JP6565441B2 - 排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気系に設けられる触媒の出口側のガス温度を制御する排気浄化装置に関する。
ディーゼルエンジン等の排気系に設けられる排気浄化触媒として、排気中に含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)及び、一酸化窒素(NO)を酸化する酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst:DOC)が知られている。また、排気中に含まれる粒子状物質(Particulate Matter:PM)を捕集するディーゼル・パティキュレイト・フィルタ(Diesel Particulate Filter:DPF)等も知られている。
DPFに捕集されたPMを除去してDPFの機能を再生する方法としては、DPFの上流に配置された酸化触媒で炭化水素を酸化させることにより、強制的にガス温度を上昇させてDPFに捕集されたPMを焼却する、所謂強制再生が知られている。
強制再生においては、ガス温度が高いほどDPFに捕集されたPMの燃焼効率が高くなるので処理時間を短縮化でき、燃費の悪化を抑制できるものの、DPFの破損や、DPFに担持されている触媒の劣化等を引き起こす虞がある。
そこで、強制再生におけるガス温度を適正温度に維持するための温度制御が必要となる。
例えば、強制再生において、DPFの温度を所定の目標温度近傍に制御するための技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−72666号公報
強制再生におけるガス温度の温度制御においては、目標温度へ昇温するまでの時間を短縮すること、及びガス温度を目標温度で安定させることが非常に重要であり、より適切な温度制御が要請されている。
本発明は、酸化触媒を介して排気下流に供給されるガスの温度を適切に制御することのできる技術を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の一観点に係る排気浄化装置は、排気中の炭化水素を酸化可能な酸化触媒と、酸化触媒の排気下流側に設けられて排気中の粒子状物質を捕集可能なフィルタと、酸化触媒に炭化水素を供給してフィルタに堆積した粒子状物質を燃焼除去する強制再生を実行可能な強制再生手段とを備える排気浄化装置であって、酸化触媒の入口の排気ガス温度である入口温度を検出する入口温度検出手段と、酸化触媒の出口の排気ガス温度である出口温度を検出する出口温度検出手段と、酸化触媒を通過する排気ガス流量を検出する排気ガス流量検出手段と、入口温度と、排気ガス流量と、酸化触媒の出口温度の目標温度と、に基づいて、目標温度にするために酸化触媒に供給する必要がある炭化水素の噴射量である基本噴射量を決定する基本噴射量決定手段と、酸化触媒への炭化水素の供給量の変化に対する酸化触媒の出口温度の応答を示す第1応答遅れモデルに基づいて、基本噴射量の炭化水素を供給した場合における酸化触媒の出口温度の温度変化を推定する第1推定手段と、酸化触媒の入口温度の変化に対する酸化触媒の出口温度の応答を示す第2応答遅れモデルに基づいて、入口温度である場合における出口温度を推定する第2推定手段と、推定された出口温度の温度変化と推定した出口温度とに基づく酸化触媒の出口推定温度と、出口温度検出手段により検出された出口温度との偏差に基づいて、偏差を解消するために補正すべき炭化水素の噴射量である補正噴射量を求めるフィード・バック演算手段と、基本噴射量と補正噴射量とを加算した制御噴射量を強制再生手段に出力させるように制御する再生制御手段と、を有する。
上記排気浄化装置において、第1応答遅れモデルは、3次減衰振動伝達関数で表されるモデルであってもよい。
また、上記排気浄化装置において、第2応答遅れモデルは、3次絶対収束伝達関数で表されるモデルであってもよい。
また、上記排気浄化装置において、偏差に対して位相の進み遅れを調整する進み遅れ調整手段を更に備え、フィード・バック演算手段は、進み遅れの調整後の偏差を解消するための補正噴射量を求めてもよい。
また、上記排気浄化装置において、進み遅れ調整手段は、2次進み遅れ伝達関数で表されるフィルタであってもよい。
本発明によれば、酸化触媒を介して排気下流に供給されるガスの温度を適切に制御することができる。
