JP6559953B2 - 貯湯式給湯システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の貯湯式給湯機を備える貯湯式給湯システムに関する。
下記特許文献1には、集合住宅等に設置される複数の貯湯式給湯機のそれぞれを、貯湯水を供給し合えるように接続し、集中コントローラが各貯湯式給湯機の運転モードを制御することで、他の貯湯式給湯機の協力を得て運転動作する貯湯式給湯機と、他の貯湯式給湯機の運転動作を協力する貯湯式給湯機とを割り振ることのできる給湯システムが開示されている。
特開2012−97972号公報
特許文献1の[0021]に記載のとおり、上記従来の給湯システムでは、各々の貯湯式給湯機に対して、当該住戸の浴室または台所などに設置される給湯用のリモコンが接続される。当該住戸の居住者は、このリモコンを操作して、貯湯式給湯機に給湯などの運転を行わせることができる。リモコンの表示画面には、貯湯式給湯機の運転状態または貯湯状態などが表示される。
大容量の給湯を可能にするために複数の貯湯式給湯機を並列に接続した貯湯式給湯システムの場合には、特許文献1のように各々の貯湯式給湯機に対して個別にリモコンを接続すると、複数のリモコンを個別に操作したり、複数のリモコンの表示画面を個別に確認したりする必要が生じ、使い勝手が悪くなる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、複数台接続された貯湯式給湯機の使い勝手を向上できる貯湯式給湯システムを提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯システムは、給湯端末に対して並列に接続された複数の貯湯式給湯機を備えた貯湯式給湯システムであって、使用者の操作を受け付ける操作部と、操作部に対する操作で入力される情報である操作入力情報を少なくとも一つの貯湯式給湯機へ送信する送信動作を行う送信手段と、各々の貯湯式給湯機の状態の情報である状態情報を収集し、一つの表示装置に情報を表示することにより使用者に当該情報を報知する情報報知動作を行う報知手段と、操作入力情報の種類、または、状態情報の種類に応じて、当該情報を複数の貯湯式給湯機について一括して扱う一括扱いとするか、当該情報を各々の貯湯式給湯機について扱う個別扱いとするかの種別を記憶した記憶手段と、をさらに備え、送信手段及び報知手段の一方または両方は、種別に基づいて、動作を行、状態情報のうち、貯湯式給湯機の湯切れに関する情報は、一括扱いとされ、報知手段は、すべての貯湯式給湯機が湯切れしている場合には湯切れを報知するための表示を一つの表示装置に表示し、湯切れしていない貯湯式給湯機が1台でもある場合には湯切れを報知するための表示を一つの表示装置に表示しないものである。
また、本発明に係る貯湯式給湯システムは、給湯端末に対して並列に接続された複数の貯湯式給湯機を備えた貯湯式給湯システムであって、使用者の操作を受け付ける操作部と、操作部に対する操作で入力される情報である操作入力情報を少なくとも一つの貯湯式給湯機へ送信する送信動作を行う送信手段と、各々の貯湯式給湯機の状態の情報である状態情報を収集し、一つの表示装置に情報を表示することにより使用者に当該情報を報知する情報報知動作を行う報知手段と、操作入力情報の種類、または、状態情報の種類に応じて、当該情報を複数の貯湯式給湯機について一括して扱う一括扱いとするか、当該情報を各々の貯湯式給湯機について扱う個別扱いとするかの種別を記憶した記憶手段と、をさらに備え、送信手段及び報知手段の一方または両方は、種別に基づいて、動作を行、状態情報のうち、貯湯式給湯機のわき上げ運転が実行中か否かの情報は、一括扱いとされ、報知手段は、わき上げ運転が実行中の貯湯式給湯機が1台でもある場合にはわき上げ運転が実行中である旨を報知するためのわき上げ中の表示を一つの表示装置に表示し、複数の貯湯式給湯機がすべてわき上げ運転を実行していない場合にはわき上げ中の表示を一つの表示装置に表示しないものである。
本発明の貯湯式給湯システムによれば、複数台接続された貯湯式給湯機の使い勝手を向上することが可能となる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯システムを示す構成図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯システムが記憶する種別情報を表す一覧表の一部を示す図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯システムが備える集中リモコンの外観及び表示装置に表示される情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯システムが備える集中リモコンの外観及び表示装置に表示される情報の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯システムの制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯システムの制御動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。本明細書で「水」とは、低温の冷水から高温の湯まで、あらゆる温度の水を含む概念である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯システムを示す構成図である。図1に示す本実施の形態1の貯湯式給湯システム1は、複数(台)の貯湯式給湯機2を備える。図1では、2台の貯湯式給湯機2を示しているが、貯湯式給湯システム1は、3台以上の貯湯式給湯機2を備えても良い。貯湯式給湯システム1が備える複数の貯湯式給湯機2は、水源及び給湯端末に対して、並列に接続される。
各々の貯湯式給湯機2は、互いにほぼ同様の構成である。以下では、代表して、一つの貯湯式給湯機2の構成について説明する。貯湯式給湯機2は、貯湯タンクユニット3及び加熱装置4を備える。貯湯タンクユニット3は、貯湯タンク5、循環ポンプ6、及び制御部7を内蔵する。貯湯タンク5内には、加熱前の低温水及び加熱後の高温水を貯留できる。貯湯タンク5内では、温度の違いによる水の密度の差により、上側が高温で下側が低温になる温度成層を形成できる。貯湯タンク5の下部には、給水管8が接続される。給水管8の上流側は、給水経路9に接続される。給水経路9は、水道等の水源に接続される。水源から供給される水が給水経路9及び給水管8を通って貯湯タンク5内に供給される。給水管8の途中には、水源の圧力を調圧して貯湯タンク5内に伝えるための減圧弁13が配置される。
貯湯タンク5の表面には、複数の貯湯温度センサ10が、鉛直方向に間隔をあけて、取り付けられている。制御部7は、これらの貯湯温度センサ10により、貯湯タンク5内の鉛直方向の温度分布を検知することで、貯湯タンク5内の貯湯量、蓄熱量、残湯量等を算出できる。制御部7は、貯湯タンク5内の貯湯量、蓄熱量、または残湯量に基づいて、わき上げ運転の開始及び停止のタイミングなどを制御する。
