JPH10241866A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH10241866A
JPH10241866A JP9041172A JP4117297A JPH10241866A JP H10241866 A JPH10241866 A JP H10241866A JP 9041172 A JP9041172 A JP 9041172A JP 4117297 A JP4117297 A JP 4117297A JP H10241866 A JPH10241866 A JP H10241866A
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JP
Japan
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signal
lighting device
interface
control
light
Prior art date
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Application number
JP9041172A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Hamana
哲也 濱名
Shigeo Goshima
成夫 五島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型な調光盤を必要とせず、配線が容易であ
り、調光卓との接続を可能なものとし、複雑な演出を自
在に操作することを可能で、小型化可能な照明装置を低
コストで提供する。 【解決手段】 DMX信号を送出する調光卓1と、調光
卓1と制御部3とを接続する接続インターフェース2
と、DMX信号に応じて光源51〜54の光出力を制御
する制御部3と、光源51〜54とを備え、接続インタ
ーフェース3は、DMX信号を、DMX信号よりも伝送
速度が低速なディジタル信号に変換して制御部3へと送
出する機能を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は照明装置に関するも
のであり、更に詳しくは、宴会場など比較的大きな空間
で演出照明などを行う照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る第1の従来例としては以下
の様な照明装置がある。
【0003】ホテルの宴会場などの大規模な空間におい
ては、光にさまざまな演出を施した照明が多々見られ
る。このような場合、宴会場には、演出照明を操作する
ための調光卓と、調光卓から送信される信号を受信して
照明器具の各光源を位相制御するための調光盤とを備え
ている。
【0004】この様な照明装置において、調光卓が送信
する信号は、DMX512信号と呼ぱれる調光信号の規
格に従った高速のディジタル信号である。DMX512
信号には、512個のチャンネル(フレーム)があり、
最大512個分のデータをシリアルに送信することが可
能であるので、大量の光源を個別にしかも同時に制御す
ることが可能である。また、その制御は調光卓によって
自在に行うことができるので、用途や制御のパターンを
選ばないという利点がある。さらに、DMX信号は世界
的に規格化されているので、照明以外の用途にも対応が
可能である。
【0005】しかしながら、上記第1の従来例において
は以下に示す様な問題点が生じてしまう。
【0006】調光卓を用いて光源の光量を変化させる場
合、調光卓と照明器具との間に調光盤を設置する必要が
あると共に、調光盤から照明器具内の各光源に個別に電
源線を配線する必要があり、施工が複雑化する上、配線
に要する電線も莫大な量となり、更に高コストを招いて
しまう。また、このような調光盤は、一般に非常に大型
であるため、設置場所やスペースに対して相応の制約が
要求される。
【0007】一方、本発明に係る第2の従来例として、
本発明出願人出願の特願平8−183190号に示した
ものがあり、それは、比較的小規模な空間において、調
光卓や調光盤のような大型な装置を必要とせずに、一定
の周期で、予め設定された光量の変化パターンに従っ
て、各光源の光量を変化させることにより演出効果を高
めるものである。
【0008】本従来例では、コントローラから送信され
た信号を、照明器具内に設けられた制御部(以下、制御
ブロックと呼ぶ。)で受信して内容を認識し、制御ブロ
ックより各光源に対して、個別に位相制御された電源を
各光源に供給する。つまり、コントローラから照明器具
へは、各光源について個別に電源線を配線する必要はな
く、コントローラから制御ブロックへの電源線と信号線
とだけで済むので、施工が容易な上、低コストになる。
また、調光盤のような大型の装置を必要としないので、
場所やスペースの制約を受けることもない。コントロー
ラから送信される信号は、制御ブロックが受信可能なフ
ォーマットに従って構成された信号であるが、制御ブロ
ックは特定の用途のための装置であるため、その信号の
フォーマットは、DMX512信号のような公知の規格
に従ったものとは異なり、用途や構造によってさまざま
である。しかし、大量のデータを同時に必要とすること
はなく、データ長も短いので、DMX信号よりも比較的
低速なディジタル信号であれば十分であり、この様な信
号の方がDMX信号よりも制御ブロックの構造が容易に
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第2の従
来例では、以下に示す様な問題点が生じてしまう。
【0010】上記第2の従来例では、用途や演出方法を
特定のものに制限しているので、調光卓から行う演出照
明のように、照明器具内の各光源を自在に操作すること
はできない。また、複数の照明器具間の連動などは考慮
されていないので、高度で複雑な演出を要求する場合に
は適当ではない。
【0011】本発明は、上記全ての問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、大型な調光
盤を必要とせず、配線が容易であり、調光卓との接続を
可能なものとし、複雑な演出を自在に操作することを可
能で、小型化可能な照明装置を低コストで提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の発明によれば、光源と、DMX信