本発明の一実施形態に係る排気浄化装置が適用されたエンジンの吸排気系を示す模式的な全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る電子制御ユニット及び関連する構成要素を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る入口温度処理部の作用を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る進み遅れ調整部を2次進み遅れフィルタで構成した場合と、変形例に係る進み遅れ調整部を1次進み遅れフィルタで構成した場合とのフィード・バックゲイン及びノイズの影響を説明する図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る排気浄化装置を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係る排気浄化装置が適用されたエンジンの吸排気系を示す模式的な全体構成図である。
ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)10には、吸気マニホールド10aと排気マニホールド10bとが設けられている。吸気マニホールド10aには新気を導入する吸気通路11が接続され、排気マニホールド10bには排気を大気に放出する排気通路12が接続されている。
吸気通路11には、吸気上流側から順に、エアクリーナ30、MAFセンサ31、過給機のコンプレッサ32a、インタークーラ33等が設けられている。排気通路12には、排気上流側から順に、過給機のタービン32b、排気後処理装置20等が設けられている。また。車両には、外気温度センサ36が設けられている。外気温度センサ36は、外気の温度を検出する。外気温度センサ36の検出値(外気温度)は、電気的に接続されたECU(電子制御ユニット)40に出力される。
排気後処理装置20は、円筒状の触媒ケース20a内に排気上流側から順に、DOC21と、DPF22とを配置して構成されている。また、DOC21の上流側には排気管内噴射装置23、DOC21の上流側にはDOC入口温度センサ25、DOC21とDPF22との間にはDOC出口温度センサ26、DPF22の下流側にはDPF出口温度センサ27がそれぞれ設けられている。さらに、DPF22の前後には、DPF22の上流側と下流側との差圧を検出する差圧センサ29が設けられている。
排気管内噴射装置23は、強制再生手段の一例であって、ECU40から出力される制御噴射量を含む指示信号に応じて、排気通路12内に未燃燃料(主にHC(炭化水素))を噴射する。なお、エンジン10の多段噴射によるポスト噴射を用いる場合は、この排気管内噴射装置23を省略してもよい。なお、以下の説明では、主に排気管内噴射装置23による噴射を例に説明するが、ポスト噴射を用いる場合には、排気管内噴射装置23に対する動作及び排気管内噴射装置23による動作を、エンジン10に対する動作及びエンジン10のポスト噴射による動作と読み替えればよい。
DOC21は、例えば、コーディエライトハニカム構造体等のセラミック製担体表面に触媒成分を担持して形成されている。DOC21は、排気管内噴射装置23又はポスト噴射によってHCが供給されると、これを酸化して排気温度を上昇させる。
DPF22は、例えば、多孔質性の隔壁で区画された多数のセルを排気の流れ方向に沿って配置し、これらセルの上流側と下流側とを交互に目封止して形成されている。DPF22は、排気中のPMを隔壁の細孔や表面に捕集すると共に、PM堆積量が所定量に達すると、これを燃焼除去するいわゆる強制再生が実行される。強制再生は、排気管内噴射装置23又はポスト噴射によりDOC21に未燃燃料(HC)を供給し、DPF22に流入する排気温度をPM燃焼温度(例えば、約600℃)まで昇温することで行われる。また、DPF22は、上流側のDOC21で酸化されずにスリップした未燃焼のHCを酸化する能力を有している。
DOC入口温度センサ25は、入口温度検出手段の一例であって、DOC21に流入する上流側の排気ガス温度(以下、入口温度という)を検出する。DOC出口温度センサ26は、出口温度検出手段の一例であって、DOC21から流出する下流側の排気ガス温度(以下、出口温度という)を検出する。この出口温度は、DPF22の上流側の排気ガス温度に相当する。DPF出口温度センサ27は、DPF22から流出する下流側の排気ガス温度(以下、DPF出口温度という)を検出する。これら温度センサ25〜27の検出値は、電気的に接続されたECU40に出力される。
ECU40は、エンジン10や排気管内噴射装置23等の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えて構成されている。