加熱装置4は、水を加熱する。本実施の形態1の加熱装置4は、ヒートポンプ式のものである。図示を省略するが、ヒートポンプ式の加熱装置4は、冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮された高温高圧の冷媒と水とを熱交換する水−冷媒熱交換器、冷媒を減圧させる減圧装置、低温熱源(例えば外気)の熱を冷媒に吸収させる低温側熱交換器(蒸発器)、これらの機器を環状に接続することで冷媒回路を形成する冷媒配管等を備える。加熱装置4は、この冷媒回路でヒートポンプサイクル(冷凍サイクル)の運転を行うことで、水を加熱する。本発明における加熱装置は、上述したようなヒートポンプ式の加熱装置に限定されるものではなく、いかなる方式のものでも良い。例えば、本発明における加熱装置は、太陽熱で水を加熱するソーラー加熱装置、または、燃料(例えばガス、灯油、重油、石炭など)の燃焼熱で水を加熱する燃焼式加熱装置でも良い。
貯湯タンク5の下部と、加熱装置4の水入口との間は、往流路11を介して接続される。往流路11の途中に循環ポンプ6が設置される。加熱装置4の水出口と、貯湯タンク5の上部との間は、復流路12を介して接続される。貯湯タンク5の貯湯量(蓄熱量)を増加させる運転であるわき上げ運転では、加熱装置4及び循環ポンプ6を稼動する。わき上げ運転では、貯湯タンク5の下部の水が往流路11を通って加熱装置4へ搬送される。加熱装置4での加熱により生成した湯は、復流路12を通り、上部から貯湯タンク5内に流入する。このように水が循環することで、貯湯タンク5の貯湯量(蓄熱量)が増加する。
貯湯タンク5の上部には、給湯管14が接続される。給湯管14の下流側は、給湯経路15に接続される。給湯経路15の下流側は、給湯端末(図示省略)に接続される。給湯端末は、例えば、浴槽、風呂のシャワー、流し台または洗面台等の蛇口、食器洗い機などである。給湯管14の途中には、給湯開閉弁16、出湯センサ17、及び出湯温度センサ18が設けられる。給湯開閉弁16は、電磁弁などで構成され、給湯管14を開閉する。出湯センサ17は、給湯管14への出湯(流れ)の有無を検知する。出湯センサ17は、流量センサでも良い。出湯温度センサ18は、給湯管14を流れる湯の温度を検知する。
制御部7は、貯湯式給湯機2の動作を制御する。制御部7は、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、不揮発性メモリ等を含む記憶部と、記憶部に記憶されたプログラムに基いて演算処理を実行するプロセッサと、プロセッサに対して外部の信号を入出力する入出力ポートと、他の機器と通信するための通信回路とを有する。貯湯式給湯機2が備えるアクチュエータ類及びセンサ類は、制御部7に電気的に接続される。
貯湯式給湯システム1は、集中リモコン20を備える。集中リモコン20は、貯湯式給湯システム1が備える端末装置の例である。集中リモコン20は、使用者の操作を受け付ける操作部20aと、表示装置20bとを有する。表示装置20bは、文字、図形、記号などを表示することで、貯湯式給湯機2の状態に関する情報を使用者に報知する装置である。集中リモコン20は、表示装置20bに代えて、または表示装置20bに加えて、貯湯式給湯機2の状態に関する情報を音声によって使用者に報知するアナウンス装置を備えても良い。図示を省略するが、集中リモコン20は、制御部、記憶部、通信回路等をさらに備える。
複数の貯湯式給湯機2のうちの一つの制御部7と、集中リモコン20とは、リモコン通信線21を介して、双方向にデータ通信可能に接続される。以下の説明では、複数の貯湯式給湯機2のうち、集中リモコン20に接続された貯湯式給湯機2を「ハブとなる貯湯式給湯機2」と称する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7と、集中リモコン20とは、無線通信により双方向にデータ通信可能に構成されても良い。
以下の説明では、ハブとなる貯湯式給湯機2以外の各々の貯湯式給湯機2を「スポークとなる貯湯式給湯機2」と称する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7と、スポークとなる貯湯式給湯機2の制御部7とは、給湯機間通信線22を介して、双方向にデータ通信可能に接続される。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7と、スポークとなる貯湯式給湯機2の制御部7とは、無線通信により双方向にデータ通信可能に構成されても良い。
各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、自機の状態を監視する。スポークとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自機の状態の情報(以下、「状態情報」と称する)を、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7へ、給湯機間通信線22を介して送信する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる貯湯式給湯機2の制御部7から送信された状態情報及び自機の状態情報に基づいて、表示装置20bにより使用者に情報を報知する情報報知動作を行うための表示用データを作成し、当該表示用データを集中リモコン20へリモコン通信線21を介して送信する。
貯湯式給湯システム1は、操作部20aに対する操作で入力される情報(以下、「操作入力情報」と称する)の種類に応じて、当該操作入力情報を複数の貯湯式給湯機2について一括して扱う一括扱いとするか、当該操作入力情報を各々の貯湯式給湯機2について扱う個別扱いとするかの種別を予め記憶している。また、貯湯式給湯システム1は、各々の貯湯式給湯機2の状態情報の種類に応じて、当該状態情報を複数の貯湯式給湯機2について一括して扱う一括扱いとするか、当該状態情報を各々の貯湯式給湯機2について扱う個別扱いとするかの種別を予め記憶している。
図2は、本実施の形態1の貯湯式給湯システム1が記憶する、上述した種別に関する情報(以下、「種別情報」と称する)を表す一覧表の一部を示す図である。本実施の形態1では、種別情報は、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7と、集中リモコン20との一方または両方に記憶される。この種別に関する情報は、スポークとなる貯湯式給湯機2の制御部7にも記憶されても良い。
図2に示すように、本実施の形態1では、各種の情報の種別は、以下のように定められている。
(1)貯湯式給湯システム1は、給湯管14へ供給される湯の温度である給湯温度を設定する給湯温度設定機能を有する。操作入力情報のうち、給湯温度の設定値に関する情報は、一括扱いとされる。
(2)貯湯式給湯システム1は、循環ポンプ6を動作させることで往流路11及び復流路12の中の空気を抜くエア抜きを実施するエア抜き機能を有する。操作入力情報のうち、エア抜きの指令に関する情報は、個別扱いとされる。貯湯タンク5内を一旦排水して水を入れ替えた場合などに、エア抜きを実施する必要がある。
(3)貯湯式給湯システム1は、貯湯タンク5内の所定位置(例えば0L位置)の湯温が所定温度(例えば45℃)未満となった場合に貯湯タンク5内の湯が無いこと(以下、「湯切れ」と称する)を表示装置20bに表示する湯切れ表示機能を有する。状態情報のうち、湯切れに関する情報は、一括扱いとされる。
