JP6564097B1 - コンバータ及び双方向コンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷の微小な変動が発生する場合やスイッチ素子をデジタル制御する場合でも安定した電流を出力できるコンバータ及び双方向コンバータを提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係るコンバータ及び双方向コンバータは、第1回路(1)のスイッチング素子(S1−S4)及び第2回路(2)のスイッチング素子(S5&S6)のオンとオフを制御する制御値(AVR)に定期的に更新値(ΔAVR)を加算して更新し、第3及び第4端子(T3&T4)間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は第1及び第2端子(T1&T2)間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値(target)が目標値(target_ref)に近づくように制御しており、検出値の変動が所定状態にあるときに変動に関わらず検出値を定常値とみなして制御値(AVR)の更新を停止することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本開示は、コンバータ及び双方向コンバータに関する。
特許文献1及び2は、広範囲の入出力条件で有効なコンバータ及び双方向コンバータの回路を開示している。これらの特許文献のコンバータは、広範囲な入出力電圧電流範囲においてスイッチング損失を削減するために、スイッチオン時にゼロボルトスイッチング(ZVS)を行うように各スイッチの動作が制御されている。例えば、各スイッチの動作は、特許文献3に記載される三角波状信号と誤差増幅信号を利用して制御することができる。
特開2014−075943号公報 特開2014−075944号公報 特開2016−005323号公報
図1及び図2は、それぞれコンバータ及び双方向コンバータの回路を説明する図である。特許文献1や2に記載されるコンバータ及び双方向コンバータもそれぞれ図1及び図2の回路を有する。図3は、本発明の課題を説明する図である。なお、図1及び図2のコンバータにおいて、コンデンサ(Ca〜Cd)の接続は任意である。
図1のコンバータ及び図2の双方向コンバータは、昇圧動作時において2次側のスイッチ素子(Q5,Q6)のオンオフ動作タイミングを制御する。図3で具体的に説明する。時刻taで2次側スイッチ素子(Q5,Q6)がオフした後、トランス2次側電流(2次側ダイオード電流)は減少する。そして、トランス2次側電流がゼロになった後にダイオード(D7,D8)に逆電流が流れる逆回復時間中や、その後の寄生容量(C7,C8)の充放電中(図3において、トランス2次側電流がゼロ以下になった以降)に、時刻tbで1次側スイッチ素子(Q3,Q4)がオフすると、逆回復電流や寄生容量の充放電電流の傾きが変化する(図3(A)(B)の符号51部分)。図3(C)では1次側スイッチ素子(Q3,Q4)のオフ前に寄生容量の充放電が完了するので傾き変化部分はない。
ここで、特許文献3で説明されるように、2次側のスイッチ素子(Q5,Q6)のオンオフ動作タイミングは、誤差増幅信号と三角波信号との交点で定まる(図4参照)。誤差増幅信号は負荷の状態によって変動する(図4の時間ti以降)。三角波信号は変動しないため、誤差増幅信号が変動すると2次側のスイッチ素子(Q5,Q6)のオンオフ動作タイミングが変動する。図3(A)は、図3(B)の状態から誤差増幅信号が低下し、2次側のスイッチ素子(Q5,Q6)のオフタイミングtaが早まった状態である。図3(C)は、図3(B)の状態から誤差増幅信号が上昇し、2次側のスイッチ素子(Q5,Q6)のオフタイミングtaが遅くなった状態である。
昇圧動作の場合、1次側スイッチ素子(Q3,Q4)のオフタイミングtbは変化しないので、誤差増幅信号の状態によって逆回復時間と寄生容量充放電終了後(時刻tb)の電流値52が変動することになる。この電流値52は、スイッチ制御の次の半周期におけるトランス2次側電流の初期値である。このため、トランス2次側電流のピーク値はこの初期値に応じて高くなる(図3(A))、あるいは低くなる(図3(C))。つまり、微小な誤差増幅信号の変動によるスイッチ素子駆動信号のパルス幅の変化によって、1次側スイッチ素子(Q3,Q4)がオフする時のダイオード(D7,D8)の逆回復電流や寄生容量の充放電の状態が変化し、トランス2次側電流が大きく変動することになる。
