JP2015205494A - 二色成形法と二色成形用金型および二色成形品 - Google Patents
二色成形法と二色成形用金型および二色成形品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015205494A JP2015205494A JP2014089121A JP2014089121A JP2015205494A JP 2015205494 A JP2015205494 A JP 2015205494A JP 2014089121 A JP2014089121 A JP 2014089121A JP 2014089121 A JP2014089121 A JP 2014089121A JP 2015205494 A JP2015205494 A JP 2015205494A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- resin portion
- mold
- color
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/06—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
- B32B27/08—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0018—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
- B29K2995/002—Coloured
- B29K2995/0021—Multi-coloured
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0018—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
- B29K2995/0026—Transparent
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2307/00—Properties of the layers or laminate
- B32B2307/40—Properties of the layers or laminate having particular optical properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2307/00—Properties of the layers or laminate
- B32B2307/40—Properties of the layers or laminate having particular optical properties
- B32B2307/402—Coloured
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2307/00—Properties of the layers or laminate
- B32B2307/40—Properties of the layers or laminate having particular optical properties
- B32B2307/402—Coloured
- B32B2307/404—Multi-coloured
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2605/00—Vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】二色成形において、第1樹脂部における樹脂収縮や樹脂変形が要因となる外観品質の低下を防止することが可能な二色成形法、二色成形用金型、二色成形品を提供する。【解決手段】共通金型K20と第1次金型K21で第1樹脂部31を成形する工程と、共通金型K20と第2次金型K22で第1樹脂部31と一体に第2樹脂部32を成形する工程を含む二色成形法において、第2樹脂部32の成形時に第2次金型K22に備えた保持部4により第1樹脂部31の形状を保持する。第1樹脂部31が成形後に変形されようとしても、保持部4によって第1樹脂部31の形状が保持されるので、第1樹脂部31の形状変形が要因となる二色成形品の外観品質の低下が防止できる。【選択図】 図4
Description
本発明は異なる樹脂を一体に成形するいわゆる二色成形の技術に関し、特に灯具の構成要素の一つとしての透光体を製造するのに好適な二色成形法と二色成形用金型、およびこれらにより成形される二色成形品に関するものである。
自動車のヘッドランプ等の灯具においては、ランプユニットを内装するランプハウジングの前面カバーを透光樹脂で形成しており、ランプユニットから出射された光を当該前面カバーを透過させて自動車の前方領域を所要の配光で照明するように構成されている。この前面カバーは光を透過する領域部である有効部は透光性樹脂のみで成形しているが、配光に寄与しない非有効部は有色の非透光性樹脂で成形してランプハウジング内を光学的に遮蔽し、ランプ内部の一部が外部から視認されることがないようにして外観上の見栄えを高めている。このような前面カバーは、特許文献1に記載のように、透光樹脂と非透光樹脂を用いた二色成形法によって成形されることが多い。
二色成形法は、共通金型と第1次金型でキャビティを形成し、このキャビティに第1樹脂を注入して第1樹脂部を成形する。次いで、この第1樹脂部を共通金型に保持したまま第1次金型を第2次金型に交換し、共通金型と第2次金型とによって新たに形成したキャビティに第2樹脂を注入して第2樹脂部を成形することにより、第1樹脂部と第2樹脂部を一体化した二色成形品を製造する。