号を送信する調光卓と、DMX信号に応じて光源の光出
力を制御する制御部と、調光卓と制御部とを接続するイ
ンターフェースとを備え、インターフェースは、DMX
信号を、DMX信号よりも伝送速度が低速なディジタル
信号に変換して制御部へと送信する機能を有するもので
あることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明によれば、制御部は、
制御する光源の数を設定する機能を有するものであるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明によれば、制御部は、
光源の光量の変化のパターンを記憶するものであること
を特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明によれば、制御部は、
制御部が受信不可能な信号が入力されると、光源を点灯
することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、制御部は、
制御部が受信不可能な信号が入力されると、光源を消灯
することを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明によれば、制御部は、
信号入力がない場合、光源を点灯することを特徴とす
る。
【0018】請求項7記載の発明によれば、制御部は、
信号入力がない場合、光源を消灯することを特徴とす
る。
【0019】請求項8記載の発明によれば、1つのイン
ターフェースに対して複数の制御部を、互いに並列接続
して設けることを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明によれば、1つのイン
ターフェースに対して複数の制御部を、互いに直列接続
して設けることを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明によれば、1つのイ
ンターフェースに対して複数の制御部を、互いに直並列
接続して設けることを特徴とする。
【0022】請求項11記載の発明によれば、複数のイ
ンターフェースを互いに並列接続して設けることを特徴
とする。
【0023】請求項12記載の発明によれば、複数のイ
ンターフェースを互いに直列接続して設けることを特徴
とする。
【0024】請求項13記載の発明によれば、複数のイ
ンターフェースを互いに直並列接続して設けることを特
徴とする。
【0025】請求項14記載の発明によれば、制御部
は、光源の点灯状態を決定する機能を1つ以上有するも
のであると共に、DMX信号は、チャンネル毎に機能が
割り付けられるものであることを特徴とする。
【0026】請求項15記載の発明によれば、DMX信
号は、同時に制御可能である機能の数以上の有効チャン
ネルを有するものであることを特徴とする。
【0027】請求項16記載の発明によれば、DMX信
号は、複数の有効チャンネルのチャンネル番号が、連続
した値を有するものであることを特徴とする。
【0028】請求項17記載の発明によれば、インター
フェースは、受信するDMX信号の有効チャンネルのチ
ャンネル信号を選択する機能を有することを特徴とす
る。
【0029】請求項18記載の発明によれば、インター
フェースは、受信するDMX信号の有効チャンネル番号
の最も小さいチャンネル信号を選択する機能を有するこ
とを特徴とする。
【0030】請求項19記載の発明によれば、受信する
DMX信号の有効チャンネルのチャンネル信号を選択す
る機能を有する設定装置を設けたことを特徴とする。
【0031】請求項20記載の発明によれば、受信する
DMX信号の有効チャンネル番号の最も小さいチャンネ
ル信号を選択する機能を有する設定装置を設けたことを
特徴とする。
【0032】請求項21記載の発明によれば、DMX信
号を受信可能な音響装置を設けたことを特徴とする。
【0033】請求項22記載の発明によれば、複数のイ
ンターフェースの各々に接続される制御部に対して送信
する信号は、インターフェース間で同一であることを特
徴とする。
【0034】請求項23記載の発明によれば、複数のイ
ンターフェースの各々に接続される制御部に対して送信
する信号は、インターフェース間で異なるものであるこ
とを特徴とする。
【0035】請求項24記載の発明によれば、インター
フェースは、調光卓の近傍に設置されることを特徴とす
る。
【0036】請求項25記載の発明によれば、インター
フェースは、制御部近傍に設置されることを特徴とす
る。
【0037】請求項26記載の発明によれば、光源は、
電球であることを特徴とする。
【0038】
【実施の形態】
(実施の形態1)本発明に係る第1の実施の形態のブロ
ック構成図を図1に示す。
【0039】図1において、1は調光卓、2はインター
フェース、3は制御ブロック、4は照明器具、51〜5
4は光源である。調光卓1とインターフェース2とを接
続する信号線は6、インターフェース2と制御ブロック
3とを接続する信号線は7である。
【0040】調光卓1から信号線6を介してインターフ
ェース2へ送信される信号は、DMX512という調光
信号の規格に従った高速のディジタル信号(以下、DM
X信号と呼ぶ。)である。インターフェース2は、受信
したDMX信号を、制御ブロック3が受信可能なフォー
マットで、かつ伝送速度がDMX信号より比較的低速な
ディジタル信号に変換し、その信号を制御ブロック3へ
送信する。制御ブロック3は、インターフェース2によ
って変換されて送信された信号を受信し、その内容を認
識して、光源51〜54に対して個別に位相制御された
電源を供給する。各光源はこれに従って光量を変化させ
る。
【0041】なお、インターフェース2は、上述の様
に、信号のフォーマットを変換し、伝送速度を低速にす
るための装置であり、受信する信号と送信する信号との
間に制御内容の差異はない。よって、調光卓1により光
源51〜54を個別に制御していることと等価である。
【0042】以下、1つの簡単な例を挙げて説明する。
ここでは、制御ブロック3が以下の様な8つの機能A〜
Hを有することが可能である場合について説明する。