また、スイッチ素子をデジタル制御する場合、スイッチ素子駆動信号のパルス幅が離散的であり、誤差増幅信号の状態によって周期的に増減を繰り返すことがある。このような場合、図3の(A)と(C)とが繰り返されることになり、トランス2次側電流が大きく変動することになる。
このように、特許文献1や2のコンバータには、負荷の変動による微小な誤差増幅信号の変動やデジタル制御時のスイッチ素子駆動信号のパルス幅の変化によって出力電流が不安定になりやすいという課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、負荷の微小な変動が発生する場合やスイッチ素子をデジタル制御する場合でも安定した電流を出力できるコンバータ及び双方向コンバータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコンバータは、モニタする値(出力電圧や出力電流等)の変動状態から所定のアルゴリズムで負荷が安定して定常状態であるか否かを判定し、定常状態であると判断した時には誤差増幅信号の値を固定化することとした。
具体的には、本発明に係るコンバータは、
1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグを有し、前記1次巻線側に接続される第1回路と、
ブリッジ接続される一方向性素子のうち少なくとも2つの前記一方向性素子は並列コンデンサがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を含むスイッチング素子がそれぞれ並列に接続されるブリッジ接続回路を有し、前記ブリッジ接続回路の整流出力側が第3端子及び第4端子に接続され、交流入力側が前記2次巻線側に接続される第2回路と、
前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して又は前記ブリッジ接続回路内で前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される接続点側と前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、
前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から出力させ、前記組となるスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子のうち一方の前記スイッチング素子を他方の前記スイッチング素子より先にオフさせる制御回路と、を備えたことを特徴とするコンバータであって、
前記制御回路は、
前記第1回路のスイッチング素子及び前記第2回路のスイッチング素子のオンとオフを制御する制御値に定期的に更新値を加算して更新し、前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように制御しており、
前記検出値の変動が所定状態にあるときに前記変動に関わらず前記検出値を定常値とみなして前記制御値の更新を停止することを特徴とする。
定常状態時に誤差増幅信号の値を固定化することで、スイッチ素子駆動信号のパルス幅が固定され、トランス2次側電流の波形も固定される。このため、トランス2次側電流の初期値52も一定になるので出力電流が安定する。当該制御は双方向コンバータにも応用できる。従って、本発明は、負荷の微小な変動が発生する場合やスイッチ素子をデジタル制御する場合でも安定した電流を出力できるコンバータ及び双方向コンバータを提供することができる。
本発明は、負荷の微小な変動が発生する場合やスイッチ素子をデジタル制御する場合でも安定した電流を出力できるコンバータ及び双方向コンバータを提供することができる。
コンバータの回路を説明する図である。 双方向コンバータの回路を説明する図である。 本発明の課題を説明する図である。 コンバータの各スイッチをオンオフ制御する原理を説明する図である。 本発明に係るコンバータの各スイッチをオンオフ制御する誤差増幅信号を説明する図である。 本発明に係るコンバータの制御回路が、モニタする値が定常状態であるか否かを判断するアルゴリズムを説明するフロー図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のコンバータを説明する回路である。なお、コンデンサ(Ca〜Cd)の接続は任意である。
本コンバータは、
1次巻線と2次巻線とを有するトランス(11)と、
逆並列ダイオード(D1−D4)と並列コンデンサ(C1−C4)とがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子(Q1−Q4)を有するスイッチング素子(S1−S4)を上下アームとして第1端子(T1)と第2端子(T2)との間にそれぞれ並列に接続された第1レグ(12)と第2レグ(13)を有し、前記1次巻線側に接続される第1回路(1)と、
