JP6347113B2 - アクチュエーター、光スキャナー、画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ - Google Patents
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Description
本発明のアクチュエーターは、可動部と、
支持部と、
前記可動部と前記支持部とを接続し、前記可動部を第1の軸まわりに揺動可能に支持する第1の軸部と、
前記支持部に設けられ、前記可動部の平面視にて前記第1の軸部と交差している線状体と、を有することを特徴とする。
これにより、耐衝撃性がより向上する。
これにより、線状体の強度を確保しつつ、線状体の径をより細くすることができる。
これにより、金属ワイヤー(線状体)を簡単に形成することができる。
これにより、第1の可動部を2軸まわりに揺動させることができる。
支持部と、
前記可動部と前記支持部とを接続し、前記可動部を第1の軸まわりに揺動可能に支持する第1の軸部と、
前記支持部に設けられ、前記可動部の平面視にて前記第1の軸部と交差している線状体と、を有することを特徴とする。
支持部と、
前記可動部と前記支持部とを接続し、前記可動部を第1の軸まわりに揺動可能に支持する第1の軸部と、
前記支持部に設けられ、前記可動部の平面視にて前記第1の軸部と交差している線状体と、を有することを特徴とする。
前記フレームに設けられた光スキャナーと、を備え、
前記光スキャナーは、
光を反射する光反射部を備える可動部と、
支持部と、
前記可動部と前記支持部とを接続し、前記可動部を第1の軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
前記支持部に設けられ、前記可動部の平面視にて前記第1の軸部と交差している線状体と、を有することを特徴とする。
まず、本発明の画像表示装置について説明する。
図1は、本発明の画像表示装置の第1実施形態を示す構成図である。図2は、図1に示す画像表示装置が備える光スキャナーの上面図である。図3は、図2に示す光スキャナーの下面図である。図4は、図2中のA−A線断面図である。図5は、図4に示すコイルに印加する電圧を示す図である。図6は、(a)が図2中のB−B線断面図、(b)が図2中のC−C線断面図である。図7は、図2に示す光スキャナーが有する規制部の機能を説明する断面図である。図8は、歪みゲージを示す上面図である。なお、以下では、説明の便宜上、+Z軸側を「上」とも言い、−Z軸側を「下」とも言う。
図1に示すように、描画用光源ユニット2は、赤色、緑色、青色、各色のレーザー光源(光源部)21R、21G、21Bと、レーザー光源21R、21G、21Bに対応して設けられたコリメーターレンズ22R、22G、22Bおよびダイクロイックミラー23R、23G、23Bと、を備えている。
図2ないし図4に示す光スキャナー3は、光反射部Mを有する可動部31と、1対の軸部(第1の軸部)321、322と、支持部33と、を有する構造体30と、可動部31を揺動させるための駆動手段34と、可動部31の過度な変位を規制(制限)する規制部35と、を有している。なお、このような構成の光スキャナー3から光反射部Mを省略した構成が本発明のアクチュエーターである。
次に、本発明の画像表示装置の第2実施形態について説明する。
描画用光源ユニット2は、前述した第1実施形態と同様の構成であるため、その説明を省略する。
光スキャナー3は、描画用光源ユニット2から出射された描画用レーザー光LLを二次元走査する機能を有している。
次に、本発明の画像表示装置の第3実施形態について説明する。
本実施形態の光スキャナー3は、支持部33のみならず、第2の可動部312にも規制部35が設けられている。これにより、Z軸方向の衝撃が光スキャナー3に加わったときの、支持部33に対する第2の可動部312のZ軸方向への過度な変位と、第2の可動部312に対する第1の可動部311のZ軸方向への過度な変位と、を抑制することができる。そのため、光スキャナー3の破損、特に、軸部313、314および軸部321、322の断裂を効果的に抑制することができる。
次に、本発明の画像表示装置の第4実施形態について説明する。
図14および図15に示すように、本実施形態の光スキャナー3では、第1の可動部311が、基部3111と、基部3111の上面に設けられた保持部3112と、を有し、保持部3112の上面に光反射部Mが設けられている。
次に、本発明の画像表示装置の第5実施形態について説明する。
図16に示すように、本実施形態の光スキャナー3では、各線状体351は、M字状に湾曲した形状となっている。具体的には、線状体351は、その頂部(軸部321とZ軸方向に対向する部位)3511が、下側に向けて凸となるように湾曲している。一方、各線状体352も、M字状に湾曲した形状となっている。具体的には、線状体352は、その頂部(軸部321とZ軸方向に対向する部位)3521が、上側に向けて凸となるように湾曲している。このような形状とすることで、線状体351、352の頂部3511、3521にバネ性を付与することができるので、線状体351、352に軸部321がぶつかった際の衝撃をより効果的に吸収・緩和することができる。また、M字状に湾曲させることで、例えば、前述した第1実施形態と比較して線状体351、352の高さを抑えることができる。そのため、光スキャナー3の低背化を図ることができる。
次に、本発明の画像表示装置の第6実施形態について説明する。
