する。
表示部320は、透明であってもよく、また、不透明であってもよい。表示部320が透明な場合は、現実世界からの情報(景色)に画像表示装置1からの情報を重ねて使用することができる。また、表示部320は、入射した光の少なくとも一部を反射すればよく、例えば、ホログラム素子、ハーフミラーなどを用いることができる。
以上、本発明の光スキャナー、画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイを、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、前述した実施形態では、光スキャナーとしてレーザーを1次元(軸J1まわり)に走査可能な構成について説明したが、光スキャナーの構成としては、これに限定されない。例えば、光スキャナーは、所謂「ジンバル型」をなし、第1の軸と第1の軸に直交する第2の軸の両軸まわりに揺動可能であり、光を二次元的に走査可能な構成となっていてもよい。
1…画像表示装置、10…対象物、2…光源ユニット、21B、21G、21R…レーザー光源、22B、22G、22R…駆動回路、23…光合成部、23B、23G、23R…ダイクロイックミラー、24B、24G、24R…コリメータレンズ、26…集光レンズ、3…光スキャナー、3’…水平走査用光スキャナー、3”…垂直走査用光スキャナー、30…構造体、31…可動部、321、322…軸部、33…支持部、34…保持部、341…基部、342…連結部、35…光反射部、351…光反射面、37…センサー部、371…ピエゾ抵抗部、375…配線、3751…上面、3752…下面、376…端子、3761…上面、3762…下面、38…突部、381…下面、39…駆動部、391…永久磁石、392…コイル、393…配線、394…端子、41…Si基板、42…絶縁層、43…SOI基板、431…第1のSi層、432…SiO層、433…第2のSi層、44…接合部材、441…金属膜、442…金属膜、6…金属膜、71…下部ステージ、72…上部ステージ、200…ヘッドアップディスプレイシステム、210…ヘッドアップディスプレイ、220…フロントガラス、300…ヘッドマウントディスプレイ、310…フレーム、320…表示部、D…離間距離、J1…軸、LL…レーザー

Claims (8)

  1. 可動部と、
    前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
    前記軸部を支持する支持部と、
    前記可動部の一方の面に接合された保持部と、
    前記保持部に設けられ、光反射性を有する光反射部と、
    前記支持部の前記保持部が設けられる面と反対の面側に設けられた配線と、
    前記可動部の前記保持部が設けられる面と反対の面に設けられた突部と、を有し、
    前記支持部と前記可動部と前記軸部とは同一基板から形成され
    前記突部の前記基板と接合する面と反対側の面および前記配線の前記基板と接合する面と反対側の面は、同一面上に位置していることを特徴とする光スキャナー。
  2. 前記突部の前記基板と接合する面と反対側の面は、前記基板の断面視で、前記配線の前記基板と接合する面と反対側の面と比較して前記基板から離れた位置に位置している請求項1に記載の光スキャナー。
  3. 可動部と、
    前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
    前記軸部を支持する支持部と、
    前記可動部の一方の面に接合された保持部と、
    前記保持部に設けられ、光反射性を有する光反射部と、
    前記支持部の前記保持部が設けられる面と反対の面側に設けられた配線と、
    前記可動部の前記保持部が設けられる面と反対の面に設けられた突部と、を有し、
    前記支持部と前記可動部と前記軸部とは同一基板から形成され、
    前記突部の前記基板と接合する面と反対側の面は、前記基板の断面視で、前記配線の前記基板と接合する面と反対側の面と比較して前記基板から離れた位置に位置し、
    前記突部の前記基板と接合する面と反対側の面と前記配線の前記基板と接合する面と反対側の面との前記可動部の厚さ方向での離間距離は、前記配線の厚さよりも小さいことを特徴とする光スキャナー。
  4. 前記可動部と前記保持部は、接合部材を介して接合されている請求項1ないしのいずれか1項に記載の光スキャナー。
  5. 前記突部と前記配線は、同一の成膜工程で形成されている請求項1ないしのいずれか1項に記載の光スキャナー。
  6. 可動部と、
    前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
    前記軸部を支持する支持部と、
    前記可動部の一方の面に接合された保持部と、
    前記保持部に設けられ、光反射性を有する光反射部と、
    前記支持部の前記保持部が設けられる面と反対の面側に設けられた配線と、
    前記可動部の前記保持部が設けられる面と反対の面に設けられた突部と、を有し、
    前記支持部と前記可動部と前記軸部とは同一基板から形成され、
    前記突部と前記配線は、同一の成膜工程で形成されていることを特徴とする光スキャナー。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光スキャナーを有することを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光スキャナーと、
    前記光スキャナーを搭載し、観察者の頭部に装着されるフレームと、を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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