一方向性素子(D5−D8)のブリッジ接続で構成されるブリッジ接続回路を有し、前記ブリッジ接続回路の整流出力側が第3端子及び第4端子(T3,T4)に接続され、交流入力側が前記2次巻線側に接続される第2回路(2)と、
前記第1レグ(12)の上下アームの接続点側と前記第2レグ(13)の上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して又は前記ブリッジ接続回路内で前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される接続点側と前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段(L)と、
前記第1又は第2レグ(12又は13)の上アームのスイッチング素子(S1又はS3)と前記第2又は第1レグ(13又は12)の下アームのスイッチング素子(S4又はS2)とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子(T1とT2)側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路(1)から出力させ、前記組となるスイッチング素子(S1とS4又はS3とS2)を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第1又は第2レグ(12又は13)の上アームのスイッチング素子(S1又はS3)と前記第2又は第1レグ(13又は12)の下アームのスイッチング素子(S4又はS2)のうち一方の前記スイッチング素子(S3又はS4)を他方の前記スイッチング素子(S2又はS1)より先にオフさせる制御回路(3)と、を備えたことを特徴とするコンバータであって、
前記ブリッジ接続回路の一方向性素子の2つ(D5、D6)は、スイッチ素子(Q5,Q6)と並列コンデンサ(C5,C6)を並列接続して構成されるスイッチング素子(S5,S6)がそれぞれ並列に接続され、
前記制御回路(3)は、
前記第1回路(1)のスイッチング素子(S1−S4)及び前記第2回路(2)のスイッチング素子(S5とS6)のオンとオフを制御する制御値(AVR)に定期的に更新値(ΔAVR)を加算して更新し、前記第3及び第4端子(T3とT4)間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子(T1とT2)間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値(target)が目標値(target_ref)に近づくように制御しており、
前記検出値の変動が所定状態にあるときに前記変動に関わらず前記検出値を定常値とみなして前記制御値(AVR)の更新を停止することを特徴とする。
なお、本実施形態では、前記検出値を出力電圧検出手段18で検出する場合を説明する。出力電圧検出手段18は、第3端子T3及び第4端子T4間に出力される第2回路2の出力電圧を検出する。この出力電圧検出値は制御回路3に入力される。他の検出値を検出する場合は、対象の検出値を検出できる検出手段を然るべきところに配置する。
本コンバータの基本的動作は、コンデンサ(Ca〜Cd)がある場合は特許文献1の記載通りであり、コンデンサ(Ca〜Cd)が無い場合は特許文献2の記載通りである。また、制御回路3は、3つの三角波信号と前記検出値から作成した誤差増幅信号(AVR)とを用いて特許文献3のようにスイッチング素子(S1−S4)及び第2回路(2)のスイッチング素子(S5−S8)のオンとオフを制御するパルス信号生成し、前記検出値が目標値に近づくように制御する。
例えば、第1端子T1と第2端子T2から入力される電圧より第3端子T3と第4端子T4から出力される電圧を高くする昇圧動作時には、図4のように誤差増幅信号AVRとスイッチ素子(Q5,Q6)用の三角波が交差する。このため、制御回路3は、当該交差によるパルス信号のパルス幅で、組となる第1回路のスイッチング素子(S1とS4又はS3とS2)がオン状態にある期間に第1及び第2端子(T1とT2)側から入力されるエネルギーをインダクタンス手段Lに蓄積させるようにスイッチング素子(S5又はS6)を順方向に導通させ、先にオフさせる第1回路のスイッチング素子(S3又はS4)をオフする前に順方向に導通させていた第2回路のスイッチング素子(S5又はS6)をオフさせる。