図2は、本発明の一実施形態に係る排気浄化装置を構成する電子制御ユニット及び関連する構成要素を示すブロック図である。
ECU40は、再生制御部41と、入口温度処理部42と、加減部43と、基本噴射量決定部44と、出口温度推定部45と、フィード・バック演算部49と、加算部55と、を一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、一体のハードウェアであるECU40に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
再生制御部41は、再生制御手段の一例であり、差圧センサ29の検出値が所定の値以上となった場合に、強制再生処理を開始する。強制再生処理では、再生制御部41は、強制再生処理におけるDOC21の目標とする出口温度(目標温度:例えば、600℃)を加減部43に出力する。また、再生制御部41は、加算部55から入力された制御噴射量の炭化水素を噴射させるように、排気管内噴射装置23を制御する。この強制再生処理は、例えば、予め決められた時間だけ継続して実行される。
加減部43は、再生制御部41から入力された目標温度から、入口温度処理部42での処理後の入口温度を減算して、目標温度との温度差を求め、温度差を基本噴射量決定部44に入力する。
基本噴射量決定部44は、排気ガス流量検出手段の一部、及び基本噴射量決定手段の一例であり、加減部43から入力された温度差と、図示しないコモンレール燃料噴射装置によりエンジン10内で噴射される噴射量(エンジン内噴射量)と、MAFセンサ31(排気ガス流量検出手段の一部の一例)からの空気流量と、外気温度センサ36からの外気温度との入力を受ける。基本噴射量決定部44は、エンジン内噴射量と、空気流量とを加算することにより、排ガス流量を算出する。次いで、基本噴射量決定部44は、算出した排ガス流量と、温度差と、外気温度とに基づいて、DOC21の出口温度を目標温度にするために必要な熱量に相当する噴射量(基本噴射量:フィード・フォワード値)を決定する。基本噴射量決定部44により決定された基本噴射量は、出口温度推定部45と、加算部55に出力される。
また、基本噴射量決定部44は、各部(入口温度処理部42、出口温度推定部45、フィード・バック演算部49等)の伝達関数の係数や、ゲインの値を決定し、各部を設定する。例えば、各部の伝達関数の係数については、複数の運転条件(例えば、排ガス流量、入口温度、出口温度、外気温度、又は車速の少なくとも1つについての条件)に対して、それらの運転条件における最適値を対応付けたマップを予め用意しておき、センサ等により検出された運転条件に基づいてマップから決定するようにしてもよい。また、各部のゲインについては、複数の運転条件に対して、その運転条件における補正値を対応付けたマップを予め用意しておき、センサ等により検出された運転条件等に基づいて所定の演算を行って得られる値に対して、マップから得られる運転条件に対応する補正値により補正を行って決定するようにしてもよい。
出口温度推定部45は、DOC21の出口温度の応答を近似したDOC応答遅れモデルに従って、DOC21の出口温度を推定する。出口温度推定部45は、第1推定手段の一例としての第1推定部46と、第2推定手段の一例としての第2推定部47と、加算部48とを有する。
第1推定部46は、強制再生用の炭化水素の噴射量の変化に対するDOC21の出口温度の応答を近似したDOC応答遅れモデル(噴射量変化に対するDOC応答遅れモデル:第1応答遅れモデル)に基づいて、基本噴射量決定部44から入力された基本噴射量の炭化水素を排気管内噴射装置23により供給した場合におけるDOC21の出口温度の上昇温度を推定し、推定した上昇温度を加算部48に出力する。
ここで、DOC21についての噴射量変化に対するDOC応答遅れモデルを示す複素数s領域の伝達関数G(s)は、例えば、式(1)に示す3次減衰振動伝達関数で表せる。
(s)=k/((c*s+d*s+1)(e*s+1))・・・(1)
ここで、kは、ゲインであり、c,d,eは、係数である。また、噴射量変化に対する応答遅れモデルは、減衰振動とするので、係数c,dは、判別式が負、すなわち、d−4*c*1<0を満たす。なお、以降、伝達関数は、複素数s領域の伝達関数を意味する。
この3次減衰振動伝達関数で表されるDOC応答遅れモデルによると、強制再生用の炭化水素の噴射量の変化に対するDOC21の出口温度の応答を高精度に近似することができる。
第1推定部46は、式(2)で示す3次減衰振動伝達関数で表されるフィルタで構成される。