この二色成形を用いて前記したような前面カバーを成形する場合、一般的には共通金型と第1次金型により非透光樹脂部を成形し、次いで当該共通金型と第2次金型により透光樹脂部を成形する二色成形法が採用されている。これは、非透光樹脂部にはアンダーカット部が生じるので、このアンダーカットを成形するためのスライダを共通金型に配設し、この共通金型と第1次金型で非透光樹脂部を成形しているためである。その上で、当該共通金型と第2次金型とで先に成形されている非透光樹脂部と一体に透光樹脂部を成形している。
ところで、具体的な説明については後述するが、透光樹脂部の成形品質を高めるために、スライダを備えていない金型を共通金型とした二色成形法も提案されている。これは、先に共通金型と第1次金型とで透光樹脂部を成形し、その後に当該共通金型とスライダを備えた第2次金型とで非透光樹脂部を成形する二色成形法である。この二色成形法によれば、透光樹脂部にスライダによるスライドラインが生成されず、前面カバーの外観品質が高められる。
しかし、この二色成形法を採用したときには、第1次金型にて成形した透光樹脂部での樹脂収縮や樹脂変形が要因となる外観品質が低下するという問題が生じる。すなわち、前面カバーの透光樹脂部はほぼ均一厚みの湾曲した板状に成形されるため、成形後の透光樹脂部を共通金型に保持した状態で第2次金型により非透光樹脂部を成形しようとした際に、第1次金型による規制から解放されるため、透光樹脂部の周縁部において樹脂収縮や樹脂変形が発生し易くなる。この樹脂収縮や樹脂変形が生じると、透光樹脂部の周縁部が共通金型のキャビティ面から剥離されて両者間に間隙が生じる。そのため、この状態のままで非透光樹脂部を成形すると、非透光樹脂が当該間隙内に進入した状態で成形が行われることになる。これにより、本来、透光樹脂が表面に配置される部位に非透光樹脂が露出し、透光樹脂部の一部に非透光樹脂が延在された成形が行われてしまい、成形された前面カバーの外観品質が低下することになる。
本発明の目的は、先行して成形した樹脂部における樹脂収縮や樹脂変形が要因となる外観品質の低下を防止することが可能な二色成形法、二色成形用金型を提供するものである。また、本発明の他の目的は本発明の二色成形法、二色成形用金型によって成形された外観品質の高い二色成形品を提供するものである。
本発明の第1の発明は、共通金型と第1次金型で第1樹脂部を成形する工程と、当該共通金型と第2次金型で第1樹脂部と一体に第2樹脂部を成形する工程を含む二色成形法において、第2樹脂部の成形時に第2次金型に備えた保持部により第1樹脂部の形状を保持することを特徴とする。この第1の発明において、第2樹脂部の成形時に保持部により第1樹脂部の一部を共通金型のキャビティ面に押圧して形状を保持することが好ましい。
本発明の第2の発明は、第1樹脂部を成形するための共通金型および第1次金型と、当該共通金型とで第2樹脂部を成形する第2次金型とを備える二色成形金型であって、第2次金型は第1樹脂部を共通金型に押圧させて当該第1樹脂部の形状を保持するための保持部を備えることを特徴とする。この第2の発明において、保持部は第2次金型のキャビティ面に立設された突起体で構成されることが好ましい。
本発明の第3の発明は、第1樹脂部と、この第1樹脂部に一体に成形される第2樹脂部とを備える二色成形品であって、第2樹脂部には第1樹脂の周縁に沿った領域に自身の表面から第1樹脂部の表面に達する貫通穴が存在する。例えば、二色成形品は車両用ランプの前面カバーであり、第1樹脂部は透光樹脂部で構成され、第2樹脂部は非透光樹脂部で構成され、第2樹脂部は記第1樹脂部の周縁部に積層状態に成形されている構成とされる。さらには、第2樹脂部は前面カバーをランプボディに取着するための取着部として構成され、その一部にアンダーカット部が存在している構成である。
本発明の第1の発明によれば、第2樹脂部の成形時に第2次金型に備えた保持部により第1樹脂部の形状が保持されるので、第1樹脂部が成形後に変形される状態となっても、保持部によって第1樹脂部の形状が保持されるので、第1樹脂部の形状変形が要因となる二色成形品の外観品質の低下が防止できる。
本発明の第2の発明によれば、第2次金型は第1樹脂部を共通金型に押圧させて当該第1樹脂部の形状を保持するための保持部を備えているので、第1樹脂部の成形後に第2次金型において保持部によって第1樹脂部の形状を保持しながら第2樹脂部の成形が可能になる。これにより、第1樹脂部の形状変形が要因となる二色成形品の外観品質の低下が防止できる。
本発明の第3の発明によれば、第1樹脂部と第2樹脂部とが一体成形された二色成形品において、第2樹脂部には第1樹脂部の表面に達する貫通穴が存在しているので、この貫通穴を形成するための保持部を第2次金型に設けることにより、当該保持部により第1樹脂部の変形が防止でき、二色成形品の外観品質の低下が防止できる。また、貫通穴に露呈される第1樹脂部を利用することで、二色成形品に文字や記号、マーク等の表示を付することも可能になる。
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の二色成形品を車体前部に配設したヘッドランプの前面カバーに適用した実施形態の外観斜視図である。自動車CARの車体BDの前部に左右のヘッドランプHLが配設されている。図2は図1の右ヘッドランプHLのII−II線に沿った一部の図示を省略した拡大断面図であり、所要の配光に制御される光を出射するランプユニットLUを内装しているランプハウジング1は、前面を開口した容器状のランプボディ2と、このランプボディ2の前面開口に取着される前面カバー3とで構成されている。この前面カバー3は本発明の二色成形法により製造されている。