【0043】 機能A・・・点灯/消灯 機能B・・・光源51〜54を一括制御/個別制御 機能C・・・連続点灯/パターン点灯(一括制御) 機能D・・・全光源の調光(一括制御) 機能E・・・光源51の調光(個別制御) 機能F・・・光源52の調光(個別制御) 機能G・・・光源53の調光(個別制御) 機能H・・・光源54の調光(個別制御) この様な調光卓1では、上記8つの機能A〜H全てを制
御することが可能でなければならないはずである。しか
し、機能Bにおいて一括制御か個別制御かを選択するこ
とによって、機能C〜Hのうちの使用可能な機能が異な
ってくる。機能Bにおいて一括制御を選択する場合、機
能A、B、C、Dの4つの機能が使用可能であり、機能
Bにおいて個別制御を選択する場合、機能A、B、E、
F、G、Hの6つの機能が使用可能である。つまり、制
御ブロック3は、最大6つの機能を有するもので十分で
ある。そこで、この6つの機能のそれぞれを調光卓1上
の6つのフェーダに割り付ける。6つのフェーダが対応
するDMX信号のチャンネルは、図2に示すように、機
能Aから順に、チャンネル信号Ch10、Ch20、C
h30、Ch40、Ch50、Ch60とする。
【0044】DMX信号では、各チャンネルが有するデ
ータとして0〜255までの連続した値を取る。ここで
は簡単のためにフェーダの指示値も0〜255であると
する。機能Aでは、フェーダの指示値つまりチャンネル
信号Ch10のデータが0〜127の時が消灯、128
〜255の時が点灯とする。機能Bについては、フェー
ダの指示値つまりチャンネル信号Ch20のデータが0
〜127の時が一括制御、128〜255の時が個別制
御とする。機能Bが一括制御に設定されておれば、チャ
ンネル信号Ch30、40のデータは、機能C、Dの制
御内容となり、機能Cについては、フェーダの指示値つ
まりチャンネル信号Ch30のデータが0〜127の時
が連続点灯、128〜255の時がパターン点灯とす
る。機能Dについては、フェーダの指示値つまりチャン
ネル信号Ch40のデータを調光比データとし、0の時
は消灯、255の時はフル点灯とする。チャンネル信号
Ch50、60のデータは未使用と判断されて無視され
る。一方、機能Bが個別制御に設定されていれば、チャ
ンネル信号Ch30〜60のデ−タは機能E〜Hの制御
内容となり、機能E〜Hについては、各フェーダの指示
値つまりチャンネル信号Ch30、40、50、60の
データを調光比データとし、0の時は消灯、255の時
はフル点灯とする。
【0045】以上の様なチャンネルが割り付けられたD
MX信号が、調光卓1から信号線6を介してインターフ
ェース2に送信される。インターフェース2では、DM
X信号の中の512個のデータのうち、どのチャンネル
信号のデータを制御ブロック3に対して有効なデータで
あるかを認識しなければならないので、インターフェー
ス2自身は、制御ブロック対しての情報を持ったチャン
ネル、つまり有効チャンネルを選択することが可能な機
能を有している。本例では、有効チャンネル数は6つと
しているから、インターフェース2では、予め6つの有
効チャンネル信号Ch10、20、30、40、50、
60を設定しておかなければばらない。
【0046】なお、DMX信号の有効チャンネルの数は
6つとし、上記の制御ブロック3の有する機能の数と同
数としたが、DMX信号の有効チャンネルは制御ブロッ
ク3の有する機能の数以上の数であってもよい。例え
ば、制御ブロック3が、各照明器具4の光源の数を最大
6つまで拡張することが可能な機能を有しているのであ
れば、制御ブロック3の有する機能は2つ増えることに
なる。これを機能I、Jとし、これらに対応する有効チ
ャンネル信号をCh70、80とする。つまり、1つの
制御ブロック3を、6つの光源を有する照明器具4内に
設置することを考慮に入れるのであれぱ、有効チャンネ
ルを2つ追加して、8チャンネルとしておく必要があ
る。ただし、制御ブロック3が使用可能な機能数より
も、有効チャンネル数が少ないことは許されない。ま
た、機能I、Jを加えて、有効チャンネルを8つとした
場合においては、インターフェース2では、有効チャン
ネル信号として、予め68つの有効チャンネル信号Ch
10、20、30、40、50、60、70、80を設
定しておかなければならない。
【0047】以上の様に設定しておくことで、インター
フェース2は、受信したDMX信号の有効チャンネルの
選択が可能となると共に、調光卓1が送信した機能A〜
H(あるいは機能A〜J)の制御内容を取り違えること
なく、制御ブロック3が受信可能なフォーマットの信号
に変換して送信することが可能となる。
【0048】制御ブロック3が受信可能なフォーマット
の1つの簡単な例として、以下に示す様な0、1による
ものを考えることができる。
【0049】 機能A(1bit)・・・データ0〜127→0 データ128〜255→1 機能B(1bit)・・・データ0〜127→0 データ128〜255→1 機能C(1bit)・・・データ0〜127→0 データ128〜255→1 機能D(8bit)・・・データ0〜255→0〜255 機能E(8bit)・・・データ0〜255→0〜255 機能F(8bit)・・・データ0〜255→0〜255 機能G(8bit)・・・データ0〜255→0〜255 機能H(8bit)・・・データ0〜255→0〜255 また、機能拡張を考慮に入れた場合は、以下が追加され
る。
【0050】 機能I(8bit)・・・データ0〜255→0〜255 機能J(8bit)・・・データ0〜255→0〜255 つまり、以上の様な信号がインターフェース2から制御
ブロック3へと送信される。
【0051】制御ブロック3は、上記のような0と1の
配列により構成され、かつDMX信号よりも低速な伝送
速度で送られてくる信号のみを受信可能とする。よっ
て、スタートビットの次に来る1bitのみを機能Aの
制御内容として認識し、その次に来る1bitを機能B
の制御内容として認識し、その次に来る8bitずつを
機能C〜Fの調光比デ−タとして認識する。上記の例に
従えば、スタートビットの次に来る1bit(機能A)
が1であれぱ、制御ブロック3は点灯と認識し、光源5
1〜54に対しての電源供給を許可する。その次に来る
1bit(機能B)が0であれば一括調光と認識し、さ
らにその次に来る1bit(機能C)が1であれば光源
51〜54をパターン点灯させる。制御ブロック3に
は、全光源を一括して、ある1つのパターンに従ってそ
れぞれの光源の光量を変化させるようなデータを予め記
憶しており、上記のように、受信信号のうちの機能Cに