(4)貯湯式給湯システム1は、わき上げ運転が実行中である場合(加熱装置4が稼動中である場合)に、その旨を表す「わき上げ中」の文字を表示装置20bに表示するわき上げ中表示機能を有する。状態情報のうち、わき上げ運転が実行中か否かの情報は、一括扱いとされる。
(5)貯湯式給湯システム1は、貯湯タンク5内に存在する所定温度(例えば45℃)以上の湯量である残湯量を表示する残湯量表示機能を有する。状態情報のうち、残湯量に関する情報は、一括扱い及び個別扱いの双方とされる。
図3は、本実施の形態1の貯湯式給湯システム1が備える集中リモコン20の外観及び表示装置20bに表示される情報の例を示す図である。図3に示すように、本実施の形態1では、操作部20aは、複数の押しボタンにより構成される。本発明における操作部は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、タッチパネル(タッチスクリーン)で構成されても良い。表示装置20bは、例えば、液晶表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)表示装置などで構成される。図3における表示装置20bは、給湯温度の設定の表示20c、エア抜きの設定の表示20d、湯切れの発生を示す表示20e、わき上げ中の表示20f、及び、一括扱いの残湯量の表示20gを行っている。
図3の例では、給湯温度の設定値が42℃であることを表示している。使用者は、操作部20aの所定のボタンを操作することで、給湯温度の設定値を変更できる。前述したように、操作入力情報のうち、給湯温度の設定値に関する情報は、一括扱いに該当する。このため、使用者が設定した給湯温度は、複数の貯湯式給湯機2に対して適用される。
本実施の形態1では、貯湯式給湯システム1が備える複数の貯湯式給湯機2を識別するための番号がつけられている。操作部20aは、操作入力情報が個別扱いに該当する場合に、対象とする貯湯式給湯機2の番号を使用者が選択する操作を受け付ける。また、操作部20aは、状態情報が個別扱いに該当する場合に、状態情報を報知する対象とする貯湯式給湯機2の番号を使用者が選択する操作を受け付ける。本実施の形態1では、使用者は、操作部20aの所定のボタンを操作することで、対象とする貯湯式給湯機2の番号を選択できる。
前述したように、操作入力情報のうち、エア抜きの指令に関する情報は、個別扱いに該当する。使用者は、操作部20aの所定のボタンを操作することで、エア抜きの実施を指令できる。このとき、使用者は、操作部20aの所定のボタンを操作することで、対象とする貯湯式給湯機2の番号を選択する。エア抜きの設定の表示20dは、エア抜きの実施が設定されていることを示す「エア抜」の文字と、エア抜きを実施する対象とする貯湯式給湯機2の番号を示す表示(「タンク1」、「タンク2」等)とを含む。
前述したように、状態情報のうち、残湯量に関する情報は、一括扱いに該当する。一括扱いの残湯量の表示20gは、残湯量を4段階で示す図形で構成される。一括扱いの残湯量の表示20gは、複数の貯湯式給湯機2の残湯量を総合した残湯量、すなわち、貯湯式給湯システム1全体としての残湯量を表す。
図4は、本実施の形態1の貯湯式給湯システム1が備える集中リモコン20の外観及び表示装置20bに表示される情報の他の例を示す図である。前述したように、状態情報のうち、残湯量に関する情報は、個別扱いにも該当する。図4に示す例では、表示装置20bは、個別扱いの残湯量の表示20hを行っている。個別扱いの残湯量の表示20hは、対象とする貯湯式給湯機2の番号を示す表示(「タンク1」、「タンク2」等)と、残湯量を4段階で示す図形とを含む。
図5は、本実施の形態1の貯湯式給湯システム1の制御動作を示すフローチャートである。以下、図5のフローチャートを参照して、貯湯式給湯システム1における給湯温度設定機能の動作について説明する。
(給湯温度設定機能)
図5のステップS30で、集中リモコン20の制御部は、操作入力情報の有無を判断する。ここでは、使用者が給湯温度の設定値を変更する操作を操作部20aに対して行う場合について説明する。この場合、ステップS30で、集中リモコン20の制御部は、使用者が給湯温度の設定値を変更する操作を操作部20aに対して行ったかどうかを判断する。当該操作が行われた場合には、集中リモコン20の制御部は、ステップS31に進む。ステップS31で、集中リモコン20の制御部は、操作入力情報(この場合は、変更された給湯温度設定値の情報)を、リモコン通信線21を介して、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7へ送信する。集中リモコン20が種別情報を記憶している場合には、集中リモコン20の制御部は、操作入力情報と共に、当該情報の種別(この場合は、一括扱いであること)をハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7へ送信しても良い。
ステップS32で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、集中リモコン20から送信された操作入力情報(変更された給湯温度設定値の情報)を受信するとともに、当該操作入力情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、集中リモコン20から受信した種別情報に基づいて操作入力情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断しても良い。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自身が種別情報を記憶している場合には、その種別情報に基づいて操作入力情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断しても良い。
ここでは、操作入力情報(変更された給湯温度設定値の情報)は、一括扱いに該当する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、操作入力情報が一括扱いに該当する場合には、ステップS33に進む。ステップS33で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7へ、給湯機間通信線22を介して、当該操作入力情報(変更された給湯温度設定値の情報)を送信する。
ステップS35では、操作入力情報を受信した貯湯式給湯機2の制御部7は、当該操作入力情報に基づいて、自機の動作を制御する。操作入力情報として、変更された給湯温度設定値の情報を受信した場合には、各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、わき上げ運転のときの加熱装置4及び循環ポンプ6の動作を制御することで、給湯温度が、変更された給湯温度設定値に一致するように制御する。また、貯湯式給湯機2が、貯湯タンク5から供給される高温水と水源または貯湯タンク5から供給される低温水または中温水とを混合することで給湯温度を調整する混合弁(図示省略)を備える場合には、貯湯式給湯機2の制御部7は、当該混合弁の動作を制御することで、給湯温度が、変更された給湯温度設定値に一致するように制御しても良い。
