JP6554976B2 - ヤットコ回収装置及びヤットコ回収方法 - Google Patents

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Description

本開示はヤットコ回収装置及びヤットコ回収方法に関する。
プレボーリング工法の一種であるセメントミルク工法等では、予め掘削された孔に、セメントミルクが貯留された状態で、既製杭が沈設される。セメントミルク工法では、杭頭部を地表面(施工基準面)よりも下方に埋設する場合、杭の長さを一時的に延長するための部材として、ヤットコが用いられる。
ヤットコの下端側は、例えば杭打ち機を使ってヤットコを軸線回りに回転させることによって、杭頭部に係合させられる。そして、杭頭部に係合されたヤットコを、杭打ち機で押し込むことで、ヤットコの下端側が杭孔内に押し込まれ、これにより杭頭部が施工基準面よりも下方に埋設される。そして、周面摩擦力や先端支持力が発現した(杭の沈下が生じない程度)後、杭打ち機を使ってヤットコを軸線回りに逆方向に回転させることによって、ヤットコと杭頭部と間の係合を解除し、杭を残してヤットコのみを引き上げる。
特開2013−234450号公報
周面摩擦力や先端支持力が発現するまでの間、杭の自沈を防止するため、ヤットコは、杭頭部に係合したまま残置される。一方、この間に杭打ち機を他の杭の沈設に使用するため、ヤットコから杭打ち機を分離して杭打ち機のみを移動させる。そして、周面摩擦力や先端支持力が発現した後、杭打ち機を元の位置に移動させて残置されたヤットコを結合し、杭打ち機を使って杭とヤットコの係合を解除する。
従って、複数の杭を沈設する場合、杭打ち機は、複数の杭孔の間を往復しなければならかなかった。このため、ヤットコを用いた杭の沈設作業は時間がかかり、煩雑であった。また、ヤットコの係合を解除するために杭打ち機が使用されることによって、杭打ち作業が停止し、工期が長くなるという問題があった。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態の目的は、施工基準面よりも下方に埋設された杭に連結されたヤットコを、杭打ち機を使わずに回収可能なヤットコ回収装置及び方法を提供することにある。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る、ヤットコ回収装置は、
ヤットコの上部に相対回転不能に連結可能な連結部と、
前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの軸線上に配置され、前記軸線回りで前記連結部と一体に回転可能な中央部と、
前記中央部に接続可能な出力軸及び前記出力軸を回転可能に支持するモータハウジングを有するモータと、
前記出力軸が前記中央部にトルクを伝達しているときに、前記モータハウジングに作用する反力を受けるように構成された反力受け部と、
を備え、
前記反力受け部は、前記軸線に沿う方向でみたときに、前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの径方向に沿って延び、前記モータの出力軸が前記中央部にトルクを伝達しているときに、前記ヤットコの周囲に存在する物に対して前記ヤットコの周方向にて分離可能に当接するように構成されている。
上記構成(1)によれば、ヤットコ回収装置によって杭に対しヤットコを回転させることで、杭とヤットコの係合を解除することができる。このため、ヤットコを回収するために杭打ち機を使用する必要がなくなり、全体として、杭の沈設作業が容易になり、工期短縮を図ることができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記構成(1)において、
前記ヤットコ回収装置は、前記モータハウジングに固定され、前記出力軸を相対回転可能に支持する軸受装置を更に備え、
前記反力受け部は、前記モータハウジング又は前記軸受装置に接続された回り止め部材を有する。
上記構成(2)によれば、モータによって杭に対しヤットコを回転させることで、杭とヤットコの係合を容易に解除することができる。
一方、回り止め部材によってモータハウジングに作用する反力を受けることで、杭とヤットコの係合を確実に解除することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記構成(2)において、
前記回り止め部材は、前記モータハウジング又は前記軸受装置に分離可能に接続されている。
上記構成(3)によれば、モータハウジング又は軸受装置から回り止め部材を分離することができ、ヤットコ回収装置の取り扱いが容易である。
(4)幾つかの実施形態では、上記構成(2)又は(3)において、
前記回り止め部材は、I字形状、T字形状、L字形状又はU字形状を有する。
上記構成(4)によれば、回り止め部材がI字形状、T字形状、L字形状又はU字形状といった簡単な形状を有するので、ヤットコ回収装置の構成の簡易化を図ることができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記構成(1)乃至(4)の何れか1において、
前記連結部は、前記ヤットコの上部に同軸的に配置可能な円板部を有し、
前記円板部は、前記ヤットコに対しピン又はボルトによって連結可能であり、
前記円板部は、前記円板部の径方向にて異なる位置に、前記ピン又はボルトをそれぞれ挿通可能な複数の孔を有する。
上記構成(5)によれば、異なる径の複数のヤットコに対し、共通の円板部を用いることができ、ヤットコ回収装置は高い汎用性有する。
(6)本発明の少なくとも一実施形態に係る、ヤットコ回収装置は、
ヤットコの上部に対し連結可能な連結部と、
前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの軸線上に配置され、前記軸線回りで前記連結部と一体に回転可能な中央部と、
前記中央部に接続され、前記軸線回りでのトルクを前記中央部に伝達可能に構成されたトルク伝達部と
を備え、
前記トルク伝達部は、前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの径方向に沿って前記中央部から延びるロッドによって構成されている。
上記構成(6)によれば、トルク伝達部としてロッドを用いることによって、簡単な構成にてヤットコ回収装置を実現できる。
(7)本発明の少なくとも一実施形態に係るヤットコ回収方法は、
ヤットコ回収装置を用意するヤットコ回収装置準備工程であって、
ヤットコの上部に対し連結可能な連結部と、
前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの軸線上に配置され、前記軸線回りで前記連結部と一体に回転可能な中央部と、
前記中央部に接続可能な出力軸及び前記出力軸を回転可能に支持するモータハウジングを有するモータと、
前記出力軸が前記中央部にトルクを伝達しているときに、前記モータハウジングに作用する反力を受けるように構成された反力受け部と、
を備え、
前記反力受け部は、前記軸線に沿う方向でみたときに、前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの径方向に沿って延び、前記モータの出力軸が前記中央部にトルクを伝達しているときに、前記ヤットコの周囲に存在する物に対し前記ヤットコの周方向にて分離可能に当接するように構成されている、ヤットコ回収装置を用意するヤットコ回収装置準備工程と、
沈設された杭に連結されたヤットコの上部に、前記ヤットコ回収装置の前記連結部を係合させるヤットコ回収装置連結工程と、
前記モータの出力軸によって前記中央部に前記軸線回りのトルクを伝達し、前記ヤットコと前記杭の係合を解除するヤットコ係合解除工程と、
前記ヤットコを吊り上げ、前記杭から前記ヤットコを分離するヤットコ吊り上げ工程と
を備える。
上記構成(7)によれば、ヤットコ回収装置によって杭に対しヤットコを回転させることで、杭とヤットコの係合を解除することができる。このため、ヤットコを回収するために杭打ち機を使用する必要がなくなり、全体として、杭の沈設作業が容易になり、工期短縮を図ることができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記構成(7)において、
前記反力受け部は、前記モータハウジング又は前記軸受装置に固定された回り止め部材を有し、
前記ヤットコ係合解除工程において、前記回り止め部材に対し前記ヤットコ回収装置と別体の建設機械を当接させる。
上記構成(8)によれば、モータによって杭に対しヤットコを回転させることで、杭とヤットコの係合を容易に解除することができる。
一方、回り止め部材によってモータハウジングに作用する反力を受けることで、杭とヤットコの係合を確実に解除することができる。
