JP6550319B2 - ブレース付き柱架構 - Google Patents
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Description
ブレースは、一方の端部を梁や、梁と柱の接合部に、他方の端部を他の梁や、他の梁や他の柱の接合部に、それぞれ接合することによって設置されることが多い。
しかし、ブレースの端部を梁に接合する構造においては、ブレースの端部は梁に対して多数のアンカーボルトによって接合されることが多いため、特に梁として鉄筋コンクリートを使用した場合においては、鉄筋とアンカーボルトによって梁内部の配筋密度が高くなり、コンクリートの充填性が確保できないという問題がある。また、本来梁を必要としない部位であっても、ブレースを設置するために敢えて梁を設置すると、建築構造物の利用可能空間が狭まるとともに、梁設置のための施工工程を必要とするため、施工コストが嵩んでしまう。
例えば、特許文献1には、既存ブレース架構の補剛方法として、既存のブレース鋼材の外周囲を、アンボンド処理した充填材を内部に備えた矩形管材で覆う補剛構造が開示されている。
また、図7に示される特許文献3の制震補強架構110においては、建築構造物に水平方向に作用する地震力を、ブレース116内のダンパーで吸収して減衰させる構造であるため、支柱114が支柱材1141、1142に分割され、これらの間に絶縁装置115が介在されており、更に、ブレース116はダンパー一体型となっている。すなわち、支柱114やブレース116等を含めた躯体構造が複雑な構成となっており、制震補強架構110を実現するための材料費、施工コストが嵩むという、問題点があった。
すなわち、第1の発明によるブレース付き柱架構は、対向する一対の柱材と、該一対の柱材間の柱頭部側に設けられた梁材と、前記一対の柱材間の柱脚部側に設けられたスラブと、上端部が前記梁材、または、前記柱材と前記梁材との接合部に接続され、下端部が前記スラブに接続されたブレースと、を備え、前記スラブの少なくとも一部は、厚さを下方側に増加させた増打ちスラブ部が形成されており、前記ブレースの前記下端部は、前記増打ちスラブ部に固着されることを特徴とする。
このような構成によれば、ブレースの下端部を増打ちスラブ部に接続させ、ブレースが負担する水平力を増打ちスラブ部にて抵抗させることで、従来のブレース付き柱架構による柱材の脚部間に梁を架設させ、ブレース下端部を梁に接続し、その梁を介して柱材で抵抗させる必要はない。したがって、ブレース下端部を接続させるために梁を設ける必要はなく、工期短縮と、施工コストの低減が可能である。また、柱間に梁を設けないことで、建物の利用可能空間の制約が低減させ、建築構造物の利用可能空間を拡大することが可能となる。
また、スラブの、ブレースの下端部が接続されている部分においては、ブレースの軸力の一部を負担するために、厚さを下方側に増加させた増打ちスラブ部となっている。このため、図6に示されるような、ブレース105の下端部の、下階層のブレース106による支持や、図7に示されるような、複数の支柱1141、1142間への絶縁装置115の介装、ブレース116へのダンパーの設置等の、特別な措置を行わなくとも、強靭な躯体を実現可能である。したがって、設計自由度を大きくすることができると共に、材料費、施工コストを低減することが可能となる。
また、スラブの厚さは、ブレースがスラブに接続されている増打ちスラブ部においてのみ、部分的に厚くするのみで十分であり、これにより、材料費、施工コストを低減することが可能となる。
このような構成によれば、ブレースに作用している軸力は、ブレースの下端部に接続されたアンカーボルトのせん断抵抗と、増打ちスラブ部の凹部におけるシアキーによるせん断抵抗により、スラブを介して当該階の柱梁架構に伝達することができる。また、ブレースの下端部が増打ちスラブ部を形成するコンクリートに埋め込まれているため、アンカーボルトの曲げ座屈を補剛することができる。よってアンカーボルトの本数を減らし、アンカーボルトの径を小さくすることが可能となり、材料費や施工コストを低減することができる。
また、ブレースの下端部は、アンカーボルトによって、厚さを下方側に増加させた増打ちスラブ部に接続されるため、アンカーボルトの定着長さの確保が容易となる。したがって、建築構造物の設計を容易にすると共に、地震力に剛に対抗できる強靭な躯体を実現することが可能となる。