操作入力情報が一括扱いに該当する場合には、すべての貯湯式給湯機2の制御部7へ操作入力情報を送信しても良いが、予め設定された条件に適合する貯湯式給湯機2を選択し、その選択された貯湯式給湯機2の制御部7へ操作入力情報を送信しても良い。例えば、上記ステップS33で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる貯湯式給湯機2のうち、予め設定された条件(例えば、貯湯タンク5内の0L位置の湯温が45℃以上であること)に適合する貯湯式給湯機2を選択し、その選択された貯湯式給湯機2の制御部7へ操作入力情報(変更された給湯温度設定値の情報)を送信しても良い。上記条件に適合しない貯湯式給湯機2、すなわち貯湯タンク5内の0L位置の湯温が45℃未満の貯湯式給湯機2は、湯切れ状態であり、給湯動作を実施できないので、給湯温度設定値の情報を伝達する必要はない。このため、上記のようにすることで、操作入力情報を不必要な貯湯式給湯機2へ伝達することを回避できる。
以上のようにして、本実施の形態1では、使用者が集中リモコン20から給湯温度設定の変更を行う際に、複数の貯湯式給湯機2に対して一括で設定を行うことができる。このため、対象とする貯湯式給湯機2を選択する手順、及び、複数の貯湯式給湯機2に対してそれぞれ設定を行う手順が不要となり、使用者の操作手順を簡略化でき、良好な使い勝手が得られる。
(エア抜き機能)
次に、図5のフローチャートを参照して、貯湯式給湯システム1におけるエア抜き機能の動作について説明する。図5のステップS30で、集中リモコン20の制御部は、操作入力情報の有無を判断する。ここでは、使用者がエア抜きの指令を操作部20aに対して行う場合について説明する。この場合、使用者は、操作部20aの所定のボタンを操作することで、エア抜きの実施を指令できる。このとき、使用者は、操作部20aの所定のボタンを操作することで、エア抜きを実施する貯湯式給湯機2の番号を選択する。ステップS30で、集中リモコン20の制御部は、使用者がエア抜きを指令する操作を操作部20aに対して行ったかどうかをが判断する。当該操作が行われた場合には、集中リモコン20の制御部は、ステップS31に進む。ステップS31で、集中リモコン20の制御部は、操作入力情報(この場合は、エア抜きの指令と、その実施対象に選択された貯湯式給湯機2の番号の情報)を、リモコン通信線21を介して、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7へ送信する。集中リモコン20の制御部は、操作入力情報と共に、当該情報の種別(この場合は、個別扱いであること)をハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7へ送信しても良い。
ステップS32で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、操作入力情報(エア抜きの指令と、その実施対象に選択された貯湯式給湯機2の番号の情報)を集中リモコン20から受信するとともに、当該操作入力情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、集中リモコン20から受信した種別情報に基づいて操作入力情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断しても良い。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自身が種別情報を記憶している場合には、その種別情報に基づいて操作入力情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断しても良い。
ここでは、操作入力情報(エア抜きの指令)は、個別扱いに該当する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、操作入力情報が個別扱いに該当する場合には、ステップS34に進む。ステップS34で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、操作入力情報の対象に選択された貯湯式給湯機2の制御部7へ、給湯機間通信線22を介して、操作入力情報(エア抜きの指令)を送信する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、操作入力情報の対象に選択された貯湯式給湯機2が自機である場合には、ステップS34の処理を省略する。
ステップS35では、操作入力情報を受信した貯湯式給湯機2の制御部7は、当該操作入力情報に基づいて、自機の動作を制御する。操作入力情報として、エア抜きの指令を受信した場合には、貯湯式給湯機2の制御部7は、循環ポンプ6を動作させ、エア抜きを実施する。
以上のようにして、本実施の形態1では、貯湯式給湯システム1が備える複数の貯湯式給湯機2のうちの1台のみ、貯湯タンク5の水を入れ替えたような場合に、その入れ替えを行った貯湯式給湯機2のみについて、個別にエア抜きを実施することが可能となり、良好な使い勝手が得られる。
次に、本実施の形態1の貯湯式給湯システム1における情報報知動作について説明する。本実施の形態1では、集中リモコン20及びハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7が、各々の貯湯式給湯機2の状態情報を収集して情報報知動作を行う報知手段に相当する。報知手段は、状態情報が一括扱いに該当する場合には、複数の貯湯式給湯機2の状態情報を統合した結果に基づいて情報報知動作を行う。報知手段は、状態情報が個別扱いに該当する場合には、各々の貯湯式給湯機2の状態情報に基づいて情報報知動作を行う。
本実施の形態1では、状態情報のうち、一括扱いに該当する情報には、第一タイプ、第二タイプ、及び第三タイプの三種が含まれる。一括扱いの第一タイプの状態情報に関しては、報知手段は、貯湯式給湯システム1が備えるすべての貯湯式給湯機2が当該状態情報の条件を満たす場合に当該状態情報の条件を満たす旨を報知し、当該状態情報の条件を満たさない貯湯式給湯機2が1台でもある場合には当該状態情報の条件を満たす旨を報知しない。本実施の形態1では、湯切れの有無を示す状態情報が、この第一タイプに該当する。
一括扱いの第二タイプの状態情報に関しては、報知手段は、当該状態情報の条件を満たす貯湯式給湯機2が1台でもある場合に当該状態情報の条件を満たす旨を報知し、貯湯式給湯システム1が備えるすべての貯湯式給湯機2が当該状態情報の条件を満たさない場合には当該状態情報の条件を満たす旨を報知しない。本実施の形態1では、わき上げ運転が実行中か否かを示す状態情報が、この第二タイプに該当する。
一括扱いの第三タイプの状態情報に関しては、報知手段は、各々の貯湯式給湯機2の当該状態情報に関する値を統計的に処理した値に基づいて情報報知動作を行う。本実施の形態1では、残湯量を示す状態情報が、この第三タイプに該当する。
図6は、本実施の形態1の貯湯式給湯システム1の制御動作を示すフローチャートである。以下、図6のフローチャートを参照して、貯湯式給湯システム1における情報報知動作についてさらに説明する。
(湯切れ表示機能)
