JP6551321B2 - 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6551321B2 JP6551321B2 JP2016119736A JP2016119736A JP6551321B2 JP 6551321 B2 JP6551321 B2 JP 6551321B2 JP 2016119736 A JP2016119736 A JP 2016119736A JP 2016119736 A JP2016119736 A JP 2016119736A JP 6551321 B2 JP6551321 B2 JP 6551321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mark
- resin molded
- pedestal
- shape
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
樹脂成形品のベース部に形成される凹部の形状を底壁と同底壁の外縁から環状に立設される周壁とによって囲まれた形状にすると、周壁の内面と同周壁の先端面との境界に形成される角部や周壁と底壁との境界に形成される角部が、マーク側から樹脂成形品を見た場合に見える構造になってしまう。この点、上記構成によれば、樹脂成形品の凹部の内面が湾曲した形状であるため、そうした角部が形成されない。そのため、ベース部に凹部が形成されるとはいえ、マーク側から樹脂成形品を見た場合に、同凹部の外縁のみが見える構造にすることが可能になる。
上記樹脂成形品において、前記台座部は、前記凹部の中央部分に設けられており、前記マーク側から見た前記台座部の外形と前記マーク側から見た前記ベース部の外形とは、曲率の大きい大曲率部と同曲率の小さい小曲率部とが交互に並ぶ形状であり、前記台座部の前記大曲率部の外周側には前記ベース部の前記大曲率部が配置されて、それら前記大曲率部が相似であり、前記台座部の前記小曲率部の外周側には前記ベース部の前記小曲率部が配置されて、それら前記小曲率部が相似であり、前記台座部の前記小曲率部とその外周側に配置された前記ベース部の前記小曲率部との距離が、異なる部位に配置された前記小曲率部についての前記距離と等しいことが好ましい。
上記製造方法によれば、ポッティング加工によって、ベース部の外面とマークの外面とを覆う形状の透過部を形成することができる。
図1に示すように、マークアッシー10は、車両の運転席に設けられたステアリングホイール11の中央部分に固定されている。このマークアッシー10は以下のような構造である。
先ず、前工程において、台座部23が一体のベース部20とマーク30とが予め形成されている。
マークアッシー10のベース部20に凹部22が形成されているため、同ベース部20のマーク30側の部分の外縁が凹部22の中央部分に対して透過部40側(図3における上方)に突出する形状になる。そのため、ベース部20のマーク30側の面が平面形状のものと比較して、マークアッシー10に奥行きを持たせることができる。
(1)マークアッシー10に、ベース部20の凹部22の底面からマーク30よりも外方側の部分までの範囲内を埋める形状で切れ目の無く一体の透過部40を設けた。これにより、マークアッシー10の外部から内部に入射した光が透過部40の内部で不要に屈折することがなくなるため、マークアッシー10の見栄えを良くすることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・透過部40を、若干着色された半透明の樹脂材料によって形成してもよい。
・ベース部に、底壁と同底壁の外縁から環状に立設される周壁とによって囲まれた形状の凹部を設けてもよい。
Claims (6)
- 有色の材料からなり、凹部を有するベース部と、
前記凹部の底面から突出する形状の台座部と、
前記台座部の突端に設けられて、前記突端を覆うとともに同突端の周囲全周に渡って張り出す形状のマークと、
光を透過する材料からなり、前記凹部の底面から前記マークよりも外方側の部分までの範囲内を埋める形状で切れ目なく一体の透過部と
を有する樹脂成形品。 - 請求項1に記載の樹脂成形品において、
前記凹部の内面は、前記透過部から前記ベース部に向かう方向に凸状になる形状で湾曲している
ことを特徴とする樹脂成形品。 - 請求項1または2に記載の樹脂成形品において、
前記透過部は、透明な材料からなる
ことを特徴とする樹脂成形品。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂成形品において、
前記台座部は、前記凹部の中央部分に設けられており、
前記マーク側から見た前記台座部の外形と前記マーク側から見た前記ベース部の外形とは、曲率の大きい大曲率部と同曲率の小さい小曲率部とが交互に並ぶ形状であり、
前記台座部の前記大曲率部の外周側には前記ベース部の前記大曲率部が配置されて、それら前記大曲率部が相似であり、
前記台座部の前記小曲率部の外周側には前記ベース部の前記小曲率部が配置されて、それら前記小曲率部が相似であり、
前記台座部の前記小曲率部とその外周側に配置された前記ベース部の前記小曲率部との距離が、異なる部位に配置された前記小曲率部についての前記距離と等しい