このような構成によれば、ブレースに溶接された平鋼材の鋼材面を介してコンクリートに支圧抵抗力が作用することになり、ブレース下端部とスラブとの間の定着強度を高められる。したがって、柱材の脚部間に梁を架設し、その梁を介して柱材に抵抗させなくても、ブレースの下端先端部の定着性能を高めることで、ブレースの下端部をスラブに定着させることができる。また、工期を短縮し、施工コストを低減すると共に、建築構造物の利用可能空間を大きくすることが可能となる。
また、上記のように強靭な構造を実現することが可能であるため、図6に示されるような、ブレース105の下端部の、下階層のブレース106による支持や、図7に示されるような、複数の支柱1141、1142間への絶縁装置115の介装、ブレース116へのダンパーの設置等の、特別な措置が不要である。したがって、設計自由度を大きくすることができると共に、材料費、施工コストを低減することが可能となる。
このような構成によれば、2本のブレースが対向してV字状に配設されているため、一方のブレースに作用する軸力の一部を他方のブレースが負担することが可能となり、したがって、更に強靭な構造を実現することが可能となる。
具体的には、ブレース付き柱架構は、ブレースの下端部を梁部材に接合させるのではなく、ブレースの下端部をスラブ上面側に設けた凹部内に埋設させるとともに、ブレースに接続されたベースプレート(鋼製接合部材)をアンカーボルトで固着させる第1の実施形態と、材軸方向と交差するブレースの下端部の先端部分に平鋼材を溶接し、当該平鋼材を固定させる第2の実施形態である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態として示したブレース付き柱架構1の説明図である。図1に示されるブレース付き柱架構1は、対向する一対の柱材2(2A、2B)と、一対の柱材2A、2B間の柱頭部側に設けられた梁材3と、一対の柱材2A、2B間の柱脚部側に設けられたスラブ4と、上端部5aが柱材2A、2Bと梁材3との接合部に接続され、下端部5bがスラブ4に接続されたブレース5(5A、5B)と、を備えている。
スラブ4の少なくとも一部には、下面が下方向に突出するように厚さを下方側に増加させた、増打ちスラブ部6が形成されている。増打ちスラブ部6には、その突出した下面6dと、下面6dから上方に立上ってスラブ4の下面4aに連続する側面6eとを覆うように、下面6dと側面6eの内側に鉄筋10が配設されている。
主板部8bの下辺8dの両端点からは、下辺8dに対して垂直に2つの側辺8eが立ち上がっており、これらの両側辺8eと上辺8cの間には、側辺8eの上端から斜め内側方向に延びて上辺8cの端点で終端する斜辺8fが形成されている。後述するように、ブレース5は、その下端部5bが斜辺8fに対して取り付けられるが、このブレース5の取付角度に対して斜辺8fが垂直になるように、斜辺8fは形成されている。
鋼製接合部材8の、主板部8bの側面には、該側面に垂直になるように、複数の補助板部8hが接合されている。補助板部8hの下辺は底板8aの上面に接合されている。
増打ちスラブ部6には、複数のアンカーボルト11が、鉛直方向に、かつ、その上端が増打ちスラブ部6の底面6bから突出するように、埋設されている。アンカーボルト11の下端近傍には、アンカーボルト11に垂直に、鋼板11aが接続されている。図2(b)に示されるように、鋼製接合部材8の底板8aには、複数のボルト孔8gが開設されている。ボルト孔8gは、アンカーボルト11の位置に対応するように形成されており、各アンカーボルト11が対応するボルト孔8gを挿通するように、鋼製接合部材8は設置されている。アンカーボルト11の上端には雄ネジ部が形成されており、鋼製接合部材8の底板8aの上から、ナット12が螺着されている。このように、鋼製接合部材8の底板8aは、アンカーボルト11によって増打ちスラブ部6に定着されている。
以上の構成により、ブレース5の下端部5bは、増打ちスラブ部6の上面側に形成された凹部6aの底面6bに配置されており、ブレース5がアンカーボルト11によって増打ちスラブ部6に定着されているとともに、凹部6a内にはコンクリートまたはモルタル13が充填されている。
角型鋼管5eは、上記のように軸部に設置された時に、角型鋼管5eの、軸部に対して外側に位置する外側表面が、軸部の幅方向の端辺5kよりも突出するように選定されている。すなわち、隣接する2本の角型鋼管5eの、同じ方向に面する外側表面に対して凹むように、これらの間に位置する第1または第2の鋼板5c、5dによって、凹部が形成されている。軸部の、長さ方向における一定の位置には、この凹部を埋めるように、スペーサ―5fが設置されている。角型鋼管5eやスペーサ―5fの外側表面を覆うように、角型鋼管5eと略同一長さのカバープレート5gが、角型鋼管5eの長さ方向に延在して設置されている。