まず、湯切れ表示機能の動作について説明する。図6のステップS40で、各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、自機の状態を監視する。例えば、各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、貯湯タンク5の残湯量、貯湯タンク5の湯切れの有無、わき上げ運転が実行中か否かなどを監視する。本実施の形態1では、各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、貯湯タンク5内の所定位置(例えば0L位置)の湯温が所定温度(例えば45℃)未満となった場合に湯切れが有ると判定する。各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS40からステップS41へ進む。ステップS41で、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS40で取得した自機の状態情報を、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7へ、給湯機間通信線22を介して送信する。ここでは、当該状態情報は、貯湯タンク5の湯切れの有無の情報とする。
ステップS42で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7から送信された状態情報を受信するとともに、当該状態情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断する。ここでは、当該状態情報(貯湯タンク5の湯切れの有無の情報)は、一括扱いに該当する。当該状態情報が一括扱いに該当する場合には、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS42からステップS43へ進む。ステップS43で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、一括扱いの当該状態情報のタイプを判断する。ここでは、当該状態情報(貯湯タンク5の湯切れの有無の情報)は、一括扱いの第一タイプに該当する。当該状態情報が一括扱いの第一タイプに該当する場合には、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS43からステップS44へ進む。
ステップS44で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7から送信された状態情報及び自機の状態情報を統合した結果に基づいて、情報報知動作を行うための表示用データを作成する。ステップS44で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自機を含むすべての貯湯式給湯機2が当該状態情報の条件を満たす場合には当該状態情報の条件を満たす旨を示す表示用データを作成し、自機を含むすべての貯湯式給湯機2のうちで当該状態情報の条件を満たさない貯湯式給湯機2が1台でもある場合には当該状態情報の条件を満たす旨を示す表示用データを作成しない。具体的には、ここでは、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自機を含むすべての貯湯式給湯機2が湯切れ有りの場合に湯切れ有りの旨の表示用データを作成し、自機を含むすべての貯湯式給湯機2のうちで湯切れ無しの貯湯式給湯機2が1台でもある場合には湯切れ無しの旨の表示用データを作成する。
ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS44からステップS48へ進む。ステップS48で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS44で作成した表示用データをリモコン通信線21を介して集中リモコン20の制御部へ送信する。このとき、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、当該表示用データが一括扱いに該当する旨の情報を含めて集中リモコン20の制御部へ送信しても良い。ステップS50で、集中リモコン20の制御部は、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7から送信された表示用データを受信し、当該データに基づいて、表示装置20bの表示内容を制御する。具体的には、ここでは、集中リモコン20の制御部は、湯切れ有りの旨の表示用データを受信した場合には湯切れの発生を示す表示20e(図3)を表示装置20bに表示させ、湯切れ無しの旨の表示用データを受信した場合には湯切れの発生を示す表示20eを表示装置20bに表示させない。
本実施の形態1の貯湯式給湯システム1が備える複数の貯湯式給湯機2は、給湯端末に対して並列に接続されている。このため、一部の貯湯式給湯機2が湯切れ有りとなった場合であっても、湯切れ無しの貯湯式給湯機2が1台でもあれば、給湯端末へ給湯可能であるので、使用者は湯切れを心配する必要がない。本実施の形態1の湯切れ表示機能によれば、すべての貯湯式給湯機2が湯切れ有りの場合にのみ使用者に湯切れを報知することで、使用者に湯切れを不必要に報知することを防止でき、使用者が湯切れを不必要に心配することを防止できる。このため、良好な使い勝手が得られる。
(わき上げ中表示機能)
次に、わき上げ中表示機能の動作について説明する。図6のステップS40で、各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、自機の状態(わき上げ運転が実行中か否か)を監視する。各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS40からステップS41へ進む。ステップS41で、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS40で取得した自機の状態情報(わき上げ運転が実行中か否か)を、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7へ、給湯機間通信線22を介して送信する。
ステップS42で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7から送信された状態情報を受信するとともに、当該状態情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断する。ここでは、当該状態情報(わき上げ運転が実行中か否か)は、一括扱いに該当する。当該状態情報が一括扱いに該当する場合には、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS42からステップS43へ進む。ステップS43で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、一括扱いの当該状態情報のタイプを判断する。ここでは、当該状態情報(わき上げ運転が実行中か否か)は、一括扱いの第二タイプに該当する。当該状態情報が一括扱いの第二タイプに該当する場合には、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS43からステップS45へ進む。