そして、ヤットコ係合解除工程において、回り止め部材をモータと別体の建設機械に当接させることで、モータハウジングに作用する反力を容易且つ確実に受けることができる。
(9)本発明の少なくとも一実施形態に係るヤットコ回収方法は、
ヤットコ回収装置を用意するヤットコ回収装置準備工程であって、
ヤットコの上部に対し連結可能な連結部と、
前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの軸線上に配置され、前記軸線回りで前記連結部と一体に回転可能な中央部と、
前記中央部に接続され、前記軸線回りでのトルクを前記中央部に伝達可能に構成されたトルク伝達部と
を備え、
前記トルク伝達部は、前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの径方向に沿って前記中央部から延びるロッドによって構成されている、ヤットコ回収装置を用意するヤットコ回収装置準備工程と、
沈設された杭に連結されたヤットコの上部に、前記ヤットコ回収装置の前記連結部を係合させるヤットコ回収装置連結工程と、
前記ロッドの前記径方向外側部分を押すことによって前記中央部に前記軸線回りのトルクを伝達し、前記ヤットコと前記杭の係合を解除するヤットコ係合解除工程と、
前記ヤットコを吊り上げ、前記杭から前記ヤットコを分離するヤットコ吊り上げ工程と
を備える。
上記構成(9)によれば、ヤットコ回収装置によって杭に対しヤットコを回転させることで、杭とヤットコの係合を解除することができる。このため、ヤットコを回収するために杭打ち機を使用する必要がなくなり、全体として、杭の沈設作業が容易になり、工期短縮を図ることができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、施工基準面よりも下方に埋設された杭に連結されたヤットコを、杭打ち機を使わずに回収可能なヤットコ回収装置及び方法が提供される。
本発明の一実施形態に係るヤットコ回収装置の構成を、ヤットコの上部とともに概略的に示す側面図である。 図1の矢印A方向からみたヤットコ回収装置の概略的な側面図である。 図1のヤットコ回収装置の概略的な分解図である。 他の一実施形態に係るヤットコ回収装置を概略的に示す側面図である。 図4のヤットコ回収装置の概略的な分解図である。 他の一実施形態に係るヤットコ回収装置の構成を、ヤットコの上部とともに概略的に示す側面図である。 ヤットコ回収装置に適用可能な連結部の構成を概略的に示す平面図である。 本発明の他の一実施形態に係るヤットコ回収装置の概略的な構成を示しており、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の一実施形態に係るヤットコ回収方法の概略的な手順を示すフローチャートである。 ヤットコ回収方法のヤットコ回収装置連結工程を説明するための図である。 ヤットコ回収方法のヤットコ解除工程を説明するための図である。 ヤットコ回収方法のヤットコ吊り上げ工程を説明するための図である。 他のヤットコ回収装置を用いた場合のヤットコ係合解除工程を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係るヤットコ回収装置1Aの構成を、ヤットコ2Aの上部とともに概略的に示す側面図である。図2は、図1の矢印A方向からみたヤットコ回収装置1Aの概略的な側面図である。図3は、ヤットコ回収装置1Aの概略的な分解図である。図4は、他の一実施形態に係るヤットコ回収装置1Bを概略的に示す側面図である。図5は、ヤットコ回収装置1Bの概略的な分解図である。図6は、他の一実施形態に係るヤットコ回収装置1Cの構成を、ヤットコ2Bの上部とともに概略的に示す側面図である。
図1乃至図6に示したように、ヤットコ回収装置1A,1B,1Cは、連結部4と、中央部6と、モータ8と、反力受け部10とを備えている。
連結部4は、杭を沈設するためのヤットコ2A,2Bの上部に対し相対回転不能に連結可能である。
中央部6は、連結部4がヤットコ2A,2Bの上部に連結された状態にてヤットコ2A,2Bの軸線12上に配置され、軸線12の回りで連結部4と一体に回転可能である。
モータ8は、出力軸14及びモータハウジング16を有する。出力軸14は、中央部6に接続可能であり、中央部6及び連結部4を介してヤットコ2A,2Bに同軸的に連結可能である。従って、ヤットコ2A,2Bにヤットコ回収装置1A,1B,1Cが連結された状態では、ヤットコ2A,2Bの軸線12は出力軸14の軸線に一致する。モータハウジング16は出力軸14を回転可能に支持している。
