JP5160216B2 - 箱の反転装置 - Google Patents

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本発明は、箱内から内容物を取り出すために、その上下を反転させる箱の反転装置に関する。
この種の箱の反転装置は箱を挿入可能なバケットを備え、このバケットは箱の挿入を許容すべく離間した一対のプレートを有する。バケットは箱の挿入位置と反転位置との間にて反転軸の回りを箱とともに回動し、反転位置にて箱はその上下が反転する(特許文献1の図6参照)。
より詳しくは、箱はバケット内への挿入に先立ち、その上面開口を開閉する蓋が開かれた状態にあって、その反転を受けて、箱の上面開口が下向きとなり、これにより、箱内からの内容物の取り出しが自重により可能となる。
また、バケットには箱の転倒を防止するために掛止爪を備えており、この掛止爪はバケットを形成する一対のプレートの一方、即ち、挿入位置にあるときに箱を支える底となるボトムプレートに設けられている。掛止爪は、バケット内への箱の挿入後、ボトムプレートからバケット内に突出し、箱の挿入方向でみて箱の背面を掛止する。
それ故、掛止爪は、その反転後に上部となる箱の部位を掛止し、これにより、バケットから飛び出すような箱の倒れ込みが防止される。
特開昭60-87117号公報
上述した特許文献1の掛止爪は、箱のサイズ、即ち、バケットへの挿入方向に沿う箱の奥行き寸法に応じて、ボトムプレートに取り付けられているため、箱のサイズ変更の度に、掛止爪の位置を再調整しなければならない。掛止爪の位置調整には多大な手間と時間を必要とし、箱のサイズ変更に容易に対応できない。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは箱の転倒を確実に防止しつつ、箱のサイズ変更にも容易に対処可能な箱の反転装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の箱の反転装置は、箱の挿入位置にて、箱を支持する底となるバケットのボトムプレートと、このボトムプレートに設けられ、バケットが挿入位置にあるときにはバケット内からボトムプレート内に自重により全て没入する一方、箱の挿入を受けたバケットが反転位置にあるときには箱の挿入方向に沿う箱の奥行きサイズに応じてボトムプレートからバケット内に自重により突出し、箱の挿入方向でみて後側となるの後壁を掛止する突没部材とを含んでおり、この突没部材は箱の挿入方向に間隔を存して配置され、前記挿入方向に沿って延びる列を形成している(請求項1)。
上述の反転装置によれば、バケットが挿入位置にあるとき、突没部材は全てバケットプレート内に自重により没入し、バケット内への箱の挿入を突没部材が妨げることはない。しかしながら、箱とともにバケットが反転後半に掛かった際に、突没部材の幾つかは、箱のサイズ、即ち、箱の挿入方向に沿う箱の奥行きサイズに応じてバケット内に自重により突出する。このように突出した突没部材のうち、挿入方向でみて箱の後側となる箱の後壁に近接する突没部材は、前述した特許公報の掛止爪と同様に、箱を掛止する掛止部材として機能する。
好ましくは、突没部材の列は複数設けられ、これら列の突没部材は千鳥状に配置されピンであり(請求項2)、この場合、掛止部材として機能するピンのピッチ間隔を小さくでき、箱の微小なサイズの相違にも対応可能となる。
具体的には、箱は、その上面開口を開閉する回動可能な蓋を備え、バケット内への挿入時には挿入方向とは逆向きに蓋が回動されて上面開口を開いた状態にあり、そして、バケットは、箱の挿入後に、箱の内容物を上側から押さえ込み可能なアッパプレートを更に含んでおり、このアッパプレートはその先端部内面を凹ませて形成され、開状態にある蓋の基部を上側から押さえ込み可能な段差面を有し、且つ、箱の挿入方向に位置調整可能である(請求項3)。
上述したアッパプレートは、バケット内への箱の挿入後、箱の上面開口を塞ぐ仮の蓋として機能し、箱の反転動作後におけるバケットからの箱の排出時、箱の上面開口から内容物が零れ落ちるのを防止する。
そして、箱のサイズ変更、つまり、その奥行き寸法が変更されても、この変更に応じてアッパプレートはその位置が箱の挿入方向に調整され、箱の上面開口に仮の蓋として適切に配置される。