ステップS45で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7から送信された状態情報及び自機の状態情報を統合した結果に基づいて、情報報知動作を行うための表示用データを作成する。ステップS45で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自機を含むすべての貯湯式給湯機2のうちで当該状態情報の条件を満たす貯湯式給湯機2が1台でもある場合には当該状態情報の条件を満たす旨を示す表示用データを作成し、自機を含むすべての貯湯式給湯機2が当該状態情報の条件を満たさない場合には当該状態情報の条件を満たす旨を示す表示用データを作成しない。具体的には、ここでは、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自機を含むすべての貯湯式給湯機2のうちでわき上げ運転が実行中の貯湯式給湯機2が1台でもある場合にはわき上げ運転が実行中の旨の表示用データを作成し、自機を含むすべての貯湯式給湯機2がわき上げ運転を実行していない場合にはわき上げ運転が非実行中の旨の表示用データを作成する。
ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS45からステップS48へ進む。ステップS48で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS45で作成した表示用データをリモコン通信線21を介して集中リモコン20の制御部へ送信する。このとき、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、当該表示用データが一括扱いに該当する旨の情報を含めて集中リモコン20の制御部へ送信しても良い。ステップS50で、集中リモコン20の制御部は、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7から送信された表示用データを受信し、当該データに基づいて、表示装置20bの表示内容を制御する。具体的には、ここでは、集中リモコン20の制御部は、わき上げ運転が実行中の旨の表示用データを受信した場合には、わき上げ中の表示20f(図3)を表示装置20bに表示させ、わき上げ運転が非実行中の旨の表示用データを受信した場合には、わき上げ中の表示20fを表示装置20bに表示させない。
本実施の形態1のわき上げ中表示機能によれば、貯湯式給湯システム1が備える複数の貯湯式給湯機2のうちの1台でもわき上げ運転を行っている場合には、他の貯湯式給湯機2がわき上げ運転を行っていない場合であっても、わき上げ運転が実行中である旨を使用者に報知できる。このため、貯湯式給湯システム1がお湯を沸かすために電力を消費しているときには、その旨を使用者が確実に知ることができるため、良好な使い勝手が得られる。
(残湯量表示機能)
次に、残湯量表示機能の動作について説明する。図6のステップS40で、各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、自機の状態(残湯量)を監視する。本実施の形態1では、各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、複数の貯湯温度センサ10で検知される温度分布情報に基づいて、貯湯タンク5内に存在する所定温度(例えば45℃)以上の湯量である残湯量を演算している。各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS40からステップS41へ進む。ステップS41で、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS40で取得した自機の状態情報(残湯量)を、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7へ、給湯機間通信線22を介して送信する。
ステップS42で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7から送信された状態情報を受信するとともに、当該状態情報が一括扱いであるか個別扱いであるかを判断する。ここでは、当該状態情報(残湯量)は、一括扱いに該当する。当該状態情報が一括扱いに該当する場合には、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS42からステップS43へ進む。ステップS43で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、一括扱いの当該状態情報のタイプを判断する。ここでは、当該状態情報(残湯量)は、一括扱いの第三タイプに該当する。当該状態情報が一括扱いの第三タイプに該当する場合には、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS43からステップS46へ進む。
ステップS46で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7から送信された状態情報及び自機の状態情報を統合した結果に基づいて、情報報知動作を行うための表示用データを作成する。ステップS46で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、各々の貯湯式給湯機2の当該状態情報に関する値を統計的に処理した値に基づいて表示用データを作成する。統計的に処理した値とは、例えば、平均値、中央値、合計値、最大値、最小値、最頻値、分散、標準偏差などである。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自機を含むすべての貯湯式給湯機2の当該状態情報に関する値を統計的に処理した値に基づいて表示用データを作成しても良いし、あるいは、予め設定された条件に適合する貯湯式給湯機2を選択し、その選択された貯湯式給湯機2の当該状態情報に関する値を統計的に処理した値に基づいて表示用データを作成しても良い。具体的には、ここでは、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、各々の貯湯式給湯機2の残湯量の値の平均値または合計値に基づいて、一括扱いの残湯量表示用データを作成する。ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自機を含むすべての貯湯式給湯機2の残湯量の値の平均値または合計値に基づいて、一括扱いの残湯量表示用データを作成しても良い。また、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、予め設定された条件に適合する貯湯式給湯機2(例えば、湯切れ無しの貯湯式給湯機2)を選択し、その選択された貯湯式給湯機2の残湯量の値の平均値または合計値に基づいて、一括扱いの残湯量表示用データを作成しても良い。
ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS46からステップS48へ進む。ステップS48で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS46で作成した表示用データをリモコン通信線21を介して集中リモコン20の制御部へ送信する。このとき、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、当該表示用データが一括扱いに該当する旨の情報を含めて集中リモコン20の制御部へ送信しても良い。ステップS50で、集中リモコン20の制御部は、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7から送信された表示用データを受信し、当該データに基づいて、表示装置20bの表示内容を制御する。具体的には、ここでは、集中リモコン20の制御部は、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7から送信された、一括扱いの残湯量表示用データに基づいて、一括扱いの残湯量の表示20g(図3)を表示装置20bに表示させる。
上記のようにして、本実施の形態1の残湯量表示機能によれば、各々の貯湯式給湯機2の残湯量の値の平均値または合計値に基づく残湯量を表示することで、使用者は、複数台接続されている貯湯式給湯機2全体の残湯量を簡単に知ることができる。このため、例えば、残湯量に応じてお湯を使用する際に、どのくらいお湯が使用できるのかが容易に分かる。このため、良好な使い勝手が得られる。
ステップS46で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、複数の貯湯式給湯機2の残湯量のうちの最小値(すなわち、残湯量が最も少ない貯湯式給湯機2の残湯量)に基づいて、一括扱いの残湯量表示用データを作成しても良い。その場合、集中リモコン20の制御部は、残湯量が最も少ない貯湯式給湯機2の残湯量の情報を表示装置20bに表示させる。これにより、以下のような効果がある。複数の貯湯式給湯機2を平均した残湯量は多いが、一部の貯湯式給湯機2のみ残湯量が大幅に減少しているという状態になる場合がある。この場合に、残湯量が大幅に減少している貯湯式給湯機2でわき上げ運転が実行され、わき上げ中の表示20fが表示装置20bに表示される。この場合に、複数の貯湯式給湯機2の残湯量の平均値に基づいて、残湯量が多いとの情報が表示装置20bに表示されていると、残湯量が多いにもかかわらずわき上げ運転を実施していることを使用者が不信に思い、故障ではないかと誤解する可能性がある。これに対し、残湯量が最も少ない貯湯式給湯機2の残湯量の情報を表示装置20bに表示させることで、そのような誤解を防止できる。また、残湯量が最も少ない貯湯式給湯機2の残湯量の情報を表示装置20bに表示させることで、使用湯量の節約を使用者に促す効果もある。上記のようにして、残湯量が最も少ない貯湯式給湯機2の残湯量の情報を表示装置20bに表示させるようにする場合には、湯切れしている貯湯式給湯機2を除外し、湯切れしていない貯湯式給湯機2のうちで残湯量が最も少ない貯湯式給湯機2の残湯量の情報を表示装置20bに表示させることが望ましい。これにより、一部の貯湯式給湯機2のみが湯切れしている場合に、使用者が、貯湯式給湯システム1全体が湯切れしたと誤解することを確実に抑制できる。
本実施の形態1では、残湯量の情報は、個別扱いにも該当する。このため、ステップS42で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、スポークとなる各々の貯湯式給湯機2の制御部7から送信された残湯量の情報を受信したとき、残湯量の情報が個別扱いであると判断する。状態情報が個別扱いに該当する場合には、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS42からステップS47へ進む。ステップS47で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、自機を含む各々の貯湯式給湯機2の残湯量の情報に基づいて、貯湯式給湯機2毎の個別の残湯量表示用データを作成する。
ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS47からステップS49へ進む。ステップS49で、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7は、ステップS47で作成した、貯湯式給湯機2毎の個別の残湯量表示用データをリモコン通信線21を介して集中リモコン20の制御部へ送信する。
ステップS51で、集中リモコン20の制御部は、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7から送信された、貯湯式給湯機2毎の個別の残湯量表示用データを受信し、当該データに基づいて、表示装置20bの表示内容を制御する。具体的には、ここでは、集中リモコン20の制御部は、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7から送信された、貯湯式給湯機2毎の個別の残湯量表示用データに基づいて、個別扱いの残湯量の表示20h(図4)を表示装置20bに表示させる。使用者は、操作部20aの所定のボタンを操作することで、個別扱いの残湯量を表示させる対象となる貯湯式給湯機2の番号を選択する。集中リモコン20の制御部は、使用者が対象に選択した番号の貯湯式給湯機2の個別の残湯量表示用データに基づいて、個別扱いの残湯量の表示20hを表示装置20bに表示させる。
上記のようにして、本実施の形態1の残湯量表示機能によれば、使用者は、複数台接続されている貯湯式給湯機2毎の個別の残湯量を知ることもできる。これにより、例えば、いずれかの貯湯式給湯機2が故障した際に、故障した貯湯式給湯機2を容易に特定することが可能となる。
以上のように、本実施の形態1によれば、使用者が集中リモコン20を用いて種々の設定を行う際に、設定項目によっては、複数の貯湯式給湯機2に対して、それぞれ異なる設定を行うことができるため、良好な使い勝手が得られる。
また、設定項目によっては、複数の貯湯式給湯機2に対して、一括で設定を行うようにしているため、対象となる貯湯式給湯機2を選択する手順、あるいは、複数の貯湯式給湯機に対してそれぞれ設定を行う手順が不要となり、使用者の操作手順を簡略化できるため、良好な使い勝手が得られる。また、設定内容の表示について、複数の貯湯式給湯機2に対して、1つの表示を行うようにしているため、表示領域を低減することができる。
また、表示項目によっては、複数の貯湯式給湯機2の状態を、それぞれ別々に確認することができるため、良好な使い勝手が得られる。
また、表示項目によっては、複数の貯湯式給湯機2の状態から、1つの表示用データを作成し表示するようにしているため、対象となる貯湯式給湯機2を選択する手順が不要となり、使用者の操作手順を簡略化できるため、良好な使い勝手が得られる。また、複数の貯湯式給湯機2に対して、1つの表示を行うようにしているため、表示領域を低減することができる。
本実施の形態1では、集中リモコン20及びハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7が、操作入力情報を少なくとも一つの貯湯式給湯機2へ送信する送信動作を行う送信手段に相当する。また、前述したように、本実施の形態1では、集中リモコン20及びハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7が、情報報知動作を行う報知手段に相当する。本実施の形態1の貯湯式給湯システム1は、送信手段が操作入力情報の種別(一括扱いか個別扱いか)に基づいて送信動作を行い、かつ、報知手段が貯湯式給湯機2の状態情報の種別(一括扱いか個別扱いか)に基づいて情報報知動作を行うようにしているが、本発明の貯湯式給湯システムは、当該送信動作及び当該情報報知動作のいずれか一方のみを行うものでも良い。