一方、第1端子T1と第2端子T2から入力される電圧より第3端子T3と第4端子T4から出力される電圧を低くする降圧動作時には、図4のように誤差増幅信号AVRとスイッチ素子(Q3,Q4)用の三角波が交差する。このため、制御回路3は、当該交差によるパルス信号のパルス幅で、組となる第1回路のスイッチング素子(S1とS4又はS3とS2)がオン状態にある期間に第1及び第2端子(T1とT2)側から入力されるエネルギーをインダクタンス手段Lを介して第3及び第4端子(T3とT4)側に供給させるように第2回路のスイッチング素子(S5又はS6)を順方向に導通させないように制御する。
このように、本実施形態のコンバータは、トランスの1次巻線又は2次巻線側に接続されるインダクタンス手段を用いて、入力側の第1回路のスイッチング素子をオンオフさせる動作と出力側の第2回路を整流回路として機能させる動作とを実現させることで広範囲な入出力電圧電流に対応させることができる。また、電流が流れている状態でスイッチング素子をオフさせたときに発生するスイッチング損失を低減することができ、組となる第1回路のスイッチング素子のうちの一方を後からオフさせたときに発生するスイッチング損失を低減することができる。さらに、ゼロ電圧スイッチングを実現させることでスイッチング損失の低減を図ることができる。
以下、特許文献1−3とは異なる動作について説明する。
本実施形態のコンバータの制御回路3は、出力電圧検出手段18が検出した検出値と目標値とのずれをモニタしており、当該ずれが所定状態にある場合、検出値が安定していると判断し、誤差増幅信号の増減を停止する。また、制御回路3は、誤差増幅信号の増減を停止した後、当該ずれが大きくなった場合は誤差増幅信号を増減して微調整を図る。この制御回路3の動作の結果を図5に示す。制御回路3は、時間tiでは当該ずれに追従しようとして誤差増幅信号の増減を行っているが、時間tjで当該ずれが所定状態となったと判断して誤差増幅信号の増減を停止している。制御回路3は、時間tkとtlで当該ずれが大きくなり誤差増幅信号の微調整を図り、再度誤差増幅信号の増減を停止している。
このように当該ずれが所定状態にある場合、検出値が安定していると判断し、誤差増幅信号の増減を停止することでスイッチング素子(S5又はS6)のオンオフタイミングを固定化でき、スイッチ素子駆動信号のパルス幅が固定され、トランス2次側電流の波形も固定される。このため、トランス2次側電流の初期値52も一定になるので出力電流が安定する(図3参照)。
続いて、制御回路3が「当該ずれが所定状態にある」と判断するアルゴリズムを説明する。図6は、当該アルゴリズムを説明するフローチャートである。
制御回路3は、前記検出値(target)と前記目標値(target_ref)との差分である誤差(error)についてのしきい値α、及び前記誤差の時間平均である誤差平均値(error_average)についてのしきい値βを有しており、
誤差(error)が前記しきい値α以下且つ誤差平均値(error_average)がしきい値β以下の期間が所定時間τ1より長いという安定条件を満たす場合、検出値の変動が所定状態にあると判断することを特徴とする。
一方、制御回路3は、前記安定条件を満たさない場合、前記検出値の変動が前記所定状態にないとし、前記制御値の更新を継続する。
STEP1〜6が「当該ずれが所定状態にない」場合であり、制御回路3は、誤差増幅信号(AVR)の増減に従い特許文献3のように制御する。
STEP1:前記検出値(target)と前記目標値(target_ref)との差分である誤差(error)を算出する。
STEP2:誤差(error)の時間平均である誤差平均値(error_average)を算出する。
STEP3:制御回路3は、誤差増幅信号AVRの更新値ΔAVRを求める関数Amp(X)を有しており、STEP1で算出した誤差(error)を代入して更新値ΔAVRを算出する。
STEP4:制御回路3には予めしきい値αが設定されており、制御回路3は誤差(error)としきい値αとを比較する。
STEP5:制御回路3は、STEP4で誤差(error)がしきい値αより大きい場合、内部の2つのカウンター(counter1と2)をリセットする。
STEP6:制御回路3は、誤差増幅信号AVRに更新値ΔAVRを加算して新たな誤差増幅信号AVRとする。
このように、制御回路3は、誤差(error)により誤差増幅信号AVRを増減させ、各スイッチ素子(Q1〜Q8)をオンオフするパルス信号のパルス幅を変えることで、検出値(target)を目標値(target_ref)に近づけることができる。
一方、制御回路3は、STEP4で誤差(error)がしきい値α以下の場合、次のように動作する。
STEP7:制御回路3には予めしきい値βが設定されており、制御回路3はSTEP2で算出した誤差平均値(error_average)の絶対値としきい値βとを比較する。このとき、誤差平均値(error_average)の絶対値がしきい値βより大きい場合、制御回路3はSTEP5を行う。
STEP8:制御回路3は、STEP7で誤差平均値(error_average)の絶対値がしきい値β以下の場合、counter1(誤差平均値(error_average)がしきい値β以下となっている時間)と時定数τ1とを比較する。本ステップが「当該ずれが所定状態にある」か否かを判断する、つまり誤差増幅信号AVRが安定条件を満たすかか否かを判断する工程である。
STEP9:制御回路3は、STEP8でcounter1が時定数τ1以下(誤差増幅信号AVRが安定条件を満たしていない)と判断した場合、counter1に1を加算する。この後、制御回路3はSTEP6を行い、誤差増幅信号AVRの更新を行う。
制御回路3は、誤差平均値(error_average)のしきい値γ(γ<β)を有しており、安定条件を満たした後、一定時間τ2毎に誤差平均値(error_average)としきい値γとを比較し、誤差平均値(error_average)がしきい値γより大きい場合、制御値の更新を再開する。ここで、制御のオーバーシューティングを防止するために、制御値の更新を再開するとき、更新値ΔAVRに0以上1未満の緩和係数Kを乗じることが好ましい。
STEP10:制御回路3は、STEP8でcounter1が時定数τ1より長い(誤差増幅信号AVRが安定条件を満たしている)と判断した場合、counter2(誤差増幅信号AVRが安定条件を満たしている期間)と時定数τ2とを比較する。
STEP11:制御回路3は、STEP10でcounter2が時定数τ2以下の場合、更新値ΔAVRをゼロとするとともに、counter2に1を加算する。この後、制御回路3はSTEP6を行うが、更新値ΔAVRがゼロであるため、誤差増幅信号AVRは変化せず一定値となる。
制御回路3には予めしきい値βより小さいしきい値γが設定されている。しきい値γは誤差平均値(error_average)のドリフトを防止するために設定される。前記安定条件を満たしていたとしても誤差平均値(error_average)がゼロではない、あるいは時定数τ2のうちにゼロから少しづつずれていくことがある。このような場合、誤差平均値(error_average)をゼロに修正(センタリング)しておくことが望ましい。
STEP12:そこで、制御回路3は、STEP10でcounter2が時定数τ2より大きい場合、誤差平均値(error_average)の絶対値としきい値γとを比較する。
STEP13:制御回路3は、STEP12で誤差平均値(error_average)の絶対値がしきい値γ以下の場合、更新値ΔAVRをゼロとするとともに、counter2もゼロとする。この後、制御回路3はSTEP6を行うが、更新値ΔAVRがゼロであるため、誤差増幅信号AVRは変化せず一定値でセンタリングは行われない。
STEP14:制御回路3は、STEP12で誤差平均値(error_average)の絶対値がしきい値γより大きい場合、STEP3で計算した更新値ΔAVRに緩和係数Kを乗じて新たな更新値ΔAVRとするとともに、counter2をゼロとする。この後、制御回路3はSTEP6を行い、誤差増幅信号AVRは更新値ΔAVR分だけセンタリングすることになる。
本実施形態のコンバータは、上述したSTEP1〜14を行うことで、負荷の変動に伴う検出値の変化が微細である場合、安定状態とみなして誤差増幅信号を固定してスイッチ素子駆動信号のパルス幅の微細な変動を止め、出力の変動を解消することができる。
(実施形態2)
図2は、本実施形態の双方向コンバータを説明する回路である。なお、コンデンサ(Ca〜Cd)の接続は任意である。本実施形態では、主に第1の実施形態に係るコンバータと異なる構成及び動作について説明する。
本双方向コンバータは、前記第2回路の前記ブリッジ接続回路が、前記一方向性素子の全て(D5−D8)について並列コンデンサ(C5−C8)がそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子(Q5−Q8)を含むスイッチング素子(S5−S8)がそれぞれ並列に接続され、前記第2回路のスイッチング素子(S5−S8)を上下アームとして第3端子(T3)と第4端子(T4)との間にそれぞれ並列に接続された第3レグ(14)と第4レグ(15)で構成されている。
前記制御回路は、前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子(S5,S7)と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子(S8,S6)とを組にして交互にオンオフさせて前記第3、第4端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第2回路から出力させ、前記組となる第2回路のスイッチング素子(S5とS8,S7とS6)を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子(S5又はS7)と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子(S8又はS6)とのうち一方の前記第2回路のスイッチング素子(S5又はS6)を他方の前記第2回路のスイッチング素子(S8又はS7)より先にオフさせることを特徴とする。
第2の実施形態に係る双方向コンバータでは、双方向で動作させるため、第2回路は、第1回路と同様の構成になるようにする。このため、図2では、第2回路22は、スイッチング素子を2つのレグの上下アームとした回路構造にする。また、第2回路22のスイッチング素子S7、S8にも駆動信号を与えることからも、ここでは、制御回路23とする。なお、第1回路1の第1レグ12、第2レグ13及び第2回路22の第3レグ24については、第1の実施形態で述べた図1に示す構成と同様である。また、図1と同様に、図2では、インダクタンス手段Lは、1次巻線11a側に接続されているが、2次巻線11b側に接続させてもよい。
第1回路1から第2回路22側へ電力を供給する場合、制御回路23は、上記の実施形態1で述べた動作と同様に各スイッチ素子を動作させる。ただし、スイッチ素子(Q7,Q8)は常にオフとしておく。一方、第2回路22から第1回路1側へ電力を供給する場合、制御回路23は、上記の実施形態1で述べた動作に対してミラー的に各スイッチ素子を動作させる。具体的には、第2回路22から第1回路1側へ電力を供給する場合、制御回路23は、スイッチング素子(S7,S8)を実施形態1で述べたスイッチング素子(S1,S2)として、スイッチング素子(S5,S6)を実施形態1で述べたスイッチング素子(S3,S4)として、スイッチング素子(S3,S4)を実施形態1で述べたスイッチング素子(S5,S6)として動作させる。この場合、スイッチ素子(Q1,Q2)は常にオフとしておく。
本実施形態の双方向コンバータの制御回路23は、第1回路1から第2回路22側へ電力を供給する場合であれば出力電圧検出手段18が検出した検出値、第2回路22から第1回路1側へ電力を供給する場合であれば出力電圧検出手段19が検出した検出値と目標値とのずれをモニタし、実施形態1の制御回路3のように当該ずれが所定状態にある場合、検出値が安定していると判断し、誤差増幅信号の増減を停止する。
本実施形態の双方向コンバータも、実施形態1で説明したSTEP1〜14を行うことで、負荷の変動に伴う検出値の変化が微細である場合、安定状態とみなして誤差増幅信号を固定してスイッチ素子駆動信号のパルス幅の微細な変動を止め、出力の変動を解消することができる。
(他の実施形態)
上記の第1、第2の実施形態では、制御回路3、23は、第2回路の出力電圧検出手段18、第1回路の出力電圧検出手段19によって検出された電圧値が目標値に近づくようにしているが、用いる検出値は出力電流値や出力電力の他にこれらの組み合わせであってもよい。同様に入力側の電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくようにしてもよい。なお、一般的に、電力の検出値としては、検出された電圧及び電流を乗算した演算値を用いる。上述の出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は入力される電圧、電流又は電力の検出値には、これらの値にある係数を乗除算したり、ある値を加減算等したりといった演算をして得られた値も含まれる。
T1・・・第1端子、T2・・・第2端子、T3・・・第3端子、T4・・・第4端子、
1・・・第1回路、2、22・・・第2回路、3、23・・・制御回路、11・・・トラ
ンス、12・・・第1レグ、13・・・第2レグ、24・・・第3レグ、25・・・第4
レグ、16、17・・・コンデンサ、18・・・第2回路の出力電圧検出手段、19・・
・第1回路の出力電圧検出手段、S1〜S4・・・第1回路のスイッチング素子、Q1〜
Q4・・・スイッチ素子、D1〜D4・・・逆並列ダイオード、C1〜C4・・・並列コ
ンデンサ、D5〜D8・・・一方向性素子(逆並列ダイオード)、S5〜S8・・・第2