更に、ボトムプレートはその内面を凹ませて形成した段差面を有し、この段差面はその内面に箱の挿入方向に向いたエッジを提供するものであるのが好ましい(請求項4)。このようなエッジは箱の反転時、箱に食い込むように働き、バケットからの箱の抜け出しを防止する。
請求項1〜4の箱の反転装置は、バケットのボトムプレートに自重により突没する複数の突没部材を箱の挿入方向に間隔を存して配置するだけの簡単な構成でもって箱の転倒を防止でき、しかも、箱のサイズ変更として箱の挿入方向に沿う箱の奥行き寸法が変更された場合にも、この変更に対して自動的に対処可能となる。
図1は、本発明に係る箱の反転装置を備えたフィルタロッドの供給機を示し、この供給機はフィルタシガレットを製造するための設備の1つである。
ここで、フィルタロッドはフィルタシガレットの製造に際し、そのフィルタプラグを形成するためのものであって、箱詰めされた状態で供給機に受け取られる。そして、この供給機は、受け取った箱からフィルタロッドを取り出し、フィルタロッド分配機のロッドホッパ2に供給するものであり、その概略を以下に簡単に説明する。
供給機は箱Bの移送経路4を備え、箱Bは移送経路4上を一列にして矢印で示す水平方向に移送される。本実施例の場合、箱Bは紙製のブランクから成形され、その移送方向でみて前面が開口し、また、その上面に開閉可能な蓋Lを有する。この蓋Lは箱Bの移送方向でみて、上面の後縁をヒンジとし、このヒンジ回りに回動されることで、箱Bの上面開口を開くことができる。なお、箱B内には多数のフィルタロッドが俵積み状態で詰め込まれており、箱Bの移送方向に沿う奥行き寸法はフィルタロッドの長さに一致する。
移送経路4の終端の前方で且つその上方には箱Bの反転装置6が配置されている。この反転装置6は移送経路4の終端から切り出された1つの箱Bを受け取り、そして、受け取った箱Bをその上下に関して反転させる。なお、図1中、反転装置6はその反転中心6cのみで示されている。
ここで、箱Bの反転に先立ち、図1から明らかな如く、箱Bの蓋Lは既に開かれた状態にあり、それ故、箱Bの反転後、箱Bはその上面開口が下向きとなる。更に、蓋Lはその左右にサイドフラップSFをそれぞれ有し、これらサイドフラップSFは閉蓋時、蓋Lに対して折り込まれ、箱B内に差し込まれた状態にある。
一方、反転装置6からは前述したロッドホッパ2までコンベア8が延びており、このコンベア8は反転装置6から押し出された反転後の箱Bを受け取り、そして、この箱Bをロッドホッパ2に向けて移送する。なお、反転装置6からの箱Bの押出しは例えばプッシャ(図示しない)によってなされ、コンベア8は図1中、矢印のみで示されている。
箱Bがコンベア8の終端に位置付けられたとき、箱Bはコンベア8から矢印で示す如く上方に移動され、この際、箱Bは反転状態にあるから、その内部のフィルタロッドの積層体FAがコンベア8上に残される。この後、コンベア8の走行駆動により、コンベア8上の積層体FA、即ち、フィルタロッドがコンベア8からロッドホッパ2内に投入される。
コンベア8から上昇した空の箱B’は戻り経路10に沿って移送され、その過程にて、90°反転された後、解体経路12まで移送され、この解体経路12に受け取られる。解体経路12は前述した移送経路4の下方を延び、箱B’を移送する過程にて、箱B’をブランクB”に解体する。
なお、戻り経路10及び解体経路12もまた図1中、矢印のみで示されている。ブランクB”はこの後、フィルタロッドの製造工場に運送され、フィルタロッドの箱詰めに再使用される。
次に、前述した反転装置6に関し、以下に説明する。
図2〜図4は一実施例の反転装置6の全体をそれぞれ示し、この反転装置6は反転中心6cを規定する反転軸14を備えている。この反転軸14は移送経路4を横断する水平方向に延び、その両端部が前述した供給機の機枠16に回転自在に支持されている。
図3及び図4から明らかなように反転軸14の一端は機枠16から突出し、この突出端に駆動スプロケット18が取り付けられている。この駆動スプロケット18は図示しない動力伝達経路を介して駆動力を受け、この駆動力により反転軸14を所定の回転角ずつ間欠的に回転させる。
反転軸14には一対のサイドプレート20が取り付けられ、各サイドプレート20は矩形形状をなし、一対ずつの長辺20a及び短辺20bを有する。一対のサイドプレート20は反転軸14の軸線方向に所定の距離を存して離間対向し、反転軸14と一体的に回転する。また、一対のサイドプレート20は4本の連結ロッド22を介して相互に連結されており、これら連結ロッド22は反転軸14の周囲に配置され、反転軸14と平行に延びている。