対応する1bitが0か1かという簡単な設定によって
光源を制御することが可能な機能を有している。そし
て、その次に来る8bit(機能D)は、図3に示す様
に、光源51〜54を一括調光する調光比データとして
認識する。一方、スタートビットの次に来る1bit
(機能A)が1であれぱ、制御ブロック3は点灯と認識
し、その次に来る1bit(機能B)が1であれば個別
調光と認識し、その次に来る8bitずつ(機能E〜
H)の値を、図4に示す様に、光源51〜54のそれぞ
れの調光比データとして認識する。そして、制御ブロッ
ク3は、受信内容にしたがって光源51〜54に対して
位相制御された電源を供給する。なお、機能拡張を考慮
に入れた場合は、図3及び図4に示すデータ配列の後
に、機能I分の8bitデータと機能J分の8bitデ
ータが続くことになる。
【0052】制御ブロック3は、予め、制御する光源の
数を設定する機能を有しており、その設定値によって、
受信する信号のうちの有効な機能のもののみを光源に対
する制御信号として処理する。よって、上記の例の場
合、制御ブロック3には、予め、制御するための光源の
数は4であることが設定されており、機能I、Jに対応
する余分な調光比データが送信されてきても、そのデー
タを無視する。
【0053】以上の様に構成したことにより、以下に示
す様な効果がある。上述に示したものは、調光卓1から
の1回の信号送信で、制御ブロック3へデータが送信さ
れる流れである。一般に、調光卓1はDMX信号を送信
し続けるので、調光卓1のフェーダを動かせば、制御ブ
ロック3が受信する信号の調光比データは、インターフ
ェス2の信号送信間隔ごとに変わっていく。また、調光
卓1に、時間的に機能E〜Hのデータが変わっていくよ
うなプログラムを記憶させておけば、あるいは調光卓1
から自在に照明器具4内の光源を制御するようにすれ
ば、複雑な演出照明を行うことが可能となる。更に、調
光卓1から照明器具4までの配線は信号線のみという簡
単な配線となる。
【0054】なお、本実施の形態において、インターフ
ェース2が送信する信号のフォーマット、すなわち制御
ブロック3が受信可能な信号のフォーマットは、その用
途や構造に合わせて何でもよく、本実施の形態に示した
ものと同様に扱うことができ、同様の効果が得られる。
また、光源51〜54には全て電球を用いているが、例
えぱ蛍光ランプ(直管型、コンパクト型、環型など)な
どの電球以外の他の光源であってもよい。更に、制御ブ
ロック3が有する機能は1つ以上であれぱ幾つであって
もよい。もちろん、それらの機能の内容については、本
実施の形態で示したもの以外の、どのような機能であっ
ても、本実施の形態が適用されることは言うまでもな
い。調光卓1における機能の割り付けの方法について
も、同様であり、どのような方法であってもよい。ま
た、インターフェース2における、DMX信号の有効チ
ャンネルの選択方法は、例えば、ディップスイッチなど
をインターフェース2に設け、それにより設定するよう
にしてもよいし、例えぱ、図5に示すように、インター
フェース2外部の設定装置8から設定可能なものとして
もよく、この場合、設定装置8の場所はどこでもよく、
設定装置8とインターフェース2との配線方法や設定装
置8による有効チャンネルの設定方法は、どのような形
態であってもよく、更に、例えば、インターフェース2
内部のマイコン等の記憶部に記憶させておいてもよく、
どのような方法であっても、本実施の形態の内容と同様
に扱うことができ、同様の効果を得ることができる。
【0055】(実施の形態2)本発明に係る第2の実施
の形態のブロック構成図を図6に示す。
【0056】図1に示した第1の実施の形態と異なる点
は、インターフェース2に対して複数の制御ブロック3
1、32を直列接続して設けたことであり、その他の第
1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことによ
り説明を省略する。41、42は照明器具、511〜5
14、521〜524は光源である。また、インターフ
ェース2から制御ブロック31、32への配線は、図6
に示す様に送り配線としている。
【0057】ここで、照明器具41内の制御ブロック3
1と、照明器具42内の制御ブロック32が同一である
とすると、このように送り配線とすることで、照明器具
41内の光源と照明器具42内の光源とは互いに連動し
て動作する。つまり、光源511と光源521と、光源
512と光源522と、光源513と光源523と、光
源514と光源524とは全く同一の変化をすることに
なる。よって、多数の照明器具を用いて、統一性のある
ダイナミックな演出照明を行いたい場合には、大変有効
である。
【0058】(実施の形態3)本発明に係る第3の実施
の形態のブロック構成図を図7に示す。
【0059】図1に示した第1の実施の形態と異なる点
は、インターフェース2に対して複数の制御ブロック3
1〜34を並列的に設けたことであり、その他の第1の
実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説
明を省略する。なお、41〜44は照明器具、511〜
514、521〜524、531〜534、541〜5
44は光源である。また、インターフェース2から制御
ブロック31〜34への配線方式を並列配線としてい
る。
【0060】このようにすることで、第2の実施の形態
で示した効果と同様の効果を得ることができると共に、
照明器具41〜44の中心付近にインターフェース2を
設置する場合には特に有効である。
【0061】なお、インターフェース2から制御ブロッ
ク31〜34への並列配線にあたって、インターフェー
ス側の端子との信号線の接続形態は、例えば1つの端子
から制御ブロックの個数分の信号線を接続してもよい
し、例えぱインタフェースに制御ブロックの個数分の端
子を設けてもよく、要は、接続される各制御ブロックに
同一の信号を同時に送信することが可能な構成であれば
よい。
【0062】(実施の形態4)本発明に係る第4の実施
の形態のブロック構成図を図8に示す。
【0063】図1に示した第1の実施の形態と異なる点
は、インターフェースを複数設置したことであり、その
他の第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すこ
とにより説明を省略する。なお、21〜24はインター