反力受け部10は、モータ8の出力軸14が中央部6にトルクを伝達しているときに、モータハウジング16に作用する反力を受けるように構成されている。
そして、反力受け部10は、軸線12に沿う方向でみたときに、連結部4がヤットコ2A,2Bの上部に連結された状態にてヤットコ2A,2Bの径方向に沿って延びている。反力受け部10は、モータ8の出力軸14が中央部6にトルクを伝達しているときに、ヤットコ2A,2Bの周囲に存在する物に対しヤットコ2A,2Bの周方向にて分離可能に当接するように構成されている。
上記構成によれば、ヤットコ回収装置1A,1Bによって杭に対しヤットコ2A,2Bを回転させることで、杭とヤットコ2A,2Bの係合を解除することができる。このため、ヤットコ2A,2Bを回収するために杭打ち機を使用する必要がなくなり、全体として、杭の沈設作業が容易になり、工期短縮を図ることができる。
なお、反力受け部10が当接する物は、反力を受けることができるものであれば、特に限定されることはない。例えば、反力受け部10をバックホーのバケットに当接させてもよい。
幾つかの実施形態では、モータ8は電動モータ又は油圧モータによって構成される。油圧モータを用いる場合の油圧源は特に限定されることはないが、反力受け部10をバックホーのバケットに当接させる場合には、バックホーを油圧源として用いてもよい。
幾つかの実施形態では、図1乃至図6に示したように、ヤットコ回収装置1A,1B,1Cは、軸受装置18を更に備え、反力受け部10は、回り止め部材20A,20Bを有する。
軸受装置18は、モータハウジング16に固定され、出力軸14を相対回転可能に支持する。回り止め部材20A,20Bは、軸受装置18に直接的又は間接的に接続されている。回り止め部材20A,20Bは、モータハウジング16に接続されていてもよい。
上記構成によれば、モータ8によって杭に対しヤットコ2A,2Bを回転させることで、杭とヤットコ2A,2Bの係合を容易に解除することができる。
一方、回り止め部材20A,20Bによってモータハウジング16に作用する反力を受けることで、杭とヤットコ2A,2Bの係合を確実に解除することができる。
幾つかの実施形態では、図3及び図5に示したように、回り止め部材20A,20Bは、軸受装置18に分離可能に接続されている。回り止め部材20A,20Bは、モータハウジング16に分離可能に接続されていてもよい。
上記構成によれば、モータハウジング16又は軸受装置18から回り止め部材20A,20Bを分離することができ、ヤットコ回収装置1A,1B,1Cの取り扱いが容易である。
幾つかの実施形態では、ヤットコ回収装置1A,1B,1Cは、回り止め部材20A,20Bの表面の一部を少なくとも覆うカバー部材21A,21Bを更に有する。カバー部材21A,21Bによって、回り止め部材20A,20Bの損傷を抑制することができる。
幾つかの実施形態では、図1乃至図3、及び図6に示したように、回り止め部材20Aは、I字形状を有する。
幾つかの実施形態では、図4及び図5に示したように、回り止め部材20Bは、L字形状を有する。
また、幾つかの実施形態では、図示しないけれども、回り止め部材は、T字形状やU字形状を有していてもよい。
上記構成によれば、回り止め部材20A,20BがI字形状、T字形状、L字形状又はU字形状といった簡単な形状を有するので、ヤットコ回収装置1A,1Bの構成の簡易化を図ることができる。
幾つかの実施形態では、図3及び図5に示したように、連結部4及び中央部6は、モータ8の出力軸14に対し分離可能に接続されている。
幾つかの実施形態では、図1乃至図6に示したように、ヤットコ回収装置1A,1Bがヤットコ2A,2Bに連結された状態で、軸受装置18はモータハウジング16の下方に位置している。そして、軸受装置18には、モータハウジング16を囲むようにフレーム22が取り付けられている。フレーム22の上部には、ヤットコ回収装置1A,1Bを吊り下げるためのシャックル23が取り付けられている。
幾つかの実施形態では、図1乃至図3、及び図6に示したように、回り止め部材20Aは、軸受装置18に取り付けられ、モータハウジング16の下方に配置されている。
幾つかの実施形態では、図4及び図5に示したように、回り止め部材20Bは、フレーム22に取り付けられ、モータハウジング16の上方に配置されている。