/((C*s+D*s+1)(E*s+1))・・・(2)
ここで、Kは、ゲインであり、C,D,Eは、係数である。
本実施形態では、式(2)においては、K=k、C=c,D=d,E=eに設定される。したがって、第1推定部46の式(2)に示す伝達関数は、式(1)に示す噴射量変化に対するDOC応答遅れモデルの伝達関数と同じである。
ここで、ECU40内のCPUは時間的に離散した演算しかできないので、ECU40内における各機能部による複素数S領域の伝達関数の演算については、厳密には、その伝達関数の演算に対応する適切な離散関数の演算に変換して実行されている。本明細書においては、便宜的に、各機能部について、実行される離散関数演算の基となる伝達関数を用いて説明する。
第2推定部47は、DOC21の入口温度の変化に対するDOC21の出口温度の応答を近似したDOC応答遅れモデル(入口温度変化に対するDOC応答遅れモデル:第2応答遅れモデル)に基づいて、DOC入口温度センサ25で検出された入口温度である場合における出口温度を推定し、推定した出口温度を加算部48に出力する。
ここで、DOC21についての入口温度変化に対するDOC応答遅れモデルを示す伝達関数G(s)は、例えば、式(3)に示す3次絶対収束伝達関数で表せる。
(s)=k/(f*s+1)・・・(3)
ここで、kは、ゲインであり、fは、係数である。
この3次絶対収束伝達関数で表される入口温度変化に対するDOC応答遅れモデルによると、DOC21の入口温度の変化に対するDOC21の出口温度の応答を高精度に近似することができる。
第2推定部47は、例えば、式(4)で示す3次絶対収束伝達関数で表されるフィルタで構成される。
/(F*s+1)・・・(4)
ここで、Kは、ゲインであり、Fは、係数である。
本実施形態では、式(4)においては、K=k、F=fに設定される。したがって、第2推定部47の式(4)に示す伝達関数は、式(3)に示す入口温度変化に対するDOC応答遅れモデルと同じ伝達関数である。
加算部48は、第1推定部46で推定された出口温度の温度変化と、第2推定部47で推定された出口温度とを加算して、出口推定温度を求め、この出口推定温度をフィード・バック演算部49に出力する。出口推定温度は、フィード・バック演算部49によるフィード・バックの制御目標とする出口温度(制御目標温度)である。
入口温度処理部42は、DOC入口温度センサ25からの入口温度に対して、第1応答遅れモデルにおける噴射量の変化から出口温度が変化するまでの応答の遅れ分を進ませる進み補償処理を行い、進み補償処理後の入口温度を加減部43に出力する。入口温度処理部42は、例えば、以下の式(5)に示す3次進み遅れ伝達関数を有するフィルタにより構成されている。
*(C*s+D*s+1)(E*s+1)/(F*s+1)・・・(5)
ここで、Kは、ゲインであり、C,D,E,Fは、係数である。
本実施形態では、式(5)においては、K=k、C=c,D=d,E=e,F=fに設定される。
入口温度処理部42の式(5)に示す伝達関数は、式(2)(式(1))に示す伝達関数の分母の成分を分子の成分として含み、式(4)(式(3))に示す伝達関数の成分をすべて含む。
入口温度処理部42によると、入口温度の変化に対して、噴射量変化に対する出口温度の応答の遅れ分を前もって反映させることができる。このため、DOC21の入口温度が変動してもその影響が出口温度に出てこないので、出口温度を目標温度に適切に制御することができる。なお、入口温度処理部42による作用、効果の詳細については後述する。
フィード・バック演算部49は、フィード・バック演算手段の一例であり、制御目標温度と、出口温度との偏差に基づいて、基本噴射量を補正する補正噴射量(フィード・バック値)を出力するフィード・バック制御を行う。フィード・バック演算部49は、加減部50と、進み遅れ調整部51と、PID演算部52とを有する。
加減部50は、出口温度推定部45から入力された制御目標温度から、DOC出口温度センサ26からの出口温度を減算することにより、制御目標温度と実際の出口温度との偏差を算出し、偏差を進み遅れ調整部51に出力する。
進み遅れ調整部51は、進み遅れ調整手段の一例であり、加減部50から入力された偏差に対して、フィード・バック処理におけるゲイン(フィード・バックゲイン)を向上するために、位相の進み遅れを調整し、PID演算部52に出力する。進み遅れ調整部51は、例えば、式(6)に示す2次進み遅れ伝達関数で表されるフィルタ(2次進み遅れフィルタ)により構成される。
(E*s+1)/(G*s+1)・・・(6)
ここで、E,Gは、係数である。
本実施形態では、式(6)においては、E=eに設定される。