フェース、31〜34は制御ブロック、41〜44は照
明器具、511〜514、521〜524、531〜5
34、541〜544は光源である。また、調光卓1か
らインターフェース21〜24への配線は、図8に示す
様に送り配線とする。
【0064】本実施の形態においては、インターフェー
ス21〜24で、調光卓1より送信されるDMX信号の
有効チャンネルとして予め設定される有効チャンネル番
号は、それぞれインターフェースで全く異なる番号であ
るとする。従って、調光卓1より送信されるDMX信号
のうち、インターフェース21〜24が有効チャンネル
として受信するデータは、各々のインターフェース21
〜24間で全く異なったものになる可能性がある。よっ
て、制御ブロック31〜34は、それぞれにおいて受信
する信号の内容が全く異なる可能性があり、照明器具4
1〜44が有する光源511〜514、521〜52
4、531〜534、541〜544はそれぞれ全く異
なる動作をすることが可能となる。
【0065】以上の様に構成することで、複数の照明器
具間にまたがった演出を行うことが可能となり、また、
それぞれの照明器具内の光源間の変化も、調光卓1によ
り様々に設定することが可能となるので、あらゆる演出
照明に対応可能となり、例えば、照明器具間にまたがっ
て各光源の光量が時間的に連続して同じ変化をしてい
く、というコロラマ演出のような複雑な演出などに有効
である。
【0066】仮に、図8に示すように、パーティション
Zによって、照明器具41、42が属する空間Aと、照
明器具43、44が属する空間Bとに空間を仕切られた
としても、空間A、Bそれぞれの演出を1台の調光卓1
でもって制御することが可能である。
【0067】なお、本実施の形態では、全てのインター
フェースについて、接続されている制御ブロックの数は
1つだけであるが、これに限らず、図9に示す様に複数
であってもよい。この場合、図9における光源511〜
514と光源521〜524とは連動して変化し、光源
531〜534と光源541〜544とは連動して変化
する。しかし、この両者の変化の関係は、インターフェ
ース21、22が送信する信号の内容に依存する。この
場合、インターフェースと複数の制御ブロックとの配線
は、図6に示す様な送り配線であっても、図7に示す様
な並列配線であってもよく、限定するものではない。
【0068】(実施の形態5)本発明に係る第5の実施
の形態を以下に示す。
【0069】本実施の形態は、図8において、インター
フェース21〜24から制御ブロック31〜34に対し
て送信する信号は、インターフェース21〜24間でそ
れぞれ同一のデータとしたものである。
【0070】この様に構成することで、複数の照明器具
を連動して変化させるような演出を行うことが可能とな
り、統一性のあるダイナミックな演出などに有効であ
る。
【0071】本実施の形態は、第2の実施の形態と等価
な効果を得られるものであるが、調光卓1により、第4
の実施の形態で示したように、制御ブロック31〜34
に対する信号をインターフェース21〜24間で異なっ
たものに変更することが可能である、という拡張性があ
ることから、第2の実施の形態で示したシステム構成よ
り優れたものであると言える。
【0072】(実施の形態6)本発明に係る第6の実施
の形態を以下に示す。
【0073】図8に示す第4の実施の形態では、インタ
ーフェース21〜24間で全く異なる有効チャンネル信
号を設定していたのに対し、本実施の形態では、インタ
ーフェース21〜24間で同じ有効チャンネル番号を設
定したものである。
【0074】この様に構成することで、複数の照明器具
を連動して変化させるような演出を行うことが可能とな
り、統一性のあるダイナミックな演出などに有効であ
る。
【0075】本実施の形態は、第5の実施の形態と等価
な効果を得られるものであるが、各インターフェースが
使用する有効チャンネルが同じであるので、DMX信号
が有するチャンネルのうち、1つの照明装置に必要なチ
ャンネル数を少なく抑えることができ、他の照明装置の
ためのチャンネルを多く空けておくことができる、とい
う拡張性があることから、第5の実施の形態で示したシ
スム構成より優れたものであると言える。
【0076】(実施の形態7)本発明に係る第7の実施
の形態を以下に示す。
【0077】本実施の形態は、図1に示す第1の実施の
形態において、有効チャンネルをチャンネル信号が連続
した値のものとなるようにし、インターフェースは、そ
の有効チャンネルの中のチャンネル信号の最も小さい値
のチャンネル(スタートチャンネル)の信号のみを設定
するようにしたものである。
【0078】本実施の形態において、例えば、図1に示
す第1の実施の形態で示した機能A〜Fを操作するため
の6つのフェーダが対応するDMX信号のチャンネル
を、図10に示す様に、機能Aから順に、チャンネル番
号Ch10、11、12、13、14、15というよう
に、連続したチャンネル信号となるように調光卓1を設
定する。そして、インターフェース2は、予めスタート
チャンネルの信号と有効チャンネル数とのみを設定する
ことにより、制御ブロック3に対して、調光卓1が設定
した制御情報を含んで送信されるDMX信号の中から、
有効なチャンネルのデータのみを適格に受信して、忠実
に制御ブロック3が受信可能な信号に変換することがで
きる。
【0079】つまり、インターフェース2では、予めス
タートチャンネル番号としてCh10を設定し、有効チ
ャンネル数として6を設定しておけぱ、受信したDMX
信号のうち、機能A〜Fの制御情報を持っているチャン
ネルCh10〜15のみのデータを処理し、制御ブロッ
ク3への送信データとして変換する。
【0080】この様に構成することで、第1の実施の形
態と同様に、調光卓1から制御ブロック3を制御するこ
とが可能であることから、第1の実施の形態で示した効
果に加えて、インターフェースにおける有効チャンネル
の設定が容易になるという効果を得ることができる。
【0081】本実施の形態においては、第1の実施の形
態と同様のシステム構成としたが、第4の実施の形態に
示す様にインターフェースが複数設置される場合におい
ても有効であることは言うまでもない。また、複数のイ
ンターフェース間で設定されるスタートチャンネルが同
じであってもよいし、有効チャンネル数が異なっていて
もよい。