幾つかの実施形態では、図1乃至図6に示したように、1つ以上の回り止め部材20A,20Bが、軸線12に沿う方向でみたときに軸線12を中心として回転対称に配置される。
幾つかの実施形態では、図1乃至図6に示したように、中央部6は連結部4から突出した突出部によって構成されているが、連結部4に対し凹んだ凹部によって構成されていてもよい。
図7は、ヤットコ回収装置1A,1Bに適用可能な連結部4の構成を概略的に示す平面図である。図7に示したように、幾つかの実施形態では、連結部4は、ヤットコ2Aの上部に同軸的に配置可能な円板部24を有する。円板部24は、ヤットコ2Aに対しピン又はボルト25によって連結可能であり(図1参照)、円板部24は、円板部24の径方向にて異なる位置に、ピン又はボルト25をそれぞれ挿通可能な複数の孔26を有する。
上記構成によれば、異なる径を有する複数のヤットコ2Aに対し、共通の円板部24を用いることができ、ヤットコ回収装置1A,1Bは高い汎用性を有する。
幾つかの実施形態では、図6に示したように、連結部4は、一端が開口した円筒形状のカップ部27を有する。カップ部27は、開口側にL字形状、T字形状、又はI字形状の溝28を有し、カップ部27の底壁の中央に中央部6が一体に設けられている。カップ部27は、ヤットコ2Bの上部を受け入れ可能であり、溝28は、ヤットコ2Bの外周面に設けられた突起29を受け入れ可能である。
上記構成によれば、ヤットコ2Bの上部にカップ部27を被せて回転させるのみで、連結部4をヤットコ2Bに対し相対回転不能に容易に係合させることができる。なお、図6の連結部4は、ヤットコ2Bに対し一方向に回転させているときに、突起29が溝28の縁に衝突し、これによりヤットコ2Bに対する連結部4の相対回転が規制される。
なお、連結部4の形状は、図1乃至図6に限定されることはなく、ヤットコに応じて適宜選択可能である。
図8は、本発明の他の一実施形態に係るヤットコ回収装置1Dの概略的な構成を示しており、(a)は平面図、(b)は側面図である。
ヤットコ回収装置1Dは、連結部4、中央部6、及び、トルク伝達部30を有する。
連結部4は、杭を沈設するためのヤットコ2Aの上部に対し相対回転不能に連結可能である。
中央部6は、連結部4がヤットコ2Aの上部に連結された状態にてヤットコ2Aの軸線12上に配置され、軸線12の回りで連結部4と一体に回転可能である。
トルク伝達部30は、中央部6に接続され、ヤットコ2Aの軸線12の回りでのトルクを中央部6に伝達可能に構成されている。トルク伝達部30は、連結部4がヤットコ2Aの上部に連結された状態にてヤットコ2Aの径方向に沿って中央部6から延びるロッド31によって構成されている。
上記構成によれば、トルク伝達部30としてロッド31を用いることによって、簡単な構成にてヤットコ回収装置1Dを実現できる。
図9は、本発明の一実施形態に係るヤットコ回収方法の概略的な手順を示すフローチャートである。図10乃至図12は、ヤットコ回収方法の各工程を説明するための図である。
ヤットコ回収方法は、図9に示したように、ヤットコ回収装置準備工程S1と、ヤットコ回収装置連結工程S3と、ヤットコ係合解除工程S5と、ヤットコ吊り上げ工程S7とを備えている。なお、以下の説明では、ヤットコ回収装置1Aを用いた場合を例にヤットコ回収方法について説明するが、ヤットコ回収装置1B,1C,1Dも使用可能である。
ヤットコ回収装置準備工程S1では、ヤットコ回収装置1Aが準備される。
ヤットコ回収装置連結工程S3では、図10に示したように、ヤットコ回収装置1Aが、ヤットコ2Aに連結される。
ヤットコ係合解除工程S5では、図11に示したように、ヤットコ回収装置1Aによってヤットコ2Aを回転させることによって、ヤットコ2Aと杭32の係合が解除される。
なお、ヤットコ2Aと杭32は、例えば、ヤットコ2Aの下端部に設けられたL字形状又はT字形状の溝34に対し、杭32に設けられた突起36を嵌めることによって、相互に係合している。杭32は、例えば、鋼管杭又はSC杭である。
ヤットコ吊り上げ工程S7では、例えばクレーン38によって、ヤットコ2Aが引き上げられ、杭32からヤットコ2Aが分離される。
上記構成によれば、ヤットコ回収装置1A,1B,1C,1Dによって杭32に対しヤットコ2A,2Bを回転させることで、杭32とヤットコ2A,2Bの係合を解除することができる。このため、ヤットコ2A,2Bを回収するために杭打ち機を使用する必要がなくなり、全体として、杭32の沈設作業が容易になり、工期短縮を図ることができる。