図2において、前記前面カバー3は、無色透明な透光樹脂で成形された透光樹脂部31と、この透光樹脂部31の周縁部において厚み方向に積層されて黒色樹脂で成形された黒色樹脂部32が一体成形されている。前記透光樹脂部31は自動車CARの車体BDの前部曲面に連続されるようにランプ前方に向けて凸状に湾曲されたほぼ均一な厚みの板状に形成されており、前記ランプユニットLUから出射される光を透光して自動車CARの前方領域に照射することが可能とされている。この透光樹脂部31は本発明における第1樹脂部に相当する。
前記黒色樹脂部32は前記透光樹脂部31の一部、ここでは当該透光樹脂部31の周縁に形成されるフランジ部311(以下、周縁フランジ部と称する)に沿って延長された枠状に形成されている。この黒色樹脂部32は本発明における第2樹脂部に相当する。この黒色樹脂部32は、一つの機能として前記前面カバー3を前記ランプボディ2に取着するための取着部として構成される。この黒色樹脂部32は前記透光樹脂部31の周縁フランジ部311の端面から後方(ランプ後方)に向けて延長された形態で、あるいは当該周縁フランジ部311の後面(ランプ後方に向けられた面)を覆う領域に延在された形態で形成されている。この黒色樹脂部32にはランプ後方に向けて突出延長されたリブ状をした取着部321が一体に成形されており、この取着部321は前記ランプボディ2の前面開口の開口縁部21に接合されることにより前記ランプハウジング1を構成する。この接合に際しては、接着剤による接着あるいはレーザー溶着が用いられる。
また、前記黒色樹脂部32は、前記透光樹脂部31のうち前記ランプユニットLUから出射した光を透光して自動車の前方に照射することが有効とされる有効部A1を画定する機能をも有している。すなわち、前記黒色樹脂部32は前記ランプハウジング1の周縁領域がヘッドランプHLの外部に露呈されることを防止する遮蔽部(非有効部)A2を形成している。ここでは、前面カバー3をランプボディ2に取り付けるための前記黒色樹脂部32自身の後端部32rが外部に露呈されることを防止する。
この前面カバー3を有するヘッドランプHLは前記したように自動車CARの車体BDの前部に配設されており、この配設された状態では前記前面カバー3は車体BDの開口部から露呈される。ここで、前記前面カバー3の前記透光樹脂部31と前記黒色樹脂部32のうち、車体BDによって覆い隠されることなく外部に露見される領域が前面カバー3の意匠部A0として構成されることになる。この例では前記有効部A1とその周囲の非有効部A2の内縁側の一部領域を合わせた領域が意匠部A0として構成されている。この意匠部A0を前方から観察したときには、前記有効部A1はクリアな透明面として観察され、その周囲の非有効部A2は透光樹脂部31を透して黒色樹脂部32を観察するのでクリアな黒色面に観察される。これにより前面カバー3ないしヘッドランプHLの外観品質が高められる。この前面カバー3では、ヘッドランプの意匠面の外周部を濃色で縁取りされるため、くっきりした見映えになる(アイライン効果)。灯具内部の構造物(レンズとボディの締結部など)を見えなくする。また、機能上の効果として、樹脂カバーの側面からの漏光防止もある。
前記前面カバーの二色成形法について説明する。図3は第1の成形法を説明するための金型の概略断面図である。先ず、図3(a)に示すように、共通金型K10と第1次金型K11とで所要のキャビティCbを構成し、このキャビティCbに黒色樹脂を射出して黒色樹脂部32を成形する。次いで、図3(b)に示すように、成形された黒色樹脂部32を共通金型K10に残したまま第1次金型K11を第2次金型K12に交換し、共通金型K10と第2次金型K12とで新たなキャビティCcを構成し、このキャビティCcに透光樹脂を射出して透光樹脂部31を成形する。これにより透光樹脂部31と黒色樹脂部32とを一体化した図2に示した前面カバー3が成形される。前記共通金型K10にはスライダSが設けられており、このスライダSを利用することにより黒色樹脂部32に生じているアンダーカット部320(破線円で示す部位)を成形する。
この第1の成形法では、共通金型K10に設けられているスライダSが共通金型L10と第2次金型K12とで構成したキャビティCc内に露呈されるので、透光樹脂部31を成形したときに、スライダSと共通金型K10との境界に生じている微小幅の隙間(スリット)が透光樹脂部31の後面に転写されてしまい、いわゆるスライドラインSLが形成されてしまう。このスライドラインSLは透光樹脂部31が透明であるために透光樹脂部31の前面側から観察されることになり、前面カバー3ないしはヘッドランプHLの外観品質が低下する要因となる。
一方、図4は第2の成形法を説明するための図3と同様な断面図である。第2の成形法は、先ず図4(a)に示すように、透光樹脂部31の前面側を成形する金型を共通金型K20とし、この共通金型L20と第1次金型K21とでキャビティCcを構成して先に透光樹脂部31を成形する。次いで、図4(b)に示すように、第1次金型L21を第2次金型K22に交換してキャビティCbを構成して黒色樹脂部32を成形する。この第2次金型K22にスライダSを設けておけば、黒色樹脂部32に生じているアンダーカット部320を成形することが可能である。
この第2の成形法で前面カバー3を二色成形すれば、透光樹脂部31の成形に用いる第1次金型L21にはスライダが存在していないため、透光樹脂部31にスライドラインが形成されることがない。そのため、第1の成形法のようなスライドラインSLによる外観品質の低下は防止できる。
しかし、この第2の成形法では、前記したように共通金型K20と第1次金型K21により透光樹脂部31を成形した後、図5(a)に透光樹脂部31の周縁フランジ部311の拡大図を示すように、第2次金型K22により黒色樹脂部を成形しようとしたときに、この間における温度変化や経時的変化によって樹脂収縮や樹脂変形が生じる。特に、共通金型K20のキャビティ面(キャビティを構成する金型内面のこと、以下同じ)C20は凹状をしているので、共通金型K10のようなキャビティ面C10(図3(b)参照)が凸状をしているものに比較して成形した樹脂部の保持性が低い。そのため、透光樹脂部31の自由端である周縁フランジ部311において収縮や変形が顕著になり、周縁フランジ部311が共通金型K20のキャビティ面C20に密接した状態から剥離されて当該キャビティ面と周縁フランジ部311の前面との間に間隙Dが生じてしまう。
そのため、この状態で黒色樹脂部32を成形したときには黒色樹脂の一部が当該間隙に進入され、図5(b)に断面図を、図5(c)に図5(b)の矢印C方向から見た前面図をそれぞれ示すように、成形された前面カバー3では、透光樹脂部31の周縁フランジ部311の前面に黒色樹脂部32の一部が「かぶり」Xとして成形されてしまう。この「かぶり」Xとしての黒色樹脂部32の一部が、図2に示した透光樹脂部31の意匠部A0にまで進出すると、当該黒色樹脂部32が透光樹脂部31の前面側から観察されるようになり、前記したようなクリアな黒色面の外観が損なわれ、前面カバー3ないしはヘッドランプHLの外観品質が低下される。
なお、図3で説明した第1の成形法では、成形する黒色樹脂部32は透光樹脂部31に比較して面積ないし体積が小さいため、黒色樹脂部32を成形した後における樹脂収縮や樹脂変形の程度が少ない。また、仮に樹脂収縮や樹脂変形によってキャビティ面との間に間隙が生じても、この間隙に進入される透光樹脂部31は透明であるので、外観品質の低下が問題になることは少ない。
そこで、本発明においては、透光樹脂部31でのスライドラインSLが発生しない第2の成形法を採用した上で、透光樹脂部31と共通金型K20のキャビティ面C20との間に間隙が生じないようにして前記した「かぶり」を防止するようにした。これを実現するために、図4(b)に一部を拡大図示したが、図6(a)にさらに拡大図示するように、第2次金型K22のキャビティ面C22に保持部4を形成している。
すなわち、図4(a),(b)で説明したように、共通金型K20と第1次金型K21とで透光樹脂部31を成形した後、共通金型K20と第2次金型K22とで黒色樹脂部32を成形するためのキャビティCbを構成するが、この第2次金型K22のキャビティ面C22に保持部4を一体的に形成している。この保持部4は、その先端が共通金型K20のキャビティ面C22に保持されている透光樹脂部31の表面、ここでは後面に当接され、この当接により生じる押圧力を持って透光樹脂部31を共通金型K20のキャビティ面C22に押圧保持させるようにしている。
前記保持部は、第2次金型K22のキャビティ面C22に立設されたピン状の突起体として形成されており、前記透光樹脂部31における樹脂収縮や樹脂変形が生じ易い周縁に沿った箇所、すなわち透光樹脂部31の周縁フランジ部311の領域に配設されている。この保持部4は、図4および図6(a)には1つしか図示していないが、前記周縁フランジ部311の長さ方向に沿って、すなわち透光樹脂部31の周縁に沿った方向に所要の間隔で配置された複数の突起体で構成されている。この保持部4を構成している突起体は、ここでは図7(a)に示す円錐型に形成されている。また、図6(a)の例では、前記第2次金型K22のキャビティ面C22に凹部41を形成し、別部材で形成した円錐型の突起体42の基端部を当該凹部41に圧入した構成がとられている。
この保持部4を備えることにより、図6(b)に示すように、透光樹脂部31が成形された後、第2次金型K22での黒色樹脂部の成形を行うまでの間に透光樹脂部31の周縁フランジ部311に樹脂収縮が生じるようなことがあっても、保持部4が当該周縁フランジ部311を共通金型K20のキャビティ面C22に押圧してその形状を保持しているので、少なくとも共通金型K20のキャビティ面C22と透光樹脂部31の前面との間に図5(a)に示したような間隙Dが生じることはない。
したがって、黒色樹脂の成形を行ったときに黒色樹脂が周縁フランジ部311の前面側にまで進入することが防止され、図5(c)に示したような黒色樹脂部の一部が周縁フランジ部311の前面側に成形される「かぶり」Xの発生が防止される。これにより、「かぶり」による前面カバー3ないしヘッドランプHLの外観品質が改善される。すなわち、周縁フランジ部311は後面に積層された黒色樹脂部32によって非有効部A2として形成されているが、当該周縁フランジ部311の前面は透光樹脂部31の前面がそのまま露呈された状態が保たれるので、当該前面での光反射によって有効部A1と同程度のクリア性が得られ、高い外観品質が確保される。
このようにして二色成形された前面カバー3は、図2に示した意匠部A0のうち、黒色樹脂部32で周囲が画定される透光樹脂部31の中央領域は透光性を有する有効部A1として構成され、前記ランプユニットLUから出射された光を透過して自動車の前方領域を照明する。また、意匠部A0の周縁部においては透光樹脂部31の周縁フランジ部311の後面に形成された黒色樹脂部32からなる非有効部A2によって、ヘッドランプHLの内部が露見されることが防止される。この前面カバー3では、ヘッドランプの意匠面の外周部を濃色で縁取りされるため、くっきりした見映えになる(アイライン効果)。灯具内部の構造物(レンズとボディの締結部など)を見えなくする。また、機能上の効果として、樹脂カバーの側面からの漏光防止もある。
なお、二色成形された前面カバー3では、図6(b)から分かるように、透光樹脂部31の周縁フランジ部311の後面に成形された黒色樹脂部32には、保持部4としての突起体が存在していた部位に貫通穴322が形成されている。すなわち、保持部4が当接された箇所には黒色樹脂部32が成形されないので、この箇所には黒色樹脂部32の厚み方向に貫通して透光樹脂部31の後面が露呈される貫通穴322が形成される。
この貫通穴322については、図6(c)に図6(b)の矢印C方向から見た前面図に示すように、前面カバー3を前面側から透かしてみたときに、周縁フランジ部311に沿って複数の保持部4に対応する貫通穴322が配列状態に形成されるので、黒色樹脂部32には貫通穴322による複数の点状の透光部が観察されることになる。この透光部は微小寸法であるので肉眼では殆ど視認することができず、前面カバー3の外観品質には殆ど影響を与えない。また、この点状の透光部位が周縁フランジ部311の意匠部A0から外れた位置、すなわち自動車の車体BDによって覆い隠される位置となるように設定しておけば、当該点状の透光部による外観品質の低下は防止できる。
ここで、保持部4は、透光樹脂部31の前面を共通金型K20のキャビティ面C20に対して押圧して透光樹脂部31の形状を保持し、キャビティ面C20との間に間隙が生じないようにするためのものであるので、保持部4の先端が確実に透光樹脂部31の後面に当接するように形成することが肝要である。したがって、保持部4の製造誤差によって保持部4の先端が透光樹脂部31の後面に当接しない状態が生じることを回避するため、保持部4の先端が透光樹脂部31の後面に食い込むように、幾分長めに形成しておいてもよい。このような食い込みが生じても、成形後には当該食い込みが生じた部位は前記したような点状の透光部となり、その周囲に黒色樹脂部32が形成されるので外観品質が問題となることはない。
前記保持部4は透光樹脂部31後面に当接して共通金型K20のキャビティ面C20に対して押圧することが可能であれば、その形態は前記実施形態の構成に限られるものではない。例えば、図7(b),(c),(d)にそれぞれ示す円錐台型4A、円柱型4B、角柱型4Cの突起体であってもよい。あるいは、図示は省略するが角錘型、角錘台型の突起体であってもよい。ただし、保持部4によって黒色樹脂部32に貫通穴322が形成されるので、この貫通穴322によって生じる透光部を可及的に小さくするためには、錘型のように透光樹脂部31に接する面積が小さい形態のものが好ましい。
あるいは、保持部4は図7(e)に示すように、透光樹脂部の周縁に沿って所定長さで延長された立壁4Dであってもよい。ただし、この実施形態の前面カバー3のように、黒色樹脂部32を透光樹脂部31の周縁フランジ部311のほぼ全領域にわたって形成する場合には、立壁4Dの一部ないし複数箇所に板厚方向に貫通する切欠きを設けておき、黒色樹脂が周縁フランジ部311の端部領域にまで流れ込むように形成することが必要である。
また、保持部4は第2次金型K22とは別の部材で構成するのではなく、第2次金型K22と一体に形成してもよい。すなわち、第2次金型K22のキャビティを加工する際にキャビティ面C22の一部ないし複数箇所に突起体を同時に形成して保持部4としてもよい。金型の加工工数は増えるが部品点数を削減する上で有利になる。
さらに、前記したように保持部4により形成される貫通穴322による透光部が生じ、この透光部が前面カバー3を透かしてみたときに観察されることを積極的に利用することが可能である。例えば、図8(a)に示すように、複数の保持部のうち一部の保持部4Eの平面形状(保持部を先端側から見たときの形状)で文字や記号、マークを形成する。ここでは、保持部4Eの先端面で「K1」の文字を形成している。この保持部4Eを前記したように透光樹脂部31の周縁フランジ部311の後面に当接させて当該透光樹脂部31の形状を保持しながら黒色樹脂部32を成形すると、成形された前面カバー3の周縁フランジ311には図8(b)に示すように、黒色樹脂部32の中に「K1」の文字形状をした貫通穴323が形成される。したがって、前面カバー3を透かして見たときにこの貫通穴323による透光部として観察される文字「K1」を当該前面カバー3を識別するための識別マークとして利用することができる。
本発明にかかる二色成形品はヘッドランプの前面カバーに限定されるものではなく、第1次の成形工程と第2次の成形工程によって成形される樹脂成形品であれば適用できる。例えば、自動車のリアランプを含む標識ランプの前面カバー(ランプの前面側のカバー)を二色成形により成形する場合にも適用できる。また、実施形態では、第1樹脂部を透光樹脂部として成形し、第2樹脂部を黒色樹脂部として成形した例について説明したが、第1樹脂部と第2樹脂部は実施形態の樹脂に限定されるものでないことは勿論である。すなわち、第1樹脂部と第2樹脂部をこの順序で二色成形し、第2樹脂部の一部が第1樹脂部の表面にまで進出した状態で成形されたときに、当該二色成形品の外観品質が低下するおそれがある場合、例えば、第1樹脂部が淡色系樹脂で、第2樹脂部が濃色系樹脂による二色成形においても本発明が適用できる。
本発明は異なる樹脂を順序的にかつ一体に成形する二色成形技術に採用することが可能である。
CAR 自動車
HL ヘッドランプ
BD 車体
K20(K10) 共通金型
K21(K11) 第1次金型
K22(K11) 第2次金型
C10,C20,C22 キャビティ面
1 ランプハウジング
2 ランプボディ
3 前面カバー(二色成形品)
4,4A〜4E 保持部(突起体)
31 透光樹脂部(第1樹脂部)
32 黒色樹脂部(第2樹脂部)
311 周縁フランジ部
320 アンダーカット部
322 貫通穴
HL ヘッドランプ
BD 車体
K20(K10) 共通金型
K21(K11) 第1次金型
K22(K11) 第2次金型
C10,C20,C22 キャビティ面
1 ランプハウジング
2 ランプボディ
3 前面カバー(二色成形品)
4,4A〜4E 保持部(突起体)
31 透光樹脂部(第1樹脂部)
32 黒色樹脂部(第2樹脂部)
311 周縁フランジ部
320 アンダーカット部
322 貫通穴
Claims (7)
- 共通金型と第1次金型で第1樹脂部を成形する工程と、前記共通金型と第2次金型で前記第1樹脂部と一体に第2樹脂部を成形する工程を含む二色成形法において、前記第2樹脂部の成形時に前記第2次金型に備えた保持部により前記第1樹脂部の形状を保持することを特徴とする二色成形法。
- 前記第2樹脂部の成形時に前記保持部により前記第1樹脂部の一部を前記共通金型のキャビティ面に押圧して形状を保持することを特徴とする請求項1に記載の二色成形法。
- 第1樹脂部を成形するための共通金型および第1次金型と、前記共通金型とで第2樹脂部を成形する第2次金型とを備える二色成形金型であって、前記第2次金型は前記第1樹脂部を前記共通金型に押圧させて当該第1樹脂部の形状を保持するための保持部を備えることを特徴とする二色成形用金型。
- 前記保持部は前記第2次金型のキャビティ面に立設された突起体で構成されることを特徴とする請求項3に記載の二色成形用金型
- 第1樹脂部と、この第1樹脂部に一体に成形される第2樹脂部とを備える二色成形品であって、前記第2樹脂部には前記第1樹脂の周縁に沿った領域に自身の表面から前記第1樹脂部の表面に達する貫通穴が存在することを特徴とする二色成形品。
- 前記二色成形品は車両用ランプの前面カバーであり、前記第1樹脂部は透光樹脂部で構成され、前記第2樹脂部は非透光樹脂部で構成され、前記第2樹脂部は前記第1樹脂部の周縁部に積層状態に成形されていることを特徴とする請求項5に記載の二色成形品。
- 前記第2樹脂部は前面カバーをランプボディに取着するための取着部として構成され、その一部にアンダーカット部が存在していることを特徴とする請求項6に記載の二色成形品。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014089121A JP2015205494A (ja) | 2014-04-23 | 2014-04-23 | 二色成形法と二色成形用金型および二色成形品 |
US14/688,236 US20150306801A1 (en) | 2014-04-23 | 2015-04-16 | Two-color molding method, two-color molding die and two-color molded article |
CN201510192311.7A CN105034253A (zh) | 2014-04-23 | 2015-04-22 | 双色成形法和双色成形用模具及双色成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014089121A JP2015205494A (ja) | 2014-04-23 | 2014-04-23 | 二色成形法と二色成形用金型および二色成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015205494A true JP2015205494A (ja) | 2015-11-19 |
Family
ID=54333952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014089121A Pending JP2015205494A (ja) | 2014-04-23 | 2014-04-23 | 二色成形法と二色成形用金型および二色成形品 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20150306801A1 (ja) |
JP (1) | JP2015205494A (ja) |
CN (1) | CN105034253A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018094007A (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
JP2018094008A (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | ライオン株式会社 | 歯ブラシと歯ブラシの製造方法 |
WO2018110299A1 (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | ライオン株式会社 | 歯ブラシと歯ブラシの製造方法 |
JP2021070225A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 市光工業株式会社 | 多色成形レンズの製造方法、成形金型及び多色成形レンズ |
JP7454939B2 (ja) | 2019-12-16 | 2024-03-25 | 株式会社小糸製作所 | 二色成形品および二色成形方法 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3034495B1 (fr) * | 2015-04-01 | 2018-04-20 | Valeo Vision | Glace pour un dispositif d'eclairage et/ou de signalisation d'un vehicule automobile |
FR3037380B1 (fr) * | 2015-06-12 | 2020-01-17 | Valeo Vision | Glace pour dispositif d'eclairage et son procede de fabrication |
JP2017100371A (ja) | 2015-12-02 | 2017-06-08 | 株式会社小糸製作所 | 樹脂成形品 |
JP6837789B2 (ja) * | 2016-09-23 | 2021-03-03 | 株式会社小糸製作所 | 車体外後写装置 |
US10933568B2 (en) * | 2017-04-14 | 2021-03-02 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Resin molding and method for producing the same |
JP6933961B2 (ja) * | 2017-11-17 | 2021-09-08 | 株式会社小糸製作所 | 2色成形レンズ |
CN108340521B (zh) * | 2018-02-05 | 2019-06-25 | 上海麻几眼镜有限公司 | 一种模具及使用该模具制备模制产品的方法 |
CN110394953A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-11-01 | 华域视觉科技(上海)有限公司 | 一种双色前灯配光镜斜顶封料结构 |
DE102020109359A1 (de) * | 2020-04-03 | 2021-10-07 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Beleuchtungseinrichtung und Verfahren zum Fügen einer Beleuchtungseinrichtung |
JP2022059313A (ja) * | 2020-10-01 | 2022-04-13 | 株式会社デンソーウェーブ | セキュリティ機器の筐体カバー構造 |
CN114750362A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-07-15 | 常州星宇车灯股份有限公司 | 贯穿式尾灯罩倒装式模具机构及灯罩注塑工艺 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5946404U (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-28 | 日産自動車株式会社 | 車両用前照灯の前面レンズ |
US5413743A (en) * | 1993-05-20 | 1995-05-09 | General Motors Corporation | Method of making a lamp assembly |
JPH07124990A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-16 | Toyoda Gosei Co Ltd | 長尺樹脂成形品の製造方法 |
JPH07186186A (ja) * | 1993-12-25 | 1995-07-25 | Koito Mfg Co Ltd | 樹脂成形品とその樹脂成形方法および樹脂成形装置 |
JP2007001196A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 合成樹脂射出成形品の成形方法及び射出成形金型装置 |
JP2007083687A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 射出成形回路部品の製造方法とそれに用いる金型 |
JP2007216542A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用灯具カバー |
JP2012051291A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Olympus Corp | 樹脂成形品とその製造方法と樹脂成形品用成形型 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241221A (ja) * | 1988-08-01 | 1990-02-09 | Daikyo Inc | 二重射出成形方法 |
JP3888672B2 (ja) * | 2001-12-25 | 2007-03-07 | 株式会社小糸製作所 | リフレクター可動型自動車用ヘッドランプ |
CN201158124Y (zh) * | 2008-03-02 | 2008-12-03 | 台州职业技术学院 | 双色车灯面罩一次成型模具 |
JP5530762B2 (ja) * | 2010-03-08 | 2014-06-25 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具のレンズ |
-
2014
- 2014-04-23 JP JP2014089121A patent/JP2015205494A/ja active Pending
-
2015
- 2015-04-16 US US14/688,236 patent/US20150306801A1/en not_active Abandoned
- 2015-04-22 CN CN201510192311.7A patent/CN105034253A/zh active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5946404U (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-28 | 日産自動車株式会社 | 車両用前照灯の前面レンズ |