【0082】なお、インターフェース2における、DM
X信号のスタートチャンネルの選択方法は、例えば、デ
ィップスイッチなどをインターフェース2に設け、それ
により設定するようにしてもよいし、例えぱ、図5に示
すように、インターフェース2外部の設定装置8から設
定可能なものとしてもよく、この場合、設定装置8の場
所はどこでもよく、設定装置8とインターフェース2と
の配線方法や設定装置8による有効チャンネルの設定方
法は、どのような形態であってもよく、更に、例えば、
インターフェース2内部のマイコン等の記憶部に記憶さ
せておいてもよく、どのような方法であっても、本実施
の形態の内容と同様に扱うことができ、同様の効果を得
ることができる。
【0083】(実施の形態8)本発明に係る第8の実施
の形態のブロック構成図を図11に示す。
【0084】図1に示した第1の実施の形態、及び図8
に示した第4の実施の形態と異なる点は、インターフェ
ース21、22を調光卓1の近傍に設置した点であり、
その他の第1及び第4の実施の形態と同一構成には同一
符号を付すことにより説明を省略する。
【0085】この様にインターフェース21、22を調
光卓1の近傍に設置することで、インターフェース2
1、22における有効チャンネルの設定を調光卓1のそ
ばで行うことが可能となり、施工後においても、容易に
インターフェース21、22に与える有効チャンネルを
変更することが可能となる。
【0086】本実施の形態においては、第1の実施の形
態と同様のシステム構成としたが、第4の実施の形態の
ようにインターフェースが複数設置される場合において
も、本実施の形態と同様に扱うことが可能であることは
言うまでもない。
【0087】(実施の形態9)本発明に係る第9の実施
の形態のブロック構成図を図12に示す。
【0088】図1に示した第1の実施の形態、及び図8
に示した第4の実施の形態と異なる点は、インターフェ
ース21、22の各々を照明器具41、43の内部に設
置した点であり、その他の第1及び第4の実施の形態と
同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略す
る。
【0089】この様にインターフェースを照明器具の内
部に設置することで、調光卓1と照明器具との間にはD
MX信号の通る信号線のみとなり、施工が大変容易にな
るという効果がある。また、照明器具の設置場所の置き
換えの際には特に有効であり、インターフェースが器具
内にすでに内蔵されているので、インターフェースを設
置する場所を新たに探す必要がなく、作業が簡単にな
る。
【0090】本実施の形態においては、第1の実施の形
態と同様のシステム構成としたが、第4の実施の形態の
ようにインターフェースが複数設置される場合において
も、本実施の形態と同様に扱うことが可能であることは
言うまでもない。また、インターフェース1つに対し
て、複数の制御ブロックを接続したい場合は、1つの照
明器具にはインターフェースを内蔵しておき、その他の
照明器具内の制御ブロックへの配線は、そのインターフ
ェースから行えばよく、その際の配線方式は、並列配線
であっても送り配線であってもよい。
【0091】(実施の形態10)本発明に係る第10の
実施の形態のブロック構成図を図13に示す。
【0092】図1に示した第1の実施の形態、及び図8
に示した第4の実施の形態と異なる点は、インターフェ
ース21、22を多段にわたって縦続に接続した点であ
り、その他の第1及び第4の実施の形態と同一構成には
同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0093】本実施の形態では、調光卓1と制御ブロッ
ク33との間に、インターフェース21、22を2台縦
続に接続している。そのため、インターフェース21が
送信する制御ブロック31〜34が受信可能な信号を、
インターフェース22は受信することが可能である必要
がある。しかし、インターフェース22は、受信した信
号を内部の信号処理装置でそのフォーマットを変換した
りする必要はなく、受信した信号と全く同一の信号を新
たに生成し送信すればよいだけである。ただし、インタ
ーフェース22は、受信した信号をそのままスルーさせ
るというものとは異なる。
【0094】実際のインターフェースでは、送信する信
号の電流容量には物理的に限界があり、接続可能な制御
ブロックの数は制限されることが考えられる。例えば、
接続可能な制御ブロックの数を50台とすると、それ以
上の台数の制御ブロックを接続したい場合に不都合が生
じる。しかし、上記のように、インターフェースを多段
にわたった縦続接続とし、例えば1つのインターフェー
スの信号送信部には、制御ブロック49台と更に別のイ
ンターフェースとを接続するというように構成すると、
1台の調光卓に対して制御ブロックを何台でも接続する
ことが可能となる。これは、非常に多数の照明器具から
成る大規模な照明装置において、最小の有効チャンネル
数でもって、それぞれの制御ブロックに対して一括して
同じ動作をさせたい場合には特に有効である。また、本
実施の形態において、インターフェース21とインター
フェース22とを交換して設置した場合においても、イ
ンターフェース21が、受信した信号と全く同一の信号
を新たに生成し送信することが可能となるように、一般
的には、インターフェース21、22は、DMX信号と
信号変換後の制御ブロック31〜34が受信可能な信号
との双方を受信可能であり、DMX信号が入力された場
合は信号を変換し、制御ブロック31〜34が受信可能
な信号が入力された場合は、受信した信号と全く同一の
信号を新たに生成し送信するというような、両方の機能
を持ち合わせていることが望ましい。
【0095】(実施の形態11)本発明に係る第11の
実施の形態のブロック構成図を図14に示す。
【0096】図1に示した第1の実施の形態、及び図8
に示した第4の実施の形態と異なる点は、調光卓1とイ
ンターフェース21、22及びそれ以外の他のDMX信
号受信可能な装置9とを接続した点であり、その他の第
1及び第4の実施の形態と同一構成には同一符号を付す
ことにより説明を省略する。
【0097】本実施の形態では、調光卓1から送信され
るDMX信号を、インターフェース21が受信し、イン
ターフェースとは異なる他の装置9へ送る場合を考え
る。ただし、装置9は、DMX信号を受信することが可
能であり、これにより装置9が有する機能を制御するこ
