JP6560567B2 - ファイルリフィール - Google Patents

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Description

本発明は、ファイルリフィールに関し、詳細にはリングファイル等に綴じるために使用するファイルリフィールに関する。
リングファイル等に綴じこむためのリフィールとして、特許文献1に記載のクリアリフィールが知られている。
該クリアリフィールは、特許文献1の図1に示すように、透明かつ可撓性を有する合成樹脂製の長方形の表シート1aと裏シート1bとが背部1c及び下辺部1dにおいて閉塞され少なくとも前記背部と反対側の辺が開口部1eとされ、前記背部1c又は開口部1eのいずれか一方に、綴じ穴2aとこの綴じ穴2aからそれぞれ背部側又は開口部側の端縁に達するスリット2bとからなる2つ又は4つのスリット付き綴じ穴2を形成したものである。
確かに、特許文献1に記載のクリアリフィールによれば、パイプファイルに対して、「押し込む」あるいは「引っ張る」動作をすることで、綴じ込みあるいは取り外しが完了する。
しかしながら、例えば、クリアリフィールに厚みのあるパンフレット等を収納し、該クリアリフィールを綴じ込んだ場合には、該綴じ込んだクリアリフィールが、パイプファイルの持ち出し・移動等に伴い、自然に外れる場合があった。
また、綴じ込みの際に、容易にできない場合もあった。
したがって、綴じ込みや取り外しの動作が簡単であり、かつ、厚みのあるパンフレット等を収納した場合であっても、自然に外れる現象を防ぎ、綴じ込みや取り外しの際に容易に行うことができる手段が望まれていた。
本発明の課題を解決するための手段は、下記のとおりである。
第1に、
合成樹脂製の第1シートと第2シートからなり、
内側に収納部を有する袋状シート体の一側に、前記第1シートと前記第2シートとの重ね合わせ帯部を有し、
該重ね合わせ帯部に、縁からのスリットを有する個の綴じ孔を形成すると共に、
該綴じ孔の周辺部に、第1シートと第2シートとの溶着補強部を有することで、
該重ね合わせ帯部が、溶着補強部と、溶着補強部が形成されている部分以外とで形成され、
溶着補強部が、綴じ孔の直径を1とすると、長手方向側に2〜5の長さであることを特徴とする、ファイルリフィール。
第2に、
溶着補強部が、綴じ孔の直径を1とすると、0.1〜0.6の縦横の長さの補強用溶着点の集合体からなり、
該集合体は、12〜40個の補強用溶着点からなることを特徴とする、前記第1に記載のファイルリフィール
ここで、合成樹脂製の第1シートと第2シートは、細長い一枚のシートを中央で折り返すことで形成できるものであり、2枚のシート材を用いて形成することを必須の要素とするものではない。
また、前記袋状シート体は、例えば、一枚のシートを折り返し、折り返すことで形成された折り返し辺の他の3辺について、該折り返し辺の対向辺に重ね合わせ帯部を形成し、残り2辺のうちの一辺を閉じた閉塞辺とし、他の一辺を開放辺とすることで、収納部を有するシート体のものとして形成することができる。
他にも、2辺共に閉塞辺とし、内部へのアクセス用に第1シートの表面の重ね合わせ帯部側に切り込みを形成することで、収納部を有するシート体のものとして形成することができる。
更に他にも、写真や名刺の差し込み用に多数の切り込み用を第1シートの表面に形成することで、写真や名刺を収納可能な収納部を有するシート体のものとして形成することができる。
前記重ね合わせ帯部や、前記閉塞辺は、多数の小さな溶着点を列状に配置した溶着列体によって形成することができる。
特に、前記重ね合わせ帯部は、列状に位置する多数の小さな溶着点による溶着列体を、間隔を空けて配置することで形成することができる。
前記補強用溶着点や溶着点は、重ね合わせた2枚のシート材を部分的に点状に挟み込んだままで、瞬間的に熱を加えてシート材を溶かした後に固めて一体化することで形成することができる。
本発明によれば、綴じ孔の周辺部に溶着補強部を有するので、綴じ込みや取り外しの動作が簡単であり、かつ、厚みのあるパンフレット等を収納した場合であっても、自然に外れる現象を防ぎ、綴じ込みや取り外しの際に容易に行うことができる。
また、溶着補強部を重ね合わせ帯部の全体ではなく、綴じ孔の周辺部に形成することで、全体に形成した場合に発生する反り返りを防ぐことができると共に、綴じ込みや取り外し作業自体も全体に形成した場合と比較して、より容易に行うことができる。
本発明のファイルリフィールの全体を示す正面図である。 本発明の本発明のファイルリフィールの溶着補強部を拡大して示す図である。 本発明のファイルリフィールの使用状態を示す説明図である。 本発明のファイルリフィールの取り外し状態を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
ここで、添付図面において同一の部材には同一符号を付しており、また重複した説明は省略されている。