US5413743A (en) * | 1993-05-20 | 1995-05-09 | General Motors Corporation | Method of making a lamp assembly |
JPH07124990A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-16 | Toyoda Gosei Co Ltd | 長尺樹脂成形品の製造方法 |
JPH07186186A (ja) * | 1993-12-25 | 1995-07-25 | Koito Mfg Co Ltd | 樹脂成形品とその樹脂成形方法および樹脂成形装置 |
JP2007001196A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 合成樹脂射出成形品の成形方法及び射出成形金型装置 |
JP2007083687A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 射出成形回路部品の製造方法とそれに用いる金型 |
JP2007216542A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用灯具カバー |
JP2012051291A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Olympus Corp | 樹脂成形品とその製造方法と樹脂成形品用成形型 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018094007A (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
JP2018094008A (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | ライオン株式会社 | 歯ブラシと歯ブラシの製造方法 |
WO2018110299A1 (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | ライオン株式会社 | 歯ブラシと歯ブラシの製造方法 |
JP2021070225A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 市光工業株式会社 | 多色成形レンズの製造方法、成形金型及び多色成形レンズ |
JP7454939B2 (ja) | 2019-12-16 | 2024-03-25 | 株式会社小糸製作所 | 二色成形品および二色成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105034253A (zh) | 2015-11-11 |
US20150306801A1 (en) | 2015-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015205494A (ja) | 二色成形法と二色成形用金型および二色成形品 | |
JP6371100B2 (ja) | 二色成形法 | |
US10191201B2 (en) | Light emitting emblem | |
US8591051B2 (en) | Panel and method for producing the same | |
KR101673035B1 (ko) | 레이돔의 제조 방법 | |
US20170355302A1 (en) | Display apparatus and manufacturing method thereof | |
WO2016104197A1 (ja) | レーダカバーの製造方法及びレーダカバー | |
US20150140259A1 (en) | Radio-wave transparent cover and method for manufacturing radio-wave transparent cover | |
CN109982896B (zh) | 雷达罩及雷达罩的制造方法 | |
US9738236B2 (en) | Decorative component and decorative component unit | |
JP2015170806A (ja) | 発光体および灯具 | |
US9541703B2 (en) | Lamp | |
JP2017206129A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP6578182B2 (ja) | 発光表示装置 | |
JP4586871B2 (ja) | 表示板 | |
JP2018159584A (ja) | レーダカバーの製造方法及びレーダカバー | |
JP6056713B2 (ja) | 発光エンブレム | |
KR101641867B1 (ko) | 금속 발광 버튼키 및 금속 발광 버튼키 제조방법 | |
JP6609542B2 (ja) | レーダカバー及びレーダカバーの製造方法 | |
JP6518644B2 (ja) | レーダカバー | |
JP6574751B2 (ja) | レーダカバー | |
JP2022187909A (ja) | カバー体 | |
JP2018079705A (ja) | 装飾部品 | |
JP6551321B2 (ja) | 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法 | |
JP2015225013A (ja) | 計器の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180814 |