2枚の第2の鋼板5dの端部5lには、第2の鋼板5dを延伸させるように、スプライスプレート5iが設置されている。スプライスプレート5iは矩形形状の鋼板であり、第2の鋼板5dの端部5lにスプライスプレート5iの長さ方向略中央が位置して、スプライスプレート5iの半分が第2の鋼板5dの端部から突出するように設置されている。スプライスプレート5iは、ボルト等により第2の鋼板5dに固定されている。スプライスプレート5iは、各第2の鋼板5dの両側の表面に、第2の鋼板5dを挟むように設置されている。これにより、第2の鋼板5dを挟んで位置するスプライスプレート5i間には、隙間5jが形成されている。
図3(c)に示されるように、切込み5hと、隙間5jは、連続した空間を形成している。
第1及び第2のブレース5A、5Bの各々の下端部は、鋼製接合部材8を介して、増打ちスラブ部6に固着されている。すなわち、第1及び第2のブレース5A、5Bの下端部5bは、それぞれ、図2に示される鋼製接合部材8の主板部8bの斜辺8fに接続されている。第1及び第2のブレース5A、5Bは、図3に示される隙間5jと切込み5hに、主板部8bが格納されるように設置されている。第1及び第2のブレース5A、5Bは、主板部8bに対して、溶接や、ボルト、ナット15によって固定されている。
上記のように設置されることにより、第1及び第2のブレース5A、5Bは、V字状に配設されている。
次に、凹部6aの底面6bにモルタル層9を形成し、その上に鋼製接合部材8を、底板8aのボルト孔8gをアンカーボルト11の上端が挿通するように配置する。アンカーボルト11の上端にはナット12を螺着する。その後、凹部6a内にコンクリートまたはモルタル13を充填し、硬化させる。
最後に、第1及び第2のブレース5A、5Bを、上端部5aが第1及び第2の柱側接合部材7A、7Bの各々に、下端部5bが鋼製接合部材8の主板部8bに、それぞれ接合されるように設置し、溶接、ボルト・ナット14、15により固定する。
更に、本ブレース付き柱架構1においては、スラブ4の厚さは、ブレース5がスラブ4に接続されている増打ちスラブ部6においてのみ、部分的に厚くするのみで十分であり、これにより、材料費、施工コストを低減することが可能となる。
また、図6に示されるような、ブレース105の下端部の、下階層のブレース106による支持や、図7に示されるような、複数の支柱1141、1142間への絶縁装置115の介装、ブレース116へのダンパーの設置等の、特別な措置を行わなくとも、上記のように、強靭な躯体を実現可能である。したがって、設計自由度を大きくすることができると共に、材料費、施工コストを低減することが可能となる。
また、ブレース5の下端部5bが接続された鋼製接合部材8は、アンカーボルト11によって、厚さを下方側に増加させた増打ちスラブ部6に接続されるため、アンカーボルト11の定着長さの確保が容易となる。したがって、建築構造物の設計を容易にすると共に、地震力に剛に対抗できる強靭な躯体を実現することが可能となる。
本第1の実施形態は、梁を設けることなくブレース下端部を増打ちスラブ部に固着されるブレース付き柱架構であり、地盤面に接する地上1階に増打ち部を設ける場合には、増打ち部の外周囲の地盤も増打ち部の変形を低減させることができる。但し、本第1の実施形態は、地上1階に限定されることなく、地上2階以上のスラブの少なくとも一部に増打ち部を設けることでも、ブレースの下端部とスラブとの定着強度を高めることができるブレース付き柱架構である。
次に、図4、5を用いて、本発明の第2の実施形態として示したブレース付き柱架構20を説明する。第2の実施形態におけるブレース付き柱架構20は、ブレース21の下端部21bの接続先が、土間コンクリートではなくフラットスラブ22であること、及び、下端部21bが鋼製接合部材を介さずに、直にフラットスラブ22内に埋設されている点が、図1に示されるブレース付き柱架構1と異なっている。
図4に示されるブレース付き柱架構20においては、ブレース21の下端21bは、2階の床面となるフラットスラブ22の上面に接続されている。フラットスラブ22の、ブレース21が接続される部分には、凹部22aが形成されている。凹部22aの内部には、ブレース21の下端部21bが設置され、下端部21bを埋設するように、コンクリートまたはモルタル23が打設されている。