図17に示すように、本実施形態の光スキャナー3では、張出部331、332の厚さが、軸部321よりも薄くなっている。そのため、張出部331、332の上面は、軸部321の上面よりも下側(−Z軸側)に位置し、張出部331、332の下面は、軸部321の下面よりも上側(+Z軸側)に位置している。張出部331、332をこのような構成とすることで、例えば、前述した第1実施形態と比較した場合、離間距離Dが等しければ、線状体351、352の高さを第1実施形態よりも高くすることができる。そのため、ワイヤーボンディング技術を用いて線状体351、352を形成する場合に、線状体351、352の形成が容易となる。また、線状体351、352の全長も第1実施形態と比較して長くすることができるので、線状体351、352をより撓み易くすることができる。そのため、軸部321が線状体351、352にぶつかった際の衝撃をより効果的に吸収・緩和することができる。
次に、本発明の画像表示装置の第7実施形態について説明する。
図18に示すように、本実施形態の光スキャナー3では、張出部331、332の厚さが、軸部321よりも厚くなっている。そのため、張出部331、332の上面は、軸部321の上面よりも上側(+Z軸側)に位置し、張出部331、332の下面は、軸部321の下面よりも下側(−Z軸側)に位置している。そして、複数の線状体351が張出部331、322の上面にY軸方向にほぼ直線的に延在して設けられており、複数の線状体352が張出部331、322の下面にY軸方向にほぼ直線的に延在して設けられている。このような構成とすることで、張出部331、332の上面(下面)と軸部321の上面(下面)とのZ軸方向のずれ量が離間距離Dとなるので、離間距離Dをより高精度に制御することができる。なお、線状体351、352は、それぞれ、直線状に限定されず、例えば、XY平面内で湾曲または屈曲した部分を有していてもよい。
次に、本発明の画像表示装置の一例であるヘッドアップディスプレイについて説明する。
次に、本発明のヘッドマウントディスプレイについて説明する。
図20に示すように、ヘッドマウントディスプレイ300は、観察者の頭部に装着されるフレーム310と、フレーム310に搭載された画像表示装置1とを有している。そして、画像表示装置1により、フレーム310の本来レンズである部位に設けられた表示部(光反射層材)320に、一方の目で視認される所定の画像を表示する。
Claims (9)
- 可動部と、
支持部と、
前記可動部と前記支持部とを接続し、前記可動部を第1の軸まわりに揺動可能に支持する第1の軸部と、
前記支持部に設けられ、前記可動部の平面視にて前記第1の軸部と交差している線状体と、を有し、
前記線状体は、前記第1の軸に沿った方向に複数並んで配置され、前記第1の軸方向から見たときの高さが、前記支持部側にある前記線状体よりも前記可動部側にある前記線状体の方が高いことを特徴とするアクチュエーター。 - 前記線状体は、前記支持部の一方の主面側と、前記一方の主面に対して表裏関係にある他方の主面側と、に設けられている請求項1に記載のアクチュエーター。
- 前記線状体は、前記第1の軸部の前記支持部との接続部側に位置している請求項1または2に記載のアクチュエーター。
- 前記線状体は、金属ワイヤーである請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアクチュエーター。
- 前記金属ワイヤーは、ワイヤーボンディングによって形成されている請求項4に記載のアクチュエーター。
- 可動部は、第1の可動部と、前記第1の可動部を囲むように設けられている枠状の第2の可動部と、前記第1の可動部と前記第2の可動部とを接続し、前記第1の可動部を前記第2の可動部に対して前記第1の軸に交差する第2の軸まわりに揺動可能に支持する第2の軸部と、を有する請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアクチュエーター。
- 光を反射する光反射部を備える可動部と、
支持部と、
前記可動部と前記支持部とを接続し、前記可動部を第1の軸まわりに揺動可能に支持する第1の軸部と、
前記支持部に設けられ、前記可動部の平面視にて前記第1の軸部と交差している線状体と、を有し、
前記線状体は、前記第1の軸に沿った方向に複数並んで配置され、前記第1の軸方向から見たときの高さが、前記支持部側にある前記線状体よりも前記可動部側にある前記線状体の方が高いことを特徴とする光スキャナー。 - 光を反射する光反射部を備える可動部と、
支持部と、
前記可動部と前記支持部とを接続し、前記可動部を第1の軸まわりに揺動可能に支持する第1の軸部と、
前記支持部に設けられ、前記可動部の平面視にて前記第1の軸部と交差している線状体と、を有し、
前記線状体は、前記第1の軸に沿った方向に複数並んで配置され、前記第1の軸方向から見たときの高さが、前記支持部側にある前記線状体よりも前記可動部側にある前記線状体の方が高いことを特徴とする画像表示装置。 - 観察者の頭部に装着されるフレームと、
前記フレームに設けられた光スキャナーと、を備え、
前記光スキャナーは、
光を反射する光反射部を備える可動部と、
支持部と、
前記可動部と前記支持部とを接続し、前記可動部を第1の軸まわりに揺動可能に支持する第1の軸部と、
前記支持部に設けられ、前記可動部の平面視にて前記第1の軸部と交差している線状体と、を有し、
前記線状体は、前記第1の軸に沿った方向に複数並んで配置され、前記第1の軸方向から見たときの高さが、前記支持部側にある前記線状体よりも前記可動部側にある前記線状体の方が高いことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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