本実施の形態1では、集中リモコン20(端末装置)が、ハブとなる貯湯式給湯機2の制御部7を介して、スポークとなる貯湯式給湯機2の制御部7との情報の伝達を行うように構成している。本発明は、このような構成に限定されるものではなく、集中リモコン20(端末装置)が、各々の貯湯式給湯機2の制御部7と直接通信可能に構成しても良い。
1 貯湯式給湯システム、2 貯湯式給湯機、3 貯湯タンクユニット、4 加熱装置、5 貯湯タンク、6 循環ポンプ、7 制御部、8 給水管、9 給水経路、10 貯湯温度センサ、11 往流路、12 復流路、13 減圧弁、14 給湯管、15 給湯経路、16 給湯開閉弁、17 出湯センサ、18 出湯温度センサ、20 集中リモコン、20a 操作部、20b 表示装置、20c 給湯温度の設定の表示、20d エア抜きの設定の表示、20e 湯切れの発生を示す表示、20f わき上げ中の表示、20g 一括扱いの残湯量の表示、20h 個別扱いの残湯量の表示、21 リモコン通信線、22 給湯機間通信線

Claims (10)

  1. 給湯端末に対して並列に接続された複数の貯湯式給湯機を備えた貯湯式給湯システムであって
    使用者の操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部に対する操作で入力される情報である操作入力情報を少なくとも一つの前記貯湯式給湯機へ送信する送信動作を行う送信手段と、
    各々の前記貯湯式給湯機の状態の情報である状態情報を収集し、一つの表示装置に情報を表示することにより使用者に当該情報を報知する情報報知動作を行う報知手段と、
    前記操作入力情報の種類、または、前記状態情報の種類に応じて、当該情報を複数の前記貯湯式給湯機について一括して扱う一括扱いとするか、当該情報を各々の前記貯湯式給湯機について扱う個別扱いとするかの種別を記憶した記憶手段と、
    さらに備え、
    前記送信手段及び前記報知手段の一方または両方は、前記種別に基づいて、動作を行
    前記状態情報のうち、前記貯湯式給湯機の湯切れに関する情報は、前記一括扱いとされ、
    前記報知手段は、すべての前記貯湯式給湯機が湯切れしている場合には湯切れを報知するための表示を前記一つの表示装置に表示し、湯切れしていない前記貯湯式給湯機が1台でもある場合には前記湯切れを報知するための表示を前記一つの表示装置に表示しない貯湯式給湯システム。
  2. 給湯端末に対して並列に接続された複数の貯湯式給湯機を備えた貯湯式給湯システムであって
    使用者の操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部に対する操作で入力される情報である操作入力情報を少なくとも一つの前記貯湯式給湯機へ送信する送信動作を行う送信手段と、
    各々の前記貯湯式給湯機の状態の情報である状態情報を収集し、一つの表示装置に情報を表示することにより使用者に当該情報を報知する情報報知動作を行う報知手段と、
    前記操作入力情報の種類、または、前記状態情報の種類に応じて、当該情報を複数の前記貯湯式給湯機について一括して扱う一括扱いとするか、当該情報を各々の前記貯湯式給湯機について扱う個別扱いとするかの種別を記憶した記憶手段と、
    さらに備え、
    前記送信手段及び前記報知手段の一方または両方は、前記種別に基づいて、動作を行
    前記状態情報のうち、前記貯湯式給湯機のわき上げ運転が実行中か否かの情報は、前記一括扱いとされ、
    前記報知手段は、前記わき上げ運転が実行中の前記貯湯式給湯機が1台でもある場合には前記わき上げ運転が実行中である旨を報知するためのわき上げ中の表示を前記一つの表示装置に表示し、前記複数の前記貯湯式給湯機がすべて前記わき上げ運転を実行していない場合には前記わき上げ中の表示を前記一つの表示装置に表示しない貯湯式給湯システム。
  3. 前記操作部は、前記操作入力情報または前記状態情報が前記個別扱いに該当する場合に、対象となる前記貯湯式給湯機を使用者が選択する操作を受け付ける請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯システム。
  4. 前記送信手段は、前記操作入力情報が前記一括扱いに該当する場合には、複数の前記貯湯式給湯機へ当該操作入力情報を送信し、前記操作入力情報が前記個別扱いに該当する場合には、対象に選択された前記貯湯式給湯機へ当該操作入力情報を送信する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システム。
  5. 前記報知手段は、前記状態情報が前記一括扱いに該当する場合には、複数の前記貯湯式給湯機の前記状態情報を統合した結果に基づいて情報報知動作を行い、前記状態情報が前記個別扱いに該当する場合には、各々の前記貯湯式給湯機の前記状態情報に基づいて情報報知動作を行う請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システム。
  6. 前記送信手段は、前記操作入力情報が前記一括扱いに該当する場合に、予め設定された条件に適合する前記貯湯式給湯機へ当該操作入力情報を送信する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システム。
  7. 前記報知手段は、前記状態情報が前記一括扱いに該当する場合に、予め設定された条件に適合する前記貯湯式給湯機の前記状態情報を統合した結果に基づいて情報報知動作を行う請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システム。
  8. 前記状態情報のうち、前記一括扱いに該当する情報には、すべての前記貯湯式給湯機が当該状態情報の条件を満たす場合に当該状態情報の条件を満たす旨を前記報知手段が報知し、当該状態情報の条件を満たさない前記貯湯式給湯機が1台でもある場合には当該状態情報の条件を満たす旨を前記報知手段が報知しないタイプの情報が含まれる請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システム。
  9. 前記状態情報のうち、前記一括扱いに該当する情報には、当該状態情報の条件を満たす前記貯湯式給湯機が1台でもある場合に当該状態情報の条件を満たす旨を前記報知手段が報知し、すべての前記貯湯式給湯機が当該状態情報の条件を満たさない場合には当該状態情報の条件を満たす旨を前記報知手段が報知しないタイプの情報が含まれる請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システム。
  10. 前記状態情報のうち、前記一括扱いに該当する種類には、各々の前記貯湯式給湯機の当該状態情報に関する値を統計的に処理した値に基づいて前記報知手段が情報報知動作を行うタイプの情報が含まれる請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システム。
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