更に、一対のサイドプレート20には一対のサポートプレート24がそれぞれ取り付けられており、図3及び図4から明らかなように、各サポートプレート24は反転軸14に沿って互い平行に延び、その両側縁が一対のサイドプレート20の対応する側の長辺20aにそれぞれ固定されている。
反転装置6は一対のバケット26を備えており、これらバケット26は反転軸14の直径方向に互いに離間し、反転軸14の回転に伴い、反転軸14の回りを回動する。各バケット26はその内部に前述した箱Bを挿入して受け入れ可能なサイズを有する。具体的には、図2に示されるように一方のバケット26が移送経路4側を向いた挿入位置にあるとき、この挿入位置にて、バケット26内に箱Bが挿入される。この際、他方のバケット26は挿入位置に対し、反転軸14を挟んで反対側の反転位置に位置付けられている。
各バケット26は同一の構成を有するので、以下には一方のバケット26に着目し、その構成を説明する。
バケット26は挿入位置にて、箱Bを支持するための底となるボトムプレート28と、このボトムプレート28の上方に配置されたアッパプレート30と、バケット26の奥行きを規定するバック壁32とからなり、このバック壁32は対応する側のサポートプレート24によって形成されている。即ち、挿入位置にあるバケット26は、移送経路4の終端側に向けて開口した入口を有し、この入口を通じてバケット26内への箱Bの挿入が可能となっている。
なお、バケット26が挿入位置に位置付けられたとき、そのボトムプレート28は渡りガイド34に連なり、この渡りガイド34はバケット26内への箱Bの挿入を案内する。渡りガイド34及びボトムプレート28において、これらの互いに近接する端縁はそれぞれ、図3から明らかなように櫛歯状をなし、挿入位置にて互いに噛み合うことで、箱Bの円滑且つ安定した挿入が可能となっている。
上述したバケット26の奥行きは、反転装置6が取り扱い可能な最大サイズの箱Bの奥行き寸法により十分に深いものの、ボトムプレート28がアッパプレート30に対して接離することで、バケット26はその内法高さが箱Bの高さ寸法に応じて調整可能となっている。
以下、バケット26の内法高さ調整機構について説明するが、図2〜図4には反転位置にあるバケット26側の内法高さ調整機構が最も良く示されている。
ボトムプレート28はそのバック壁32、即ち、サポートプレート24に直接的に結合されているのではなく、可動プレート36に4個のブラケット38を介して取り付けられている。図3から明らかなように、可動プレート36はサポートプレート24の背面側に配置され、サポートプレート24に沿ってバケット26の幅方向に延びている。
具体的には、各ブラケット38は図4に示すサポートプレート24のスリット39を貫通しており、これらスリット39はアッパプレート30に対するボトムプレート28の接離方向に延びている。それ故、この接離方向に関して、サポートプレート24に対する可動プレート36の可動が許容されている。
そして、図4から明らかなように可動プレート36の両端側にはスリーブガイド40がそれぞれ取り付けられている。これらスリーブガイド40にはガイドロッド42が摺動自在に貫通しており、各ガイドロッド42はボトムプレート28に対して直交する方向に延びている。図4でみて、各ガイドロッド42の上下端部はクランプ44,46を介してサポートプレート24にそれぞれ固定されている。従って、可動プレート36、即ち、ボトムプレート28はガイドロッド42に沿って往復動自在となっている。
更に、可動プレート36には前述した2個のスリーブガイド40の他に、スクリューガイド48が取り付けられており、このスクリューガイド48はスリーブガイド40間の中央に位置付けられている。スクリューガイド48にはスクリューロッド50が螺合されており、このスクリューロッド50はスクリューガイド48を貫通し、ガイドロッド42と平行に延びている。図4でみてスクリューロッド50の上下端部は軸受52,54を介してサポートプレート24にそれぞれ支持されている。それ故、可動プレート36、即ち、ボトムプレート28はスクリューロッド50を介してサポートプレート24に支持された状態にある。