PID演算部52は、ゲイン53と、PID制御部54とを有する。ゲイン53は、進み遅れ調整部51から入力された偏差に対してゲインHを与え、PID制御部54に出力する。PID制御部54は、ゲイン53から入力された値に、式(7)で示す伝達関数に基づいた演算を行い、演算結果を加算部55に出力する。ここで、PID制御部54による演算結果が、補正噴射量(フィード・バック値)に対応する。
(A*s+B*s+1)/s・・・(7)
ここで、A,Bは、係数である。
本実施形態では、式(7)においては、A=c,B=dに設定される。
加算部55は、基本噴射量決定部44から入力された基本噴射量と、フィード・バック演算部49から入力された補正噴射量とを加算して制御噴射量を求め、制御噴射量を再生制御部41に出力する。
次に、出口温度推定部45の作用及び効果について説明する。
出口温度推定部45の伝達関数のゲイン、係数には、その際の運転条件に適合する第1応答遅れモデル及び第2応答遅れモデルの伝達関数のゲイン、係数が設定される。すなわち、その運転条件に適合する第1応答遅れモデル及び第2応答遅れモデルの伝達関数のk,k,c,d,e,fが、それぞれK,K,C,D,E,Fに設定される。
出口温度推定部45は、基本噴射量及び入口温度を入力として、実際のDOC21に対応する第1及び第2応答遅れモデルにより制御目標温度を推定しているので、この制御目標温度と、実際のDOC21の出口温度とが一致し、これらの偏差が0となる可能性が高くなる。すなわち、フィード・バック演算部49の加減部50から出力される偏差が0となる可能性が高くなる。このため、フィード・バック演算部49により出力される補正噴射量が0となる可能性が高くなる。このため、PID制御部54のI項(積分項)の不要なため込みによるオーバー・シュート、アンダー・シュートの発生を適切に抑制することができる。
次に、入口温度処理部42による作用及び効果について説明する。
ここで、入口温度処理部42、出口温度推定部45の伝達関数のゲイン、係数には、その際の運転条件に適合する第1応答遅れモデル及び第2応答遅れモデルの伝達関数のゲイン、係数が設定される。すなわち、その運転条件に適合する第1応答遅れモデル及び第2応答遅れモデルの伝達関数のk,k,c,d,e,fが、それぞれK,K,C,D,E,Fに設定される。
加減部43は、目標温度−K*(フィルタ42通過後の入口温度)を基本噴射量決定部44に出力する。基本噴射量決定部44は、基本噴射量を(目標温度−K*(フィルタ42通過後の入口温度))/Kを演算することにより算出し、基本噴射量を出口温度推定部45に出力する。
(目標温度−K*(フィルタ42通過後の入口温度))/Kで示される基本噴射量が出口温度推定部45の第1推定部46に入力されると、第1推定部46からの出力は、図3の範囲63に示す出力と等価となる。すなわち、第1推定部46の出力は、目標温度(60)から、入口温度を第2推定部47と同一の伝達関数を有するフィルタ61に入力して得られる出力を減算したものと等価となる。
また、フィルタ61と、第2推定部47とは、入力を共通とし、伝達関数が共通であるので、図3の範囲64に示す2つの出力値は同一である。フィルタ61と、第2推定部47との出力は、逆位相であるので、加減部62で打ち消される。
この結果、加減部62からは、目標温度が制御目標温度として出力される。したがって、入口温度が変動しても、その影響が制御目標温度に及ばない。
また、出口温度推定部45は、実際のDOC21を近似したモデルであるので、実際のDOC21でも図3に示した状態と同様な状況が発生することとなる。したがって、基本噴射量を供給した場合に、DOC21では、入口温度が変動しても、出口温度が目標温度に高精度に一致することとなる。
次に、進み遅れ調整部51による作用及び効果について説明する。
ここで、進み遅れ調整部51、PID制御部54の伝達関数のゲイン、係数には、その際の運転条件に適合する第1応答遅れモデルの伝達関数のゲイン、係数が設定される。すなわち、その運転条件に適合する第1応答遅れモデルの伝達関数のc,d,eが、それぞれA(微分ゲイン),B(比例ゲイン),Eに設定される。
なお、基本噴射量と、入口温度が一定であると仮定した場合を例に以下に説明する。
出口温度推定部45から出力される制御目標温度に対するフィード・バック演算部49から出力される補正噴射量(フィード・バック値)の応答(伝達関数)は、式(8)に示すように表される。
H*k/(G*s+2*G*s+s+H*k)・・・(8)