とが可能である必要がある。
【0098】この様に構成することで、第1及び第4の
実施の形態で示したものと、それ以外の装置あるいはシ
ステムとの連動した動作が可能となる。例えば、照明器
具41、42が設置されている空間内に装置9が設置さ
れており、この装置9が音響装置であれぱ、照明の演出
だけでなく、これに応じた音響効果を空間内に与えるこ
とが可能となり、一層の演出効果を実現することが可能
となる。
【0099】本実施の形態において、インターフェース
とは異なる他の装置9は、DMX信号を受信することが
可能であり、これにより同装置が有するどのような機能
であっても、これを制御することが可能なものであれ
ば、その装置のもつ目的や形態を問わず、どのような装
置であってもよい。
【0100】(実施の形態12)本発明に係る第12の
実施の形態を以下に示す。
【0101】上記全ての実施の形態と異なる点は、制御
ブロックに送信される信号が、制御ブロックが受信可能
でない信号である場合を想定したことであり、その他の
上記全ての実施の形態と同一構成には同一符号を付すこ
とにより説明を省略する。
【0102】例えば、インターフェースと制御ブロック
とを接続するところを、間違えて他の信号送信装置と制
御ブロックとを接続したとする。なお、この信号送信装
置は、インターフェースがDMX信号を変換して送信す
る信号とは、そのフォーマットも伝送速度も異なるもの
であるとする。この状態において、いま、制御ブロック
が、間違えて他の送信装置の信号を受信したとする。制
御ブロックは、上述の様に、ある決められた比較的低速
の伝送速度によるディジタル信号しか受信可能ではな
い。よって、制御ブロックが受信する信号の内容を認識
することができないため、光源の光量を制御することが
できなくなる。この場合に、制御ブロックは、自身を内
蔵する照明器具が有する光源に対して、全てフル点灯す
るように電源を供給すると、上記のような間違えて他の
信号送信装置と制御ブロックとを接続したことを、照明
の点灯状態によって明確かつ迅速に知らせることが可能
となり、誤接続による制御ブロック等の損傷を未然に防
止することができる。
【0103】本実施の形態においては、制御ブロックが
受信可能でない信号入力時には、制御ブロックは、制御
することが可能である全光源をフル点灯するように光源
に電源を供給するとしたが、これに特定したものではな
く、例えば、上記のような時には、制御ブロックは、制
御することが可能である全光源を消灯するように光源へ
の電源供給を停止する、としてもよい。
【0104】(実施の形態13)本発明に係る第12の
実施の形態を以下に示す。
【0105】上記全ての実施の形態と異なる点は、制御
ブロックへの信号がない場を想定したことであり、その
他の上記全ての実施の形態と同一構成には同一符号を付
すことにより説明を省略する。
【0106】例えば、施工の際に、インターフェースと
制御ブロックとを接続するのを忘れていたような場合を
考える。この状態においては、インターフェースが、調
光卓1からのDMX信号を変換して制御ブロックへ送信
しようとしても、制御ブロックに到達することはない。
【0107】このような場合に、制御ブロックは、自身
を内蔵する照明器具が有する光源に対して、全てフル点
灯するように電源を供給することで、インターフェース
と制御ブロックとの接続ミスや信号線の断線等により、
制御ブロックが無信号状態であるということを、照明の
点灯状態によって明確かつ迅速に知らせることが可能と
なり、安全である。
【0108】本実施の形態においては、制御ブロックが
無信号時には、制御ブロックは、制御することが可能で
ある全光源をフル点灯するように光源に電源を供給する
としたが、これに特定したものではなく、例えば、上記
のような時には、制御ブロックは、制御することが可能
である全光源を消灯するように光源への電源供給を停止
する、としてもよい。
【0109】なお、上記全ての実施の形態において、制
御ブロックおよび照明器具の台数は複数であればいくつ
でもよい。また、照明器具内の光源数は1つであって
も、2つ以上のいかなる複数であってよく、複数の照明
器具間で光源数が異なっていてもよい。
【0110】
【発明の効果】請求項1乃至請求項26に記載の発明に
よれば、大型な調光盤を必要とせず、配線が容易であ
り、調光卓との接続を可能なものとし、複雑な演出を自
在に操作することを可能で、小型化可能な照明装置を低
コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図2】上記実施の形態に係るDMX信号のチャンネル
を示す図である。
【図3】上記実施の形態に係る制御部へ送信されるデー
タを示す図である。
【図4】上記実施の形態に係る制御部へ送信される別の
データを示す図である。
【図5】上記実施の形態に係る別のブロック構成図を示
す。
【図6】本発明に係る第2の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図7】本発明に係る第3の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図8】本発明に係る第4の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図9】上記実施の形態に係る別のブロック構成図を示
す。
【図10】本発明に係る第7の実施の形態のDMX信号
のチャンネルを示す図である。
【図11】本発明に係る第8の実施の形態のブロック構
成図を示す。
【図12】本発明に係る第9の実施の形態のブロック構
成図を示す。
【図13】本発明に係る第10の実施の形態のブロック
構成図を示す。
【図14】本発明に係る第11の実施の形態のブロック
構成図を示す。
【符号の説明】
1 調光卓 2 インターフェース 3 制御部 5 光源

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、DMX信号を送信する調光卓
    と、前記DMX信号に応じて前記光源の光出力を制御す
    る制御部とを備える照明装置において、 前記調光卓と前記制御部とを接続するインターフェース
    を備え、 前記インターフェースは、前記DMX信号を、前記DM
    X信号よりも伝送速度が低速なディジタル信号に変換し
    て前記制御部へと送信する機能を有するものであること