スクリューロッド50の上端には調整ノブ56が取り付けられており、そして、この調整ノブ56と軸受52との間にスクリューロッド50を挿通させてロッククランプ58が取り付けられている。このロッククランプ58はサポートプレート24に固定され、そのロックを開閉する開閉レバー60を備えている。
開閉レバー60が回動操作され、ロッククランプ58によるスクリューロッド50のロックが解除されると、スクリューロッド50は調整ノブ56の回転操作により回転可能となる。スクリューロッド50の回転はその回転方向に従い、スクリューガイド48をスクリューロッド50に沿って移動させる。それ故、可動プレート36がガイドロッド42に沿って案内されるので、ボトムプレート28はアッパプレート30に対して接離し、この結果、ボトムプレート28とアッパプレート30との間の間隔、つまり、バケット26における内法高さが調整されることになる。この調整後、開閉レバー60の回動操作によりスクリューロッド50がロッククランプ58によりロックされれば、ボトムプレート28は調整後の位置に保持される。
図2中、挿入位置にあるバケット26にあっては、そのボトムプレート28が実線及び2点鎖線の双方でそれぞれ示されており、これはボトムプレート28がアッパプレート30に対して接離することを示す。
また、図2中、挿入位置にあるバケット26に対し、その内法高さを視認可能とする指示器62もまた併せて示されており、この指示器62はサポートプレート24に取り付けられた目盛り64と、ボトムプレート28に取り付けられた指針66とからなる。
ボトムプレート28の先端部には2カ所に転倒防止器68が設けられており、これら転倒防止器68は図3及び図4から明らかなようにバケット26の幅方向中央域にて、その幅方向に所定の間隔を存して配置されている。
より詳しくは、各転倒防止器68はボトムプレート28の外面側に配置された保持板70を備えている。この保持板70はボトムプレート28に対し、4つのスペーサ72を介して取り付けられ、これらスペーサ72は保持板70とボトムプレート28との間に所定の間隔を確保している。保持板70には多数のピン孔が形成されており、これらピン孔は複数列にして配置され、各列はバケット26内への箱Bの挿入方向に沿って延びている。具体的には、図3から明らかなように各転倒防止器68のピン孔は千鳥状に配置されている。
一方、ボトムプレート28にも保持板70のピン孔の千鳥状配置と同様な配置でもってピン孔が形成されており、これらボトムプレート28及び保持板70のピン孔には突没ピン74がそれぞれ挿通され、これら突没ピン74は保持板70及びボトムプレート28に跨って延びている。各突没ピン74はその外周面にピン孔よりも大径のフランジ74fを有し、このフランジ74fは保持板70とボトムプレート28との間に位置付けられ、保持板70及びボトムプレート28からの突没ピン74の抜け出しを阻止する。
より詳しくは、挿入位置にバケット26が位置付けられたとき、図5(a)から明らかなように、突没ピン74の全ては自重により、その内端がボトムプレート28の内面からはみ出ないようにボトムプレート28内に没入し、この際、突没ピン74のフランジ74fが保持板70に当接した状態となる。これに対し、図2及び図5(b)に示されるようにバケット26が反転位置にあって、そのボトムプレート28の上下が逆になり、このとき、バケット26が空であれば、突没ピン74の全ては自重によりボトムプレート28からバケット26内に突出し、この際、突没ピン74のフランジ74fはボトムプレート28に当接した状態となる。なお、図2及び図5(b)の反転位置にあるバケット26内に箱Bが挿入されていれば、突没ピン74のうち、箱Bから外れた突出ピン74のみバケット26内への突出が可能となる。
更に、ボトムプレート28はその内面に図2中に1点鎖線の円中に示すように段差面76を有しており、この段差面76はボトムプレート28の内面を凹ませて形成されている。この段差面76は鋭角なエッジ78を提供し、このエッジ78は箱Bの挿入方向に向き、且つ、バケット26の幅方向に全域に亘って延びている。更に、エッジ78は箱Bのサイズに拘わらず、バケット26内に挿入された箱Bの底と接するべく位置付けられている。
一方、前述したバケット26のアッパプレート30もまたボトムプレート28と同様に、サポートプレート24に直接的に固定されているものではなく、アッパプレート30は位置調整機構を介して箱Bの挿入方向に移動可能となっている。
以下、位置調整機構について図6〜図8を参照しながら説明する。