また、制御目標温度に対する出口温度の応答は、式(9)に示すように表される。なお、ここでは、DOC21の応答遅れの伝達関数としては、DOC21の第1応答遅れモデル及び第2応答遅れモデルの伝達関数(式(1)及び式(3))を用いて表現することとする。
H*k*(G*s+1)/((e*s+1)(G*s+2*G*s+s+H*k))・・・(9)
式(8)及び式(9)の伝達関数を絶対収束する、すなわち、オーバー・シュート、アンダー・シュートを発生させないようにするためには、分母の(G*s+2*G*s+s+H*k)の根が全て実根である、すなわち、この式の判別式が0以上である必要がある。したがって、4−27*G*H*k≧0、すなわち、H≦4/(27*G*k)・・・(10)である必要がある。
一方、進み遅れ調整部51がない場合においては、制御目標温度に対する噴射補正量の応答と、制御目標温度に対する出口温度の応答とは、等しく、式(11)に示すように表される。
H*k/(e*s+s+H*k)・・・(11)
式(11)の伝達関数を絶対収束するようにするには、分母(e*s+s+H*k)の判別式が0以上となる必要がある。
したがって、1−4*e*H*k≧0、すなわち、H≦1/(4*e*k)・・・(12)である必要がある。
ここで、式(10)及び式(12)を比較すると、G<16*e/27となるようにGを設定すれば、進み遅れ調整部51を備えることにより、進み遅れ調整部51を備えない場合よりも大きなフィード・バックゲインHが得られることがわかる。本実施形態では、進み遅れ調整部51のGは、G<16*e/27となるように設定されている。したがって、進み遅れ調整部51により、フィード・バックゲインを大きくすることができ、フィード・バック演算部49のフィード・バック処理の応答性能を向上することができる。
次に、本発明の変形例に係る排気浄化装置について説明する。
変形例に係る排気浄化装置は、上記実施形態における進み遅れ調整部51を、式(13)で示す1次進み遅れ伝達関数で表されるフィルタ(1次進み遅れフィルタ)で構成している。
(E*s+1)/(G*s+1)・・・(13)
ここで、E,Gは、係数である。
変形例に係る排気浄化装置においては、出口温度推定部45から出力される制御目標温度に対するフィード・バック演算部49から出力される補正噴射量の応答(伝達関数)は、式(14)に示すように表される。
H’*k/(G*s+s+H’*k)・・・(14)
ここで、H’は、変形例でのフィード・バックゲインを示す。
一方、制御目標温度に対する出口温度の応答は、式(15)に示すように表される。なお、DOC21の応答遅れの伝達関数としては、DOC21の第1応答遅れモデル及び第2応答遅れモデルの伝達関数(式(1)及び式(3))を用いて表現することとする。
H’*k*(G*s+1)/(E*G*s+(E+G)*s+(E*H’*kr+1)*s+H’*k))・・・(15)
式(14)及び式(15)の伝達関数を絶対収束する、すなわち、オーバー・シュート、アンダー・シュートを発生させないようにするためには、分母の(G*s+s+H’*k)が実根を持つ、すなわち、この式の判別式が0以上である必要がある。したがって、1−4*G*H’*k≧0、すなわち、H’≦1/(4*G*k)・・・(16)である必要がある。
式(16)と、進み遅れ調整部51において、2次進み遅れ伝達関数で表されるフィルタを用いた場合のフィード・バックゲインHを表す式(10)、すなわちH≦4/(27*G*k)とを比較すると、Gの値が同じである場合には、フィード・バックゲインH’は、フィード・バックゲインHの27/16=1.6875倍となることがわかる。
次に、進み遅れ調整部51を2次進み遅れフィルタで構成した場合(実施形態)と、進み遅れ調整部51を1次進み遅れフィルタで構成した場合(変形例)との性能の比較について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る進み遅れ調整部を2次進み遅れフィルタで構成した場合と、変形例に係る進み遅れ調整部を1次進み遅れフィルタで構成した場合とのフィード・バックゲイン及びノイズの影響を説明する図である。図4は、縦軸にフィルタを用いた場合に取り得る最大のフィード・バックゲインと、フィルタを用いた場合における出口温度信号のノイズに対する出力感度とをとり、横軸にG/Eをとっている。