幾つかの実施形態では、ヤットコ回収装置準備工程S1においてヤットコ回収装置1A,1B,1Cが用意される。ヤットコ回収装置1A,1B,1Cを用いる場合、モータ8を作動させることによって中央部6及び連結部4を介してヤットコ2A,2Bを回転させることができる。この際、回り止め部材20A,20Bを、図11に例示したように、バックホーのバケット40に当接させることによって、反力を受けることができる。
なお、L字形状の2つの回り止め部材20Bを用いる場合には、図13に示したように、回り止め部材20Bの間にバケット40を配置することで、回り止め部材20Bをバケット40に当接させて反力を受けることができる。
上記構成によれば、モータ8によって杭32に対しヤットコ2A,2Bを回転させることで、杭32とヤットコ2A,2Bの係合を容易に解除することができる。
一方、回り止め部材20A,20Bによってモータハウジング16に作用する反力を受けることで、杭32とヤットコ2A,2Bの係合を確実に解除することができる。
そして、ヤットコ係合解除工程S5において、回り止め部材20A,20Bをモータ8と別体の建設機械に当接させることで、モータハウジング16に作用する反力を容易且つ確実に受けることができる。
幾つかの実施形態では、ヤットコ回収装置準備工程S1においてヤットコ回収装置1Dが用意される。ヤットコ回収装置1Dを用いた場合、例えば作業者がロッド31の径方向外側部分をヤットコ2Aの周方向に押すことによって、ヤットコ2Aを回転させることができる。
幾つかの実施形態では、ヤットコ回収方法は、ヤットコ係合解除工程S5とヤットコ吊り上げ工程S7との間に、ヤットコ回収装置取り外し工程を更に備えている。ヤットコ回収装置取り外し工程では、ヤットコ2A,2Bからヤットコ回収装置1A,1B,1Cが分離されて取り外される。この場合、図12に示したように、ヤットコ吊り上げ工程S7において、ヤットコ2A,2Bのみが杭32から吊り上げられる。
最後に、本発明は上述した幾つかの実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
1A,1B,1C,1D ヤットコ回収装置
2A,2B ヤットコ
4 連結部
6 中央部
8 モータ
10 反力受け部
12 軸線
14 出力軸
16 モータハウジング
18 軸受装置
20A,20B 回り止め部材
21A,21B カバー部材
22 フレーム
23 シャックル
24 円板部
25 ボルト
26 孔
27 カップ部
28 係合溝
29 突起
30 トルク伝達部
31 ロッド
32 杭
34 溝
36 突起
38 クレーン
40 バケット

Claims (9)

  1. ヤットコの上部に相対回転不能に連結可能な連結部と、
    前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの軸線上に配置され、前記軸線回りで前記連結部と一体に回転可能な中央部と、
    前記中央部に接続可能な出力軸及び前記出力軸を回転可能に支持するモータハウジングを有するモータと、
    前記出力軸が前記中央部にトルクを伝達しているときに、前記モータハウジングに作用する反力を受けるように構成された反力受け部と、
    を備え、
    前記反力受け部は、前記軸線に沿う方向でみたときに、前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの径方向に沿って延び、前記モータの出力軸が前記中央部にトルクを伝達しているときに、前記ヤットコの周囲に存在する物に対して前記ヤットコの周方向にて分離可能に当接するように構成されている
    ことを特徴とするヤットコ回収装置。
  2. 前記モータハウジングに固定され、前記出力軸を相対回転可能に支持する軸受装置を更に備え、
    前記反力受け部は、前記モータハウジング又は前記軸受装置に接続された回り止め部材を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヤットコ回収装置。
  3. 前記回り止め部材は、前記モータハウジング又は前記軸受装置に分離可能に接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のヤットコ回収装置。
  4. 前記回り止め部材は、I字形状、T字形状、L字形状又はU字形状を有する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のヤットコ回収装置。
  5. 前記連結部は、前記ヤットコの上部に同軸的に配置可能な円板部を有し、
    前記円板部は、前記ヤットコに対しピン又はボルトによって連結可能であり、
    前記円板部は、前記円板部の径方向にて異なる位置に、前記ピン又はボルトをそれぞれ挿通可能な複数の孔を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のヤットコ回収装置。
  6. ヤットコの上部に対し連結可能な連結部と、
    前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの軸線上に配置され、前記軸線回りで前記連結部と一体に回転可能な中央部と、
    前記中央部に接続され、前記軸線回りでのトルクを前記中央部に伝達可能に構成されたトルク伝達部と
    を備え、
    前記トルク伝達部は、前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記連結部からはみ出すように前記ヤットコの径方向に沿って前記中央部から延びるロッドによって構成されている
    ことを特徴とするヤットコ回収装置。
  7. ヤットコ回収装置を用意するヤットコ回収装置準備工程であって、
    ヤットコの上部に対し連結可能な連結部と、
    前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの軸線上に配置され、前記軸線回りで前記連結部と一体に回転可能な中央部と、
    前記中央部に接続可能な出力軸及び前記出力軸を回転可能に支持するモータハウジングを有するモータと、
    前記出力軸が前記中央部にトルクを伝達しているときに、前記モータハウジングに作用する反力を受けるように構成された反力受け部と、
    を備え、
    前記反力受け部は、前記軸線に沿う方向でみたときに、前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの径方向に沿って延び、前記モータの出力軸が前記中央部にトルクを伝達しているときに、前記ヤットコの周囲に存在する物に対し前記ヤットコの周方向にて分離可能に当接するように構成されている、ヤットコ回収装置を用意するヤットコ回収装置準備工程と、
    沈設された杭に連結されたヤットコの上部に、前記ヤットコ回収装置の前記連結部を係合させるヤットコ回収装置連結工程と、
    前記モータの出力軸によって前記中央部に前記軸線回りのトルクを伝達し、前記ヤットコと前記杭の係合を解除するヤットコ係合解除工程と、
    前記ヤットコを吊り上げ、前記杭から前記ヤットコを分離するヤットコ吊り上げ工程と
    を備えることを特徴とするヤットコ回収方法。
  8. 前記反力受け部は、前記モータハウジング又は前記軸受装置に固定された回り止め部材を有し、
    前記ヤットコ係合解除工程において、前記回り止め部材に対し前記ヤットコ回収装置と別体の建設機械を当接させる
    ことを特徴とする請求項7に記載のヤットコ回収方法。
  9. ヤットコ回収装置を用意するヤットコ回収装置準備工程であって、
    ヤットコの上部に対し連結可能な連結部と、
    前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記ヤットコの軸線上に配置され、前記軸線回りで前記連結部と一体に回転可能な中央部と、
    前記中央部に接続され、前記軸線回りでのトルクを前記中央部に伝達可能に構成されたトルク伝達部と
    を備え、
    前記トルク伝達部は、前記連結部が前記ヤットコの上部に連結された状態にて前記連結部からはみ出すように前記ヤットコの径方向に沿って前記中央部から延びるロッドによって構成されている、ヤットコ回収装置を用意するヤットコ回収装置準備工程と、
    沈設された杭に連結されたヤットコの上部に、前記ヤットコ回収装置の前記連結部を係合させるヤットコ回収装置連結工程と、
    前記ロッドの前記径方向外側部分を押すことによって前記中央部に前記軸線回りのトルクを伝達し、前記ヤットコと前記杭の係合を解除するヤットコ係合解除工程と、
    前記ヤットコを吊り上げ、前記杭から前記ヤットコを分離するヤットコ吊り上げ工程とを備えることを特徴とするヤットコ回収方法。
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