図6に示されるようにサポートプレート24の背面にはアッパプレート30側に位置して一対のブラケット80が固定され、これらブラケット80は図7から明らかなようにバケット26の幅方向に所定の間隔を存して互いに離間している。
更に、各ブラケット80にはスペーサブロック82を挟んでサポートブラケット84がそれぞれ取り付けられており、これらサポートブラケット84は断面L字形をなし、箱Bの挿入方向に互いに平行に延びている。より詳しくは、サポートブラケット84はアッパプレート30に対して垂直となるブラケット部84aと、アッパプレート30と平行なレール部84bとを有し、図7から明らかなように、左右のサポートブラケット84はそれらのレール部84bがバケット26の幅方向外側を向くように互いに背向した状態で配置されている。
一方、アッパプレート30の外面には各サポートブラケット84のレール部84bと協働する板状のスライダ86がそれぞれ取り付けられており、これらスライダ86は図8から明らかなように、対応するレール部84bに沿って延びている。各スライダ86の一側縁には溝が形成され、この溝にレール部84bが受け入れられることで、レール部84bはスライダ86とアッパプレート30の外面との間にて挟持されている。それ故、アッパプレート30はスライダ86を介してサポートブラケット84のレール部84bに支持される一方、レール部84bに沿って箱Bの挿入方向に摺動自在となっている。
更に、上述した2つのサポートブラケット84間には調整軸88が配置されている。この調整軸88は反転軸14と平行に延び、その両端部はサポートブラケット84のブラケット部84aに軸受を介して回転自在に支持されている。調整軸88には各ブラケット部84aの近傍にそれぞれ位置してピニオン90が取り付けられており、これらピニオン90はラック92にそれぞれ噛合されている。これらラック92はアッパプレート30の外面に取り付けられ、図7から明らかなようにサポートブラケット84に沿って延びている。
図7及び図8でみて右側となる調整軸88の一端部は、対応するサポートブラケット84のブラケット部84aを貫通し、この一端部に前述したロッククランプ58及び調整ノブ56と同様なロッククランプ94及び調整ノブ96がそれぞれ取り付けられている。
それ故、ロッククランプ94の開閉レバー98(図6及び図7)を操作し、調整軸88のロックを解除すれば、調整ノブ96の回転操作により調整軸88を回転させることができる。このような調整軸88の回転はその回転方向に従い、ピニオン90及びラック92を介してアッパプレート30の移動に変換され、これにより、アッパプレート30は箱Bの挿入方向でみて、その前後に進退可能である。
また、図7及び図8に示されているように、右側のサポートブラケット84にはストッパ100が取り付けられており、このストッパ100は箱Bの挿入方向でみてスライダ86の後方に位置付けられている。それ故、アッパプレート30が箱Bの挿入方向とは逆の後退方向に移動する際、スライダ86がストッパ100に当接することで、ストッパ100はアッパプレート30の最大後退位置を決定する。
なお、図2に示されているように、アッパプレート30に対しても、その位置を視認可能とする指示器102が設けられており、この指示器102はサポートプレート24(図7参照)に取り付けられた目盛り104と、アッパプレート30に取り付けられた指針106とからなる。
そして、図6から明らかなように、アッパプレート30もまたその先端部に段差面108を有し、この段差面108はアッパプレート30の内面を凹ませて形成されている。より詳しくは、段差面108は箱Bにおける蓋Lの厚みやその曲げを考慮した深さを有する。
また、図7及び図8に示されているように、アッパプレート30の両側部にはサイドフラップガイド110がそれぞれ取り付けられており、これらサイドフラップガイド110はバケット26内に箱Bが挿入される際、開かれた蓋Lの左右のサイドフラップSFを案内する。
上述した箱Bの反転装置6によれば、一方のバケット26が挿入位置に位置付けられたとき(図2参照)、このバケット26内に移送経路4側から移送されてきた箱Bが水平に挿入される。ここで、前述したように箱Bはその前面が開口し且つその蓋Lが既に開かれた状態にあり、蓋Lの左右のサイドフラップSFはアッパプレート30のサイドフラップガイド110より案内される。
バケット26内に箱Bが完全に挿入されると、箱Bの前面開口はバケット26のバック壁32、即ち、サポートプレート24に近接対向し、これより、図9に示されているように箱B内のフィルタロッドFRは箱Bの後壁とサポートプレート24との間に挟み込まれた状態となる。
また、箱Bの挿入時、ボトムプレート28に設けられた転倒防止器68の全ての突没ピン74は自重によりボトムプレート28内に没入した状態にあるから(図5a参照)、突没ピン74がバケット26内への箱Bの挿入を妨げることもない。ここで、バケット26内への箱Bの挿入後、箱Bのサイズに拘わらず、箱Bの後壁が転倒防止器68における突没ピン74の配置領域内に位置付けられることに留意すべきである(図2参照)。
更に、バケット26内に挿入された箱Bの底はボトムプレート28における内面のエッジ78に接触することから、このエッジ78にフィルタロッドFRを含む箱Bの重量が集中し、箱Bの底にエッジ78が若干食い込む。
なお、段差面76があるため、箱Bはその上部が反転軸14側に傾斜気味となり、外側に倒れ難くなっている。
更にまた、前述した内法高さ調整機構は箱Bの高さ寸法に応じ、アッパプレート30に対するボトムプレート28の位置、即ち、バケット26の内法高さが調整可能であるので、バケット26内に箱Bが挿入されるときには、アッパプレート30の内面を箱Bの上面開口と対応した位置に正確に位置付けておくことができる。
それ故、図10に示されるように、箱Bの挿入時、箱Bはその上面開口がアッパプレート30の内面に沿ってバケット26内に挿入されることから、箱B内にその上面開口までフィルタロッドFRが収容されていれば、バケット26内への箱Bの挿入後、アッパプレート30の内面は箱B内の最上位にあるフィルタロッドFRを上側から押さえ込むことができる。
しかも、前述した位置調整機構はアッパプレート30を箱Bの挿入方向前後に調整可能であるから、アッパプレート30の段差面108の位置、より具体的には、アッパプレート30の内面に段差面108によって形成される段差108aの位置を箱Bの奥行きに応じて位置決めすることができ、しかも、アッパプレート30の段差面108は箱Bにおける蓋Lの厚さや、その曲げを考慮した深さを有している。
それ故、バケット26内に箱Bが挿入されたときには、図10から明らかなようにアッパプレート30の段差面108、即ち、その段差108aを箱Bの後壁近傍に位置付け、且つ、段差面108の下側に開状態にある蓋Lの基部を潜り込ませることができる。それ故、箱Bの奥行きに拘わらず、箱Bの後壁とアッパプレート30における内面の段差との間の間隙を最小にすることができ、箱Bがバケット26から排出される際にフィルタロッドFRがこぼれ落ちるのを防止する。
この後、箱Bが挿入されたバケット26は反転軸14の回転に伴い、反転軸14の回りを180°回動し、反転位置に位置付けられる。このような箱Bの反転時、前述したように箱Bの底にはボトムプレート28のエッジ78が食い込んだ状態にあるので、バケット26の回動速度が高速化されても、バケット26内からの箱Bの飛び出しは確実に防止され、箱Bの安定した反転が実施される。
反転位置にて、バケット26のボトムプレート28及びアッパプレート30はそれらの上下が逆になるので、図5(b)及び図11に示されるように、転倒防止器68の突没ピン74のうち箱Bから外れた突没ピン74は自重によりボトムプレート28からバケット26内に突出する。それ故、突出した突没ピン74のうち、箱Bに最も近接した突没ピン74によって箱Bの後壁が掛止され、これにより、反転位置での箱Bの転倒は確実に防止される。
転倒防止器68の各列の突没ピン74は前述したように箱Bの挿入方向に並んでいるから、箱Bのサイズ変更に伴い箱Bの奥行きが相違しても、箱Bの後壁を掛止する突没ピン74は自動的に変更される。この結果、箱Bのサイズ変更に際し、転倒防止器68は何ら調整作業を要求するものではない。
しかも、図12から明らかなように突没ピン74は千鳥状に配置されているから、突没ピン74が升目状に配置されている場合に比べ、箱Bの奥行きの相違にきめ細かく対処可能なる。なお、図12中、P1,P2は、突没ピン74が千鳥状に配置されている場合と、升目状に配置されている場合との各列の突没ピン74の配置ピッチをそれぞれ示す。
この後、反転された箱Bはバケット26から前述したコンベア8上にプッシャにより押し出され、ロッドホッパ2に向けて移送されるが、この際、前述したように箱Bの後壁とアッパプレート30の段差108aとの間の間隙が最小にされているので、箱BからフィルタロッドFRが零れ落ちるようなことはなない。
なお、箱Bの挿入を受けたバケット26が挿入位置から反転位置に回動される際には、反転位置にて既に空となったバケット26が挿入位置に向けて回動され、この空のバケット26が挿入位置に位置付けられ、この空のバケット26に対して箱Bの挿入が繰り返される。
更に、本実施例の場合、前述した内法高さ調整機構及び位置調整機構はそのロッククランプ58,94によるロックを解除し、調整ノブ56,96を回転操作するだけで、箱Bの高さや奥行きの変更に対して、バケット26の内法高さ及びアッパプレート30における内面の段差位置をそれぞれ簡単且つ迅速に調整でき、前述した転倒防止器68とともに箱Bのサイズ変更に容易に対処可能となる。
本発明は上述の一実施例に制約されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、本発明の反転装置はフィルタロッドFRを収容する箱に限らず、上面が開口しない箱の種々の箱の反転に適用できる。
箱の反転装置を備えたフィルタロッドの供給機の概略図である。 一実施例の反転装置を示した正面図である。 図2の反転装置を一部省略して示した平面図である。 図2の反転装置を箱の挿入方向からみた図である。 突没ピンの突没作用を示し、(a)バケットが挿入位置にあるときの突没ピンの没入状態、(b)はバケットが反転位置にあるときの突没ピンの突出状態を示す。 図8中、VI-VI線に沿う断面図である。 アッパプレートの平面図である。 図7のアッパプレートを箱の挿入方向からみた図である。 ボトムプレートのエッジの働きを示す図である。 アッパプレートの段差面の働きを示す図である。 転倒防止器の働きを示す図である。 転倒防止器における突没ピンの千鳥状の配置を拡大して示す図である。
符号の説明
6 反転装置
14 反転軸
26 バケット
28 ボトムプレート
30 アッパプレート
68 転倒防止器
74 突没ピン
74f フランジ
76 段差面
78 エッジ
108 段差面
108a 段差
B 箱
L 蓋
FR フィルタロッド

Claims (4)

  1. 挿入位置にて内部に箱が挿入されるバケットを備え、このバケットとともに前記箱を前記挿入位置から反転位置まで反転軸の回りに回動させて、前記箱の上下を反転させる箱の反転装置において、
    前記バケットは、
    前記挿入位置にて、前記箱を支持する底となるボトムプレートと、
    前記ボトムプレートに設けられ、前記バケットが前記挿入位置にあるときには前記バケット内から前記ボトムプレート内に自重により全て没入する一方、前記箱の挿入を受けた前記バケットが前記反転位置にあるときには前記箱の挿入方向に沿う前記箱の奥行きサイズに応じて前記ボトムプレートから前記バケット内に自重により突出し、前記箱の挿入方向でみて後側となる前記箱の後壁を掛止する突没部材と
    を含み、
    前記突没部材は前記箱の挿入方向に間隔を存して配置され、前記挿入方向に沿って延びる列を形成していることを特徴とする箱の反転装置。
  2. 前記突没部材の前記列は複数設けられ、これら列の前記突没部材は千鳥状に配置されピンであることを特徴とする請求項1に記載の箱の反転装置。
  3. 前記箱は、その上面開口を開閉する回動可能な蓋を備え、前記バケット内への挿入時には前記挿入方向とは逆向きに前記蓋が回動されて前記上面開口を開いた状態にあり、
    前記バケットは、前記箱の挿入後に前記箱の内容物を上側から押さえ込み可能なアッパプレートを更に含み、
    前記アッパプレートはその先端部内面を凹ませて形成され、前記開状態にある前記蓋の基部を上側から押さえ込み可能な段差面を有し、且つ、前記箱の挿入方向に位置調整可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の箱の反転装置。
  4. 前記ボトムプレートはその内面を凹ませて形成した段差面を有し、この段差面は前記内面に前記挿入方向に向いたエッジを提供することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の箱の反転装置。
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