これにより、ブレース21の下端部では、ブレース材に複数の平鋼材21c、21dが溶接され、突出部が形成されていることで、ブレース21とスラブ22のコンクリートとの間の定着性能が高められるために、アンカーボルトを用いた定着構造を併用することなく、ブレース21に作用する軸力(圧縮力、引張力)がスラブ22に確実に伝達される。よって、スラブ厚さを下方側に増加させた増打ちスラブ部を設けることなく、地震力に剛に対抗できる強靭な構造を実現することが可能である。
また、上記のように強靭な構造を実現することが可能であるため、図6に示されるような、ブレース105の下端部の、下階層のブレース106による支持や、図7に示されるような、複数の支柱1141、1142間への絶縁装置115の介装、ブレース116へのダンパーの設置等の、特別な措置が不要である。したがって、設計自由度を大きくすることができると共に、材料費、施工コストを低減することが可能となる。
また、ブレース21に設置された平鋼材21c、21dがスラブ22に埋設されているため、ブレース21とスラブ22が一体化され、ブレース21が負担する軸力の一部をスラブ22に容易に伝達することが可能である。したがって、簡便な構造で、地震力に剛に対抗できる強靭な構造を実現することができる。
例えば、上記各実施形態においては、ブレースの上端部は梁材と柱材の接合部に接続されているが、これに代えて、ブレースの上端部が梁材に接続されていてもよい。
また、上記第1の実施形態においては、ブレース5の断面形状は矩形であったが、これに代えて、丸型などの他の断面形状を有していてもよい。更に、上記第2の実施形態においては、ブレース21の断面形状は円形であったが、これに代えて、図5(c)に示されるように、矩型などの他の断面形状を有していてもよいし、H型鋼などをブレース21として使用してもよい。
また、上記第2の実施形態では、図4と図5に示すようにブレース21の下端部21bはフラットスラブ22に定着させたが、ブレースが高軸力を負担し、ブレース下端部に設けられる複数の平鋼材とスラブコンクリートとの定着機構だけてはブレースを定着させることが出来ない場合には、フラットスラブ22に替えて、ブレースの下端部が接合されるスラブ部分のみスラブ厚さを下方側に増大させて第1の実施形態を構成する増打ちスラブによって、本発明のブレース付き柱架構は実現できる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
2 柱材 11 アンカーボルト
3 梁材 12 ナット
4 スラブ 13 コンクリートまたはモルタル
5 ブレース 14、15 ボルト、ナット
6 増打ちスラブ部 20 ブレース付き柱架構
7 柱側接合部材(ガセットプレート) 21 ブレース
8 鋼製接合部材(ベースプレート) 22 フラットスラブ
9 モルタル層 23 コンクリートまたはモルタル
Claims (4)
- 対向する一対の柱材と、
該一対の柱材間の柱頭部側に設けられた梁材と、
前記一対の柱材間の柱脚部側に設けられたスラブと、
上端部が前記梁材、または、前記柱材と前記梁材との接合部に接続され、下端部が前記スラブに接続されたブレースと、を備え、
前記スラブの少なくとも一部は、厚さを下方側に増加させた増打ちスラブ部が形成されており、
前記ブレースの前記下端部は、前記増打ちスラブ部に固着されることを特徴とするブレース付き柱架構。 - 前記ブレースの下端部は、前記増打ちスラブ部の上面側に形成された凹部の底面に配置されており、
該ブレースがアンカーボルトによって前記増打ちスラブ部に定着されているとともに、前記凹部内にはコンクリートまたはモルタルが充填されていることを特徴とする請求項1に記載のブレース付き柱架構。 - 対向する一対の柱材と、
該一対の柱材間の柱頭部側に設けられた梁材と、
前記一対の柱材間の柱脚部側に設けられたスラブと、
上端部が前記梁材、または、前記柱材と前記梁材との接合部に接続され、下端部が前記スラブに接続されたブレースと、
を備え、
前記スラブはフラットスラブであり、
前記ブレースの前記下端部には、材軸方向と交差する位置に平鋼材が溶接されており、
前記平鋼材は、前記フラットスラブ内に埋設されていることを特徴とするブレース付き柱架構。 - 前記ブレースは、V字状に配設されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のブレース付き柱架構。
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