係数Gの値が同一である場合には、変形例では、フィード・バックゲインH’を実施形態におけるフィード・バックゲインHよりも大きくすることができる。一方、同一のフィード・バックゲインとした場合においては、図中の矢印に示すように、実施形態の方、すなわち、進み遅れ調整部を2次進み遅れフィルタとした方が変形例に比して、ノイズの影響を低減することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、外気温度センサ36を備え、外気温度を直接検出するようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、MAFセンサ31の近傍に、吸気温度を検出するセンサを設け、このセンサにより検出された吸気温度を外気温度として用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、入口温度、出口温度、目標温度、制御目標温度等の排気ガスに関する温度として、温度の値をそのまま用いるようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、排気ガスの温度の値に所定の変換を行った値(例えば、排気ガスの比エンタルピ)を用いるようにしてもよい。ここで、特許請求の範囲にいう温度の概念には、温度の値をそのまま用いる場合だけでなく、温度に対して所定の変換を行った値も含まれる。
10 エンジン
20 排気後処理装置
21 DOC
22 DPF
23 排気管内噴射装置
25 DOC入口温度センサ
26 DOC出口温度センサ
27 DPF出口温度センサ
36 外気温度センサ
40 ECU
41 再生制御部
42 入口温度処理部
43 加減部
44 基本噴射量決定部
45 出口温度推定部
46 第1推定部
47 第2推定部
48 加算部
49 フィード・バック演算部
50 加減部
51 進み遅れ調整部
52 PID演算部
53 PIDゲイン
54 PID制御部
55 加算部

Claims (5)

  1. 排気中の炭化水素を酸化可能な酸化触媒と、前記酸化触媒の排気下流側に設けられて排気中の粒子状物質を捕集可能なフィルタと、前記酸化触媒に炭化水素を供給して前記フィルタに堆積した粒子状物質を燃焼除去する強制再生を実行可能な強制再生手段とを備える排気浄化装置であって、
    前記酸化触媒の入口の排気ガス温度である入口温度を検出する入口温度検出手段と、
    前記酸化触媒の出口の排気ガス温度である出口温度を検出する出口温度検出手段と、
    前記酸化触媒を通過する排気ガス流量を検出する排気ガス流量検出手段と、
    前記入口温度と、前記排気ガス流量と、前記酸化触媒の出口温度の目標温度と、に基づいて、前記目標温度にするために前記酸化触媒に供給する必要がある炭化水素の噴射量である基本噴射量を決定する基本噴射量決定手段と、
    前記酸化触媒への前記炭化水素の供給量の変化に対する前記酸化触媒の前記出口温度の応答を示す第1応答遅れモデルに基づいて、前記基本噴射量の前記炭化水素を供給した場合における前記酸化触媒の前記出口温度の温度変化を推定する第1推定手段と、
    前記酸化触媒の入口温度の変化に対する前記酸化触媒の前記出口温度の応答を示す第2応答遅れモデルに基づいて、前記入口温度である場合における前記出口温度を推定する第2推定手段と、
    推定された出口温度の前記温度変化と推定した前記出口温度とに基づく前記酸化触媒の出口推定温度と、前記出口温度検出手段により検出された前記出口温度との偏差に基づいて、前記偏差を解消するために補正すべき炭化水素の噴射量である補正噴射量を求めるフィード・バック演算手段と、
    前記基本噴射量と前記補正噴射量とを加算した制御噴射量を前記強制再生手段に出力させるように制御する再生制御手段と、
    を有する排気浄化装置。
  2. 前記第1応答遅れモデルは、3次減衰振動伝達関数で表されるモデルである
    請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記第2応答遅れモデルは、3次絶対収束伝達関数で表されるモデルである
    請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
  4. 前記偏差に対して位相の進み遅れを調整する進み遅れ調整手段を更に備え、
    前記フィード・バック演算手段は、前記進み遅れの調整後の偏差を解消するための前記補正噴射量を求める
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の排気浄化装置。
  5. 前記進み遅れ調整手段は、2次進み遅れ伝達関数で表されるフィルタである
    請求項4に記載の排気浄化装置。
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