ことを特徴とする樹脂成形品。 - 有色の材料からなり凹部を有する形状のベース部と、前記凹部の底面から突出する形状の台座部と、前記台座部の突端に設けられて前記突端を覆うとともに同突端の周囲全周に渡って張り出す形状のマークとを一体に形成する第1工程と、
前記凹部の内部および前記マークの周辺に光を透過する樹脂材料を溶解させて流し込むとともに硬化させることにより、前記凹部の底面から前記マークよりも外方側の部分までの範囲を埋める形状の透過部を形成する第2工程と、を含む樹脂成形品の製造方法。 - 請求項5に記載の樹脂成形品の製造方法において、
前記第2工程では、ポッティング加工によって前記透過部を形成する
ことを特徴とする樹脂成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016119736A JP6551321B2 (ja) | 2016-06-16 | 2016-06-16 | 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016119736A JP6551321B2 (ja) | 2016-06-16 | 2016-06-16 | 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017222282A JP2017222282A (ja) | 2017-12-21 |
JP6551321B2 true JP6551321B2 (ja) | 2019-07-31 |
Family
ID=60686252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016119736A Active JP6551321B2 (ja) | 2016-06-16 | 2016-06-16 | 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6551321B2 (ja) |
-
2016
- 2016-06-16 JP JP2016119736A patent/JP6551321B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017222282A (ja) | 2017-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6371100B2 (ja) | 二色成形法 | |
EP2628638B1 (en) | Automotive body element comprising a light source on its inner face | |
JP2010111011A (ja) | 車両用電波透過カバー、及び車両用電波透過カバーの製造方法 | |
CN105538599B (zh) | 双色成形法和双色成形用模具以及双色成形品 | |
CN110023146B (zh) | 雷达罩以及雷达罩的制造方法 | |
WO2018101165A1 (ja) | レーダカバー及びレーダカバーの製造方法 | |
JP2010111010A (ja) | 車両用電波透過カバーの製造方法 | |
JP2015205494A (ja) | 二色成形法と二色成形用金型および二色成形品 | |
JP6715102B2 (ja) | 車両用ホイールの製造方法 | |
JP2017183817A (ja) | レーダカバー及びレーダカバーの製造方法 | |
JP6551321B2 (ja) | 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 | |
KR101074677B1 (ko) | 입체형 엠블럼 | |
JP4801979B2 (ja) | 計器のリング部材 | |
US9469079B2 (en) | Film insert molded product | |
CN112088113A (zh) | 具有内部凸起的车身零件 | |
JP3988082B2 (ja) | 合成樹脂成形品及びその製造方法 | |
JP7262245B2 (ja) | レーダカバーの製造方法及びレーダカバー | |
JP2018159585A (ja) | レーダカバー及びレーダカバーの製造方法 | |
JP2013256236A (ja) | ステアリングホイール及びステアリングホイールの製造方法 | |
JP5654221B2 (ja) | 自動車用意匠部品 | |
JP6609542B2 (ja) | レーダカバー及びレーダカバーの製造方法 | |
JP6518644B2 (ja) | レーダカバー | |
JP5188877B2 (ja) | 装飾部品の製造方法 | |
JP2007078583A (ja) | 計器用文字盤およびその製造方法 | |
KR101050367B1 (ko) | 엠블렘 및 엠블렘 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190617 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6551321 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |