JP6561080B2 - カーテンエアバッグ用ガイド構造 - Google Patents
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Description
カーテンエアバッグは、車両のルーフトリムの左右側縁部の上方において前後方向に延び、Bピラー(センターピラー)を跨ぐようにして配置されている。車両衝突時には、カーテンエアバッグが下方に展開してルーフトリムを押し開き、前部座席と後部座席の乗員の側方を覆う。
特許文献2では、車体パネルに車室側に突出する荷重受部が形成されており、この荷重受部の上面にジャンプ台の裏側リブが載っているため、エアバッグ展開時にジャンプ台に付与される荷重を車体パネルの荷重受部で受け止めることができるが、板状の裏側リブが介在されるため、ジャンプ台の支持が安定しない。
そのため、ジャンプ台の強度を高めつつ、ジャンプ台からの衝撃荷重を安定して受け止めることができる構造の開発が待たれていた。
上記構成によれば、車体パネルの荷重受部がカーテンエアバッグの展開時にジャンプ台の当接部からの衝撃荷重を直接受け止めることにより、ジャンプ台を安定して支持できる。また、ジャンプ台の当接部には、その表側の面に補強リブを形成することにより、カーテンエアバッグからの衝撃荷重による当接部自体の変形や割れを防止できる。その結果、カーテンエアバッグをピラートリムに引っ掛けることなく、確実に車室へと案内することができる。
上記構成によれば、補強リブによる補強領域を広げることにより、ジャンプ台の補強をより高めることができる。
上記構成によれば、補強リブの隆起部により、カーテンエアバッグが展開時にジャンプ台と車体パネルの荷重受部との間に入り込むのを、確実に阻止することができる。
上記構成によれば、車体パネルの荷重受部がカーテンエアバッグの展開時にジャンプ台の当接部からの衝撃荷重を直接受け止めることにより、ジャンプ台を安定して支持できる。また、ジャンプ台の当接部が波形状をなしているので、カーテンエアバッグからの衝撃荷重による当接部自体の変形や割れを防止できる。その結果、カーテンエアバッグをピラートリムに引っ掛けることなく、確実に車室へと案内することができる。
上記構成によれば、波部の上端部の隆起により、カーテンエアバッグが展開時にジャンプ台と車体パネルの荷重受部との間に入り込むのを、確実に阻止することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係るカーテンエアバッグ用ガイド構造を、図1〜図4を参照して説明する。
先ず、関連する車両構成を、図3、図4を参照しながら簡単に説明する。
車両のサイドボディには、車両の前側(図1の左側)から順に、図外のボンネットに連なるAピラー(フロントピラー、図示せず)と、Bピラー(センターピラー)10と、Cピラー(リアピラー、図示せず)とが配設されている。
サイドレール20は、車両の天井の左右側縁に位置しており、Aピラー、Bピラー10、及びCピラーの各上端部をつなぐように車両前後方向に延びている。
カーテンエアバッグ40は、その下方にピラーが立設されている箇所以外では真下に展開し、ルーフトリム31を車室側へ押し開いて、前部座席と後部座席の側方を覆う。
連結部50Aは、中央の第1連結部分51とその両側(車両前後方向の両側)に配置された一対の第2連結部分52とを有している。
カーテンエアバッグ40は、この背低部56aと傾斜部56bに載るようにして支持されている。
図5〜図7は、本発明の第2実施形態を示す。この実施形態では、補強リブ58の断面形状がU字形ないしはコ字形をなしている。すなわち、一対の起立壁58xとこれら起立壁58xの上縁を連ねる上壁58yにより構成されている。補強リブ58は第1実施形態と同様に、背低部58aと傾斜部58bと隆起部58cとを有している。この補強リブ58によれば、ジャンプ台55の強度をより一層高めることができる。
荷重受部をサイドレールのパネルに形成する代わりにピラーパネルに形成してもよい。
表側の補強リブや波部は、ジャンプ台の上端から下端にわたって形成する代わりに、当接部だけに形成してもよいし、当接部と当接部の近傍だけに形成してもよい。
本発明のガイド構造を、Bピラー以外のピラーの上方に配置してもよい。
21 レールインナーパネル(車体パネル)
21a 荷重受部
40 カーテンエアバッグ
55 ジャンプ台
55a 当接部
56,58 表側の補強リブ
56c、58c 隆起部
G ガイド構造
Claims (7)
- ピラートリムの上方に配置されるとともに車室に向かって斜め下方に傾斜し、カーテンエアバッグの展開時にカーテンエアバッグを車室に向けて案内するジャンプ台と、
車体パネルに形成されるとともに上記ジャンプ台の裏側に配置され、カーテンエアバッグの展開時にジャンプ台からの荷重を受ける荷重受部と、
を備えたカーテンエアバッグ用ガイド構造において、
上記ジャンプ台が上記荷重受部に対峙する当接部を有し、この当接部の車室を向く表側の面に、その傾斜方向に沿って延びる複数の補強リブが、車両前後方向に離れて形成されていることを特徴とするカーテンエアバッグ用ガイド構造。 - 上記ジャンプ台の上端部が上記当接部として提供され、上記補強リブが、上記当接部のみならずその下方に延びていることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ用ガイド構造。
- 上記補強リブにおいて、その上端部が他の部位より高い隆起部として提供されていることを特徴とする請求項2に記載のカーテンエアバッグ用ガイド構造。
- 上記補強リブは上記ジャンプ台の表側の面と直角の板形状をなしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーテンエアバッグ用ガイド構造。
- 上記補強リブの断面形状がU字形ないしはコ字形をなすことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーテンエアバッグ用ガイド構造。
- ピラートリムの上方に配置されるとともに車室に向かって斜め下方に傾斜し、カーテンエアバッグの展開時にカーテンエアバッグを車室に向けて案内するジャンプ台と、
車体パネルに形成されるとともに上記ジャンプ台の裏側に配置され、カーテンエアバッグの展開時にジャンプ台からの荷重を受ける荷重受部と、
を備えたカーテンエアバッグ用ガイド構造において、
上記ジャンプ台は上記荷重受部に対峙する当接部を有し、この当接部は、車両前後方向に並んだ複数の波部を有して波形状をなし、各波部が上記ジャンプ台の傾斜方向に沿って延びていることを特徴とするカーテンエアバッグ用ガイド構造。 - 上記ジャンプ台の上端部が上記当接部として提供され、
上記波部が上記当接部からさらにその下方に延びており、
各波部において、その上端部が他の部位より隆起していることを特徴とする請求項6に記載のカーテンエアバッグ用ガイド構造。
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