回路のスイッチング素子、Q5〜Q8・・・スイッチ素子、C5〜C8・・・並列コンデ
ンサ、Ca〜Cd・・・第1〜第4コンデンサ、L・・・インダクタンス手段

Claims (5)

  1. 1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
    逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグを有し、前記1次巻線側に接続される第1回路と、
    一方向性素子のブリッジ接続で構成されるブリッジ接続回路を有し、前記ブリッジ接続回路の整流出力側が第3端子及び第4端子に接続され、交流入力側が前記2次巻線側に接続される第2回路と、
    前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して又は前記ブリッジ接続回路内で前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される接続点側と前記一方向性素子同士が同じ極性で直列に接続される他方の接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、
    前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から出力させ、前記組となるスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子のうち一方の前記スイッチング素子を他方の前記スイッチング素子より先にオフさせる制御回路と、を備えたことを特徴とするコンバータであって、
    前記ブリッジ接続回路の一方向性素子の2つ又は全ては、スイッチ素子と並列コンデンサを並列接続して構成されるスイッチング素子がそれぞれ並列に接続され、
    前記制御回路は、
    前記第1回路のスイッチング素子及び前記第2回路のスイッチング素子のオンとオフを制御する制御値に定期的に更新値を加算して更新し、前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように制御しており、
    前記検出値と前記目標値との差分である誤差についてのしきい値α、及び前記誤差の時間平均である誤差平均値についてのしきい値βを有しており、
    前記誤差が前記しきい値α以下且つ前記誤差平均値が前記しきい値β以下の期間が所定時間τ1より長いという安定条件を満たす場合、前記検出値の変動が所定状態にあると判断し、
    前記検出値の変動が前記所定状態にあるときに前記変動に関わらず前記検出値を定常値とみなして前記制御値の更新を停止することを特徴とするコンバータ。
  2. 前記制御回路は、
    前記誤差平均値のしきい値γ(γ<β)を有しており、
    前記安定条件を満たした後、一定時間τ2毎に前記誤差平均値と前記しきい値γとを比較し、前記誤差平均値が前記しきい値γより大きい場合、前記制御値の更新を再開することを特徴とする請求項に記載のコンバータ。
  3. 前記制御回路は、
    前記制御値の更新を再開するとき、前記更新値に0以上1未満の緩和係数を乗じることを特徴とする請求項に記載のコンバータ。
  4. 前記制御回路は、
    前記安定条件を満たさない場合、前記検出値の変動が前記所定状態にないとし、前記制御値の更新を継続することを特徴とする請求項に記載のコンバータ。
  5. 前記第2回路の前記ブリッジ接続回路は、前記一方向性素子の全てに前記スイッチング素子がそれぞれ並列に接続され、前記第2回路のスイッチング素子を上下アームとして第3端子と第4端子との間にそれぞれ並列に接続された第3レグと第4レグで構成され、
    前記制御回路は、前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第3、第4端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第2回路から出力させ、前記組となる第2回路のスイッチング素子を交互にオンオフ制御するにあたり、オン状態にある前記組となる前記第3又は第4レグの上アームの第2回路のスイッチング素子と前記第4又は第3レグの下アームの第2回路のスイッチング素子とのうち一方の前記第2回路のスイッチング素子を他方の前記第2回路のスイッチング素子より先にオフさせることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のコンバータを備えた双方向コンバータ。
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