    を特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、制御する光源の数を設定
    する機能を有するものであることを特徴とする請求項1
    記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記光源の光量の変化の
    パターンを記憶するものであることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記制御部が受信不可能
    な信号が入力されると、前記光源を点灯することを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記制御部が受信不可能
    な信号が入力されると、前記光源を消灯することを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、信号入力がない場合、前
    記光源を点灯することを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、信号入力がない場合、前
    記光源を消灯することを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 1つの前記インターフェースに対して複
    数の前記制御部を、互いに並列接続して設けることを特
    徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の照明
    装置。
  9. 【請求項9】 1つの前記インターフェースに対して複
    数の前記制御部を、互いに直列接続して設けることを特
    徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の照明
    装置。
  10. 【請求項10】 1つの前記インターフェースに対して
    複数の前記制御部を、互いに直並列接続して設けること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
    照明装置。
  11. 【請求項11】 複数の前記インターフェースを互いに
    並列接続して設けることを特徴とする請求項1乃至請求
    項10のいずれかに記載の照明装置。
  12. 【請求項12】 複数の前記インターフェースを互いに
    直列接続して設けることを特徴とする請求項1乃至請求
    項10のいずれかに記載の照明装置。
  13. 【請求項13】 複数の前記インターフェースを互いに
    直並列接続して設けることを特徴とする請求項1乃至請
    求項10のいずれかに記載の照明装置。
  14. 【請求項14】 前記制御部は、前記光源の点灯状態を
    決定する機能を1つ以上有するものであると共に、前記
    DMX信号は、チャンネル毎に前記機能が割り付けられ
    るものであることを特徴とする請求項1乃至請求項13
    のいずれかに記載の照明装置。
  15. 【請求項15】 前記DMX信号は、同時に制御可能で
    ある前記機能の数以上の有効チャンネルを有するもので
    あることを特徴とする請求項14記載の照明装置。
  16. 【請求項16】 前記DMX信号は、複数の前記有効チ
    ャンネルのチャンネル番号が、連続した値を有するもの
    であることを特徴とする請求項15記載の照明装置。
  17. 【請求項17】 前記インターフェースは、受信する前
    記DMX信号の有効チャンネルのチャンネル信号を選択
    する機能を有することを特徴とする請求項15または請
    求項16に記載の照明装置。
  18. 【請求項18】 前記インターフェースは、受信する前
    記DMX信号の有効チャンネル番号の最も小さいチャン
    ネル信号を選択する機能を有することを特徴とする請求
    項16記載の照明装置。
  19. 【請求項19】 受信する前記DMX信号の有効チャン
    ネルのチャンネル信号を選択する機能を有する設定装置
    を設けたことを特徴とする請求項15または請求項16
    に記載の照明装置。
  20. 【請求項20】 受信する前記DMX信号の有効チャン
    ネル番号の最も小さいチャンネル信号を選択する機能を
    有する設定装置を設けたことを特徴とする請求項16記
    載の照明装置。
  21. 【請求項21】 前記DMX信号を受信可能な音響装置
    を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項20のい
    ずれかに記載の照明装置。
  22. 【請求項22】 複数の前記インターフェースの各々に
    接続される制御部に対して送信する信号は、前記インタ
    ーフェース間で同一であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項21のいずれかに記載の照明装置。
  23. 【請求項23】 複数の前記インターフェースの各々に
    接続される制御部に対して送信する信号は、前記インタ
    ーフェース間で異なるものであることを特徴とする請求
    項1乃至請求項21のいずれかに記載の照明装置。
  24. 【請求項24】 前記インターフェースは、前記調光卓
    の近傍に設置されることを特徴とする請求項1乃至請求
    項23のいずれかに記載の照明装置。
  25. 【請求項25】 前記インターフェースは、前記制御部
    近傍に設置されることを特徴とする請求項1乃至請求項
    23のいずれかに記載の照明装置。
  26. 【請求項26】 前記光源は、電球であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項25のいずれかに記載の照明装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100457771B1 (ko) * 2002-01-30 2004-12-03 (주)수도프리미엄엔지니어링 메탈 할라이드 램프를 이용한 쏠라 시뮬레이션 시스템
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