なお、ここでの説明は本発明が実施される一形態であることから、示した寸法に限定されず、本発明は該当形態に限定されるものではない。
本実施形態では、厚さ0.18ミリメートルのポリプレンピレンの細長いシート材を用い、該シート材の中央で折り返し、縦304.5ミリメートル、横235ミリメートルの第1シートと第2シートとした。
図1及び図2を参照しつつ説明すると、折り返すことで形成された折り返し辺の他の3辺について、該折り返し辺の対向辺側に幅15ミリメートルの重ね合わせ帯部1が形成されている。
また、残り2辺のうちの下側の一辺を閉じた閉塞辺2とし、他の上側の一辺を開放辺3とすることで、該開放辺3からアクセス自在な収納部4を有する袋状シート体5が形成されている。
該収納部4は、A4規格のものを収納することが可能なものとして形成されているが、この大きさに限定されるものではない。
ここで、重ね合わせ帯部1や閉塞辺2は、多数の小さな溶着点を列状に配置した溶着列体6によって形成される。
特に、前記重ね合わせ帯部1は、前記溶着列体6を、14ミリメートルの間隔を空けて2列に配置することで形成されている。
前記重ね合わせ帯部1には、縁からのスリット7を有する4個の綴じ孔8が形成されている。
ここで、綴じ孔8の間隔は、80ミリメートルであり、上下端の綴じ孔8は各々端から32.25ミリメートルの位置に形成されている。
該綴じ孔8の周辺部には、第1シートと第2シートとの溶着補強部9が形成されている。
該溶着補強部9は、結果として各綴じ孔8の周辺部に形成されるものであるが、製造工程においては、溶着補強部9を形成した後で、綴じ孔8が形成されている。
溶着補強部9は、補強用溶着点10が30個配置された集合体によって形成され、短手方向が8ミリメートル、長手方向が19ミリメートルの範囲で形成されている。
該補強用溶着点10は、綴じ孔の直径を6ミリメートルとすると、例えば、縦方向である短手方向の長さが1ミリメートル、横方向である長手方向の長さが2ミリメートルのものである。
該補強用溶着点10及び溶着列体6を形成する溶着点は、重ね合わせた2枚のシート材を部分的に点状に挟み込んだままで、超音波溶着によって形成することができる他に、熱溶着によって瞬間的に熱を加えてシート材を溶かした後に固めて一体化することで形成することができる。
次に、図3及び図4を参照しつつ説明すると、袋状シート体5を、4つの綴じ具を有するバインダー11に綴じ込むことで使用する。
綴じ込み作業は、スリット7の部分を綴じ具の位置に合わせつつ、溶着補強部9を押し込むことで、自然に綴じ孔8が綴じ具に組み合うことで簡単に完了する。
取り外し作業は、図4に示すように、袋状シート体5をしならせることで、自然に綴じ孔8が綴じ具から外れることで簡単に完了する。
ここで、厚めのパンフレト等を袋状シート体5に収納した場合であっても、各綴じ孔8の周辺には溶着補強部9が形成されているので、自然に外れることはない。
また、綴じ込みや取り外しの作業を行う際にも、溶着補強部9が形成されている部分以外は、シート材としての柔軟性があるのでしなりやすく、容易に綴じ込みや取り外し作業を行うことができる。
上記で説明した本発明に係るファイルリフィールの袋状シート5に、厚めのパンフレトを想定して3.75キログラムの重量シートを収納し、バインダー11に綴じ込んだ。
この状態で、バインダー11を持ち上げても、該袋状シート5はバインダー11から外れないことを確認した。
これに対し、対象用に溶着補給部を形成していないファイルリフィールを用いて同じ条件下で試験を行った結果、1.75キログラムなら外れないが、2.00キログラムでは外れてしまうことを確認した。
1 重ね合わせ帯部
2 閉塞辺
3 開放辺
4 収納部
5 袋状シート体
6 溶着列体
7 スリット
8 綴じ孔
9 溶着補強部
10 補強用溶着点
11 バインダー
特許第4304126号公報

Claims (2)

  1. 合成樹脂製の第1シートと第2シートからなり、
    内側に収納部を有する袋状シート体の一側に、前記第1シートと前記第2シートとの重ね合わせ帯部を有し、
    該重ね合わせ帯部に、縁からのスリットを有する4個の綴じ孔を形成すると共に、
    該綴じ孔の周辺部に、第1シートと第2シートとの溶着補強部を有することで、
    該重ね合わせ帯部が、溶着補強部と、溶着補強部が形成されている部分以外とで形成され、
    溶着補強部が、綴じ孔の直径を1とすると、長手方向側に2〜5の長さであることを特徴とする、ファイルリフィール。
  2. 溶着補強部が、綴じ孔の直径を1とすると、0.1〜0.6の縦横の長さの補強用溶着点の集合体からなり、
    該集合体は、12〜40個の補強用溶着点からなることを特徴とする、前記請求項1に記載のファイルリフィール。
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